クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
MiTo・音源ならたくさんあるぜ
| AlfaRomeo MiTo | 23:26 | comments(8) |
8万キロも走っているのだから、増してやイタ車なのだから、筆者のMiTo、車内のあちこちから色々な音がするのも仕方ない。

気になる2大音源はグローブボックスとルームミラー。グローブボックスはあれこれ入れているので(だってMiTo、本当に収納が少ない)ガタゴトと音がするのは当然と言える。残念なのはグローブボックスを空にしてもガタゴト言うことだ(笑)。一度何が音源が確かめるためにボックスの中身をひとつひとつ取り出していったのだが、空っぽになってもガタゴト言っていてずっこけた。もーえーわ。


ルームミラーの場合は、ミラーそのものではなく付け根の部分。シートベルトワーニングランプの辺り全体を覆っている、プラスティックのカバーがカタカタ言うのだ。このルームミラー本体がある日落っこちてくるという事例あるらしく、予断を許さない(どころの話じゃねぇよ!)。


あとはまれに右Aピラーの付け根からビリビリ音がするのも気になると言えば気になるが…。気になるとは言ってもディーラーに持ち込んで「根絶してくれ!」と言うわけでもない。冒頭に書いたとおり、「仕方ない」として放置に任せている。MiToというクルマの本質は静寂性でも快適性でも無いのだから…と思っている。「走るし曲がるし止まるから、まぁいいか」と思ってしまうのがいいことなのか悪いことなのか。
MiTo・朝練でわかること
| その他のツーリング・夜活など | 15:58 | comments(5) |
せっかくのゴールデンウィークとやらだが、これといった予定も無し。おまけに今日から天気は崩れてくる in 仙台だそうで。昨夜早寝した分いつもの時間に起きてしまったので、ふらりと走りにいくもの也。家を出る時から小一時間程度…と思っていたので、R457の宮床ダム〜南川ダムへ行き、思い立ってさらに山奥、船形山を目指す。

台ヶ森温泉の近くの小川にて

大和町、吉田小学校嘉太神分校跡近くにて

特に朝練に出ると痛感するのだが、MiToという機械に熱が入っていく過程がよくわかる。最初にステアリングが、程なくシフトノブの動きがスムースになり、車体の前半がまろやかになっていき、最後に前後の足がしなやかになっていく様がよくわかる。

戻ってきて南川ダム

桜は札幌が今ちょうど見ごろだそうだ。

83分/63km
MiToで行く!・桜、桜、桜の石巻田園地帯
| その他のツーリング・夜活など | 22:26 | comments(2) |
「石巻百景」というブログを筆者は愛読しているのだが、そこに石巻周辺の豊かな田園に関するエントリーがいくつかある。特に「真野の田園」はベリー感動的。石巻の内陸側にそんな素敵な場所があるなんて!行く機会を伺っていたのだが、ゴールデンウィーク中に予定されている筆者の休日には、どうも天気が悪いらしい。がーん。じゃあいつ行くの?今でしょ!

Google Mapで調べてみると、なるほど真野という土地は山間の平地であり眺めも素晴しそうだ。しかも!田園地帯を抜けて行くと峠道があるではないか!!これは期待大!!

田んぼのまんなかを直線でぎゅーん!
その先をウネウネ…という素敵なマップ

朝8:30に家を出てR4〜R108をのんびり石巻へ。仙台より北でももはや桜は盛りを過ぎて色が褪せ始めているが、道々に素晴しい桜並木がいくつもあった。

道中涌谷のあたりで

石巻市内を抜けK192からK234へ走り抜けてしまい、万石浦まで到達してしまう。いかん。

丁度JR石巻線の電車が

少し戻って無事に真野地区の農道を走る。まだ田植えには早かったが、この水田が水で満たされ稲穂が揺れる様は、きっと「豊饒」を絵に描いたような景色になるだろう。ぜひまた来たい。



さて、ではググッと峠を攻めてみますか!真野を抜けさらにK192を山側へ走ると「ふるさと緑の道」という盛り上がる看板も立っている。道は一気に細くなり気分も盛り上がる。いえ〜い!すると突然。

おお!

さるお寺の境内の桜が丁度満開になっているところだった。杉林の中を縫う峠道に突然現れる桜の大木。周囲は物音ひとつ無し。早くも散り始めた花びらが一枚二枚とMiToのフロントウィンドウに…という光景に思わず感動。



今日のツーリングは本当に大当たりだ。さて改めて峠をぎゃぎゃん!と…。ん??

