クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
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今さらながら、タイヤ空気圧
| パーツ/グッズ | 20:20 | comments(17) | trackbacks(0) |
中古車のプン太郎購入時についてきたスタッドレスタイヤのインプレッションを書いたら、「そもそも6年オチのタイヤにいちゃもんつけてもしょーがねーべ」的な、たしなめるコメントをたくさんいただいてヤラカシタ感100%のacatsuki-studioですこんばんわ。

筆者の知見の低さを露呈することにはなったが、読者からさまざまな知恵をいただいたり見識に触れることができて、ありがたいことである。あのエントリーは残しておくので、2012年当時のヨコハマタイヤ製スタッドレスタイヤの製品的傾向を知る手がかりにしていただければ幸いである。実生活に有効なフィードバックになるかどうかは甚だ疑問だが(笑)。


などと言っている場合ではない。2012年製YOKOHAMA ice Guarde iG50について、もうひとつ懺悔案件が発覚した。先日馴染みのガススタンドで何の気なしに空気圧を測ってもらったところ、リア側の空気圧が不均等で、かつ高目であることが判明した。なんと先日のインプレッションは空気圧が正しい状態ではなかったのだ。横浜ゴムさん、すみません。そこで改めて空気圧を揃えて、かつ低めに設定してみたところ、ずいぶん印象が変わった。人によっては「激変」と言うかもしれない。端的に言えば良くなった。「タイヤの評価を指定圧以外でやっても意味ねーべ!」と呆れている読者もおられよう。ホントすみません。

ここでアバルト プントエヴォの指定空気圧を記しておく。

215/45/R17 91Y(軽積載時)
前=2.3bar
後=2.1bar

※スノータイヤ時は0.2barずつ高くすること

スタッドレスタイヤを装着している現在はリア2.3barが指定圧ということになるが、これを後ろ2.1barに揃えて先日の石巻・釣石神社往復に出発した。すると当然のことながら入力のショックは丸くなった。プン太郎の美点として、(MiTo比)足のチューニングがすんばらしい!ということはこれまでに何度も書いてきた。道路不正からの入力によってタイヤが撓んだり、ダンパーやスプリングが伸び縮みする全ての工程の収束がとても速い。それは可動部分の動き代をある程度締め上げているからと言えば言える。端的に表現すると硬い乗り心地。だがその動きがビシッとすぐに収束するので、「爽やかな硬さ」なのだ、と書いてきた。

今回の調整後も「爽やかに硬い」印象は大づかみのところでは変わっていない。が、「尖った感」は消えた。それは「タイヤが撓んで入力を受け止めている分の変化」が正直に表出しただけと言える。「だけ」ではあるが、その効果のなんと大きいことか。入力による衝撃波の伝わるエネルギーや速度が、タイヤの撓みによってまず緩衝され、さらにダンパーやスプリングやブッシュなどで受け止められ弱まっていく。そういう様子が気取れるのは、恐らくその足周り部品類の動きを受け止める、ボディやシャシー側の組み付け剛性が高いからではないだろうか。それはひたすら美味である。食パンをトーストしただけのドライトーストはパンの味がダイレクトに口中に広がるが、それにバターを塗ってバタートーストにすると、とたんに味の情報量が増えコクが豊かになる。リアタイヤの空気圧調整による変化はそんな感じなのだ。「今受けたドン!という入力の減衰推移はきっとこうだな…」と頭の中で反芻したくなるような情報量である。

タイヤの空気圧を軽視してはいけないとこれまで頭ではわかっていたのだが、今回の1件でわかるように、それは「わかったつもりになっていただけ」だった。ここまで違いを体感すると空気圧測定がクセになりそうだ。さらにタイヤそのものの違いも考慮に入れれば、落とし所は何通りにもなる。だから逆にドライバーの「こういう乗り心地であってほしい」という欲求がきちんとフォーカスされていないと、無間地獄に陥る可能性もある。なんと奥の深い世界だろうか。
http://www.t-net.ne.jp/~kuma_500/fiat500_15.htm
チョッピリ自慢してしまいますけど、我がFIAT500にはアフターパーツのTPMSが取り付けられています。
リアルタイムで空気圧と温度が分かり、パンクなどのトラブルにも直ぐに対処出来ます。
幸いなことにまだ経験していませんけどね。
何より、温度変化によってこんなに空気圧が変化するのか!と驚きます。
お安くは無いですが、お勧めです。
| ガキんちょチンク | 2018/03/10 9:41 PM |

