クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
2013年の「クルマで行きます」を総括する
| クルマにまつわる四方山話 | 15:21 | comments(4) |
とうとう2013年も大晦日になった。今年はこれまでの自動車人生で、おそらく一番距離を走った1年だった。2万km。1年でこれだけの距離を走れたのにはふたつ理由があると思っている。

ひとつはMiToというクルマがあったこと。乗っても乗っても楽しいクルマと出会えたというのは実は得難い出会いなのではないか。もうひとつはこのブログを通して出会えたヘンタイの皆様のおかげ。みなさんのGoing My Wayなクルマ愛を目の当たりにして、「オレはオレの好きなようにMiToに乗っていいんだ」と確信できたことはとても大きい。増してやOFF会で楽しい時間を過ごせたことも特筆に値する出来事である。何と言うか、ありとあらゆるご縁が、自分にプラスに働いていることを実感できる1年だった。

今年は残念ながら「壊さず・事故らず・捕まらず」の3つめだけが達成できなかった。来年こそ三冠達成と行きたい。このブログをお読みくださっているすべてのクルマヘンタイのみなさんの交通安全を祈念し、来年のさらなるご贔屓を願い、今年のブログ納めとする。ありがとうございました。

試乗記・友人の父上のGolf7に試乗した!
| 試乗レポート | 23:46 | comments(2) |
友人の父上のクルマ買い替えシリーズがとうとう大団円。先に報告したとおりVW Golf BLUEMOTION(未確認だがおそらくトレンドライン)をめでたく購入されたのだが、本日思いがけずちょい乗り試乗が叶ったので、サクッとご報告したい。

VWサイトのギャラリーより切り抜き

まず夜22時くらいの試乗だったためエクステリアもインテリアもあんまりよく見えなかった。が、助手席に座って100mも進んだだけで恐ろしいほどの剛性感。何しろミシリとも言わない。かなり冷えきった状態からのスタートだったのにも関わらず、である。それでいてドアなどひらりと軽い。超高張力鋼板(だけの恩恵では無かろうが)の威力はすごい。

途中で運転を代わってもらい、大通りからゆるい峠道までほんの10km程度走っただけだが、こりゃすごいわ。どこにも弱点らしいものが見当たらない。室内は静寂そのもので、エンジンの存在すら気にならない。スタッドレスタイヤだからそれなりにロードノイズは進入してくるが、つまりそれくらいしかノイズ源と認識できないわけで、Golfが特別静かなのかどうかはわからないが、このクラスでは恐らく突出した静かさだと思う。そのエンジンは1.2L。TSI×DSGのタッグはある意味完璧で、車重はMiToとほぼ同じなのにも関わらず加速感はMiToのそれを完全に上回る。ハードなコーナリングは試していないが、「ハンドルを切った分だけ曲がる」のは想像以上。MiToはある意味加速感もコーナリングも色々な要素で演出するきらいがあるが、Golfはあくまでも全方位的に涼しい顔でやってのける。凄腕執事みたいなもんか。

弱点無しと先に書いたが、筆者にしてみればこの優等生ぶりが「弱点」そのものとも言える。また日本国内用ナビゲーションが未搭載なのも、人によっては弱点だろう。Composition Mediaと呼ばれるインフォテイメントシステムへの依存度が高過ぎて、社外品のポン付けができないらしい。ん?そんな話、どこかで聞いたな…。まぁ世人のナビ依存の方が筆者には不思議なくらいなので、自分が買うならそこは気にならないが。

当夜の試乗でもっとも印象深かったのは、DSGが思いの外ドライビングプレジャーに溢れた機械だと解ったことだ。それは恐らく足周りや絶妙に調整されたパワーステアリングがロードインフォメーションをきちんと伝えてくれることも手伝っているのだろう。しかしツインクラッチの先駆けであるDSGが確実にエンジンのおいしいところを抽出するかのように振舞っていることこそが、Golfを「運転して楽しい」クルマにしているのだと思う。さりげなくいつでもどこでもトルクを絞り出してくれるし、その気になればきちんとエンジンブレーキを使うこともできる。もしかしたらアルファのTCTもそういう性格なのかもしれない。MT一辺倒ではもはや損する時代なのだと改めて実感した。

ただしTSI×DSGの楽しさは高速巡航を規範としているのはあらゆる挙動からも伝わってくる。さすがアウトバーンのお国である。高速道路も走ってみたいなぁ。

ということで、また明るい時に運転させてください。
自信を持って慎重に
| クルマにまつわる四方山話 | 21:35 | comments(2) |
もはや年末。また雪が降った仙台。12月28日は朝から仕事で雪かき三昧であった。


