クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
ブレーキパッドに悩む夏
| パーツ/グッズ | 21:03 | comments(2) |
ブレーキパッドに何を期待するかは人それぞれだと思う。いや、ブレーキパッドなんだから当然「確実な制動」を期待するのは当然なのだが、筆者が言っているのはその基本性能に加えての「低ダスト」とか「耐フェード性」といった、どちらかと言えば付加価値的なものである。

話には聞いていたが、欧州車の純正ブレーキパッドが出すダストがこれほど多いとは思わなかった。2002年にプジョー 307SWを購入した直後の感想である。筆者にとって初の輸入車だった307SWに限らず、街中ですれ違うドイツプレミアムブランドのセダンを見ても、当のアルファロメオ MiToを見ても、駆動輪のホイールは黒めである。毎度洗車時にホイールをごしごしやりながら「あー、めんどくせー」と思うものの、「効くからダストが多い」と解れば、フロントホイールを真っ黒にして渋滞にハマっているメルセデスBクラスなど、良い具合に道具感が漂っていてむしろ好ましい。

ここ2週間くらいで、我がMiToの制動力がめきめきと落ちてきた(笑)。6月に通した12ヶ月点検時に「フロントブレーキパッド、そろそろやばいです」と言われたから気付いた…というわけではなく、もう体感できちゃうレベルなのである。正確に言えばちゃんと止まる。止まるけど、これまで以上に踏力が必要になってきた。タイヤと併せて早く交換したい。

先のタイヤどうしよっかなーエントリーにも書いたとおり、筆者は基本的に街乗りオンリーであるから、ブレーキパッドに求めるのはごくごくベーシックな性能である。だがベーシックな低価格帯製品の中にも、製品ごとの細かい性格の違いはある。これまでの経験から低ダスト製品の代名詞的ブランド「ディクセル」の安いやつ(笑)、Type Mはもう卒業しようかなと思う。低ダストは本当だが、制動力曲線が自分の求めるものではない。もっともディスクローターは前後ともディクセルだし、リアのブレーキパッドもディクセルなのだが(笑)。いや、低ダスト万歳じゃないですか。

筆者のMiToに現在装着しているのはEBCのグリーンシリーズ。 EBCはそもそもフィアットにOEM供給しているメーカーらしく、MiToの純正も実はEBC(のボトムグレード)ではないか疑惑がある。サードパーティにこだわって探しているつもりが、意識せず純正に回帰してしまった(笑)。グリーンシリーズの制動力は実に自然かつ強力。個人的な感想だが速度が落ちてきてからの制動力曲線が筆者と生理的に合っている。筆者レベルの運転ではフェードらしいフェードも経験したことがない(サーキット走行などすればどうだかわからないが)。唯一の難点は純正同様盛大にダストを発生することだが、ここは何を優先するかで話が変わってくるだろう。


家人のシトロエン DS3にはSTOLZを装着してみた。ダストはそこそこだが、STOLZとDS3の組み合わせでは初期制動力の立ち上がりがやや唐突に感じられた。減速がきちんと行われるのは歓迎すべきことだが、Bペダルの踏み始めにやや神経を使うということでもある。わざわざ「STOLZとDS3の組み合わせでは」などと書いたのは、MiToではそう感じない可能性もあると思ったからだ。DS3の乗り味は、やや硬いとは言え基本的にはフランス車のそれであり、STOLZの初期制動力の立ち上がり方と、やや相容れない感触があるのだ。その点脚の動かないMiToのゴツゴツした乗り味となら、そういったミスマッチ感は薄いと想像するのだ。家人のDS3については肩ひじ張らずに次は純正部品に戻してみるのも良いかもしれない。

その他にも興味あるブランドは多々あるが、効き具合を体感できているものから選ぶとなれば、(純正を除けば)EBCが今のところ最右翼だろう。そう思って輸入元に問い合わせてみたら、在庫残1だそうで…。発注しました。うちのMiToのブレーキパッド(フロント)は、8月以降もEBCグリーン2000シリーズである。
【問】グリップ力が高くてロードノイズは小さく、極端に硬くないタイヤはどこにありますか?
| パーツ/グッズ | 20:36 | comments(4) |
「グリップ力が高い代わりに減りも早いよ」。イタリアタイヤメーカー、マランゴーニのMythosというタイヤをMiToに履かせた時、勧めてくれたS店長やK店長にこう言われたものである。筆者はこれまでにサーキット走行をしたことがなく、ごくごく一般的な「ストリート走行」を重ねているのだが、それが理由かMythosの減りが特に早いとは思っていない。価格と性能のバランスが吊り合っていると思っているし、何よりもコーナリング中のグリップ力の高さはとても魅力的だ。

MARANGONI Mythos

ただこのMythos、万人にオススメとは言い難いとも思っている。基本的にかなり硬い。それでなくても脚が動かない系の初期型MiTo 1.4T Sportとの組み合わせは、相当神経質である。トルクステアも盛大に出るし、直進も鷹揚にとはいかない。それでも前述のとおりコーナリング中にこれだけ粘ってくれるなら…とグリップ力の高さ(と安さ)に惚れて使い続けてきたのだが、去る6月の12ヶ月点検時に、そろそろタイヤ交換した方がいいですよとイデアルのメカニック氏よりご注進いただいた。タイヤなー。どうしようっかなー、またMythosかなーともやもやしていたのだが、ここに来て要注目のタイヤ2種が現れた。


