クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
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その後のNANKANG NS-2R
| パーツ/グッズ | 20:27 | comments(19) | trackbacks(0) |

装着翌日に200km走破して、インプレッションの次フェイズに突入したノーマルタイヤ ナンカン NS-2R。次のフェイズとは何か。
 


100km走ったので
ボルト緩みのチェックも完了。
でもまだキャップを被せていない


まず空気圧である。88XLというロードインデックスを鑑み、クローバーガレージSさんの判断によって装着時の空気圧は2.5barとされた。これはプン太郎の車重と各4輪の接地荷重からSさんが割り出した圧だ。導入経緯を紹介したエントリーにも書いたように、NS-2Rのサイドウォールが本来の性能を発揮させるには、最低圧は2.0barである。現状の2.5barよりもコンフォート味が欲しければ2.0barまでの範囲で下げても良い。逆に2.8barくらいまで昇圧しても良いという。マジか?そもそもそこまで空気圧を上げてタイヤ中央の接地面積を減らして何かイイコトあるの?と問うと、サイドウォール側ばかりが減る場合は、極端に圧を上げてタイヤの丸みを増し、結果タイヤ中央部分だけ削るという対応もあるという。

まぁそんなハイプレッシャーごっこをせずとも、0.1bar単位で空気圧を変えるだけで、タイヤの乗り味はすごく変わると。これはSさんだけでなく、物の本でも読んだ。ひとまず筆者としてはNS-2Rの剛直っぷりをもう少し柔らかくしてみたい。なのでフィアットがそもそもプントエヴォに指定した2.3barまで下げてみた。

こ・れ・が!!

思った以上に感触は激変したのだ。

2.5barでの挙動

  • とにかくゴツゴツと突き上げる感触が絶えない
  • 直進が神経質で気疲れするほど
  • 旋回時挙動の爽やかさは未体験ゾーン!


2.3barでの挙動

  • サイドウォールがよく動き、ゴツゴツ感が減った
  • どちらかというと粘って直進から動きたがらない印象
  • 全域に渡って安楽さは増した


ざっくり一言で言えばコンフォート性が増したということになる。これは朗報。なんだかんだ言っても、プントエヴォは実用車ベースのGT的キャラクターなのだから、旋回特化型とするには(筆者には)荷が重い。

ではあるのだが、大きく印象が変わったのはむしろ旋回時だ。旋回負荷がかかっている時、2.5bar時はがっちり路面を掴んでも、シールを剥がすようにパリッとドライに推移した。しかし2.3bar時はゲル系の接着剤が剥がれる瞬間のように、タイヤが名残惜しそうに路面を掴みつつねっとり剥がれていく感触…と書いてわかっていただけるだろうか。空気圧微調整はつまり路面を掴む瞬間よりも、剥がれる瞬間にこそ差異が見られるのだ。

例えばサーキット走行のように、とにかく反応速度を上げてナンボの環境では、2.5barのような挙動が嬉しいだろう。だがそれは必然的にかなり上の速度域での話になる。一方日常生活のほとんどの場面では、せいぜい60km近辺までで解決するし、旋回時の速度も低い。となると2.5bar時のNS-2Rの挙動は、普段使いにはピーキーで神経質すぎるのだ。それが高性能車っぽくて嬉しい!という方もいるかもしれないが、おっさんの筆者にはちょっと、ね…。

ということで、当面は前後2.3bar、あるいは前2.4bar/後2.3barで行こうと思う。

ところで、0.1単位で調整するにはエアゲージの精度がキモだと思いますが、どちらをお使いでしたか?
うちのはエーモンのやつ(最下層ではない)ですが、違和感を感じてディーラーのヤツと比較してもらったら、結構違いがありました。
多分、MiToの時に買い直したヤツですが。
今のうちのゲージでは0.1単位の調整は無理なので、買い直そうと思っています。
| hoshinashi | 2019/03/06 7:27 AM |

◇hoshinashi様
ずばり、エーモンですがな。

https://www.amon.co.jp/products2/detail.php?product_code=6778

バルブに当てづらいなぁとは思いますが、形状よりもユーザーに難があるような…。でも先日降圧時に測ってみたらぴったり2.5bar(1時間くらい走った後でした)だったので感心しました。
| acatsuki-studio | 2019/03/06 10:24 PM |

