クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
禁断の果実
| AlfaRomeo MiTo | 20:02 | comments(4) |
我が家のMiToのエンジンが、走行距離8,000kmを超えて俄然元気になってきたという話を以前書いたが、最近別の角度からそれに気付いた。4,000rpmを超えると猛然と良い。音も良いのだが、クルマそのものの挙動が、なんと言うか、一気呵成に鋭くなる。

この感覚は、丁寧に毎日走行距離を稼ぎエンジンをこなれさせてきた、日本導入初期ロットを購入した現在の我々オーナーだけがようやく味わえるようになった「禁断の果実」であろう。味わい尽くそうではないか、同志諸君!
nモードでいこう
| AlfaRomeo MiTo | 00:42 | comments(0) |
アタリがついてくる、とはこういうことか。

我が家のMiTo、通算走行距離が8,000kmを超えたあたりから俄然エンジンがよく回るように思う。どなたかのブログにもあったが、アタリがついてくるとnモードで充分なんじゃないかと思える走りっぷり。だからdモードに入れずに済んでしまう。この1ヶ月くらいでdモードに入れた時間はトータルでも30分程度かもしれない。

もちろんdモードに入れれば加速はさらに楽しい訳だが、如実に燃費は悪化するしねぇ。私にとってdモードのメリットはむしろ加速ではなくエンジンブレーキである。nモードよりも当然強めに効くので、結果的にメリハリのある運転になる(ような気がする)のである。

nモード贔屓のもうひとつの理由としてシフトチェンジの際エンジン回転数を合わせるのが楽、というのがある。これはまだ修行中なので体得すればやっぱりdモード最高!…などとほざいているかもしれないが、nモードのジェントルな吹けあがり方はギアシフト時の回転数合わせの修行に持ってこいだと思う。

それにしてもそういう楽しみを知ると、赤信号もアトラクションと化してしまう。1→2速へのシフトアップをタコメーターとにらめっこで(比喩よ、比喩)行うのは地味な作業だが、うまくいった時は気持ちいい。これはM/Tだからというよりも、やはりMiToというクルマの味付けがそういう方向を向いているからだと思う。それとなくクルマとドライヴァーが向き合うようにセッティングされているのだ。結果「クルマの運転ってこんなに楽しかったっけ?」と日々感じる。単純なものだ。

このところの冬らしい気候のおかげでずうっとaモードのまま。ドライ路面ならnもaも変わらないはずだが。
冬来たりなば
| AlfaRomeo MiTo | 00:33 | comments(0) |
冬が来て、のお題ふたつ。

ひとつ。aモードは本当に有効なのか。このところ毎朝数ミリ〜1センチという感じで雪が降っている仙台(の我が家近辺)。陽が昇ればたいていはきれいに融けてしまうのだが、住宅地内部ではどうしても日陰になる道路があり、それは夜になると凍結路となってしまう。

そういう道はそろりそろりと走るわけだが、逆にaモード、VDCの動作チェックにもってこいとも言える。ある晩そういう凍結路で急加速を試してみたら、速度計内の三角+「!」のVDC動作ランプが点滅しまくった。もちろんアクセルペダルの踏み込み角度に対して速度も全く上がらない。何しろ私がMiToの前に乗っていたクルマは2002年度登録、さらにその前は90年代の国産車。この手の英語頭文字3文字の電制装置にはトンと縁が無いのである(笑)。せいぜい307SWについていたABS程度だ。家に帰って取り扱い説明書を読んでみる。なるほどね〜。実は日常通っている近所の道路に急角度のコーナーがあって、そこでいろいろコーナリングの動作など試してみているのだが、その際VDCが動作することはあった。あれはおそらくQ2(いわゆるLSD)だったんだな。凍結路の時はASRであろう。アタマでは理解していたつもりだったが体感することは大事だ。

