クルマで行きます

AlfaRomeo MiToが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のMiTo乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
【タイヤ】ふたたび装着したATR SPORTで大勝利の巻
| パーツ/グッズ | 08:00 | comments(12) | trackbacks(0) |


ノーマルタイヤとしてATR SPORT(以下ATR)を再び導入した。導入から約500kmを後にして、そろそろ実態もわかってきたと思われるのでレビューしてみようと思う。2015年の冬に先代の「205/50/R17」のレビューを書いた時に「次もATR Sportを履くか?と問われれば、筆者はNOと答えざるを得ない。」と書いたくせに、しれっと再びATRである。後述するが、だって安いんだもん。

(スタッドレスタイヤに履き替えたことだし)ATR Sportを総括してみる

今回導入したのは「215/40/R18」で、RAYSのホイールと組み合わせる。加速時のトルクステアが復活するかと警戒したが、今のところ特筆するほどのステア現象は見られない。昨年秋まで履いていた純正17インチホイールと205/50/R17の組み合わせで特徴となっていた「旋回中のグニャッ」問題※も、扁平率40%の18インチ版では感じられない。205→215とグイッと増えた横幅のせいか直進時のスタビリティも増した。もともとグリップに不満もなかったので、タイヤパターンや装着後のアピアランスも含め不満な部分は一切ない。

つまり筆者にはジャストフィットなタイヤということだ。大勝利である。



こちらが18インチ


こちらは17インチ。
パターンは同じ


ATRを筆者に勧めてくれた株式会社イデアルのK店長とYさんからは「減りが早い」と聞いているが、前回の17インチは導入後1万5千kmくらい走破し、それでもまだ走れそうである。ストリート走行のみなら、1.5シーズンくらいは走れるだろう。もっとも今回導入した215/40/R18が、AUTOWAYさんのネット通販価格で1本4,940円、4本買って送料を含めても24,080円である。費用対効果を普段意識しない筆者でも、このパフォーマンスは素晴らしいと思う。

梅がようやく蕾になってくるという季節柄、ヘビーなワインディングを長時間走ることはまだしていないが、筆者レベルの運転スキルであれば走行性能にがっかりという場面は今後もおそらく無いだろう。

履かせるタイヤ銘柄は固定しているとか爆安タイヤには拒否反応があると言う方はともかく、選択肢のひとつとしてありじゃないかと思う次第である。
 


※「旋回中のグニャッ」問題
ATRは旋回時、積極的に変形して横方向の力を逃がす。百歩譲ってそれはそれでありだが、敢えて純正サイズよりも細く厚いサイズの「205/50/R17」を履いていた時の、旋回中に発生する2段階のしなりには最後まで慣れなかった。旋回動作初期は徐々にしなるので違和感はない。だがヨーがある段階まで達すると、もう一段明らかにグニャッとしなる。グニャッの後はまた踏ん張るので旋回は無事に終えられるのだが…。このことから逆説的に筆者が如何に旋回をタイヤのサイドウォールに頼って行っているのかがはっきりした(笑)。

MiTo・またもや!ATR Sportを履かせてみた
| パーツ/グッズ | 18:44 | comments(10) | trackbacks(0) |

ラジエター穴あき事件の興奮も冷めやらぬ昨今、早くもノーマルタイヤに衣替えを行った。alfa_manbow号(もらい事故により全損)に装着されていたRAYSの18インチホイールを安価に譲っていただき、2016年秋以降はブイブイ言わせていたが、この春、満を持して新品タイヤに交換した次第である。

性懲りもなくATR Sportである
インドネシアンタイヤである
215/40/R18である
 

最近リニューアルした某ラブホテル前にて。
ここに甘酸っぱい思い出のある友人が数人いる

件のRAYSホイールを入手するまで純正17インチホイールに履かせていたのがやはりATR。ただ装着にあたり(株)イデアルのK店長とYさんの進言に従って、純正よりも細幅のものにした。純正は215/45/R17だが、装着したのは205/50/R17である。そうしたらトルクステアもロードノイズも減って万歳だった。このATR Sport、とにかく問答無用に安い。当時のネット価格で@4,080円である。4本買っても20,640円ってなにそれ!である。グリップも必要充分にあったのだが、旋回時のサイドウォールのしなり方が筆者の好みではなかった。簡単にまとめると、旋回時にサイドウォールが積極的にしなる系のタイヤなのだ。しかも一定の横方向負荷でさらにもう一段グニャッとしなるのだ。タイヤの世界にはこういう系統があるらしいが、ミシュラン、マランゴーニとサイドウォールが硬く、旋回時も形を(なるべく)変えないで踏ん張る系のタイヤばかり経験してきた筆者には、このしなり方に慣れなかった。