一番の適正値はメーカー指定値ですが、装着タイヤがXL規格ですので必要な装填空気圧の計算値が変わりますからご注意を。。。

XL/RFD規格の高い負荷能力を発揮するためには、空気圧の調整が非常に重要です。必要な空気圧を確認し、新車装着時の負荷能力を下回らないようご注意ください。

新車標準タイヤと同サイズでXL規格のタイヤを装着する場合、タイヤサイズによって、STD規格に比べて必要な空気圧が変わることがあります。

例えば新車装着サイズが215/45R17 87Wに対して、
215/45R17 91W XLを装着する場合、
車両の指定空気圧が210kPaだとすると、STD規格の負荷能力が505kgに対して、XL規格で505kgの負荷能力を維持するためには、230Kpaの空気圧で充填する…てな感じで計算します。

大きなお世話でしたm(_ _)m

| じゃる@BMW i3 | 2019/03/07 12:42 AM |

はじめまして 大阪でプジョー308SW(T9)に乗っているしろきち11と申します。
5〜6年前にクルマの買い替えを検討していてプジョーに興味をもって、いろいろ検索していたら、acatsukiさんのブログの307SWの記事がヒットして、それ以来、いつも楽しい記事を拝見させていただいております。そして、3年前にヘンタイの仲間入りしてしまいました。
僕の308SWも46000kmになり、タイヤ買い替えを検討中です。今のところ、ミシュラン・プライマシーかファルケン・ジークス、アゼニスが候補です。 
空気圧次第でそんなに変わるんですね。指定空気圧にしかしてなかったので目から鱗です。(おおげさか?)
奥様の次期愛車選びも楽しみにしております。
突然おじゃましてすいません。 
| しろきち11 | 2019/03/07 8:54 AM |

◇じゃる様
当家のタイヤコンシェルジュは私の目の前で換算表(かなにか)にカチャカチャ入力して「…ということで2.5barが適正値です」と算出してみせてくれたので大丈夫だと思います。その上で2.4あたりが、乗り心地とタイヤキャラの折り合いが良さそうだなと感じている次第です。

ま、理屈はわかってないんですけどね(笑)。

◇しろきち11様
ようこそようこそ。またひとり人生を狂わされた方が名乗りを…(笑)。いやいや、拙ブログがそんな影響力を持っているとは思いませんが、たまにそういう方にお会いすると、嬉しいやら申し訳ないやら。プジョー 308SWですか。うらやましいです。コメントくださり嬉しゅうございます。

さて、まぁそんなわけでお財布が許すなら私もミシュランにしたかったです。ただ現状ミシュランの国内流通品は本国製造ではなくアジア圏製造なんだそうです。本国にはパイロットエグザルトのもっとスイートな仕様が売ってるそうなんですけどね。確かMiToが純正で履いていたのがそれで、おそらくそれは欧州仕様の品物だったはずなんですけど、購入の最初から履いていたのでほとんど印象に残っておらず(ずこー)。その後安タイヤを取っ換え引っ換えしている内に、良いタイヤとは?がわからなくなってしまったのでした(泣)。

今回のナンカンも飛び道具としては面白いですが、「あとは一生これでいいや」というタイヤではないですねぇ(笑)。

タイヤの空気圧、0.1bar単位での上げ下げ、本当に面白いですよ。今回のケースは硬めのタイヤをいきなり0.2bar下げたので、よりはっきりわかったんだと思います。足周り全体の印象が変わるほどですから、遊びの意味でも試してみる価値は大ありだと思ってます。

家人のFX問題、ここに来てディーラーから「DS車からDS車への乗り換え、20万円サポート!!」とか案内が来ていて、「なら新DS3に乗り換えればいいじゃん!」とかひとりつぶやいていました(笑)。おもろかった話題にはいつでもコメントくださいねー!
| acatsuki-studio | 2019/03/07 11:46 AM |

>タイヤの空気圧、0.1bar単位での上げ下げ
ををー新しい楽しみが増えましたね(^_^)
にしてもずいぶん空気圧にセンシティブなタイヤですね。XL規格だからかな?それともacatsukiさんのセンサーが鋭敏なのかな?
分かっておられるでしょうけど、タイヤがあったまってくると圧も結構変わります。水分が入ってしまうとさらに変動しやすくなります。
TPMS着けてモニタリングするのも面白いですよ?
スローパンクチャーの早期発見にも役立ちますし。
| alfa_manbow | 2019/03/07 12:18 PM |