まずは2015年春に家人のシトロエン DS3に履かせてみたFALKEN ZIEXである。DS3の脚はしなやか系なのでそれを勘案する必要はあるが、それでも絶妙な伸縮具合で、MiToに履かせても(Mythos比)ずいぶんコンフォータブルな乗り心地に変化するだろう。プジョー 2016SW S16に履かせているという筆者のヘンタイイタフラ車道師匠のあおさんからも、「MiToにもいいんじゃない?」的なコメントをいただいている。こちらはコンフォート具合と価格の吊り合いが見事。


そしてここ最近K店長、ABARTH仙台YさんというふたりのMiTo乗りから激しく勧められているのがATR SPORTというインドネシア製タイヤである。7月末にABARTH 695BIPOSTOを見物に行った際、K店長のMiToを、短距離ながらかなりデコボコのキツイ道路で試運転させてもらったのだが、これが望外に良かった。Mythos比コンフォータブルであるのだが、特に横方向からの入力に最後まで粘ってくれるという。コーナリング中、Mythosが硬さとトレッドパターンで粘り着くのに対して、ATRは横方向からの入力を徐々に逃がしつつ、でも最後の最後で踏ん張っている感触…。んー、これ、正しいかなぁ。試乗はワインディングなどでは当然なく、ABARTH仙台近辺の一般道だったので、デコボコのいなし方の確認と、ちょっとキツめのコーナー進入を一度試してみたきりなので、とんちんかんなことを書いている可能性もある。

ATR Sportを履かせたK店長号

実はATRのこの感想にはもうひとつ理由がある。MiToの指定タイヤサイズは215/45/R17なのだが、今回K店長とYさんが履かせたサイズは205/50/R17なのである。その話を聞いた時、真っ先に考えたのは横からの見た目のことで(笑)、45が50になってカッコ悪くねーの??ということだった。もっともそれは完全に杞憂だった。この程度の差など目視認識できるわけもない。重要なのは215から205へ横幅が「細くなる」ことなのだ。横幅215mmよりも205mmで接地すると、結果的に接地面が進行方向へ縦長の長方形になり、結果的にこれが直進安定性(トルクステアの影響低下)やコーナリング挙動の安定につながるのだという。実際Mythosでスキール音が鳴っていた場所で、同じスピードで進入してもATRでは静かなものだという(もっともMythosでスキール音がする速度ってのはなかなかだ)。加えてロードノイズも抑えられているとのこと。しかも激安なのである。なにそれ。良い事ずくめじゃん。しかもタイヤパターンがカッコいいと来たもんだ。

メーカー指定サイズと比べて(見た目的に)大きな違いは無い

かっこいい


もっとも減りは早いらしい(笑)。やっぱり(笑)。FALKENとATR、どちらにするか思案中。
見たぞ!ABARTH695 BIPOSTO at ABARTH仙台
| ココロ惹かれるクルマ | 19:41 | comments(4) |

標準仕様で5,994,000円。フルスペック仕様だと8,456,000円。そんなABARTH 695 Bipostoが仙台に来るという。というも何も、来ているのだ。2015年7月25日(土)、26日(日)、ABARTH仙台。せっかくなので見に行ってきた。

めっちゃ混んでて駐車スペースを探すのに一苦労


うわさのドグミッション

リアはこんな感じ

最初からBMCのエアクリーナーがどどーんと鎮座


オーラ?塊感?うまく言えないのだが、とにかく何かが漲っているのだ。先にエントリーしたが、基本的には自分には縁の無いクルマだと思う。ではあるのだが、工業製品として突き抜けているものを目の前にしている感動はビシビシある。



ABARTH仙台のYさんとあれこれ。「どうですか、1台(笑)」。Yさんも人が悪い。「だってこれ、4Cより高いじゃないすか」「そうなんですよねぇ、でもドグミッションだけでも150万くらいするんです。あれこれ積み重ねていくと、この値段になっちゃうんです」だそうだ。Yさん、この個体が仙台に到着後あれこれチェックしたそうだが、その視点が実にマニアック。特に印象的だったのがエンジンルーム内の「エアクリーナーの台座までカーボンかよー」。軽量化のためにドアハンドルはベルト(ポルシェ911の役付きの常套手段)、フォグランプも無し。ヘッドライトに至ってはハロゲンである(LEDやキセノンを点灯するために必要な装備を省くため、という)。まぁありきたりな結論だが、「サーキットに持っていくクルマ」なのである。

ヘンタイさんたちがニヤニヤしながら写真撮りまくり(笑)