ちょうどこの春にATR Sportに履き替えようとする4832iさんからコメント欄にて質問を受け、そちらへの返答として詳しく書いたので、そっちも読んでいただきたい

で、だ。春から履かせる18インチ、どーしよっかなーとネットで価格調査をしていたところ、相変わらずのATR Sportの低価格っぷりに驚く。なにしろ215/40/R18で5,000円しないのである(税抜)。とにかく安いタイヤがいいよね!と思ったら、あとはNANKANGくらいしかないのだ。ということで性懲りも無くAUTO WAYに発注。4本で21,000円と少し。度肝を抜かれる安さである。またサイドウォールの例のしなりについては、扁平率40%という数値に期待である。平たくなれば「もう一段グニャッ」が解消されているかもしれぬ…。という淡い期待で履かせてみた。AUTO WAYさんから(株)イデアルさんへ。ホイールを持ち込んで取り付け、バランス調整、もろもろ。

タイヤ入替・バランス調整4本技術料 13,200円
ラジエターストップリーク 1,200円
消費税 1,152円

合計  15,552円

※参考 タイヤ 
ATR SPORT 215/40R18.Z 89W XL 19,760円(@4,940 * 4)
配送料 4,320 円

合計金額(税込) 24,080 円
 

リアの隙間は指2本未満
ホイールスペーサー
フロント15mm、リア18mm

 
意外とかかってしまったぜ。だが!しかし!BUT!この2015/40/R18が滅法良いのだっ!まだ100km程度しか走っていないので、ようやく一皮剥けるかどうかというタイミングだが、(215/45/R17のスタッドレスタイヤと比べても)とにかく直進がビシッと出る。むしろ取り付け直後、走り出し最初の1kmくらいは、中立付近に壁ができたかと思ったほどだ。まぁそれは大げさだが、セルフアライニングトルクは強く感じられる。逆に曲がり始めは神経質かもしれない。タイヤが地面を掴みすぎ!という挙動を感じる。一旦旋回モードに入ってしまえば、あとは扁平率40%の効果や如何にというところだ。

もうひとつ改めてRAYSのホイールの軽さが重要ということだ。スタッドレスタイヤを履かせていたATS Z typeのホイールよりも体感上で数kg軽く感じられる。このバネ下重量の軽減がフラットライド感に大きく寄与していると思う。ダウンサスの投入と併せて、さらに不正路面からの入力が和らいだ。「ドッドン」ではなく「ダダン」。うん、これはいいよね。しかも後輪で指2本弱という下がり具合、このアピアランス。

つまりウチのMiToはサイコーってことですよ。ラジエターは多分交換することになりますけどね(泣)。
 

哀愁の後ろ姿
 

JUGEMテーマ:ALFA ROMEO

【報告】リアゲートガラスへの撥水加工は有効か?
| パーツ/グッズ | 21:33 | comments(4) | trackbacks(0) |
自動車のワイパーは雨水を拭き取っているのではなく、ごく薄ーく伸ばしているに過ぎず(その結果光の屈折がほぼゼロになり視界が確保できる)、従って撥水加工はワイパーの仕事を邪魔しているのだ、ということを何年もフロントガラスを撥水加工していた筆者が知った時の衝撃たるや。確かに雨天の夜間走行時、ワイパーを併用すると拭き跡が白い幕のようになって、却って見づらいと思ってはいた。特に対向車のヘッドライトの反射具合によってはワイパー航跡が真っ白に光って視界がほぼゼロになる瞬間があって怖い思いをしたものだが、ワイパーの動作原理を知れば「そりゃそーだ」な結果だったわけだ。2016年にフロントガラスに飛び石を喰らって交換した時は、だから撥水加工をしなかった。様子をみようと思ったのだ。

しかし逆にワイパーを使わない場合には撥水加工は有効だという側面も捨てきれない。事実撥水加工を施した左右のドアガラスの場合は非常に助かっている。ワイパーは付いているものの、リアゲートガラスも同じ理屈で撥水加工が有効なのではないか。そう直感した筆者は市販の撥水剤・ガラコを購入、加工してみた。その結果は速報としてこのブログにエントリーを書いたが、さらに時間経過して本当に有効なのかどうかをご報告したい。
 

