クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
MiTo・クラッチあたりから異音!
| AlfaRomeo MiTo | 22:29 | comments(8) |
少し前からその兆候はあったのだ。MiToのクラッチにちょっとした異常が感じられるのである。

走行状態から停止する際のクラッチを切るタイミングというのは人それぞれだと思う。筆者は割りとギリギリまで待つ方だと思う。エンジンブレーキを使う方だと思うので、普通に街中を運転している時も3→2速へシフトダウンして最終的にタコメーター読みで1100rpmくらいのところでクラッチを切る。

ところが我慢比べみたいにギリギリまでつないだままにすることもある。そうしてある時気付いたのだ。900〜800rpm付近で「ゴッ」という異音がすることに。「おっとやばい、エンストしちゃうよ」と今まさにクラッチを踏もうとした時にその音がした。気にはなったがでは900〜800rpm付近で必ず鳴るのかというとそうでもないようだ。気のせいかもしれないと思いつつ2週間くらい経ったが、今ではその回転数付近でクラッチを切るタイミングでほぼ100%鳴るようになった。う〜む、これは何かの警鐘に違いない。さっそくSマネージャーに電話で相談してみた。

するとクラッチワイヤーのオイル減りじゃないかという診断だった。クラッチそのもののトラブルでは無いだろうとのこと。そしてもうひとつ。ステアリングラックの右側にあるスイッチ類のバックイルミネーションバルブもご臨終のようだ(笑)。この2点の解決のために近日中にAR仙台泉に持って行こうと思う。

なぜいつもの元AR仙台工場じゃないのかというと、当然Giuliettaの試乗車狙いである(笑)。恐らく今週になれば試乗できるようになってるんじゃなかろうか。それともまたデビューフェアまでお預けかなぁ。ともあれ、結果がわかったら改めてエントリーするのでお楽しみに(泣)!

仙台でも先週と今週は寒い日が続く。
手前がDS3、奥がMiTo
ディクセルType Mパッド、いまだ鳴かず!
| パーツ/グッズ | 23:00 | comments(5) |
MiToのフロントブレーキ、いまだに鳴かない。総走行距離42,558kmの時点で純正ディスクローター研磨とディクセルTypeMパッドに交換。現在48,555kmということで約6,000kmを走破したことになるけど鳴かないのである。

取り付け直後はそれなりにブレーキダストが出ていたTypeMパッドも、ここ最近はダストの量が減ってきたように思う。うむ。これは当たりだったと言うことではあるまいか。


しかし純正ローター+純正パッドの組み合わせとはフィールが変わってしまう点も、人によっては見逃せないことかもしれない。うまく表現できないのだが、純正+純正時は効きがリニアで、従って制動が効いて速度が落ちてくると徐々に制動力は強くなっていく。従って速度が落ちるに従ってブレーキペダルの踏力は徐々に弱めていかないと、結果的にガクッと前のめりに止まることになる。

対して純正ローター+ディクセルTypeMパッドの組み合わせではむしろ逆で、制動が効いて速度が落ちてきても制動をプラスにかけ続けなければならない。仮に速度が落ちるにつれて踏力を増さなくても最終的にクルマは止まるが、そんなブレーキ操作で交差点の停止線などの停止目標地点で意のままに止まることは難しい。交換したばかりの頃は「なんだ??止まらないぞ!」と思う場面も度々あったが、この動作は制動力のカーブがリニアだと言うこともでき、自分の中では「慣れの問題」ということで結論が出ている。

しかしクルマのチューニングというのは本当に奥が深い。メーカーからの出荷状態が如何に入念にセッティングされているかということが、ブレーキパッドを代えるということだけでも良くわかる。
MiTo・後部座席について考える
| AlfaRomeo MiTo | 21:25 | comments(11) |
ある日MiToに乗って家族で移動中、その時は家人が後部座席に座っていたのだが、あるカーブを過ぎた時「MiToの後部座席って掴まる所がない」と言った。