二日間で50名以上の来客があるとのこと。筆者がABARTH仙台のショールームにいる間も3〜4名の客が出たり入ったり。実は今回一番印象的だったのは「仙台にもヘンタイがこんなにいるのか!」ということだった(笑)。だがこの程度のことは驚くに値しない。この695 Biposto、日本には20台が導入されたそうだが(標準仕様10台、フルスペック仕様10台)、フルスペック仕様はすでに9台が契約済みだという…。
ABARTH 695BipostoキャラバンのDMを受け取り考えた
| ココロ惹かれるクルマ | 11:51 | comments(5) |

株式会社イデアルさんよりカッコいいDMが届く。ABARTH 695 Bipostoのお披露目キャラバンの招待状である。ヘンタイを自認する人も無自覚ながら輸入車かっけーと思っている人も、2015年7月25日、26日はABARTH仙台に駆けつけるが吉である。

このブログのコメント欄常連の方々やSNS上でやりとりのある方々から、「MiToの次はABARTH(のどれか)でしょ」と言われてきた。そう言われ始めたころは、MiToよりも小さいクルマにわざわざ乗り換えるという発想はなく、「ないわー」みたいな返事をしていた。実際RyoさんのABARTH 500(役付きだったかどうか思い出せず)にちょい乗りさせてもらっても、それは変わらなかった。当のRyoさんはすでにもっとすごい物件に乗り換えてしまっているが、その僥倖に預かった際に筆者が抱いた印象は「必要以上に加速し、必要以上に曲がり、必要以上に止まる」だった。今ならこれは少々的外れな受け取り方と断言できるが、その時はとにかく「過剰なクルマ」に思えたのだ。しかしABARTH仙台のYさんに同乗いただいた別日の試乗で、驚嘆するほどの低速域の扱いやすさや、その上で天井知らずの加速感や制動力、そしてコーナリング性能を持っていることがじっくりと体感できた。いや、体感してしまった、と言う方が正しい。正に禁断の扉を開けてしまったのである。例えて言うならあれは完全に自分用にチューニングされたモビルスーツである。自分の(移動に関する)身体能力を増幅して高めてくれる存在。筆者がクルマに求めるもの、すなわち「グワッと加速し、キュキュッと曲がり、グッと停まる」の全てが揃っているクルマ、それがABARTH 595 Competizione(5MT)なのだった。ABARTH 500の印象はすっかり変わってしまい、「ぜひ欲しい」1台になってしまった。

しかしMiToから乗り換えるということになるとやはりまだ逡巡してしまう。「最高!!」な反面単純に乗り味が辛口すぎるとも思う。「あー、疲れた。帰って寝ようっと」なんて時に、あのシートに座るのはしんどいんじゃないか、という思いが消えない。筆者の個人的すぎる事情でではあるものの、ライヴステージで演奏したあと、心も身体もふらふらな状態で595コンペをシャキッと運転できるだろうか、という心配がある。何とか運転できてもシャキッとした運転はできないかもなぁ…。だがもっと致命的な1件がある。そもそも筆者が相棒とする電子鍵盤楽器やそれに付随する機材は、595コンペではまず積めない。いろいろ考えると積めない(笑)。そもそも荷物積載を考慮したクルマじゃない。そう考えると、安楽に運転でき、かつそれなりに積載能力もあるクルマがまず別にあって、純粋に走りを楽しみたい時に乗るべきなのが595コンペ、という気がする。いや、気がするどころか正解はきっとそれなのだ。それに2015年現在の筆者の場合、まだ家族を乗せて走る場面もあろう。中学生がふたりともなると後部座席の居住性能なんてものも考慮せざるを得ない(子どもが小学校低学年なんて場合は問題ないと思う。むしろそれくらいの年齢の頃に洗脳しておくべきだ)。

695 Bipostoはフルスペック版で約845万円(標準版は約594万円)である。素の再廉価のフィアット 500の4倍以上の値段である。もちろんその価格差に足る快楽があることはわかるが、単純に言って高過ぎて買えない。考えてみても欲しい。アルファロメオ 4C(約806万円)よりも高いのだ。自分が毎月一度はサーキットに自分のクルマを持ち込む…なんて生活を送っていれば話は別かもしれないが、そういう生活に憧れはあるものの、筆者がクルマに求めるものはまたそれとも違う。自分に一千万円の余剰金があって、高額なスポーツカーの維持費を払える甲斐性があるとして、695 Bipostoと4Cを並べられて「さぁどっちか選べ」と言われたらどうする?筆者が購入するのはおそらくそのどちらでもなく、アルファロメオ 8Cの中古車である。つまりはそういうことだ。デイリーユースが可能で、かつラグジュアリー。なんだかんだ言っても、筆者はクルマにある程度のラグジュアリー感を求めてしまうのだ。分相応という意味で、アルファロメオ MiToは今の筆者にちょうど良い存在なのだろう。

ABARTH愛好家のみなさんにケンカを売りたいのではなく、いや、むしろ平伏するほど尊敬するし羨ましくも思うけれど、でも695 Bipostoは購入希望リストの下の方にあるクルマであることも、今回DMを受け取って気が付いてしまった。とは言え将来、子どもが独立して夫婦ふたりの生活になったとして、じいさまになった筆者は595コンペ(5MT)を乗り回しているように思う。あれはいいよ、うん。最高だよ。

