クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
STOLZブレーキパッドを本気でオススメする
| パーツ/グッズ | 11:06 | comments(11) |
フロントブレーキパッドを純正からSTOLZのパッドに交換した家人のシトロン DS3をようやく運転することができた。ブレーキパッドのインプレッションというのも変だが、DS3という希少車(自分で言うと胡散臭いなぁ)+非純正部品のレポートは貴重だとも思うので書いてみる。


タイトルにも書いたように、筆者はSTOLZブレーキパッドをオススメする。とは言えブレーキダスト、そしてパッド自体の持ちについてはまだまだ未検証なので、効き方に話を絞らざるを得ないのでその点はご了承いただきたい。まず効き方の特徴として、踏み始めにピークが来る。気をつけないと最初にガクッと効く感じだ。その点純正品と比べると、効き方の曲線がほぼ真逆と言える。純正品は制動が効いて速度が落ちてくると無条件で制動力が強くなり、結果として徐々にブレーキを緩めていかないと最後はカックンと止まる効き方だった。STOLZパッドの効き方はピーク後ほぼ一直線で制動力が効き続けるので、いわゆる「同乗者にやさしい停まり方」が簡単だ。

つまり踏み始めさえ注意すれば非常に扱いやすい。その踏み始めも慣れで克服できるレベルだと思う。

今回気付いたこととして、トルコンATとMTではブレーキパッドの評価そのものも変わるんじゃないか?ということ。家人のDS3はAL4、すなわち4速トルコンATなので、普通に運転している分には(つまりDポジションに入れっぱなしの場合)最後の最後まで制動をかけ続けなければならない。すると一直線の制動曲線の場合、最後の最後は制動力が勝ってカクッと停まることになる。6MTのMiToの場合、やはり当然のこととして停止する瞬間ギアはニュートラルなのでスッとショックを発生させずに停まることができる。試みにDS3で停止の直前にNポジションに入れて停まってみたらスッときれいに停まることができた。些細なことだが、停止の瞬間はブレーキパッドの評価点のひとつではあろう。トランスミッションの違いでそういう評価分かれは発生するかもしれない。

もっともこの件、実際そのことに気付いた後、DS3の助手席同乗の際に停止の瞬間に注意して、それでようやく気取られる程度のショックではある。こんな細かいことはタクシーの運転でもなければ気にならないだろうから普通の人が普通に運転する分には問題にするほどのことでも無いのかもしれないが。

実際この効き味でフロント用2枚ペア12,600円というのは安いと思う。これで走行距離15,000kmくらい持ってくれれば御の字だ。12ヶ月点検のたびにブレーキパッド交換はちょっと金額的にしんどいかもしれないが、この効き味なら筆者は許容できる。と言うかMiToに装着する次のブレーキパッドはこれ(かもうひとつ上のランクのKRANZ GIGA)にしてみようとすら思っている。筆者はエンジンブレーキ多用野郎なので、パッドの持ちもATのDS3より良いかもしれん(吝嗇)。

STOLZブレーキパッドF948 12,600円(税込・Fame!さんから購入・送料無料!)
取り付け工賃 9,450円(税込・イデアル=プジョー仙台にて)
合計22,050円

と言うことで、DS3シックオーナーのみなさん!STOLZブレーキパッド、オススメでっせ!

2012年最後のエントリーが非常にしみったれたものになってしまった(笑)。みなさん今年1年「クルマで行きます」をお読みいただきありがとうございました。来年も「楽しく事故らず捕まらず」で行きましょう!!みなさん良いお年をお迎えください。
MiTo OFF in 仙台#2開催さる!!
| レポート・クルマで行きますOFF会 | 18:01 | comments(6) |
いよいよ2012年も暮れようとする12月29日、宮城県柴田郡村田町で2度目のMiTo OFF会が開催された。暮れの忙しい時期に、しかも突然言い出したのでご都合の合わなかった方もいらっしゃっただろう。申し訳ない。結局参加はacatsuki-studioと当ブログコメント欄常連のじゃるさんの2名のみ(笑)。OFF会というよりも小学生が「ちょっと遊んでくる!」的な。でも楽しかった(笑)。

