クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
MiToで行く!・宮城県北稲刈り状況調査2015
| その他のツーリング・夜活など | 22:48 | comments(10) |

そろそろ9月が終わろうとしている。今年のツーリングシーズンも残り1ヶ月半くらいであろうか。行こう行こうと思いつつ先送り案件ばかりが増えていく。せっかくの天気の良い休日なのだから、近場でさっくり行って帰ってこられる懸案経路を攻略してきた。前回に引き続き宮城県北部の内陸の県道をくねくね、である。折しも稲刈りシーズン。進捗状況を確認しに行こう。


上掲地図は全3章中の第1章で、仙台市北部から岩出山市街地までの経路だが、That's カントリーロード三昧である。キモは大衡村のK156からR347などを経て走ったK226である。岩出山の山間部を走るワインディング。今回走った区間はほぼ全部単車線なので道幅は広くないが、休日の朝9時過ぎで交通量はほぼゼロだからそれほど神経質になる必要はない。と言うかアップダウンとカーブがキツイので大してスピードは出せない、というのが正確なところか。


この写真を撮るためにあぜ道で尻餅をつきました



K226はワインディングロードなのだが、
突然集落が現れたりしておもしろい

以前から案内看板が気になっていた上多田川小学校。
体育館の窓の「上小ありがとう」の文字がさみしい


無事に岩出山に到達。ここからは第2章。岩出山K167から栗原市の旧高清水町へ。高清水K1から瀬峰・田尻方面のK15へ。このコースは2015年4月にざんざん降りの雨の中ふらりと走ったコースで、雨降りの中ですら美しかったので、秋空の下で走ったらさぞ気持ち良いだろうと目論んだもの。


秋晴れの空が広がる実に実に気持ち良い道行きなのだが、またもやガソリン欠乏。筆者は某石油会社のクレジットカード払いを常用しているので、配下のサービスステーションをネットで検索。これから向かう高清水にさっそくあるではないか。よかったよかった。岩出山から高清水へ平和に抜け、いざそのサービスステーションに乗り込もうと思ったらなんと休業日。あー、田舎のガソリンスタンドはそうかも…。おー!でも困ったぞい。さらに検索…。あ!これから行く先にもう1軒あるじゃん!でも休みかも…。ま、でも行ってみるしかないでしょ!

しかし宮城県田尻町近辺のK15ってのは、なんでこんなに美しいんですかね。まぁ確かに時は稲刈り直前の9月で、山以外はどこもかしこも金色ってんだからきれいに決まっているが、それだけでは説明になってないような気もする。筆者が幼少時に同じく田んぼの真ん中で育ったという経緯ももちろん大きく影響しているだろうが、それよりもなによりも、太古より稲作が日本人の生活に深く根付いているからこその感慨ではないだろうか。

再掲ですが

で、K15沿いの昭和シェル石油大貫サービスステーションに滑り込む。セーフ。ん?誰もいないぞ??と思ったら隣接する石沢商店なる雑貨屋さん?から杖をついたおじいさんがゆっくり近寄ってきた。「いらっしゃい」。これはちょっとイヤな予感。「カードでのお支払いってできますか?」「あー…カードはやってないんだぁ」。以前七ヶ宿町や村田町でもお年よりの店主のせいでカード払い不可ってのは経験したが、ここでもか!

折り悪く財布にはほとんど現金が入っていない。いや、すみません。見栄を張りました。財布にも口座にも金はいつも入ってません!

「この辺に他に日曜日もやってる昭和シェルのスタンドって無いですかね?高清水で1軒振られてきたんですけど…」
「んー、昭和シェル、どんどんねぐなってっからねぇ(無くなってるからねぇ)。古川にもあったけどねぐなったんだん(無くなったんだ)」
「無くなってますか…」
「あどは鳴子だね」
「鳴子までは行けないっす!!」

ということで仕方ない、なけなしの野口英世先生が2名旅立って行った。

セルフじゃないからおじいさんが給油してくれる

2,000円分、13.7l(給油機に表が貼ってあってとても便利!)を給油したので、取りあえずは馴染みのガススタンドまで走れることになった。石沢商店からさらにK15を進みR346に合流。先日岩井崎に赴いた際に走った道を今回は逆に走る。ここからが第3章。鹿島台を通り抜けK16で大衡村に戻る。ここも金色ですなー。