がげーん

がげげーん

ががげげーん

またかよ!!また通行止めかよ!!七ケ宿の二の舞いかよ!!

あー、まー、仕方ないですねー(棒読み)。すごすごとK192に戻り石巻市内へ。峠がダメならダメで別の楽しみを探そうではないか!石巻の有名ラーメン屋、「大王(と書いてターワン)」へ。特製タンメン塩味720円と半ライスを賞味。なかなか麺に辿り着けない野菜炒めだけでご飯一膳行けますぜ。


三陸自動車道無料区間とR45をひたすら走り仙台市内へ。峠は残念だったけど、真野を初めとする石巻の田園風景は最高。今度は田植えが終わったらまた行こう。

8時間/192km
教えて!DS3・クルマに教わる良い運転
| CITROEN DS3 | 21:05 | comments(9) |
本エントリーのお題はDS3

家人がシトロエン DS3を運転する時はずいぶん車間距離を多く取る。MiToに乗る筆者はどちらかと言うとその分野ではタイトな方なので、家人の運転するDS3の助手席に乗っていると少し違和感がある。家人はそもそもほぼ法定速度で走るし、その他の運転動作においてもおよそ「急」が付くような動作はしない。従って道路交通法規上は、家人の方が圧倒的に優良運転手である。

もっとも筆者自身もDS3を運転すると家人のような運転に近くなる。少なくとも車間距離はMiToの時とは別人のようにたっぷり取る。なぜか。ものすごくかい摘んで書けば、その理由はトランスミッションである。家人のDS3はデビューセリと言って、国内発売時の特別限定モデルであるが、ベースはカタログモデルで言うところのChicであり、4ATである。この4ATはAL4という型番で、2002年に筆者が購入したプジョー 307SWにも搭載されていたし、その後いくつか代車として乗った206や406にも搭載されていた。恐らく20年くらいに渡ってプジョー車の(多分シトロエンのも)ATとして搭載されていたはずだ。その間、日本国内の事情を汲んだアップデートは行われていたようだが、ストップアンドゴーに満ちあふれた日本国内の道路事情と決定的に相容れないそのシフトチェンジの性格は、DS3に搭載される頃になっても変わらなかった。単純に1.6や2.0程度のエンジンに4段ギアでは荷が重いとも思う。

406はAL4ですね

206もAL4ですね

つまり、だ。青信号スタートなどでは思ったような加速が得られないのだ。DS3に過負荷をかけないように気をつけると、自然と前走車との感覚が空くのだ。誤解無きよう願いたいが、DS3 Chicはのっそいクルマでは決して無い。AL4に付いている「スポーツモード」をオンにすれば、今書いたような隔靴掻痒な感覚は全く無い。再三このブログでは書いているとおり、BMWとPSAが共同開発した1.6L自然吸気エンジンは実直に仕事をするし、ハンドリングも無色透明で清々しい。何よりもプジョー 207とシャシー(多分足周りも)を共有しているのに、207比マイルドに仕立てられた足周りからの入力にもうっとりだ。「思ったように加速しない」と書いたが、それらの要素がきちんとバランスする領域は思いの他広く、MiToのような加速を得られないからと言って別にイライラしたりはしない。

「運転」という行為に関してクルマが促すものはとても多いと思う。そういう観点を意識しつつMiToとDS3を乗り分けると益々そう思う。DS3を運転する筆者が自然と車間距離を多めに取るのは、DS3がもっとも気持ち良く運転できる領域を自然と意識するからだ。この「自然と」という事が特に大事で、それこそ優れたクルマのもつ資質ではないか。優れたクルマはドライバーを教育すると思う。
検索キーワードランキングの異常事態について
| クルマにまつわる四方山話 | 23:51 | comments(7) |
当ブログの検索キーワードランキングが異常事態に。


上位15件にプジョー 2008関連の語句が6件も!一応アルファロメオ MiToオーナーのブログなんですけどね…(遠い目)。しかも先日の2008の試乗記、あまり好意的じゃなかったかも。208GTiはもう一度(と言わず二度でも三度でも)乗りたいが、2008は何かマイナーチェンジが実施されるまでは、もういいなぁ。筆者の腕の未熟さゆえかも知れないが、ロボタイズドMTであるETGはどうも好かん。
307SW・トノカバー、ありま…せん
| Peugeot307SW | 21:56 | comments(5) |