ふたつ。特に大きな誤算だったのが社外品に取り替えたシフトノブアルミ削り出しの美しいものなのだが、冬の朝は素手では触れないほど冷たいのである!ドライヴィンググローブを買おうかと思ってしまう。
不器用なメーカーを贔屓したい
| クルマにまつわる四方山話 | 20:53 | comments(0) |
昨夜うっすらと雪が降ったようで、今朝方の仙台市内と近郊では大渋滞が!もうこうなると焦っても仕方ないと解脱してしまい、安全策としていつもの倍近い車間距離をとってノロノロと走る。

すると、だ。そういう隙間に車線変更で割り込んでくるクルマがいるわけだ。今朝も私の前にS社のAというクルマのバッジエンジニアリング車M社のCが割り込んできた。一瞬アタマに来たのだが、よくよく考えればMiToそのものがフィアットグランデプントのバッジエンジニアリング車と言えなくもない。と思ったらもうどうでも良くなってしまった。

それにつけてもおやつはカール日本国内のバッジエンジニアリング車ってのは理解不能だ。なぜ日産がスズキのクルマを売らねばならないのか。MITSUOKAという例外はあるものの、なぜ1社が軽自動車からスーパーカービッグワンボックスカーまでの多彩なラインナップを揃えなければならないのか。

こう書いてきて気がついたが、私は不器用だがこれ一筋!みたいなのが好きなのだな。TVRとか。AlfaRomeoも今じゃちょっと違うけど、以前は不器用でスポーツカー一筋!的な会社だったのだと思う。

加えてフェラーリランボルギーニはどうか。ロータスアストンマーティンはどうか。微妙だな(笑)。ロータスはちょっと贔屓したい。吹雪裕也に敬意を表して。というか、エヴォーラ運転してみてぇ〜。と取り留めが無くなってきたので終わり。
10000
| AlfaRomeo MiTo | 22:48 | comments(0) |
本日我がMiToが通算走行距離10000kmを突破。

ブレててもうしわけない

「慣らし運転一区切り」の1000kmと「とうとうここまで来たか」の100000kmと同じくらい感慨深いのが10000kmだと思うのだが、いかがか。
冬将軍来りぬ
| AlfaRomeo MiTo | 21:24 | comments(3) |
 先日降った雪を「大したこと無い」などと書いたら早速ドカ雪が(笑)!

あ〜あ


リアゲートのエンブレムもこのとおり

夜に敢えて60km/hくらいでパニックブレーキみたいなことを試したら、ABS特有のズリッズリッ!と言いつつ滑り続けた(笑)。やっぱり雪道は「車間距離を取る」「スピードを出さない」「エンジンブレーキ」ですね。
aモードの動作検証
| AlfaRomeo MiTo | 21:17 | comments(0) |
仙台、今シーズン初の積雪。17日の夕方から細かい雪がしんしんと降り、今朝までに数センチの積雪。仙台としてはあまり大したことはない。

17日MiToを動かしたのは16時頃が最後だったので、室内やエンジンに熱が残っていたのだろう。着雪してもある程度溶ける。だから今朝方の積もり具合は1日起動することのなかった家族のクルマと比較すれば、まだマシな方。ただしボディ全体、ガラス面、すべて凍り付いている。基本的に自分は解氷剤などのケミカル系は使用しないので、エンジンをかけデフロスターで内側からある程度溶かして、あとはブラシで雪下ろしする。

で、これは前愛車のPeugeot307SWと比較しての話だが、雪下ろしが楽!MiTo!単純に屋根面積が狭いということが効いている。ガレージスペースの左壁際に停めている関係で、雪下ろしは右側面からしかできない我が家の現状でも、左側面以外は全部ブラシが届く。いやぁ楽ちん。

