クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
ハンドルの握り方・回し方
| クルマにまつわる四方山話 | 20:51 | comments(23) |

MiToやプントエヴォなどという「運転を楽しむ以外には用途がない」的なクルマに10年近く乗っていると、クルマの操作や、その結果表出してくる「クルマの挙動」という現象を身体で理解するだけでなく、頭でも理解したくなってくる(当社比)。操作(原因)と挙動(結果)という意味で一番最初に気付いたのはMiToに乗っていた頃のこと。「ハンドルをどのように操作すれば最も効率良く曲がれるのか?そもそもハンドルはどう握るのが正しいのか?」と疑問に思ったことだった。

自動車雑誌などをナナメに読んでいても、例えば「英国車らしく、背筋をぴんと立てて座り」とか「イタリア車運転のメソッドどおり、腕をほぼ真っすぐに伸ばしてハンドルを握り」とか、そういうことが書かれている。この「お国柄によって運転姿勢やハンドルの握り方が違うのか?」という疑問は輸入車や自動車運転にのめり込む過程の重要なマイルストーンだった。

ハンドルの握り方ひとつとっても、実はメーカーごとに言うことが違うのには驚いた。あるメーカーは10時10分と言ったり別のメーカーは9時15分と言ったり、つまり絶対解が存在しない。ハンドルを両手で握ることは基本だとしても、どこを握るかが千変万化なのであればこれはもう自分で探るしかない。そうやってMiTo、プントエヴォのハンドルを子細に撫でさすってみれば、やはり10時10分のようだ。ハンドルのサムレストの形状や、10時10分箇所のリム形状から考えてそう思う。そして旋回時は旋回内側の手でハンドルを引き下げるように回す。この操作で(加減速さえヘマをしなければ)プン太郎は一筆書きのように過不足なく旋回を終えられる。

また少しプン太郎との距離が縮まったな!と悦に入っていたのだが、特定の1台の旋回方法をマスターしただけで、すべてを理解できるほど自動車運転は簡単なものではなかった。以前アップした家人のシトロエン DS3のスタッドレスタイヤ新調に関するエントリーで、DS3の旋回挙動をうまくコントロールできていない記述がある。

DS3・冬のスタッドレスタイヤまつり2018・その4
 

また旋回動作もややクイックに感じる。鼻の入り初めが速い。「あ、回し過ぎ…?」とハンドルを回す腕が途中で止まる(あるいは躊躇する)ような場面を数回経験した。もっとも筆者がプン太郎とDS3の挙動差を体感して、修正するまでのわずかな距離で感じるだけだが。


16インチから15インチのタイヤ・ホイールへのインチダウンのせいで顕在化した可能性もあるが、実は過剰にクイックと思える旋回挙動は、筆者の操作が拙いせいでもあった。過日DS3を60kmほど運転する機会があり、その時もDS3の旋回挙動がギクシャクしていて、この時に「あ、こりゃオレの運転が下手なせいだ」と認識した次第。プン太郎と同じような運転、すなわち10時10分の位置から旋回内側の手でハンドルを引き下げると、引用テキストのように想定以上に旋回内側に鼻が入ってしまう。だからハンドルを止める。で、また必要になって回し足す。典型的なダメ旋回挙動。がっくし。

そこでいろいろ試してみた結果、DS3はハンドルを8時20分の場所を握り、旋回外側から押し上げるように回すとぴったりきた。往年のDS(UFOみたいなヤツ)に代表されるシトロエン車のハンドルグリップ場所は、軒並みここらしい。家人のDS3のパワーステアリングはやけに軽いなぁとこれまでも思ってきたが、8時20分握りでの直進の楽なこと楽なこと。10時10分握りでは手からの力が伝わりすぎてしまっていたのだ。そういえば古いシトロエン車のハンドルはステアリング軸から太い軸が1本ハンドルの下に繋がっているだけでではないか。あれは視覚的にも「下を持つ」のがしっくりくるようにデザインされた結果なのだ。
 


シトロエン DS


シトロエン SM


DS3も8時20分のリム形状は、手のひらではなく、指を引っかけるような形で握ると身体への負担が少ない。10時10分位置からハンドルを引き下げていくと軽すぎると思っていたパワステも、外側のハンドル下半分から押し上げていくためにわざと軽くしてあることが体感できる。

筆者が実体験しているメーカーごとの運転メソッドは、今回書いたフィアットとシトロエンのふたつだけだが、極端に言えばメーカーごとに存在するだろう。そしてそのメソッドは国民性や風土が時間をかけて醸成したものなのだろう。こういうことがわかるだけでも、運転はもっともっと楽しくなる。2018-2019年の冬は望外に雪が少なかった。さっさとノーマルタイヤに履き替えるか!

プントエヴォ・力まない、焦らない
| ABARTH PUNTO EVO | 09:16 | comments(20) |

プントエヴォの6MTは渋い。入りにくい。プラットフォームを共有するMiTo QVオーナーさんにも同じことを言う(書く)人がいるので、持病…とまでは言わないが、どうやらサプライヤー由来の「あるある事案」のようだ。筆者の愛車たるプン太郎の場合は、トランスミッションオイルを交換したらウソのようにスムースになった。しかしそれは「オイル交換以前と比較すれば」という話であって、フィールの絶対値が向上したわけではない(フィールの絶対値ってヘンな表現だな(笑))。
 


筆者は沢村慎太朗という自動車評論家のメールマガジンを購読している。このメールマガジンは週1回配信で、毎月最終配信号はQ&A特集、前時代的双方向通信である。筆者も折々に感想文のようなものを送っているのだが、このシフトの渋さに辟易していることを愚痴のように書いたところ、それが2019年1月24日号で質問として取り上げられるという僥倖を得た。乱文の一部を質問事項として切り取り、丁寧に返答してくれた。尊敬する人から直接返信をもらったようで大層嬉しい。

沢村さんからいただいたアンサーで曰く、シフトチェンジに力んでいないか?焦っていないか?と。欧州実用車のマニュアルトランスミッションは、一拍置くくらいのつもりで、前段から抜く、ゲートを移動する、次段に入れるという一連の動作をゆったりやるとぴったりくる。それは車両が開発された彼の地の交通状況から自然と生まれる味付けであり、動作なのだ、と。

まったく指摘のとおりだった。まず筆者は如何にスピーディーにシフトワークを行えるかだけを目標にしていた。それはおそらく英国車寄りのバイアスがかかった古参自動車雑誌や、古の自動車マンガ「サーキットの狼」に始まって、ビンテージ輸入車万歳な「GT Roman」などのマンガにいつの間にか刷り込まれた「電光石火のシフトチェンジ!」というイメージであろう。そういえば「グランプリの鷹」なんていうアニメもあったなぁ。由来はともかく、力んで焦ったアクションそのものが、プントエヴォのトランスミッションと相性が悪かったのだ。

