クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
荷重移動とは何か
| AlfaRomeo MiTo | 21:20 | comments(0) |
コーナリングの重要なテクニックに「荷重移動」というのがある。らしい。よくわかっていない。コーナリングのここぞという場面でブレーキを踏み、前のめり=荷重を前に移動させ充分に(MiToの場合FFレイアウトなので)前輪にトラクションをかけ、結果的に早いコーナリング脱出を実現するということだ。そうか?間違ってたらご指摘プリーズ。

コーナーを早く脱出するためにブレーキを踏むというのは矛盾しているように思う。また結局私程度のウデで、しかも公道での荷重移動などどれだけ効果があるのかわからないが、とにかくテクニックとしてどんなもんなのか知っておきたいじゃないですか。

ということで近所のアップダウンの激しいワインディングロードへ。近所にそんな都合よくワインディングロードがあるのかって?あるんですよ奥さん。私の家は仙台のわりと北の外れの方にあり、舗装はされている山道ってのが豊富にあるのである。うらやましいでしょ?

以前のエントリーで申告したとおり、現在はデフォルトでdモード。ぐいぐい攻めますよ、ええ。もっともdモードだと2速でガンガンというわけにも行かず、3速と4速の間を行ったり来たり。肝心の荷重移動を心がけるブレーキングなのだが、よくわからなかった。がく。

どうも単なる減速行為になってしまっている。つまり「荷重移動」とはもっと繊細なものなのかもしれない。あるいはコーナーに進入する前の速度が速くないのかもしれない。そもそもMiToの足が優秀でけっこう粘っているとも思える。だってタイヤ鳴かないし。もちろん具体的な速度をここに書く訳には行かないのだが、アンダーが出る直前くらいまではがんばっているつもりだ。

そんなこんなしていたらネイティヴ運転のM社のMなんて寝ぼけたクルマが制限速度以下で走っていて、ワインディングだし追い抜くっつってもそんな直線無いしでとぼとぼその後を走ることになり、そしたら農作業に向かう軽トラックとか2tトラックなんてのが跋扈するようになり頓挫した。またいずれ。

2010年8月最後の入道雲
眠気も覚めるクルマ
| ココロ惹かれるクルマ | 18:15 | comments(0) |
本日ちんたら仙台市郊外の道を走っていたら、隣の車線をある種異様なムードのクルマが追い越していったので俄然しゃきっとした。

わかりにくいけど…

おいおいおいおいおい!アストンマーティンじゃあござぁんせんか。かろうじてVantageというロゴが見えるので、おそらくV8Vantageと推察申し上げる。仙台なんて地方都市では目にすること自体非常に珍しいのだ。宮城ナンバーだったから、いるのね、県内に。おそらく筆者と同じ居住区だと思われる。

実はクルマ人生の最後に乗りたいのはアストンマーティンなのだ。ぶは!
宮城県じゃ乗れないScirocco R
| ココロ惹かれるクルマ | 15:32 | comments(0) |
試乗したいクルマリストを挙げておいて、そいでホントに試乗すんのか?オレ。ということでとりあえず一番乗ってみたいSciroccoRはどこで乗れるのかいな、と検索してみたら…。

宮城県内に試乗用車両はありませんでした。がく。

かつてショールームでScirocco 1.4TSIのコクピットに座ってみた時には、あまりの華の無さ・地味さに驚愕したものだ。いくら組み付け精度が高くてもあの暗いインパネ周りはちょっとゲンナリした。もっとも好きな人にはあのダークな色使いがたまらないのかもしれない。果たして今ならどう思うだろうか。組み付け精度?まぁそこはそれ、はっはっはっは!みたいな、しかしアドレナリンが自然と脳内に染み出してくるMiToのインパネ周りの比べてどうなのか、ちょっと興味がある。
試乗してみたいクルマ一覧2010
| ココロ惹かれるクルマ | 14:08 | comments(0) |
MiToの前には7年ほどPeugeot307SWに乗っていた。この307SWが輸入車との付き合い方を教えてくれたと言っても過言ではない。ごく大雑把に言えば、全く違う文化圏で生活するということである。自動車の運転に何が最も重要なのかという着眼点がまず違う。フランス車ならピレネー山脈を越える山道を疾走する時のクルマの曖昧な挙動は文字通り命取りだから、ステアリングの中立付近の情報量は多いし、足捌きもしなやかな方向に仕立てる。イタリア車なら信号待ちなんてほとんどない(らしい)から、走り始めの低速トルクなんざ重視しない。飛ばして楽しいかどうかでチューニングされる。ドイツ車ならアウトバーンの速度無制限区域で300km/hで走った時にビタッと安定して直進できるか。とか。

