クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
さようなら2014年、ありがとう2014年
| AlfaRomeo MiTo | 11:42 | comments(11) |
2014年も大変思い出多い1年になった。このブログをご覧いただいているみなさんとMiToに感謝したい。

筆者は「壊さず事故らず捕まらず」をモットーに日々生活しているつもりだが、2014年はこの「壊さず」がまったくもって成ってなかった。忸怩たる思いである。エンジンルームのアンダーカバーに始まり左前輪フェンダーライナーを2回も壊してしまった。ホイール傷つけてパンクさせたとか。劣化の末壊れてしまうのは仕方ないとして、これらの件は筆者の不注意による破壊なので申し開きもできない。





まぁこれらの破壊でかかった費用について触れるのはやめよう。それ以外はまったくのトラブルフリーだったMiToは褒められて然るべきだろう。筆者周辺のオーナーは異口同音に「MiToは壊れない」の大合唱である。余計に筆者が「壊している」のが目立つ。とほほ。しかし中古市場でも150万円くらいになってきていると言うから、お金の無い若者もビビらずこっちの世界に飛び込んで来るがいいさ!という気分だ。

7月にはK店長のご協力で、ナビを取っ払い、外部アンプとシンプルなCDユニットにオーディオ環境を換えた。これが素晴しいチューニングで、当面オーディオに関するあれこれに悩む必要が無くなった。



以前より懸案となっている補修案件は相変わらず。つまりマフラーと足周りである。どちらも交換するしかないのだが、マフラーはともかく、足周りはダンパーとスプリングだけで良いのか、ブッシュ類も一気に??などなど、考えてもキリが無い。この案件にきっちり上限を設けるのは「予算」しかないので、見積り大会になるだろう。2015年内に解決するといいなぁ。

OFF会の楽しさも、今年はひとしおだった。改めて振り返ると2月23日開催の「クルマで行きますOFF会#6」に始まり、8月23日に「クルマで行きますOFF会#7・夏の東北クルマ旅」、11月16日の「クルマで行きますオフ会#8 福島の初冬の里山を巡る(笑)」と3回の主催OFF会を実施した。加えて呑みに特化した「クルマ(の話)で呑みますOFF会」も2回開催した。筆者としては、気の置けない仲間とクルマを走らせることももちろんだが、皆でわいわいやっている時間そのものが大変愛おしい(笑)。来年5月にも早速裏磐梯リベンジ企画が控えている。このブログを立ち上げて本当によかったと思える。参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。

加えて言うと、OFF会を終えた後日に同じコースをひとりで走りに行くのも本当に楽しかった。MiToをひとりで運転する楽しみは、5年を経過して変容しつつも、まだまだ自分の中に育ちつつある。くたびれてきたMiTo 1.4T Sportだが、「オレの!この赤いの!!こいつじゃないと!」と言う気持ちはますます強くなっている。MiToと仲間たちに感謝しつつ無事に2014年も越せそうである。ありがたやありがたや。みなさま、良いお年をお迎えください。

プジョー 508SWを見たのにアルファロメオの行く末を考える話
| クルマにまつわる四方山話 | 16:18 | comments(4) |
MiToのオイル交換で(株)イデアル本社工場を訪れた際、クライスラー・ジープ仙台K店長に案内されてプジョー 508SWを見てきた。文字通り展示車両を見てきただけだが、そのエクステリア造形には大変衝撃を受けた。


「こ、これがプジョー??」と言うのが初対面の印象である。垂直に切り立ったフロントグリル、サイドパネルに付けられた段など、まるでボルボ車である。隣に展示されていた308もVWやメルセデス・ベンツを彷彿とさせる造形で、大抵の人が反射的に思い浮かべる「小粋なフランス車」というイメージからは大分離れてしまった。508、308双方ともインテリアをのぞき込んでもブラック基調で色遊びなどはパッと見ただけでは気がつかない(多分無い)。それどころか508も308もセンターコンソール付近のインテリア造形はほぼ同じで、モデルヒエラルキーってどうなっているんだ??とすら思ってしまう(308オーナーは喜ぶだろうけど508オーナーは複雑な心境だろう)。

