クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
MiToで行く!久々夜活で七ヶ浜
| その他のツーリング・夜活など | 20:41 | comments(0) |

久しぶりに夜活に出かける、の巻。晩秋を通り越して冬めいてきた宮城県七ヶ浜の多聞山展望公園からの眺めは如何なるものか。

この多聞山、2014年2月に実施された「クルマで行きますOFF会#6」(この頃はまだサブタイトルがなかったらしい)で初めて訪れたのだが、意外と夜に行った事はなかった。平日の23時過ぎなんて誰もいないだろうと高を括っての出発。道中どうしても仙台市街地を横断しなければならないが、その時間帯だと交通量もグッと減って快調快調。
 


仙台市宮城野区の
新石巻街道踏切


利府のJR東日本
新幹線総合車両センターを
背景に


多聞山への到着はちょうど24時頃。あにはからんや、けっこう停まってる…ってそりゃそうか。夜景の絶景ポイントなんですね、ここは。ま、男女の性行目的だけじゃなくて女の子同士ってのもいたみたいですけど。などと突然「ですます調」になってしまったが、写真を撮ってさっさと撤退。利府を通り抜けて、なんと25時には帰宅。
 


塩竈の港を望む


七ヶ浜から利府を経由して仙台市北部の自宅まで60分とは、なかなかの記録である。やっぱり夜はハイペースで走れることを実感するが、それでも若い頃のようにぶっ飛ばすのは躊躇われる。けっこうな事だ。事故を起こすのが怖くなった。夜活用遠距離メガネを作った事と言い、つまりはどちらも老いである。夜活用メガネは快調だけど、フ・ク・ザ・ツ!
 


約2時間/73km
 

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MiTo・落ちない話
| AlfaRomeo MiTo | 15:06 | comments(10) |

MiTo乗りの間では有名な話だと思うが、MiToのルームミラーは脱落する。ある日突然ガタッと落っこちるらしい。



社外品の広角ミラー付けてます


筆者がこの件を知ったのはとあるブログ。朝出勤しようといつものようにMiToに乗り込んだらミラーが脱落、配線にぶら下がっていたという(シートベルトウォーニングランプがあるからね)。ガムテープで仮留めして出勤し、その後ディーラーへ駆け込んだらしい。走っている最中に突然落下してきたという例も、おそらく山ほどあるのだろう。ある朝突然…ならまだしも、走っている最中は驚くと思う。けっこう危ないじゃないか。

心配になった筆者が、仙台のディーラーたる株式会社イデアルにて「ルームミラー、落っこちるらしいですね」と聞いてみたところ、「あー、接着剤が弱いんですよねー」と事も無げに言われた。じゃあオレのMiToもやばいですね、と言ったら「大丈夫です。必ず落ちますから心配いりません」と太鼓判をおされた。ずこー。

これを「イタ車あるある」と嗤うのは軽率である。むしろ百戦錬磨の含蓄深い言葉と取るべきだ。「落ちるかな。いつ落ちるんだろう。落ちないといいな」とルームミラーのことばかり気にしてMiToライフを送るより、落ちたら落ちたで「あ、落ちたわ、やっぱりね」と泰然自若としていた方が精神衛生上良いではないか。そう思い至ってからはルームミラーを気にすることもなくなった。

そうではあるのだが、室内の異音のほとんどがこのルームミラーなのも事実である。特にエンジン始動直後のアイドリング時に顕著で、ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶという微小だが耳障りなノイズが確実に発生する。ミラー下についている防眩スイッチが本体と干渉して鳴るようだ。アイドリング時だけではなく信号待ちなどの停車時にも時折鳴るので、エンジン回転数が低い時の振動が、経年劣化で緩く緩くなってきたエンジンマウントを通じて室内を揺さぶるのだろう。
 


どうもね、この後ろに付いてる
防眩機能のためのスイッチが
ぶぶぶぶぶって
言うんですわ


筆者は社外品の広角ミラーを被せて使っている。余計な重量物が付いているわけだ。8年も異常なく過ごせたけど明日、いや、今夜にもルームミラーが落っこちるかもしれない。やはり気になる。落ちないといいな。

 

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Focal 165CVX・3セット目
| パーツ/グッズ | 21:53 | comments(2) |

気付けば3セット目を購入した※ カーオーディオ用スピーカーFocal 165CVX。エイジングが終了したのは取り付けから2週間以上経ってから。相変わらず突如として中低域の鳴りが豊かになった。
 