最後に馴染みのガススタンドで満タン給油。MiToもお疲れさん。なんとTrip Bメーターをリセットし忘れていた。前日までの走行距離から引き算すると、この日の走行距離は約250km。約4時間の調査行程は以上。
MiToで行く!・気仙沼岩井崎と秋の夕暮れ
| その他のツーリング・夜活など | 22:08 | comments(4) |
2015年9月23日に仕事で大きな山を超え、筆者の9月はもはや終わったも同然。そしてようやく休日が訪れた。こういう時は疲れていても出かけた方が良い。気持ちを切り替える必要がある。しばらく見ていなかった太平洋を見るために、気仙沼の岩井崎に行ってきた。


気仙沼は色々なコースで行けるが、この日筆者が通ったのはもっとも遠回りとも言えるコースで宮城県の内陸部の県道をくねくねと走り、最終的にはR346で大谷海岸付近のR45に合流というものだった。

ブラウザで見る場合はこちら



岩井崎は岩場に打ち付ける波が、そのすき間からまるで間欠泉のように吹き上げることで昔から有名な景勝地である。筆者はかれこれ20年以上前に一度訪れたことがあるきりである。到着してみれば、岩井崎は「三陸復興国立公園」として新たに整備されていたのだった。もちろん周囲は護岸工事が引き続き行われており、掲載した写真に写っていない部分は工事用重機がドカンドカンと大音量で作業中であった。

気仙沼だけではなく、南三陸町のかさ上げ工事も凄まじかった

岩井崎に到着


ざっぱーん

そもそも出発した時間が昼頃と、いつものツーリングと違って遅かった。これまた登米市の伊豆沼付近を通ってきたので帰路も随分時間がかかってしまい、久しぶりに夕暮れの県道を走ることに。金の稲穂が波打つ田を縫って走る秋の夕暮れもまた美しいものだ。もちろん疲れていたから、あまりぶっ飛ばせなかった。しかしMiToは別段ぶっ飛ばさなくても、(クルマという)機械を操る感覚をたっぷり返してくれるので別段苦痛ではない。むしろそれは濃厚な体験でもあるのだ。


約8時間/278km
復習は欠かしません!・MiToで行く福島県道秋満喫
| その他のツーリング・夜活など | 23:10 | comments(4) |

昔から助手席に乗ったドライブではコースを覚えられなかった。自分の方向感覚を駆使して走らないと道順を覚えられない性質であるようだ。先日じゃるさんの後ろについて走った福島県伊達市から霊山を抜け二本松に至る県道三昧のコースは、筆者好みの素晴しいカントリーロードだったのだが、そんなわけで記憶があやふやである。ここはひとつ復習を兼ねてもう一回あの道を走れるか試してみようではないか。

とは言うものの二本松や岳温泉に再び赴くにはあまりにも最近の出来事すぎる。どうせあの辺まで行くなら、三春町の食事処三條屋で「三春そば」を食べることにする。帰り道は…。まぁ適当に。内陸部を北上するか、程度の見積り。


GoogleMapである程度予習したのであまり大げさな間違いは犯さなかった。唯一R349へ合流する前に交差点をひとつ間違えて、先日よりも丸森寄りに出てしまったことくらいか。上掲GoogleMapを参照いただきたい。じゃるさんがわざわざ送ってくださったものである(だからゴールは岳温泉の成駒になっている)。

まずは宮城県内、白石市からK106

先日の豪雨でR349が通行止めに!なってこった!!
だが道の向こうからクルマがやってきた。
この看板の向こうにも民家はあったはず。
ダメもとで入ってみたら抜けられた。

阿武隈急行線・兜駅へ曲がるK107とのT字路でやはりこの表示。

筆者はこの通行止め看板の向こうから来た。
こちら側には進入できないように警備員さんがいた

無事伊達市梁川から霊山へひた走る

先日の豪雨被害はどうだったのだろうか

霊山町内で見つけたとんかつやなぎ。
成駒を制したら次はここだ!




