クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
中古美麗物件をながめて思う
| クルマにまつわる四方山話 | 21:47 | comments(13) |
MiToが不動車になるまで乗ると心に決めた筆者ではあるが、ではもうクルマは買わないのかと問われれば、それは全く違うと答えざるを得ない。MiToのローン支払いが終了したら、即座に「さらなる1台」を購入するつもりである。ローンの完済までまだ数年あると言うのに、筆者は暇を見つけてはネットで中古車パトロールを行っている。

玉石混交の中古車市場の中から、雑誌などでは極上の物件を紹介するコーナーなどがある。ビカモン、バリモンというヤツである。たいていそういう物件は内外装とも美麗・程度極上ということになる。「走行1万1千km、ワンオーナー、ガレージ保管の奇跡の1台!」とか、読んでるだけでヨダレが出てくるのだが、ハタ、と。

お金のことは相変わらず不如意だが妄想だからその辺は置いておいて、自分がそういう極上品を手に入れたとしたらどうか。ガレージが無い。だから風雨に晒すということになる(MiToもDS3もそうなんだけど)。手に入れれば嬉しくて乗り回すだろうから、傷もつけるだろう。自分にとってのクルマは「実用の道具」という側面が大きいので、そこは仕方ないと自分の中ではあきらめられるものの、やはり後ろめたい。


何に、誰に対して後ろめたいかと言えば、そうやって大事に扱ってきた前オーナーに、それを引き取って販売した業者さんに後ろめたい。買ったクルマをどう扱おうが現オーナーの勝手という理屈はもっともだと思うが、クルマが好きなら必ずしもそうとばかりも言えまい。7年オチ、11万km以上走った307SWを手放す時でさえ、次のオーナーにかわいがってもらえるよう祈らずにはいられなかった。今でもオーロラグリーンの307SWを見かけると「あぁ、あいつは元気かなぁ」と思う。


現実にはガレージ保管なんて夢の又夢なので、風雨に晒しても心が痛まない程度の、もっと言えば2年でしゃぶり尽くせるくらいの中古車のパトロールは続く。数年後にシトロエン C5ツアラーがどれほど値落ちしているか今から楽しみである。
DS3・車検で見送ったあれこれ15万円
| CITROEN DS3 | 10:13 | comments(15) |
家人のシトロエン DS3をプジョー仙台に車検に出したら約30万円という見積りが来て青くなった件の続きである。実際の車検そのものは約14万円で通過させたのだが、では残りの約15万円分のあれこれとは何か。

ATF交換 技術料 9,900円
00009730AE ATF 4HP20/AL4 *12 21,600(@1800)円

バッテリー電圧降下・交換 技術料 2,000円
00005600TJ バッテリーL2/60AH/640A 22,600円

エアコンフィルター劣化・交換 技術料 2,000円
リフレッシュパッケージ C0006447VX キャンペーン用ACフィルター 1,790円

エアエレメント劣化・交換
0000144XG エアエレメント 1,900円

ファンベルト劣化・交換 技術料 7,700円
00005750RG DRIVE BELT 3,500円

リアブレーキパッド+ローター摩耗・交換 技術料 23,100円
0000425420 4BREAKE PADS/R *1 9,700円
0000424932 HUB DISC *2 36,000(@18,000)円
0000373932 HUB FIXING NUT *2 600(@300)円
0000374046 WHEEL HUB PLUG *2 1000(@500)円

タイプして疲れてしまうが、これに消費税が乗っかって全部ひっくるめて150,560円ときた。さらに「概算見積ですので分解時、追加部品発生の可能性があります。」ともある。まぁそれはそうかもしれない。

冒頭に書いたATF交換はAL4ネタで、冷間時に1速から2速にシフトアップする際、ゴリッとイヤな感触があるのを訴えたところ「フラッシングよりも交換」を薦められたもの。入力エラーなどのログは残っていないという。

さてさてどうする?家人と話し合った結果第一段としては、「エンジンがかからない!」「止まらない!」という最悪の事態を避けるためにはバッテリー交換とリアブレーキの一式丸々というのを最優先か、ということになっている。すでにあおさんから有益なコメントをいただいているが、確かにバッテリー交換に24,600円はしんどい話だ。バッテリー交換って自分でやってみたことが無いのだが、いよいよ初挑戦の時が来たということか。