実はこれまでに、前述のようなゆったりシフトチェンジをすることがなかったわけではない。偶然なのだが3速からスコッと抜けて2速へススッと入る動作を何度か体験してはいたのだ。「あれ?今すごくスムースにチェンジできたなぁ…」とその瞬間は思うのだが、すぐに「電光石火の(以下略)」が頭を支配してしまって忘却の彼方へ…。そのQ&Aをきっかけに1-3段のシフトチェンジをゆったりゆったりと心掛けてみたところ、少なくともシフトアップ動作に関しては、シフトがスムースなだけでなく、エンジンの吹け下がりのタイミングともぴったり一致していることが実感できた。ノブがゲートに吸い込まれるように入っていくのだ。意図的にそのシフト動作ができた時は、「ほらな」と笑いかけるアバルト実験部隊の人たちの顔が浮かぶようだった。会った事ないけど(笑)。明らかにエンジンの回転マナーとトランスミッションの動作は関連性を以てチューニングされていることが実感できる。こっちの勝手な思い込みで渋い渋いと言っていただけなのだ。

このゆったりシフトチェンジ動作を、沢村慎太朗さんは様々に表現を変えて伝えてくださったが、もっとも筆者にヒットしたのが「付点四分音符(前段から抜く)+四部休符(ゲート移動)+付点四分音符(次段に入れる)」だ。「付点四分音符+四部休符+付点四部音符で都合一小節」と。これは至言である。

件のそのメール、実はヨー起動とタイヤのスリップアングルとか、自転軸の前後移動を体感できなくて残念だ、という感想として筆者は送ったのだ。そちらも懇切丁寧に解説してくださったが、まだまだ体感にはほど遠い。自動車運転とは、知的でストイックな作業だということをようやく理解したにすぎない。千里の道も一歩から。

追記
この原稿を推敲している最中に、沢村慎太朗メールマガジンFMOは休刊してしまった。ご自身の体調不良と身の回りの不都合が重なり、最近遅配が重なっていて心配していた。復刊を切望するものなり。

沢村慎太朗FMO(モータージャーナル)


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プン太郎定期レポート#5_2019年2月
| 定期レポート | 18:10 | comments(16) |


●現在の走行距離
2019年2月21日現在50,008km。50,000kmを超えて、プン太郎はいよいよ中年の域である。

●パニックブレーキ
先日心ならずパニックブレーキ(に近い状態)をかけたのだが、停まりっぷりに少し違和感があった。制動かかり始めはOK。停止する瞬間もOK。なのだがその途中の「踏めば踏むほど速度が落ちる」領域がやや腰砕けな感じが。ABSなどの電制デバイスも働かなかったので、滑ったわけではないと思う。フロントブレーキパッドが限界間近か?と疑ったが、スタッドレスタイヤがブレーキが発生する制動力に耐えられなかった可能性もある。あぁ、もうスタッドレスタイヤ、やだ…。

●ストレージ
カッコつけグルマのアルファロメオ MiToよりも車内ストレージが少ないって、一体全体どーゆーこっちゃと思うわけだが、無いものは仕方ない。筆者は歳を取ってきたら乱視が進んでしまったので、度入りサングラスと夜間運転用メガネを車内に常備している。それぞれのケースに入ったこれらメガネと、スポンジを加工したスペーサーに挿す形でLEDハンディライトと耳かきをドアポケットに置いていた。が、ドアポケットの大きさはこれらを収めるにはギリギリなので、例えばサングラスをかけようとしてケースを取り出すと、スムースに戻すことができずイライラさせられていた。

なにも毎日こんなことでイライラすることはない、とある日気がつき、配置を変えた。なんとなくデッドスペースになっていたセンターコンソール頂上の半円形の蓋付きストレージに、耳かきとLEDライトを置くことにした。ストレージそのものはプラスティックだから金属製ボディのLEDライトが暴れるとガタガタ言う。取りあえず車内に当ても無く置いていたすべり止めシートをあてがったら大丈夫だった。
 


ブレててすみません


これら以外にも思いがけず車載物は増えているものだ。どうしても車内に置いておきたい地図帳を固定しておく方法がなく、センターコンソールとシートの間に挟んでいる。表紙/裏表紙が傷むんだよなぁ、これ。


 

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DS3・それは果てしない皿回し
| CITROEN DS3 | 22:55 | comments(9) |

久しぶりに多くのコメントをいただいた家人のFX問題。もちろんあれ以降も検討は続いている。
 
DS3・5年5万kmの壁
 
知見も経験も豊かな諸先輩方より多くのアドバイスをいただいた。ありがたいことである。だが結局のところ導入条件は変わっておらず、従って具体案の絞り込みも進んでいない。改めてその導入条件を記す。

1.欧州車であること
2.オートマ(セミオートマ)であること
3.中古車であること
できうれば車幅1,700mm未満であること


検討中、重要な前提条件が家人から提示された。家人にとって自動車運転は家事労働ではなく、趣味であり気分を上げることなのだという。うえーいだから効率や合理性は重要ではないのだそうだ。先のエントリーに国産車にも見るべきクルマはあるとか、条件さえ良ければ新車の方が…というコメントもいただいた。さらには怪しいタレコミメールまで頂戴したのだが、趣味のツール選びとなると本人の好みや意志以外に決断を下せる要因がない。

そこで改めて家人にカウンセリングを実施してみた。

★PSA車が好き!
プジョー・シトロエンのデザインが好きだ。

★新車は想定しない
自身の財務状況から300万円レベルの現金は動かせないし、ローンも返済がしんどい。乗り出し100万円程度の中古車がせいぜい。

中古車限定でA/Bセグメントのクルマを買うならば、確かに乗り出し100万円以下じゃないとお得感がない。では100万円で買える中古PSA車両とはどういうものがあるのか。インターネットで検索してみれば数百台ほどリストアップされるが、さすがにエグザンティアとか306レベルの、設計が80年代の個体は除外する。別の意味でフランス車の神髄を味わうことになりそうだしな。するとおおよそ00年代以降のモデルへ絞り込めるものの、それら個体には明確な傾向がある。つまり以下の仕様である。

・エンジンはBMWと共同開発した1.6リッター直4
・トランスミッションはAL4(かETG5)

考えてみてもほしい。家人がDS3から乗り換えを考えるきっかけになったトラブルの数々は、まさにこのエンジンとトランスミッション回りに集中しているのだ。次々に劣化する様々なシールのせいでどこからともなく消費されていくオイル。ソレノイドやセンサー類の低品質由来の度重なる不調。構造的に劣化が早いAL4。あお師匠のように常に先手先手でメインテナンスを施していけば、実はこれらトラブルと無縁で一生を過ごせる人もいるかもしれない(そもそも師匠は買わないだろうけど)。しかし家人はそうではない。「100万円で買える中古PSA車両」を買うということは、トラブルという名の皿を何枚も回し続ける「皿回し芸」のようなものなのだ

ということを家人に宣告した。

視点を変えてみよう。どうせDS3から乗り出し100万円のPSA車両に乗り換えるとしても、上記のようなトラブルを常に監視しながら乗っても2-3年だろう(車検は通してもあと1回)。だとすれば、腰を据えて10万km以上走っている現愛車のDS3を、修理して2-3年乗り続けるというのも、ほとんど同じ金額でできる対応である。