記憶を手繰ってみても、筆者がMiToの後部座席に乗ってまとまった距離を移動したことがない。ただ単に座ったことなら何度もある。というか昼寝してるのだが(笑)。そんな体たらくなので座り心地はともかく、走行時のホールド性についてはなんとも。

MiToに初めて試乗した時、時の営業スタッフさん(実はSマネージャー)から「後部座席は兄弟車のFIAT グランデプントよりも作りがいいです」と言われた。一応家族持ちだから「おお〜それは重要だな」などと思ったりもしたのだが、MiToがこんなに楽しく、人が変わったようにガンガン走るようになるとはその時点では思っておらず、むしろ定員4名の方が心に引っかかった程度である。いやいやそれよりも当時は後部座席を畳んでどれだけ楽に楽器を積めるかの方が百倍重要だったこともあり、それ以降後部座席についてはまったく気を払ったことがない。

そういえば兄弟車たるグランデプント(価格ではMiToが兄貴分だが、成り立ちから言えばあちらが先であろう)の後部座席にも乗ったことが無い。顧問の個体を運転させてもらった際の、同じシャシーの上に成り立っているのにこんなに乗り味が違うのか!という驚きは今でも新鮮に思い出せるが(どちらも納得の「運転が楽しくなる」乗り味)、後部座席のことまで考える余裕は無かった。
顧問から聞いた話じゃ、極端に回さなければ
燃費も非常に良いらしい

むしろ後部座席がトピックになる場合もあるではないか。ポルシェ パナメーラとかアストンマーティン ラピードの後部座席にレビューの字数が割かれるのは、スポーツカーしか眼中にありませんよ的なメーカーのアイデンティティを曲げても4シーターを出してきたからであろう。どちらの車種も後部座席のホールド性は高いらしい。そもそも後部座席までバケットシート然としてるってどーゆーこと?羨ましすぎる。所有するより誰かの後ろに乗せてもらって乳頭温泉なんかまで旅行に行きたいもんだ。いや、やっぱり所有したい。いや、そもそも家には置くスペースがない。いや、ラピードが買えるなら自宅をリフォームしてちゃんとしたガレージを作るだろう。いや、そもそも建蔽率はどうなってんだ。

パナメーラって日産プリメーラを反射的に思い出す

ラピードよりラゴンダにグッとくる

・・・などと言う戯言はともかく、グランデプントやMiToレベルのクルマの後部座席の設計は、お国が違えど似たり寄ったりではなかろうか。100万円少しという価格帯の国産Bセグメント車に比べればまだマシかもしれないが(ヘッドレストなんか見ると明らかに国産車のあれとかあれは怖い)。国産・輸入を問わず、自動車メーカーの「大多数のユーザーはそんなに後ろに座るわけじゃないんだから、こんなもんでいいだろ」的な見切りはやめていただきたい。これからは後部座席に人が乗っている時はジェントルにコーナリングするように気をつけることとする。
BMW Z4の素敵なカップホルダーに盛り上がった!
| クルマにまつわる四方山話 | 21:50 | comments(4) |
以前トヨタ ヴィッツ(2代目)のドリンクホルダーからクルマのあれこれを書き連ねたことがあった。あの節いただいたコメントでは筆者自身とても勉強させていただいた。読者とコメントを寄せてくださったみなさんに感謝である。

乗って楽しくアドレナリンが吹き出るようなクルマじゃなくても、国産車の収納性能については一目置かざるを得ない。ヴィッツのような大衆車でも搭載している凝った仕掛けのカップホルダーを、なぜ輸入車は搭載しないのか。ということを書いたわけだが、その際VW車に搭載されているカップホルダーは素晴らしいのに、とも書いた。しかし、同じくドイツの自動車メーカーBMW車のカップホルダーも素晴らしいことが判明したので本エントリーでご報告申し上げたい。