11:00に村田町内のコンビニで落ち合う。ちなみにじゃるさんのMiToはビル足を組んでより一層シャコタン化しており、コンビニ駐車場のわずかな段差でもアンダースポイラーをザリッとこすっていた。筆者が目指すのもこれだ(笑)。村田町と言えばリッキーズ(色々な意味でイタリアンな食堂)なのだが、まだ開店までには時間がある。のでクルマのOFF会らしくちょっと走りますか、と。昼食のことをあれこれ考えた結果、岩沼のとんかつふじに向かってみる。県道25号線(軽い峠道)を2台のMiToで流すなんて絵になるぜ〜。道が狭いぜ〜。


とんかつふじで爆食しつつ、クルマ談義に花を咲かせる。しかしとんかつふじは実は非常にヤバイというか、楽しいというか、特殊な立地なのだ。すぐ隣がガレージエディフィスさんなのだ。宮城県、いや東北でも有名なロータスの正規ディーラーである。無造作にエヴォーラが停まっていたり、超ヤバイ中古車がどどんと並んでいる。満腹過ぎる腹を抱えて306ブレーク35万円を物色するのも楽し。

その後とある駐車場に2台を停め、じゃるさんが交換したcarrozzeriaのスピーカーの音色を聴かせていただく。じゃるさんのMiToに筆者のiPodを持ち込んで、EQやらVSC(PioneerのDSPによる音場調整機能のこと)セッティングやらあれこれ試させていただいた。同一車種、ほぼ同じヘッドユニットでスピーカーのABテストなんてなかなかできるもんじゃない。carrozzeriaの音色は思ったとおりやや硬めで、純正のものに比べると(比べるまでもないが)解像度が上がったことを実感できるものだった。普段再生する音楽の種類にもよるが、これはこれでありだ。改めてじゃるさんありがとうございました。

さんざん聴いてしゃべって、最後はまたもやじゃるさんに先導していただき、最初のコンビニまで戻る。岩沼市内のディープな道を走り県道52号線に至る。東北本線の線路脇を走り、岩沼警察犬訓練所をかすめ田んぼの真ん中を走る道、と言えば近隣の方はお分かりだろう。実に素晴しい道だった。県道52号線を村田に向かうのも実は初めての経験で、いつもと違う風景を見ることができた。

最初のコンビニの駐車場にクルマを停め、立ち話を延々と繰り広げ、16:00過ぎに散会した。しゃべってばっかりだった(笑)。本当に本当に楽しかった。じゃるさん、本当にありがとうございました。次回は3月の前半の週末にやろうと思っている。

前日の雪が湿り気として道路に残りつつ、
夕方には雨が降り始めるような天気。
実は2台ともドロドロ(笑)
当日突然参加したくなったら…
| オフラインミーティング告知・報告 | 21:46 | comments(9) |
2011年9月にitaliaspeedさんが来仙された際、当ブログのコメント欄常連のあおさんと初めてお会いした。あおさんはあの日の朝オフ会告知のエントリーを読んで駆けつけてくださったのである。あの日のオフはとても充実して楽しかった

つまり明後日12月29日の朝に突然参加したくなる方ももしかしたらいるかもしれない。そして「多分大丈夫」的に参加表明をしてくださったじゃるさん、あおさんも突発的にどうなるかわからない。

そこで、だ。acatsuki-studioへのMiTo OFF会専用メールアドレスをご用意してみた。

mitooffアットマークacatsuki-studio.jp

である。わかりやすい。季節が季節だけに当日すごい大雪になって、「ごめん、やっぱ無理」とか、寝坊したものの「今向かってます!!」などの緊急連絡にご利用いただければと思う。

基本的にゆるい集まりである。参加表明を上記アドレスにくださいというわけじゃなく、当日何かあった時のためのアドレスなので、気楽に考えていただきたい。メールを有効にするのは当日限りのつもりである。

では参加予定のみなさん、明後日楽しみにしております。
12月29日にMiToオフやりましょうよ
| OFF会・告知 | 20:31 | comments(4) |
書きたいことがたくさんあるのだが、検証できていなかったり進展らしい進展がなかったり。

さてそんな締まらない年末ではあるが、予てよりの告知どおり年末にまたMiToオフをやろうと思う。今回はさすがに山方面は雪と氷で危険なので、暖かい南方面で集まってはどうだろうか。

12月29日
11:00〜日暮れくらいまで
セブンイレブン村田中央店
〒989-1305宮城県柴田郡村田町大字村田字反町51

セブンイレブンは東北自動車道村田ICのすぐ脇にもあるのだが、そっちじゃなくて街中の方。前回に引き続き「何もしないのが企画」というスタンスなので、何かを期待せずにお集まりいただきたい。もしかしたら寒空の下で延々と立ち話なんてことにもなりかねないので防寒のご用意も忘れずに。