※最新情報を得るために、取り急ぎABARTH仙台のスタッフブログをご紹介しておく。こちら
MiToで行く!・真夏のさんさん商店街、弁慶鮨
| その他のツーリング・夜活など | 23:12 | comments(3) |

宮城県本吉郡南三陸町、南三陸さんさん商店街の弁慶鮨のにぎりはうまい。南三陸へ訪れ、そこで寿司を喰うことに今は意味がある。

例によって7月の3連休を生業だけで過ごしたので、気持ちをオフに切り替えるためにはツーリングに出かけねばならぬ。しばらく足が遠のいていた南三陸さんさん商店街には、先日からもやもやと行きたい衝動があった。天気予報は曇り。気温はぎりぎり30℃に満たないという。ま、途中で雨に降られてもかまわない。出かけてみようじゃあないか。

件の弁慶鮨、定休は木曜日で営業は11時からだという(商店街公式サイトによる)。GoogleMapで経路を確認してみると2時間24分と出た。と言うことで朝8:30に出発。

まずはMiToが腹ごしらえ

大和町の田園風景はいつもながらすてきである

R346沿いの道の駅米山

その脇の田園。西の空はごらんのように曇り空

R346からK15を経由し登米町を東へ抜ける。海へ至る東の空は夏の青空。振り返れば西の空は雲が広がる。こりゃ本当に雨が降るかもしれない。

登米中学校前、K172に乗る

K172は初走破。どうやら峠道らしい。当然クルマ通りも少ないだろう…という読み。今回はこのK172を走りたいために三陸自動車道をパスしてみた。




以上素晴しいK172の景色。
後半(南三陸町側)はけっこう難易度の高いワインディング

K172の途中に表示があり、南三陸町へ。


K172のふもと部分では、ダンプカーがたくさん走っていた。新しい三陸自動車道の工事車両らしい。K172から南三陸町内へ入ってくると、こんな風景に出くわした。画像の盛り土が自動車道の道路部分なのか、はたまた防潮堤の一部なのかわからない。隣り合う廃虚となった3階建てのビルと比べても高さがわかるだろう。もし防潮堤の一部だとしたら…。筆者には大いなる違和感がある。海とともに生きてきたという街を海から切り離すというのか。もちろん部外者たる筆者の戯れ言など無視してくれてかまわないが、現地の人々にすら様々な声があるだろう。復興に速度は重要だが、丁寧な施策も同時に重要だと思う。街の人が暮らしやすい復興工事が行われることを願うのみだ。


そんなことを考えつつ、無事にさんさん商店街に到着。11:10。ベストだ。ベスト過ぎる。駐車場にはずいぶんクルマが停まっているが、商店街の中にはほとんど人がいない。3連休明けの平日初日である。そりゃそうか。だからこそ筆者は来たのだ。弁慶鮨はどこだ!このイキオイじゃ口開けの客になるんじゃないか…。いやきっとそうに違いない。


案の定、店先には客はひとりもいない。だが営業はしているようだ。満を持してさらりと入店。ぎょぎょぎょぎょぎょ!なんと満席ではないか。事態が飲み込めず驚き硬直する筆者。驚く筆者を見て驚く店員さん。かろうじて筆者が1名であることを口をぱくぱくさせながら告げると、奇跡のようにカウンター席が1席だけ空いていた。ホッと一息。店内を見回すとほぼ全ての客が三陸きらきら丼かウニ丼を食べているようだ。もちろん筆者もそう考えていたのだが…。店先のメニューに写ったにぎり寿司があまりにも旨そうだったため、お決まりのにぎり寿司を注文してみた。

にぎり寿司(松)2,000円

最初に口に運んだ中トロがあまりにもうまかったため、お好みで握ってもらえるかおそるおそる聞いてみたところ、大丈夫だという。とは言え前述の通り店内は満席なのである。また言うまでもなく仮設店舗での営業である。かつての実店舗のようにネタを豊富に仕込んでおくこともままならない状況かもしれない。妥当なところで鉄火巻きを注文。赤身を巻き簀で巻いたごくオーソドックスな一品。もちろんうまい。堪能する。

おっさんになったせいか、食が細くなってきた。残念ながら満腹である。お勘定は2,500円であった。平日の早い時間か遅い時間ならお好みで握ってくれるという。来る度に宿題が増えるな、ここは。商店街は定休日の店も多かったが、ひいきの及善蒲鉾店はやっていた。お土産を購入し帰路へつく。まだ12時前である(笑)。


いかにも真夏の行楽地の駐車場、の図

さてどうやって帰ろうか。蒲鉾が気になるが保冷バッグに入れてもらったことだし2時間ちょっとくらいは大丈夫だろう。R398から登米町へ抜け、K1で高清水町を走破し、岩出山へ出よう。GoogleMapだとこんな感じだ。



道の駅みなみかた・もっこりの里 。
この名前の看板を見たら、寄らずにはいられない(笑)

ま〜たまたMiToちゃんたらおーげさなんだからー。
34.5℃??

