2015.09.27 Sunday
MiToで行く!・宮城県北稲刈り状況調査2015
そろそろ9月が終わろうとしている。今年のツーリングシーズンも残り1ヶ月半くらいであろうか。行こう行こうと思いつつ先送り案件ばかりが増えていく。せっかくの天気の良い休日なのだから、近場でさっくり行って帰ってこられる懸案経路を攻略してきた。前回に引き続き宮城県北部の内陸の県道をくねくね、である。折しも稲刈りシーズン。進捗状況を確認しに行こう。 上掲地図は全3章中の第1章で、仙台市北部から岩出山市街地までの経路だが、That's カントリーロード三昧である。キモは大衡村のK156からR347などを経て走ったK226である。岩出山の山間部を走るワインディング。今回走った区間はほぼ全部単車線なので道幅は広くないが、休日の朝9時過ぎで交通量はほぼゼロだからそれほど神経質になる必要はない。と言うかアップダウンとカーブがキツイので大してスピードは出せない、というのが正確なところか。 この写真を撮るためにあぜ道で尻餅をつきました K226はワインディングロードなのだが、 突然集落が現れたりしておもしろい 以前から案内看板が気になっていた上多田川小学校。 体育館の窓の「上小ありがとう」の文字がさみしい 無事に岩出山に到達。ここからは第2章。岩出山K167から栗原市の旧高清水町へ。高清水K1から瀬峰・田尻方面のK15へ。このコースは2015年4月にざんざん降りの雨の中ふらりと走ったコースで、雨降りの中ですら美しかったので、秋空の下で走ったらさぞ気持ち良いだろうと目論んだもの。 秋晴れの空が広がる実に実に気持ち良い道行きなのだが、またもやガソリン欠乏。筆者は某石油会社のクレジットカード払いを常用しているので、配下のサービスステーションをネットで検索。これから向かう高清水にさっそくあるではないか。よかったよかった。岩出山から高清水へ平和に抜け、いざそのサービスステーションに乗り込もうと思ったらなんと休業日。あー、田舎のガソリンスタンドはそうかも…。おー!でも困ったぞい。さらに検索…。あ!これから行く先にもう1軒あるじゃん!でも休みかも…。ま、でも行ってみるしかないでしょ! しかし宮城県田尻町近辺のK15ってのは、なんでこんなに美しいんですかね。まぁ確かに時は稲刈り直前の9月で、山以外はどこもかしこも金色ってんだからきれいに決まっているが、それだけでは説明になってないような気もする。筆者が幼少時に同じく田んぼの真ん中で育ったという経緯ももちろん大きく影響しているだろうが、それよりもなによりも、太古より稲作が日本人の生活に深く根付いているからこその感慨ではないだろうか。 再掲ですが で、K15沿いの昭和シェル石油大貫サービスステーションに滑り込む。セーフ。ん?誰もいないぞ??と思ったら隣接する石沢商店なる雑貨屋さん?から杖をついたおじいさんがゆっくり近寄ってきた。「いらっしゃい」。これはちょっとイヤな予感。「カードでのお支払いってできますか?」「あー…カードはやってないんだぁ」。以前七ヶ宿町や村田町でもお年よりの店主のせいでカード払い不可ってのは経験したが、ここでもか! 折り悪く財布にはほとんど現金が入っていない。いや、すみません。見栄を張りました。財布にも口座にも金はいつも入ってません! 「この辺に他に日曜日もやってる昭和シェルのスタンドって無いですかね?高清水で1軒振られてきたんですけど…」 「んー、昭和シェル、どんどんねぐなってっからねぇ(無くなってるからねぇ)。古川にもあったけどねぐなったんだん(無くなったんだ)」 「無くなってますか…」 「あどは鳴子だね」 「鳴子までは行けないっす!!」 ということで仕方ない、なけなしの野口英世先生が2名旅立って行った。 セルフじゃないからおじいさんが給油してくれる 2,000円分、13.7l(給油機に表が貼ってあってとても便利!)を給油したので、取りあえずは馴染みのガススタンドまで走れることになった。石沢商店からさらにK15を進みR346に合流。先日岩井崎に赴いた際に走った道を今回は逆に走る。ここからが第3章。鹿島台を通り抜けK16で大衡村に戻る。ここも金色ですなー。 最後に馴染みのガススタンドで満タン給油。MiToもお疲れさん。なんとTrip Bメーターをリセットし忘れていた。前日までの走行距離から引き算すると、この日の走行距離は約250km。約4時間の調査行程は以上。 |