クルマで行きます

AlfaRomeo MiToが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のMiTo乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
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クルマでのお出かけという"ファンタジー"
| クルマにまつわる四方山話 | 23:22 | comments(8) | trackbacks(0) |

拙ブログのアクセスランキング上位はほぼすべてが試乗記なのだが、意外や「MiToで行く!」シリーズもそれなりに好評をいただいているようだ。筆者のツーリングレポートなど本当に「絵日記」であり、拙い駄文にいいね!やシェアをしてくださった方には感謝があるばかり。

2017年夏、VWがその最下層車種のup!のイメージ戦略を変えてきた。日本導入時は軽自動車イーターの黒船来日!と自動車評論家筋では大騒ぎになったが、セミオートマが災いしたか、ディーゼルゲート事件が災いしたか、どうせガイシャを買うならゴルフがいいな的な購買者心理を覆せなかったか、理由の分析はともかく、up!は筆者から長らく「大山鳴動鼠一匹」物件の汚名を着せられていた。ところがちょうど7月の三連休を見込んだかのような特出し広告が始まった。
 


up!は実直な実用車というイメージからファンションアイテム的なもの、無くても困らないが持ってると気持ちがリッチになるものへ、そのイメージを変えたいのかもしれない。今回のエピソードを見る限りでは、大きくフィーチャリングされているのが「移動の自由」である。終電の時間を過ぎても好きな場所に行ける、多少道を間違ったってドンマイドンマイ。筆者が20代の頃はこういうのをしょっちゅうやっていた。23時に友人とうだうだしていて「よし!山形までモスバーガー喰いに行こうぜ!」と片道60kmかけて東根市までハンバーガーを食べに行く、エロ本のお焚き上げだ!とて砂浜まで5人フル乗車のレビンで乗り込んでエロ本を燃やす(迷惑だからやってはいけません)などなど。まぁ随分無駄にガソリンを消費していたものだ。

だがそれらは本当に楽しかった。当時は意識しなかったがそれは「移動の自由の謳歌」だった。そしてこれらのことは、都会に住んでいる人には案外立派な「ファンタジー」として映るのかもしれない。主人公が二人組のアンチャンでなく「大人の女性」の楽しみとして設定していることでもそれは知れる。もちろん今後二の矢三の矢として放たれるエピソードが実直な実用車のイメージも含まれるかもしれないが。

考えてみるに、拙ブログのツーリングレポートを読んでくださっている方々の中にも、筆者がMiToであちこち出かける姿はファンタジーとして映っているのかもしれない。試乗記読者は「これから本気でクルマを買おう」と思っている、すでにクルマに興味有り、前向き、能動的な方々であろうが、ツーリングレポートを「オレも休みの日にこういうところに自由に行ってみたいなー」とか「本当はワンボックスカーじゃなくて、ロードスターとか乗りたいなー」とか「一度はガイシャに乗ってみたいなー」とか思いながら読んでくださっている方がいないとも限らない。栗駒山の北側に来たけど6月半ばなのにまだ積雪で通行止めかよ!と愚痴ったり、福島県相馬まで行ってとんかつを食べて帰ってくるだけの文章にもそういう妄想を加速させる意味が少しはあるのかもしれない。

友達とロングドライブに行くことになったとか、たまには違うクルマに乗ってみたいという話なら、レンタカーでも済むことだし、もっと生活・仕事寄りに考えて月額いくらでカーシェアリングするという手段も今ならある。だが筆者は「クルマは所有してナンボ」と思う。それは「移動の自由」だけでなく、「見て楽しむ」という要素がクルマにはあると思うからだ。好きなクルマが身近にあると楽しいですよ。それは声を大にして言いたい。筆者のツーリングレポートが「自分もクルマであちこち走ってみたい!」と思うきっかけになるのなら、これほど嬉しいことはない。
 

 


 

 

 

 

 


と、この話はここでおしまいにしたいのだが、蛇足を承知でもうひとつ書き加える。自動車メーカーには何よりも「所有したくなるクルマ」を作ってもらいたい。税金や駐車場スペースの確保などのさまざまな悪条件があるにも関わらず、買いたくなってしまうクルマであるべきだ。低燃費や物入れが多いことなどどうでも良い。外観、色、性能でもって所有したくなるようなクルマを作ってほしい。

 

MiToであちこち出かける姿はファンタジーとして
映っているのかもしれない。

はい、その通りです。
そりゃあもう、数字上だけで好景気と言われる2017
年に、ベース車両がプントだろうと(ここ、とって
も重要)、アルファロメオに乗っておでかけ出来し
しているのを、実情を知らない市井の人々から見た
ら、じゅうぶん過ぎる位アース・ウインド&ファイ
アー、宇宙のファンタジーです。

世間一般財布の紐を握っているのは、奥様かもしれ
ませんが、ノアやセレナにオプションてんこ盛りで
新車購入するのと、MiToを新車で購入するのは金額
的にあまり差が無いということを、知っていて損は
ない知識かもしれません。そんなこと知らなくても
いい?。こりゃまた失礼しました。

| あお | 2017/07/18 7:30 AM |

動画、見ました。
まさにファンタジーwww
泥臭いとこ全部取っ払って良く見せてるけど、この使い方ならUPじゃなくてゴルフとかのほうが良いよね(^_^;)
まあ、似たような阿呆はたまにやるんだけど……