となるとまずお国柄でクルマのキャラクターはけっこう違うということになる。実際に自分が国産車から307SWに乗り換えて「まったく考え方が違う!」と驚き興味を持つという体験をしてしまうと、街を走っている輸入車の乗り味というのがものすごく気になって仕方が無い。実際に運転してみたくなるのだ。

ということで307SW以前はトンとしたことがなかった「試乗」というものが最近では楽しみでしょうがない。今試乗してみたいと思っているクルマを列挙してみる。妄想ではなく現実問題としてディーラーに赴けば乗れるクルマ、であり、現行のモデルである。

プジョー
RCZ
3008
207Style

ルノー
ルーテシアルノー・スポール
カングー

シトロエン
C5ツアラー(1.6のヤツ)

クライスラー
300C

キャデラック
CTSスポーツワゴン

BMW
Z4 sDrive35is

フォルクスワーゲン
シロッコR

この辺まではMiToでディーラーに乗り付けて、普段着で「あの〜、試乗したいですけど〜」と言えば試乗させてくれそうだ。

また国産車にも乗ってみたいクルマはいくつかある。

トヨタ
SAI

レクサス
IS350

日産
ジューク
エクストレイル(クリーンディーゼル)

ダイハツ
コペン

スズキ
スプラッシュ
アルト

我ながら随分支離滅裂なラインナップだと思うが、特に国産車は「道具として優れているならぜひ乗ってみたい」というヤツばかりだ。その他フェラーリやマセラティは、アルファロメオ仙台泉のすぐとなりにショールームがあるにも関わらず、心の中の距離はものすごく遠い(笑)。こっちが勝手に気負ってるだけだろうけど、やはりMiToで乗り付けてTシャツにジーパンではお引取り願われるだろう。
意外とイイぜ!dモード
| AlfaRomeo MiTo | 13:35 | comments(0) |
MiTo乗りのみなさん、普段の生活ではd.n.a.システムはノーマルモードですか?それともダイナミックモード?

主に燃費向上の観点からノーマルモードがデフォルトの私。もちろん燃費云々だけでなく、dモードだとすぐ前のクルマにつかえてしまい、「思い通りのペースで走れない」ことがかなりストレスになることもノーマルモードにしてしまう遠因だ。だがこの猛暑でエアコン稼働率が上がり、ただでさえ低回転時の薄いトルクに拍車をかけて負荷を与える羽目に陥り、いっそそれならとdモードをデフォルトとして運転するようになって早一週間。その感想を書いてみる。

まず思ったより燃費は悪化しない。最終的に次回給油時に計算してみなければわからないが、通常nモード時の私の運転だと12km/L前後。今のところdモードでも少なくとも10km/Lを割り込むようなことはなさそうだ。別に長距離を走ったりもしていない、通勤とプラスアルファ程度の走り方で、である。

理由を考えるに、「dモードだとすぐ前のクルマにつかえてしま」うことを気にして、非常にジェントルなスロットルワークを心がけるからではないだろうか。nモード時に比べ、1速〜2速でのスロットル開度は明らかに狭い。それでいて過不足無い加速感を得られる。なんだ、いいじゃないか、dモードも。

結果的にいつでもバビュ〜ンと加速できるポテンシャルを秘めたまま大人しく走るという、いわば理想のホットハッチみたいになっているのである。こうなるとこのd.n.a.システム、モードをラッチできないのが惜しまれる。ま、dモードに入れるのをイグニションの儀式にしてしまえばいいんだけど。
MiToのダイナミックモード試行中
| AlfaRomeo MiTo | 18:36 | comments(0) |
ふと思い立ってここ数日MiToではダイナミックモードで走っている。

