クルマで行きます

AlfaRomeo MiToが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のMiTo乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
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【試乗記】フィアット500TwinAir
| 試乗レポート | 18:41 | comments(8) | trackbacks(0) |
MiToのステアリングセンターずれ修正にアルファロメオ仙台泉を訪れた際、けっこうな時間待つことになった。混んでいるのである。めでたいことだ。同行した息子と中古車売り場をうろついてみたが、蒸し暑い上にあまり面白いタマもない。ふとショールームに戻ってきたらフィアット 500TwinAirの試乗車が駐車スペースにあるではないか。メディアでは最近になってようやく冷静なレビューも見られるようになってきたが、とにかく何を読んでも聞いても絶賛の嵐だったのでぜひ乗ってみたいとは思っていたのだった。

というわけで今更新鮮味の無いレビューになってしまうし、様々に魅力もネガも書き尽くされているように思うので、さらっと感想を書くことにしてみる。ディーラーショールームの近辺の住宅地と国道4号線を20分程度走っただけなので、高速域のレビューは当然できない。本気で購入を検討している人はネット上にたくさんあるプロのレビューを参照してくださいな。

この水色(ブルーヴォラーレ)もステキ!

まずはエンジンの話。巷言われるアイドリング時からの振動は筆者的には全然OK。むしろ肯定。万歳である。思ったよりも野太い、音程の低いものだったのは意外だったが、むしろこの野太さが875CC、2気筒なんてイメージを良い意味で裏切ってくれるように思う。走り出しからのトルクも豊かで街中を走る分には不満は無いだろうと予測できる。

アイドリングストップは、以前TCT版やQVのMiToに乗った時よりも若干再始動に時間がかかるように思った。幹線道路への左折合流や交差点右折時などではややイラッとする場面もあるかもしれない。が、そもそも500というクルマのキャラを考えると、眉を吊り上げてカリカリ運転することもないだろうし(そんならABARTHを買えって話になるだろうし)、これはこれでキャラとして容認できる範囲とも思う。どうしてもイヤならキャンセルもできるわけだし。

TwinAir版に乗ってみることでようやく腑に落ちたことがある。それは以前試乗した1.4ラウンジの体験だけでは気付かなかったことでもある。TwinAirエンジンが振動や野太い音でその存在を主張することで、逆にボディの堅牢性を味わえるのである。機械がきちんと仕事をしている状態を楽しむ余裕が生まれる。従って「良いモノを操っている感覚」をより高濃度で堪能できるのである。これはつまりクルマを運転する楽しみのかなり根源的な部分だと言える。「TwinAirが楽しい」というレビューの正体、キモになる部分はここではないか。500と言うクルマのキャラにもすごくマッチしているとも思う。ノスタルジックなデザインだからこそ「こんなかわいいクルマが一生懸命走ってる」と肯定的に受け止められるという側面はあると思う。TwinAir版を体験した後では1.4ラウンジなどは「クルマがするする滑るように動く」という感覚の方が強い。高品質であることは瞬時にわかっても、「操る楽しみ」がTwinAirに比べれば希薄なのだ。

では500は以後TwinAirとABARTHの2車種だけで良いのかと問われるとまた迷う。ご存知のとおりTwinAirには2ペダルマニュアルトランスミッションたるデュアロジックだけが搭載されている。今回は単純にオートモードでだけ走ってみたのだが、デュアロジックの正体をわかってしまえばオートモードでも楽しい。しかしTwinAirのようにその存在自体を味わえるエンジンだとやはりマニュアルモードで乗った方が断然楽しいし、そうなると初めから素直に(5速でもいいから)マニュアルだったらなぁと思ってしまう。とは言え商業的なクルマの立ち位置を考えればマニュアルの需要が少ないのは理解しているつもりだ。 逆にトランスミッションのことでモヤモヤ言うのがもったいないほどこのエンジンは楽しいとも言える。個人的なラインナップへの結論としては「マニュアルがダメな人は指名買いでTwinAir。マニュアル派の人は1.2スポーツとTwinAir、死ぬほど迷う価値あり」。

基本500というクルマは生活の足(ただしちょっと良いやつ)という認識なので、ABARTH、増してやトリブートフェラーリのようなHOTなモデルは「あるだけでいい」と思う。「生活の足グルマ」がカリカリにカッコよく速いからこそABARTHなんかが輝くわけだけども。まぁ筆者は「のんびり走るために500を買う」クチなので。だってMiToがあるんだもん。

あ、いや、買わないですけどね、TwinAir。てか買えない。ちなみにこのブルーヴォラーレとボサノバホワイトは納車2ヶ月待ちだとのこと。すごいな!500!
気になってはいつつ、TwinAir、未だに試乗出来ずにいるのですが、やっぱりこうレビューを見させていただくと、乗ってみたくなりますね。
操る楽しみをしっかり味わってみたいなと思います。