上掲画像はある雨の朝のMiToの撥水加工後のリア周りの眺めである。「画像だから見にくいだけじゃないの?」と思う方もおられるかもしれないが、実際運転席に座ってルームミラーで後方を確認するとこんな感じではなかろうか。そう、思ったほど効果的ではなかったのだ。

どうやらそれは、リアゲートガラスに常に堆積しているチリ・ホコリが原因のようだ。ハッチバック車両はその構造上どうしてもリアゲートにチリ・ホコリ・泥などをはね上げやすい。撥水加工されたガラス面にそれらが堆積しそこに雨が降ると、撥水された雨水は「汚れた細かい水玉」になり、その結果後方視界を阻害しているのではないか。帰宅するたびに、あるいは出発するたびに、リアゲートガラスに積もったチリやホコリを毛ばたきではたき落すのが最善なのだろうが、そんなシチ面倒くさいことはやってられぬ。

実際のところは撥水加工によって見えやすくなる瞬間もあるので、百害あって一利なしではない。だが数百円とは言え出費がある以上、積極的におすすめはしかねる…というのが、筆者が導き出した現状での結論である。
闇取引 at Rosso
| パーツ/グッズ | 00:14 | comments(4) | trackbacks(0) |
12回目のクルマで行きますOFF会で初めてお会いできたべー.さん。その後みんカラのページを拝見したところ、ローダウンスプリングの処分先を探しておられることが判明。恥も外聞もなく「ぜひください!」とお願いしたところご快諾いただいた。しかしいざ受け渡しの日程を調整していたら、ずいぶん時間が経ってしまった。年も改まりようやく再会が叶った。
 

仙台のMiTo QV乗り、べー.さん

この手の話で落ち合う場所としてRossoさんほど相応しい場所があるだろうか。いや、ない(反語)。久しぶりにRossoさんを訪れたが、まるで先週も来たかのように暖かく迎えてくださった。パーツを頂戴できることになりまして…と説明すると、「お!何センチくらい下がるんですか?」「3センチくらいらいしいです」「いいですね〜」「いや、また底突きとアンダーカバーいじめですよ〜」「いやー、いいですよ!」アンダーカバーをこするのを良しともてはやすカフェは、仙台近辺ではRossoだけだと断言できる。ごく控えめに言って最高だ。なんだか早く交換したくなってきた(笑)。
 

お馴染ロッソプレート。
お好みのパスタ1品とトマトライスにスパムステーキ

だらだらしゃべっていたら小1時間などすぐに過ぎてしまう。お店も徐々に混んできた。なんとお客様の中にはTipo VELOCEさんもおられてプジョー 406の話などしてしまう。いいなぁ。いざ受け渡しの段となって支払いを済ませたら、なぜかRossoのSさんとTipo VELOCEさんに立ち会っていただくことに…。75のぶっといエグゾーストサウンドや車高ペタンコなNDロードスターなどで盛り上がる。ヘンタイのためのパラダイスか、ここは。

というわけで無事に受領はしたが、交換はやはり雪のシーズンが終わってからであろう。べー.さん本当にありがとうございました!必ずレポートします!
そもそも靴を買う時に運転のことを真っ先に考える必要はないのではないか
| パーツ/グッズ | 00:14 | comments(2) | trackbacks(0) |
衝動的に靴を買ってしまうことがある。いやむしろ筆者の場合、靴を買うのは大抵衝動買いだ。そんな時でも「これ履いてMiToを運転できるかな?」と考える。実はその基準で選び始めるとたいていの靴はNGである。特に踵(かかと)の形状で撥ねられてしまう。だから実物を前に逡巡する時、買う/買わないの最初の分岐点は「MiTo運転に適しているか否か」である。

先日JR仙台駅前のPARCOの中にOnituska Tigerのポップアップショップ(要は期間限定の出店)を見つけ、立ち寄ってみた。色も形も魅力的だが、どいつもこいつも踵が尖っていて、特にペダルを踏む右足の固定が難しそうなものばかり…。オニツカタイガーを購入するかどうかを、運転しやすい/しにくいで靴を選ぶこと自体が間違いなのかもしれない。しかし筆者の日常でクルマを運転することは文字通り茶飯事であり、さらには運転好きでもあるわけで…。

