クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
<< 「加齢」が欲するドライビンググローブ | main | プン太郎定期レポート#10_2019年7月 >>
プントエヴォで行く!至福の岩手県道1号線他
| その他のツーリング・夜活など | 09:26 | comments(4) | trackbacks(0) |

高速道路、有料道路を使わずに岩手県盛岡市から宮城県仙台市へ帰ってくる。200km程度の道のりではあるが時間はかかる。だがそれは至福の時間だった。

実はこのコースは以前にも挑戦しようとしたことがある。昨年5月の「プン太郎で行く!下道・盛岡2018」がそれだ。そのエントリーの最終段に筆者はこう書いている。
 

翌日の帰路は御所湖から錦秋湖へ下る「岩手県道大冒険その2」を目論んでいたのだが、ある事情から予定を変更、ひたすら東北自動車道でこの200kmを下ってきた。


この「ある事情」とは通風の発作である。この数日前から左足首に足を捻った時のような鈍い痛みがあった。通風など患ったことがない筆者、違和感を覚えつつもほっときゃ治るだろという、身体もクルマも同じロジックで放置。だが上記エントリーの夜に痛みはピークを迎える。楽しい呑み会の席で「あ、それ、通風だよ。大丈夫、薬飲めば治まるから」というありがたいアドバイスはいただいたが、異郷の地でその薬はどーすんのよ!!呑み会は座ってりゃいいが、散会後激痛に脂汗を流しつつ宿まで1.5kmの道のりを歩くという地獄を見たのだった。ましてや問題はその翌日の帰路。通風は患部に負荷をかけなければ痛くないのだが、6MTのプン太郎で、左足に負荷をかけずに運転することなど不可能だ。とにかく高速道路に乗ってしまえばあとは何とかなるの心意気で走り出したはいいが、Cペダルを踏むたびに「うおおぉおおぉおおおっっっっ!」と叫び声をあげることになった。いや、比喩じゃない。文字通り這う這うの体で病院に倒れ込み、薬を処方してもらった。もうあの地獄には行きたくない。
 


 

というわけで、ようやくリベンジの時が来た!!。筆者の期待感は容易に想像いただけよう。前夜(というか当日)26時近くまで盛り上がったこの呑み会の翌朝、8時前にはホテルを出発。盛岡市街地と秋田県境のちょうど真ん中あたりにある御所湖まで約30分のイントロを楽しむ。郊外への道行きだからか朝のラッシュの影響はない。
 


御所湖の西端付近で岩手県K1に乗る。いよいよだ。
 


濃密な緑。曇り空に薄日。今度は通風の痛みじゃなくて喜びの雄叫びをあげた(これは比喩です)。山間の県道を走る気持ち良さとは、とどのつまりマイペースで走ることができるかどうかなのだが、幸いほぼ全編が追い越し可能路線で、それでなくとも交通量は少なく、時々いる前走車もペースは良い。おおお。こりゃまた大勝利路線じゃないか。
 


雪深さを物語る
高い位置の矢印



大小様々な種類のタイヤで作られたキャラ、
その名も「安全第一君」


そんな具合に絶好調でK1を走破し、岩手県西和賀町の川尻橋交差点でR107と合流する。少しだけR107を秋田方面へ進み、次はK320、K40へ進む。K320は宮城-福島間でよく経験する、対向車が来たら一旦停止を余儀なくされる感じのワインディング。しかも落石が著しい。こわいよ!
 


K320北側入り口にある
何やらよくわからないスペースにて



直前の雨も影響しているのかもしれないが、
こりゃあひどい



これから走るK40も見える


ちょっとした峠越えのあと合流するK40は、ふたたび集落と集落の間を走る細い生活道路の態。毎年1度は走る栗駒山北側のR342につながるこのK40も楽しみにしていた県道のひとつ。走破区間は短かったが期待を裏切らない風情だった。R397を一瞬だけ西進してR342に無事に合流。次は宮城県、秋田県、岩手県の3県にまたがる栗駒山の北側を走って、お馴染の宮城県岩出山へ抜ける参段。
 


筆者近影


R342は秋田県東成瀬村を南北縦に走り抜ける大好きな道路なのだが、この日は異変が。村の南奥(つまり集落を抜けてあとは栗駒山へ登って行くだけの部分)に成瀬ダムが建造中で、そのための工事車両が山のように走っているのだ。しかも村民への配慮だろう、工事車両は時速40km厳守!!とあちこちに看板が立っている。40km/hで走る工事車両が4台も5台も連なって大量に走っているのである。これには参った。実際に工事現場を見ればその規模は凄まじく、むべなるかなとは思うが、こんな状態が何年も続くのかと思うと東成瀬村民には同情を禁じ得ない。ダム工事現場さえパスできれば、あとはいつものR342である。一転してマイペースで標高を上げて行く。
 