オイル漏れのある部分を徹底的にシールする。それを補助するプラスティック製のカバー(熱に弱く変形してしまい、シールの役目を果たせなくなる)を新品に交換する。豊富な症例を元に、ダメになりそうなソレノイドやセンサー類は予備交換してしまう。交換できるAL4パーツは新品に換える。なんなら褪せ切ってしまったルーフの塗装もやりなおす。それでも足周りはどうにもならないが、車検と合わせて50万円くらいでどうにかなるんじゃなかろうか。

車両感覚把握が若干アヤシイ家人には全幅1,600mm台の小さいクルマの方がより良い。試乗をしてみて500/パンダの両ツインエア搭載車は素晴らしいこともよくわかった。しかし家人はそもそもDS3に惚れ抜いているのだ。50万円でDS3に2年乗れるなら、実はそのことになんの不満もない、と家人は言う。そう言われてしまうと、300万円で現行DS3や現行C3と唱えても単なる夢物語だし、車両本体89万円の207、先代C3が家人のDS3よりも魅力的かというと「?」である。

かつてMiToで筆者が実行できなかった「オーバーホール」。家人がDS3で達成するのかもしれない。今乗っているDS3を50万円で2年延命。本人が満足するなら、これもひとつの解である。が、最適解かどうかは判じかねる。K店長、S店長に相談してみるか。
 

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プントエヴォで行く!大島・フェリー初体験
| その他のツーリング・夜活など | 22:56 | comments(13) |

冬期でも降雪が少なめな宮城県の太平洋沿岸、牡鹿半島、気仙沼市、唐桑半島は、ここ数年のお気に入りツーリング目的地である。だが、唐桑半島に囲まれる形で海に浮かぶ「大島」にはまだ渡ったことがない。なぜなら大島にはフェリーでしか渡れないからだ。フェリーと聞いて反射的に心配になるのが、船の入り口に不可避に発生するややきつい段差。プン太郎のアンダーカバーをこすってしまいそう。加えて乗船費用が当然発生する。これら障害に阻まれ、これまで大島は長女が学校の野外活動で渡ったことがあるきりだった。

ところが、宮城県によって進められてきた気仙沼大島大橋なる橋の完成が間近だという。

【宮城県】気仙沼大島大橋の開通について

当然フェリーを運行する大島汽船(株)は航路の廃止を決定。念願の本土直結実現を前に、島民には不安の声もあるという。

【毎日新聞】気仙沼大島大橋4月7日に開通 島民「航路残して」 フェリー廃止に不安の声 /宮城

かくも政治は難しい。しかしそういう話はこのブログでは扱わない。このブログで語ることができるのは、乗れなくなると聞くと乗ってみたくなる、ということだ。それにいつも眺めるだけだった大島から、唐桑半島御崎観光港がどんな風に見えるのかぜひ見てみたい。乗ってみようじゃあないか、フェリー。

今回の気仙沼までの往路は先日唐桑半島を訪れた際のコースとまったく一緒なので詳細を省く。面白みはゼロだが、フェリーの乗船時間に確実に間に合わせるために止む無し。事のついでに復路も同じにした。コースの詳細は以下のエントリーを参照いただきたい。

プントエヴォで行く!唐桑半島2019

さて筆者は「自分のクルマでフェリーに乗る」のは初めての体験である。フェリーに乗ったことはある。だがかつて青森-函館間を渡った時は、家人のDS3に乗ってのことだった。自分のクルマ、MiToでもプン太郎でもフェリーを利用したことはない。どうやって乗るの?何時に出港するの??という超絶初心者的疑問は、ここで一発で解決する。

大島汽船株式会社

公式サイトによると便数は豊富だが事前に電話予約する必要がある。考えてみれば当然だ。どんな大きさ/重さのクルマが何台集まるのか、事前にわからなければ制限のしようがない。決行日が近づいてきたので予約のために電話したところ、「お客様のお車の車名を教えてください」と言われる。いや、あなた、絶対アバルトだのプントエヴォだのわからないでしょ?とは思ったが、ご所望なので返答したところ、一瞬の沈黙があって(笑)「5メートル未満ですよね?」と。はいはいそうです、ということで無事に予約も完了し、当日は乗船時間(出港20分前)ぴったりに到着することができた。ちなみに乗船にあたっては港にあるフェリー案内所で乗船チケットを購入する必要があり、その窓口でも同じことを訊かれる。いや、あなた、絶対(以下略)。窓口では車検証の提示が求められる。実際のところ、大島へのフェリーを利用する運転手のほとんどが自分のクルマの全長や車重を答えられないだろう(営業車は除く)。筆者も全長の細かい数字は改めて確認しないとわからなかった。車重は1.2トンとすぐ答えられるのだが。

アバルト プントエヴォ
全長 4,080mm
車重 1,260kg

いずれもメーカー公表値





岸とフェリーを渡る鉄板の段差は思ったほどきつくなく、無傷のままプン太郎で乗り込めた。小さなフェリーではあるが、乗ってみると感慨深く色々楽しい(笑)。片道25分だから、常連さんはクルマから降りないようだ。だが大島フェリー初体験の筆者はデッキをうろうろしたり客室の椅子に座ってみたりとフェリーをエンジョイ(笑)。そんな風にしているとあっという間に大島に到着。
 


大島大橋と
大島からのフェリー


大島上陸はちょうど昼時。空腹であり港近くには飲食店があるのだが、島内には民宿がいくつもあるし、食堂もいくつもあるようだ。大島という名前ではあるがそれほど大きな島ではないので、まずはぐるっと回ってみることにする。えーっと、どっちに行こうかな。大島の北半分は亀山という山で、そちらは道路も狭いようなのでまずは南から。
 


ざざーん!(波の音)10分も走らずに南端の龍舞崎に到着。ちょうど気仙沼到着あたりから陽が出てきて助かった。海岸だから寒いのだ。道中、意外やごく普通の住宅地。住宅地というよりは集落か。とにかく家の数が多くて驚いた。ど平日の真っ昼間だから、たまにいる通行人も高齢者ばかり。観光地らしく、要所要所に駐車場があるのはありがたい。
 




しかし龍舞崎からの眺めは、思ったような唐桑半島ビューではなかった。島の東側を少し北上して到着した小田の浜は工事中。重機やプレハブ小屋はあるのだが人がいない。なので砂浜ぎりぎりまでプン太郎で乗り付けてみる。
 




驚くべき
汚れ具合


唐桑半島がきれいに見えるのだが、うーん、どうもちょっと違う…。御崎観光港から見ている大島はどの角度なんだ??というところで時間切れ。いや、単に筆者の空腹が限界を超えた。小田の浜からさらに1分ほど北上したところにある食事処はま家という食堂にIN!海鮮を中心に心そそるメニューがいくつもあったが、はま家定食1,100円を注文。
 


海の幸が満遍なく味わえる趣向


満腹になって島内冒険を続行。亀山へ向かって標高を上げて行く。…と言っても本当に10分も走らない。狭い島なのだ。亀山展望公園という表示はあるものの「この先自動車の転回場所はありません」という看板が。「そんなことはないだろう」と思いつつも、これまでプン太郎に強いてきた未舗装路走破などの狼藉を思い起こすと気が引ける。あきらめて公園入り口のY字路分岐点でUターンして目の前のパノラマに初めて気がついた。なんと亀山から御崎観光港がはっきり見えるではないか!唐桑半島側から見ると、大島はほとんど横並びに見えるのだが、実際はずいぶん南にずれているのだなぁ。島の北側を眺めていたのだ。
 