やっかいなのがリアブレーキで、ハブとディスクが一体になっているので、「せーの」で換えるしか無いという説明だったとのこと(家人談)。仮に「せーの」でやるしかないとしても、ナットやプラグは金額的に大したことは無い。問題はハブディスクと言うヤツで、単なるローターとは違うのか??みんカラにはすでにリアブレーキパッドを自ら交換した方のレポートなどあるが、その辺良くわからない。仮に単にパッドとローターの話なら、ネットで適当に純正以外で、特に低ダストのものを探してみる価値はありそうだ。この辺もう少し詳しく説明を聞いて考えてみたいところ。

フロントブレーキパッドで吉と出たSTOLZブランドのDS3用リアブレーキパッドは10,500円ということで、純正よりも気持ちお高め。じゃるさんから教えてもらったVOINGの製品には、取りあえずずばりDS3適合品は無いようだが、詳しく問い合わせればもしかして…という可能性もある(C3用がそのまま大丈夫、とか)。

※そう言えばそもそもフロントブレーキローターもあの時は「まだ大丈夫でしょ!」と無視していたのだが、どうなの…?

筆者としては市街地を法定速度程度で流している家人の運転で、リアブレーキに高性能を求める必要は無いと思っている。純正品で交換して約7万円という見積りよりも経費を抑えられる方が重要だと考えている。それ以外の3点は、まぁ冬にスタッドレスタイヤ(これも新調する必要がある)に交換する際に「いっしょにお願いします〜」で良いんじゃないか…。今度Sマネージャーに優先順位を相談してみよう。

Sマネージャー、イデアルボルボ店長就任おめでとうございます。早急なる後進指導が達成されますことを切に祈っております。
DS3・初車検レポート
| CITROEN DS3 | 20:56 | comments(4) |
さぁ、家人のシトロエン DS3が初めての車検から帰還しましたぞ!いざその内容を示さん!作業・整備はイデアル・プジョー仙台にお願いした。入庫時の総走行距離は32,472km。

車検基本整備料 29,700円
保安確認検査料金 8,000円

下廻りスチーム洗浄 6,600円
下廻り錆止めシャシ塗装 4,500円

ブレーキオイル交換(エア抜き作業含む) 3,000円
ブレーキオイル(J4 DOT4)*1L 1,800円

交換部品廃棄手数料 1,000円

ワイパーブレード交換
ワイパーブレード(00006423J4) 2,900円
ワイパーブレード(00006423J5) 2,200円
ワイパーブレード(1607383080) 1,500円

エンジンオイル+オイルフィルター交換
エンジンオイル(QUALTZ INEO 200L)*4.5L 9,675(@2,150)円
プラグガスケット(0000031338) 100円
オイルフィルター(00001109CK) 1,600円

左ストップランプバルブ切れ交換
バルブ(12V21/5W V91191421) 180円

その他作業使用部品
ショートパーツ 2,000円

車検諸費用
従量税 24,600円
自賠責 27,840円
印紙代 1,100円
手数料 10,000円

これに消費税が加わり、若干の値引きをしてもらって合計141,756円であった。

まぁワイパーブレード交換とスチーム洗浄を「どうしてもやらなくていいから!」と言って省略していたら大体12万円くらいだから、極論すれば国産車の同セグメントの車検費用と大体同じくらいと言えるだろう。

先のエントリーで少しだけ触れたが、預けて3日くらいで最初の見積り金額の連絡があった時は、実はこの倍の金額だったのだ。取りあえず日常生活に支障無いレベルで仕上げてもらったが、かと言ってそうそう放置もしていられない「お薦め作業」がなんと別紙で提案されている。それについてはレポートを分ける。

さて車検後、体感上の変化はあったのか。家人は「車検がどうこうより、ノーマルタイヤに履き替えたことの方が大きいかも」と言う。4年経過したスタッドレスタイヤを5月中旬まで履いていたのだから、そりゃそうだろう。ちなみにようやく戻したノーマルタイヤは3年経過したミシュラン エナジーセイバーで、これは純正タイヤだが決してベストだとは筆者は思っていない。しなやかなDS3の足セッティングだからこそ、エコタイヤ系サイドウォールの硬めの反応がよくわかってしまうのかもしれない。もう少し柔らかめのタイヤの方がDS3の自然吸気1.6L+AL4とは相性が良いように思う。ともあれピカピカのDS3はやはり美しい。めでたしめでたし。