そしてもう、ただ単純に写真の水色のボディカラーが素敵です、500 TwinAir。

| ま ろ | 2011/08/08 10:52 PM |

◇まろ様
色々なレビューに散々書かれてますけど、エンジンをかけるとクルマがブルブルいうのは本当に新鮮ですよ。「機械をいじってる」「機械が仕事して自分の言うことを聞いてくれる」という手応えがあるだけで我々のような人種にはタマランです。こいつのマニュアルにぜひ乗ってみたいものですが、デュアロジックもキライではないです。

そして色も良いですよね。500は色のヴァリエーションでも健闘してると思います。ただ内装がもうちょっと選択肢が増えるとよりベター。
| acatsuki-studio | 2011/08/08 10:59 PM |

みなさんはじめまして。

岩沼で白ミトコンペ乗ってます、じゃると申します。
よろしくお願いします。

私も先月アルファロメオ仙台泉にてツインエア試乗しました。
acatsuki-studio様のおっしゃるとおりで、しかもエンジン音もズ太い音ですよね。少し回すと結構いい音します。

最近の500、グッチやらワカモレやら、いわゆる"限定"モノにて、購買意欲をそそってきますね。

限定モノに弱いんで、イデアル仙台泉に行くたび、指紋つけまくってます(笑)
| じゃる | 2011/08/08 11:49 PM |

◇じゃる様
はじめまして!ようこそようこそ。TCT版のオーナーの方とは初めてお会いします。実際にはお会いできてないですが(笑)。いろいろ教えてください。

限定モノにはあまり食指が動かない私ですが、TwinAirはメガヒットでした。なんかいい小さめのクルマ欲しいな〜なんて人に本気で薦めたいです。4000rpmくらいからの音、本気で驚くとともにニコニコしちゃいますよ、ええ。

ところでMiTo Competizioneのアイドルストップと比べてTwinAirのそれは気持ち反応が遅くないですか?私の気のせいですかねぇ。
| acatsuki-studio | 2011/08/09 8:28 AM |

◇acatsuki-studio様

MiTo購入にあたって、ずいぶん参考&妄想させていただきました(^O^)
こちらこそ、MiToについて今後ともよろしくお願いします。

MiToコンペとツインエアのアイドルストップの反応ですけど、私的にツインエアの方が始動レスポンスが早かった、気がしました。
と言っても、ホンの僅かな差なんであまり気になりませんね(笑)
私の担当営業M氏も、若干TCTミトよりはツインエアの方がレスポンスがいいと言ってましたね。

本当はミト、アニバレッドクアドリ希望だったんですが、家族も動かすこと、仕事柄上、赤は気マズイんで、白コンペにした次第です。

当方も結構いじってる(気がする)んで、お会いできたときは、ぜひ観て乗ってやって下さい。

長文失礼いたしました(^◇^;)
| じゃる | 2011/08/09 12:31 PM |

◇じゃる様
いやぁ、そう言ってくださると嬉しいです。MiToを買ってから初めて「人に読まれるブログ」を意識しましたので。「オレはこう思った」的なことしか書いてないですが、これからも妄想やパーツ投資のネタに(笑)、ご活用ください。

ところでアイドルストップの件、そうですか!いやぁ勘違い or 思い込み。実際アイドルストップすることで燃費が良くなるならみなさんやっぱりストップするもんなんでしょうかねぇ。私はQVに試乗した時「確かに素晴しい機構だけど、買ったらOFFるんじゃないかな」と思いました。単に停車中にエンジンが止まることに違和感+不安感(二度とかからないんじゃないかという見えない恐怖(笑))があったからだと思います。慣れれば気にならなくなるかもですね。

ぜひぜひいつかいじったところも教えてください(笑)。金欠でブレーキの交換にも四苦八苦していますが。
| acatsuki-studio | 2011/08/09 8:24 PM |

TwinAir、実はもう二度も試乗してるんでそのうち記事にしようと思ってるんですが、いや感銘しました。
こんなクルマが出来るってすばらしいなって。
運転していて顔が緩みっぱなしになるんですよ。
色々書きたいことがあるんですがこんな車が出来るんならクルマ離れなんて心配ないと思いました。
見方によっては始動時の元気の良さや、0発進時の振動(デュアロジックとの相性もあると思う)にビックリして手を出せない人もいるでしょうがクルマって面白いと心底思いましたね。
アイドリングストップについてはTwinAirの始動時の存在感が勝ちすぎていて意識しすぎるから遅く感じたりするのではないでしょうか。
| porco | 2011/08/11 12:36 AM |

◇porco様
>TwinAirの始動時の存在感が勝ちすぎていて意識しすぎるから遅く感じたりする

な・る・ほ・どっ!そうかもですね。エンジンがかかるだけで嬉しいクルマってのは初めてです(違う意味で"かかるだけで嬉しい"クルマもありますが(笑))。クルマに何を求めるかによってこの素晴らしいエンジンの評価も分かれることはあると思いますが、それでもフィアットは偉いと思います。

マツダの新デミオとかTwinAirとか、既存の技術をブラッシュアップしてガソリンエンジンの可能性を伸ばす取り組みにはもう一も二も無く大賛成です。しかもTwinAirにはあの500のデザインや内装など"Fun"がいっぱい付いて来るのが素晴らしいと思います。
| acatsuki-studio | 2011/08/11 1:08 PM |










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