しかしきちんとした積雪という条件下で、ミシュラン X-ICE2がどこまで性能を発揮してくれるかという興味もあった。筆者の住む団地内の、ガリガリのアイスバーン上や圧雪路上でそれなりに試してみた結果、やはり横方向はやや苦手ながら直進時のハードブレーキにはそれなりにキチッと停まってくれるようだ。

昨夜などNOKIANを履いたDS3で、凍結路の下り坂+上り坂なんてシチュエーションも試してみたが、やはり肝要なのは「スピードを出し過ぎないこと」、これに尽きる。仙台という都市の降雪頻度は、実はそんなに多くない思う。東北地方にも関わらず、雪道で事故を起こすドライバーが多いのは、だからだと思う。必要以上に脅えるのも周囲の迷惑だが、自信を持って慎重に走ることを心がけたい。
2台あって良かった
| クルマにまつわる四方山話 | 23:19 | comments(2) |
クリスマスを目前に控えたここ数日、家人のシトロエン DS3を運転する機会が立て続けにあった。いずれも疲れていて体調と言うか精神の状態が健康では無い感じだったので、MiToを運転している時とは違う、のんびり鷹揚にかまえて運転してみた。


するとやっぱり良いのである。DS3。悪名高き4AT、AL4だから路地裏の法定速度域なんてのはあまり美味しくないが、ひとたび速度が乗ってしまうと本当にうっとりする。直進もカーブも挙動に何も濁りが無い。電制アシストのステアリングだけはもう少しダイレクト感が欲しいところだが、のんびり走る分にはステアリングの感触はこれでも良いと思えてくる。DS3はC3とプラットフォームを同じくしているが、PSA社内の他の車種との共通項がわからない。運転している際の全体的な感触としてはプジョー 207と似ているように思う。そこからの連想だが、DS3もMTで乗れば恐らく日本の道路環境でももっと自分の意志や感覚に忠実に走れると思う。DS3にはカタログモデルとして6MT仕様のSport Chicもあるけれど、日本国内で走る分にはChicの自然吸気1.6Lエンジンが一番スイートなのではないかと夢想している。4ATで乗るDS3は低回転でのセンの細さをどうしても意識してしまう。その点自然吸気のMT仕様なら自分の運転操作でその辺はある程度コントロールできるはずだ。絶対的な車重はどうにもならないとしても。

もうひとつ良い点として、MiToやジュリエッタのd.n.a.システムのようなドライブコントロール機能が無いことが挙げられる。メルセデスのEクラス以上やBMWの5以上ならそういう選択肢があっても良いかもしれないが、B,Cセグメントのハッチバックにそういうのはあまり必要ないと思う。あまり大きくないクルマには、このクルマの乗り味はこれがベスト!というものをメーカーがひとつ提示してくれればそれで良いと思う。

そんなことを考える2013年クリスマス。しかしMiToに乗ると、やはり自分の相棒はコイツだ!と実感できる。好きだなぁ、MiTo。

見せてもらおうか。新品スタッドレスタイヤの実力とやらを!
| パーツ/グッズ | 21:18 | comments(17) |
とうとうきちんと積雪し、いともあっさりNOKIAN Hakkapeliitta R(DS3)とミシュラン X-ICE2(MiTo)の実力を試す時がやってきた。

これは前夜、2013年12月14日の我が家の玄関から

雪かきもそこそこに、取りあえず雪上試験に出発したのだが、水っぽい本日の雪はもうほとんどの路面で融けていた。と言う事で近所の山沿いの道をそれぞれのクルマで2回走り、日陰のコーナーに残っていた雪の上を意識的に曲がったり停まったりしてみた。要は水っぽい雪がもう融けかかって路面はびちゃびちゃ〜というイメージで。


まずはNOKIAN Hakkapelitta R。ちょっとしたウェットでもずるりと行くので予想はしていたが、これ、ほとんど効かない(笑)。法定速度でゆるいカーブの雪上を右折したら如実に膨らむ。無事に脱出して加速しようとしてもESPが盛んに仕事中。その先の交差点で左右未確認のクルマがこちら側に右折しようとしてきて「敢えて」急ブレーキを踏んでみたが、やはりズズズッと滑る。