試乗記・日産 TIIDA LATIO:極上の低バランス!
| 試乗レポート | 18:02 | comments(11) |
実は家人のシトロエン DS3が先週末から初車検に出ている。最初の車検だからみっちり診てみますね!とA工場長のありがたいお言葉をいただいて帰ってきた家人だが、今週半ばの見積り金額連絡を聞いて青ざめてしまい、取りあえず命に別状無いレベルに仕上がりをランクダウン(笑)。この週末にでも回収される予定である。

その件はまた詳しく書くとして、例によって代車の試乗記である。今回の代車は日産 TIIDA LATIOである。つまりハッチバック車TIIDAのセダン版でお尻にLATIOという名前が付いている、という理解で良いのか。Vitzに対するPLATZみたいなもんか。



日産 TIIDA LATIO
初年度登録平成16年(2004年)
形式DBA-SC11
原動機の形式HR15
排気量1.49L
車両総重量1,395kg(前々軸重690kg 後後軸重430kg 車両重量1,120kg)
全長439cm
全幅169cm
全高153cm

現状で5万6千km程度走行した個体である。現行モデルのひとつ前のモデル。ちなみに現行モデルではTIIDAの名前がもう付いておらず、単にラティオ、である。

さて運転してみての感想は今回のエントリータイトルどおりである。ぶっちゃけ簡単に言えば「法定速度内でのまとまり具合はものすごく良い」ということになる。最初に運転した時、図らずも以前の家人のクルマ、フィアット プント(2代目)を思い出した。ドライビングポジション、走り出し、旋回性能、制動性能、どれも破綻なくバランス良くまとまっているのだ。筆者は心底、日産の実験部隊は素晴しい!と思った。

MiToとは別次元の組み付け精度(笑)

視認性も良いし、そもそも針の動きが精密そのもの

小物入れも多いし、迷いようが無いデザイン

では欲しいかと問われれば残念ながら欲しくない。まずエクステリアデザインにまったく心に響くものが感じられない。「所有する喜び」が一切沸き起こってこない。そして前述の運転した感想を早くも裏返すが、バランス良くまとまっているのはあくまで40〜60km/hの範囲だけで、前後左右に自分以外のクルマがいなければ安心して運転できる、という条件付きとなる。さらにCVTとエンジンとの組み合わせでひとつ重大な瑕疵があって、1速から2速にシフトアップ(と言うの?CVTでも)した瞬間に、明らかにトルクの谷間がある。「ふんわりアクセルでエコドライブ!」を実践する分には素晴しい調律ぶりだが、そういう運転ばかりでは社会の迷惑になるのが現実である。実体験という意味では朝のラッシュアワーに於ける交差点右折という場面で、まったく頼りにならなかった。

同時に40km/hより上の領域になると、旋回時の車体のロールは「うおっと!」というくらい大きくなるし、そもそもステアリングの挙動も付いて行けない。制動性能もとたんにプアに感じてしまう。するとどうなるか、やたら車間距離を取ってしまい、交差点の右左折時のスローイン・ファストアウトが大仕事になるのだ。

結果的にマイペース以外の運転では、つまり交通の流れに乗ってスイスイと走り続けるには、MiToよりも集中力を要求されるという感想を持つに至った。フィアット プントと比べるなどオコガマシイ話である。繰り返すが、「走る・曲がる・止まる」の諸性能を、低速域で極上のバランスにまとめた日産の実験部隊の仕事っぷりは素晴しいし、車検の代車という意味では充分以上である。だが購入の対象物件とする場合、「クルマを運転する喜び」が得られない運転フィールだけ取ってみてもNOだ。「便利な移動のための道具を手に入れた」という喜び以上のものは得られ無い。少なくともLATIOを購入して人生変わりましたなんてことにはならないし、日産もそんなことはハナから狙っていないだろう。住宅地や市街地を法定速度で廻りを気にせず走るための車なのだ。その証拠とも思える事実に、例によってシートはふかふかで腰が痛くなる代物。座面の奥行きも足りず安定が悪い。可動式のアームレストが付いているが、長さが足りず、ハンドルを握りながら肘を置く事ができない。つまり長距離・高速移動のことなど最初から想定していないのだ。

