予てよりお知らせしていたとおり、第12回目の当ブログのOFF会が開催された。自動車SNS「みんカラ」を中心に勢力を増すMiTo会の北日本ミーティングと合同開催という変則開催であった。
「クルマで行きますOFF会#12」+ 「北日本MiTo Meeting 2016」
■日時:2016年8月27日(土) 10:00-(14:00頃解散予定)
■場所:道の駅「七ヶ宿」(宮城県刈田郡七ヶ宿町字上野8-1)
■参加費:500円
参加費500円は、当ブログOFF会としては異例のことであるが、パンフレットを入れるためのクリアファイルだったり、そのパンフレットの印刷費用だったりといった経費とご理解いただきたい。また参加者全員にオーナーパティシエトーマスさんの名前が轟く洋菓子店、ピュイダムールの特製焼き菓子をお土産にお配りしたもの也。
photo by acatsuki-studio
さて当日はあいにくの雨模様。だがそんなことは意に介さず、集合時間よりも早々に参加者は集まり始めた。MiToオーナーのブログのOFF会、加えて全国規模のMiToオーナーズクラブのミーティングであったが、集まったMiToは全13台中6台(笑)。なにしろ幹事連からしてすでにMiToオーナーではなくシトロエニストなのだ(笑)。でもいい!要はご縁をつなげているかどうかである。加えてジュリエッタ4台(午後から1台増えて5台)、シトロエン C2VTS、DS3 Sport Chic、HONDA S2000(午前のみ)が各1台という布陣。合計13台/14名である。
photo by acatsuki-studio
photo by acatsuki-studio
Y.A.N.さん
MiTo会幹部にして今回の幹事。
腰を痛めておられるのに
VTSのシートはレカロのフルバケット。
あのー、性癖はMですか?
あおa.k.a.あおたくさん
筆者のイタフラ車道の師匠であり、
今回のMiToミーティングの現地お世話役。
シトロエン DS3で参加するも
着衣はMiToのロゴ入りポロシャツである
合同開催のおかげで、初めてお会いできた方も多かった。
しまの助さん
この日唯一のLHDモデルを駆る。そう言えば日本発表当初のMiTo QVは右/左が選べた。厚かましく左ハンドル環境を確認すべく着座させていただいたが、シートとハンドルのオフセットがほぼゼロなのが超絶うらやましい。でもペダルは右にオフセットしてた(笑)。品川ナンバー(!)。前夜てっぺん頃に出発されたとか。恐縮しきりである。
べー.さん
関東出身ながら、現在はあおさんのご近所さんらしい。そして今回のオフィシャルカメラマン。画像、拝借いたしました。事後承諾すみません。それにしても、同じ地域(仙台)に住むMiToというあまり売れてないクルマのオーナー同士が出会えるなんて、やっぱりすごいことだと思う。ちなみにみんカラ覗いてみたらマニエッティ・マレリのダウンサス譲りますですって???べー.さん!大変恐縮ですがkio(atmark)acatsuki-studio.jpへメールください!そのダウンサス、acatsuki-studioが成仏させます!!
しまの助さん、べー.さんご両名、以前から当ブログをご覧いただいておられたそうで…。最近OFF会でそういう声をかけていただくことが多い。当日もお伝えしたが、こんな弱小ブログでもやってて良かったと思える一瞬である。ブロガー(という自覚はないが)冥利に尽きる。当方、FCA、あるいはアルファロメオ取り扱いディーラー各社が、筆者を懸賞したいとか何とか申し出られた場合、受け取る覚悟がある。
pseudomonasさん
3回聞いてもハンドルネームの発音を覚えられない(笑)。しゅーどもなす。リピートアフターミー。フレッシュ社会人で、この日唯一のマイナーチェンジ後のモデルを駆る。このトルネードブルーの実車は、カタログや画像で見るよりも、数倍美しい。どうやら以前アルファロメオ郡山のショールームで邂逅したあの個体のようだ。TCTの不吉な話をしてごめんなさい(笑)。
トルネードブルーの個体と初体面した時のエントリー。長いよ(笑)。終わりの方を読んでください。
「冬将軍に負けるな!「福島の初冬の里山を巡る(笑)」無事終了!」
2016.08.29.追記:違う個体ですって!ご本人からご指摘あり(笑)。そんなドラマティックな話はそうそうない。
約2,000PV/1日の、当ブログのような小さなブログのOFF会だからというわけでもなかろうが、集まるのはいつもの面々である。お会いするとホッとする。ありがたいことだ。
cazbowさん、Queiko姐さん、hiromeoさん、IDEALFAさん、リュウノスケさんと奥様、alfa_manbowさん。関東からわざわざhoshinashiさんも駆けつけてくださり、自己紹介で「クルマで行きますOFF会側の参加者です」とおっしゃっていただけたことにさらに感激。
cazbowさん
関西土産、ありがとうございます!
