クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
このクルマは何??
| 今日○○を見た! | 18:28 | comments(13) |
厳密には筆者が見たのではないが、このクルマはどこのなんというクルマなのか。


仙台市泉区某所で停車しているところを激写。かっこいい。教えて!ヘンタイのみなさん!
DS3・ま〜たAL4かよ(山田康雄調で)
| CITROEN DS3 | 22:43 | comments(5) |
わが家のシトロエン DS3はなかなかタフな方だと思う。家人が職場との行き帰りに慎ましく走る程度+αなので、恐らく機械的なコンディションは良いと思われる。これまで機械的な故障は昨年夏のAL4(4速A/T)のソノレイド不良だけだ。

それにしてもこのAL4、いったいどれくらい熟成すれば「枯れたA/T」になってくれるというのか。9年前に筆者が乗っていたプジョー 307SWでも全く同じトラブルがあり、つまりここ10年ほど進化していないということではあるまいか。そのAL4、またもや何やらゴキゲンがよろしくない。

1速から2速にシフトアップする時にゴリッとイヤな感触がアクセルペダルを通して伝わってくる。ガリッと言う音も場合によってははっきり聞こえる。どうやら冷間時にだけ発生しているようだが、何が原因で何が起こっているのだろうか。208にも搭載されるというので大変心配だ。全体的に素晴らしいクルマなのに、AL4のせいで印象が悪くなるのはもったいないと思う次第。

もうひとつ。先日家人がコインパーキングから出庫しようとしてやらかした。まったく別のブースのお金を払ってしまい(笑)、フラップが上がったままDS3を動かしてしまったのである。もう暗くなっていたらしく改めて自分の分の支払いをし帰宅したのだが、翌日筆者がふと見てみたらこんなことに。

ばん!!

ばばん!!

家人が血相変えてはめ込んでみたところ、無事治ったという。まぁAL4の調子を見てもらう時にちゃんとはまっているかプロの目で見てもらうが良かろう。
EDO M/T Sessions#6「由利本荘」
| EDO sessions | 23:12 | comments(7) |
親友ふたりと日帰りツーリングでうまいものを喰って来るEDO(Eat and Drink Organization)セッション。EDOの掟は別カラム内の用語解説を参照のこと。今回の目的地は秋田県由利本荘市である。由利本荘にどうしても行きたい!ということよりも、宮城県から国道398号線で秋田に入って、107号線にぶつかれば由利本荘市に着くじゃん!的な、Googleマップを見ていたら気がついた的なノリなのである。

大きな地図で見ない

このコースをざっと見ても途中でどうしても立ち寄りたい!という場所は見受けられない。これまではその土地土地の名物を食べたり見どころに立ち寄ったりして、けっこう盛りだくさんなものになっていたのだが、今回はシンプルにとにかく走ってみることにした。初心に帰ってひたすら走るツーリングである。往路はR398-R107、復路はR108-R47-R457とした。往路をGoogleマップで調べると所要時間は5h40mだという。途中休憩や寄り道もあり得るのでざっと6h。昼飯を由利本荘で食べるとなれば、朝6時出発ではないか。こういうところは手を抜かないEDO。仙台市泉中央のコンビニに朝5時30分集合とした。


朝5時40分ころ仙台市北部の泉中央から出発。R4-R457-R47-R398で花山村花山湖畔の道の駅「路田里はなやま」で休憩。到着が早すぎて当然店舗などは開店前である。トイレ休憩など。


隊列の前後を入れ替えて再出発。R398を北上。右手に栗駒山を含めたパノラマが広がる素晴らしいワインディングなのだが、あいにく小雨がぱらつく曇天。バイクツーリングの一団に急かされたりして(笑)、ハイペースで秋田入り。


秋田県皆瀬村小安峡温泉で休憩。うまいソフトクリームが食べられるのだがこちらも開店前。当然だ(でも行ってはみた(笑))。総合観光案内所に立ち寄り足湯に漬かるおっさん3人。残念ながら足湯がぬるい。おそらく今年の猛暑でぬるめにしているのだろう。でもこの日山あいの温泉地は気温が17℃くらい。むしろ熱めの方が気持ち良いのに…。まぁ朝8時過ぎに足湯の温度設定に文句を言う相手もおらず。