結論:基本的にノーマルタイヤで走っているようなもんで、精神安定剤程度に考えるべき


次にMiToに乗り換えて同じコースを走ってみる。Hakkapeliitta Rがズルズル滑った同じカーブで同じような挙動。だがその後の加速の過程ではこちらは特にトラクションコントロール系が仕事をし始める気配は無く、ちょっとは(Hakkapeliitta比)高いタイヤを買って良かった感が漂う。が、先に急ブレーキを踏んだ交差点で同様の操作をしたところ、やはりズズズと滑る。

結論:横方向は大したこと無し。前後の制動はやや見るべきところもあり

と言う事で、雪道での安全対策はタイヤではなく、余裕のある運転、これに尽きるという実にありきたりな結論となった。筆者のFacebookのTL上ではB社だのY社じゃないと…みたいな書き込みもあった。日本の道路事情を熟知・研究している日本のタイヤメーカーのスタッドレスタイヤが、日本では一番良いのかもしれない。専門家に言わせると製造場所(日本のメーカーだって製造は国外だったりする可能性がある)よりも、研究段階でその地域の積雪・凍結具合を如何に再現できるかが、スタッドレスタイヤの性能を決めるという。つまり路面のプロがいるかいないか、なんだそうだ。となるとB社やY社という話も頷ける。みなさんのタイヤはいかがか。
MiTo・1年2万キロ
| AlfaRomeo MiTo | 15:44 | comments(6) |
気が付くと今年も残りわずか。12月1日にノーマルタイヤ走り納めを行い、スタッドレスタイヤに履き替えてからは不発気味のミドルツーリングを行ったきり。12月になったら途端に走らなくなってしまった。その大きな要因は生業のミョーな忙しさなのだが、自問自答するとそればかりではあるまい。秋のもっと忙しい時期など、ヘトヘトに疲れていてもツーリングに出かけ、それが心のON/OFF切替え装置になっていた。

走りに行かなくなって改めて今年を振り返ると、2013年は実にあちこちに走りに行った1年だった。このブログの2012年11月アタマのエントリーに62,000kmという数字が残っている。本日現在MiToの走行距離は約82,000kmだから13ヶ月で20,000km走ったことになる。恐らく昨年の12月だって大した距離は走っていないと思われるので、つまり2013年だけで20,000km走ったことになろう。

その上来年暖かくなったら走りに行きたい「宿題」が山積みである。北にも南にも西にも行きたい。果たしてローン終了までMiToは無事なのだろうか。

シバレル
| クルマにまつわる四方山話 | 08:03 | comments(7) |
「シバレル」とは仙台の方言で「寒い」という意味だが、単に寒いと言うよりももう少し切実かつ気温が低い感じがする。「寒いなぁ(発音:さみぃなぁ)」が気温2〜3度だとすると、「シバレんなぁ(発音:すばれンなや))」は氷点下な感じである。さらに言うと、気温2度とゼロ度の違いを肌で感じるところが東北人的である気がする。まぁ個人差があるが。


2013年12月13日の今朝、見事に車体は凍っていた。特に我がMiToの屋根は、昨夜の少量降った雨の中を帰宅したので、流れる雨水がそのまま凍っていてかっこいい。

12月初旬に履き替えたミシュラン X-ICE2は、マランゴーニMythos比、実にコンフォータブルである事以外にまだ実力を発揮していない。かと言ってばんばん雪が降ったり積もったりは、やはり交通に重大な影響を及ぼすので正直カンベンしてほしいが、雪上・氷上の実力はいかほどか、早く知りたいという気もする。揺れるオヤジ心。
惨敗!!ミシュラン皮むきツーリング
| その他のツーリング・夜活など | 21:58 | comments(11) |
※ホラーゲームなどの不穏な音楽を聴きながらお読みください。

先にエントリーしたとおりオイル交換とスタッドレスタイヤへの交換のためにイデアルに赴いた。この場合のイデアルとは、スタッドレスタイヤを仕入れてもらったS店長にお預けするため、ボルボ・カー仙台泉のことである。交換後はタイヤの皮むきツーリングに行くつもりなので朝一番、開店9:30と同時に、である。だが、なんだかんだあって店を出たのは12時だった。思ったより時間がかかってしまった。



手前からF430が3台、一番奥がFFカリフォルニアという
フェラーリ軍団・凄車のみなさん

履き替えたミシュランもオイル交換後のエンジンもゴキゲンなので、まぁそれは良い。気持ちを切り替えて「皮むきツーリング」に出発したものの、問題はものすごく腹が減っていることである。行き先はこれも想定通りR6を南下する非常にシンプルなものである。だが仙台市内のR4沿い〜R6にこれと言った食事場所が思い当たらないのは大いなる問題である。