交換レポートはこちら


カーオーディオサバイバーのK店長曰く、「舶来のスピーカーはエイジングに2週間」。エイジングとはスピーカーユニットそのものが本来の振動を出せるようにする準備運動のようなもの。高い音域から低い音域まで負荷均等であるピンクノイズを24時間ぶっ続けで再生することが理想だが、そんなこと運転中にやったら発狂してしまうので、手持ちの音源の中でなるべく音質が良いと思われる音源を再生するよう心掛けた。少なくともこの165CVXは、ある日突然「ものすごく良く鳴る」ようになる。今回はスティーリー・ダンの「Peg」(アルバム「Aja」収録)という曲の再生中にそれはやってきた。バスドラムのエッジがくっきりし、音量も大きくなった。それに気付いて耳を澄ますと、全体の音質が薄皮一枚剥がれたようにクリアに。エイジングとは大きい方のユニット=中低域、ミッドローを鳴らしている方のユニットにこそ重要で、だからベースとかバスドラムとか、音源の中低域だけに影響するように考えがちだが、実はそれだけではない。大きい方のユニットも実際にはかなり高い帯域までフォローしていることを実感。まるでミックスをやり直したかのような変化だった。

通勤途中にこの変化に気付いた。以前なら「おおお!!」と驚きの声をあげただろうが、さすがに予想もしていたので今回はひとりでニヤリ。その後流れてきたビル・エバンストリオ(スコット・ラファロがベース弾いてる頃の)も、グルーブそのものが良くなったように感じる始末。

はてさて、今回のユニットは何年もつだろうか。そしてさすがに数年後にはもはや流通していないであろう165CVX。16.5mm直径のコアキシャルスピーカーユニット、何か良さそうなものを今から物色しておくか…。いや、その前に、数年後も筆者はMiToに乗っているのだろうか(笑)。

※3セット目:このユニット、がんがん鳴るのだがヘタるのも速い。トホホ。

MiTo・しくじった話
| MiToのメインテナンス | 23:34 | comments(12) |
またMiToのバッテリーが死亡した。今年8月に続きこれで2度目である。前回はジャンプ起動であっさり問題は解決。その際バッテリーを検査するも異常が認められず、様子を見ていたところ絶好調なのでその事実をすっかり忘れていた。

▼▼発端編
あの日、職場近くのコインパーキングに1日駐車していたMiToのロックを遠隔解除したところ、アンサーバック動作のターンシグナルパッシングがわざとらしいくらいに弱々しい。乗り込んでみて念のためにキーをひねってみた。すると「Fuel Cut-Off Unavailable」とマルチディスプレイに表示されるものの、セルはぴくりとも動かない。主治医の株式会社イデアル、サービスフロントに電話をしてみる。バッテリーでしょうねぇ。ええそうでしょうねぇ。あわよくば車載車など出してくれないかなーと思ったのだが、あいにく出払っているという。仕方ないので自力でなんとかするしかない。折悪しくその日に限って家人を同乗させて出勤しており(つまりDS3は自宅にある)、さらにその夜はMiToを停めたまま別の会合に出席しなければならなかった。


初めて見るアラート
 
▼▼DS3に助けられた編
で、どうしたか?瀕死のMiToを置き去りにして別会合に家人と合流して出席し、21時過ぎに晩ご飯を食べた。そのまま地下鉄、バスと乗り継ぎ23時に一旦帰宅。で、即座に家人とDS3に乗り込み、職場近くのパーキングまで取って返す。この時すでにMiToは完全に沈黙しており、物理的にキーを差し込んでロックを解除。ドアガラスの圧抜き動作(ドアを開けるためにノブを引くと、自動的にガラスが10mmくらい下がる)も無いため、開け閉めのたびに屋根の黒い張り出し部分にガラスが引っかかりガラスが撓る(しなる)。割れるんじゃないかとヒヤヒヤした。しかもトランクに積んでいるブースターケーブルを取り出そうにもリアゲートが開かない(ロックは電動)。リアシートを倒してなんとか取り出し2台のバッテリーを接続してエンジンをかけた。
 

 
いざエンジンがかかってみると時計も何もリセットされており、カーオーディオのヘッドユニットもわざとらしいデモ画面がうねうねと表示されている。また助手席エアバッグキャンセルワーニングランプが点灯。ま、そんなのどーでもいーから無視。無事に帰宅する。前回のケースではその後はまったく問題なくエンジンもかかったため、明日も普通にエンジンもかけられるだろうし、走れば充分バッテリーも充電されるだろうと高を括って就寝。

翌朝、予想に反してMiToは再び沈黙していた

▼▼やばい
あー、とりあえず今朝は家人のDS3に乗せてもらって出勤かー。夜にまたDS3と繋いで…。
 
ん??????

しくじった。改めて書くが、MiToのドアロックは電子制御なので、バッテリーが放電しきってしまうとワイヤレスでは解錠できない。物理的にカギを差し込んで開ければ良いだけなのだが、キーホールは運転席側にしかない。昨夜右側の壁際に寄せてMiToを停めてしまったため、RHDの筆者のMiToはドアを開けられない。MiToの車内に入れなければボンネットも開けられない。マニュアルも車内である。万事休す、である。

 

この状態で、ロック解除できるのは
右ドアだけ…

この日はイデアルさんの定休日だったので1日放置。翌日、さっそくK店長に電話してみた。「あのー、バッテリーを放電しきってしまったんですけどー」「おやおや」「で、右の壁に思いっきり寄せて停車してるので、解錠できてもドアを開けられないんですけど」「ふむふむ…、え??」「乗り込めないからボンネットも開けられないんです」「それ、やばいですね。やばい状況ですね」「ええ、やばいです」。状況もやり取りも中学生みたいだが(K店長、すみません)、基本的に車内に入り込まないことにはボンネットを開ける方策は無いことが判明した。やばい
 