R398はまだ良いのだが、途中から乗るR346が究極につまらない。まるで県北県道のR4である。要は整備され過ぎてつまらないのである。主要道路だから信号も多い。選択した筆者のミス。我慢してK1まで走り抜ける。JR東北本線瀬峰駅から西のK1はまだ快適だった。この辺の区間は、走ったことある人ならすぐに膝を打ってくれると思うが、呆れるほどの直線道路である。マスタングかフェラーリのどれかで走ると最高だろう。追い抜き禁止路線のK1でノロノロ運転の軽自動車がいたりすると最悪なのだが、この日は幸いスルスルと走れた。高清水町でK167〜K17を経由し岩出山へ。あとはおなじみのR457をひたすら南下というパターンである。

大和町へ帰ってきた〜

5時間半/205km

帰り着いてみれば、青空のもと30℃を超える真夏のツーリングと相成った。本当はMiToを洗車してあげれば良いのだろうけど、これじゃ熱中症になってしまう…。と決め込んでサボリ。

ちなみに今回は無理せずエアコンを入れて走った。やはりここぞという場面の加速に一拍遅れる印象がある。1.4Tにはエアコンは大いなる負荷なのだ、やはり。え?そういう運転をしなければいいじゃないか?アルファロメオに乗ってて、それは無理というものだ。
tranSpeed2015年8月号
| クルマの雑誌・本 | 18:00 | comments(4) |
tranSpeedという自動車雑誌を買った。すごく面白かった。いつもはイントロでくどくど書く筆者だが、今回はいきなり結論だ!


偶然コンビニで見かけて買ってみた(しかも出先の岩手県北上市内で買った)のだが、データに偏り過ぎず、情愛に偏り過ぎずちょうど良い誌面である。今号の特集はメルセデスのGクラスとランボルギーニV10モデル、すなわちウラカンとガヤルドの特集で、はっきり言って節操の無い特集だ(笑)。だが丁寧である。なんと言ってもGにしてもLにしてもモデルヒストリーをちゃんと年表で付けているし、最新モデルの機械的成り立ちもドライブインプレッションも過不足無く掲載されている。筆者などGクラスへの興味など爪の先ほども持っていなかったが、特集を読んだ後では30分くらい中古相場ネットを彷徨ってしまった。まぁ買わないけど。買えないけど。とりあえず公式サイトを見て欲しい(無料ウェブサイトサービスを使ってたりして、そこもまた危なっかしい(笑))。

筆者はAUTOCAR JAPANを甚だ愛好していたのだが、創業者が編集長になってから突然失速し、結局休刊となった。沢村慎太郎氏、森慶太氏に加えスティーブ・サトクリフやグレッグ・ケーブルの翻訳記事を読むのは最高に楽しみだったのに。web版が細々と続いているが紙で読む方が筆者は良い。

Facebookの公式ページに拠れば"2015年3月10日(火)誕生! アクセルを“踏む”オトコのスーパーなカーマガジン『tranSpeed』"だそうで、毎月10日発売。定価800円。毎号買うかも。
トヨタ パッソを運転して文化の違いを実感した話
| クルマにまつわる四方山話 | 13:10 | comments(2) |

老母を病院に送り迎えする足にトヨタ パッソを運転してみた。これで2回目。本格的に「生活の足」として使う体験である。

平日の午前中、それも朝9時頃、泉区の外れの方から泉中央まで片道約30分の道のりである(仙台をご存知ない方のために書くと、泉区泉中央は仙台北部の副都心的な立ち位置の地域であり、朝と夕方は渋滞が発生しやすい)。思った以上に高齢者の運転するクルマが多い。他に20〜40代と見られる女性が運転する国産ワンボックスカーもやはり多い。全体的にスローペースである。

自宅から走ること10分程度。パッソに慣れるにはそれくらい時間がかかる。今思い返せば、つまりこれは「如何にいつもMiToを運転しているのと同じペースで走れるか」と、身体を同調させようとする時間であった。まぁ当然そんなことはできないのであって、パッソにも負荷がかかる。結果的に、次第にそういう運転をあきらめてしまう。また高齢者運転の車の後ろに付くと、必然的に40km/h程度で走らざるを得ない。パッソはブレーキもプアなので自然に車間距離を多めに取るようになる…。ん???