言うまいと思えど今年の暑さかな。普段はぎりぎりまでエアコンを入れず窓を開けて走っている私も、今年の暑さには、もう問答無用でエアコンONである。するとノーマルモードではエアコン稼働の影響を受けてしまう。絶妙に立ち上がりがもっさりするのである。

もちろんボーイズレーサーよろしくぎゅわわわわ!とスタートしようとしているのではない。あ、今ならこの右折、曲がれるじゃん!みたいなタイミングで思いがけず加速が伸びず、プチストレスが溜まる場面がこの夏数回あったのだ。

ということで、燃費の悪化をこの目で確かめる意味も含め、ダイナミックモードでジェントルに走るというテーマを掲げて日々MiToに乗っている。いっそTEZZOのスロットルコントローラマフラーを導入したい。
仙台市内にFIAT500が増殖中!
| ココロ惹かれるクルマ | 18:30 | comments(6) |
仙台市内、最近やたらと500を見かけるようになった。めでたいことである。何しろアルファロメオ仙台泉はフィアットのショールームを兼ねているのだが(逆か?)、もう並んでいるのは全部500じゃん!あ、MiToも置いてた。くらいのいきおいで、つまり500屋さん状態なのである。500、ばんばん売れてほしいねぇ。ああいうかわいいクルマが街中に増えるってのは見ていて楽しい。

先日などABARTH500をおばさまが運転していた。ありゃ旦那さんのクルマなのか?いいなぁ。ABARTHほどカリカリしていない、並行輸入の5MTってのがベストチョイスなんじゃないか。
ラウドネスの功罪
| 車載オーディオを考える | 18:19 | comments(5) |
先日MiToのカーオーディオシステムを如何に向上させるか、というエントリーをアップしたが、直情的かつ抜本的解決策はユニットの総取替えということになる。だがしかし、それはイコールお金の問題であり、当然容易ならざる問題である。そこでとりあえず現行システムで試行錯誤することから始めてみようと思う。

まずラウドネスをオフにしてみた。1968年生まれの私にとって、ラウドネスといえば単に低音域をブーストする機能という理解なのだが、カーオーディオのラウドネス機能とは、どうやら低域といっしょに高域もブーストするものらしい。カーオーディオに関する人々の考えは様々であろうが、私は基本的には適度にドンシャリ傾向を好む。ここに於いて

・ノンEQでラウドネスをONにする
・EQで音を作りラウドネスはOFFにする
・両方ONにして音作りする

という3つの選択肢が現れる。現状は「両方ON」だったわけだが、これだとはっきり言って位相は乱れ素直な音とはかけ離れたものになる。理想は低音指向のアンプでがっつり鳴らしてハイをちょっと上げるくらいなのだが、現状はこの理想からかなり離れている。EQによる調整は例え不可避であっても最小限にはしたい。となるとまずは「EQのみ」か「ラウドネスのみ」で調整してみたい。

ところが現在搭載しているcarrozzeriaナビのラウドネス機能がどれくらいの周波数をどれくらいブーストしているのか不明である。そういう状態で両方使うのは話をややこしくするだけだ。そこでまず今回のチューニングではEQのみで好みの音質に近づける努力をしてみたい。

ということで現在ラウドネスはOFF、EQで80Hzと10kHzを4dbずつブースト、200Hzを2dbカットしてみている。普通に考えれば立派なドンシャリサウンドなのだが、アンプのパワー不足なのかMiToの室内音響設計がおざなりなのか、今一つパリッとしない。ただ別の効果としてヴォリューム調整が細かく行えるようになったことは挙げておきたい。ラウドネスをONにすると如何にヴォリューム全体がかさ上げされていたか、ということである。

※本エントリーのタイトルを見て、80年代に日本を席捲したロックバンドの記事と勘違いされた方、あなたは間違いなくアースシェイカーも聴いていたはずだ!
夏の悪あがき
| AlfaRomeo MiTo | 15:52 | comments(2) |
暑い。休日だが昼寝もしていられないくらい暑い。のでMiToに乗ることにした。ただ仙台近辺はお盆期間の道路事情は普段と全く異なる。家族満載のワンボックスカーとかお年寄り運転の軽自動車なんかが恐ろしく増殖するのだ。そのつもりで走らないと返ってストレスがたまるのだ。