さて秋田県内のR398からR13をまたいでR107を走る。田園地帯を走破するので景色は素晴らしい。が、折しも稲刈りの季節。農業用特殊車両や軽トラックなどがたくさん走っていて、今一つペースがあがらない。もっともこれは我々がお門違いなのである。日本の農業振興のため、おいしいお米のため、農家のみなさんの邪魔をしてはいけない。すみません。稲刈り、お疲れさまです。

レッツ!コンバイン!!

ようやくR107も幹線道路っぽくなってきたあたりで道の駅黄桜の里に到着。目的地の由利本荘市内まであと30km弱というところなのだが、おいおいそれでもまだ11時前だよ!あまり早く着きすぎても昼飯食えないじゃん!予想以上に早すぎる到着に、にかほ温泉まで足を延ばすことも検討したが、温泉地の外食産業にあまり期待はできないなぁと言うことでこのプランは却下。いや、おいしいお店もあるのかもしれないし、ひとりツーリングなら自爆覚悟で見ず知らずのお店に飛び込むこともよくやるが、おっさん3人でそれをやっては洒落にならない。迷ったら初志貫徹。由利本荘市内で食べログでも調べようや、ということで再出発。


由利本荘市内について我々には何の予備知識も無く(笑)。そういうわけでランドマークの王道「由利本荘市役所」を目指す。無事に到着したら本庄公園と隣接した非常にきれいな一画だった。クルマを停め今後の対応を検討。唯一下調べをしておいた株式会社齋彌酒造店で酒でも買おう!ということになり、歩いてみることにした。市役所の周辺は割と最近整備されたらしく、電柱が地中化されたされるなど、道幅も広くとてもきれいな街並み。ただきれいなだけでなく、そこかしこに古い建物もあり街そのものの歴史も感じさせる佇まい。ただ行き交う人がほとんどいない。クルマ通りも少なく静かだ。



歩いて15分くらいで目指す齋彌酒造店に到着したら、なんとお休み。がげーん!ううう、奈良漬けと甘酒、欲しかった…。筆者は下戸なのだ。それにしてもこの齋彌酒造店の店構えは素晴らしい。よく見てみれば文化庁登録重要文化財なのだった。さもありなん。でもこういうのって登録されてもどれくらい補助金って出るのかなぁ、雀の涙だったりしないのかなぁなどと余計なことも考える。


帰り道には途中に見つけた地酒の村上というお店に飛び込んで齋彌酒造店の酒を買う親友2名。こちらは筆者と違って呑み助。お店のおばさんがとてもお酒に詳しく、ひとしきりお話を聞きながら買い物を楽しむ。帰り道はまた別の道を歩く。知らない街を歩くのは楽しい。

クルマに戻って本格的に食事の心配なのだが、我々の腹は決まっていた。市役所の目の前にあるとんかつや「かつ卉」本庄本店である。平田牧場の肉を使ったロースカツ定食と串カツ単品をオーダー。実はとんかつブログを運営する筆者なので、非常に楽しめた。とんかつそのものも去ることながら、店の作りも非常に味わい深いお店である。割りばしの袋を見ると秋田市にも横手市にも支店があるではないか。秋田県に来る楽しみがまた増えた、とだけ書いておこう。



かつ卉を出てもまだ12時30分という巻き具合。満腹である。帰路につく前にもう1箇所くらいどこかに寄りたい。せっかくここまできて日本海を見ないで帰るのはどうなの?ということで本庄マリーナに向かう。ここで記念撮影。


さて時折小雨のぱらつく本庄マリーナで、満腹の我々は仮眠を取ることにした。14時出発。復路はR108をひたすら南東に向かう。こちらはしばらく進行方向右手に鳥海山が見え、緩やかな段丘を縫って走る素晴らしい国道である。が、雨がだんだんひどくなってくる。山も始終雲の笠をかぶっており全容は見えず。残念無念也。