>MiToであちこち出かける姿はファンタジーとして映っているのかもしれない。
はい、同じアルファ乗りから見てもファンタジーです。そして憧れでもあります。
acatsukiさんに影響されてヒトケタ国道を避けて山道に迷い込んでます(笑
| alfa_manbow | 2017/07/19 12:50 PM |

◇あお様
EW&Fっすか!!ま、確かに車両価格のことはオレも言われますけど、ほんと、国産車でMiToより高いクルマなんか山ほどありますからね。

オレの先輩が昔クルマを新調する、と。で、エルグランドに純正オプションどばどば付けて、社外品22インチホイールもつけて…って言ってたら軽く500万円超えてたって話を聞いたことがあります。それに比べたらMiToなんてかわいいもんですよ。でも世間はそうは思わない(笑)。ファンタジー化しているのはそっちじゃねーかっていう。

◇alfa_manbow様
身も蓋もないけど、あの使い方ならMINIが一番しっくり来るなぁと思いますね(笑)。ま、でもどんなきっかけであれ、クルマ、ひいては欧州車に興味を持ってくれるのは悪いことじゃないと思います。ま、その上で軽自動車を選ぶならそれはそれだし(というか理由を訊いてみたい)、要は所有してハッピーになれるかなれないかじゃないかなと。

>>acatsukiさんに影響されてヒトケタ国道を避けて山道に迷い込んでます(笑
いや、それ、絶対違うでしょ??manbowさん、元からサンケタ国道フタケタ県道の人でしょ(笑)??
| acatsuki-studio | 2017/07/19 10:45 PM |

>>acatsuki-studioさま
>いや、それ、絶対違うでしょ??
いやいや、結構マジメに移動手段としてクルマを使ってたんですよ?
移動効率優先で4号南下したり7号北上したりしてたんですよ?
まあ無駄に遠出して目的と手段が入れ違っちゃったりしてたことはあったケド(^^ゞ
走るためだけに走っても良いんだ、楽しい道探して回り道した挙句右往左往するのも楽しいんだ、ってのはココで学んだハズだけどなあ……
| alfa_manbow | 2017/07/19 11:25 PM |

今国産車に魅力的なクルマが少ないのは確かで、しかも実はかなりインフレ気味なのも事実ですね。だったら外車もありですが、日本人と欧州人とでは「クォリティ」の捉え方が違うので、なかなか食指は伸びないのかもしれません。

なんにせよ、運転することが楽しいと感じるのであれば外車国産車関係ないですが(実際アテンザも500も超楽しんでますw)、運転して楽しい、所有して満足できる、惚れ惚れと眺められる、そんなクルマ造りを各社ともしてほしいです。

某FBでシェアされていた記事じゃないですが、「売れるクルマを作れ」って指示を出しているメーカーのクルマが魅力的なわけないんですよね…。

因みに、今の俺があるのはacatsuki様のおかげ、
見事にファンタジーに取り込まれて泥沼状態です…責任とってください!(笑)
| しげ | 2017/07/20 4:06 AM |

◇alfa_manbow様
あのー、それ本当ですか??だとしたらこんな嬉しいことないです。ブログ書いてて本当に良かった。

◇しげ様
でもドイツ御三家の外面デザインがああいうことになってきているので、ガイシャだから手放しで良いよ!と言いづらくなってきてはいますよね。国内国外関係なく「イイクルマ」か「ワルイクルマ」の基準だけで話せればけっこう楽だと思います。

そしてしげさんをもファンタジー世界に引き込むことができたのだとしたら、やっぱりこのブログ書いてて良かったと思います。ツーリングレポートって自分のライフログ以上の価値ってあるのかねぇと思いつつ書いていたので、おふたりからそのようにおっしゃっていただけるのは本当に嬉しい。勲章みたいなものです。ありがとうございます。
| acatsuki-studio | 2017/07/20 11:17 PM |

逆にいえば、そこにファンタジーを見出せる感性が、すでに単なる自動車ユーザーではない何者かであることなのでしょう。
現実に即すだけでは、到達し得ない領域がありますから、ファンタジーは絵空事として現れるだけのものではないということですね。お出かけというトリップ。
| little red sherbet | 2017/07/25 12:01 AM |

◇little red sherbet様
私自身はそんな大層な感性は持ち合わせていないと思いますが(笑)。

基本的にクルマヘンタイはファンタジーの住人だと思います。苔マニアやアイドルの追っかけとあまり大差ない(笑)。

声高に良さを訴えても耳を素通りしていくだけでしょうけど、「ドライブに行ってきた」って話は「何か自分にも関係あるかも」と思ってくれそうじゃないですか(笑)。エアクリ替えてみた!って言ってもナンノコッチャですが(笑)。
| acatsuki-studio | 2017/07/25 12:30 AM |










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■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
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いろんな意味で筆者の指南役にして
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早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■EDO■
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親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
「同乗者無しでひとり1台」
「うまいものを食べ、飲む」が掟。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。
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