久しぶりに仙台でも7cmなんて積雪があった日。別にエントリーしたとおりアルファロメオ仙台泉に赴きGiuliettaを堪能したわけだが、その後はそのまま中古車売り場へ。中古車パトロールはもはや恒例行事である。そこで見かけたのがBMW Z4 2.5i(E85)。現行のZ4はめちゃかっこいいと思うが、こいつは正直過渡期のモデルだなぁという印象である。が、せっかくロックもかけられていないので息子と二人でいそいそ乗り込んでみた。

ドアを閉めるとカキーンという。おお!なんかドイツ車っぽい!!とにかくあきれるくらいヒップポイントが低い。乗り込むのに苦労したが、座ってしまえば実にしっくりくるものの、ドライビングポジションに合わせることはできない。中古車展示場で取りあえず座ってみるなんて時はつくづく電動シートってのがうらめしい。息子と二人で「へ〜!」とか「ぅお〜!ここがこうなって…」などとはしゃいでいたら、カップホルダーが無いことに気が付いた。やっぱりこういうスパルタンなモデル(笑)にはカップホルダーなんて無いのかねぇと思いつつ、反射的にエアベント付近を見ると…。

あるではないか!


普段は格納されていて、押すと飛び出る忍者屋敷もびっくりのカラクリ仕様である。大きさ的にもおそらくマクドナルドのLサイズ紙コップから缶コーヒー200ml缶まで幅広く対応という感じであっぱれである。ただしコクピットそのものがベリータイトなので、実際にLサイズ紙コップを置いて運転に差し障りが無いかどうかは微妙であるが。

運転席側の閉じた状態

開いた状態

こうなるとやはりカップホルダーの搭載・非搭載はメーカーの矜持というか、方針ひとつという気もしてくる。嘘か真か先のエントリーに寄せていただいた206SW S16乗りのあおさんの、「ドイツではコンビニでレッドブルを買ってドリンクホルダーに載っけるかもしれませんけど、イタリアはカフェ文化です。ドリンクホルダーはさほど重要なアイテムでは無いのかと...。」というご意見も俄然信憑性が高まるではないか。カフェっつーかバールね。うんうん。

なるほど、Giuliettaにカップホルダーが見当たらなかったのはそれを軽視しているからではなく「必要ねーべ」と思っているからなのか。本気で北米で売る気があるのか心配になってくる2012年初頭。
Giulietta・焦らしプレイの果てに…
| ココロ惹かれるクルマ | 22:16 | comments(10) |
ようやくGiuliettaの実車を見ることができた。前日1月21日夜に開催された内覧会には200人近くが集まったという。これだけ日本導入が遅れたにも関わらず見捨てられずに良かったねと言いたい気分だが、国産車からいよいよ輸入車に、とかGolfやA3(てか同じクルマじゃん)や3から真剣に乗り換えようとか思っている人がやはりいるということではなかろうか。

しかし個人的には昨年から2回も焦らしプレイをされてきた経緯もあり(これこれ)、正直本日は半ば義務的な気持ちで見に行った面も無きにしもあらず。すっごいカワイイ子紹介すっからおめー絶対今日の合コンは出ろよ!と言われていそいそ出かけたにも関わらず彼女ドタキャン、しかもそれが2回も連続。3回目でようやく会えたとしてももう最初の期待感が維持できないとしても誰がこんなオレを責められよう。

そういう心持ちもあり、はっきり言ってエクステリア周りについてはそもそも画像が無い。もう巷に出回る写真・画像でゲップが出るくらい見てきたからだ。むしろ実車を見るにあたっての筆者の興味は

・ナビは日本仕様コンソールパネルを誂え
・右ハンドル車のM/T仕様にはフットレストが無い

この2点がとても大きかった。つまりMiToを上回りVW Golfと真っ向勝負できるはずのインテリアにしか興味が無かったとも言える。アルファロメオ仙台泉に展示されているのはGiulietta Competizione Alfistiという限定車で、1.4L MultiAirエンジン搭載+過給機付きヴァージョンの右ハンドル・6M/Tという日本国内75台限定モデルである。

取りあえず座ってみた!