今回は二本松直前のK62から引き続きK40で三春町まで南下した。この二本松から三春町へのK40がまた極上カントリーロードである。無事に三春町の繁華街に乗り込み、三條屋へ。三春そばなる豪華メニューを注文。

冒頭に掲載しているのも同じく二本松〜三春町間のK40

無事三春町「お食事処三條屋」に到着

「三春そば」1,000円。
左手前から時計回りにとろろそば、天ぷらそば、山菜そば

食べ終わって12時少し過ぎ。さて帰り道をどうするか。二本松方面へ抜ける?いやいや、だから先日走ったばかりだっつの。K40を元に北上する??一回のツーリングで同じ道を行き来するなどあり得ない。となると必然的に太平洋側、すなわちR6方面へ行くことになる。しばらくR6走ってないし、目標としても相馬あたりはわかりやすい。ということで町内からR268でゆるゆる北上、途中R349に乗り川俣町まで北上、途中「さくらの郷」という産直販売所みたいな道の駅みたいなところで休憩しつつ、K12で本格的に相馬を目指す。



だいたい福島県の太平洋側(浜通り)へ向かう道々思い出すのだが、二本松でも三春町でも、中通りと呼ばれる内陸部から浜通りへは思った以上に距離があるのだ。今回もそれを飯舘村のあたりで「なんだか一向に相馬に着かないぞ」と気が付いたのだがもう遅い(笑)。特に飯舘村から南相馬への区間は除染作業中だったり、除染後の土があちこちに大量に集められていて、見ると気持ちが重かった。災害に無力な政府。災害に目をつぶる政府。土地の方々は心を強く持って欲しい。

こんな感じで延々と

ようやくR6に乗る。ここから先は特筆すべきこともない。いや、ひとつだけ。ちょうどこの南相馬のあたりでガソリン残量がキビシイことになってきた。裏道なども検討したが、万一の際すぐにガソリンスタンドがある方が良かろうと思い、R6を北上したのだが、筆者がいつも入れている某石油会社のスタンドがトンと現れぬ。珍しくマルチインフォメーションスクリーンで走行可能距離を表示させてみたら130kmとか出るのね、これ。ほんとかよーと思いつつそれならいつも給油している馴染みのスタンドまで楽勝で行ける。まぁ大事に至ることもあるまいと高を括り、いつエンジンが止まるか冷や汗をかきながらの本格的チキンラン。なんとか無事に辿り着くことができた。

R6

のどかな景色だがチキンランの真っ最中(笑)

ここまで燃料計のゲージを下げるのは相当度胸がいる。
ちなみに給油したら40リットル。
なんだー、やっぱりあと50kmくらいは走れたのかも

ちなみにこの燃料残量から走行可能距離を表示してくれる機能、あと60kmってあたりで計測不能になって「--」表示になるので、世間のみなさんはあまり信じない方が良いだろう。そもそもイタ車の計器類を盲信するのは自殺行為と言う説すらある。どこまで参考にするかはみなさん次第。

それはともかく、相変わらず福島の県道はどこも趣深い。じゃるさんと成駒リベンジという話もある。今度はどんなコースで行こうか。今から楽しみだ。

約8時間/296km
試乗記・Jeep RENEGADE〜Jeepの皮をかぶったジュリエッタ
| 試乗レポート | 23:16 | comments(7) |

正直に書く。Jeep RENEGADE(以下レネゲード)のティーザー画像が出回り始めた頃から「こいつはイイ!」と思っていた。ジュリエッタとシャシーやメカニックを共有とか、フィアットの世界戦略の第何弾だかなどという事情をまったく脇に置いておいて、見た目で欲しいと思ったのだ。その後詳細を知るにつけ、冷静にMiToとの2台体制ネタ※には「オンロード過ぎる」などと冷静になってきたのだが、それでも魅力的な1台だと本気で思っている。

MiToのアンダーカバーが外れかかるという不測の事態でクライスラー・ジープ仙台に緊急入庫した際に、K店長よりお誘いを受け思いがけずレネゲードへの試乗が叶った。聞けば初期入荷分の配車は2台のみで、9月12、13日の週末はその内の1台を別のイベント会場に特別展示していたおかげで店舗には実車は1台しかなく、しかもひっきりなしに試乗申し込みがあったので、実車を見ることすら順番待ちだったという。筆者が試乗した個体は配車から約2週間ですでに走行距離が225km。通常の試乗コースなら5kmくらいの道程だから、如何に試乗回数が多いのかがわかる。

