2012.12.31 Monday
STOLZブレーキパッドを本気でオススメする
フロントブレーキパッドを純正からSTOLZのパッドに交換した家人のシトロン DS3をようやく運転することができた。ブレーキパッドのインプレッションというのも変だが、DS3という希少車(自分で言うと胡散臭いなぁ)+非純正部品のレポートは貴重だとも思うので書いてみる。 タイトルにも書いたように、筆者はSTOLZブレーキパッドをオススメする。とは言えブレーキダスト、そしてパッド自体の持ちについてはまだまだ未検証なので、効き方に話を絞らざるを得ないのでその点はご了承いただきたい。まず効き方の特徴として、踏み始めにピークが来る。気をつけないと最初にガクッと効く感じだ。その点純正品と比べると、効き方の曲線がほぼ真逆と言える。純正品は制動が効いて速度が落ちてくると無条件で制動力が強くなり、結果として徐々にブレーキを緩めていかないと最後はカックンと止まる効き方だった。STOLZパッドの効き方はピーク後ほぼ一直線で制動力が効き続けるので、いわゆる「同乗者にやさしい停まり方」が簡単だ。 つまり踏み始めさえ注意すれば非常に扱いやすい。その踏み始めも慣れで克服できるレベルだと思う。 今回気付いたこととして、トルコンATとMTではブレーキパッドの評価そのものも変わるんじゃないか?ということ。家人のDS3はAL4、すなわち4速トルコンATなので、普通に運転している分には(つまりDポジションに入れっぱなしの場合)最後の最後まで制動をかけ続けなければならない。すると一直線の制動曲線の場合、最後の最後は制動力が勝ってカクッと停まることになる。6MTのMiToの場合、やはり当然のこととして停止する瞬間ギアはニュートラルなのでスッとショックを発生させずに停まることができる。試みにDS3で停止の直前にNポジションに入れて停まってみたらスッときれいに停まることができた。些細なことだが、停止の瞬間はブレーキパッドの評価点のひとつではあろう。トランスミッションの違いでそういう評価分かれは発生するかもしれない。 もっともこの件、実際そのことに気付いた後、DS3の助手席同乗の際に停止の瞬間に注意して、それでようやく気取られる程度のショックではある。こんな細かいことはタクシーの運転でもなければ気にならないだろうから普通の人が普通に運転する分には問題にするほどのことでも無いのかもしれないが。 実際この効き味でフロント用2枚ペア12,600円というのは安いと思う。これで走行距離15,000kmくらい持ってくれれば御の字だ。12ヶ月点検のたびにブレーキパッド交換はちょっと金額的にしんどいかもしれないが、この効き味なら筆者は許容できる。と言うかMiToに装着する次のブレーキパッドはこれ(かもうひとつ上のランクのKRANZ GIGA)にしてみようとすら思っている。筆者はエンジンブレーキ多用野郎なので、パッドの持ちもATのDS3より良いかもしれん(吝嗇)。 STOLZブレーキパッドF948 12,600円(税込・Fame!さんから購入・送料無料!) 取り付け工賃 9,450円(税込・イデアル=プジョー仙台にて) 合計22,050円 と言うことで、DS3シックオーナーのみなさん!STOLZブレーキパッド、オススメでっせ! 2012年最後のエントリーが非常にしみったれたものになってしまった(笑)。みなさん今年1年「クルマで行きます」をお読みいただきありがとうございました。来年も「楽しく事故らず捕まらず」で行きましょう!!みなさん良いお年をお迎えください。 |