508の先代がデビューした時もボルボS/V60の2013年モデルが出た時も、「中国で売れないと話にならないのだろうなぁ」と強く感じたものだ。とにかく車両価格に相応しく立派に見えないと買ってもらえないのだろう。そして今や中国で売れることが欧州メーカーにとっての正義になりつつあるのではないか。残念ながらプジョーと言えどもそれは例外では無いようだ。

別に上から目線でものが言いたいわけではないのだが、愚痴のひとつも言いたくはなる。自動車デザインに対する評価眼が未成熟な市場での嗜好が、ブランドのデザイン傾向を決めてしまうのは、はっきり言ってつまらない(まぁボルボは中国資本だから仕方ないか)。プジョーはせっかく商品力が高まってきて、いよいよ巻き返しか?と思っていた矢先の中国向けデザイン508だけに、大変残念である。

だがしかし!そうやって特定の地域でウケるデザインにすれば数字が稼げる(かもしれない)ブランドはまだマシなのかもしれない。ひるがえってアルファロメオの惨状に目を向けると、いや、目を背けたくなるような惨状はどうだ。MiToはディスコン決定。実売できるのはジュリエッタのみ。4Cはスパイダーも発売間近だが、そもそも4Cのデリバリー自体が不安定。マツダ ロードスターのシャシーを使った新スパイダーはフィアット(あるいはアバルト)から出そう。159の後継たるジュリアやSUVモデルは「出る出る詐欺」みたいな匂いがしはじめた。

なんか、てんでイイ話が無い。

いや、考え方を変えよう。買収したクライスラーの300Cは現行モデルになって、特に内装の質感が大幅に上昇した。クライスラー イプシロンのようなちぐはぐな展開を戒めてもらえれば、意外とジュリアは魅力的なセダンになるのではないか。ジュリアが本当に300Cの兄弟車として計画されているのかどうか筆者は知らない。だがフィアットグループ内でのアルファロメオの立ち位置が、本当にプレミアム路線になっていくのなら、真っ当でありながらグラマラスなセダン(アルファのセダン、159の後継なんだからそうなるに決まっているけど、そうだよね??)になるはずのジュリアが、メルセデスのEやCLS、AUDI A4、A6のオルタナティブとして注目される事態が無いとは言えない。

もうひとつ、ジュリエッタのシャシーを流用するらしいSUVが、ポルシェ カイエンの大成功のような宝の山になるかどうかは未知数だが、そもそも「売るものが無い!」という状況はあらゆる点でマイナスにしか映らない。それが解消できると思えば歓迎できる。

意地を張らずにVWに身売りした方が良かったんじゃないか…などと2020年頃に言われないように、巻き返してほしいものだ。

まったくのおまけ画像。イデアル本社のバックヤードで年越しのあるMiTo
MiTo・オイル交換_101,128km
| MiToのメインテナンス | 23:39 | comments(6) |
丁度10万kmで交換するはずだったオイルを、まだ交換できていなかった。なんとか年内に…と思い(株)イデアルサービスフロントに電話を入れてみたら、営業は28日まで。しかも年内ならオイル交換作業20%OFFだと言う。もはや選択の余地はない。

SELENIA STAR PE(51029044) 6,720円(@2,100*3.2L)
OIL Filter(73500049) 1,770円
Sealing Gasket(10261060) 200円
廃オイル処分料 150円

消費税 787円
キャンペーンにて20%OFF
合計 10,623円

9:30の開店と同時に入店。丁度クライスラー・ジープ仙台K店長がお出まし。素敵な改造案と実施例を目の当たりにし、年明け早々に実施を決意。そしてK店長とのMiToよもやま話は尽きることがない。プジョー 308SWや508SWの実車を見せてもらうものの、盛り上がらず(笑)。はっきり言って筆者もK店長もMiToが好き過ぎて、どんなクルマの話をしていても「でもまぁ、それに比べるとMiToはイイですよね。だって●●だから」みたいな結論に落ち着いてしまう(笑)。

ドリンクメニューに「抹茶ミルク」なる飲み物が登場!
さっそくいただく

年明け早々の改造作業をお願いし、一路ボルボ・カー仙台泉へ向かう。同店のS店長に暮れのご挨拶。ホイールがっつり傷付けパンク事件など、S店長には2014年も大変お世話になってしまった。お忙しいようだが少しでも話ができて良かった。当面の我がMiToの改修計画についてあーだこーだ。