オープニングエディションと呼ばれる日本国内売り始めのグレードは、1.4マルチエア+ターボにTCTが組み合わされシャシーもジュリエッタのもの。車高のクリアランスも170mmで特に高いわけではなく、語弊を恐れずに言えばジュリエッタの上屋を取り換えただけのSUVである。そのことを軸に書いてみる。

表にしてみた


まず乗り込むとはっきり感じるのが、ラングラーなどで感じる「ジープ感」の希薄さである。クライメートコントロールのノブなどはドドンと大きいし(グローブをはめたままでも操作しやすいように、だという。シビレル)、シートも大柄で身体ホールド性は最低限しかない。だがジープブランドでの共通点は、筆者がちょい乗りした限りではそこだけだった。これは筆者が良く知っている世界、最近のイタフラ車の世界である。遮音性も非常に高い。高いと言えば目線もそれなりに高い…のだがオフロードカーの高さかと問われると「?」である。ドライビングポジションの合わせ方も乗用車のそれで、簡単な調整ですぐに得られた。筆者の乗った個体はオマハオレンジという外装色で、インテリアにも所々に同じ色が挿し込まれている。車内は明るくて各部の組み立て精度は高く、1mmも動かしていないのにわくわくする。

レッドゾーン表示が泥汚れ表示なのは「らしい」演出。
見た目どおり、メーターの動きは精密そのもの

走り出す。こ、これは!!完全にジュリエッタである。「ジープブランドの新しいのはどんなかな?」とあくまでSUVとして捉えようとすると完全に肩透かしを喰らう。まず足の動きが完全にジュリエッタである。足のストロークが若干大きくなったとのことで、その分(ジュリにしては)いわゆるコンフォート寄り。ストロークが大きくなったとは言えそれは「戻り」側に有利にするセッティングらしく、「沈み」は最小限。なのでうっかりMiToのような速度でコーナーに進入してもほとんどロールを感じさせないし、シュッと最低限の揺れで脱出するのである。フロントガラスの向こうに広がる眺めは完全にSUVなのに、動きは快適志向のジュリエッタというパラドックスに、すでにオーナーとなられたK店長(そう、MiToから乗り換えられたのだ)は違和感を覚えるそうだが、ジュリエッタ云々を知らない人が運転すれば「SUVなのに爽快」などと思うだろう。見た目からしてハードオフロード志向でないことは歴然としているし、高い目線と快適志向のジュリエッタライクな挙動。筆者は断然気に入った。と言うか多分これが世界の潮流なのだろう。


純正オーディオはなんとbeats。
ドクター・ドレ、儲かってるなー

これは後席のスピーカー部とボトルホルダー。
スピーカーは前後楕円形のもので、交換するにも機種が限られる
オーディオマニア泣かせなセレクト

TCTはさらにマナーが良くなったという。筆者は気付かなかった。変速プログラムも納得だしそもそも変速ショックが断然抑えられた。ジュリエッタやMiToだとある程度ショックがあっても「らしい」で済んでしまうだろうが、イプシロンやレネゲードにはある程度洗練性が求められるのだろう。そしてそれは見事に達成されていると思う。DSGと比較したらどうだかわからないが、画一的でないことも輸入車の魅力のひとつなのだから、これはこれで良いと思う。

変速プログラムが納得の出来で1.4マルチエアにターボなのだから、レネゲードの加速はもはや「うはは!」と笑ってしまう域である。アイドリングストップはイタリアンなフィニッシュなのでややもたつく感は否めないが、恐らく筆者が購入したら早々にOFFにしてしまうだろう。走行マナーについては高速走行は試せなかったが、少なくとも都市部で乗るにはまったく不足が無いし、むしろ仙台のように都市部も田舎道もすぐ近くにある地方都市の方が、加速も安定性も楽しめるとすら思うレベルである。

