クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
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プン太郎で行く!北田師匠のピアノソロを盛岡で堪能・ETC活用シリーズ2
| その他のツーリング・夜活など | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) |

筆者は音楽を志す者であり、その道のずぅっと遠く向こうに「心の師匠」と呼ぶ三人の凄腕音楽家がいる。そのひとり、岩手県在住のジャズピアニスト北田了一さんがソロピアノコンサートを開くという。北田さんは「弾けるミュージシャン」なので演奏する場はたくさんあるのだが、ソロピアノというケースは珍しいし「小唄の会」というタイトルも意味深長である。しかもどうやら盛岡市街地の老舗喫茶店のような場所でやるようだ。つまり狭い空間で師匠のソロピアノを堪能できるということである。これは聴かねばなるまい。



プン太郎を購入して初めてETCの恩恵に浴している筆者。先日の福島県本宮ソースカツ丼ツーリングは、実はこの盛岡行きの前哨戦であった。仙台・盛岡間はおよそ200km。コンサートの翌日は仕事があるので日帰り案件である。となればいくら高速道路嫌いの筆者とて東北自動車道を利用せざるを得ない。ただし往復高速道路ではつまらなくてかなわぬ。師匠の演奏に打ちのめされた帰路は高速に乗るとして、往路は下道で行けるところまで行ってみることにする。この日は午前中の野暮用が思いの外時間がかかってしまい、出発は13時頃になった。

最近中途半端な長・中距離ばかり走っていてガソリン残量が常に心もとない。ソースカツ丼ツーリングの時と同じく、出発前にまたもや馴染みのガススタンドでハイオク満タン。サイドブレーキの不調を訴えていたMiTo QVオーナーのS君「あれからS店長に電話してみたんですよ。そしたら『サイドブレーキが凍っているだけだからなんともないです』だそうで…」。マジか(笑)。幸い筆者は未経験だったが…。春になって症状が出なくなったらそういうことですな。

今回の往路、前半は宮城県北部の伊豆沼をまずは最初のチェックポイントにする。大和町・大郷町・松山町・小牛田を経由するおなじみのコース。で、伊豆沼に近づくにつれて雪模様に。伊豆沼ハム直営レストランと産直製品販売所「くんぺる」で小休憩。ここからしばらくはかつて「EDO-R#11・TONO2016」で走ったコースをお手本に岩手県K14を行く。

ところが早速コースを間違う(笑)。最近このコースロストの理由が解ってきた。これまで書いてきたとおり、昨年以来筆者はGoogleMap等のナビゲーションアプリを使うことを極力避け、旺文社の道路マップを頼っている。この地図帳で確認する紙上の距離感と実際にクルマで走る距離感がズレているのだ。概ね実走感覚の方が速い、というか短いというか。つまりこれくらいの速度でこれくらいの時間走れば、もう●●km走ったな、という感覚が鈍いのだ。今回は間違ってひとつ手前の橋を渡ってしまった。
 






道を間違って思いもかけない景色に出会えるのは嬉しいが、「盛岡で19時開演のコンサートを聴く」という条件が付いているとなると、あちこちフラフラしてもいられない。折々にクルマを停めて道路マップと首っ引きで道行きを確かめる。今回メインに据えたK14は、一関市北部から北上市くらいまではこの1本で行ける印象だが、実際は国道・県道織り交ぜて…となる。その織り交ざる交差点や分岐路を間違ってあらぬ方向へ行ってしまう(笑)。だが怪我の功名、ちょうど雲が薄くなって夕陽が美しい時間帯にライトな峠道に迷い込んで美しい日没を見ることができた。からりと晴れ上がったドライ路面なら、このK14は福島のK40に匹敵する美麗県道である。気持ちよく一関-北上-水沢を走り抜けることができた。
 


田園を真っ二つに区切っているのは
東北新幹線の高架。
賛否はともかく圧巻。
一関市



高架がなければ
超絶雄大な景色のはずだが…



迷ったおかげで
美麗夕景に出会う





EDO-R#11 TONO2016の時もここで一休み。
東北新幹線線路脇のK14。
残念ながら新幹線は通らなかった



同上。
幻想的な風景だが、
死ぬほど寒い


奥州市のあたりでとうとう夕陽は完全に落ち、本格的に暗くなってきた。迷ったり写真を撮ったりしていたせいで思ったよりも距離を稼げていない。夕刻のラッシュも始まったようで、ペースがだんだん落ちてきた。GoogleMap.appを使って現在地から盛岡までの所用時間を調べると、かなりキワドイことも発覚。観念して北上金ケ崎ICから東北自動車道に乗った。こんな風に時間に追われる状況で高速に乗ろうとして、ETCがトラブった!なんてことになると目も当てられない。そのためのソースカツ丼ツーリングである。心に余裕があるって大事ですね!
 




心の余裕と適切な判断が奏功し、開演20分前に盛岡市街地のコインパーキングにプン太郎を停めることができた。5分ほど歩いて会場の「紅茶の店 しゅん」へ。実は師匠にはこの日伺うことはナイショにしていた。入店して目があうなりとても驚いていた(笑)。定刻で開演。
 



コンサートは終始リラックスしたムードだった。後から師匠が「今年は脱力がテーマです」とSNSの投稿にコメントをくださったが、凄い人が力まないと本当に凄いという、なんだか禅問答のような感想である。木をふんだんに使った狭過ぎず広過ぎない「しゅん」の店内は本当に居心地が良い。年代の古いピアノの独特の響きと、その音を間近で聴ける喜び。もちろん師匠の演奏なので楽しんでばかりはいられなかったが(「おめー、さぼってんじゃねーよ!」と師匠から叱咤されている感覚)、それでもやっぱり良い演奏は良いわけで。ジャズピアニストの師匠が敢えてジャズスタンダードの範疇から少し外れ、有名無名を問わない美メロヴォーカルナンバーばかりをソロピアノで演奏するこのコンサートを、敢えて「小唄の会」と名付けた理由もストンと腹落ちした。加えてお店のスタッフもお客さんも暖かい人たちばかり。これだけ濃厚なコンサートがチャージ1,000円+ドリンク500円で1,500円では他のミュージシャンがやりづらいんじゃないか…(笑)。という下衆の勘ぐりはともかく、盛岡まで行ったかいのある演奏会だった。
 

 



本当は打ち上げの席にもご一緒したいところだが、翌日の仕事に備えてせめて日付が変わる前には帰宅したい。早々にお店を後にし、盛岡南ICからまたもや高速道路の人になる。どれだけ退屈だろうかと心配したが、師匠の演奏にノックアウトされて脳みそがシビレていたらしく、あっという間に前沢SA(笑)。



盛岡市内


前沢SA


10時間/411km


さらに南下して、自宅に一番近い泉PのETC専用出入口を初めて利用。いやー、こりゃ楽ですな。請求明細を見るまではこの便利さに感歎していようと思う(笑)。ということで、筆者はETCを自家薬籠中のものとした。今後はOFF会などの「みんなで走る高速道路」の時もお待たせすることはない。早く春が来ないだろうか。プン太郎といっしょに欲求不満になりそうである。
 

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■プン太郎■
筆者の愛車ABARTH PUNTO EVOのこと。
ブログ本文に「プントエヴォ」と
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エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

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早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
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つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■S店長■
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現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

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親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
「同乗者無しでひとり1台」
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■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
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カーオーディオ地獄サバイバー。
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