午後から仕事(!)だったのでこちらも早々に失礼してきた。オイル交換後のMiTo直列4気筒1.4ガソリンターボエンジンはゴキゲンである。
道路整備不備による自損事故は、修理費用が補償されるかもしれません
| クルマにまつわる四方山話 | 14:58 | comments(4) |
たまにはこのブログでも、人様の役に立つことを書こうではないか。去る2014年11月10日に東北自動車道村田IC付近のK25を走行していた際、ぽっかり空いた穴を乗り越えたショックで、左前輪フェンダーライナーを破損・交換した。詳細はこちら。部品代と工賃で18,565円の出費だったのだが、この修理代金を宮城県土木事務所に補償請求したところ、全額を補償してくれることになった。交通事故や自損事故などと同じく過失割合などが影響するらしく、誰でも同じような結果ではないと思われる。しかしそもそも、筆者は自治体の土木事務所がそのような補償をしてくれることをまったく知らなかった。場合によっては金銭的負担の軽減になり得る。土木事務所とのやりとりをレポートするので参考にしていただきたい。

事故現場

バキャッと落ちて踏んづけた左前輪のフェンダーライナーとウレタンスペーサー

【補償してくれるって知ってますか?】
この補償制度のことは、偶然ある方から教わった。フェンダーライナー脱落の経緯を聞いてくださった折り、「それ、管轄の土木事務所に言えば補償されるはずですよ」と教えてくださった。同時に今回の原因となった村田町付近の道路管理は宮城県大河原土木事務所の管轄だということまで教えてくださった。有益な情報をいただけたことに感謝申し上げる。

【メールしてみた】
土木事務所って年中無休24hオープンなのだろうか。それとも公所だから平日9:00〜17:00なのだろうか。そんなことからわからない。幸い宮城県の土木事務所は問い合わせメールアドレスをweb上で公開しているので代表アドレスにメールを送ってみた。「こういう経緯でクルマが壊れた。補償してくれますか?」という内容である。

【メールと電話でやりとり】
1.メールの内容は大まかに書くと以下のとおり。本ケースの場合、宛先は宮城県大河原土木事務所行政班である。

○経緯○
発生日、発生時間、場所を書く。場所についてはGoogleMapのURLも添えた。後日電話による聴き取り調査になったので、氏名と住所と連絡先(携帯電話)もこの段階で書くと良いだろう

○状況○
「地面に開いた穴とその穴周辺の道路舗装の不備によって、自家用車の底面が盛り上がった舗装アスファルト塊に当たり、左前輪部のフェンダーライナーを破損」

○発生した損害○
「自家用車(アルファロメオ MiTo 1.4T sport)左前輪部、フェンダーライナー交換に係る費用(部品代及び工賃)18,565円」

以上を記述して送信。翌日には返信をもらった。

2.返信には詳しい経緯を聴き取りしたい旨書いてあった。当方より電話し、経緯を再度電話口頭にて説明
・名前と住所
・車種
・登録ナンバー
・用務(なぜそこを走っていたのか)
・どれくらいのスピードで走っていたのか
・対向車はいたか
・どんな被害なのか(フェンダーライナー脱落じゃよくわからないということだろう)
などなど

今回の筆者のケースは、原因となった穴の存在を土木事務所も把握しており、補修工事の準備をしている最中だったこともあって、補償対象となった(恐らく補償対象にならない、なっても過失割合で補償額は数割ということもあり得るのだろう)。

3.補償の対象になると判断されると、以下の書類他の提出を求められる。
・運転免許証のコピー
・車検証のコピー
・修理代金の見積書
・破損部位とクルマ四方向からの写真(画像データで可)

以上の聴き取り調査と必要資料を提出し、先方の検討の結果晴れて補償対象となった。

【所感】
筆者が思うに「原因となった穴を土木事務所も把握していたこと」「筆者の側に明らかな過失が無いこと」の2点が「全額補償」という結果につながったのだと思う。どんなケースでも補償対象になるわけではないと言うことは改めて記しておきたいが、道路整備不備による破損で、明らかに運転手や車両に落ち度が無いなら、管轄土木事務所に相談してみる価値はあると思う。
MiTo・パワーステアリングアシスト消失、ふたたび
| AlfaRomeo MiTo | 22:16 | comments(18) |
天災は忘れた頃にやって来るのだが、イタリア車のマイナートラブルも忘れた頃にやって来がちである。