後席の座り心地はあまり良くない。
シート生地にはJeepの文字透かしが入っている

スポーツカーに取り憑かれたK店長と筆者の結論は「ヨメさんに乗っててほしい!」であった(笑)。つまり自分のクルマとしてではなくいつでも乗れる状態で家にあって欲しい。運転して楽しいクルマだがMiToを始めとするスポーツカーとはキャラクターが当然ながら違う。かと言ってMiToから乗り換えても欲求不満になることもなさそうではある…けれど、ジュリエッタと走りの質が同じなら(厳密には違うけど)、オレはジュリに乗るよな…というのも正直なところ。まぁラテングルマ好きのイカレたオッサンの戯れ言はともかく、レネゲードの正体は実用性を高めたジュリエッタ。ランチア イプシロンがカタログから落ちてしまった今、プジョー 308のようにある意味個性を薄めた立ち位置とは反対の家族グルマが欲しい人用最新モデルとして、筆者はイチ押しする。

クルマのあちこちにアイコンが20箇所以上隠れている。
これは給油口を開いたところにいるクモ

テールゲートにいるイエティ

ここにも何かいそう。
正確な数はインポーターも把握できていないという。
はっきり言ってこういう遊び心を許すところが
イタリアン+アメリカンの最大の見せ場だと思う

※筆者はMiToが不動車になるまで乗るつもりなので、「欲しい!」と思うクルマが現れても基本的には乗り換えではなく増車が前提である。だから「夢のまた夢」。
MiTo・アンダーカバー伝説第二章
| MiToのメインテナンス | 23:23 | comments(7) |
この1ヶ月ほど。いや、正確にはいつからなのか思い出せないのだが、深い轍や段差などでザザッとアンダースポイラーを擦る場面が増えた。「いやー、ホントにとうとうスプリングやダンパーがへたってきたなー」とのんきに構えていたのだが、離れてMiToを眺めても別段ぐったりと車高が落ちたわけでもない(まぁ低いけど)。ふと前輪付近をのぞき込んでみて驚いた。エンジンルーム下、アンダーカバーが落ちかかっているのである。擦ってたのはアンダーカバーかよ!!


ネジが無ぇ!

何かに激しくぶつけた記憶もなく、心当たりはまったくないのだが放置もしていられない。道具などがないので腕を潜り込ませて触診してみたが、ネジ穴はあれどカバー側にネジはなく(ま、そりゃそーだ)、ヘタしたらカバー側のネジ穴がちぎれている感がある。こうなるとケーブルタイでの仮どめもままならず、ツーリングをあきらめて(株)イデアルさんへ直行。

おおっ!レネゲード!!

さっそく工場で診てもらった。処置自体は瞬殺だったのだが、サービスフロントのKさん、メカニックさんとMiToの前であれこれ。「バンパー、曲がってませんか?」と問われるも

6年前の納車の段階からこんな感じですから。

外装のチリなんざハナから合ってないのだがそんなもんだと思っていた!!今はもっと精度が上がっているのだろうか。だとしたらこれからアルファロメオのオーナーになる方は幸いである。でもそれが普通だと思わない方がいいですよ、と老婆心ながら申し添えておく。

ネジが2本抜けてたのできっちり締めてもらう

ショールームの展示車両交換に遭遇!
出て行くWrangler、後に入ったのはもちろんレネゲード

帰り際K店長からレネゲード試乗のお誘いを受ける。もちろん試乗。レポートはエントリーを分ける。完調したMiToで走るのは気持ち良いなぁ。来る道はアンダーカバーがぶらんぶらんしている状態で、かっ飛ばす気になれずそろそろとイデアルさんまで走ったので清々しさもひとしおである。そのまま同じくイデアルさんの泉店、すなわちボルボカー仙台泉のS店長へご挨拶へ。

S店長と雑談。昨今MiToのマニュアルトランスミッションモデルの中古車相場が高騰しているらしい。8万kmくらい走った個体でも60万円くらいの値がつくという。「これが8万走った○○○※なら、値がつくどころかご臨終宣言ですよ」とS店長と大笑い。ウチのMiTo、オーナーが壊すケースは多いけど自然に壊れることは滅多にない。11万km走っても毎日乗ってる分には壊れないのである。

ま、アンダーカバーが落っこちかかるなんてことはよくあることだが(笑)。

※○の中には数字が入る
※※水害、大雨※※
| - | 23:45 | comments(15) |
日本全国のクルマヘンタイのみなさん、ご無事ですか?身体もクルマも無事ですか?筆者の住む仙台市はこの時間どんどん避難勧告対象地域が増え続けています。筆者の住む団地の周辺に避難勧告が出たのが23:00。同時に団地の小学校が避難所に指定されました。家人はこの避難上開設に関わる公的なスタッフ(正確にはもうひとつの予定避難所の開設担当者だけど、まぁそうも言っていられない)なので、雨の中DS3で出かけていきました。