エクステリアにせよインテリアにせよFGAJ配付だったり各媒体掲載のプロカメラマンのものだったり、美麗な画像がすでに前述の通り巷に溢れているが、むしろ素人目線の構図も画質もいまひとつのものの方が実はリアリティがあるように思ったので、筆者目線で撮影した画像を掲載してみる。


インテリアのハイライトのひとつセンターコンソールは結論から言うととても良い。AC系のダイヤルスイッチのクリック感が絶妙。その上のトグルスイッチ風アクションのスイッチ類は反対に見た目と抵抗感が一致せず(軽いのだ)こっちはカッチリ感不足が残念。これはアルファロメオとしては新しいデザインだと思うけれど、80年代くらいにHONDAのCR-Xとかにこういうスイッチが付いていたような気がする。


シフトノブの動きから察するにこのM/TユニットはMiTo QVのものと同じものだと思う。極端にクイックではないが、やる気が出る機敏さでかつゲートの入り方が優雅。筆者の後付けしたCROSのMiTo用クイックシフトはちゃんとクルマに熱が入らないと各ゲートの入りが渋い。この辺は純正シフトに軍配が上がる。正直惚れ惚れするシフトアクションだ。でも相変わらずシフトノブはデカイ(笑)。こけしの頭を握っているような感じだ。

営業スタッフさんに確認してみたところ、やはりナビ取り付けの際はセンターコンソールパネルそのものを日本仕様で誂えてインダッシュで搭載することになるという。欧州仕様でダッシュボードのポップアップ式のものがなぜオミットされたのかはそのスタッフ氏にもわからず。別エントリーにじゃるさんがコメントしてくださった通り、もともとナビが組み込まれていた部分は、日本仕様では小物入れになる(画像撮り忘れ)。これはこれで貴重だとも思うが、普段滅多にナビを起動しない筆者としては使わない時はナビの液晶画面は邪魔なので、欧州仕様のように隠れてしまう方がありがたい。

エアベントの風向き調整機構の動きは素晴しかった。「ちゃんとした物」感がたっぷりある。個人的には組み付け精度がどうしたこうしたという論点よりも、このエアベントの可動部分の動き方でそのクルマに金がかかっているかどうかがわかるような気がする。そういう視点で言うと、マルキオンネさん、Giuliettaについては相当本気っぽい。

あとMiTo乗り視点の細かい点だが、ステアリングのスポーク部分が艶消し黒塗装されているのは実にうらやましい。これ、カッコいい。どこかの時点で自分のも塗ってしまいたい。確かMiTo QVもこの部分は黒塗装だったような。くそ〜!

さて例のフットレストレス(いっぺん書いてみたかった(笑))の件はどうだろうか。


かように噂通りフットレストは存在せず。ペダルのオフセットは全然問題無いのだが、どういうわけかクラッチペダルから離した左足を置く場所は確かに無い。


カタログも立ち読みしてきたが、純正オプションにも(今のところ)右ハンドルM/T車用のフットレストというのは無さそうだ。まぁ取り付けるスペースが無い、これでは。やはりM/T仕様車は左ハンドルが良さそうだ。

ピンボケ陳謝

相変わらずグローブボックスはあまり役に立ちそうにない(笑)。取り扱い説明書だって結構な厚みになるだろう。Gのオーナーも車検証はトランクに置くことをおすすめするもの也。

そのトランクはどうだろう。


床のカバーをめくるとスペアタイヤがある。例によって開口部からトランクルーム床部までの高さはかなりある。30cmはあろうか。容量は充分ありそうだが、重量物の積み込みはやや大変だろう。筆者の日常で言えば30kgの米袋の積み下ろしは腰に要注意ということになる(米どころ宮城県では玄米のコイン精米機ってのがあって、その普及率はコンドームの自販機以上である)。

