クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
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C3で行く!・石巻でゆずこしょうゆを買わねばならぬ
| その他のツーリング・夜活など | 06:58 | comments(4) | trackbacks(0) |

我が家では石巻市山形屋商店の「ゆずこしょうゆ」なる商品を常備・愛用している。同市内のいしのまき元気いちばで金華さば焼き定食とともに食したことがきっかけだが、焼いた食材なら何でも合う…、いや、合うどころか旨味がツインターボで加速する逸品である。愛用しているが故にあっという間になくなってしまう。もちろん通販など使わない。買いに行かねばならないので石巻へ出かけてきた。おいしい昼食にありつきたい当家長男も同道。結局家人のシトロエン C3に家族三人同乗と相成った。
 


この日、プン太郎はるすばん


自宅から石巻市内への経路をGoogleMapに尋ねれば、筆者愛用のコースとは少々異なるプランが勧められる。しかし改心するつもりはない。多少遠回りでも眺めの良いコースを行く。例年よりも早い梅雨入りを迎えた仙台だが、この日は晴れていた。朝9時過ぎに出発。まずは大和町・大郷町を経由して鳴瀬奥松島ICへ。三陸自動車道へ乗る。
 


定点観測地点


東北本線
竹谷第二踏切


余談だが、うっかりミスで壊してしまったオリンパスのデジタルカメラXZ-2に代わり、新機種を導入した。なのでこのエントリーからはキャノン PowerShot G3Xというカメラで撮影した画像を使用している。この機種に決まるまでにも紆余曲折があったのだが省略。優先項目の筆頭に光学4倍ズーム以上という条件があったのだが、G3Xは光学24倍ズームである。そのズーム機能以上に画質が高精細だったことの方が嬉しい。ラッキー。
 


こんなの。
XZ-2でこの肌理の細かさは無理でした


カメラのことはどうでもいい。この日のハイライトは三陸自動車道、すなわち自動車専用道路を100km/h前後の速度で走るC3の挙動や如何に、というところ。鳴瀬奥松島ICから石巻女川ICまでの約15kmを100-120km/hで走破した結論としては、「もっ、さいっこ!(もう最高、の意)」であった。まず直進がビシッと決まる。ハンドルには手を添えているだけで良い。その電子制御アシストのハンドルも、あくまで滑らかなままセンターにどっしり落ち着く。かと言って別に切り始めの微舵域に不自然なフリクションもなく、リニアリティに満ちた旋回もできる。レーンチェンジスペシャルでもない。レーンチェンジスペシャルとは、鼻の動き出し領域だけは妙にクイックな反応なのに、旋回が深くなっていくにつれて曲がらなくなっていく、一部のクルマに見られる特性のことだ。少なくともC3にそれはない。EAT6で制御される3気筒エンジンのノイズも大した事はない。いやぁ、これなら東京日帰り往復も夢ではない。

そんな風にC3に喜ばされてしまったので、石巻市内には早々に到着してしまった。印象としては「あっという間に」である。元気いちばのフードコート開店まで少しだけ時間があったので、お馴染の真野地区へ。田植え直後の水田が美しい。
 


上掲、麦の写真撮影場所


ここも定点観測地点


水田風景を堪能した後は、空腹を満たすために元気いちばへ。旧北上川沿いを走る旧道を久しぶりに走破。いつもとは反対方向からアプローチすると、直前に石ノ森章太郎作品をテーマにしたミュージアム施設「石ノ森萬画館」脇を通り過ぎることになる。正面玄関前はなんと長蛇の列である。この日は特別展「平成仮面ライダー20展」の真っ最中。中でも期間中最後のイベント「仮面ライダーWがやってくる!握手・撮影会」開催日だったのだ。ちなみに石ノ森章太郎は石巻市の隣の登米郡の出身で、石巻市内の至るところに石ノ森作品のキャラクターのフィギュア・石像が置かれていたり、垂れ幕がかかっているほどの「石ノ森推し」なのだ。この日は萬画館付近の道路も歩く人が溢れている。ライダー凄えな、と呑気な感想を抱きつつC3を進めると、元気いちばほぼ正面の「橋通り」という路地がロックアウトされており、「橋通りCRAFT PARTY」なるイベントが開催されているではないか。案の定付近の駐車場は軒並み「満」表示である。
 




