当ブログコメント欄常連にして筆者の友人であるしげさん。奥様の通勤用に増車した500 TwinAirの調教に余念がない。運転が楽しくて仕方ないようだ。しかしそのTwinAirの調子がどうにも悪いという。2017年5月のオフ会で具体的な症状のひとつを筆者も経験している。一定以上の加速負荷をかけると燃焼異常のような、スムースにエンジンが回らないというかシャクるというか。その状態を筆者は「前川清のビブラート」と表現したのだが、我ながらウマイこと言ったと思う。
しかもそのトラブル解消のために世話になっていた某店の対応に納得できないものがある、と。さっぱり治らないし塩対応はもうたくさん!と腹に据えかねたしげさんから、筆者のかかりつけを紹介せよとのお申し付け。2018年6月のある日の夕方、(株)イデアルのK店長を紹介すべくジープ仙台に集合した。
よろしくおねがいしまーす
筆者がやや遅れて合流すると、すでに奥様TA(しげさんの奥様用のTwinAirの略)はオイル交換のためにピットに入っていた。サービス担当者と商談中のテーブルに滑り込むと、聞いていた話と全然違う。前述のトラブル(吸気系?燃焼系?)の治療は前提として、あれとこれを取り付けてくれ。あ、あとあれも付けて欲しい。すでにパーツは手に入れてあるのでそれも。あれは未塗装なので塗装も含めて…云々。なんだよ大改造じゃねーか。サービス担当者さんも「はぁ、ええ」とメモしていくのだがその手が止まらない。「こりゃ明細3枚組レベルですね」「そぅ…ですね(笑)。もういくらでも書かせていただきますので(笑)」。クルマの改造って、なんでこんなに楽しいんだろう。
オイル交換作業待ち and コンピューターのログチェック待ちの間のしげさんとの会話も楽し。そうこうするうちにK店長が登場。しげさん宅の近在店との経緯もしっかり説明し、わざわざ県境を超えてイデアルさんにお世話になる旨を念押し。しげさん、いろんな意味で良いお客さんになると思うのでよろしくお願いいたします(笑)。
実は筆者もK店長に相談があった。オーディオ換装である。この月末にプン太郎を預けるのだが、その予備打合せ。すでに電話でもあれこれと話し合っていたのだが、直接打合せするとまた進展がある。筆者はカーオーディオプランニングにおいてはK店長を全面的に信頼しているので、もはやお説拝聴の態だ。
そこから先はK店長トークが炸裂(笑)。オーディオ施工プランにまつわるあれこれは抱腹絶倒であった。さらに家人のDS3の足周り不具合の部品交換で後日入庫予定と話したら、「そんなのかわいいもんですよ。ウチの207なんか…」と、K店長奥様の足にしているプジョー 207の満身創痍っぷりが止まらない(笑)!もっともメカニズムを共有する当家のDS3のことを考えると笑ってばかりもいられない。明日は我が身である。大爆笑しつつ「これ、女房に言うのはやめとこう」と心中決する筆者であった。
気がつくと閉店時間を過ぎており(すみません)、K店長と筆者でしげさんをお見送り。オイル交換後の奥様TAに乗り込んだしげさん、「あ、そうだ、セルも調子悪いんです」。症状を聞いたK店長「あ、それはセルが死にかかってます」と即断(笑)。また明細表のページが増えそうだ。「フィアット定番なんですよねー、それ」なに??という事はプン太郎も明日は我が身じゃないか…!!