過去に窓ガラスを割って対処した経験をK店長は持っておられるそうだが、そんなやばい=費用が嵩むことはしたくない。荒っぽいが大人4人くらいでわっしょいわっしょい持ち上げれば、横にずらすことくらいできるんじゃないか。フロントバンパーとかタイヤハウスに手をかけてがんばればどーにかなるんじゃないか、とK店長に言うと「いや!フロント、そんな強度ないです。ボディ曲がります。フレームには手が届かないし。むしろリアの方がいいんじゃないですか。荷重も400kgくらいだし。リアバンパーは強固だし」「おー、なるほどー」。ひとまず筆者と息子でがんばってみるとして、K店長には持ち込んだらすぐに交換できるよう、新品バッテリーを用意しておいてくれるよう依頼。この日もここまで。
 
▼▼力仕事編
こういうタイミングに限ってウィークデイの出勤が続く。平日休みがシフト勤務のメリットなのに!恨めしくMiToを眺めるだけの日々。眺めてばかりいても1mmも動かない。ひとりでなんとかならないかと思ってリアバンパーのあたりに手をかけて持ち上げてみた。
 
やべえ。思ったよりも重い。

そりゃそうだ。車検証によれば後輪荷重は430kgである。以前宅急便のお兄さんに聞いたところ、人間ひとりに持ち上げられる重さはせいぜい50kgまでだそうだ。これはもう筆者と息子が気合いを入れれば…のレベルを超えている。ということで、たまたま休日で寛でいたEDOメンバーを非常招集!「すげえバカバカしい話なんだけど、かくかくしかじかで、MiTo持ち上げてくんね?」しぶしぶ快く参集してくれたEDOメンバーと息子と筆者の4名でMiToのリアを持ち上げる。せーの!!。
 

 
1っmmも動かない。400kg÷4=100kg

だからひとりの人間が持てる最大重量は50kgなんだってば!!何度やっても浮き上がりもしないMiToに、「もーロードサービスのレッカー呼ぶのが一番じゃね?」という空気が漂ってきた。いやー、また2万5千円払うのか??それはいやだ!!というところで筆者が無茶ネタを思いつく。油圧ジャッキである。危険なので詳細は省くが、これでなんとか30cmくらい左に動かすことができ、一番痩せている息子が車内に滑り込み、左ドアを開けてくれた(電源が消失していてもインナードアオープナーの解除でロックは解除できるのだ)。
 

おおおおおおおっっっ!!
 
ようやくDS3とケーブルでつながったMiToは、それでもなかなかセルが回らなかった。エンジンをかけたDS3とケーブルでつないだまま待つことしばし。結局セルが回ったのは10分くらい充電できてからである。EDOメンバー諸君、息子よ、ありがとう!!お疲れさま!!
 
なんと筆者、みんなを置き去りにして速攻でイデアルさんへ。バッテリーを交換してもらい無事に帰還。いやー延々4日間、長かった。
 
BATTERY L1 50AH 59123254 25,000円
交換技術料 2,000円
交換部品 廃棄処分手数料 500円
消費税 2,200円

合計 29,700円

▼▼まとめ
原因はいったい何だったのか。3つの仮説が立てられる。
 
1.バッテリーの劣化
前回の交換からもう2年も経つ。それ以前の4年という記録と比べると短命ではあるが、あり得ない話ではない。

2.電気回路中のリーク
今回の交換時の点検では動作中、またはACC OFF状態での電圧変化などは見られなかった。

3.つなぎっぱなしのiPod Touch 3rd. Gen
調べてみたら、この車載専用iPod、購入は2010年だった。ほぼ8年オチ。もはやバッテリーは充電しても充電してもすぐ干上がる。こいつに常時給電できるようにオーディオヘッドユニットを交換したのだが、もしかして停車中にも電気を吸い取っていたのではないだろうか。そもそもヘッドユニット交換が6月で最初のバッテリートラブルが8月。点検して異常なしの診断後、今回のトラブルが10月。2ヶ月ごとに何か起こってるじゃないか!!
 
iPodが車載バッテリーを全喰いするとも思えないが、実に怪しい…。ということで、エンジンを切るたびにiPodのUSBケーブルも外すことにした。とほほ。
 
以上、バッテリーを放電させてしまい、しかもドアを開けられず4日間MiToに乗れなかった話はおしまい。くっそー!!