結局2-3ブロックも離れた駐車場にC3を停めることになり、計らずも市内散策も楽しめることになった。石巻市はそれなりに広域だが、繁華街は東日本大震災の津波による大きな被害を被った。8年が経過した今でも、市街地の住人がなかなか増えないという。確かに目抜き通りの商店街にもシャッターが降りている店舗は多く、さみしい印象は免れない。しかし上記萬画館を運営する「株式会社街づくりまんぼう」さんやリボーンアートフェスティバルのサポーターまで務める「ISHINOMAKI2.0」さんなど、経済面だけではなく、人やアートの力で石巻を活性しようとする人々はちゃんといる。老舗の飲食店も踏ん張っているお店がいくつもある。やや内陸側の蛇田地区が中心部のようになってしまった石巻だが、石巻駅前を中心とした旧来の商店街の復活を筆者は応援したい。港町だけに、海の男たちを客に当て込んだ大小の酒場が林立する旧路地の景観は、文化遺産ですらあると思う。
 




こういう看板の意匠まで貴重


いしのまき元気いちばへ到着!
ようやく!


しかしそれにしても腹が減った。ようやく元気いちばに辿り着いてみれば、食券販売機の前には長蛇の列。ここもかよ!11時を少し過ぎたところなのに…。もっともおかげでじっくりとメニューを選ぶことができた。家人と長男は「元気丼(という名の海鮮丼)1,250円」、筆者はやはり「金華さば焼き定食1,200円」。
 


さばは冬期の方が美味いと思うが、6月の今でも充分に美味い。特にテーブルに配されたゆずこしょうゆを大根おろしにかけてさばと一緒に口に入れると、マジでトリップである。米どころだけあって白米も美味い。なんなんだこれは!けしからん!美味すぎる!!と夢中で食べてしまった。混雑する店内から早々に退店。フードコートから1階に降り、自宅用にゆずこしょうゆ大瓶2本を購入。離れて暮らす長女のために小瓶を家人が購入。そもそも自炊してるのか?あの人は。ネコに小判にならなければ良いのだが…。
 


旧観慶丸商店


仙台でも有名な老舗楽器屋「サルコヤ」。
残念ながら閉店が決定


この画像は
職場PCのデスクトップ画像に
指定したい


また市街地をぶらぶら歩いて駐車場へ戻る。あとは宮城県内陸部の県道を走り継いで帰宅するのみ。さてどの経路で…?と思案しながら市街地を横断していたら、家人がこの夏に追分温泉に宿泊することを思い出した。これまで当ブログで何度かご紹介した追分温泉は、石巻から登米郡津山へ抜ける峠道の途中にある。今後の展開次第では同行者をC3に乗せて、家人の運転で行く可能性もある。下見を兼ねて走ってみる?と訊いたらぜひ行ってみたいということになり、その峠道ことK63を目指すことにした。
 


石巻市内から北上川を渡る古川橋までのK33のカントリー具合がまず素敵である。筆者は助手席で何枚も写真を撮っていたのだが、車内から見渡し、撮影できる範囲ではあの雄大さが伝わらない。写真の腕が無いのは承知の上、ちゃんと腰を落ち着けて撮影していないことも原因だろう。普段のひとりツーリングの道行きで美麗景色に心の中で歓声をあげることは多いが、写真を撮るためにクルマを停めることは、ある意味で苦痛になってしまう。美麗景色を写真に収められないのは、「写真を撮るよりも走っていたい!」という気持ちが上回った結果であり、クルマヘンタイとしては正しい行いなのかも。なわけない。