などと考えお店を立ち去ろうとしたら、踵が丸まっているデザインのものをふと見つけた。ほほう。試しに履いてみると悪くない。軽い上に日本人の足型にフィットしていてストレスもない。4〜5色ラインナップされている内の、ややくすんだ黄色のものに決めた。CALIFORNIA 78 VINというモデル。普段ジーンズを履いていることが多い筆者にとって、色の組み合わせも好ましい。
 

翌日おろして早速100km程度MiToで走ってみた。想像した以上に靴底が厚くペダルとの距離を感じてしまうが、ドクターマーティンを履いて運転することも珍しくない筆者の日常の中で比較してみれば、充分運転向けと言えるだろう。予想外に嬉しかったのは、普通に歩くのがラクチンだったことだ。特に硬いものの上を歩くのが楽。つまりコンクリートやPタイル、アスファルトなどの路面を歩くのに向いている。これで1万円なのだから良い買い物をしたと言えるだろう。これを機にやむを得ず通販で買ってしまったPUMAのフューチャーキャット スーパーライト SF-フェラーリは家人に払い下げた。もう一足のPUMA スピードキャット2.9 ミッド10Yearsと合わせて、ドライビングシューズは相変わらずの2足体制である。

別に保有台数が増えたわけじゃないのに、なにやらリッチな気分である(笑)。
パパのニューサングラス
| パーツ/グッズ | 22:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
JBは本当に偉大だ。だがこのエントリーで書くのはファンクの帝王の話ではなく、筆者のドライビング用サングラスを作るミッションが完了したことである。
 

(亳レンズであること。▲侫譟璽爐離譽鵐瑳辺のデザインがスクエア(かそれに近い)デザインであること。A着にあたって耳・鼻の付け根にストレスがないこと。この3点を目安に出来あいのサングラスを探し続けた2016年だったが、ようやく旅は終わった。そもそも ↓△砲弔い討呂いらでも商品があるのだが、については実店舗では見つけることができなかった。取り寄せや通信販売も、こと装着感という「主観」で判断するためリスキーだ。

あれこれ考えていたが、やはりは絶対条件である。ともすれば運転中7〜8時間掛けっぱなしになることも多いのだから。翻って、以前使用していたKazuo Kawasaki Ph.D(以下KK)のフレームはその点理想的だった。あの日常使いのレンズを外して偏光色つきレンズを再施工すれば良いのではないか?その眼鏡を作ったお店に相談したところ、種々の事情からそのフレームには偏光レンズを取り付けられないことが判明した(後日それは間違いだったことが判明するのだが、ともかく)。あきらめきれない筆者は、ヒツコクKKの公式サイトをさまよった。すると形だけは理想的なフレームを発見した!!
 

Kazuo Kawasaki Ph.D MP-734

問題は川崎和男博士デザインのフレームは押し並べて高価であることだ(泣)。高価と言っても3〜5万円なのだが(号泣)。エニウェイ、とにかく、ようやくお金が準備できたら冬になっていた。以前普段使いの眼鏡を誂えた時は「お取り寄せ」だった。できれば事前に現物を見てみたい。できれば実際の掛け心地も確認してみたい。公式サイトで仙台市内の特約店探したら、宮城県には1軒だけだった。

それも登米市にあるという。

な、なぜ?なぜ登米市?登米市は「平成の大合併」で九つの市町村が合併してできた宮城県北の市。「宮城の明治村」を標榜するとおり、歴史的建造物がきちんと保存されている雰囲気の良い古都だが、その大部分は田園地帯である。遊びに行ったレポートをこのブログにアップしたこともある。そのお店「メガネトケイの千葉」をGoogleMapのストリートビューで見ると、こう言っては悪いが昭和の匂い漂う外観の、時計と眼鏡の個人商店という趣である。
 

ズバリ!Google Street Viewより

こうなると逆に興味を引かれるではないか。

ということで「まぁ現物が見られればもうけもの」程度の興味で、ふらりと登米に行ってきたのがこのエントリーである。店舗に入ると圧倒された。確かに昭和な外観で、店内ディスプレイもその外観どおりなのだが、とにかく物量がすごい。Ray-Banなどアウトレットモールのショップよりも品揃えが多い。ネットでは見かけるし、ちょっとクセのあるアーティストがかけている印象のあるQBRICKもドバドバ置いてある。肝心のKKは50本近くの現物があり、色違いや型番違い(レンズの天地幅が微妙に異なる)など、現物が次々出てきて仰天した。ここを訪れて初めて知ったのだが、俳優・哀川翔プロデュースのSAMURAI SHOなるブランドのフレームもこれでもか!と陳列されている。アニキかっこいい。試しにかけてみたけど、筆者にはまったく似合わなかった。がーん。