大満足して港に下ってくると、ちょうど帰りのフェリーの乗船時間だった。1番乗りだったので船先にプン太郎を停める。クルマに乗って洋上を進むのはシュールな眺めだった。
 


往路のフェリー出港から大島を出港するまで、ちょうど2時間。島内の滞在は1時間35分だった。この滞在時間の長短をどう捉えるかは人によると思うが、筆者にはちょうど良かった。

気仙沼港に戻りR284で一関方面へ向かう。前述のとおりK18、K218、K295で登米市東和町へ戻るルートも先日と変わらず。道中の景色の美しさも変わらず。特に帰路に着いたのがいつもよりも1時間ほど遅い時間だったので、西からの日光に照らされるK18やK218周辺の山々が美しかった。
 


約10時間/334km


大橋が完成すれば確かに気軽に大島に渡れる。筆者自身きっと再訪もするだろう。しかしフェリーののんびりした空気は忘れがたい。ノスタルジーや旅情だけの問題ではなく、気仙沼市内を大きく迂回せざるを得ない大橋でのルートでは、不便を強いられる島民も少なからずいるだろう(島内のお年寄りの自動車運転は実に危なっかしいものだった)。フェリーによる大島往復は、言わば気仙沼固有の文化なのだと筆者は強く思う。だが運転免許を持たない島民の人口の割合が1割程度なのであれば、大橋が「島民の半世紀に渡る夢の実現」であることはあながちウソではない。しかしフェリーとは異なる形で海路を保持することもまた、必要な話ではあろう。

「文化」とは一見無駄に思えることがある。それは無くなってから初めて不可欠だったことがわかる。

DS3・5年/5万kmの壁
| CITROEN DS3 | 20:13 | comments(14) |

家人のシトロエン DS3が微妙なことになってきた。エンジンとトランスミッションが病気がちである。ってそれ、けっこう致命的なのでは…??

家人のDS3の不調は以下のとおりである。

・アンチポリューションシステムのエラー頻発
・エンジンの不調。なんとなく元気がない
・トランスミッションが1-2速のシフトアップ時にゴッという抵抗がある
・左リアサスペンションから動作時に異音発生


これまでは散発していたこれらのトラブルが、10万kmを超えたとたんにまとめてやってくるようになった…という印象だ。特に搭載しているオートマ、AL4は故障の巣窟として宇宙にその名を轟かせている。昨年はプラグが1本突然死するなど、筆者に比べて耐性の低い家人は、出先で立ち往生が一番怖いのである。加えて2019年5月は4度目の車検。

つまり、まぁ、有り体に言って、乗り換え時である。

ここ1週間くらい、じゃあ乗り換えるなら何に?と盛り上がってきた(薄情)。家人の乗り換え車種の要件はシンプルに以下のみっつである。

1.欧州車であること
国産車に欲しいクルマが無い。かと言ってアメ車とかアジアのクルマでもない。

2.MT不可。オートマかセミオートマ限定
限定免許なのではなく、本人が「もうマニュアルは運転できない」と思い込んでいる

3.中古車
新車という可能性を全否定はしないが、ローンを組むとしても今から300万円とかはキツイ

これらに加え筆者は「横幅1,600mm台であること」を加えた。条件1-3だけだとある意味茫洋、もしくは抽象的で絞り切れるものではない。が、横幅1,700mm未満、つまり5ナンバー枠となると、途端に選択肢が減ると思いませんか?みなさん。

家人は空間把握能力があやふやなところがある。「地図の読めない女」と言って、一般的に女性は空間での位置把握が苦手であると言われる。家人の場合、DS3運転時の空間把握に苦労している理由の何割かは、DS3の横幅が広いことに起因していると筆者は睨んでいる。特に左側面の把握はやりにくいらしく、走行時の車線内の自車位置決めなどは安定していない。以前駐車場内での切り返しで左鼻先を壁面にこするという事案もあった。

愛だけでは乗り越えられない壁もある、ということだ。

そこで横幅1,600mm台のクルマということになる。具体的に、まず家人本人はプジョー 206(W1,670)に強烈に憧れていたという事実がある。当のDS3購入時、フィアット プント(2代目・鉄仮面 W1,660)からの乗り換えには赤い206がいいと思っていたという。だがその時我が家にはすでにロッソに輝くアルファロメオ MiToが在籍していた。「家に赤いクルマが2台じゃ…」と、諦めたらしい。

前提として中古車上等だから今度こそ206か?と思う家人ではあったが、考えてみてもほしい。すでに2世代前のクルマである。熱烈な愛好家のみなさんに言っちゃあ悪いが、2019年にDS3から乗り換えるクルマではない(RC物件なら別。しかし前述のとおり家人はMTアレルギー)。K店長も言下に「…206はヤメましょ…」とにべも無い。かと言って同門207(W1,750)は基本的にDS3と同じクルマだし208(W1,740)でも横幅問題を解決してはくれない。もっとも順当な乗り換えプランの最右翼、現行シトロエン C3(W1,750)も同様である。

たまたま直前にチェロキー騒動があったばかりで、筆者は乗り出し30万円とか50万円の草臥れた中古車を2年限定で乗る継いでいく…というプランにお熱だった(笑)。そこで初代パンダ(W1,495)なども検討してみたものの、さすがに初代は…と家人がビビってしまいボツ。しかし今から300万円とかの金額をローンで…というのもキツイと言えばキツイ。となると浮上してくるのは500(W1,625)、あるいはパンダ(W1,645)の両フィアット現行車であろうか…。

ここまでが家庭内検討委員会での検討内容である。パンダでも500でも、現物を家人が見てみないことには始まらない。あわよくば試乗させてもらいたい。連休中でごった返す(株)イデアルさん卸町に夫婦で突撃。まずはDS3の病状確認をお願いする。診断と見積の結果は以下のとおりだった。

P15A0 油圧調整不良
P15A6 油圧調整不良
P0011 INカムフェーズシフタ不具合

●オイルポンプ交換 技術料 21,600円
V764737680 ENGINE OIL PUMP 39,800円
LBETNFD INEO FIRST OW30 10,350円(@2,300円*4.5)
9818914980 OIL FILTER 1,600円
0000031338 DRN PULG GASKET 100円

●IN VVTソレノイド交換 技術料 6,000円
1628924280 SOLENOID VALVE 13,300円

●AL4、1-2速シフトアップ時のゴッという衝撃 エラー入力無し
ATF交換 技術料 12,000円
00009730AE OIL DRUM 1L ATF 4HP20/AL4 18,000円(@1,800円*10リットル)

計 122,750円
消費税 9,820円
見積額合計 132,570円
 


この画像の右隣では絶賛建築工事中。
なんとDS仙台ができるのだ!祝!!