余談:ちなみに発端編に書いた「Fuel Cut-Off Unavailable」というアラートは、衝突などの緊急事態発生時に燃料ポンプの動作をカットする機能が不全という意味だそうだ。燃料カットのセンサーはエアバッグ動作を監視しており、電源不良でそのセンサーが動作しないので、「今エアバッグが開くような重大な事故が起こっても、燃料カットできないからねー」とMiToが言っていたのだ。ま、そういうセンサーが付いていて、ちゃんと動作していることはわかった(笑)。
MiToで行く!真・仙人峠2017!!
| その他のツーリング・夜活など | 22:56 | comments(4) |
岩手県釜石から遠野へ抜ける「仙人峠」を走ってきた。と書くと、読者諸兄の中には「へ?こないだ走ってなかったっけ?」と訝しく思われる方もおられよう。左様、7月にもチャレンジしたばかり。しかしその時走破したK167は、仙人峠ではなく単なるハードな峠道に過ぎなかったことがだんだん明らかになってきた(笑)。仙人峠とはR283のことであり、現在ではメインとなっている自動車専用道路ではない方の旧道のことであった。6月の置賜広域農道の件と同じく、つまり今回のひとりツーリングは「落ち穂拾い」である。

とは言え同じコースを走るのは不本意だ。今回は先日とは逆に宮城県石巻方面から三陸自動車道を使い釜石まで。釜石からR283で遠野まで。つまりここが本命。遠野からはEDO-R#11で走破した人首(ひとかべ)を経由してR397へ合流、奥州市内を横切り胆沢ダムまで西進して栗駒焼石ほっとラインを堪能し、K49、K42、R457で宮城県栗駒〜岩出山町へ戻ってくる。

自宅を朝9時頃に出発。まずは三陸自動車道(の無料区間)に乗るべく鳴瀬奥松島ICを目指す。このコースは遅い前走車さえいなければ素晴らしいカントリーロードをマイペースで走ることができるおすすめコース。GoogleMapでご紹介しようと思う。宮城県大和町から三陸自動車道矢本PAまでのコースである。
 
 

鳴瀬奥松島IC〜石巻までの区間も複車線化が完了し、よほどのことが無い限り渋滞もなくペースも速い。石巻よりも北は単線になってしまうが、南三陸まではスイスイと走ることができた。
 

しかし問題はこの後だ。三陸自動車道は未完成であり、上記の南三陸から岩手県陸前高田市(あの奇跡の一本松のあるところ)区間はR45をひたすら走ることになる。未だ復興工事の真っ最中で右左折する工事車両も多い上に混雑が常態化している気仙沼市街地を経由する。スローペースも止む無し。心にシャッターを下ろして淡々と北上する。陸前高田市より北は再び三陸自動車道に乗り、太平洋を右手に眺めながら走ることができる。
 

難所のひとつ、
気仙沼市上田中1丁目



陸前高田市より北の三陸自動車道は
風光明媚

釜石に到着したらすでに昼をまわっていた。ここまでで約215km。なかなかにボリューミーだぜ(笑)。加えて腹ぺこである。道中「釜石 とんかつ」のワードでGoogle検索。トップに表示された「工藤精肉店食堂部」というとても魅力的な名称のお店に突撃!!…したいのだが、お店はすぐに発見できたものの、駐車場がまったく見当たらない。こんな市街地なのに…。走りながら途方に暮れていたら、なんと路上駐車が許されているのだ。パーキングメーター?いやいや、10-20時の間、路肩のパーキング枠内であれば駐車しても良いのだ。もちろん枠は延々と設置されているわけではなく、お店の入り口やバス停を巧みに避けて飛び飛びに設置されている。だからこんなに路上駐車が多いのか…。初めて遭遇するシステムに面食らいながら、空いている枠を見つけて駐車。
 

釜石らしい眺めと言えばこれ、
新日鐵住金釜石製鐵所



時間無制限という太っ腹具合に
ドキドキ

停めたMiToから歩き出してすぐ、歩道に佇んでいた老婦人から「仙台ナンバーなんて懐かしいわ」と声をかけられる。「仙台の方なんですか?いつからこちらに?」と伺うと嫁入り以来ずっとこっち(釜石)だ、と。仙台駅付近もすっかり変わってしまったわねぇ云々。もっと話していたかったのだが、お連れさんが登場。お元気でと声をかけて工藤精肉店食堂部へ。
 

工藤精肉店中央ビル食道部
(岩手県釜石市大渡町1丁目1−2)

本当にお肉屋さん。その2階が食堂なのだ。かろうじて空いていたひとり掛けの席に通される。
 

ロースかつ定食950円


あまりのボリュームにびびって
ボケててすみません

ちょっと塩分がきつめだったがとんかつ喰いとしては食べねばならぬ一品であった。満腹を抱えて遠野に出発。まずは7月も立ち寄った「道の駅釜石仙人峠」に立ち寄り呼吸を調える。いよいよ本日の本命「仙人峠」である。
 

仙人峠を超える道路は、自動車専用道路も元々あった方もどちらもR283である。今回走ったのはいわゆる旧道であろうが、この旧道が素晴らしい道だった。民家も途絶えるくらいまで山を進むと交通量はほぼゼロ。染まりかかった紅葉が午後の陽を浴びてキラキラ輝く。あと1週間から10日もすると紅葉狩りのクルマで混雑するのかもしれないが、この日はほぼ独占状態。少し窓を開けて山の冷たい空気を車内に取り込みつつマイペースで走る。この頃になると久しぶりにドライビングハイ状態に。「何も考えない状態」ってのが人間には時々必要ではなかろうか。ひたすら窓外の景色とMiToのコントロールに没頭する
 