「仙台からも週に2〜3名のお客様がいます」と事も無げに店主千葉さんは言うけれど、こりゃ絶対確信犯である。超絶うまいラーメン屋、マニアックな品揃えと確かなメンテナンスの自動車工場、どのジャンルでも突き抜けたサービスを提供するお店には立地はあまり関係ないと思っていたが、眼鏡屋さんもそうなのだった。勧められて検眼してみたところ、乱視と老眼が以前よりも進行していることが発覚し、サングラスは偏光レンズの上に乱視矯正の度を入れてもらった。このサングラスのおかげで運転中の視野が劇的に改善されたと全米が泣いたのは読者諸兄もご存知の通りである。登米からの帰り道で感動、降雪後の早朝、晴天の朝日に向かって走ってまた感動である。
 

ついでに以前使っていた普段使いの眼鏡も老眼鏡にレンズ交換を実施。夜に爪を切った時の「見える」具合に感激。でもまだ老眼鏡って使い慣れないわー。

以上の経緯で、今後10年はサングラスに心迷う必要がなくなった。心に平安が訪れたのである。
考察・MiToにスマートフォンホルダーは設置できるか?
| パーツ/グッズ | 21:22 | comments(9) | trackbacks(0) |

MiToにスマートフォンフォルダーを増設した。固定方法は吸盤式。平面がほぼゼロのMiToのコクピットには取り付け位置の選択肢はほとんどなかった。

取り付けレポートをこうやって書いてはいるが、MiToの車内空間には極力モノを置かない、設置しない方針である。MiToのインストゥルメントパネルは、複雑な曲面構成やクラシックかつ雰囲気のあるメーターの設えが本当に美しい。このコクピットに着席しての光景が、MiTo購入時の決め手(のひとつ)となったのは間違いない。思い返せば2009年の春、欲しくて欲しくてたまらなかったVW シロッコがようやく店頭に置かれはじめ、喜び勇んで展示車両のコクピットに座ったものの、ゴルフVからの使い回しパーツばかりで構成された、黒一色のコクピットの光景のあまりの地味さにひどく落胆したものだ。あのがっかり感は今でも鮮明に思い出すことができる。シロッコも実走してみれば印象が上向いた可能性もあるが、残念ながらそのお店に試乗車はなく、また約450万円という車両本体価格(欲しかった2.0TSIの場合)がトドメとなって、シロッコは購入希望リストから除外された。

こういうのを「機能美」と称して
萌える人もいるのかもしれないが…。
ネットから拾ってきた画像

同時期に偶然試乗したMiToのコクピットの眺めはVWブランドの各車とは全く正反対。有機的で、かつ扇情的だった。松本零士世代としては、メーターの数は多ければ多いほど良い。スポーツカーのインストゥルメントパネルはこれだよ!と俄然その気(買う気)になったものだ。そんな背景から、この時代遅れでマシンライクな運転席からの眺めを変えたくないのである。

そこまで言うのに、なぜ今ごろ社外品の後付けなのか。最大の理由はスマートフォンの買い替えが近づいていることである。筆者はiPhone5をベルトにぶら下げる方式のホルダーに入れて携帯しているのだが、これを近々6s plusに機種変更するつもりである。この携帯方法、現状の5でもシートベルトレセプタクル側に干渉が著しく、さらにサイズの大きな6s plusに買い替えたら確実に座れなくなってしまう(か、iPhone自体を傷めてしまう)。同時に爆音で音楽を聴くことが多い筆者は、腰のあたりでiPhoneが鳴っても着信に気付かないことが多々ある。もとより運転中に電話に出るつもりは無いのだが、クルマを路肩に停めて、いちいちシートベルトを外してiPhoneを取り出すのも、いかにも面倒くさい。