北上川を渡り、今度はその河口を目指してK197を走る。今回助手席に呑気に座っていたおかげで周囲を見渡す余裕があり、このK197沿いにいくつか集落があることがわかった。ひとりで走っている時は、何もないさみしい道だと思っていたのだが、ちゃんと人の営みがあったのだ(失礼な話だ)。そんな集落の中でも大きめの橋浦地区から内陸に入っていく。K63も平地部分にはよくある田舎の風景が広がっているのだが、ひとたび山の中へ踏み込んでいくと、そこは立派な峠道。C3の横幅1,750mm問題が浮上してくる。ともあれ北上川側から登っていけば、追分温泉はそれほど奥地ではない。味わい深い木造宿舎が見えてくると、「ここかぁ!」と家人の感慨もひとしお。
 


K197を太平洋方向に向かって爆走!


K63も峠道パートがあります


追分温泉


さらに峠道を登る。登米郡に入るこの領域もまた味わい深い。津山に入り、R45、K61で三陸自動車道・桃生津山ICをスルー。橋梁に亀裂が発見され大型車両規制が布かれる豊里大橋を渡り、K237に乗る。このK237が凄い。何が凄いって田んぼの真ん中をひたすら真っすぐ走るだけの道なのだ。北米大陸中央の荒野をルート何号だかしらないが、一直線に走っている絵をご記憶の方も多かろう。あれの田園版である。
 


K237からK15へ。カード払い不可の昭和シェル石油SSの石沢商店を通り過ぎ(懐かしい)、R346を跨いで小牛田へ。小牛田からはいつものコース、K152で大郷町へ。このあたりで家人と運転を交替して、朝走った道を戻ってくる。この辺はバリエーションが少ないので、どうしても同一コースを走らざるを得ない。不本意である。15時過ぎに帰宅。
 


これが!


C3のトリップメーターの操作方法がよくわかっておらず(笑)、今回は走行距離を計測できていない。おそらく250kmくらいだろう。そもそも運転が安楽なC3の上に、家人と運転をシェアしたので身体的疲労は最低限。お醤油購入と昼食を摂るだけのツーリングとしては上々だった。ログは取っていなかったが、GoogleMapに描画してみようと思う。カントリーロードと峠道の両方を楽しみたいという宮城県と岩手県南部在住のヘンタイ諸氏は、ぜひ走ってみてほしい。老婆心ながら、天気の良い日に…と付け加えておく。
 

JUGEMテーマ:CITROEN

 

ゆず胡椒を醤油に溶かしたもの?
ゆず胡椒はうちでも定番なんですよ。

あと、グリーンタバスコことタバスコハラペーニョソースが旨いですよ。名前からすると激辛かよ!と思いますが、普通の赤いタバスコのほうが全然辛いです。辛い物好きからするとほとんど辛くないくらいです。でも、旨いんですよ。いろんなものに合います。でも、最近、あまりお店で見かけなくなりました。
| hoshinashi | 2019/06/11 12:36 PM |

◇hoshinashi様
ご明察。ゆずこしょうが含まれてます。あとゆず果汁がいい感じ。

グリーンタバスコ、我が家も常備してます!むしろ最近はグリーンばっかり食べてたな、そう言えば…。ちょっと味が複雑になって旨いですよね。
| acatsuki-studio | 2019/06/11 1:28 PM |

ウチでは柚子一味(または七味)がそばうどん時には欠かせません。

石垣に移住してからは入手困難で頭を抱えてましたが、こういう時こそAmazonだったんですね。

| じゃる | 2019/06/17 10:18 PM |

◇じゃる様
ゆずって万能じゃないですかね。今日行きつけのカフェでゆず皮のピール(自家製)とチョコを出してもらったんですけど、ありゃうまい。
| acatsuki-studio | 2019/06/17 11:46 PM |










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■プン太郎■
筆者の愛車ABARTH PUNTO EVOのこと。
ブログ本文に「プントエヴォ」と
フルネームで書くと煩わしいので命名。

■R、K■
R=国道(Route **)
K=県道(Kendo **)
のこと

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。

■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

■朝練&夜活■
早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■EDO■
Eat and Drink Organizationの略。
親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
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