ピットに入庫中に、忙しいK店長を捕まえてかくかくしかじか。K店長の奥様グルマの207もまったく同じ症状だという。その対処方法や究明したそれらの原因など教えていただく。詳細は書かないが、大ざっぱに言えば起こるべきことが起こっている、と言えよう(泣)。で、乗り換えるとしても横幅が1,600mm台のクルマが良いんだけど、何かないスか?「そんなの500しかないじゃないですか」。唯一心配なのがデュアロジック(フィアット車のセミオートマ)。試乗できます?「あ、良いですよ、すぐ用意します!」ということで時ならぬフィアット 500ツインエアの試乗が叶った。
 


助手席はK店長


デュアロジックの入念なレクチャーを受けてから出発。筆者は敢えて後部座席に座ってみた。うーん、狭いし頭がつっかえるね。大人だと30分がいいとこ。しかしリアシートでも剛性感が高いことがわかる。家人はツインエアの「ドコドコ」振動と騒音に驚いていたが、「これはこういうエンジンなんです」というK店長のロジカルな説明と、筆者の「この振動がいいんじゃない!」のハーモニーにすっかり洗脳され、「これ、いい!」と。しめしめ。実際後部座席に座っている限りでは、AUTOモード時1-2速シフトアップ時の空走感はかなり影を潜めたと感じた。筆者が運転すればまったく問題ないだろう。車両感覚もこのサイズならより掴みやすいはず。後部座席の件以外は申し分なしだ。

同じプラットフォームとエンジンで、同門のパンダという選択肢もある。いずれ老齢の親を病院に送り迎えするかもしれない現況を鑑みれば、500よりもむしろパンダである。中古車売り場に並ぶパンダに着席した家人は「内装の組付けが思った以上にちゃんとしてるし、デザインもかわいい」とパンダも射程圏内に入ったようだ。しかしK店長は中古車としてパンダを買うことに対しては乗り気ではない。要約すると「パンダくらいの価格のクルマは中古で買ううま味が少ない」ということだ。A/Bセグメントのクルマなら、がんばって新車を買う方が結果的にリスクヘッジにもなる理論。自動車の寿命は10年/10万km、これは実感として間違いではないと思う。となると5万km走った中古車は、人間で言えば40歳くらい。つまり体力も落ちてくるし病気のリスクも高まってきますよ、と。新車か中古か、5年/5万kmの壁と言えよう。

筆者はこのK店長のトークは、動画で撮るか文字起こしをして新人セールスマンの教材にしたら良いと思った。なるほど、一理も二理もある話ではある。しかしだからといって50万円の予算が突然250万円に増額とはならないわけで。ま、家人が乗り換えにいくらの予算を考えているのかわからないのだが(笑)。

帰宅途中のDS3の車内で検討委員会の第2回会合が急きょ招集されたが、そんなすぐに結論は出ない。

・やはりコンパクトな車体のクルマが良いようだ
・新車を買う=ローンを組めるのは元気で働いている今しかない
・DS3に特段の不満はない


一番安上がりなプランは、灯台下暗し、DS3を13万円で修理して何事もなく今後も乗ることだ。少なくとも5月の車検まではそれで行けるだろう。だが車検とその周辺の費用に今回の13万円を乗せれば、支払いは30万円を超えることは間違いない。それを家人がどう考えるか、である。

家庭内検討委員兼ヤジウマたる筆者は、パンダツインエアが来たら嬉しい。本音はパンダ4X4(5MT)だが、残念ながらそれはまずあり得ない。それだけが残念だ。

大河の下流にて
| クルマにまつわる四方山話 | 18:28 | comments(5) |

先日上梓した「チェロキーを買い増すかもしれない騒動」が沈静化して改めて考えたこと、つまり「どうせ買い増すならプントエヴォとは極端に違うキャラのクルマがいいよね!」問題。当該エントリーにalfa_manbowさんがコメントしてくれた「プントエヴォに買い増すならもっと違うキャラの方がいいんじゃない?」という問いを考えてみたい。
 


買い増し…だと?
と険しい表情の
プン太郎さん


筆者はアルファロメオ MiToに8年半乗り、そこからアバルト プントエヴォに乗り換えて1年が経つ。このブログを多くの読者がご存知のように、MiToもプントエヴォも大元を辿れば、それはフィアット グランデプントというBセグメント実用車のシャシーとメカニズムから派生したモデルである。微妙な差異はあるもののカッコが違うだけで全部同じクルマと言っても過言ではない。
 


I'm Your Father.
no-----!


2018年、少し古いアルファのクルマを運転する機会が立て続けにあった。具体的には147、155、156だ。駆動レイアウトはどれも直4ガソリンエンジン横置きの前輪駆動であり、モデル同士のエンジンバリエーション展開も近しいものがある。何よりも「フィアット傘下に入り、シャシーやメカニズムを共有せざるを得なくなった」という意味では、これらFFモデルはプントエヴォまで連綿と続く一本の大河である(Cセグメントのジュリエッタも含めて良い?)。どうせ古い(=安い)クルマを買い増すなら、そういう構図から外れているモデル、具体的にはFRの75など、その方が所有体験、運転技術向上のためには良いのではないか?とmanbowさんは言っているわけだ。そしてこのように考えている読者も多いと想像する。

そう言われてしまうと、反論は確かに難しい。
 






これは155だけど、
この個体は運転してない


運転させていただいた155はこちら。
ちなみにモデル名は155じゃないから!


しかし同時にこうも思う。147、155、156のどれでも、乗ってみれば個々のモデルに興味深い違いと個性はしっかりあって、どれも実に楽しい。なにしろMiToとプントエヴォだって、その違いは歴然とあるのだから。そもそもこの頃のアルファ各車にはちゃんと「おお!アルファロメオ!うーん、イタリアンデザイン!」とニヤけてしまう内外装の魅力がふんだんにある。見た目や質感という観点だけでなく、肝心な動的性能もそうだ。一般的に80〜90年代のアルファは「踏んでもスピード出ない」「実は止まらない」など、現代では「機敏に走らせることが難しいクルマ」ではある。だが逆説的に、それは「ちゃんと速く走らせられるオレ」を獲得するチャンスでもある。155を速く走らせられるとしたら、そのドライビングスキルは相当なものだと思う。内外装の見た目の気持ち良さに耽るも良し、真剣に運転技術向上を目指すも良しとくれば、「オレはイタ車を買ったぜ!」な満足感は00年代以降のアルファ各モデルを圧倒していると思う。

だってさぁ、てるてるコヤジさんだってジュリエッタに乗りつつ147は最高だったとか言ってるわけじゃないですか。manbowさんだってMiToからジュリエッタに乗り換えつつ155や156を買っちゃうわけじゃないですか。なんなら群馬のあるはめろめさんなんか155を2台も所有してたじゃないですか。めろめさん、お元気なのかなぁ。

147、155あたりから筆者が現在乗るプントエヴォまで、その源流は同一である。が、それぞれの支流の水質も流れも違うし、広がる景色も違う。筆者はその違いを楽しむことができるし、このブログをお読みの諸姉諸兄も同様だろう。だから筆者がいつか90年代アルファのどれかを買い増ししても「どうせなら75とか1300GTとかの方がいいのに」とか言わないで、いっしょにツーリングなど付き合っていただきたい。