凄まじい規模の
成瀬ダム工事現場。
あと何年かかるのやら



相変わらず山菜取り人向けの看板があちこちに。
「捜索費用莫大にかかります。」がリアル(笑)
栗駒山系遭難対策協議会謹製



須川湖。
珍しくガスがかかってない。
盛岡から宮城県まで
ジャスト3時間だった


ここから先は「毎度お馴染」なルートなので、ひたすら安全運転だけを心がけて栗駒山を下り、花山ダム、小野ダムを経て岩出山方面へ抜ける。筆者の宮城県内ラーメン屋ランキングベスト3に入る「大黒屋(大崎市岩出山下一栗一本杉5-15)」へ。エントリー冒頭で共有している地図の終点はこの大黒屋である。
 


宮城県側は曇天。
湯浜峠は濃霧









醤油チャーシュー麺830円
半ライス110円
半熟煮玉子60円
合計1,000円で天国へ行けます


醤油チャーシュー麺で腹を満たしたあとは、ひたすら帰る。宮城県に入った途端天気はぐずり始めた。寝不足は数々の良道を走破する高揚感が打ち消してくれたが、さすがに手慣れた道を満腹で走るのは難しい。ペースを落として慎重に走る。
 


盛岡旅行のおみやげを
宮城県岩出山で購入。
ベリーエクセレント酒まんぢう屋、
花山太右衛門商店
(大崎市岩出山字二の構147)



陸上自衛隊王城寺原演習場脇の
定点観測地点



往復路の合計なので参考値。
約9時間/往復483km。
復路だけなら約6時間


さすがに盛岡から200kmの距離を、下道+峠道+山道の組み合わせで仙台に戻ってくることを万人には奨めないが、パーツに分解して楽しんでいただくことはできると思う。岩手県K1は特におすすめ。夏も良いが秋も良いだろう。それに岩手県はR4、E4(東北自動車道)の東側、太平洋側も味わい深い県道・国道が山盛りである。筆者のようなひとりツーリングマニアにとっては宝の山なのだった。
 

JUGEMテーマ:ABARTH

ドライブの際に人造湖に寄ったり目的地にしています。
良い悪は置いておいて、その建造物のスケールに驚きますよね〜
人間ってこんな巨大な物まで造っちゃうだから、ホント凄いと思います。
そんな経過を見れるのも羨ましいです。
| ガキんちょチンク | 2019/07/21 9:26 PM |

◇ガキんちょチンク様
そうですよねぇ。その山奥のダムに向かう舗装道路も、「こんなところで舗装工事をした人がいるんだなぁ」と感慨にふけることがあります(笑)。
| acatsuki-studio | 2019/07/21 9:28 PM |

こんばんは。エントリーが遅くなりました。岩手の道はかなり良い道が多いですね。県道1号も走ってみたい道です。私のお勧めは、今回の道のもう一本東側、焼石栗駒線です。水沢からR397を西に向かい、胆沢ダムのダム湖を過ぎたところから入ります。警察もいないし、交差する道路もないし、最高です。R342niぶつかったら、栗駒山か本寺村から県道49号線で、一路仙台へ。こんどの夏には県道1号線に挑戦してみます。
| kikuchi | 2019/07/23 7:04 PM |

◇kikuchi様
焼石ほっとラインですよね!あそこは最高です。

http://withcar.jugem.jp/?eid=1383

もうちょっと距離が長いともっと最高ですね。岩手県道1号は今回は南下しましたが、錦秋湖から北上してもベリー美しいと思います。盛岡まで抜けて冷麺でも食べてくると思い出深いツーリングになると思います(笑)。

岩手県はとにかく広いですから、制覇するのは時間がかかりそうです。でも宝の山ですね。
| acatsuki-studio | 2019/07/23 10:20 PM |










http://withcar.jugem.jp/trackback/1680
+ PROFILE
+ accesses since Dec.2009
+ RECENT COMMENTS
+ 「クルマで行きます」用語集
■プン太郎■
筆者の愛車ABARTH PUNTO EVOのこと。
ブログ本文に「プントエヴォ」と
フルネームで書くと煩わしいので命名。

■R、K■
R=国道(Route **)
K=県道(Kendo **)
のこと

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。

■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

■朝練&夜活■
早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■EDO■
Eat and Drink Organizationの略。
親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
「同乗者無しでひとり1台」
「うまいものを食べ、飲む」が掟。
+ CATEGORIES
+ LINKS
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< August 2019 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT TRACKBACK
+ ARCHIVES
+ MOBILE
qrcode
+ OTHERS
このページの先頭へ