2009.05.31 Sunday
MiTo再試乗
再度AlfaRomeo MiToに試乗してきた。もしかしたらSciroccoを購入するかも…という淡い期待が完全に砕かれた後なので(泣)、本気モードでの再試乗である。イデアル仙台泉にて。路面はドライだが昨夜まで雨天だったためところどころ水たまりあり。湿度も高かったと思われる。試乗を終える頃にポツポツと降ってきた。そんな天気。
今回はまずステアリング位置調整から本気でやってみる。個人的にはテレスコピック機能が付いている車は初めてなので、これだけで興味津々というあたりがビギナーちっくでトホホ。さらに持ち込みのCDを再生してみる。とりあえず純正オーディオユニットでどう聞こえるかをチェック。CDはFourplayの「ENERGY」。単純に手持ちのCDの中ではきちんと録音されているものなので。 このオーディオのインプレッションを少し。試乗車には純正扱いのcarrozzeria HRZ099が搭載されていた。今時のナビが全部そうなのかどうかは知らないが、コイツはCDを突っ込むと自動的にデータを圧縮してHDDに飲み込んでしまう。例えCDを突っ込んでいても、再生する音はあくまで圧縮後のデータだという。何と言う余計なお世話!だが純正オーディオユニット(なんと本国イタリア製)ではiPodの接続そのものが不可能とのこと。現状ではパイオニアのナビを搭載しない限りiPodデジタル接続はできないのだ。ぐぐぐ。さすが発売されたばかりの輸入車…。話は逸れたが、ノンEQ状態の音質はやたらローがボンボン言う。まぁEQで追い込めばそれなりに聞ける音質には持って行けそうだったので、早々に運転することにした。 今回は基本的にdnaシステムのノーマルモードを中心にチェック。147乗りの先輩がMiToに試乗して曰く「ノーマルではなんじゃこりゃって感じだったけどダイナミックモードにしたとたんにゴキゲン。オレなら常にダイナミックモードにしておくね」。Peugeot307SW乗りの自分としてはノーマルモードでもそれなりにグイグイ行く感触だったので、ちと不安になったのだった。しかし改めてノーマルモードで走ってみても鈍重な感じはしない。むしろ先日試乗したJetta1.4Comfortlineの方がもっさりしていた。この辺はマニュアルの恩恵かもしれない。好きなだけ回せるのだから。ダラダラと続く上り坂を登っても全く過不足無い。同乗した営業S氏も「プジョーから乗り換えなら全然気にならないと思いますよ。アルファ乗りの方はともかく」と言う。うんうん。オレもそう思う。 2度目の試乗なのですごく余裕がある。MarchSRに乗った直後なのでシフトノブが結構ダルだなぁと思ったが、S氏「いやぁ、以前のアルファは全然シフト(のゲート)が遠くて遠くて…。完全に左ハンドルのことしか考えてなかったですね」とのこと。いや、それはわかるがそれはこのシフトのダルさを正当化することにはならんじゃないですか。とは言え我慢できない程ではない。そもそも峠を攻めるわけでもないのだし。途中からダイナミックモードに切り替えてはみたが、今日は「いやぁそんなにがんばらなくても」みたいな気持ちになる。挙動がとにかく堅すぎず緩すぎずで本当に良い。コクピット周りも適当にタイトだし、Sciroccoのように「そびえ立つダッシュボード!」みたいな感じでもない。取り回しもしやすい。試乗を終えて改めて外側をしげしげと見てみる。本当にちょうど良いサイズだなぁと思う。 買いたい。 問題は支払い。S氏に再度見積もりを作ってもらい延々とあーでもないこーでもない。ちょっと無茶を言っているのだが、何とかならないだろうか。 |