誰も集まらなかったらセブンイレブンでアイスを食べて帰ってくる所存である。すでにしょーたさんが参加不可と伺っているが(残念)、参加表明はこのエントリーにコメントのかたちで残していただきたい。
DS3・社外品ブレーキパッドは吉と出るか?
| CITROEN DS3 | 22:35 | comments(4) |
 先日のスタッドレスタイヤ交換作業時にブレーキパッドが限界ですよと指摘された家人のDS3。交換用にSTOLZのパッドを購入した。

欧州車の純正ブレーキパッドの常として、非常にダストが多い。ところがDS3のホイールは特にボディとの色味合わせの小技が効いているなど、非常に美しいデザインである。家人は筆者と同じくマメに洗車する性質ではないので、ダークグレーの素敵なホイールですね〜。え?ホントはボルドーなの??という状態を(心ならずも)キープしまくっている。

MiToのブレーキパッドをディクセルに替えてダスト量の減りを実感した筆者が、純正よりも相性の良い社外品の方がいいぜ!と吹聴した影響で、家人はSTOLZの導入を決意。調べてみたら随分お安く手に入るではないか!


STOLZ F948 12,600円(フロントのみ、左右セット)

購入店Fame!のリンク先を見ていただければお解りの通り、同じDS3用のパッドでも2種類ある。ブレーキディスクの径によって違うのだが、さぁこれがわからない。どこ見ても書いてないし。家人のDS3のグレードはデビュー・セリという発売記念のモデルで、これはカタログモデルのシックに相当する。シトロエン盛岡の佐々木さんに問い合わせたところ※、ディスク径は283mmであるという。Fame!さんでも型番から遡って調べてくれたようだ。明日交換してもらうという。先に書いたが社外品だけに実際に組み合わせてみないとどれだけ乗り味が変わるかわからない。結果が吉と出ますように。

※ただしシトロエン盛岡では純正品以外への交換を推奨していないそうだ。PSA車は工場出荷時のセッティングがベストという意見もある。MiToの場合は純正からディクセルへ交換して明らかに効き目の曲線が変わった。筆者はそれを好ましい変化と捉えたが、こればかりは人それぞれである。念のため書き添えておく。
子どもたちに叱られた!の巻
| パーツ/グッズ | 22:38 | comments(4) |
クルマを運転する時の服装というのは中々に難しい。と言っても例えば「アルファロメオを運転するオレ!」みたいな、アルファ乗りとしてどうとかそういう高尚な問題ではない。クルマの作りの問題なのかどうかははっきりわからないが、身長170cmの筆者がMiToを運転すると、シートベルトが首の付け根部分に食い込んで痛いのだ。

今時分、つまり冬で服装が厚みを持つ季節は実は問題無い。問題なのは夏である。Tシャツ1枚で運転するとシートベルト問題が発生する。そこで筆者はシートベルトパッドを導入した。首まわりは非常に快適になったが、逆に新たに発生した問題もある。

シートベルトを巻き取りきれないのだ。パッドの長さがありすぎて、あと数十センチというところで引っかかってしまう。これまで毎冬「あ、これ、もう取っても影響ないんだよなぁ」と思いつつ放置していたが、この冬とうとうシートベルトパッドを外してみた。パッド装着時にはだらんとだらしなくたわんでいたシートベルトがすっきり巻き取られて収納されている様は気持ち良い。一時期パッドが原因で巻き取る力が衰えてきているんじゃないかと疑ったが、すまんMiTo。ばっちり巻き取っているじゃないか。サイコーです。

と・こ・ろ・が!本日子どもたちを乗せてクルマを出したらふたりとも声を揃えて

「あれっ??シートベルトのアレどうしたの?」
「外した」
「え〜〜〜っ!なんでぇ?」
「ダメだった?」
「ダメだよ!アレが付いてた方がかっこいいじゃん!」
「カッコわるい?これ」
「ダメだなぁ。カッコ悪いのはダメだよ」

心を入れ替えて、やっぱりシートベルトパッドは装着することにします。でも子どもたちが後部座席へ乗り降りする際、たわんだシートベルトがすっごく邪魔なんだけどなぁ。

購入当時の画像。そういやこの時に
アルミシフトノブも買ったんだった
MiTo・スピーカー決定
| 車載オーディオを考える | 22:59 | comments(4) |
オーディオ主治医ことK店長から電話。カーオーディオの施工、年内は無理という判断が下った。詳細はすべてが終わってから書くが、それでも施工と金額は非常に満足行くものになりそうだ。