マルチファンクションディスプレイには車外気温が34℃などと表示されたが、恐らく32℃くらいはあったと思われる。しかし窓全開で走る。エアコンかけてノーマルモードで走ると明らかにエアコンの負荷を感じてしまう。1.4Lの小排気量エンジンなのだからやむを得ないとは思うが、走っていて「いつもはこんなじゃないんだけどなぁ」と思いつつ走るのも精神衛生上よろしくない。思った通りアルファードだのエルグランドだのオデッセイだのが跳梁跋扈する田舎道をいつもの2/3くらいのペースで走る。それでも幹線道路を避けて走っているため停まってしまうことはない。裏道裏道で三本木町まで行った。


どんなに暑くても、8月になってしまうとやはり秋が徐々に夏を押さえつけはじめる。今年のような猛暑だとなおさらに朝晩の冷気に敏感になる。今日は夏の最後の悪あがきのような暑さである。
MiToのカーオーディオをアップグレードするには
| 車載オーディオを考える | 00:05 | comments(4) |
我が家のDS3に搭載した純正オプション、「HiFiサウンドシステム(まんまなネーミング…)」が実は滅法良い。純正オーディオユニットにのみ対応ということでほんとに40,000円以上もかける意味があるのか大いに疑問視していたのだが、これがもう、まったく、不明を恥じる以外に無い。ヘタにナビなどのアフターパーツオーディオを装着するくらいなら、多少の操作上の不便を我慢しても積極的に純正オーディオシステムを選択するべきだとすら思う。

システムの詳細が良くわからないのだが、見た目的にはウーファーユニットが追加される。だが単にローがブイブイ言うようになるだけではない。具体的にどうなるかというと、

「音像がくっきりする」
ハイは言うに及ばず、ローもただドテッと膨らむのではなく、適度なスピード感がある(低域にスピード感がある状態ってけっこう難しいと思うのだ)。別の言い方をすれば「ローが締まってる」。

「定位感が増す」
上記の結果どこになんの楽器があってどれくらいの音量で鳴っているかの把握が楽になる。きちんと録音された音源だと特にわかる。だから逆にこのシステムでこれらの効果を実感しやすい音源というのは、丁寧にきちんと録音されているとわかる(さらに言えばミュージシャンもうまいということになる)。

以前も書いたが、翻ってMiToの純正オーディオ(パイオニア・カロッツェリアブランドのRAKU Naviシリーズ)ではこうはいかない。どうすりゃいいのか考えてみた。

●ユニット総取替え●
ヘッドユニットとスピーカーユニットをより良いものに替える。まぁお金があるならそうする。でも無い。

デッドニング
これはいいんじゃないか!現状のMiToの音環境って、なんかパサついてて、DS3の現状を96kHzの.wavだとするとMiToは128kbpsのmp3って感じだ。要は密度が薄い印象なのだ。防振の効果はけっこうあると睨んでいる。

デッドニングとスピーカーユニットを交換するだけでもぐぐっと効果があがると思うが、もうひとつ試してみたいのがタイムアライメントである。というか、DS3のオプション搭載結果の音を聴いて最初に思ったのがこの効果である。でもよくよく考えてみるとクルマの中という、あの狭い空間(もしくは近距離)のスピーカーに時間補正なんて必要があるのだろうか。各スピーカーからの出音に耳までの到着時間差があることは明白だが、人間が感知できないレベルなのではないか。

実は最近ドアの内張りを剥がして行う改造をひとつ考えている。どうせ内張りを剥がすなら、デッドニングとスピーカーユニットの交換を同時にやるのが理想だなぁと夢想中。
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■プン太郎■
筆者の愛車ABARTH PUNTO EVOのこと。
ブログ本文に「プントエヴォ」と
フルネームで書くと煩わしいので命名。

■R、K■
R=国道(Route **)
K=県道(Kendo **)
のこと

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。

■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

■朝練&夜活■
早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■EDO■
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親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
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「うまいものを食べ、飲む」が掟。
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