パワステをチェックする必要がある!取説読め!と
やたら命令形なアラート表示

以前にも体験したパワーステアリングのトラブル。要はパワーアシストの消失なのだが、先日またやってきた。この症状が出るととにかくひたすらハンドルが重くなる。ノーマルモードのハンドルの軽さやダイナミックモードでの不自然な重さに舌打ちしている頃は良かった…と思えるくらい重い。今回は余裕があったのでアラート表示を撮影できた。前回と同じく一度エンジンを落とし、再起動したら元に戻った。

根治療にはハンドルの舵角を感知する「舵角センサー」という部品をアセンブリ交換するしかないらしいのだが、こいつが高いらしい(4〜5万…)。ぜひとも(イタ車特有の)このまま自然治癒をお願いするもの也。
DS3・冬タイヤもゴキゲン
| CITROEN DS3 | 22:02 | comments(2) |
報告が遅れたが、家人の愛車シトロエン DS3も無事にアブノーマルタイヤへの交換を終えた。12月11日のことである。シトロエン仙台にて。

ああ!「シトロエン仙台にて」!!なんと良い響きであろうか。家人のDS3購入以前から仙台には販売拠点が無かった。サービススポットとしてプジョー仙台が仙台及び仙台近郊のシトロエン車を一手に引き受けていたのである。満を持してシトロエン仙台ができたからには、世話にならざるを得ない。挨拶を兼ねてタイヤ交換に家人は行ったようだ。

入庫時走行距離数56,863km
工賃4,000円
消費税320円
合計4,320円

アブノーマルタイヤは昨シーズン初冬に新調したNOKIAN Hakkaperittaである。ふわっと柔らかいタイヤこそDS3にマッチするはず…と思って決めたタイヤである。もっとも家人として選択の基準は当時はまっていた北欧ミステリで、NOKIANはフィンランドの会社というだけで即決だった。結果的に筆者も納得の柔らかライド。ここぞと言う時の踏ん張りはあまり期待できないが、そもそも家人はぶっ飛ばすような運転をしないので、これで充分なのである。




ところで気が付くとDS3もけっこうな距離を走っている。DS3を溺愛している家人は「乗り潰す!」宣言をしており、実際MiToと違ってDS3、そろそろ57,000kmというのにボディも足周りも実に堅牢なのである。こりゃきちんと手入れしてあげれば20万kmも決して夢物語ではないと思われる。夫婦そろって人柱人生である。

もっとも兄弟車であるプジョー 207で10万km以上走っている先輩もそろそろそんなに珍しくないんじゃないだろうか。今後もDS3の堅牢性に注視していきたい。
晴れ間を見つけたら
| その他のツーリング・夜活など | 22:06 | comments(4) |
油断するとうっすら雪が積もるような天気が続く。とは言え12月、まだ鉛色の雲がどんより垂れ込めて…のような状態が続くわけでもない。どうかするとくっきり晴れたりする。しかも湿度が低いからなのか、空気が澄んでいて景色もくっきり見えるし、ヒーターを効かせた車内にいる分には実に快適だったりもする。そういうことがわかってしまうと、もう家にいられない。午後から荒れるという天気予報を聞いて、慌てて走りに出かける。ジョギングのようなものだ。

R48に出て山形方面を目指す。と言っても山形に行くわけではなく、熊ケ根から大倉ダムへ抜け七北田ダムを経由して帰ってくるだけ。

熊ケ根、仙台市水道記念館の少し奥


この辺はマジで出ます。「クマは冬眠」という常識も最近は違うようで、
少し寒くても冬眠し損ねたヤツが里に降りてくるらしい

大倉ダム。近年稀に見る水量の少なさ

定点観測。後ろの山が泉ヶ岳

この日、午後は市街地でも吹雪いた。この季節はこういうショートツーリングを重ねるしかない。
抱腹絶倒!クルマ(の話)で呑みますOFF#2をやりました
| レポート・クルマで行きますOFF会 | 17:35 | comments(7) |
クルマのOFF会では、走ることと同じくらい同好の士とのおしゃべりが楽しい。浅学の筆者にとっては勉強になることも多い。東北の仙台では12月〜3月はクルマのOFF会は組みにくい。突然雪が降ったりするからだ。ならば趣向を変えて、走ることはばっさりカットして、単におしゃべりするために集まっても楽しいのではないか。と言うことで呑み会に特化したのが「クルマ(の話)で呑みますOFF会」である。