筆者のドライビングポジションのまま
後部座席に座ってみた図。
シートの出来はともかく、広さは上々

こういうクルマに乗ると「どうして自動車メーカーが、自動車の運転を好きになるようなクルマを作らないのか」と腹立たしく思える。低速域でこれほどまとまり良くクルマをチューニングすることができるのなら、その逆も可能なはずだ。でもやらない。日本国内のユーザーがそういうクルマを求めていないと思う根拠があるのだろう。だがもし日産に限らず日本国内の主立ったメーカーが「運転するだけでハッピーになれるクルマ」を真摯に出し続けていたら、少なくともハイブリッド戦争での勝ち負けなんて話は成立しないと思うのだ。筆者が知る限り2代目プリウスは乗ることが苦痛なクルマだった(運転するだけじゃなくて、助手席でも後部座席でも)。「運転するだけでハッピー」なクルマが溢れていたなら、そもそもあんな運転が苦痛なクルマが売れる訳が無い。でも燃費が良いという1点だけでプリウスは売れまくっている。ハイブリッド競争の現状に於ける日産は敗者と言って良いだろう。「運転するだけでハッピー」よりも「燃費が良くて壊れない」ことだけを重要視するユーザーを生み出し続けてきたのは、当のメーカー本人である。

若者のクルマ離れを嘆き、若者にクルマを買わせようとしてヘンに豪華な(でもクルマとしては歪な)軽自動車や、若者=スポーティという幻想に囚われて86=BRZ的なクルマをリリースするよりも、まずは大人に「クルマを運転すると楽しいなぁ」と思わせないとダメだ。これは自動車ジャーナリスト河口まなぶ氏の論だが、筆者はこれに両手を挙げて賛成するもの也。大人が嬉々としてクルマに乗っていれば、それを見た子どもだって乗りたくなると思う。

ちなみに家人はここ1週間ほど疲れた顔をしていたが、「なんで元気無いかわかった!DS3に乗れないからだ!」と言っていた。クルマヘンタイの妻の言い分だから7掛け8掛けで聞いていただきたいが、こういうユーザーもいるということは言える。自動車メーカーさん、運転すると疲れがふっとぶクルマを作ってください。
MiToで行く!喜多方・あべ食堂のソースカツ丼を喰わずに死ねるか!
| その他のツーリング・夜活など | 17:26 | comments(11) |
この連休のこっちが本命。ここ数年、福島県喜多方市のあべ食堂にはゴールデンウィークにばかり行っているが、その時期はものすごい混雑のためあべ食堂ではライス系のメニューはお休みしてしまう(ラーメンに半ライスとかは大丈夫だけど)。福島・会津のカツ丼と言えばソースカツ丼。あべ食堂のソースカツ丼をそんなわけで未だに食べた事が無い。トンカツ・エクスプローラーのacatsuki-studioとしてはチャレンジしないわけにはいかない。と言う事でまさかの二日連続「喰わずに死ねるか!」シリーズ。

朝8時に家を出たらさっそく出勤渋滞。そりゃそうか。有料道路は使わないプランだったがあっさり変更。取りあえず村田町までのんびり走り、東北自動車道に村田ICから乗る。あまり工夫が無いのだが福島西ICで降り、R115で安達太良山を目指す。


毎度の事ながら、R115は本当に美しい。例によってつちゆロードパークで休憩。ソースカツ丼に敬意を表して途中の買い食いは禁止!!ひたすらPETボトルのお茶を飲みつつ裏磐梯を目指す。

これまでこのコースを走る時はR115からK70(道案内的にはレークライン)へ入っていた。このK70がこれまた実においしいワインディングロードなのだが、今日は敢えてR115の一度も走った事のない区間を走ってみる。ある程度予想はしていたが、山間を縫って走る美麗国道。これまでこのような景観を持つ国道はR47の鳴子温泉から山形県新庄へ抜ける区間が最強だと思っていたが、自分の見識の狭さを思い知ることになってしまった。安達太良山から猪苗代湖に抜ける区間のR115の景色は本当に美しい。

R115からR459に入って裏磐梯、桧原湖を目指す。桧原湖の西北部分は良く知っているつもりだが、南も実に美しい眺めだった。だがこの頃、時すでに10:30を廻り、驚いたことに空腹も絶好調に。ついこないだも寄った道の駅裏磐梯でジェラートでも食べようかと一瞬思ったが、ソースカツ丼に敬意を表して以下略。