もうひとつ積雪と言えば気になるのがdnaシステムに於けるaモード、すなわちAll Weather Modeである。その実力をいよいよ発揮か!と多少楽しみにして今朝家を出たのだが、前述のとおりそれほどヘヴィーな積雪でも凍結でもなく(外気温計によると朝8時頃で-1.5度)、従って特にクルマ通りの多い道は単なる塗れた路面でしかなかったのはaモード検証としては残念、朝の通勤移動としてはラッキー。当然慎重な運転を心がけたのでABSが作動したのは結局たった1回のみ。それも北向きの下り斜面の凍結部分だから、仮にaモードでなくても作動しただろう。スキッドコースにでも持ち込んでみないと手っ取り早くaモードの恩恵は実感できないのかもしれない。

いやいや、一般道での積雪・凍結時に恩恵に預かれなければ意味ないじゃん(笑)。今回は雪が大したことなかった、ということで。
雪道のMiTo
| AlfaRomeo MiTo | 21:08 | comments(4) |
12月2日にタイヤをノーマルからスタッドレスに交換し、すでに2週間が経過しようとしている。履き替え当初はグニュグニュと揺れる感触に悩まされたが、先日の仙台〜いわき〜福島〜仙台という320kmドライヴで随分身体に馴染んだ感がある。

215/45R17というサイズなので余計にグニュグニュするのか?はたまたその逆なのか。

履き替え当初、顧問にこの件を愚痴ったら「雪道ではむしろ踏ん張る方がコワイ」という意味のメールをもらい認識を改めた次第ではある。しかし仙台は雪国とは言えシリアスに雪が積もる日数は、1シーズンに7日程度ではないだろうか。もちろん昼間の太陽で路肩の雪だまりが溶け流れ出し、深夜になったらそれが凍結していた…などはしょっちゅうであるが。いや、何が言いたいかというと1シーズンに7日程度の保険のために3〜4ヶ月をグニュグニュさせながら走らねばならないのか?ということである。

東北地方=冬は雪が降って当たり前の土地仙台に於いても、数センチの積雪がある朝などは、移動にいつもの3倍くらいの時間がかかるものである。それはノロノロ運転と多発する交通事故による混雑のせいなのだが、それならいっそ雪の朝は公共交通機関で出かけるとか、いっそ出かけないとかしてもいいんじゃないか、と思うものである。

間もなくODDメーターが1万キロに達しようとしている我がMiTo。朝の出勤移動の30分ですら運転が楽しいという、前代未聞の自動車ライフを満喫しているところである。がしかし、前述のような積雪の朝の大渋滞に巻き込まれてまでそんなことを言っていられるか考えると、それはちょっと勘弁して欲しいというのが正直なところだ。いっそバスと地下鉄で出勤しようかと本気で思ってしまう。

それならタイヤはノーマルのままでもいいのではないか…。いや、そんなわけにも行かないな…。昨夜遅く、雪のためにうっすらと白くなった道路を帰ってきて、アクセルもブレーキも必要以上に神経質になった。あれでノーマルだったら帰宅コースそのものを大きく遠回りするコースに変更しなければならないところであった(そっちはアップダウンが少なくて済む)。やはりグニュグニュタイヤは必要だ。
パイオニア製HDDナビの更新(ヴァージョンアップ)作業
| 車載オーディオを考える | 18:28 | comments(0) |
 当家のMiToにオプション搭載しているPIONEERのHDDナビ「AVIC-HZR088(すでにディスコン)」。これのヴァージョンアップDVD-ROMが届いて幾星霜、面倒くさそうなので時間ある時に…と思っていたが、本日ロングドライヴを決行したので、その道行きがてらヴァージョンアップ作業を行った。

まず作業は3ステップに分かれる。いきなりDVD-ROMを持ってクルマに乗り込んでもダメなのだ。←やった…

以下手順を記す。こちらに詳細が記されているので作業前に一読することをおすすめする。HDD楽ナビマップTypeII Vol.3・DVD-ROM更新版(バージョンアップ付モデル用)CNDV-R2300H-Fの案内ページはこちら。またユーザー登録が済んでいないとヴァージョンアップできない。いざ作業開始という段で登録しても良いが、あらかじめ登録しておく方が無難である。