とにかく初志貫徹である。初めはR4を素直に南下していたが、途中荒浜方面へ折れてK10を南下する。復興工事が急ピッチで進んでいるように見えるが、とにかくなんにも無くなってしまった。もはやほとんど3年が経過しようとしているのに、まだこんな状態か…。


仙台空港を通り過ぎる頃には、もはや空腹なのか腹痛なのか判然としないレベルまで腹が減っていた。こういう時はとんかつである。亘理あたりを走っていてもとんかつである。もはや間もなく亘理町役場に近づいてきたその時、「とんかつ」の看板を出しているお店を発見。ドリフトをかましつつで駐車場に滑り込んだ。※やや大げさな表現が含まれています

お店の名前を出すことは控えるが、このとんかつが残念だった。このTE(とんかつエクスプローラ)たる筆者をしてこれまでの人生で食べたとんかつワースト3確定の味だった。実はこの文章をタイプしている21時を過ぎてまだ胃がもたれている…。このとんかつの負のパワーはものすごく、道中とんかつの看板の文字を見ただけで胸にこみあげるものがあった程である。もちろん普段は逆だ。

このカツの切り方から味の方もお察しいただきたい

なんだかエブリシング負の方向に向かってしまうのは、そんな胃袋を抱えて走っていたからだろうか。R6、相変わらずスローペースである。復興事業に従事するダンプカーなども多いので仕方ないことではあるが…。早々に今日は浪江町まで行くことはあきらめ、R115を福島方面へ行く事にする。11月冒頭のEDOセッション#8で福島市内から松川浦まで走った、あのR115である。

思ったとおり先日と逆走するR115は美しかった。すでに14時を回り陽が傾いてきている。西に向かって走るので眩しい。前日の夜遅かったのでこういう環境は眠くなって危ない。なんとかR115とR349の交差点にあるセブンイレブンまで走りきって飲み物を購入。

あとはR349から適当にR4に抜け、いつぞやと同じく白石から村田へ抜け仙台市内へ帰ってきた。あぁまったく調子が出ないヘンなツーリングだった。ミシュラン X-ICE2が望外に好感触だったこと、オイル交換後のエンジンが俄然調子良くなったことだけが収穫だった。だがこんなヘナチョコツーリングで2013年を締めるわけにはいかない。本格的に雪が降る前に、もう一度ツーリング納めに行かねばなるまい。「行かねばの娘」。

R4、国見のあたり

あぁ、しまらない…。

5時間30分、214km

※追記2013.12.06.フェラーリ凄車のキャプション、FFじゃなくてカリフォルニアでした。フェラおたく、もといフェラーリおたくを自認されるじゃるさんのご指摘により訂正。
MiTo・オイル+フィルター交換_80,721kmとスタッドレスタイヤ交換
| MiToのメインテナンス | 18:38 | comments(4) |
2013年12月2日の本日、予定通りMiToのタイヤをノーマルからスタッドレスタイヤに交換した。また同時にエンジンオイルとフィルター類も交換した。80,721km也。

SELENIA K PURE ENERGY 7,350円(@2,100円*3L)
SEALING GUSKET 200円
OIL FILTER 1,770円
廃オイル処分料 175円
交換技術料 2,600円
消費税 650円

合計 12,700円

タイヤの料金は差し障りがあるので詳細を書けないが、どうしても値段が知りたい方は次回のOFF会ででも。

さてMiToが今回装着したのはMICHELIN X-ICE2である。「ん?3じゃねぇの?」と言う方はスルドイ。実はMiTo用の215/45/R17というサイズのX-ICE3はまだ流通していないと言う。がげーん。と言う事で筆者のMiToが履いたのは昨年モデルの昨年在庫というわけである。




で、どうなのか。実は履き替えたその足で皮むきツーリングに行ってきた。その件は別にエントリーすることとして、装着後200kmオーバーを走った感触を書こう。

ベリーいいぜぇ。

マランゴーニ Mythos比、ドライ路面でのグリップ性能はそりゃ劣る。ところがダダン!だのトタン!だのの受け止め方と丸め方は単純にものすごく気持ち良い!普通に走っている分にはMythosよりも安楽なくらいだ。逆にこうやって比較するとMythosって神経質なタイヤだったのね、とも言えてしまう。オーノー!知らない方が幸せなこともあるってことか。

