2015.03.31 Tuesday
MiTo・マランゴーニMythosに履き替えたのでワインディングを走ってきた
ノーマルタイヤに戻したMiToでどこかに走りに行きたい!のだが、どうにも時間を捻出できない。いや!求める気合いが足りないのだ!久しぶりに夜活に出かけるもの也。 整備や何かしらクルマに改造を施した後は必ず行くのが仙台市北部の七北田ダム〜大倉ダム方面。泉国際ゴルフ倶楽部前からK263に合流するまでの名も無き道路がそのメインステージである。R457側から入っていくとひたすら登りであり、感覚的には直線はほとんど無い(地図で見るとそうでもないんだけどなぁ)。ミシュラン X-Ice2からマランゴーニ Mythosに履き替えて、とたんに路面のグリップ力が高まり、日常生活でもコーナーの進入速度が少し上がった。ワインディングでもそれを追確認してみたい。 今回取り上げたワインディングに色を塗ってみた。 素のGoogleMapで見る場合はこちら 一応念のために書いておくが、TEZZOのスロットルコントローラーのポジションはR(レーシングモード)。アルファ純正のd.n.a.システムのポジションはn.(ノーマル)。つまりこのワインディング走破のためにMiToのセッティングは変えていない。筆者は日常的にこのセッティングで運転している。で、そのままワインディングに突入すると、強烈なS字カーブ(上掲地図画像の矢印部分)で完全にIN側が浮きオーバーステアになりかかった。もっとも路面状況も悪かったし、MiToの安全装置(多分VDC)の動作とアクセルを若干戻したタイミングとが重なったせいだと思われる。うほほ!と笑いながらすぐ次に現れる反対方向へのバンクへ進入するも、ズルズルと外に膨らむ。こういう箇所に限って路面に広く浅い穴が空いており、それがタイヤのグリップを失わせる原因となっている。 別のエントリーでMythosはグリップ力が高くて云々と書いているのに、この危なっかしい挙動はなによ!と思われる向きもあろうが、そもそもスタッドレスタイヤじゃここのS字をここまで追い込めない。そして不安定になった後の収束具合も(MiToのそもそもの能力もあるが)Mythosならではとも思う。サイドウォールは固いのでゴツゴツした乗り心地になるが、Mythosの値段を聞けば「ぜんぜんオッケーっすよ!」となる人も多かろう。筆者もそのひとりである。K263も大倉ダム近くになると急な下りコーナーの連続となり、特に左Aピラー下の認識が甘いMiTo(筆者だけであろうか?)ではおっかない。夜の山奥で脱輪などするのはイヤなので、無茶な運転をしたのは前半のS字だけ。あとは大人しく走った。 大倉ダムの湖畔公園駐車場にて 帰りはのんびり帰ってきたのだが、法定速度の範囲でのMythosの盤石具合が実に気持ち良い。まるで自分の運転がうまくなったように思ってしまう。きっとタイヤとアルファの実験部隊の腕前とMiToの電子デバイスにおだてられているんだよなぁと思いつつ、でも運転して気持ち良いことは正義である、と強く思う2015年春。 |