これもピンボケで申し訳ない。
トランクルームの左側面には電源もある

後部座席にも座ってみる。MiTo 1.4t乗りとしては定員5名は実にうらやましい。

デザインアイコンでもある後部ドアオープナー。
カチッとした動作感も上々。
やっぱり金がかかっている

身長170cmの筆者が座るとニールームはこんな感じ。
握りこぶし1個分くらいの隙間が生ずる。
助手席は一般的な位置に合わせてある

後部シートの着座感はややホールドが甘いように思うが、これは実際に走っている状態で座らないと何とも言えない面がある。端的に言って狭くはないが広くもない。ツアラーとして考えるとぎりぎり及第点というところか。


これは助手席シートのシートヒーターのコントロール部分。なんとレベル調整ダイヤルが付いているのだ(レベルと言うか、つまり温度調整)。MiToのシートヒーターはON/OFFしかない上に効き始めると今度は熱いのでOFFりたくなるのだが、スイッチがサイドブレーキレバーの後ろという絶妙に押しづらい場所にあり、いちいち忌々しい(笑)。こんなところで車格の違いをひしひしと感じる。

エクステリアについてはそういうわけで画像は無いが、横幅も去ることながらやはり全長の長さがとても印象的だ。実は画像を撮る気にならなかったのは、ショールーム内では全体画像を撮りづらかったからではないか。もっと離れて眺められる環境だったら造形についてもあれこれ考えられたと思うのだが、脇に立って眺めてみても鼻先からお尻までグイッと首を回して見なければならず、ただただ「おっきーなー」という印象があるばかりである。これについては後日試乗すると思うのでその時にでも改めて書いてみたい。

で、国産上級車やドイツ勢のライバルと互角に戦えるのかという点についてだが、不動車に乗っただけでは判じ難い。現状で言えることは、アルファロメオ車としては明らかに質感の向上があり、しかもデザイン言語そのものが刷新されたと思える。Giuliettaの運転席に座ると8Cですらデザイン過渡期だったように思えてくる(8C Spiderをのぞき込んだことがあるだけの筆者がこんなこと言うのもどうかと思うが)。嬉しいことにそのデザイン言語はドイツ勢や国産車のものとは明らかに違う。それは停まった状態で一度でも運転席に座ってみればわかるレベルで違う。どう違うか。それは恐らく「アヤシサ」の有無という違いである。大人になれば誰でも「妖しさ」も「怪しさ」も人生の中にそれなりに抱えることになる。それを過ちや失敗とネガティヴに捉えるのではなく、「色々あったけど、今はうまくやれるぜ。楽しまなきゃな」とニヤリと笑うオヤジのアヤシサである(女性については各自考えてくだされ)。ドイツ勢にも国産車にも、インテリアにこの「ホントに大事なことは解ってるけど後はどーでもいー感じ」の演出が無い(きっとそう思っていないのだ)。そこがヘンタイと呼ばれる愛好家には言わずもがなで通じる部分であり、好き嫌いの分かれ目なのだろうけれど、「人生楽しい方がいいじゃないか」と語りかけるクルマは多くない。Giuliettaのインテリアはその辺りを巧みに感じさせる要素が満載なのだ。早く走らせてみたい。
タイヤストッパーを買ってみた話
| パーツ/グッズ | 23:27 | comments(11) |
タイヤストッパーってのを買ってみた。例のリバースギアスイッチのトラブルで思い知ったからである。


このリバースギアスイッチの劣化によるトラブル(だと思っている)は、自宅での駐車時にギアをリバースに入れっぱなしにしていることが原因ではないかと思うのだ。ギアをリバースに入れるとそのスイッチが押された状態になるわけだが、その押される可動部品を支えるスプリングがダメになってしまう印象。保障期間内ということで無償修理であり、MiToの抱える持病説も飛び出す始末だったのだが、ギアをそんなに頻繁にリバースに入れなければそうそう劣化する部品ではないとも思う。