そのままR459を西に進み、大塩裏磐梯温泉街を抜け、北塩原村からようやく喜多方市へ。着いたぜぇ、あべ食堂。並ばずに入店できるのは久しぶり。やはり平時の平日に来るとごく普通の「町の食堂」という風情である。


これに漬物とスープが付いて950円

当ブログのコメント欄常連のじゃるさんはあべ食堂でソースカツ丼とラーメンを同時発注するそうだが、やはりどう考えても物理的に無理!ラーメンと同じスープが着いてくるので、味わいという意味ではフォローされていると言っても過言ではない。と擁護してみる。カツ丼を食べた後は向かいの山口で「毒リンゴサブレー」を購入し、これで家族へのお土産はOK。ついでに職場へのお土産を買うために「太郎庵・喜多方店」へ(前日に喜多方出身者へリサーチする念の入れよう)。太郎庵、味も良いが店員の受け応えが素晴しい。町のお菓子屋さんとして完璧ではなかろうか(以前札幌の六花亭でもそう思った)。


さて、帰り道。奇を衒わずにR121を米沢へ抜ける。途中日中トンネル脇のパーキングエリアで仮眠。これが重要。仮眠後は米沢市内へ。と言っても市街地の西のはずれを掠める感じで、R13からすぐに例のブドウマツタケラインへ。今回は米沢〜高畠間の山道も走り、実に良い感じ。何と言ってもクルマが少ない。マイペースでワインディングを走るのはMiToにおける最上級の贅沢である。

ところがこの辺から残燃料が危険水域に。警告灯も点いてしまい、なにやらチキンレースの様相でR113を七ケ宿へ。七ケ宿に唯一ある昭和シェル石油を扱うお店が、寄りによってシェルカードによる支払いがNG(クレジットカード払いは有効だったけど)!おお!現金ほとんど残ってないし!!てか現金で払いたくないし!!

MiToのマルチインフォメーション画面で「あとどれくらい走れるか表示」にすると、七ケ宿峠付近で160kmと表示。うっそ〜。件のガススタンドからさらに下る。小原温泉峡を超えてようやく下界へ。R4へ合流して北上。白石ICを過ぎ蔵王町内に入ったところでとたんに90kmなんて表示に。うそ!白石から蔵王町のはずれまでで70kmも走るわけないじゃん!さすがイタリア〜ン。と言うか前のプジョー 307SWのオンボードコンピュータもそんな感じだったけど。

蔵王町内の昭和シェルSSを見つけてようやく給油。給油量37Lってことは8L残り(MiToのガソリンタンク容量は45L)。ざっくり12km/Lだとしてもやっぱりあと100kmくらいは走れたんだなぁ…。蔵王町からK47を経由して川崎町へ抜け、生出を通って仙台市内へ。


本日の走行距離、約353km。8時間の旅。二日連続のひとりツーリングで「走る新鮮味」が失われるかと初めは思ったものの、むしろ逆だった。特に喜多方〜米沢〜高畠あたりでは、ただひたすら美しい景色とMiToからの機械的なレスポンスと路面情報が体内に流れ込んでくる感じで、運転操作以外の思考が完全に停まってしまった。ランナーズハイならぬドライバーズハイとでも言おうか。MiToで長距離を移動中、何度かこういう感覚を味わってきたが、こういう感覚はMiToで初めて味わった。MiToに感謝である。
MiToで行く!銀山温泉・亀まんじゅうを喰わずに死ねるか!
| その他のツーリング・夜活など | 18:08 | comments(6) |
天気予報が徐々に良い方にズレて行って、週アタマの本日は曇天がなにやらうっすら明るくなったり…。それでは、とばかりに昼過ぎに家を出発。関山峠(R48)、山形の村山市を経由して尾花沢市にある銀山温泉を目指すもの也。acatsuki-studio的三大まんじゅう、「亀まんじゅう」を買ってきた。

いつもはR457を北上し、中新田から尾花沢へ抜けるR347に乗るのだが、今日は逆にR48で関山峠を超え、東根市から村山市、さらに尾花沢に抜けた。R13は使用せず、県道をとろとろと。いいぜぇ、山形路は。宮城県側のどんよりした天気も村山に入ったら初夏の晴れ間に。こないだのたいやきの時と同じ。やはり暑い。