◇ガキんちょチンク様
読んだーっ!すばらしい。パーツそのものの価格もですが、頼んだら工賃もそれなりにかかりそうですね。でもタイヤ空気圧とか温度のセンサーってどうやって付けてるんだ??と思っていたので、すっごく参考になりました。ありがとうございます。
| acatsuki-studio | 2018/03/10 11:32 PM |

エアプレッシャーのセッティング如何で乗り味は変わりますからねえ。

セッティングとしてはメーカー指定値が当然ベストなんですが、0.2から0.5高くすると転がり抵抗減でステアリング応答がよくなるのと若干(僅かですけど)低燃費性寄りになりますが、上げすぎるとトレッド接地面が減少するのでタイヤの限界が低くなるのと、タイヤがハードになるのでショック性(乗り心地悪化)になるためやり過ぎは禁物ですし。

逆に攻め込む走りをするなら値を落としてステアリング応答性、燃費性は悪くなりますがトレッド接地面積を広く保ってタイヤの限界を高める(グリップ性アップ)セッティングになりますよね。
それに上記とは逆にタイヤがソフトになるので乗り心地も良くなりますし、冬タイヤではトレッド接地面が広くなることから雪道でも効くようになります。

スノータイヤでは指定値より上げろと言うのはノーマルタイヤより冬タイヤはソフトのため燃費等が悪くなるので、ノーマルタイヤ時の空気圧との調整相殺でしょうかね。

一点気をつけたいのは、とりわけスポーツタイヤを装着した場合、ピレリP-ZERO系やミシュランPS系、BSのポテンザ、僕らの味方ATRとかなんですが、EX(エクストラロード)規格のタイヤなので、自車のメーカー指定値と自車重量等を元に計算して、これより高めに設定することになります。
というのも超高速走行対応(たいていは速度記号がZR)なので、低すぎるとなんたらプレーニングでタイヤが波打ってしまうので危険ということなんですが、あくまで200キロ超の世界での出来事の話なんでメーカー指定値のまま乗られる方が多いようですね、いちいち計算するのも大変ですし。

とかなんとか長々と失礼しましたが、メーカー指定値は燃費性、応答性、快適性の均衡がとれたデフォルト値ですかね。
これをベースに自分好みの乗り味に空気圧調整しますが、あんまりセンシティブになりすぎるとオーディオ狂と同じく奥が深いかもしれません(笑)
| じゃる | 2018/03/10 11:32 PM |

◇じゃる様
プン太郎ではスポーツモードに入れっぱなしなので、MiTo比燃費が悪いのはタイヤのせいなのかスポーツモードのせいなのかわからないのですが(笑)。

たかが0.2barとは言えその効果はあきらかにあるので、ホントに突き詰めようとしたら大変なことになりますね。抜くことはできるんだけど入れられないからなぁ、家では。
| acatsuki-studio | 2018/03/11 8:08 AM |

ちょっと調整する程度なら自転車用のポンプでも入りますよ、空気。
ゼロから入れるのは体力的に無理ですし、調整程度でもガソリンスタンドに行ったほうが労力少なそうですが(^_^;)

ガキんちょチンクさまがおっしゃられるように、冷間と熱間で空気圧がだいぶ変わるから、ゲージだけでも買っておいて冷間の空気圧を把握しておくのも良いかもです。

特に、湿った空気を入れてしまうと圧の変動が大きくなってしまうそうですよ。検証したことはないので未確認の伝聞情報ですが、参考まで。
| alfa_manbow | 2018/03/11 8:47 AM |

大事ですよね空気圧。

プン太郎はパンク修理キット搭載車でしょうか?