さらに言えば路面情報が豊富。その上報告の仕方がスマート。程よく入力の角を丸めてくれる。かと言ってふにゃふにゃとむやみに柔らかいわけでもない。「ほう・れん・そう(報告・連絡・相談)」がウマイ、とまとめて良いだろうか。なるほど、伊達に売れているわけじゃないのね。

と言う事で足さばきが気持ち良くなった上に、オイル交換でエンジンフィールも心持ち改善した。加速が明らかに気持ち良いのである!なんだよ〜、ググッと良くなっちまったじゃねぇかよ〜、MiTo〜。

でもボルボ・カー仙台泉〜福島県相馬市〜福島市〜白石市〜村田町〜仙台市というツーリングは少し疲れた(笑)。そりゃそうか。
MiTo・ノーマルタイヤ走り納めの儀2013
| その他のツーリング・夜活など | 18:15 | comments(5) |
家族が映画を見に行くという日曜日の午後。筆者はその映画に全く興味を持てなかったので別行動を取らせてもらい、ノーマルタイヤで行く最後のツーリングと洒落込んだ。いや別に洒落て無いか。

当ブログコメント欄常連じゃるさんからの示唆により、南方面はスタッドレスタイヤの皮むきツーリングのために取っておきたい。かと言って峠や山越えは危険である。消去法で宮城県のやや県北の内陸部を特に当ても無くさまよってみることにした。従って経路の記憶が曖昧なので、いつものGoogleマップによる経路案内は割愛させていただく。

最初の目標は大郷町から鳴瀬・石巻方面に抜けることである。東北自動車道の大和ICをかすめK241を東進する。途中の味わい深い神社、姫宮神社へ立ち寄る。

姫宮神社
宮城県黒川郡大和町落合報恩寺乳母神丁目15番

そのまま進むと自然とK16に乗る。以前気仙沼へ走ったR346とのヘンな交差点をさらに東に跨ぎ、K60を石巻方面へ進む。とは言え石巻に行くのが目的ではなく、どこかで内陸方面に曲がりたいなぁと漠然と考えつつ進んでいたら、鹿島台の中で知らぬ間にK16に戻っていたようだ(今改めて地図アプリで確かめると)。ご存知の方もいると思うが、このK16を石巻、東松島方面へ走ると田園の中の一本道を爆走することになる。筆者の大好きな道なのだが、今回は知ってる道に出るのはあまり嬉しくない(笑)。東松島市内から内陸に戻るためにR108を涌谷方面へ。するとイオン涌谷店の少し南でR346と再び交差する。もちろんR346には乗らず、細い市道を西進する。

後ろの橋がR346。
江合川沿いにて

涌谷駅などを掠め、JR石巻線を走るマンガッタンライナーと並走しつつ、結局はR108に戻り大崎市内を目指す。冬は日暮れが早い。真っ暗になる前に帰宅したかったので、このままR4を跨ぎR47で岩出山からR457に乗ることにした。R47と言えば座散乱木遺跡である。このR47から北に少し外れたK165近辺の農道はどこもかしこも味わい深い。お気に入りの一帯である。

冬枯れって切ないですね


再びR47へ戻ったものの、ただ普通に岩出山町内へ入っては本当に芸が無い。しばらくR47を東へ戻ると、まさに先ほど座散乱木遺跡へ行くために曲がった交差点に到達。今度は反対の南側へ入り、田んぼの中の荒れた道をR457へ向かう。あちこち彷徨ってしまったが、大崎市立西大崎小学校を経由して宮城県農業実践大学校畜産学部の試験場の中を走る一本道へ出てしまった。実に美しい。

宮城県大崎市岩出山南沢樋渡丁目1番

ようやく良く知る道、R457へ出たものの、こうなるとツマラナイ(笑)。途中王城寺の自衛隊演習場の方へ曲がる。夏に来た時と同じ場所でまたMiToの写真を撮ってみた。


おみやげも一切無し(笑)!明日はスタッドレスタイヤに履き替える予定である。さよならMythos。

約163km、4時間のツーリング。
ほど良いね!
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■プン太郎■
筆者の愛車ABARTH PUNTO EVOのこと。
ブログ本文に「プントエヴォ」と
フルネームで書くと煩わしいので命名。

■R、K■
R=国道(Route **)
K=県道(Kendo **)
のこと

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。

■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

■朝練&夜活■
早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■EDO■
Eat and Drink Organizationの略。
親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
「同乗者無しでひとり1台」
「うまいものを食べ、飲む」が掟。
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