2013.07.26 Friday
MiTo・EBCブレーキパッド「グリーン」を装着した!
12ヶ月点検を機に装着したEBCブレーキパッド・グリーンについての初期インプレッションを書いてみようではないか。ディーラーであるイデアルさん経由で購入し、パッドそのものは20,000円であった。 装着するとこのとおり。 キャリパーは黄色く塗装した 筆者がブレーキパッドに求めるものは以下の3点。「リニアな制動性能」「低ダスト」「鳴かないこと」。同時のこの記述順が求める性能の優先順位である。ではEBCグリーンはどうか。 ■リニアな制動性能 すごく良い。リニアかどうかは評価が分かれると思うが…。踏み込み始めにまずぐぐっと効く。とは言ってもDS3に装着しているSTOLZほどではない。あれに比べれば十分リニアだ。もっともこの感想はEBCの前に装着していたディクセルType Mの制動力が、特にピークを感じさせない性格だったからかもしれない。だが今EBCに慣れてしまうと、ディクセルがやや下弦の放物線を描くような制動カーブだったような気さえしてくる。EBCの踏み込み始めにぐぐっと制動を効かせるカーブ、ちゃんと止まれる制動力のマージンを踏み込み始めに実感できるのは、実はすごく「安心感」につながるのだと今なら理解できる。そしてその「ぐぐっ」が衰えることなくすぅっと1本の線のごとく効き続ける。踏み込み始めから停止までを全体で捉えつつ別の表現を試みると、最初にちゃんと効いて、その効き方が一定のまま停止まで続く。つまり安心感につながるのである。 ちなみにEBCユーザーのK店長も「効き方のカーブが一直線」と大絶賛だった。納得である。 ■低ダスト 純正並にダストが盛大に出る(笑)。装着1週間でホイールがガンメタリックに!低ダストを重視する方にはおすすめしない。 ■鳴かないこと ディクセルType Mが全くと言っていいほど鳴かなかったのだが、EBCは鳴く。盛大でには無いものの、冷間時以外も時折鳴く。 各項目の文章量の違いがそのまま筆者の興味の分量である。すなわち「こんなに気持ち良く効くんならダストも鳴きも受け入れよう」ということである。もっともダストはあまり歓迎できないので、これを機に高圧洗浄器でも買うか。 |