道の駅ほっといん鳥海で休憩。お土産を購入。最後のチャンスとばかりにソフトクリームも食べる。


さらにR108を下る。鬼首を経て鳴子温泉にさし掛かる直前の荒尾湖畔公園で休憩。なんと警察犬のコンテスト(?)が開催されており、ケージを搭載したおびただしい数のクルマが。首尾よく逃げおおせてきた逃亡犯がここに立ち寄ったら驚くだろうなぁ。


最後の休憩場所、R47沿いのあ・ら・伊達な道の駅で最後の休憩。岩出山家庭ハムのスペアリブを食す。相変わらず美味い。ここまでの帰り道、仮眠が功を奏してほとんど眠気を覚えず。やはりロングツーリングで仮眠を取るのは大事だ。例え30分でも。


最後はR457沿いのコンビニで解散。各車のトリップメーターに差があるようだが、筆者のMiToのトリップメーターは398kmをマーク。トータル約14時間の旅。スローペースの一般国道走行だったのでオンボードコンピュータの燃費計は15.9km/Lをマーク。復路はほとんどエアコンを使用していたのにこの数字はなかなか素敵だ。恐らく年内(多分11月)にもう1度くらい開催されるだろう。各人お疲れさまでした。


本荘マリーナのもう1枚の記念写真

※本エントリーの画像は筆者が撮影したものと親友が撮影したものが混在しているが、クレジットを省略した。
MiTo・60,000km
| AlfaRomeo MiTo | 23:29 | comments(8) |

2012年9月23日、夕方4時半過ぎ、秋田県と宮城県の堺にあるトンネルの中でのできごとだった。画像はその後一時停止したところで。
宮城県黒川郡大和町の嘉太神ダムに行ってはいけません
| その他のツーリング・夜活など | 22:02 | comments(2) |
すっかり秋めいてきた。そんなわけで軽く走りに出かけた。とにかく気温25℃くらい、晴れ、という条件で、家でゴロゴロしてられっかっての。

大和町〜大郷町の金色に輝く田んぼの中を走ろうと思っていたのだが、泉区から大和町に抜ける国道457号線は以外に交通量が多く、しかも遅いクルマが多くて辟易。なれば、と行き先を変更して南川ダムから台ヶ森温泉方面から陸上自衛隊王場寺ヶ原演習場をかすめ、最終的に旗坂野営場に向かったのだが、こちらも震災関係なのか道路工事が多く、それに伴う荷台にアスファルト満載のダンプカーの後ろをたらたらと走ることになってしまった。

そんな時速30km/hモードにほとほと嫌気がさしてきたので、「嘉太神ダム」という案内板表示にふらふらと山道に入ってみた。絶妙なハンドルさばきで細い山道を突き進むも、結果的に未舗装路に突き当り仕方なく数キロ引き返してきた。その道々の途中だって雨で舗装が削られていたりして、底打ちしないように極微速で通らねばならない場所が数ヶ所あり、MiToで山道に入るのは愚か者のやること、と脳にしっかりインプットして帰ってきた。とほほ。でも空も田んぼもきれいだった。

来た!208
| ココロ惹かれるクルマ | 22:53 | comments(9) |
プジョー 208が日本デビュー。特設サイトはこちら


MiToも大好きだけど、プジョーやシトロエンのしなやかな乗り味もやっぱり好きだ。魔が差してMiToをどうにかして208に乗り換えてた…なんてことはあり得ないが、ぜひともしっかりしたセールスを挙げて欲しい。

しっかしPremiumとCieloの4ATって、まさかのAL4…????そして3DoorsはどちらもMT!あのー、Allureの5MTってロボタイズドじゃないっすよね??