自宅の駐車スペースが道路に対して前傾しているため、万一のことを考え駐車時にリバースに入れていたわけだが、そのことでまたリバーススイッチがダメになったら今度は間違いなく有償修理になってしまう。そんなこすい理由でタイヤストッパーを買ってみた次第。

ストッパーを置く/取り除くという儀式が増えたわけで、特に雨や雪が降っている時に早くクルマに乗り込んでしまいたい時にはストッパーを置いていることを忘れそうになるが(一度うっかり乗り越えてしまったことがある)、これで少し安心だ。
ガソリン携行缶を買うまでの長い話
| パーツ/グッズ | 22:04 | comments(4) |
1月17日は阪神淡路大震災が起こった日である。2012年で17年経過したというけれど、20年の間に大きな震災が二度も起こったという意味では、1990年代以降の日本と言う国は自然条件的にも政治などのシステムと言った人的条件的にも非常に厳しい時代が続いていると思わずにいられない。

そんな天下国家のことを書きたいのではなく身近にできる被災対策ということで、先日ようやくガソリン携行缶を購入した。



自宅にクルマは3台あるので少考の後売り場にあった最大容量の20L缶を購入。東日本大震災のように社会のシステムそのものが機能停止してしまうと、実はあまり外に出かけたくなくなることがあの時わかった。気力が無くなってしまうのだ。最低限のものさえ口にできれば家の中でじっとしていたいと思っていたし、そもそもMiToにはほとんどガソリンが残っておらず、満タンではあったもののDS3は市街地の駐車場に置き去りだったこともその気持ちに拍車をかけた気がする。ただ老母が食料食料と半ば取り憑かれたようにせっつくので、トヨタ デュエットで買出しに出かけたものだ。やや事態が落ち着いてくると今度はガソリンスタンドへの大行列。これにも滅入った。無法状態にならなかったのは素晴らしいと思うが、あの行列やガススタンド店員への暴行事件などの話を耳にするのはやはり滅入った。

プジョー 307SWに乗っていた頃、お金が無くて10Lだけ給油することが何度かあった。307SWは60Lタンクの上に大食い(6〜7km/L)で、原油高騰の際に満タンで10,000円以上かかった時は参った。あの頃は現金払いだったんだよなぁ。無知。

話が脱線しまくっているがその307SW、10L給油ではフューエルメーターが正常動作しないことがあった。一応ディーラーに確認してみたらメーター読みでゼロになっても走ることは走るらしい。万一メーターからCPUにガス欠情報なんかが送られたら、まだガスはあるのにエンジン不点火なんて事態が起こるんじゃないかと心配になって確認してみたのだ。ま、今考えるとあの素朴な307SWがそんなハイテク制御を行っているわけないと思うのだが(笑)。

つまりMiToでも10L給油じゃ何かしらトラブルが起こるんじゃないか、と心配なので20L缶を購入したということが書きたいがためにこんなに文字量を費やしてしまい申し訳ない。でももしまたガソリン供給が絶たれるような事態が発生したとしたら、その20LのガソリンはDS3に入れることになるだろう。6M/TのMiToを家人は運転したがらないので。4A/TのDS3でのエコドライブも非常にストレスフルで…、ってこの話はまた今度書くことにする。
DS3?・謎の部品現わる
| CITROEN DS3 | 23:30 | comments(7) |
まぁ謎なのでDS3のものかどうかわからないのだが。

息子が「これさぁ、DS3の下に落ちてたよ」と言って拾ってきた部品がこれ。



プラスティックでツメが折れている。まぁ老母のトヨタ デュエットの何か、という可能性も無きにしもあらずだが、どこに付いているなんのための部品なのかまったくわからない。

もっと言うとクルマの部品かどうかすらアヤシイのだが、一応DS3の室内を徹底チェックだな。家人が。
MiTo・フロント右スピーカーご臨終
| AlfaRomeo MiTo | 21:40 | comments(4) |
いやもう、タイトル通りで、「以上!」って感じである。右のドアスピーカーがご臨終。