パンク修理キットが載っていれば、シガーソケットにつなぐタイプの空気入れが入ってると思いますよ。

安めのエアゲージ(スタンドの空気入れのエアゲージが正しいとは限らないので自分用の基準にするため)と空気入れは載せておくと便利です。

イエローハットとかオートバックス辺りに行けば、ピット脇にセルフサービスの空気入れがありますけどね。
| denzou | 2018/03/11 9:18 AM |

◇alfa_manbow様
あ!自転車用ポンプ、あります!なるほど、どんだけ踏めばいいのかわからないですけど、やってみることはできますね。ゲージはあるんですけど。

◇denzou様
空気圧による乗り味の違いをここまで電撃的に体験したのは初めてだったので、ちょっとしつこくエントリーしております(笑)。おっしゃるとおり、シガーソケットにつなぐタイプの空気入れがついてきました。あれ、使い方覚えるために一回動かしてみなきゃな…と思っていたのでした。やろうやろう。
| acatsuki-studio | 2018/03/11 9:46 AM |

>>acatsuki-studioさま
>どんだけ踏めばいいのかわからない
本来あの細っいタイヤに詰める道具であることからもおわかりでしょうが、結構な労力を持って行かれます。
シガーソケットからのがあるのであれば、そちらがオススメですね。あれも物によってはヒューズがトンだりしますが、純正品なら大丈夫かと。
| alfa_manbow | 2018/03/11 4:11 PM |

私は、大橋産業(BAL)のツインシリンダーの足踏みポンプを使っています。

http://bal-ohashi.com/products/pump/no-1920/

電動式のコンプレッサーも以前使っていましたが、あれはうるさくていかんです。笑

しょぼいポンプだとなかなか時間がかかりますが、このツインシリンダーは圧が違います。比較的短時間でクルマのタイヤもOKです。
安いですし、オススメです。

ゲージはエーモンの中くらいのやつを使っています。
| hoshinashi | 2018/03/11 6:11 PM |

ついでにこだわるなら、水分を含まないドライ窒素を入れることですかね。

温度変化による内圧変化が起こりにくく、温度変化に強いというメリットから安定した走行ができるため、レースカーのタイヤに用いられてきましたし、低温でも凍らないので、飛行機のタイヤにも使われています。

デメリットは有料なこと、でしょうか。
4本で2千圓くらいしますけど。
| じゃる | 2018/03/11 7:44 PM |

◇alfa_manbow様
いやー、パンクだけは明日にでも起こるかもしれませんからねえ。パンク修理キットの使い方っつーのもわかんねぇし(笑)。
| acatsuki-studio | 2018/03/11 7:50 PM |

◇hoshinashi様
実際のところ、明日パンクが発生しても今の季節は足踏みしてもいいけど、夏はカンベンしてくれですね(笑)。でもこのツインシリンダー、燃えますねぇ。うーん。パンクこわい。
| acatsuki-studio | 2018/03/11 7:53 PM |

◇じゃる様
そーいえば窒素充填って流行ましたね!いつの間にか呼びかけの広告とか張り紙を見なくなったけど…。
| acatsuki-studio | 2018/03/11 7:55 PM |

ディーラーに預けると、いつも空気圧10%増量サービスで戻ってきます。
暖かくなっていく季節の場合、そのままだとさらに圧が上昇してパンパンになってしまいます。

私は、前々車からほぼ四半世紀(笑)、朝(冷間時)の自宅前で自転車ポンプ一生懸命踏んでます(毎日ではないですよ)。
| little red sherbet | 2018/03/11 9:21 PM |

◇little red sherbet様
今回のリア空気圧は「特盛」でした(笑)。タイヤのせいだと思っていた横の踏ん張りが効かないのも、過剰に空気が入っていたからだと今ははっきりわかります。

私もまずは空気入れ体験ですね(笑)!
| acatsuki-studio | 2018/03/11 9:39 PM |

私もhoshinashi様と全く同じ製品を自車に常備しています。
ポンプ備え付けのゲージはあんまりアテにならないみたいですw
ゲージはアストロプロダクツのものを使っています。
タイヤ空気圧調整は、最も簡単で最もチューニング効果が高い…と真面目に語る方もいらっしゃるくらいですので…
エセタイヤ研究家としては、大好物の話題です。
| A.Sud | 2018/03/11 11:02 PM |

◇A.Sud様
「ゼロ円メンテ」という言い方をしている記事も見つけました。ホントにそうですね。エーモンのゲージを買ってあるのですが、トランクにしまい込んだままです…。これではイカン!!
| acatsuki-studio | 2018/03/11 11:16 PM |










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■プン太郎■
筆者の愛車ABARTH PUNTO EVOのこと。
ブログ本文に「プントエヴォ」と
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いろんな意味で筆者の指南役にして
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早朝に走りに行くのが朝練。
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クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
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