比較的道幅は広く、急なカーブも少ない泉区郊外の道路を40km/h程度で走っていると、パッソが実に走り易いことに気が付く。乗り始めの10分では例によってびゃ〜っ!と耳障りすぎるノイズを発生していたエンジンも、この速度域では大人しい。タコメーターが付いてないので回転数はわからないが。鈍感なステアリングもこの速度域だとちゃんと「切った分だけ曲がる」感触が得られるし、ブレーキも同様だ。簡単に言うと直進安定性に不安感がない。「急」が付く動作をしなければちゃんと仕事をしている。


その分「先読み」は必要だとも思った。おじいさんが運転していて後席に人影があって、病院が近づいてきたら、「あぁこれはきっと(病院に)左折して入っていくな」と読んで減速の準備をするとか。特に高齢者はコーナリング中に想像以上に減速するきらいがあって、後を走っているとヒヤッとすることが多々ある。減速してコーナーに進入し、コーナリング中にさらにもう一段減速するようなことが割りとある。状況判断というよりは心理戦のようなものだが、そういう先回りした危険回避は必要になる。

以前我が家にパッソが納車された直後にエントリーしたファーストインプレッションでも書いたが、今回感じたような「日本の地方都市で実際に生活の道具として使う」場面で、特に欧州車のようなセンシティヴでクイックな動作と比較した場合、運転に自信の無い人になればなるほどパッソのような挙動の車を選択するだろう、という思いを強く持った。交通ルールを守っている分には、人に迷惑をかけようが危険な運転をしようがお咎めのない文化の下では、パッソのような「法定速度以下なら乗り心地が良い」車は正義だろう。対して欧州車などの「意のままに操れる感触」は、自己責任に帰結する考え方の産物だろう。これはもう文化の違いとしか言いようがない。

嘘か誠か、例えばピレネー山脈を超える山道の多くは未舗装で、かつガードレールなどもほとんど設置されていないらしい。そういう道を走ること前提のイタフラ車は、ステアリング反応など自動車の挙動そのものが人間の生理に適うようにチューニングされていて、だからこそ市街地でも走り易いと何かで読んだ(か聞いた)。そのことの真贋の前に、山道にガードレールが無くても苦情がこないことこそが文化が異なる証左ではないか。山道は危険。危険な場所を走る以上何かあったらそれは自己責任。そういう思考がプジョーやアルファロメオのあの挙動を生むのだろう。これが日本なら山でも海でも、道路は整備されているしガードレールもほぼ確実に設置されている。ついでに山の上でも岬の突端でもコカコーラの自動販売機が置かれるだろう。事故を起こしたら「なぜこんな危険な場所にガードレールを設置しないんだ」と自治体に文句を言うかもしれない。そのこと自体は間違いでは決してない。いやむしろ素晴しいことだ。つまり文化が異なるのだ。


「仙台郊外のゆったりした道路をのんびり走る分にはこれでいいじゃないか…」とすっかりパッソ容認モードに入ってしまった筆者。しかしいったん帰宅し、診察が終わった老母を再び迎えに行く時はMiToで行った。どんなに安くても、どんなに壊れなくても、どんなにメインテナンスフィーが安くても、筆者がパッソを選ぶことはない。なぜなら「クルマを運転する快楽」がパッソには無いからである。筆者にとってクルマを運転する快楽とはグワッと加速してキュキュッと曲がり、ビタッと停車できることなのである。
MiToで行く!・花巻・田舎laboから真夏の県道三昧
| その他のツーリング・夜活など | 21:50 | comments(4) |

岩手県花巻。すてきだ。温泉が多い。宮沢賢治記念館もある。数年前に家族で大沢温泉を堪能し、宮沢賢治記念館にも行った。しかし2015年の今、訪れるべきは「田舎labo」である。これまでずぅっとSNS上でだけやりとりをしていた、ミュージシャンGON TAKAHASHIさん運営のギャラリーであり工房でありスタジオである。筆者の周辺のミュージシャンにはGONさんとつながりのある方も多く、ぜひいちどお目にかかりたいと思っていた。この日も猛暑日となりそうな雰囲気だったが、満を持して花巻は田舎laboを訪ねる旅である。

最近の筆者のロングツーリングの傾向として、行きはテンションアゲアゲで下道を堪能するのだが、その帰路、電池切れになって高速道路に乗ってしまう。だがそれは不本意な事態でもある。本当は往復とも下道で行きたいのだ。この日は先様のある話だし、昼前には到着していたかったし、帰り道で電池切れになってからよりもその逆で行こうと思い立ち、この日は大和ICから東北自動車道に乗った。帰路は県道三昧のつもりなので体力温存を心がけ、走行車線をいたってノーマルに北上する。

大和町


とは言うものの。そのまま目的地最寄りの花巻南ICまで走ったのではあまりに味気ない。ひとつ手前の北上江釣子ICで北上市内に降り、K28を北上する。最終的にはR4に合流してしまうのだが、それも数百メートル。R283に右折し一路田舎laboを目指す。

ファミリーマート北上柳原店

田舎laboへは、R4の交差点からでも10分程度で着いてしまう。周辺の景色はすっかり山方面の雑木林ばかりになるが、なんのことはない花巻市内である。R283沿いにさりげなく建っている田舎laboに11時過ぎに到着。




laboの入り口から外を眺める

GONさんは極上のキーボーディストでもあられる

GONさんも奥様も、噂に違わず魅力的な方々だった。初めて訪れる場所、初めて会う方々なのにすっかりリラックスしてしまった。田舎labo初訪問の様子はこちらに書いたので、もしお時間があればお読みいただきたい。昼時になり空腹になってきた。GONさんに「花巻で昼ご飯を食べるならどこ?」と聞いてみたところ、ご夫妻そろって「マルカンデパート!」とおっしゃる。地方都市のデパート自体が瀕死の状態なのに、地域唯一の百貨店として猛威を奮い、あまつさえ「展望食堂」があると聞けばこれはもう行かねばなるまい。先日の鍵盤ジェダイ呑みでお世話になった阪下師範もよく召し上がっておられるようだ。GoogleMapに案内してもらって10分程度で到着。