「?」がいっぱいだが、これはぜひ試乗してみたい。みなさんもぜひ!プジョー、日本で売れて欲しいのだ。
86とアナログシンセは似ている!
| クルマにまつわる四方山話 | 23:44 | comments(2) |
TOYOTA 86、及びSUBARU BR-Zはそこそこ売れているようだ。見かける機会も増えてきた。試乗したことはないが、足周りのセッティングや内外のアピアランスなど、両者に大きな差は無いと仮定して、以後本文では86と表記する。

86は今一度本当に運転を楽しみたい大人へ、というトーンで売っている。実際街で見かける86ドライバーは皆1968年生まれの筆者とあまり変わりない年齢層のようだ。そのことはまぁ良い。今回筆者が言いたいのは、今回の86というネーミングの直接的なきっかけととなっているレビン・トレノ(AE-86)が、当時の若いドライバーにとってベストチョイスでは無く、手に入れられる現実的な価格帯で唯一納得できる選択肢だったのではないか、ということだ。本当はもっと高くてかっこいいクルマを新車で買いたい。しかし懐具合がそれを許さない。そこで仕方なく手ごろな86を買う…と言ったような。

筆者は86に於ける広報戦略と実際に購入しているであろう層の関係から、ヒップホップを連想してしまう。ヒップホップやもう少し時代を遡ったハウスなどと言ったジャンルの音楽は、金の無い若いミュージシャンたちが主役であった。ラジオやMTVから聞こえるプロの音を、何とか自分たちでも作ろうとして四苦八苦。スペックの劣る中古サンプラーや当時でさえ古くさくなっていたアナログシンセサイザー(かろうじてMIDIは付いている)を買ってきて、ベッドルームで多重録音しクラブなどで演奏していたものがヒップホップやハウスの源流である。

つまりお金が無くて仕方なく選んだセカンドチョイスがそのジャンルを特徴づける掛け替えのない道具になるという状態。そしてフォロワーたちから必要以上にその道具が重用される現象が起こる、という意味でAE-86とヒップホップは似ているのだ。

筆者が免許を取ってさてまずは中古車を買いたい!となった時、AE-86は非常にポピュラーであり、「免許を取ったらハチロク買うぜ!」と息巻いていた人だって多かったはずだ。約10年後、ヒップホップの世界でもAKAIのMPCシリーズやRolandのJUNOシリーズやJupiterシリーズは神格化して中古市場を賑わした。

筆者はまったく縁の無かったMPCシリーズのこれは3000

楽器屋で買う当ても無いのに試奏しまくったJUNO-60

JUPITER-8に比べるとやや線が細い6。
しかしMIDI付き

そして2012年の今、若者はクルマへの興味を急速に失いつつあり、若いミュージシャン(とは言わないでトラックメイカーなんて言う)はPCの中のプラグイン音源で十分だと思っている。FRでMTのスポーツカー=86とアナログフィルターを搭載したシンセは「かつて一世を風靡し、今でもホンモノを知るユーザーからは熱烈に支持されている」という意味で、その立ち位置がとても良く似ている。
「なるべく早めに見せてください」
| AlfaRomeo MiTo | 20:57 | comments(2) |
久しぶりにSマネージャーから電話をいただく。宮城県のラテン自動車をほぼ制圧(ルノーだけは日産だからね)する株式会社イデアルのサーキットイベントのご案内の電話だった。

残念ながら当日はよんどころない事情が有り参加できないのだが、なんだかんだと話し込んでしまい、アイドリング不調やブレーキの話になった。そしてSマネージャーの口から出てきたのが本エントリーのタイトルである。

時間を見つけて行かねば。そんなことよりSマネージャー、おめでとうございます。めでたい。


本当は入庫しなきゃいけないのに蔵王方面にぶらり。上の画像は村田町内からエコーライン方面に向かう途中の県道14号線。実りの秋。
夏をお見送りするひとりツーリング2012
| その他のツーリング・夜活など | 21:22 | comments(6) |
平日に仕事が休み。天気は晴れ。と来れば、もうどこかに出かけるしかない!折しも朝晩がようやく涼しくなってきた昨今、夏を惜しみつつ秋の気配を楽しめるのは今この時を於て他に無いという確信もあった。題して「夏をお見送りするひとりツーリング2012」である。

さて以前「困った性分」というタイトルでエントリーしたとおり、筆者は出たとこ勝負のツーリング、ドライブができない。経路を綿密にシミュレートしてからでないと出かける気がしないのだ。しかしあのエントリーを書いたおかげで、その呪縛から逃れられそうな気配。「できないと思うことこそやるべきだ」という、無駄にポジティブな意識改革を実践中なのである。今回のひとりツーリングもその実践とすべく、取りあえず宮城県柴田郡村田町に向かうこととし、その先は村田についてから考えることとした。