そこでボディバッグ買ってみた。クルマに乗る時はかならずiPhoneを取り出してホルダーに固定する。これは常態化すればそれほど煩雑な行為ではない。着信に容易に気付けるだけでなく、ケーブルを延ばせば充電もできるし、ナビを取り外してしまった筆者のMiToでは、iPhone上のGoogleMaps.appがナビ代わりなので、その意味でも一石二鳥、いや一石三鳥である。


さて、インターネットで良さそうな商品を見つけた。年末のどたばたしていた時期だったことも手伝って、深く考えずにamazon.jpで購入した。結果的に衝動買いの大失敗だったと気付いたのは、いざ品物が届いて、当初目論んでいた設置場所に取り付けられないことが判明した時である。当初想定していた設置場所とは、センターコンソール、1DINオーディオユニットの上段の空き家である。ナビを取り外して以来、サードパーティーのプラスティック製1DIN小物入れをインストールしていたが、それは別段なくても困らないし、明らかに平面である。以前K店長がタブレットと無料ナビアプリでご機嫌なナビライフを送っているエントリーを書いたことがあるが、目指すはあれだ。しかし届いた品物の吸盤周辺の設置高はDIN規格の1ユニットの高さである50mmを超える高さがあって、小物入れ内には収まらなかったのである。はっきり言ってバカである。

しかしおよそ3,000円もした買い物である。返品も面倒くさい。どこかに平面は無いか…??探してみたが(探すまでもない)、それはRHD車で言うところのセンターコンソール右側、ターンシグナルレバーの脇しかない。この面にしても全体でみれば上下はわずかにラウンドしており、レバーの脇の10センチ程度だけがほぼ平面と言える場所なのだ。素晴らしいデザインも、こうやって社外品を後付けしようとすると苦労のネタでしかない。





しかし若干はラウンドしている

取り付けにあたっては、当然のことながらレバー操作に干渉しないことが重要だが、もうひとつ、フロントウィンドウを邪魔しないことも、個人的には重要であった。この辺に関しては自分でも驚くほどストイックである。フロントウィンドウ全面が切れ目なく見渡せないとイヤなのだ(従ってMiToの場合エアベントに取り付ける方法もベストではない)。と言うことでようやく決まったのがこの位置関係である。

通常のグリップではまったく問題なし、だが…

中指でターンシグナルレバーを操作する時は大丈夫でも…

薬指での操作時はホルダーに干渉してしまう。
必ず薬指で操作するわけではないが、絶無というわけでもない

急いで後進する時など、ハンドルを回す右手指が干渉してしまうことがあった。後ろを確認するため身体をひねるので、真正面を向いている時とは違う握り方になってしまうからだろう。取り付けてそろそろ1週間が経とうとしているが、まだ微調整を繰り返している。また強度も万全かどうかはまだわからない。可動部分(多くは吸盤とステーの接合部)の全高が50mm以内のスマートフォンホルダー、実はまだ物色を続けるつもりである。

右手で緩くグリップすると干渉する

後進時に後ろを振り返りつつハンドルを切る時にこうなる。
けっこう痛い…

しかし一番の問題は、そもそも筆者には滅多に電話がかかってこないということだ。
(スタッドレスタイヤに履き替えたことだし)ATR Sportを総括してみる
| パーツ/グッズ | 23:29 | comments(14) | trackbacks(0) |
フロントにも15mmのホイールスペーサーを咬ませてみた。
見た目、違う?

筆者のMiTo、スタッドレスタイヤ、ミシュラン X-Ice2に履き替えたのは既報のとおり。自宅での作業後、馴染みのガソリンスタンドで空気圧を調整し、さっそくひとりツーリングに出かけてきた。前記リンクにあるとおり、日常領域ではノーマルタイヤATR Sportとの劇的な差は感じなかった。若干硬くなったかな?という気がする程度である。せっかくなのでATR sportについて筆者なりの評価をまとめてみようと思う。ツーリング時の画像と併せてお送りする。

ツーリングと言っても3時間程度で帰ってこられるコースなので、なにかドラマティックな場所があるわけではないが、雲間から時折陽がさす初冬らしい天気のもと、田園地帯をそれなりのペースで走ってきた。仙台北部にお住まいの方にはけっこうお勧めのコースなので、GoogleMapに落とし込んでみた。