マルカンデパート、そしてその周辺の街並みは、まるで昭和を真空パックしたかのような枯れ具合。専用駐車場が満車だったため、コインパーキングにMiToを停めワンブロック歩いたのだが、筆者のような昭和40年代生まれにはたまらない眺めである。いざマルカンに入店してもその印象は深まるばかりで、各フロアに店員さんが数名、お客も数名。ワンフロアの端から端までがぐるっと見渡せるくらいの広さ(狭さ)である。敢えてエスカレーターで昇ってみたが、どのフロアも同じような状況だった。こりゃわびしい昼ご飯になるのか…?と思いつつとうとう6階に至ったのだが…。


まさに大混雑。建物反対側の窓際まで人、人、人、である。客席に至る前に食券を買わねばならないのだが、当然大行列。圧倒されたがとにかく名物らしい「ナポリカツ(ナポリタンスパゲティの上にとんかつが乗っている)」を注文。システムがよくわからないので厨房近くのスタッフがたくさんいる方の席に座ったのだが、広大な厨房ではいったい何人が調理しているのか、そしてでき上がった料理を運ぶホールスタッフは何人いるのか…。10名20名ではきかないだろう。食堂を埋め尽くす客の発注はすべて食券であり、あの混雑っぷりを体感すると、注文したメニューが正確に自分の席に届けられるのは奇跡に思える。そしてようやく階下の各フロアに店員が少なかったのは恐らくこのためと合点する。食堂のホール係としてほとんどの店員が投入されているものと思われる。市民の憩いの場なのだなぁ。



肝心のナポリカツはこの画像から想像されるとおりの味(笑)。とんかつエクスプローラーの筆者としてはカツをスパゲティと合わせて食べたのは初体験だったが、今後花巻ではこのメニュー以外食べられそうにない(笑)。愉快な体験だった。

正しく"昭和"しているカオスなメニュー

反対側にも巨大なショーウィンドウが…

ほどよく満腹になって13:30頃。18:30から野暮用があったのでそろそろ帰らなければならない。コインパーキングから車道に出る際、歩道と車道を分けている低い縁石を乗り越えてしまい左右のサイドシルを強打。がーん。またかよ…。すまんMiTo。簡単な目視では異常は見つけられなかったが、どうなんだろうか…。おかげで帰路早々にテンションが下がってしまったが、花巻の郊外に行けば行くほど大好物な景色が広がり解脱(げだつ)していく。

ま〜たMiToちゃんたら大げさなんだから!
でも35℃はあっただろうなぁ


クルマどおりの少ない県道を好きなペースで走りたかったので、エアコンを使わず窓全開で走破(エアコンを入れると1.4Tだと明らかにトルクが目減りするのがイヤ)。恐らく外気温は35度くらいあったろう。ちょっとでも停車すると地獄である。経路の具体策を持たずに走っていたのだが、途中R107をまたいだ辺りで、2014年夏のOFF会「夏の東北クルマ旅」で走ったK37に無事に乗ることができた。あの日も暑かったなぁ。そしてMiToやジュリエッタ、ABARTH 500などで車列を組んで走破したのを思い出す。いつもこうなのか知らないが、平日の午後なのに対向車も前走車もほとんどいない。歩行者も皆無である。これこそ東北の県道走破の醍醐味ではないか。しあわせ!なはずなのだが、とにかく暑い。




OFF会の記憶を頼りにさらに走る。ずいぶん走ったなぁと思った頃、国土交通省の標識で「ここから水沢市」と出てきて「まだ??まだ水沢??」と少々がく然としたが、時計を見ると大して時間が経っていない。自分の思い通りのペースで走れると時間の進み方が遅くなるのか?なにか儲けた気分である。


東北ニュージーランド村の手前でK49に乗る。これでK37〜K49を走るのは3度目だが、何度走っても美しい景色満載の極上県道である。とは言え35度くらいの気温の中をほとんど同じような景色の中を走り続けたせいで、だんだんぼぅっとし始めた(笑)。宮城県栗原市に入り、R457に乗る。細倉マインパーク、花山を経由して岩出山へ。ようやく見慣れたルートに。大和町までもどりR457で仙台市の自宅へ。

7時間半/343km。
高速道路で150kmくらいは稼いだけど
けっこう走ったなぁ〜

人に会うために長距離を走るのもまた楽しいものだった。岩手県の県道三昧もまたしみじみと嬉しい。タイヤとフロントブレーキパッドの交換を考えねばならないのだが、そういうのも忘れてしまうねぇ。猛暑の中を走ってもMiToのエンジンは熱ダレ知らず。素晴しい。

おみやげに田舎laboで販売してたキャンドルを購入
MiToで行く!七ヶ宿ダム、未踏の山道を行く!
| その他のツーリング・夜活など | 21:16 | comments(5) |

金曜の夜に山形で一泊し、翌土曜日は山形も仙台も30度を超える夏日。さすがに土曜日は少々疲れていたので自宅でボーッとしていたが、さらに明けて日曜日も晴天の上、気温がぐんぐん上昇。強引に昼寝してみたが暑くて起きてしまった。となれば仕方ない、走りに行くしかない!!…というエントリーが必ずこの季節上がるけれど、みなさんもいっしょですよね?ね?