我が家は今のところ無事です。停電が怖いので情報機器のバッテリーをフル充電しています。

もしもこのブログの読者の方で、今回のこの水害や大雨に何事もなく無事ならば、余裕のある時に無事だ〜とコメントをいただけると嬉しいです。
行けません・買えません・すみません
| クルマにまつわる四方山話 | 23:06 | comments(6) |

行けません。この時期自分が深く関わっているイベントの開催時期と丸かぶりなのだ。


買えません。この内覧会の二日間は自分が担当しているイベントのスタッフとして働かねばならない。

S店長、K店長、Yさん、Aさん、本当にすみません。興味がないんじゃなくて行きたいのに行けないのです。すみません。 
眼鏡がいらなくなった話と夜活考
| クルマにまつわる四方山話 | 19:52 | comments(10) |


ある機会に受けてみたVDT検査でレンズの度が合っていないことを指摘され改めて眼科医で検眼してもらったところ、「どう診ても眼鏡が必要な視力じゃない(1.2と1.0)」という驚愕の診断が。眼鏡を誂えるのは大好きだったのだが、必要ないならかけません!ということで突然眼鏡が必要なくなった筆者。一番の変化は夜間のクルマの運転が格段に楽になったことである。相変わらず「絞り機能」は衰え続けているので眩惑には弱いのだが、必要の無い眼鏡をかけていた時に比べれば雲泥の差で運転しやすい。だからといって浮かれてホイホイ走りには行かないが…。


以前は平気で2時間くらい走っていたが、ここ最近は走ってもせいぜい小一時間である。その時間で往復できる距離と言えば家から30〜50kmくらいのものである。筆者の自宅からこの距離だと、基本的には仙台市や近隣町村の山方面ばかりになる(だから冬期は危険)。海の方に行っても良いがその場合は距離も時間も倍くらいになる。


過日23時近くにDS3を走らせていて、「あー、このままどこか行けるところまで行って、仮眠をとって朝からあちこち走り回ったら楽しいだろうなー」と思いついてしまった。思いついただけでわくわくするではないか!深夜なら日中よりも距離も稼げることだろう。道の駅など仮眠にぴったりのポイントもどんどん増えつつある。・・・もっとも筆者は基本的に夜は寝る人なので、言っているだけである。加えて筆者は行った先の景色も楽しみたい人間なので、真っ暗な夜に走っても楽しみ半減という側面もある。実際盛んに夜活を行っていた頃は「昼間来て景色も楽しみたいなー」と思いつつ走り、後日陽がある時間に再訪するのが常だった。


夜にクルマを走らせると、だから景色を楽しむという要素がなくなる。その分クルマとの対話が濃くなるように思う。夜ひとりでクルマを走らせる効能というのは確かにある。

成駒無念!じゃる号と行く福島美麗県道とソースカツ丼探訪の記
| その他のツーリング・夜活など | 22:16 | comments(9) |

当ブログコメント欄の常連にしてMiTo TCT Competizione乗りのじゃるさんとブレーキのあれこれについてメールを取り交わしていたらどこかに走りに行こうじゃないかと。たまたま休日が合致した9月初頭のある日、じゃるさんとふたりで福島ツーリングを敢行した。じゃるさんとacatsuki-studioと言えば東北自動車道松川PAのETC丼なのだが、過日二本松市から岳温泉を経由して土湯峠に抜けた際に気になった食事処成駒が気になって仕方がない。そこで、味は保障できないが(食べたことがないから)初制覇にお誘いしてみた。

例によって仙台市太白区坪沼付近

この日の蔵王は雲が多かった。蔵王町の美麗県道K25から


朝9時に白石市内で合流。ガソリンを給油してたら数分遅れてしまった。しかも遅刻の鬼常連じゃるさんの方が早く到着しているぢゃありませんか!不覚!!気を取り直して成駒の定休日を確認。よし、定休日じゃない!では出発。

福島県伊達市に入ったら晴天に!