先日家の物置の中で探し物をしていて発見。307SWのトノカバー。

307SWは基本的に7シーターとして購入したつもりだったが、サードシートはやはり大人には現実的では無かった。座っても良いけど超体育座りである。いや、そんなの試乗した時にわかっていたんだけど、認めたくなかったというか(笑)。普通のミニバンサイズ(全長4420×全幅1760x全高1585)のクルマに3列のシートを押し込むのは基本的に無理があると思うし、だからサードシートに座ってみた大人が「何これ!座れないよ!!」とぶーたれていても、今なら静かに微笑みつつ「当然です」と言い切る余裕もあるのだが。

人間にはミニマムになればなるほど嬉しいと言う欲求と、大は小を兼ねると言うか、とにかくでかくていっぱいあることに安心感や優越感を覚えるという、相反する欲求があると思う。筆者の場合はこれらの欲求が交互に訪れて、「結局クルマは2台必要だよね」という結論を今ならしゃあしゃあと口にできるのだが(笑)、307SWを購入した当時(2002年だと思う)は家族が増えたこともあり、6人乗れるクルマが欲しかったのだ。

だからできるだけサードシートも取り付けたままにしておいた。実際のところ取り外したサードシートをどこに片づけるのよ!という問題もあった。従ってトノカバーは購入直後に取り外して物置行き。記憶では一度も使ったことが無い。あっても1〜2回だろう。ほぼ新品である。

そんなトノカバーが物置にひっそり眠っていたので、ぜひ再活用せむと思い、先日のMiToのタイヤ交換の際に「ほぼ新品の307SWのトノカバー、いらないっすか?」とイデアルのスタッフ氏に聞いてみたのだが、「んー、どうでしょうねー、あはは」みたいなことになったので、イデアルさんで中古の307SWを販売する際の無料オプションとして再活用するプランはあきらめた。

ネットオークションなら買い手が付くような気もするのだが、あいにく筆者はオークションの利用は数えるほどしかなく、増してや出品するなど、そこまでのハードルを超える気合いも無い。このままひっそりと朽ち果てていくのだろうか。

2014.11.08.追記:縁あって国内の307SW乗りのm_mさんに無事差し上げることができた。大事に使って、大事に乗ってもらえるといいなぁ。ありがとうございました。
MiTo・ご近所散歩ツーリングも楽し
| その他のツーリング・夜活など | 14:27 | comments(5) |

4月は忙しい。平日だけではなく毎週末あれこれ入りそうだ。春眠暁を覚えずを地で行く我が家の面々は朝8時を過ぎても誰も起きてこなかった(笑)。本日の仙台は快晴。ひとり目を覚ましてしまった筆者、これ幸いとひとりツーリングに出かけるの巻。とは言ってもご近所散歩みたいなものだが。

路肩に寄せ過ぎて傾ぐMiTo
仙台市泉区の根白石近辺にて

仙台市泉区のはずれ、仙台市民にはおなじみの山、泉ヶ岳を迂回して山の中のワインディングを走る。七北田ダムの奥で軽自動車のうしろをチンタラ走っていたら、真っ赤なポルシェ 911カレラ4(ナロー)にぶっこぬかれた。「もしかして付いていけるかな?」と思ってペースを上げてみますよね、当然。ふたつくらいコーナーを抜けたら後ろ姿が見えた。よっしゃー!!と熱くなれたのもここまで(笑)。こちらの気配に気付いたオーナーさんが軽くペースを上げたらしく、すぐに見えなくなった。すげえな、ポルシェ(と言う事にしておいてくれ!筆者の腕のことはスルーで!!)

気を取り直して記念撮影(笑)。

奥の雪をかぶっている山が泉ヶ岳(念のため)

ふきのとう

七北田ダムから仙台市民の水道水源・大倉ダムまでも中々素敵なワインディングである。今度はルノー ルーテシアゴルディーニとすれ違ったりしながら、のんびり走る。

今時分はどこのダムも水量たっぷりでいーねー

大倉ダムからR48に出る直前にある
仙台市水道記念館(の駐車場)

桜が咲いているかと思うと
ちょぼちょぼの梅があったりして
仙台市の山沿いは楽しい

あとは普通にR48に乗って帰ってきた。家の桜も咲き始めており、帰宅したら起きていた息子と庭で花見をした。
MiTo・辛味増し増しで
| AlfaRomeo MiTo | 21:30 | comments(6) |

ノーマルタイヤへの交換で、MiToのハンドリングさいこーみたいなエントリーをアップしたが、実は心の底から満足しているわけではない。何と言うか、もう少し辛口でも良いのではないかと思っている。クルマの乗り心地を「辛口」と評するのもどうかと思うが、無理やり翻訳すれば「もっと挙動が敏感でも良い」「もっと感覚にリニアになってほしい」というところか。