音は出ているのだがビビリ音が常に鳴っているので、恐らくコイルがぶれぶれってヤツじゃないかと。

いやぁ、交換するしかないなぁ。

宇仁田ゆみ「よにんぐらし」4巻より
MiTo・止めておいた方がよさそうな改造二題
| AlfaRomeo MiTo | 22:51 | comments(3) |
完全な妄想だったり実現が可能かもしれない改造案を時折このブログにエントリーしているが(考えてみると妄想をエントリーするってすげえな)、幸いなことにコメントとして色々な情報をお寄せいただくこともある。いくつもクルマブログを巡回してコメント欄まで全部隅々まで目を通すのは大変という方も多いと思う。となるとコメント欄にいただいた有益な情報も目に触れない可能性がある。それはもったいない!ただでさえ少ないMiToオーナー同志、情報の共有はこのブログの設置目的のひとつでもある。

すんません、そんな大げさな話じゃありませんでした。

でももったいないので、ここ最近お寄せいただいたコメントより「それはできないよ」とか「その改造はやめておけ」という情報をエントリーとして改めてアップしてみようと思う。

1.MiTo 1.4t SportにQV以降のオートエアコンの換装は不可
1.4t搭載のマニュアルエアコンにため息をついているオーナーも多かろう。個人的には効かないか効きすぎるかのどちらかしかない、という印象がある。しかしQV以降のMiToのエアコンはデュアルゾーンのオートエアコン。こいつをポン付けできないもんだろうか、というエントリーにじゃるさんからお寄せいただいたコメント。

オートエアコンには室温・室外センサー等や、それらの配線の取り回しが必要でして、Sマネージャーの言うとおりこいつらを制御するプログラムもコンピュータに必要みたいです。
国産車でもマニュアルからオートに換装するのは難儀かつお金もかかるみたいですね。

言われてみればまったくそのとおりで、特にオートエアコンには室内温度センサーは重要だ。当然1.4tのマニュアルエアコンにはその辺ビタ一文期待できない。単にエアコンユニットだけの問題ではなかったのだった。あきらめましょう。

再々掲。ACイルミネーションバルブが切れた時の画像

2.夜間シフトレバー付近を照らすルームランプ(=エロランプ)のバルブは交換不可
夜間、フロントライトをONにすると自動的に点くシフトレバー付近を赤く染めるランプがある。いわゆる普通のルームランプとは別に、何の役に立っているのかわからないが、ムード満点の赤いランプ。イタ車は愛人を乗せるためのクルマ、という説もあるのがうなずけるエロランプである。こいつの照度をもう少し明るいものに換装できないだろうかという妄想に、これもやはりじゃるさんからお寄せいただいたコメント。

えーと、例のルームミラーのエロランプのくだんですが、ルームランプ外して調査してみたんですが、このランプは基板に直接LEDが打ち込んでありまして、通常のバルブ交換のようにはいかないです。
やろうと思えば可能でしょうが、ハンダ等の器具が必要ですし、基板壊すと面倒なことになりそうなんで、ディーラーにお任せして保証を確保したほうが無難かと。

まぁハンダ付けをやれるならば不可能ではなさそうだが、そこはイタリアンクオリティ、どこでリークするかわからないので止めておいた方が無難かと思われる。それにそんな改造で異常負荷がかかって電気系統全体にダメージ食らわせても、保証対象外という素敵なオマケも付きそうだ。

これも再掲。妖しく赤く染まるシフトノブ付近。エロくて最高

ということでどっちもやめておけって話であった。ちゃんちゃん。
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■プン太郎■
筆者の愛車ABARTH PUNTO EVOのこと。
ブログ本文に「プントエヴォ」と
フルネームで書くと煩わしいので命名。

■R、K■
R=国道(Route **)
K=県道(Kendo **)
のこと

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。

■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

■朝練&夜活■
早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■EDO■
Eat and Drink Organizationの略。
親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
「同乗者無しでひとり1台」
「うまいものを食べ、飲む」が掟。
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