地図で指し示すことができず大変申し訳ない美麗農道


ものすごい頻度でこのあたりを走りまくっているじゃるさんに先導してもらい、県道とR349、福島県伊達市に入ってK122などをさくさくと南下する。筆者が知っている道をことごとく外し、アップダウンと適度なカーブが連続する超極上のワインディングを霊山に向かってひた走る。久しぶりに晴れ間の広がる宮城県南〜福島中通り北部は極楽である。

R4からK355で二本松市街地を爆走!

福島県K40からK62を経て無事に二本松市内へ到達。そのままスルーしてR459を目指す。

目指せ岳温泉!待ってろ成駒!!

GoogleMapで二本松駅から岳温泉成駒までの所要時間を調べると16分と表示される。疑わしい思いで計画を立てていたのだが、本当にそれくらいの所要時間で着いてしまった。頃は11時を少し回ったあたり。何もかもちょうど良い!素晴しい!!さぁクルマを停めよう!!ん????



最初からネタバレしているのに一生懸命引きの文章を書くのも馬鹿馬鹿しいのだが、あろうことか成駒は臨時休業だったのである!力なく笑うじゃるさんと筆者。しかしリカバリーは考えねばならない。周囲をぐるっと見てみたら、成駒の向かい側は岳温泉観光案内所ではないか!さっそく乗り込み「困っているんです」と助けを求める。ふたりの女性のうちクールビューティーのお姉さんが対応してくれた。


acatsuki-studio「成駒目指して来たんですけど臨時休業で…」
お姉さん「あぁ、そうでしたねー」
a「他に昼ご飯にお勧めのお店ないですか?」
姉「一覧なってる表があるんですけど…」とお店リストを見せてくれる
a「どこが一番おいしいですか?
姉「どこもおいしいですよー
a「そりゃそうですよねー」

みんなも岳温泉に行っておいしいご飯を食べよう!

という会話で盛り上がりつつ、和食の店ということで「みうらや」さんをご紹介いただく。すぐ近くだった。

岳温泉街無料駐車場入り口脇「みうらや」

この日のランチ「ラーメン+焼肉丼のセット」850円。

豚肉はちゃんと炭火で焼かれており、
蓋を開けるといかにも炭火焼肉の香りが鼻腔をくすぐる

普通にこの丼だけ食べても旨い

ここまで来たら土湯経由で福島方面を経由して、当然のことながらジェラート屋honey beeに寄らねばなるまい。

岳温泉から土湯峠に向かう道も相変わらず美麗

山にも秋の気配

来たぜhoney bee

筆者は奇を衒わずいちごみるくとカフェラテのダブル460円

さりげなくイデアル物件が並ぶhoney bee駐車場

郡山市内に用事があるというじゃるさんとここでお別れ。なんとまだ13時前である。筆者も夕方に仙台市内で用事があったのでのんびり帰ることにする。と言っても定番コース、K5フルーツラインで飯坂温泉まで。K353などを使って国見町まで戻り、K46で宮城県七ヶ宿町へ抜ける。

K46、定点観測地点の祠にて

小坂峠にて

同地点より国見町を見下ろす。
定点観測地点の祠も偶然通った秋田新幹線も写っている

あとはいつもどおり。宮城県のK51で遠刈田温泉や村田町を経由して帰宅。

「道の駅しちかしゅく」でちょっと休憩

宮城県K51も、何度も走っているのに相変わらず美しい

約8時間半/約272km

相変わらずじゃるさんとのバカ話(クルマヘンタイ話ともいう)は実に楽しかった。成駒は再び宿題となってしまったが…。そしてじゃるさん先導で走り抜けた宮城〜福島県境近辺の美麗県道、次はひとりで走って自家薬籠中のものとしなければもったいない!じゃるさんありがとうございました。
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■プン太郎■
筆者の愛車ABARTH PUNTO EVOのこと。
ブログ本文に「プントエヴォ」と
フルネームで書くと煩わしいので命名。

■R、K■
R=国道(Route **)
K=県道(Kendo **)
のこと

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。

■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

■朝練&夜活■
早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■EDO■
Eat and Drink Organizationの略。
親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
「同乗者無しでひとり1台」
「うまいものを食べ、飲む」が掟。
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