いやいや、もちろんMiToが運転して楽しいのは、挙動にボヤけたところが無いからだ。むしろ曲がり方や加速の仕方は「過剰に演出されている」と言っても良いと思う。筆者はMiToの挙動を「素直」とは絶対に書けない。何と言ってもMiToの大元を辿れば、それはフィアット グランデプントという大衆車なのだ。だがここでは、アルファロメオにおけるMiToの味付けの是非を言いたいのではなく、今の筆者のMiTo 1.4T Sportの乗り味を大肯定しつつ、冒頭に書いたとおり辛口に、敏感に、リニアになったらもっとイイだろう…という話である。

もはや国内流通は終了。
隠れた名車フィアット グランデプント

こう思うきっかけはいくつかあるが、直接的かつ決定的だったのがRyouさんの改造ABARTH 500を運転させていただいた一件である。あの個体こそ、筆者にとって「思ったとおりに加速し、思ったとおりに曲がり、思ったとおりに止まるクルマ」だったように思う。ほんの15分程度運転させていただいたくらいで断言はできないが、かなり理想に近い挙動だった。今も身体に感覚として残っている。あれはすごい。

一番右端がRyouさんのあれ

具体的にMiToの挙動を辛口にするにはどういう対処が有効か。とりあえずMiToの各パーツの物理的な「遊び」を減らす方向だと思う。ネジ穴の遊びを補正するカラー(輪っか)やサポートメンバーなど、あれこれパーツはある。まぁロールケージまで入れるつもりは無いが…。それだけでもかなりしゃっきりぽんとするとは思うが、確実にヘタッている足周りをリフレッシュすればより良いだろう。

加速に関してはnモードをスロコンでブーストしている状態なので、dモードをデフォルトにしてしまうとか、幸い「まだ本気出してないだけ」な状況と言える。制動力については現状で不満は無いものの、全体がキリッとなれば、それなりに欲望は出てくるかもしれない。

その前に来る6月の車検が大切なのだが…。やるならこのタイミングで、と言うのもまた真なり。お金さえあればイケイケドンドンで良いのだが、あいにくそうではない。
帰ってきたマランゴーニMythos!
| パーツ/グッズ | 21:09 | comments(3) |
ようやく冬タイヤを脱ぎ、ノーマルタイヤ・マランゴーニ Mythosに履き替えることができた。あれ?ひとつ前のエントリーと書き出しが同じだ。エニウェイ。Mythos、いいぜ〜。


4月のイデアルはプジョー RCZが大量発生!

でもやっぱり406に目を奪われちゃう!

予約までしてイデアルに持ち込んだので、すぐに終わるかと思っていたがさにあらず。30分くらいした頃にHさんが「acatsuki-studio様…」と何か言いたそうな顔で近づいてきたと思ったら

「釘が刺さってパンクしてます」

と来たもんだ!数年前の悪夢再び!!先代Mythosの時に左後輪に釘が刺さっていて空気圧が落ち(それがパンクだっちゅうの)、結果としてMiToが直進しなくなった例の一件と同じ構図だが、今回は挙動に異常は無く。

対比物を写し込まなかった…!
マジで大人の男の小指くらいの太さ!!

あの時教訓としてエーモンの空気圧計を購入したのに、この体たらく。それにしてもこんなぶっとい釘、どこに落ちてたんだ?と言うか、これ目視できるだろ!!オレ、本当に目が悪くなっちまったのか…。

と言う事で来シーズンに備えてパンク修理もしてもらい、結局1時間コースと相成った。費用は下記のごとし。

タイヤ交換(4本)4,000円
パンク修理(1本)2,000円
消費税(8%)480円
合計6,480円

さてマランゴーニMythos。昨年初冬に購入して皮むき程度にしか走っていないので、「こなれた新品」という感じでとても良い。まず履き替えて最初の角を曲がるだけで実感するグリップ力の高さ(ミシュラン X-ICE2比)。昨日の七ケ宿〜上ノ山付近のライトワインディングロードでのあらゆる場面で段違いの安心感である。ステアリングの反応も俄然情報量が増えた感触で、絶好調である。おまけにロードノイズも明らかに低くなった。いつもの曲をいつものボリュームで聴いていても、明らかに情報量が多い。

もっともその高グリップ力が、ややもすると「バネ下重量の増加」と錯覚する場面も無きにしもあらず。だが純正17インチホイール+MythosとATS Z Typeホイール+X-ICE2という組み合わせは、人間が1本(と言うか1組)よいしょ!と持ち上げても、明確な重量差は感じられない。だから「錯覚」と断定しているのだが、つまりタイヤが粘っているのだろう。数日も走れば慣れると思われる。ともあれこういう微小な差違もちゃんと伝えてくるMiToのステアリングえらい!!と能天気に気を良くしても良いだろう。あらゆるカーブが、特に進入の瞬間が楽しくて楽しくて。