13:30頃に家を出たので、気合いの入ったツーリングではない。まぁその辺をグルッと一回り的な。しかし仙台の北隣あたりは休日だから遅いクルマも多いはず。あまり人気(ひとけ)がなくて、かつ走って楽しい道、かつできれば初めて走る道は無いか…と逡巡すること1分。以前alfa_manbowさんから教えていただいた宮城県白石市の七ヶ宿ダムの南側を走るルートが未踏だったことを思い出した。YES!では七ヶ宿ダムを目指そう。

仙台市内の秋保温泉入り口から川崎町の釜房ダムをかすめ、K12で村田町へ。正月などにそこを通れば必ず写真を撮る定点観測地点を経て、東北道の村田ICをかすめ蔵王町内へ。R4とR113を経由して七ヶ宿ダムへ。


K132で秋保温泉から川崎町へ

K119で村田町へ

急に夏になっちまった…

MiToちゃんたら、おおげさなんだから!
ちなみにエアコンは使わず!

白石市内、R113で七ヶ宿へ

途中旧道へ折れ、K46への入り口をスルーしてダム南岸への道路の交差点へ。いよいよだぜ。




道々ずうっと「対向車に注意」という黄色い看板が立っているが、もはや注意しようがないくらい道路は狭い。不動明王のお社などを通過し、クネクネとしたゆるい勾配の山道を走破する。いくつかのトンネルを抜けると突然七ヶ宿ダムの堤防が現れた!!




いつもは対岸から見るばかりの銘記

免許取りたての頃から七ヶ宿ダムには何度も訪れているが、この眺めは初めて。感激である。ずいぶんイン寄りにコーナーを抜けてくるマツダ CX-5と中型バイク3台のツーリングとすれ違った他は対向車もない。なかなか走りがいのあるコースだ。manbowさん感謝。

そういえばこの大噴水が"売り"でもあった

ダムを走り抜けてしまえばあとはいつもどおりである。二日連続で山形に行くのも芸がないので、これまた芸もなくK51とR457で遠刈田温泉まで抜け、村田町内を経由して帰ってきた。

K51、長老湖のあたり


R457へ合流後、蔵王酪農センター脇を駆け上がり、
蔵王ハートランドの駐車場にて

まさに牧歌的(笑)

前烏帽子岳、後烏帽子岳と言うらしい

村田町へ帰ってきたK25

3時間半/157km
初遠征・クルマ(の話)で呑みますOFF会#4 in 山形が開催さる!
| レポート・クルマで行きますOFF会 | 23:11 | comments(2) |
当ブログ始まって以来、初の県外遠征呑みOFFこと「クルマ(の話)で呑みますOFF会#4」が無事山形市内にて開催された。参集いただいたのはalfa_manbowさん、marutaさん、じゃるさんそして筆者である。

会場は山形駅前ほど近くにある「うちなー酒家 ぶーさー」。すなわち沖縄料理店である。最近仕事で沖縄によく行かれるじゃるさんのチョイスだが、本格的かつ実に美味しい料理の数々だった。


集まった4人はもう何度もOFF会で顔を会わせているので、思い返すとクルマの話はほとんどしなかったなぁ(笑)。人見知りかつ交友関係の狭い筆者としては、このブログのOFF会のように、仕事も生活背景もまったく異なる方々とお話しできる機会自体が非常に珍しい体験である。ただただ欧州車が好きなだけ、というつながりなのに、なぜこんなに居心地良く、楽しいのだろうか。今回も感謝の念があるばかりである。

せっかくの遠征なのでお店の近くに宿を取り、呑めない酒を呑んでみたりもした。こういうことも楽しい。山形市内はぶらぶらと歩くだけでも素敵な街だ。ただ会の翌日は山形市内の気温は30度以上に上がり、ぶらぶら歩くのには過酷な環境だったのが残念だ(笑)。


alfa_manbowさん、marutaさん、そして幹事を買って出てくれたじゃるさん、本当にありがとうございました。次は走る方のOFF会でお会いしましょう。

映画を観て「梅蕎麦」でざるせいろをいただいてから帰りました
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■プン太郎■
筆者の愛車ABARTH PUNTO EVOのこと。
ブログ本文に「プントエヴォ」と
フルネームで書くと煩わしいので命名。

■R、K■
R=国道(Route **)
K=県道(Kendo **)
のこと

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。

■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

■朝練&夜活■
早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■EDO■
Eat and Drink Organizationの略。
親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
「同乗者無しでひとり1台」
「うまいものを食べ、飲む」が掟。
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