遠野市に入ると景色はがらりと変わる。ずぅっと続く平地(多くは田園)の遥か先に山並みが横たわる。民話が伝承されるには風土が密接に関わらざるを得ないのだろう。それを体感できる風景が広がっている。素晴らしい。
 







EDO M/Tセッションでは毎度お馴染の「道の駅遠野風の丘」に到着。時計は14:30。ここからは旺文社の地図マップルと首っ引きになる。冒頭に書いたとおり、人首町を経由したかったのだが、R107のコース取りをしくじり(交差点ひとつ早く曲がってしまった)、住田町方面へ南下してしまった。どちらを通ってもR397に合流するのだが、要はすごく遠回りをしてしまったのだ。地図帳の最大のメリットは全体を見渡してコースを組み立てられることだが、GoogleMapのナビに慣れてしまった筆者は、三手先の曲がるタイミングなどをうまく測れない。諦めてひたすらR397で奥州市市街地を目指す。

奥州市はただ横切るだけで、目的地は胆沢ダムとその脇を走る栗駒焼石ほっとラインである。が、そこに至る奥州市市街地から西の部分もすごく魅力的だった。お暇な方は地図で確かめていただきたいのだが、とにかくひたすら真っすぐなのだ。なかなか珍しい体験ができる。西日が眩しかった(笑)。
 

胆沢ダム脇の道にMiToが(しかもロッソ)停まってる!と思ったら、ドライバー氏が写真を撮っていたりしてニヤリな光景とすれ違いつつ、ほっとラインに到着。もはやほとんど沈んでしまった夕陽の残照に浮かぶ胆沢ダムと焼石ほっとラインは、美しいというよりも、厳かなムード。MiToを降りて写真を撮っていると、風が冷たい。岩手の山沿いはもはや晩秋の趣である。
 







さて問題が。実はこの日19時に出席すべき会合があったのだ。自宅から車で1分の場所で。そしてここは岩手県奥州市の山奥。今は夕方4時(笑)。良識ある読者諸兄であれば来た道を取って返し、東北自動車道に駆け上がることだろう。しかし筆者は美しい風景を写真に撮り終わると、定石どおりほっとラインを南下した(笑)。R342に合流し、K42で宮城県栗駒町を目指す。こういうのをチキンレースと言うのだろうか(笑)。距離がありすぎて間に合うのか、間に合わないのか見積が立てられない(笑)。

もうひとつ問題が。R107-R397の遠回りが祟ったか、ガス欠である(笑)。いやー、まさかガス欠になるほど走るとは想定外であった(笑)。なんとか栗駒町へ辿り着きガススタンドにIN!ハイオク満タンで。結局R457をひたすら岩出山町まで戻り、無事10分前に会合の会場に滑り込んだ。
 

約10時間/485km

仙人峠、素晴らしい道だった。しかし仙台からは遠い(笑)。遠野に一泊すればもっと楽しい往復になるだろう。これで2017年の落ち穂拾いは終了。だろうか。お疲れさま、MiTo。

JUGEMテーマ:ALFA ROMEO

あおたく師匠の「売り方・売り時指南」※追記あり
| クルマにまつわる四方山話 | 15:46 | comments(10) |

筆者のイタフラ車道のお師匠さんことあおさんが、昨年春に電撃的に購入したシトロエン DS3をこの秋これまた電撃的に売り払ってしまった
 


納車の儀にも立ち会いました。
↑単なるヤジウマ
左はシトロエン仙台のMさん、
右のダンディはトーマスさん


その物件は家人のDS3と違ってスポーツシック、それもウルトラマリンという限定版。筆者も運転させていただいたことがあるが、テンロクターボと6MT、そしてシトロエン歴史由来の足周りチューニングとの組み合わせが超絶楽しかった。筆者のMiToと比べるのもおこがましいが、とにかくコーナー処理の論理がMiToとはまったく異なっていた。ものすごく大ざっぱに言うと、MiToは踏ん張って曲がる。DS3は足回りが撓って(しなって)入力を受け止め、その上で曲がる。シトロエン伝統の挙動と照らし合わせても、おそらく納得の延長線上にある動きだったのではないか。

クルマの挙動の差異については書く気になればエントリー1本分になるのだが、今回はそれが主題ではない。あおさんがウルトラマリンを手放した経緯・理由についてここに書くことは控えるが、※ 愛着を持っているのに残念ながら手放さざるを得なかった、というところだ。しかし自分が納得できないところがあれば手放すことも辞さない。プジョー 206SW S16を溺愛するあおさんですらそういう冷徹な判断を下すことがあるのか、と筆者は驚いたのである。この驚きこそが本エントリーの主題である。