タイヤは色々な種類を履いて、その違いを楽しんでみたいと思っているが、昨日のツーリング中は「もうMythos固定でいいかな〜」などと思ってしまった。安いしね(笑)。

おまけ:中古車売り場の1.4T Sportには
バックカメラが付いていた。
なるほど、MiToに付けるとこうなるのか。
ちなみにcarrozzeriaブランド
MiToで行く!・春と言う名のベールを確かめに
| その他のツーリング・夜活など | 20:12 | comments(9) |

ようやく冬タイヤを脱ぎ、ノーマルタイヤ・マランゴーニ Mythosに履き替えることができた。折からの快晴。これはもう走りに行くしかない。履き替えの顛末と乗り心地インプレッションは別途エントリーしようと思う。

さて先日は北(大和町牛野ダム)に行ったから今日は南である。昨年冬、スタッドレスタイヤに履き替えた日のひとりツーリングの行き先が丸森〜福島だったので、本日は宮城県七ケ宿〜山形県上ノ山、北上して関山峠を超えて戻ってきた。平日の昼間だから、ペースの遅いクルマも多い。だが時あたかも「春の交通安全週間」である。むしろそれらのクルマに先導してもらうつもりで、安全運転を心がけた。

さて。仙台市太白区生出から村田町へK31で抜け、蔵王町の中を通り抜け白石市に出る。これは南に遠征した際の定番の帰り道コースなのだが、今日は逆に。

歴史的な民俗資料であるあるお屋敷らしいのだが、
東日本大震災以来修復中で立ち入り禁止

七ケ宿を抜ける前に名勝・材木岩に立ち寄ってみた。なかなか素敵な公園である。

七ケ宿ダムが放流中で、手前の川が
とてもダイナミック

とにかく天気が良い。2014年ノーマルタイヤ最初のツーリングがこんな快晴に恵まれるとは縁起が良い。外気温計は20℃を指す瞬間もあったが、七ケ宿、すなわち宮城県と山形県の県境に来ると、たっぷり雪が残っている。本日のハイライト七ケ宿から上ノ山へ抜けるK13に入っても、道路の周囲は雪景色だったので、なんとな〜くイヤな予感がしていたのだが、金山峠に至る手前で、無情にもゲートによって閉鎖されていた。がーん。



ちなみに冒頭の画像は、この行き止まりゲートの脇の土手に生えていたふきのとうである。春ですね。

元来た道を戻るのはイヤなので、R113に戻り至極真っ当な道順で上ノ山を目指す。R13から一旦R286に入り、途中北に折れて山寺方面を経由し、R48を目指す。この果樹園の間を縫って走る広域農道が相変わらず美麗である。




R48に戻ってからは普通に仙台まで戻ってきた。さすがにちょっと眠気が来たが、なんとか。

相変わらずスパナマーク付き!

トータル約5時間、221kmの旅。ひとりツーリングとしてはけっこうボリューミーな方だと思うが、今回は時間や距離よりも、高低差に注目したい。七ケ宿の雪景色から上ノ山の果樹園の風景までをこの季節、「ほんの5時間」で走り切るとどうなるか。やや詩的な言い回しで恐縮だが、まるで春と言う名のベールが里を覆って、どんどん山の頂へ上がって行く過程を逆回転で見ているようだった。七ケ宿の奥、K13の雪による通行止めは4月26日11:00に解除されると書いてあった。今年の宿題がひとつ増えた。

帰宅して念のため見てみたら、
当家の枝垂れ梅も咲いていた
+ PROFILE
+ accesses since Dec.2009
+ RECENT COMMENTS
+ 「クルマで行きます」用語集
■プン太郎■
筆者の愛車ABARTH PUNTO EVOのこと。
ブログ本文に「プントエヴォ」と
フルネームで書くと煩わしいので命名。

■R、K■
R=国道(Route **)
K=県道(Kendo **)
のこと

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。

■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

■朝練&夜活■
早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■EDO■
Eat and Drink Organizationの略。
親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
「同乗者無しでひとり1台」
「うまいものを食べ、飲む」が掟。
+ CATEGORIES
+ LINKS
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< April 2014 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT TRACKBACK
+ ARCHIVES
+ MOBILE
qrcode
+ OTHERS
このページの先頭へ