朝7時30分に自宅を出発。さすが平日の出勤時間帯、クルマの量も多ければそのペースも様々だ。国道286号線から生出で県道14号線に乗るという王道コースで村田町に到着。曇り後雨という予報も良い方にハズれて、好天、むしろ暑い。村田町で給油し、コンビニでCCレモンの新製品を購入しつつ、本日の行き先を考える。


結局この日は、いつも北方面に向かっていたアンチテーゼとして南に行ってみることにした。村田町から向かえる南と言って反射的に考えるのは

・蔵王の頂上まで行ってみる
・七ケ宿から山形県南陽市〜米沢市へ行ってみる
・福島県まで行ってみる

であろうか。このうち蔵王は非常に魅かれるプランだったが、山形に降りてからは帰路も昼食もあまり選択肢が無く、結局梅蕎麦でざるそばを食べ、笹谷トンネルを帰ってくることがほぼ決定なのが惜しい(関山トンネルとか尾花沢はしんどいし、南下して南陽〜七ケ宿も食事が…)。また南陽〜米沢というコースは、ゴールデンウィークに訪れたこともあり新鮮味に欠けるような…。

ということで国道4号線を南下して福島県、福島市まで行ってみることにした。以前EDOで同じコースを走り、福島市内から右折して土湯温泉方面に向かう国道115号線が非常に奇麗だったことを鮮明に覚えている。行くぜ!福島。

村田町のコンビニから県道14号線を南下し大河原から4号線に乗る。筆者は基本的に気温が28度以上にならなければエアコンを使わない。MiToの外気温計は31度くらいを表示していたが、その後白石まではそれでも窓全開にすれば気分良く走ることができた。しかし福島県に入ると気温は数度上がり(あくまで気温計の表示では、だが)、4号線はにわかに混雑し始め、辛抱たまらずエアコンON。さすが福島県、侮れない。

しかし国道115号線を吾妻スカイラインに向かって上がっていくと、どんどん外気温も下がり、窓から入る風が心地よい。浮かれてアイスクリームが食べたくなり、道の駅つちゆにINN!


ここは本当に眺めも良く気持ちよい場所だった。福島市内4号線から115号線を走っても思ったことだが、福島県の景色は本当に美しい。福島県のキャッチコピーは「うつくしま ふくしま」だったと記憶しているが、それを深く実感する大パノラマがこの道の駅の眼下に広がる。

絶景

しかし、4号線沿いの石材屋さんには「放射能汚染瓦礫収納石棺」なんていう商品が並んでいたし、この道の駅つちゆでも放射能線量計測結果が張り出されていて、ただ能天気に美しいとばかり言っていられない現実も突きつけられる。福島第一原発の事故は取り返しのつかない痛恨のミスではあるが、だからと言ってこの地をただの荒野にしてしまっても良いのか、と思う。人の営みと風土は切り離せないものではないのか。福島には福島の生き方があって、この地で暮らすという選択をした人にとやかく言える資格を、誰が持っているだろう。

などということをソフトクリームを食べながら考える。味は期間限定版の栗ミックスだ。栗味とバニラクリームのミックスである。大変おいしかったが、気温はやはり27〜8度はあるのだろう。みるみる溶けてしまいきれいに食べるのに苦労した。


お約束

ソフトクリームを食べ終えさらに先に進む。と、国道115号線から裏磐梯に抜ける分かれ道が現れた。その場で即決し、吾妻磐梯朝日公園内、レークラインへ続くワインディングに踏み込む。この道が県道70号線で、予想以上に美しく楽しい道だった。はっきり言うと今回のツーリングの白眉はこの国道115号線と県道70号線である。


ここから先は有料道路

その70号線も秋元湖畔でレークラインという有料道路にぶつかる。有料はやだな〜という思いもあったし、そのまま裏磐梯まで走ったらそのまま桧原湖を経由して米沢市に行ってしまうだろう。体力的に少し心配だったので、70号線をはずれ、国道115号線へもどり猪苗代湖に。