今夜の電話は、スピーカーユニットの仕入れに関することだった。現物はこういうものになるだろう。
K店長の処方せん
| 車載オーディオを考える | 23:06 | comments(2) |
K店長からお電話をいただく。とうとう我がMiToのカーオーディオの処方せんが出たようだ。

詳しくメモったのだが、実際にどうなるかまだ不明なので詳細は書かないでおこう。ひとつ言えることは、年末のお忙しい中、K店長は親身にプランを考えてくださったということである。けっこう冒険のプランだが、筆者自身非常に興味のあるプランになりそうだ。気長に最終報告をお待ちいただきたい。
DS3で行く!厳寒(大げさ)の南三陸さんさん商店街!!
| その他のツーリング・夜活など | 08:45 | comments(6) |
日本全国が寒波に覆われた2012年12月の2度目の週末、南三陸さんさん商店街に行ってきた。道路状況は雪のためあまり良くなかったが、良いドライブだった。家人と運転を折半するためシトロエン DS3で行くものなり。

仙台市郊外から大和町〜大郷町を経て鳴瀬町へ。現国道45号線(三陸自動車鳴瀬ICより北の、つまり無料区間)を北上し登米(登米津山IC)まで行く。R398を志津川、気仙沼方面へ東進すれば、自動的にさんさん商店街に到着という寸法である。

大和町へ向かう国道457号線の景色

そろそろ桃生郡というあたり。
君は〜ゆくのか〜 そんな〜にして〜まで〜♪

のんびり行っても90分コースかなと思ったがごらんのような雪景色で、通行量は少ないもののどのクルマもスローペース。結局130分くらいかかってしまった。


なぜ雪の中南三陸か。以前子どもたちを連れて行った時、商店街の文房具屋でナイスな消しゴムを息子は見つけたらしい。以来時々「さんさん商店街行こうよ〜」と言い連ねてきた。「何か欲しいものがあるの?」「消しゴム」。100km以上走って消しゴムを買いに行くというのもシュールな行為だが、これが南三陸というのなら意味がある。実は以前も行こうと思っていた週末があったのだが、雨がざんざん降っていてあきらめた経緯もある(だがその週末あおさんは行ったらしい)。

筆者の目的のひとつ、
松原食堂の刺身定食1,200円。
今回はホタテにトドメを刺されました

娘が完食したチャーシューメン。
実はなにげにスープが旨い。
侮れない逸品

筆者としては先日の鳴子〜花山〜築館〜瀬峰な宮城県内陸をドライブした際に堪能した「内陸部の未知なる道を走る楽しさ」よ再び、という思いもあった(ことの詳細はこちらこちらを参照されたし)。なので帰り道は登米市街地に戻り、佐沼街道(登米祝祭劇場のあたり)〜涌谷バイパス〜小牛田バイパスを経由して大崎市役所(旧古川ね)〜県道347号〜国道457号で帰ってきた。

県道347号線を登米に戻る

おお!北上川。
西岸から東岸を望む

雪とは言え年末も近い週末ということもあり、午後は交通量も多かった。そうなると自分のペースで走るのは難しい。4ATのDS3だったことも少しは関係していると思うが、午後は眠気が誘われるドライブでもあった。基礎力の高いDS3なので安楽は安楽だが、それが仇になったと言えなくもない。

あ、積雪量の多い人気の無い道で無茶運転を試してみたが(雪の日恒例)、DS3のESP機能はがっちり効いてくれた。この冬もよろしく。
K店長に聞いてみよう!・その2-オーディオ主治医
| 車載オーディオを考える | 08:20 | comments(2) |
先日DS3のタイヤ交換時に同じ敷地内に店舗のあるクライスラー・ジープ・ダッジ仙台のK店長とお話しする機会があったので、相談したいと思っていた件を聞いてみた件のその2。

その2・右フロントドアスピーカー臨終に伴う新規スピーカー導入案について
こっちが俄然熱を帯びた(笑)。K店長、紆余曲折を経てご自身のMiToのオーディオシステムが一応の完成を見たという。実際に店長のMiToに乗せてもらい音をいろいろな角度から聴かせていただいた。