 

JUGEMテーマ:ALFA ROMEO

 

プントエヴォで行く!春爛漫なのに危険な福島K107
| その他のツーリング・夜活など | 21:18 | comments(9) |

本格的に年度末を迎え、人並みにジリジリと忙しい日々を過ごしている。だからこそ!だからこそツーリングに行くべきなのである。今回は雪に縁の無さそうな福島県に行くことにした。厳密に目的地を決めず、筆者の持てる県道スキルを駆使することが最優先。もし疲れたらどこかで東北自動車道に乗ればいいや、くらいの軽い気持ちで自宅を朝8時に出発。
 


K31で村田町へ


仙台市→村田町→大河原→角田・丸森(ここまでが宮城県)→伊達市梁川…というイメージ。村田・大河原間は先日の丸森ツーリングで初踏破したあのコースを復習。詳細はリンクを張った丸森ツーリング記事内のGoogleMapデータを参照していただきたい。平坦だが左右のコーナーが適当にちりばめられた良道。何よりも交通量が少ない!これ重要。

途中、R4を渡ったセブン‐イレブン大河原東新町店でお茶など買い、目的地候補と経路を考える。もっとも遠い候補地は三春町、あるいは本吉・柏屋食堂だろうか。しかし頭がしゃっきりせずどうもピンとこない。まぁ霊山あたりまで下ってからまた考えるか。と腹を括ったのは良いが、そろそろガソリンが無い。出先で給油すること前提で出発したのだが、大河原付近のR4をガススタンドを探しながら南下するのはイヤだなぁ。そこで福島県に入ってすぐの伊達市梁川を目指してみることにした。あの辺にならシェル石油のSSがあるだろう。
 




再び丸森ツーリングコースの再現。仙南クリーンセンターまでは同じコースだが、すぐ先の熊野神社で右折。この仙南クリーンセンター付近からR113まで初踏破するK110が素敵だった。山里ぐいぐいコースである。R113をほんの少しだけ西進して次はK232でさらに南下。
 


このK232も初踏破だと思っていたが、見覚えあるK105とのT字路へ。ということは、かつてR349ブームの頃に何度か走ったことがあったのだな…。いやー、サタゴブしちゃってメンゴメンゴ(ミュージシャン用語:ご無沙汰しちゃってごめんごめん、の意)。
 


このT字路に佇む雑貨屋さん、何か買い物をしたわけではないが、その店構えはなかなか忘れ難いものがある。山間を文字通り縫ってK105、K24を下り、R349へ合流。あとは西進すれば伊達市梁川へ一直線(かなり蛇行するが)である。
 




無事に梁川へ走り抜けたのは良いが、いよいよガソリンがピンチである。梁川繁華街には昭和シェル石油のスタンドは見当たらない。阿武隈急行・梁川駅前の駐車スペースにプン太郎を停め、Googleで店舗検索。もっとも近いのが鈴幸商事(株)が営む「昭和シェル石油 保原SS」であった。選択肢が無いのでGoogleMapに案内してもらう。効率最優先のGoogleMapなので再びR349を走らされる。基本的に住宅街をつっきる直線道路、かつ交通量も多い。いやー、つまらん、この区間。ようやくSSに近づいたら、なんだ、伊達の市街地じゃないか。伊達市街地も昭和ムード溢れてて悪くない。ようやく保原SSに入店。

かつてこの近辺から霊山に抜けようとして、極上ワインディングに迷い込んだことがある。ぜひもう一度走ってみたくてこの日もチャレンジしてみたのだが、残念ながら辿り着けず。しかも早々にR349に戻ってしまい、そのまま霊山町内に…。あぁ、冴えない。霊山からは順調で、小国を経てK51、K40で無事に飯野町内のK40とK39の交差点へ。

この交差点を南に曲がれば、引き続きK40を南下して三春町まで行ける。直進すればK39で二本松…ん?二本松?そこでピンと閃く。「二本松市内を横断して岳温泉へ行こう!そうすれば成駒でソースカツ丼も食えるしな」。ということで目標は食事処成駒に決定。K39を西進することにした。

あに図らんや、K39は2016年にDS3で走っていた。実はK39のこの区間、走ったのはあの時一回こっきり、しかも雨天だったこともあり記憶が曖昧なままだった。以来「あの阿武隈川沿いの道は一体どこだったんだろう」とぼんやり考えていたのだが、ここだったのか!!
 


そう言えばあの時も二本松を目指して走ったのだった(郡山に行くために東北自動車道二本松ICに向かっていた)。あーあーそうだったそうだった。すっきりしてプン太郎を進める。国土交通省謹製青看板を目印に走ったので、大きめの道を走らされてしまう。交通量が多い上に対面通行で右折車が多くて止まってばかり。唯一こんなお店のこんな看板が楽しかった。
 


そば・うどん・ソースカツ丼なのに
cafe風なのか…??


安達(安達ケ原の鬼婆の安達)を通り抜けて二本松市街地へ。この辺は勝手知ったる感じ。市街地を横断しR459で岳温泉へ。
 


安達太良山万歳


自宅付近は曇っていたのだが、福島県内はまさに小春日和。岳温泉までも好ペースで進む。二本松市街地から岳温泉までは30分くらいだろうか。仙台市街地と秋保温泉・作並温泉くらいの距離感である。成駒屋へ無事に到着。11時半過ぎなのに意外や混んでいる。ここでの食事はじゃるさんとふたりで食べて以来だから…、なんとあれは3年前のことなのか…。
 


R459もこの辺は美麗


食事処成駒
(二本松市岳温泉1-115-1)



ソースカツ丼(ロース)1,100円


ボリューミーな成駒屋のソースカツ丼で腹を満たし、岳温泉からはいったん土湯峠を目指す。土湯温泉→K5フルーツライン→飯坂温泉→国見→宮城県・七ヶ宿という魂胆。R115に合流するためにいったん道の駅つちゆを目指すのだが、岳温泉から標高を上げて行くとさすがに路肩の雪も多くなる。前走車がバシャバシャはね上げる雪どけ水を浴びながら土湯温泉まで下る。
 




あずま総合運動公園をかすめつつK5フルーツラインへ。そのまま桑折町・飯坂温泉を通り抜け国見町へ。お腹いっぱい過ぎて苦しい…(笑)。フルーツラインはそこそこ交通量も多く、満腹と掛け合わせると眠気指数上昇の危険ルートである。なんとか桑折町へ抜けると、休憩する意味も兼ねてJR桑折駅前にプン太郎を停め、この先の経路を検討するため地図帳を開く。

通常なら国見からK46で七ヶ宿まで抜けるルートが鉄板だが、よく見るとK46のもう少し北側にK107という怪しいワインディングロードがある。ほほう。冬期にそんなルートが走れるとも思えないが、今季の雪の少なさを勘案すれば、奇跡の大逆転もあり得るのでは?ということで、K46の角、旧小坂小学校の交差点から右折し、農道を走ってK107を目指す。新幹線高架と東北自動車道で大分景観を乱されてしまったと思しき里山ルートである。
 