大倉ダム

東根市。K29。彼方に見えるのは月山。
この県道も素晴しい

尾花沢市に抜けるためには
強烈なワインディングを
駆け登らねばならない。
でもこんな素晴しい景色がごほうび


銀山温泉は銀山温泉景観条例により、温泉街にはクルマで乗り込むことができない。突撃して案内所で共同駐車場の場所を聞いたら、はるか手前の温泉街の入り口あたりだった。でもこれでのんびり歩ける。

共同駐車場から歩いて行くとこういう景色



例によって亀まんじゅうを買ったらひとつおまけに頂戴した。河辺のベンチに座って食す。うめぇ。


用が済んだらとっと帰る。R347を何台か連なって走る。R457に合流する前に北のランドマーク、薬莱山(やくらいさん)に立ち寄る。



16:00も過ぎたことだし、薬莱山を迂回しつつR457に合流する近道は無いかな〜と「やくらいゴルフ倶楽部」方面に抜けたのが命取り。どんどん道が細くなり(でも舗装はされている)、如何にも「最近誰も通ってなさそう」な空気がMAXになったところでとうとう未舗装路に!しかももはやMiToで走る道幅でも無い。どんどん霧が出てきて東西南北もわからなくなってしまい、仕方ないなぁと取り出したiPhoneは電波圏外(笑)。

いやぁこれにはまいった。なんとかUターンできる場所を見つけ、数km戻る(不本意)。少し道幅が広くなったところでナビを起動。自宅までの道案内をさせると、たちどころにコースを指定してくる。「うー、やっぱりすぐ国道に戻れるんじゃん。こういう文明の利器に頼ってるとカンが鈍るからダメだなぁ」と思いつつナビの指定どおりに走ってきたら、なんと薬莱山からはるか山形側のR347に合流。なんだよ!さっき走ってきた道じゃねぇか!ツマラネエ!!まぁしかし人里のなんと心強いことよ(笑)。あとは脇道にも入らず、ひたすらR457を南下。17時過ぎに帰ってきた。


トータル191km、4時間12分の走行。使ったお金は約1,000円。1,000円でこんな大冒険と温泉情緒が味わえるとは、なんて素敵なことだろうか。でも疲れた(笑)。
MiTo・70,000km
| AlfaRomeo MiTo | 22:20 | comments(4) |
本日我がMiToが総走行距離70,000km突破。


さすがに70,000kmとなると、もう引き返せないという気がする(笑)。
叔父がクルマを買い替えるらしい
| クルマにまつわる四方山話 | 20:30 | comments(8) |
叔父から電話がかかってきたと思ったら相談があるという。長年乗ってきた某国産セダンがとうとう臨終してしまったので、新車を買おうと思うと言うではないか!

ほうほう、と身を乗り出したのも束の間、「おい、プリウスとアクアはどっちがいいんだ」と来たもんだ。「ビタ一文興味が無い分野」と断った上で筆者がお薦めしたのはプリウスである。

プリウス(のセダン)

アクア
いずれもトヨタサイトの壁紙

個人的な偏見も含まれるが、理由は以下のとおりである。

1.
叔父夫婦は週に1〜2回、自宅から1時間くらいの場所へ往復しなければならない用事がある。少しでもホイールベースが長いクルマの方が疲労は軽減されるはず。※

2.
トヨタのクルマ作り哲学から言って、価格の安いアクアが価格の高いプリウスよりも良いクルマになっているはずがない。プリウスとアクアの価格差は30万円程だという。必ず価格差に相応しい「手抜き」をしているはずだ、アクアは。叔父夫婦は決して貧乏では無く、むしろ勝ち組と言えるような生活を送っている。わざわざそこで「たかが30万円」をケチって、あれこれ我慢する必要は無いと思う。

プリウスとアクアの両方を所有していて、あるいはしたことがあって、おまえの言っていることは違う!という方もおられると思う。もちろん欧州車贔屓の偏見人間の戯れ言ではある。しかし2代目プリウスに仕事で乗っていた筆者は、少なくともプリウスについては個人的見解を述べるだけの経験はあると思う。

