2010.08.28 Saturday
試乗してみたいクルマ一覧2010
MiToの前には7年ほどPeugeot307SWに乗っていた。この307SWが輸入車との付き合い方を教えてくれたと言っても過言ではない。ごく大雑把に言えば、全く違う文化圏で生活するということである。自動車の運転に何が最も重要なのかという着眼点がまず違う。フランス車ならピレネー山脈を越える山道を疾走する時のクルマの曖昧な挙動は文字通り命取りだから、ステアリングの中立付近の情報量は多いし、足捌きもしなやかな方向に仕立てる。イタリア車なら信号待ちなんてほとんどない(らしい)から、走り始めの低速トルクなんざ重視しない。飛ばして楽しいかどうかでチューニングされる。ドイツ車ならアウトバーンの速度無制限区域で300km/hで走った時にビタッと安定して直進できるか。とか。
となるとまずお国柄でクルマのキャラクターはけっこう違うということになる。実際に自分が国産車から307SWに乗り換えて「まったく考え方が違う!」と驚き興味を持つという体験をしてしまうと、街を走っている輸入車の乗り味というのがものすごく気になって仕方が無い。実際に運転してみたくなるのだ。 ということで307SW以前はトンとしたことがなかった「試乗」というものが最近では楽しみでしょうがない。今試乗してみたいと思っているクルマを列挙してみる。妄想ではなく現実問題としてディーラーに赴けば乗れるクルマ、であり、現行のモデルである。 プジョー RCZ 3008 207Style ルノー ルーテシアルノー・スポール カングー シトロエン C5ツアラー(1.6のヤツ) クライスラー 300C キャデラック CTSスポーツワゴン BMW Z4 sDrive35is フォルクスワーゲン シロッコR この辺まではMiToでディーラーに乗り付けて、普段着で「あの〜、試乗したいですけど〜」と言えば試乗させてくれそうだ。 また国産車にも乗ってみたいクルマはいくつかある。 トヨタ SAI レクサス IS350 日産 ジューク エクストレイル(クリーンディーゼル) ダイハツ コペン スズキ スプラッシュ アルト 我ながら随分支離滅裂なラインナップだと思うが、特に国産車は「道具として優れているならぜひ乗ってみたい」というヤツばかりだ。その他フェラーリやマセラティは、アルファロメオ仙台泉のすぐとなりにショールームがあるにも関わらず、心の中の距離はものすごく遠い(笑)。こっちが勝手に気負ってるだけだろうけど、やはりMiToで乗り付けてTシャツにジーパンではお引取り願われるだろう。 |