さてATR Sport、交換からすでに7,000km弱走っている。交換後500kmの段階でも書いたインプレッションは、結局変わっていない。曰く

・路面入力の丸め方が程よい
・直線加速時のトルクステアが減った
・つぶれて粘る系の高グリップ能力
・めっちゃ安い

である。今では日常となってしまっているが、路面から入力の角を丸めてくれる柔軟性は望外の喜びであった。純正タイヤサイズよりも細くしたところトルクステアも確かに減った。これで1本4,000円なのだ。恐るべきコストパフォーマンスと断言できる。

大和浄化センター(黒川郡大和町鶴巣下草作内田93)すぐ近く、
東北自動車道脇。最近はここも定点観測地点

だが次もATR Sportを履くか?と問われれば、筆者はNOと答えざるを得ない。MiTo歴の中で割と長い期間履いていたMarangoni Mythosに比べると、コーナリング中のマナーがATRは明らかに異なる。ひたすら表情を変えず踏ん張り続けるMythosと正反対に、ATR Sportはサイドウォールを変形させて横からの入力を逃がすタイプなのだ。だからコーナリング中に一度グニャッとタイヤがたわむ感触が確実にあり、そのままさらに粘る。筆者の経験不足なのだろうが、このグニャッとたわむタイミングが未だに掴めない。従っていつもドキドキしながらコーナーを過ごすことになる。ほら、ドキドキって良いドキドキと悪いドキドキがあるじゃないですか。明らかに後者なんですよ、ええ。ただいったんグニャッとなってしまえば、呆れるくらい粘ってくれるんですけどねぇ…。この挙動にはなかなか慣れることができない。

大和町、姫宮神社(黒川郡大和町落合報恩寺乳母神15)近く

加えてウェット性能がそれほど高くないことも経験済み。雨中のドライブでは、けっこう頻繁に黄色いアラートマークをスピードメーター内に見ることになる。いや、ぶっ飛ばしているんじゃなく、素早くコーナーを処理しようとした時などに滑る。ウェット路面でのパニックブレーキなどを試したわけではないので、ウェット直線でずるずる滑るのかどうかは未検証だが、少なくともウェット環境コーナリング中のこの挙動は、サイドウォールの反応に起因しているものだと思われる。

K156という魅力的な番号の県道

愛宕山農業公園(加美郡色麻町四竃)から陸上自衛隊王城寺ヶ原演習場方面へ

画面奥のこんもりした森は演習場

と言うことで、コーナリングのマナーさえ飲み込めれば言うこと無しのタイヤではある。安い上に乗り心地も良くなるんだから素晴らしい。消耗は早いということだが、筆者はあまりそれを実感できない。先輩ユーザーの言うとおりの削れ具合だとしても、4本買って2万円である。MiToに乗っていて、それを大きな出費と考える人は少なかろう。

南川ダム湖畔にて

サイドウォールをしならせてコーナリングを処理するタイヤの系譜というのがあるらしい。そういう挙動に慣れている人は買っても間違いない。あくまで変形せずにがっちり路面を掴んだままの挙動を好む人には、少々違和感があるタイヤである。筆者の次のノーマルタイヤはどうするか。Mythosに戻るかFALKEN ZIEXに行くか。

2時間/102km
MiToのワイパーブレードをBOSCH製に交換
| パーツ/グッズ | 22:49 | comments(20) | trackbacks(0) |
MiToのワイパーブレード(フロント左右)を社外品に交換した。ああ!社外品!!なんという甘美な響き。日本導入初期に購入したせいか、MiToに装着可能な社外製品は極端に少ない印象が今もある。少なくとも導入3年後の2012年は少なかった。それが今ではヨリドリミドリである。素晴らしいことだ。

交換したのは以下の商品。

BOSCH AERO TWIN AM246S
価格:3,281円

AEROTWIN AM246Sは左右のブレードがワンセットになった商品。650mm/26"(運転席側)と380mm/15"(助手席側)。インターネット上にはもっと安く買える店もあったのだが、諸般の事情でamazon.jpで購入した。



さよなら純正ブレード

実際に雨の中を走ってみた。動作音が純正とは違う。比較の問題で言うなら純正よりも気にならない音質である。撥水加工対応なのだろうか(未確認)。最初の1回はスーッとキレイに雨粒が拭きとられ、「おー!!」と感動したのだが、数回動かしたらさっそく目の前に筋が残るではないか!!あーあ。こうなるともうゴムのせいではなくブレードの構造的欠陥ではあるまいか。もしくはフロントガラスの湾曲面との関係か。どちらにしても設計の段階でもうちょっと考えてもらえるような気がするのだが…。その後ざんざん降りの中を走り続けていたら拭き残しはほぼ無くなった。どうにも釈然としない(笑)。