2回目となった今回は、先日の「クルマで行きますOFF会#8」でご尽力いただいたあおさんの慰労会という意味もあったので、あおさんのお好みのお店で実施することになった。「地酒処本格焼酎巣窟」なるオドロオドロシイ店名であるが(笑)、店内の雰囲気はむしろアットホーム。


この日の参加者はあおさん、Tazzaさん、じゃるさん、marutaさん、筆者である。すみません、理屈っぽく書き始めましたが、これが限界です。始終楽しい呑み会であった。厳冬期のOFF会のプランも出てきた。呑みOFFはまたやるので、興味のある方はぜひご参加いただきたい。

L>R あおさん、Tazzaさん、marutaさん、右手だけのじゃるさん
タイヤ雑感2014
| パーツ/グッズ | 23:33 | comments(6) |
自分の鈍感さに呆れるのだが、タイヤを替えることによる乗り心地の変化には毎回驚かされる。ここ2回連続でノーマルタイヤはマランゴーニ Mythosを履かせている。交換直後に直感する高いグリップ能力は、過去に体感したものであってもニヤけてしまう。そもそもMythosはグリップに優れている方のタイヤだと思うが、「いえーい!グリップ力もどったー!!」という感想の源は、スタッドレスタイヤから換わることも大きいのだろう。今でもそうかは知らないが、低価格という理由だけで以前履いていたピレリのスタッドレスタイヤは、ずいぶんふにゃふにゃしていた。クルマに詳しい友人たちにそのことを嘆くと「硬いスタッドレスが突っ張ると、雪道・凍結路面では返って危険じゃん」などと言われ、「なるほどそれもそうか。でもドライ路面でのこの踏ん張らなさはどーにかならんのか…」と欲求不満が募っていたものだ。


2013-2014冬、つまり昨シーズンということだが、新規導入したミシュラン X-ICE2の乗り心地がとってもスイートで…ということはそれこそ2013年12月にエントリーした。どれくらいスイートかと言うと、Mythosより若干柔らかく、さりとてグリップ能力を犠牲にはしていない。結果的にMythosの持つやや尖った反応がマイルドになり、MiToというクルマの性格にぴったりくる。意味もなく走りに行きたくなるほどクルマの性格とマッチしたスタッドレスタイヤは貴重である。



筆者個人の考えに過ぎないが、MiToはハンドリングマシンではない。かと言って高速クルーザーでもない。あくまで日常領域の範囲内でドライバーの意志に忠実に反応するようにチューニングされたツアラー的なクルマである(サーキットなどの限界領域での挙動は残念ながら知らないが…)。従ってタイヤのグリップ力はもちろんだが、同時に安楽さも欲しい。その上MiTo 1.4T Sportの初期型たる筆者のMiToは足周りもバタつきがちで、その意味でもコンフォート系のタイヤはありがたい。

と言うことをX-ICEを履くまで忘れているあたりの鈍感さが「ぃやんなっちまう」のである。ともあれバネ下の落ち着き具合を楽しむ毎日。3〜4ヶ月のスタッドレスタイヤ生活はネガティブな印象が先行しがちだが、ちょっと高級に変化する乗り心地※を楽しむ期間になって嬉しい。

※10万kmも同じMiToに乗っているからこそ感じることができる変化であって、シロウトが乗ったらどっちのタイヤでもゴツゴツした尖った乗り心地であろう。
MiTo・2014-2015シーズン初雪
| AlfaRomeo MiTo | 20:36 | comments(8) |
冷え込んだ。仙台は冷え込んだ。寒い。MiToはコーティングされたように氷で覆われ、その上雪まで積もってしまった。



晴れているうちに雪を降ろして少し走りに行った。


日光のとおり具合が完全に冬。
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■プン太郎■
筆者の愛車ABARTH PUNTO EVOのこと。
ブログ本文に「プントエヴォ」と
フルネームで書くと煩わしいので命名。

■R、K■
R=国道(Route **)
K=県道(Kendo **)
のこと

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。

■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

■朝練&夜活■
早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■EDO■
Eat and Drink Organizationの略。
親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
「同乗者無しでひとり1台」
「うまいものを食べ、飲む」が掟。
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