これを筆者に置き換えて想像するなら、かなりあれこれと迷うことは間違いない。何しろ機関は絶好調だし、限定版の特別色も大いに魅力的なのだから。こうなるともはやクルマを売る/売らないは生き方の問題とすら言えよう。筆者が驚いたのは、未練を断ち切っても「納得できないものは納得できない!」と決断する力に対してなのかもしれない。

詳細を明らかにせず話を進めて恐縮だが、今回の売却劇の詳細をとことんまで削ぎ落とせば、それは「売り時を間違うな」というシンプルな話である。今回の決断のバックグラウンドにはあおさんの膨大な知識・見識があってのことであり、筆者に容易に想像できない葛藤もあったに違いない。それを考慮しても「え?売るの??あれを??」という思いは筆者にある。しかし弟子筋たる筆者は勝手に視点を変え、本件はあお師匠の「クルマの売り方・売り時指南」だと捉えている。あおさんは否定されるかもしれないが。

筆者がMiToに執着するのは、以前から書いているとおり自分の子どもに継承したいという思いや、「せっかくアルファロメオのオーナーになれたのに…」という言わば心情的な理由だけの話。心情的背景とはつまり人生観であり生き方の問題である。思えば筆者は、クルマに限らずそうやってグズグズになるまで手元に置いておき、ネガティブな感情を持つようになって初めて手放すという癖がある。そうやって蜜月時代の記憶もネガティブなものに変えてしまう。唯一違ったのはプジョー 307SWだけだ。あの時だけは「ネガティブな気持ちになる前に、良い思い出ばかりの内に手放そう」と決めたのだった。

筆者があおさんの一件をショッキングに受け取ったのはつまり、もうMiToを手放せというお告げのように聞こえるからなのだ。

 

※追記

あおさんご本人が売却理由について触れるエントリーを上げておられました。こちら

MiToで行く!福島県道三昧…以上のロングツーリング
| その他のツーリング・夜活など | 00:14 | comments(4) |


福島県中通りと会津方面をたっぷり走ってきた。怒濤のごとき9月が終わり、ようやく心置きなくツーリングに出かけられる。今回のルートをざっくり文字でご紹介すると、梁川から三春町を経由して郡山へ。郡山から猪苗代湖へ。猪苗代湖から磐梯吾妻スカイラインを通って飯坂温泉へ。国見町を経由して宮城県七ケ宿町、そして村田町へ。

重要なのは

1.梁川から三春までのK40を中心とした定番の県道三昧
2.三春から郡山への県道3つを組み合わせた初踏破コース
3.天栄村から猪苗代へ抜けるK67の峠道の初踏破
4.磐梯吾妻スカイラインで今回こそ晴れ間を見られるか


の4つである。初踏破がふたつも含まれてはいるが、いつもはメインコンテンツの定番コースばかりである。それらいくつか組み合わせた贅沢ツーリングとなった。

当日はなんと5:40に家を出発。遠足の日の小学生みたいだが、この日は平日。特に宮城県を脱出するまでの通勤ラッシュを逃れるべく早朝出発としてみた。もちろんどんな時間でも出勤する(あるいは帰宅する)人はいるもので、思ったほどマイペース!ではなかったが、それでも出発から1時間で白石に到達。上等上等。セブン‐イレブン宮城蔵王バイパス店に入り、朝食をとる。
 


R4をトラックの車列に紛れて南下し、伊達市に入る。すかさずK321を梁川方面へ左折し、いよいよ県道三昧コースのスタートである。三春までのこの区間、これまで文字でばかりご紹介してきたと思うが、今回ログを取ってみたので公開したい。このコースを教えてくれたじゃるさん(当ブログのコメント欄とオフ会の常連さん)に「とっておきのコースだったのに!」と怒られないか少し心配でもあるが、MiToで走ってこそ楽しいワインディングロード情報を出し惜しみしていては、このブログの存在価値そのものが問われかねない。ということで、どうぞー!
 


上掲ルートは三春町の直前がやや遠回りではあるが(あくまでK40を南下すればよかった)、MiToで走破するには格好の田舎道である。筆者本気でオススメ。で、その結果自宅からちょうど2時間半で三春町役場へ到着。トイレ休憩。さらにK54-K65-K73で郡山市内を目指す。
 


三春町役場脇の駐車場にて


この道中、県道コンボは初踏破なのだが、2017年のテーマのひとつ、地図帳だけを頼りに走ってみる。GoogleMapのリアルタイムナビに慣れてしまうと少し不安だが、割りとカンはすぐ戻るものだ。ほぼ最短距離で郡山市内から脱出するK109へ到達することができた。



このK109で西に進むのは二度目。初踏破は2016年、銀婚式旅行でクルマは家人のDS3だった。あの時も周囲の田園はすべてゴールデンハーベスト、つまり黄金色の稲穂で覆われていたが、果たしてこの日もまったく同じ光景が広がっていた。まるで黄金の海を進むボートである。しかもほぼ一直線の単車線路が10km以上続く。昨年「今度はひとりでMiToでこようっと!」と秘かに誓ったのだが、さっそく実現した。
 