ただBOSCH製、純正のブレードに比べて取り付け部分の見た目がゴツくてかっこいい(笑)。ドライバーからは常に見えるものなので、この点では買った甲斐がある(笑)。

こいつが常に見えるわけです

社外品のワイパーブレード、他にはチャンピオンなるブランドのEASY VISIONというシリーズもある。みんカラユーザーの装着レポートを読むかぎりでは、こちらも問題ないようだ。お好みでどうぞ。

ぎゅいーん
ATR Sportというタイヤ(感想編)
| パーツ/グッズ | 17:50 | comments(11) | trackbacks(0) |

初体験タイヤATR Sport(以下ATR)のこれまでのインプレッションを書いてみようと思う。交換からすでに約500km走破しており、そろそろ真の姿を現しているはずだ。もっとも書いてみたら思わぬ長文になってしまったので、「導入編」と「感想編」に分けることにした。ひとつ前のエントリー「導入編」はこちら。今回は「感想編」である。

さてATR、肝心の乗り心地についてだが、良い点と悪い点が拮抗している。

良い点)
路面からのショックの丸め方がうまい。筆者が考える「軟派なMiTo」というクルマの性格に実に合っている。Mythos時代は神経質にラインを読んでできるだけショックを受けないように走っていたが、もっとのんびり走れるようになった。以前も書いたがこんなことでも車格がちょっと上がったような錯覚を覚えられて嬉しい。それでいて確かにグリップも良い。サーキットなどに持ち出せばどうなのかわからないが、日常生活プラスアルファの、ちょっと本気で走ろうかなという場面でもグリップに関する不安は一向にない。

悪い点)
そのグリップ力を発揮する時の動作がMythosとは正反対なのだ。Mythosはサイドウォールが最後まで変形せず、設置面のトレッドパターンやゴム成分の力でアスファルトをがっちり掴んでいる印象があった。対してATRは(トレッドやゴム本来の力もあるのだろうけど)サイドウォールが変形することでGを逃がしている感触がある。正反対な挙動だけにまだ違和感を感じてしまう。もっとも「そういう挙動のタイヤなのだ」と身体が理解してしまえばそれまでだ。実際Mythosでスキール音を出していた検証用ワインディングの特定のコーナーでも、ATRは粘りに粘って路面をホールドし続ける。ただ横Gがある程度以上になるとグニャッと上屋が外側に動く感触はあるので、そんな挙動にビビってアクセルを戻そうものならとたんにオーバーステアな挙動を示すのはスリリングである。いや、当然の挙動なのだけど。Mythosでこういう挙動を経験したことはない。まぁ慣れるしかない。


これらの感想について語るなら、実は着眼すべき点はタイヤだけではない。筆者のMiToに付いているダンパーは実は11万5千km走破した現在まで一度も交換していない。スプリングにしても当時約3万kmくらいでアイバッハに交換したきりだ。つまりもはや最低限の仕事しかしていないはずなのだ。ATRの感想にそのことが具体的にどう影響するかは明言できないが、タイヤを除く足周りがもう少しフレッシュだったら、さらに快適方向への変化に思えたことだろう。筆者は快適性重視のタイヤの方がMiToには合っていると思っている。しかし同時にワインディングでへなへな走るのはイヤだ!とも強く思っている。だっていくら新世代、元はフィアット グランデプントだと言ってもMiToはアルファロメオのエンブレムを付けているのである。このような矛盾したパーソナルを持つ筆者のようなユーザーには「ATR Sport、試しに履いてみたら?」とは言いたい。その際はタイヤハウスのインナーフェンダーへの干渉と距離計の誤差についてもよく自問していただきたい。

内容とはまったく関係ないが、このカーブは色っぽいよねぇ
+ PROFILE
+ accesses since Dec.2009
+ RECENT COMMENTS
+ 「クルマで行きます」用語集
■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

■朝練&夜活■
早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■EDO■
Eat and Drink Organizationの略。
親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
「同乗者無しでひとり1台」
「うまいものを食べ、飲む」が掟。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。
+ CATEGORIES
+ LINKS
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< June 2017 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT TRACKBACK
+ ARCHIVES
+ クルマ以外の話も…
+ MOBILE
qrcode
+ OTHERS
このページの先頭へ