おなじみの志田浜に立ち寄って昼ご飯を食べようと思ったのだが、閉店してしまった店も多く、平日の観光地以上の寂れ具合である。とは言え大きく「ソースカツ丼」の看板を出していたそば屋へ入り、ソースカツ丼¥850を食す。ソースか衣にカレー粉が仕込まれているらしく、とんかつソースの味だけでなく少しスパイシーな味付けが非常にそそられる逸品だが、残念ながら揚げすぎのきらいがあり、肉も衣も全体的にやや硬い。みそ汁も漬物も美味しかったのに余計残念である。


この日の夜はまったく別件の用事が入っており、夕方までぶらぶら走り続けるわけにもいかない。13時の志田浜で帰宅を決意する。猪苗代湖から仙台に帰るには磐越道経由の東北自動車道か、国道49号線で福島市内、そのまま4号線を北上するかのどちらかであろう。前述のとおり時間的に早く帰宅できる方がありがたい。49号線を途中まで東進し、磐越道磐梯熱海ICより高速道路に乗り帰ってきた。

あまりの気持ちよさにもう少し涼しくなったら再訪することを安達太良山に誓う筆者だった。
MiTo・なんか気になるこのふたつ
| AlfaRomeo MiTo | 22:24 | comments(5) |
日々いろいろとあってあまり走ってやれない当家のMiTo。しかし毎日仕事の往復にしか乗っていない状態でも細かい異変を感じることはできる。

相変わらずアイドリングの不調は健在である。グボボボボと咳き込んでいるのを放置するとほぼ確実にエンジンエラーランプが点灯するので、最近では咳き込んだら間髪を入れずにブリッピングするようにしている。2〜3回ふかしてやればほぼ間違いなく安定するのがナゾ。初めはプラグを疑ったが、燃調とか煤汚れだったりしたらちゃんと見てやらないと解決しないだろう。ただ走り出してしまえば全く問題無いのでここまでズルズル来てしまった。完全に冷えきった状態でないと発生しないため、ディーラーに持ち込んでも1泊しないと確認できまい。確実に症状が再現しない状態でディーラーに持ち込むのも気が引ける。


などと入院を先延ばしにしていたら今度はブレーキである。ブレーキパッドを純正からディクセルのTypeMに換えてずいぶん経つ。リニアな効き味と鳴きが根絶できたことから非常に満足していたのだが、ここ1ヶ月くらい微妙に制動力が落ちてきているように感じる。目視した限りでは極端な減りは見られないのだが、私の目視など当てにならない(笑)。

この2点からとりあえずK店長のところに持って行こうと思う。車検以来だから2ヶ月ぶりということになる。こんなにディーラーに行かなかったのは久しぶりだ(笑)。いや、もちろん慶賀すべきことである。

ところでブレーキと言えば、先日ABSにひやりとさせられた。下り坂の細い路地で対向車とすれ違うことになった。こちらが下り側なので路肩に寄ろうとした。ちょうど10mくらい先にマンションの入り口があり、その駐車場入り口スペースに車体を半分入れようと寄せていった時である。入り口に数センチ沈んだ側溝蓋面があり、左フロントタイヤが浮いた(と思われる)。するとそのトラクション不足を関知したABSが始動してしまい、思ったポイントで停まれず、ずりずりと下り坂を滑ってしまったのである。怖いよ。

幸いごく低速だったこともあり、すぐに停まれたので何事も無かった。これ、ABSは正常に作動したわけで、こういうケースでは運転手が気をつけるしかないと思う。
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■プン太郎■
筆者の愛車ABARTH PUNTO EVOのこと。
ブログ本文に「プントエヴォ」と
フルネームで書くと煩わしいので命名。

■R、K■
R=国道(Route **)
K=県道(Kendo **)
のこと

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。

■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

■朝練&夜活■
早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■EDO■
Eat and Drink Organizationの略。
親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
「同乗者無しでひとり1台」
「うまいものを食べ、飲む」が掟。
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