初春を絵に描いたような里山ルートを走っていたので本気でミラクルを信じかけていたのだが、世の中と東北の冬はそんなに甘くない。今年最初に喰らった通行止め看板には4月21日までと書かれていた。2019年中には走破したいものだ。仕方なくとぼとぼと(クルマだからとぼとぼという表現はヘンだが、気持ちの様子を表しているとご理解いただきたい)K46に戻る。まずは七ヶ宿まで行こうではないか。
 


萬蔵稲荷神社


ウィンターマックス01の
停止機能を検査してみました


七ヶ宿から仙台に戻るコースは大きく分けてふたつある。K51で遠刈田温泉へ抜けるコースと白石からR4(とその周辺県道)のコース。往路で村田→大河原コースの復習をしたので、復路も復習に当てる。すなわち白石から広域農道コスモスラインを北上し村田町へ抜ける。あ、ちなみに七ヶ宿の下戸沢宿で、例のK107の宮城県側の入り口を確認してみたら、幅員狭く土砂崩れの恐れがあるので通行止め、という看板が立っていた。
 


福島側からは来れるのに?どういうこと??帰宅後Googleストリートヴューで見られるところまで見てみたら、K107は未舗装だった…。あぶねー。鬼首・最上ラインの悪夢再びのところだったぜ。
 


村田町へ抜け、「1回のツーリングで同じ道を走らない鉄則」に則り、川崎町へ。みちのく公園休憩所でひと休み。
 


秋保温泉に抜け仙台市天文台の前を走り抜け、無事に帰宅。
 


愛子(あやし)大仏。
仙台はいろいろ大仏があって
みうらじゅん的に楽しい土地だと思います



7時間半/276km


生業が忙しい時期のツーリングに時々あることなのだが、走っている最中に「あの案件、返事来たかな…」とか「次に出勤したらアレとアレはやっつけないとな」などと、つい仕事モードに入ってしまう。今回はちょっとそのケがあった。よろしくない。身体は好調でも脳みそのリソースが仕事に不法占拠されている感じ。その他に寝不足もあったとは思うが…。帰宅後ちょっと昼寝。起きたら仕事のメールが入っていて急きょ電話で打合せ。イヤーな覚醒をしてしまったぜ。福島県道ツアー、リベンジせねばなるまい。

 

JUGEMテーマ:ABARTH

 

さらばチェロキー
| 次の1台 | 20:55 | comments(10) |

先日、ちょっと楽しい経験をしたのでそのことを書いてみたい。

筆者の自宅からほどなく走ったところにYという自動車工場がある。自動車工場だが中古車も並べている。その中古車ラインナップが少し変わっていて、国産車・輸入車のちゃんぽん。しかも輸入車は北米ものが多い。2019年の現在もハマーやエスカレード、ダッジ チャージャーなど。ベンツやBMWも並ぶことは並ぶが、想像してみてほしい、ハマーとBMW3のツーリング、チャージャーとベンツのシャコタンEクラス、どちらが目立つだろうか。ハマーだのチャージャーだの並べている段階で、仙台ではすでに目立つ店構えということになる。そしてそれらの個体はいつの間にか入れ替わっている。回転が早い。

そして並んでいるクルマには販売価格や年式、走行距離を示す例の看板が一切付いていない。業販オンリーということか。もしくは勇気あるチャレンジャーが「あのー、あれ、いくらなんですか?」と訊いては買っていくのだろう。実態はともかく、つまりそういう店構えであり、素人が気軽に入っていけるお店ではない。

その店頭にジープ チェロキーが1台ある。90年代初頭の、直線だけでデザインされているが如きあのモデルだ。しかも色が珍しい。アルファロメオで言えばヌヴォラブルー。水色。わざとらしいオーバーフェンダーにややリフトアップされたと思しき足周りと極太タイヤ。手を入れていることは一目瞭然だが、やりすぎてはいない感じ。それが足掛け3年くらい放置されている。ほぼ毎日のようにYの前を走る筆者は、「おいおいあのチェロキー、さっぱり売れないな」と目が行くようになり、珍しい水色といかにもアメリカン4WD的なルックスがだんだん好ましいものに思えてきた。愛読するマンガ「Black Lagoon 広江礼威著」のあるエピソードで印象的に描かれていることもあって勝手に親近感もあった。毎日毎日目にしているうちになんだか情が移って行く。冬期、積雪や路面凍結で愛車を傷めてきた筆者が、積雪対策にチェロキーとの8輪体制を夢想し始めるのにそれほど時間はかからなかった。アプローチ/デパーチャーアングルがしっかり確保されたSUV系が1台あれば、積雪する冬の仙台も安心なのに…。

いったいあのチェロキーはいくらなんだ??

別に経済的に楽になったわけではないが、主に子育て方面への出費の見通しが立ってきたこともあり、格安オンボログルマを購入するだけならなんとかなりそうじゃないかというムードが、2018年頃から筆者の中に漂い始めた(維持費はまた別の話だが世知辛いことはいったん忘れよう)。そうしているうちにも屋外展示のチェロキーは風雨に晒されている。爾来「あのチェロキーはオレが買って保護してやるべきなのでは」という念が頭を離れなくなってきた。団地内の月極駐車場をそれとなく物色したりして。

さてここまでがイントロである。パット・メセニーのMinuano(という曲のイントロ)並に長い。先日、我慢できずにとうとうYの門を叩いた。ファクトリーと隣接する事務所ではふたりの従業員が談笑していた。きっと奥のデスクに座っているのが社長なのだろう。手前のソファに座っている若い従業員に訊いてみた。「あのー、あの青いチェロキーは売ってるんですよね?」なにしろ数年も置きっぱなしなんだからまずはそこから確認だ。するとふたりは顔を見合わせ、

や、アレは売ってないんですよねー(笑)

ときた。マジか!「え?売ってないのに並べてるんですか?」すると奥の社長らしきお兄さんが口を開いた。

「あれは知りあいのクルマを預かってるんです」
「ええっ?でもずいぶん長いこと置いてるじゃないですか」

するとふたりは笑って、「乗ってないですねぇ(笑)。いくらなら買います?」と返してきた。知りあいのクルマ売っちゃうのか??「つーか、あれ、何キロくらい走ってるの?チェロキーの相場もけっこう幅広いじゃないですか」。筆者のネット調査によれば5-6万km走行の個体で130万円くらい、7-8万km走れば100万円前後という感覚である。

「相場を確認してみましょうか」と若い方の従業員がささっとネット検索し始めた。薦められて隣に座って見せてもらったが、初めてみるサイトだ。訊くと業販専門のサイトだという。なるほど、個体の最初の画面には値段が表示されておらず、業販番号●●番とだけ表示されている。ほほう。

「高いっすね!チェロキー」

はっきりとした相場感は素人の筆者には掴めないが、どうもあの真四角世代のチェロキーは徐々に価格が上昇しているような。結局90年代後半からはグランドチェロキーだけでなく、チェロキーまでも高級SUV路線として丸みを帯びたプレミアムな見た目(笑)にシフトしたようだ。コンパスもまたしかり。レネゲードはまるでデカい日産 キューブみたいだが、やはり角張っているわけではない。つまりデザインフィロソフィー切り替え直前、角張ったチェロキー最後の世代と言えるのかもしれない。しかも例のヌヴォラブルーは限定車らしく、少なくともそのサイトでは同じ色の個体は見つからなかった。結局いくらが適切なのかよくわからん。

