クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
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プン太郎を理解する・「走る」編
| ABARTH PUNTO EVO | 19:43 | comments(2) | trackbacks(0) |


プン太郎に徐々に慣れてきたとは言え、まだまだスマートな運転はできない。ギクシャクというよりもアタフタと言った方がぴったりだ。納車以来のツーリングの様子は先にエントリーしたとおりだが、今回からしばらく要素ごとにプン太郎のインプレッションを書いてみようと思う。と言っても切り口はたくさんあるが、基本中の基本「走る・曲がる・止まる」の三要素から書いてみよう。まずはプン太郎の走りはどうなのか。
 


1.4マルチエアにターボ過給。163ps/5,500rpm。兄弟車のMiToとほぼ同じ数値(MiTo QVは170ps)なのだから、おそらくエンジンの印象は大きくは変わらないと思っている。エンジン音だけでどんぶり飯が食える…という音ではないが、FIATのファイヤーエンジンを搭載したMiTo1.4T Sportよりは、やや乾いた良いエンジン音だと思う。

搭載エンジンそのものが異なるが、MiTo 1.4T Sportのn.モードでの振る舞いは、故障かと疑うほどのデッドぶりだった。それと比較すれば、プン太郎のマルチエア・ノーマルモードは少しマシだ。アバルトモデルでも燃費性能は無視できないようで、2,000rpm付近に一瞬のタメがある。交差点の右折時やT字路での右左折などのように、するっとスムースにコーナリングを終えたい時に少しもどかしい思いをする。こういう時は2速へのシフトアップを急がずに、むしろ1速のままで処理を終えた方が良いことはMiToで学んだのだが、この2,000rpm付近のトルクの谷間的なタメを無視するためには、相当Aペダルを踏み込まねばならない。

ま、これらはスポーツモードに入れればオール解決である。アルファd.n.a.システムと異なり、エンジンを切るたびにリセットはされず、スポーツモードのまま固定できるのも素晴らしい。
 


このエンジンをコントロールするために6速マニュアルトランスミッションと仲良くする必要があるのだが、左シートに座ってのシフト操作にまだ戸惑ってばかりいる。まずプン太郎のシフトゲートはあいまいである。特に1速と3速を間違いやすい。数日過ごしてようやく慣れてきたが、信号待ちの時など1速にエンゲージしているのか確かめずにいられない(笑)。シフトノブのトラベルも長い。5、6速がとても遠い(笑)。だがLHDの効能はここにもあって、何かと多用せざるを得ない1〜3速が身体の側、手前側にあるのは、人間の生理から考えても正しいのではないだろうか。単純に身体の向こうに「押す」よりも、手前に「引く」方が力を入れやすいし、重い車体をエンジンに鞭を打って、よっこいしょと動かす動作と、低いギアに入れるためのシフト動作は感覚的にシンクロしているように思える。

もうずいぶん以前、Ryouさんが当時乗っていたアバルト 500の5MT(RHD)の、2速のゲートがわずかに左斜めに角度が付いていた。試乗させていただいた折り、そのせいで2速に入れ損なう失態を何度か演じたが、あれもLHDならむしろ歓迎すべき角度なのかもしれない。身体側に、より引き寄せるように入れられるのだから。ただその後試乗した何台かの5MTモデルで、そんな角度が付いていたものはなかったから、Ryouさんの個体の問題なのかもしれないが(笑)。

そういう、ある意味ゆるいシフトノブの誂えだからなのか、シフトチェンジの動作にもタメを入れた方がスムースに行くこともわかってきた。特に5→4→3とシフトダウンしてくる時など、クラッチを切り、ささっと次のギアに入れると渋い感触がある。もちろん無理やり入れてしまうこともできるのだが、ちゃんとエンジンの回転数の落ちを待ち、しかるべきタイミングを見計らってやれば、ノブは吸い込まれるようにゲートに入っていく。一度わかってしまうとこのシフト動作は実に快感である。機構の動作が気持ちよいというのもあるし、ちゃんとクルマと会話できているという実感も持てるからだ。「電光石火のシフトチェンジ」とか「クイックなシフト」に憧れのある筆者ではあるが、プン太郎ではそうしない方が良い。この鷹揚なシフトワークの魅力もプン太郎と格闘するうちにわかってきた。そしてフィアットがシフトノブをこういう動作にチューニングした理由もわかってきたような気がする。その理由についてはエントリーを改める。

足周りのチューニングについては、実は筆者が一番期待していた部分である。試乗その他の経験でアバルト看板の500や595の足周りが素晴らしいことを味わっているからだ。あれらは硬さと柔軟さのブレンドが理想的だった。そのアバルトのプントである。期待するなと言う方が無理だ。で、プントエヴォはどうだったのかというと、やはりこれが素晴らしかった。次回「曲がる」のインプレッションで言及したい。

 

JUGEMテーマ:ABARTH

 

プン太郎のノーマルモードは許容範囲ですか… おっかしいなぁ。うちのMiToのn.モードはダンプにも置いていかれる加速感です。1速でもなんか閊えてる感じです。d.モードには自信があるんですけどね。
先日MiToが入院した時に、Dラーさんに修理後のロードテストがてら走行感をしっかりレポートしてほしい、とお願いしました。最近は現行のスーパーばかり乗っているので、感覚狂ってるかもしれないけど、シビれる加速感だとお墨付きもらいました。d.モードは。
もうn.モードのことは忘れた方がいいかもしれない…
| Profumo | 2018/02/02 10:09 PM |

◇Profumo様
数日ぶりにスポーツモードを解除してみたら、もっさり具合に耐えられず1kmぐらいでスポーツモードに戻しました(笑)。もうn.モードは忘れましょう。あれはCO2対策の言い訳モードです。
| acatsuki-studio | 2018/02/02 11:02 PM |










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クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
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カーオーディオ地獄サバイバー。
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