Queiko姐さん
実は筆者のご近所さん
hiromeoさん
実は普段はBのつくゲルマン系自動車に乗っておられるそうな…
IDEALFAさん
ホイールナットとシャツの色を合わせるあたりお洒落。
でも寒いを連発
リュウノスケさんと奥様
当ブログの最初のOFF会はリュウノスケさんと筆者の2台だけだった…
alfa_manbowさん
S2000の助手席にアウトドアテーブルを積んできてくれたけど、
この雨で出番なし…
hoshinashiさん
実は元MiTo会の重鎮。
筆者がMiToを購入する時、
hoshinashiさんのブログに多いに助けられました
関東・東北のイタフラ車オーナーが集まって何をするかというと、有り体に言って、何もしない(笑)。本当に誰かのクルマに集まって、このパーツがどーのこーの、○○を××に換えたらめっちゃ良くなったの、他愛のない話ばかりである。どうにも止まない雨の中、傘を差しつつ写真を撮ったりクルマを覗き込んだりに忙しい。だが解決の決め手もなく、日頃漫然と悩んでいたクルマのトラブルや改善方法について、身銭を切って効果を試した先人(これを人柱という)のアドバイスやレポートを聞けることは、実に貴重な機会なのである。だいたい同じ車種に乗っているわけだから、年次改良を含む細かな仕様差についてあれこれおしゃべりできることも貴重。話題は尽きることが無いのである。
photo by acatsuki-studio
photo by acatsuki-studio
そんな風に和気あいあいと過ごす我々ではあったが、会場となった道の駅七ヶ宿に立ち寄るフツーのドライバーたちから好奇の目を向けられたことも事実である(笑)。そりゃそうか。例えば新興宗教とかマルチ商法とか、ああいう「内部の人たちだけはアドレナリン出まくるもの」と、大同小異である(笑)。おまけにルノー ルーテシア(の現行モデル)がたまたま駐車場に入ってきたら、全員で「お!ルーテシア!」「なんだよ、こっちこねえかな」などと、まるで1ヶ月ぶりにカモシカを見つけた縄文人のごときギラついた目を向けるのであった。
そうしたらなんと!このルノー氏、「あのー、これ、なにやってるんですか?」と声を掛けてくださるではないか。サマーインセクト・イン・ザ・ファイヤーである。かくかくしかじか、もしよかったらこっちにクルマ停めませんか?とお誘いしたら、本当に合流してくださった。めっちゃいい人である。聞けばグレードはゼン。ルーテシアのMTモデルはゼンしかなかったからこれにした、と。タイヤサイズもこれくらいが一番いいんです。絶対インチアップしませんなどなど、エンスージアストの鑑である。山形在住でたまたま仙台に遊びに行く途中、いつもと違う経路を走ってみるかと七ヶ宿に立ち寄り、我々を見つけられた次第。昼ご飯までいっしょに食べてくださった上に、ルノー山形に関する貴重な情報も教えてくださり、ひとまず筆者としてはルノー山形を訪れずにはいられないようになってしまった。不思議なご縁である。
おー、5MT!しぶいねぇ
photo by acatsuki-studio
まるで貴重な人間に群がるゾンビである
photo by acatsuki-studio
昼食は各自でどうぞだったので、大まかに言って七ケ宿町のおそば屋さんチームと道の駅の食堂チームに分かれた。筆者は道の駅の食堂で「蔵王担々ラーメン800円」を食べる。だって、道の駅七ヶ宿でしか食べられない!って書いてあるんだもん。普通の担々麺に水菜と舞茸が入ったもの。普通においしかったです。
photo by acatsuki-studio
産直コーナーで販売されていたお餅やゆべしも気になったが今回はパス。隣接する「水と歴史の館」を訪問。一般310円/1名である。町営の施設と高を括って入館したのだが、意外にも(と言っては失礼だが)見応えのある展示ばかりだった。特に七ヶ宿ダムに沈んだ宿場町のかつての姿を写した写真が切ない。併催されていた特別展や絵画展も趣深い。何よりも館内に筆者以外誰もいないのが素晴らしい(笑)。じっくりゆっくり見ることができた。