お兄さんふたりはあの個体よりももっといいチェロキー、探せばありますよというムードだったので、筆者の状況を開陳してみた。アバルト プントエヴォに乗っていること、そもそもSUV系には興味がないこと、毎日のようにあのチェロキーを見ているうちに「オレが保護してやらなきゃ」という気持ちになってきたこと、30万円くらいならがんばれば買えそうだということ。

驚いたことにお兄さんたちはアバルトを知らなかった(笑)!業販サイトで検索して出てきた500/595を見てようやく「あー、あー」と(笑)。オレが乗ってるのはこれね、とプントエヴォを指さすもまったく知らないようだ。クルマのプロのこの反応自体が新鮮だ(笑)。

訊けば現オーナー氏はかなりあの個体が気に入っているらしく、自分で直し直し乗ってきたとのこと。ちなみに走行距離は15万kmを超えている。逆にそんなに愛情をかけていた個体(の割りには数年放置だが(笑))を、筆者のような「とりあえず2年乗れればいいか」的な愛のない乗り方をする者が乗っていいのか?なんか急にあちこちガタが来るんじゃないか?オーナーのそういう心根や態度をクルマは察するからなぁ。

取りあえず中を見せてもらった。カギをひょいっと手渡されて「どうぞ」。まずはしげしげと外側をぐるり一周。ウレタン部分などの色あせは著しいが、2年限定所有と考えれば許容範囲。板金修理の痕跡など見破れる眼力はないが、そんな心配はなさそうだ。まぁ15万km走ってるクルマの修復歴をあれこれ言うのも大人げないような気がする(笑)。むしろ問題は車内だった。喫煙車両だったようでタバコの匂いと芳香剤の混じったあの独特の匂い。ハンドルは社外品の小口径のものに換えられている。インパネやセンターコンソールに並ぶスイッチ類はガタがきていてツラが合っていないものが多い(動作はするんだろうけど)。一方充電用のUSBケーブルやETCカードリーダーなどが付いていて、現役車両という側面もある。限定車らしく速度と回転計はホワイトパネルだが、それ以外は素っ気ないグレーのプラスチックで埋め尽くされている。チェロキーのコクピットに座ること自体が初めてだから、とにかく物珍しさで丹念に見てみたが、正直に言って想像以上にくたびれていた。うーん。

礼を言うために事務所に戻りカギを返す。「いくらなら買います?」と訊かれたが、車両の(特に内装の)コンディションや15万kmを超える走行距離を考えると二の足を踏んでしまう。何よりも、まぁ2年乗れればいいか!みたいな態度でお気に入りのクルマを持っていかれる現オーナーの気持ちを考えると、自分じゃ役不足という気がしてしまう。ということで今回は辞退することとした。お騒がせしました。でも初めての人とクルマの話をするのは楽しかった(笑)。

しかしまぁ、人間思い詰めれば多少の障害はなんとかしようとするもんだなぁと思った。税金や任意保険、駐車場代金などなどに加え、修理費用もかかるであろうに。いやちょっと待てよ。だったらalfa_manbowさんが今修理に出している(らしい)155、あれ泣きつけば譲ってもらえるんじゃないか??とか、妄想がI can't stop状態である。危険なフェブラリー。しかしこの日以来、あのチェロキーの前を走ると訳もなく襲われていた焦燥感からは解放された。さらばチェロキー、ご縁があったらまた会おう。

 

※いらぬ面倒を起こしたくないので、店名を伏せさせていただき、かつ画像もゼロであることをご了承いただきたい

プントエヴォ・ワイパー交換BOSCH AeroTwin
| PUNTO EVOのメインテナンス | 22:14 | comments(9) |

左ハンドル(LHD)のクルマのワイパーは、やっぱり左ハンドル用のものがある。それを知ったのはプン太郎に乗った最初の日だったから、2018年1月26日のことだとはっきりわかる。理解した経緯は以下をお読みいただきたい。

プントエヴォのパーツあれこれ#1

つまりワイパーブレードを新品に交換してからちょうど1年が経過したことがはっきりわかっている。こういうことは珍しい。たった1年というか、もう1年というか、ご他聞に漏れず当家プン太郎ワイパーも拭き残しが酷い。特に助手席側がヒサンである。筆者が住む仙台市の北西部は降雪機会が増え、冬期路面はドライコンディションなど望むべくも無い。雪どけの泥水か融雪剤混じりの塩水か、いずれにしても基本的にはハーフウェットコンディションなのだ。従ってボディもガラスもはね上げた泥水の飛沫を常に浴びつつ走ることになり、健全なワイパーは必須なのである。


RHDのMiTo時代は普通にamazonなどのオンライン販売でサードパーティ製品を買えたが、LHDの専用品だとどうなんでしょうね。とネットを彷徨うこと30秒ほど、あっけなくそれは見つかった。購入先はNorautoというお店のオンラインショップである。

BOSCH AERO TWIN AP26U(650mm)/AP15U(380mm)
BOSCH set64 2,596円
消費税 207円
送料 756円
合計 3,559円


購入店Norautoのステッカー付き!


BOSHのエアロツインはMiToにも購入したことがあって、値段と耐久性のバランスはよくわかっている。つまりそこそこお安い代わりに耐久性もそこそこということなのだが(笑)、そもそもが消耗品なのだからそれで良いと思う。2月に入ったある日、運転席側・助手席側とも交換した。
 


まず純正ワイパーを外す


頭のPush部分を押せばサクッと外れる


AERO TWINは汎用品なので
アタッチメントが4種付いてくる。
画像中ワイパーは純正品とそのアタッチメント3種


適合するアタッチメントはこれ


見なくても交換はできるけど、
懇切丁寧なインストールガイドが付属


で、AERO TWINを取り付けた。
赤丸印のツメをぱちっと
ロックさせるのに少しだけ力がいる

 
寒風に吹かれながら作業を開始したら箱中のアタッチメントをひとつしか(しかもフィットしないヤツ)見つけられず、えーっ!?取り付けらんないじゃん!!と途方に暮れしまったではないか!パッケージはまず屋内できちんと開けよう。ま、すぐ解決したわけですが。交換後さっそく動作確認。
 

助手席側。
ここまでくると仕様=設計ミス
という気もしてくる(笑)

まぁこんなもんでしょ、とがっかりしないわけではないが(笑)、納品書といっしょにこんな一文が同封されていた。
 

こういうお店には今後も息長くお商売をしてもらいたい。お世話になりました。またよろしくお願いします。
 

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■プン太郎■
筆者の愛車ABARTH PUNTO EVOのこと。
ブログ本文に「プントエヴォ」と
フルネームで書くと煩わしいので命名。

■R、K■
R=国道(Route **)
K=県道(Kendo **)
のこと

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。

■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

■朝練&夜活■
早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■EDO■
Eat and Drink Organizationの略。
親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
「同乗者無しでひとり1台」
「うまいものを食べ、飲む」が掟。
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