K店長のプランはとにかくスピーカーだけで音を作ろうというスタイルで、EQはフラット。もちろんDSPの類いもスルー。無加工のソースがアンプに流れ、スピーカーが鳴るという潔いスタイルである。また(筆者にとっては意外なことに)アンプやウーファー、ミッドレンジスピーカーなどのメーカー、ブランドはバラバラである。だがこれがすっごく良かったのである。「音」の話なのでいくら文章で書いてもどうにもならないところがあるが、簡単に言うとちゃんとスピーカーの前に立体的に音像が作られる感じである。様々な理由から実際にはこういう音をカーステレオで作るのは難しい。ファブリックシートやフロアマット、その他搭乗者の衣服に至るまで、車内には吸音材が溢れており、エンジンノイズやロードノイズも当然ある。クルマの中とは音楽を聴くには劣悪な環境なのだ。

だがK店長のシステムはちゃんと音が目の前にあるように聞こえるのがすごい。大げさに言うと音に触れられる感じがするのだ。これはスピーカー単体の性能が良いことはもちろんだが、たぶんEQ処理をしていないことと、各帯域のクロスオーバー値が適切なことも大いに影響しているのだろう。

K店長MiToの助手席側ドアを開けたところ。
スピーカーケーブル引き込みのシーリングが職人

実際にこういう音に仕上げた人が目の前にいるのだから、筆者が「こういう音にしてください」とお願いしても仕方なかろう。1週間後に今度はMiToのタイヤ交換に訪れたのだが、K店長、筆者の顔を見るなり「・・・・迷ってます」。いくつか施工例を挙げていただいたが、できあがりがもっとも想像しにくいプランで行くことにした(笑)。理屈から言えば一番ロスやブレがなくてすっきりした音になるはずのプランであるが、K店長も自らのMiToオーディオ改造プランとして考えたものの、「理屈通り、想像どおりに鳴るかどうか自信がなくて止めた」というプランでもある。さてどうなるか。

少し話題が逸れることを承知で、K店長のクルマでのリファレンスに使ったCDについて書こう。

The Day/babyface

たまたまあの日音質的に信頼できるCDはこれしか持っていなかったのだが、このアルバムは現代コンテンポラリー音楽のCDとして、非常に高音質である。基本的にサンプラーとシンセと声だけでできているようなアルバム(バンドアンサンブルやギター、ベースなども入っていなくもないが、割合としては低い)だが、反面どこも尖ったところもなく、悪く言えば大人しい音でもある。まぁバランスが良い音質とはこういうものだ。このアルバムを上から下まで過不足無く鳴らせれば、バランスの良いシステムだと言うことできる。

他にもリファレンスになるだろうCDも挙げておこう。

Two Against Nature/Steely Dan

このアルバムリリース時点で多分「世界一音が良いアルバム」。上から下まで満遍なく音が整理されている。録音やミックスが素晴らしいのはもちろんだが、ミュージシャンの演奏、そしてアレンジも素晴らしくないとこういう音にはならない。

Straight Ahead/Count Basie Orchestra

このアルバムはなんと筆者と同じ生まれ年。1968年当時にこういう音で録音されたということは奇跡ではなかろうか。バンドが素晴らしいのはもちろんだが、このものすごい臨場感で収録したエンジニアもすごい。アメリカのエンターテイメント業界の深淵をのぞき見る思い。

基本的に生楽器の音が収録されたものばかりだが、そもそも筆者がそういう音楽を好むので仕方ない。他にも吉田保が録音した山下達郎のアルバムも良いだろう。派手な音質ではないが、システムの破綻が読み取れる諸刃の剣のような音質である。2000年代の音楽で低音がブリブリ言ってる作品としては「The Pursuite/Jamie Cullum」を挙げてみたい。ジャズビッグバンドからプラグイン音源の打ち込みまで万華鏡のようなアレンジでシステムを酷使する音質だ。

The Pursuite/Jamie Cullum
+ PROFILE
+ accesses since Dec.2009
+ RECENT COMMENTS
+ 「クルマで行きます」用語集
■プン太郎■
筆者の愛車ABARTH PUNTO EVOのこと。
ブログ本文に「プントエヴォ」と
フルネームで書くと煩わしいので命名。

■R、K■
R=国道(Route **)
K=県道(Kendo **)
のこと

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。

■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

■朝練&夜活■
早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■EDO■
Eat and Drink Organizationの略。
親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
「同乗者無しでひとり1台」
「うまいものを食べ、飲む」が掟。
+ CATEGORIES
+ LINKS
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< December 2012 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT TRACKBACK
+ ARCHIVES
+ MOBILE
qrcode
+ OTHERS
このページの先頭へ