うちのRivale、ミシュランのPilot Sports 3はいてますよ。4ではないです。
| Profumo | 2019/03/07 4:00 PM |

ミシュランは銘柄、サイズによって製造国はバラバラです。
我がFIAT500の185/55R15のPS3はヨーロッパでは販売していないので、タイ製です。
アジア製は最近は中国製よりタイ製の方が多い気がします。
ヨーロッパも、フランス、イタリア、ドイツはもちろんですけど、ロシアだったり、ハンガリー、スロバキアなどの東欧などなど多彩です。
SUV系はUSA製が多かったりしますね。
安くて美味い製品を見つけるのも道楽ですけど、定番も味わっておくのも良いですよ。
| ガキんちょチンク | 2019/03/07 6:38 PM |

◇alfa_manbow様
以前からやってみようと思いつつ「0.1barの差がわかるわけねぇ!」とも思ってたんですよね。でもわかりますよ。少なくともこのブログ読んでるような人は(微妙に失礼な物言い)わかると思います。

ちなみに当家のタイヤコンシェルジュさんは、タイヤセンサー入れてると作業してくんないそうなので(笑)、まぁいいやって感じです。

◇Profumo様
ミシュラン、ほしい。

◇ガキんちょチンク様
そりゃー、定番品をちゃんと理解したいですよ(号泣)。
| acatsuki-studio | 2019/03/07 7:57 PM |

こんばんは!タイヤのコメント伸びますね!これだけタイヤをケアしているここに来られる皆さんの愛機はホントに幸せだと思います!正直今タイヤの空気圧気にしている日本人てどれくらいいるのでしょう?空気圧やエンジンオイルの点検を定期的にする方がハイブリッド乗るより余程エコな気がします。私もミシュラン好きで乗り継いだ車につき一回は購入しましたが、フランス産は確か一回だけだった気がします。ある評論家がミシュランは地下足袋のようなタイヤとコメントしてましたが、グリップの絶対値より路面状況の分かりやすさ重視という意見でした。好みで別れるところですが総じて欧州産は同じベクトルですかね。逆にグリップのコスパは国産が総じて優勢だと思います。
| じゅんすか | 2019/03/07 8:03 PM |

◇じゅんすか様
ねぇ、伸びますね。やっぱりみなさん機械としてのクルマも愛しておられるのですね。そういう先輩方からコメントいただけるのも嬉しいし、このテのエントリーをアップする時は推敲の回数も増えます(笑)。

>>空気圧やエンジンオイルの点検を定期的にする方がハイブリッド乗るより余程エコな気がします。

腹の底から同意いたします。もっとも私がプン太郎を正しくメンテしてるかというと、甚だ疑問ですが(笑)。

ミシュラン、コンシェルジュからも薦められたんですけど、予算の倍額だったんで見送りました。次はミシュランにしたい!!地下足袋履いたことないけど、言わんとすることはわかります。次はミシュラン宣伝大使として活躍する所存です!!
| acatsuki-studio | 2019/03/07 8:28 PM |

タイヤを変えると、別のクルマかというくらいの印象ですね(言い過ぎ?)
まあ、接地面はタイヤだけですから、やっぱり影響は大きいですね。

ミシュラン同士でも、かなり違いますし、同じタイヤでもクルマが違えば、印象も変わってきます。別のクルマの印象で、そのタイヤを買ってイマイチだったこともあります。タイヤの試着ができればいいんですが(笑:お似合いですよ、とか言われても困りますがね)
| little red sherbet | 2019/03/07 10:26 PM |

◇little red shebet様
そうなんですよ!フィッティングさせてもらえれば最高なんですけどねぇ。どんなに高価なクルマでも地面に接しているのはあの205mm×数十mm四方の極少面積×4なんですものねぇ。時々思い返すようにしています(笑)。
| acatsuki-studio | 2019/03/07 10:33 PM |