昼ご飯のあとまったりしていたら、今日初めて見る赤いジュリエッタが颯爽と駐車場へ入ってきた!誰だ!なんと、alfa_manbowさん、休憩時間中にいったん帰宅!ジュリエッタで再参戦である。芸が細かい(笑)。筆者はジュリエッタの初代QVであるhoshinashiさんの個体に試乗させていただいた。短い試乗だったが大変有意義だったので、別に試乗記を書こうと思う。ようやく雨も止んだので午後は大じゃんけん大会。さすが全国規模のオーナーズクラブはやることが違う。あおさんがイデアルさんを恫喝に懇願して用意されたFCAグッズを賭けて、アツイ戦いが繰り広げられたのだった。筆者からは以前kanaさん(山形の1.4TSportオーナー)が製作されたオリジナルMiToステッカーをプレゼント。そして本日欠席だったMiTo会元現総長Shigeさんからの密命をY.A.N.さんが発表。仙台名物牛タンサイダーの賞味を賭けた敗者決定のじゃんけん大会になだれ込んだ。
2016.08.29.追記:Shigeさんは「元」ではなく「現」総長とのこと。hoshinashiさんよりご指摘あり。
大のおとながかなり真剣
photo by acatsuki-studio
なつかしや、kanaさんデザインのオリジナルMiToステッカー
photo by acatsuki-studio
これがウワサの牛たんサイダー
photo by acatsuki-studio
栄冠は見事にしまの助さんの頭上へ
photo by acatsuki-studio
どうせだからということで幹事のY.A.N.さんも…
photo by acatsuki-studio
結果的に筆者も賞味させていただいたが、こんな仙台名物は仙台人は知らなかったとだけ言っておこう。
11月に予定されているMiTo秋冬ミーティング in 嬬恋の案内を以て今回のOFF会は終了。走り甲斐があり景色も美しいと、当ブログで散々吹聴している宮城県K51沿いの「蔵王酪農センター(〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字七日原251-4)」まで、有志で走りましょうと呼びかけたら、結局ほとんどの方が参加(笑)。雨と霧で煙るK51を12台のイタフラ車がパレードラン!晴れていれば本当に素晴らしい景色なのに…。いや、それよりも残念だったのは、筆者は道案内のため先頭を走ることになり、この類い稀なコンボイをルーム/ドラミラー越しにしか見られなかったことだ。さぞ壮観だったことだろう。途中1台の黄色いシトロエン DS3とすれ違い、DS3オーナーあおさんはたいそう喜んでいたが、あちらのオーナー氏も驚き喜んだことだろう。
蔵王酪農センターの駐車場の一画を占拠
photo by acatsuki-studio
蔵王酪農センターで買い物 and アイスクリームで本当に解散。あおさん、cazbowさん、alfa_manbowさんといっしょにみなさんをお見送り。天気のことは残念だったが、本当に本当に愉快な半日であった。ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。Y.A.N.さん、あおさん、幹事お疲れさまでした。大変お世話になりありがとうございました。
アリベデルチ!
別に走り回るOFF会ではなかったので、参考値。
photo by acatsuki-studio
ところで。道の駅の駐車場で奇異の目で見られていた我々のことを前述したが、例によってこういう画像を撮った。
最近、OFF会では定例となった感のあるキー集合写真
photo by acatsuki-studio
この画像を撮っている有り様がこれである。
ベントラー、ベントラー、我々は、地球人…
photo by acatsuki-studio
この瞬間(そしてルーテシアに群がる我々の姿を見た瞬間)、OFF会#11で飛び出た名言が筆者の脳裏をよぎったのだった。曰く
『ヘンタイに付ける薬なし』
おそまつ!じゃじゃん!←三味線
※今回べー.さんより画像を拝借した。筆者撮影のクレジットのないものはべー.さん撮影である。べー.さん写真の腕がすごい!