このまま羽鳥湖を目指しても良いのだが、猪苗代湖へのお誂えのショートカットのようにK67が走っている。この日ふたつ目の初踏破コースは峠道となった。
 


いかにも峠道への入り口的なムード


いかにも峠道なムード


路面が落ち葉や折れた枝でベストコンディションではなかったが、なかなか走り甲斐のある峠道だった。ステアリングがシェアなクルマ以外にはおすすめしないが、MiToならけっこうなハイペースで走ることができる。例えば仙台と山形の県境にある笹谷峠に比べたら難易度はとても低い。郡山から猪苗代湖へのショートカットに理想的。雪が降る前にぜひどうぞ。
 


やっと広い道に出た


さて猪苗代湖の湖南へ来ればソースカツ丼の「大阪屋」なのだが、時刻はまだ10時台で開店していない。いさぎよくあきらめて湖畔道を北上。手作りパン屋のKomugiで調理パンでも買おうかなーと訪れてみたが、まんまと定休日だった!!残念。
 


実は猪苗代湖畔は豊かな田園地帯でもある


湖水が少ない。
磐梯山が彼方にかすむ


気持ちを切り替えて次なる目標の磐梯吾妻スカイラインへ。2017年春、まさかの吹雪で臨死体験した土湯峠を目指す。その前に猪苗代湖の志田浜からK322へ折れ、これまた黄金色の海の中K323を北上する。左手には常に磐梯山が威容を誇る。晴天でないのが惜しい。
 


田園・磐越西線・磐梯山


K323も極上県道ですなぁ


K323からR115へ合流し標高を上げて行く。土湯バイパスの途中で左折し、磐梯吾妻スカイラインへ。まったく想定外だったのだが、スカイラインはけっこう混雑していた。ど平日なのになぜ?確かに対向車は年齢層高めの運転手ばかり。平日昼間に時間を取れる悠々自適な方々が、なぜ挙って磐梯吾妻へ?そして当然の帰結としてペースはとたんにスローダウン。あー、なんか、冴えないなーと標高1,600mを超えて吾妻小富士前の浄土平に近づくに連れて混雑の理由がわかってきた。



真っ赤だなー 真っ赤だなー♪


オー、ビューティフル


なんと紅葉が始まっているではないか!!もちろん土湯側から登っていくスカイラインからの会津盆地の眺めは雄大の一言。そりゃーみんな車で来るよねー。浄土平の有料駐車場(500円)に到着しても、交通量も停車数も多いのに筆者やこのブログの読者が「お!!」となるようなクルマは1台も停まっていない。以前はルノー メガーヌR.S.やアルファロメオ 4Cとランデブーしたこともあり、筆者、勝手に「磐梯吾妻スカイラインは面白いクルマが多い」と思い込んでいたフシがある。

それはともかく、ちょうど昼時。絶賛空腹である。浄土平レストハウスのレストランへ一目散で駆け上がる(2Fなのだ)。このレストハウスにも実は思い出がある。ここは筆者が小学校6年生の時、修学旅行で昼食をとった場所なのだ。もはや35年以上も昔の話。もちろんレストハウスは改装されて美麗な近代建築になっている。それでも修学旅行の記憶を頼りにカレー、もう大人だからカツカレーでもよかろうと思っていたのだが、あいにくカツカレーがメニューにない!やむなくソースカツ丼1,000円を食す。道路状況から予想したほど客席は混雑していなかったが、年齢層高目のお客様がけっこういる。店員さんが気を利かせて、まだ誰も到着しておらずガランとした団体席の方に案内してくれる。窓際の席で吾妻小富士の登山道を登る老若男女や、すっかり紅と黄に染まった山肌などを見ているうちにあっという間にソースカツ丼が登場。
 


37年前の面影は…ない


ソースカツ丼1,000円






カツに対してご飯の量がやや少なめだったが、客層を改めて見渡してもそれで正解ではなかろうか。次こそはカレーを食べようと思う。

食事を終え、これまでは登るばかりだった福島市内方面へのスカイラインを初めて下る。ここを訪れるのは今年3度目で、先の2回はいずれも厚い雲(ガス)に覆われ、下界の景色など1μmも見えなかったのだが、今回は雲の切れ間から市街地が見えた。標高1,600m-1,400mってすごい。道中のPエリアやビューポイントの路肩には所狭しとクルマが停まっており、みなさん自慢のカメラを片手に撮影に忙しい。
 


有毒ガスがバンバン噴出してます


オー、ビューティフル2


筆者はあまり寄り道もせず下界へ降り、K5フルーツラインで飯坂温泉へ到達。そのまま桑折町から国見町へ。この日3つめの峠道(笑)、福島・宮城の県境、K46小坂峠を登る。
 


小坂峠の定点観測地点


万蔵稲荷


猛烈に眠くなってきてよろしくない。小坂峠を下り切る前に仮眠した方がよかろう。万蔵稲荷神社の駐車場で30分ほど仮眠。それでも13:30なのである(笑)。早朝出発の威力は計り知れない。すっきりした頭でK46を駆け降り、七ヶ宿ダムの南側のワインディングを走る。以前前述のじゃるさんと、同じく当ブログ常連のalfa_manbowさんが2台で走って、底打ちしたMiToじゃる号がアンダーカバーを落したコースである。慎重に走る。
 