また叔父は「でもアクアの方が燃費は良いんだぜ?」とも言っていたが、リッターあたり27km走るか25km走るかって、そんなに重要な話だろうか。毎日往復で100km以上走る、なんて場合はあるいは重要視しても良いかもしれないし(だからタクシーや官公庁の公用車に登用するのはある意味で正しいと思うが)、燃費が良いこと自体は正しいことだと思うが、筆者はクルマを評価する上では「走る・曲がる・止まる」が高次元でバランスしていることこそが重要だと思う。燃費性能はそれより下の評価ステージにいるのだ。

筆者の偏見に満ちた戯れ言を聞かされた叔父は「なるほど、わかった」と言っていたので、恐らくプリウスを買うだろう。買ったら乗せてくれと言っておいた。2代目プリウスからどこがどう変わったのかということには興味があるのだ。特にドライビングポジション。2代目は酷かったから。

※ホイールベースの話。アクアは2,550mmでプリウスは2,700mm。15センチである。これは長時間乗るほど、長期間所有するほど効いてくる数値だと思う。
きっと良いクルマ・プジョー 208GTi
| ココロ惹かれるクルマ | 20:30 | comments(2) |
もうみんなの反応早過ぎ。みんなプジョーが大好きなのだな。


確かに試乗した208シエロは素晴しかった。あれがさらに足周りが引き締まって、6MTになって…となったらそりゃええに決まっとる。

でもでかいホイールがツライチになってればもう言う事無し、というのが本音(笑)。やっぱりそこだ、キモは。
クルマで行きますオフ会#4の集合場所で悩む
| OFF会・告知 | 20:55 | comments(12) |
クルマで行きますオフ会#4が近づいている。筆者自身山形でのオフ会は初めての参加であり、大変楽しみにしている。

クルマで行きますオフ会(仮称)#4「山形堪能の旅ぃ〜!」
2013年6月9日(日)10:00〜

前回のオフ会#3の集合場所が、あおさんの機転によって非常に快適な場所になったことは重要だ(「ふれあいプラザあだこだ」)。駐車スペースが無料であり、かつ小一時間くらいはだらだらとしゃべっていても良い場所というのは、我々のようなクルマ乗りには非常に貴重なのである。そんな観点で今回いっしょに知恵を絞ってくださる山形在住のMiTo乗りのkanaさんが選んだのが、高速道路山形道の山形蔵王ICの駐車スペースである。



なるほど、これなら絶対に間違わないし交通の便利さと来たら極上である。今回筆者がロケハン中に停めたスペースはもしかすると緊急スペースなのかもしれない。なぜかと言うと駐車区域を示す白線の類いが一切無いからだ。この画像とは反対側にはたくさんクルマが停まっているスペースがあり、kanaさんが指定されているのはあちら側かもと思ったが、IC出入り口なので、ヘタに横断すると危険だと思ったので遠目に見るだけにしておいた。

向かい側は駐車場然としているが…

ただし、「駐車は30分以内とします」と書かれた看板がある。これをどう考えるかが問題かもしれない。

もう一箇所。Google Map上で見つけたものの、本当に我々のようなオフ会参加者が駐車できる場所なのか確認してみた。馬見ヶ崎河川敷公園なる公園脇にある駐車場。前述の山形蔵王ICと目の鼻の先である。

上掲地図の緑矢印のポイントである


ざっと50台くらいは停められそうなスペースがあり、営業車のレギュラーひとやすみ場所と言った趣である。平日の15時頃の下見だったので、これが日曜日の午前中にどういう様相を呈しているかは不明だが、悪くない。いくつか難点を挙げるとしたら、川を渡る橋が狭く車両同士ではすれ違えないことと、駐車場に入ってすぐのところに深い陥没があって、極限まで車高を落としたMiToじゃる号の場合、激しくアゴをヒットしてしまうんじゃないかと思える点であろうか。

「クルマで行くオフ会」の場合、集まってもせいぜい5〜6台だと思われるので、集合場所はどちらでも問題は無いとも思う。もう少しkanaさんと詰めるかもしれないが、ご意見のある方はコメントとしてお寄せいただけると大変ありがたい。
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■プン太郎■
筆者の愛車ABARTH PUNTO EVOのこと。
ブログ本文に「プントエヴォ」と
フルネームで書くと煩わしいので命名。

■R、K■
R=国道(Route **)
K=県道(Kendo **)
のこと

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。

■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

■朝練&夜活■
早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■EDO■
Eat and Drink Organizationの略。
親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
「同乗者無しでひとり1台」
「うまいものを食べ、飲む」が掟。
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