まずクルマに乗り込み搭載しているナビの固有のデバイスナンバーをメモする。

>>[お出かけ]を押し、[情報・通信/設定]-[ハードウェア情報]にタッチする。
>>[ハードディスク情報]にタッチする。

次にPCを立ち上げ、更新パスワードを取得する。こちらにアクセスし、ユーザー登録時のニックネームとパスワードを入力しログイン後取得する。

次にまたクルマに戻る。ナビ本体にDVD-ROMを挿入し、前述の更新パスワードを入力する。これで初めてヴァージョンアップが始まる。所要時間は120分以上(自分の場合は約140分くらいかかった)。途中で電源を落としても継続してアップされるが、そのせいで恐らく120分以上かかっているのかもしれない。

またヴァージョンアップ作業中はナビ機能が使用できない他、使用できるAV機能はFM/AMラジオとワンセグTV機能のみである。しかもソースをオフにすることもできない。非常にやっかいである。
MiToで行く、いわき〜福島の旅
| AlfaRomeo MiTo | 18:02 | comments(0) |
 3週間ほぼ休日無しで働き続け、本日ようやく代休を得た。こういう時はMiToで走るに限る。前回は北に行ったので、今回は南に。仙台から6号線を南下、福島県の松川浦漁港を経由していわき〜相馬〜浪江町〜福島〜白石〜仙台というコース。

本日仙台は晴天。しかも気温も上がるという。東北自動車道泉インターから南下、仙台東部道路へ抜け現状の終点宮城県山元町へ。

仙台東部道路
画面左奥に見える雪をかぶった山は蔵王

そこからひたすら国道6号線を南下するのだが、工事による片側通行が2回も!滅入った。ともあれ松川浦漁港へ到着。





10年以上前に親友Aと刺身定食を喰いにきて以来なのだが、何となく行けるものである。

実はこの道行き、HDDナビのアップデートを行いながら来た。DVD-ROMにてアップデートをかけるのだが所要時間120分!その間ナビは使用できない。実際は120分では終わらずこの松川浦でもまだ終了せず、結局国土交通省が設置した青い道案内看板と勘をたよりに走る(笑)。まぁ何時までにどこに行かねばならないわけでもなし。

と、ちんたら走っていたら何となく決めていたコースをかなり南に逸脱していることが判明。青い看板に表示される地名も見知らぬ名前ばかり(笑)。ようやくその頃ナビが復活し、近隣を見てみると国道114号線で福島市内に行けるようだ。まずは6号線と114号線が交差する浪江町を目指す。なんと水戸まで116kmなんて表示が出る頃にようやく114号線に乗る。福島まで74km…。仙台と山形市だって60km程度なのに…。遠い…。と一瞬気が遠くなったが、実はこの114号線が非常に美しかったのだ。冬枯れの山と田んぼを縫って走るのだがとても風情がある。初冬でこんな景色なら、春夏秋もきれいだろう。また来たい。時々色鮮やかな柿の実が…。


ようやく福島に到着。13時頃。この頃になると腹も激減り!福島駅前付近にMiToを停め、街中をうろつく。知らない街をぶらぶらするのは楽しいですな。

しかし入ったイタ飯屋はあまり大したことなく(泣)、腹だけはいっぱいになっていざ折り返し帰路につく。と言っても単に国道4号線をひたすら仙台まで帰ってくるだけ。でも実はこれ初体験なのだ。

最終的には約320km。その行程の8割をnモードで走ったせいか燃費計は14.3km/lという最高記録を出した。次はどこに行こうかな。おつかれさま、MiTo。
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■プン太郎■
筆者の愛車ABARTH PUNTO EVOのこと。
ブログ本文に「プントエヴォ」と
フルネームで書くと煩わしいので命名。

■R、K■
R=国道(Route **)
K=県道(Kendo **)
のこと

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。

■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

■朝練&夜活■
早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■EDO■
Eat and Drink Organizationの略。
親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
「同乗者無しでひとり1台」
「うまいものを食べ、飲む」が掟。
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