無事に走り切り、道の駅しちかしゅくで休憩。ここで初めてエンスー物件を眼にする。ケイターハムの…型番わからず(笑)である。いい音させてました。すぐいなくなってしまったけれど。夕方から会合の予定があった筆者もあまりのんびりしていられなくなってきた。お馴染かつど定番K51で遠刈田温泉を目指す。遠刈田から村田町へ抜けて、少し迷ったが村田町からは朝と同じコースを引き返した。



10時間/376km


仙台に住むヘンタイとしては、10月に入ると焦燥感に囚われる。ノーマルタイヤで走り回れるのもせいぜいあと2ヶ月。蔵王や栗駒に初冠雪などのニュースが聞こえてくれば、山の峠道は翌年初夏まで冬眠に入ってしまう。今年中に走っておかねばならない道がまだまだあるはず。そういう焦燥感だ。そんなことを考えながらの今回のツーリング、とても同乗者がいたらできなかったろう。ひとりツーリングだからこそのコース取りと言える。あとは月末にちょっとした計画があるのだが、それ以外は例の焦燥感に煽られつつの課題整理になるだろう。ヘンタイ諸兄、今年も時間が残り少なくなってきましたぞ

MiTo・Focal 165CVXをまたもや交換
| MiToのメインテナンス | 23:58 | comments(6) |
筆者のMiToのオーディオシステムはジープ仙台のK店長のプランニングと施工による。このシステムは「フロントドアスピーカー2発だけで鳴らす!」がキモ。コアキシャルタイプのスピーカーを別体アンプで鳴らすことによって、位相差や時間差等の要素を取り除き、信号を極力ピュアに鳴らすことに特化したシステムとなっている。本システムのおかげで、筆者はカーオーディオのことで悩むことがなくなった。筆者が愛好する音楽にジャストフィットな音質と音圧で再生してくれる。 K店長には感謝の念があるばかり。

2014年7月9日
MiTo・天国の影に地獄あり。アンプ搭載までの壮絶ドラマを追う!

改造するにあたり、コアキシャルタイプのスピーカーとして白羽の矢を立てたのが、Focal 165CVXであった。何と言ってもこいつは安い。しかもパワフルである。費用と積載スペースの関係で別体ウーファー非搭載としているので、165CVXには低音を鳴らすためのけっこうな負担がかかっていると推測する。なぜそう思うのかというと、割とすぐにヘタるからだ。これまでに165CVXは2セット購入したが、いずれもローミッドのコイルが干渉するような、ブブブともズズズとも言えないノイズを発するようになって臨終するのだ。ジャズのウッドベースやピアノソロのちょうどC1〜C2くらいまでの音域で盛大にビビりノイズが乗る。

2014年1月25日
MiTo・またスピーカーがビビってます!

2014年5月5日
Focal 165CVX・壊れやすい疑惑浮上
 


Focal 165CVX

で、数年ぶりにこの症状が出始めた。片側だけなのだがこうなっては無事な方も交換せざるを得ない。165CVXは少し前にディスコンになったはずで、どこかに在庫処分のアウトレットものでも出ていないか…とネットをさ迷うこと3秒。このスピーカーを以前から購入してきたUSAオーディオというお店で、まさに「ワケあり処分品」として安価に新品が販売されていた。さっそく購入。届いたので、すでに陽も落ちたというのに街灯とLEDハンドライトだけを頼りに交換作業。
 



はい、また明日から約2週間におよぶエイジング期間に突入〜。とはいえピンクノイズを48時間ぶっ通しで再生もできず。なるべく周波数バランスの良い音源を中心に聴きますか。少しだけあれこれ再生してみたら、意外や高域の伸びが良い。よっぽどヘタってきてたんですね。お疲れさまでした。

Focal 165CVX【訳あり処分】 16,560円 (税込)
送料 840 円
合計 17,400円  


※筆者が愛好する音楽にジャストフィットな音質と音圧で再生してくれる。
先日の「500 TwinAir そんだけ弄ったらどうなるの?」OFF会にて、クラシック音楽を愛好するTazzaさんにご自身愛聴の音源でチェックしていただいた。本システムでは高域と低域を強調するために500Hz付近にゆるやかなディップを作っているが、特にオーケストラものではその辺が合奏の迫力をブーストしている帯域らしく、少々薄っぺらい音になっていた。本システムはクラシック音楽の再生には向いていないようだ。ずこー。
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■プン太郎■
筆者の愛車ABARTH PUNTO EVOのこと。
ブログ本文に「プントエヴォ」と
フルネームで書くと煩わしいので命名。

■R、K■
R=国道(Route **)
K=県道(Kendo **)
のこと

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。

■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

■朝練&夜活■
早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■EDO■
Eat and Drink Organizationの略。
親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
「同乗者無しでひとり1台」
「うまいものを食べ、飲む」が掟。
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