>>acatsuki-studioさま
>タイヤセンサー入れてると作業してくんないそうなので(笑)
あれま、じゃあうちのGiuliettaは診てもらえませんね(´;ω;`)
純正内蔵が増えてくるとお客が減っちゃうんじゃ……
市販の簡易版はバルブキャップと交換するのが大半のハズなので、着脱は大した手間じゃないですよ?まあ、必須のアイテムじゃないし、お好みでって程度ですケド。

それはともかく、タイヤの試着!やってみたいですよねえ、せめて自分のクルマでなくとも同一車種で複数種類のタイヤを同時期に味見できると多少は違いがわかるんじゃないかと思うんですが……古くなったタイヤを新しくしたら良くなるのは当然だし、新品当時の状態なんてちゃんと覚えてないし、結局うろ覚えの感覚と印象での選択になっちゃってます。
個人的には絶対的なグリップより初期の応答性とか曲がってるときの気持ちよさとかに重きを置くんで、そもそもの価値基準が感覚的なものになってしまってるんですけどね(^_^;)
| alfa_manbow | 2019/03/08 6:55 AM |

acatsukiさん、素直にRivale欲しいって言っていいんだよ。あげないけど。(笑)
うちのPS3、イタリア製でした。喜んでいいのかどうか、よくわからない(爆)

高速道路での素直なステアリングはタイヤのおかげもあったのかな?すんません、多分このブログ読者の中で一番よくわかっていない私がミシュランはいてて。
| Profumo | 2019/03/08 5:01 PM |

うちのミシュラン(スタッドレス)はスペインのバリャドリードってとこ生まれらしいですよ?
冬タイヤが欧州生まれって、あんまり……
偏見かな(^_^;)
| alfa_manbow | 2019/03/08 9:55 PM |

◇alfa_manbow様
ガキんちょチンクさんからもセンサーおすすめされてたんですけど、結局付けてないなぁ…。今付けたいのはドライブレコーダーですね。多分2-3回撮ったら飽きると思うけど(笑)。

サーキットに行く人なんかは、タイヤ交換は人が靴を履くのと同じような感覚なのかもしれませんけど、仮に複数のタイヤがすでにホイールに装着された状態で用意されていても、「どれ、交換すっか!」みたいにはならないと思うんですよね。西蔵王公園で雨の中2回くらい交換しましたけど、病み上がりに(笑)。あれは特別ですね。

◇Profumo様
いやいや、ちょっと、調子に乗らないでくださいよ。Rivaleなんて欲しいわけない…くないじゃないですか!!っつーかさー、ちょーうらやましいわ。オレもなんか新車買ってドヤ顔決めたいわ。最後の自然吸気マセラティ グランツーリズモMC買って仙台−青森間4時間くらいで往復してみたいですわ!

中古ならアルファロメオ 8Cっすね。最近「応談」ばっかりでやんなる。

で、イタリー製ミシュラン、フクザツですね(笑)。案外イタ車にイタタイヤ、ぴったりなのかもしれません。manbowさんのはちょっとどうだかわかりませんが(笑)。
| acatsuki-studio | 2019/03/08 10:31 PM |

単なるデータですが、これまでに履いたミシュランの出身地です。
PS2:ブラジル
PS3:タイ
XI2(スタッドレス):日本(2010年頃)
XI3(スタッドレス):ドイツ
Energy Saver+(ルーテシア純正装着):スペイン
ちなみにコンチネンタルの出身地です。
CPC5:ルーマニア
CVC6(スタッドレス):ドイツ
グローバル企業だと世界中に工場があるなーという印象です。
残念ながらミシュランは数年前に日本で生産委託を終了したので、MADE IN JAPANはもう見れなくなりました。
あ、空気圧超重要です!指定圧+20kPa〜-20kPaくらいの範囲(正直マイナス方向はおススメしませんが)で調整してみるだけで春夏秋冬1年間はお楽しみいただけます。
| A.Sud | 2019/03/09 8:49 AM |

◇A.Sud様
さすがのデータ量。当家のタイヤコンシェルジュは、今はブラジル産とロシア産がやばいと言ってました。おー。

>>指定圧+20kPa〜-20kPaくらいの範囲(正直マイナス方向はおススメしませんが)で調整してみるだけで春夏秋冬1年間はお楽しみいただけます。

御意。しばらく楽しめそうです。こんなところにも宇宙が広がってたなぁって感じです。
| acatsuki-studio | 2019/03/09 10:23 PM |










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