クルマで行きます

AlfaRomeo MiToが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のMiTo乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
座席ベルト装着義務違反(道路交通法第71条の3)
| クルマにまつわる四方山話 | 20:06 | comments(2) | trackbacks(0) |

仕事で人を乗せて高速道路を走る機会があり、3列目シートに座っていた同僚がシートベルト非装着だった。インターチェンジの入り口の検問に見事引っ掛かり、警告切符を切られた。
 


この違反点数1点で久しぶりのゴールド免許はお預けとなったが、意外や心のダメージは大きくない。その理由は「違反金」がゼロだからである。「お金かからないからまぁいいか」の心境である。それに「シートベルト締めてねー」の一言を怠ったのは事実だ。これから出発ー!というタイミングでの出来事だったが、この日の仕事はたいへん収穫が多く、行った甲斐のある1日だった。

これから気をつけます。

ランボルギーニS.p.AのCEOが家の前で倒れているという奇跡はいつ起こるのか
| クルマにまつわる四方山話 | 23:32 | comments(6) | trackbacks(0) |

https://www.lamborghini.com/jp-en/モデル/aventador/aventador-s より

 

家人のケータイキャリアメールには迷惑メールがたくさん届くのだという。その中にこういうのがあるそうだ。

/////
Begin forwarded message:
差出人: ******@p5vg3.wp9vjkbyk84e.co
日時: 2017年11月30日 17:11:58 JST
宛先: *******@i.softbank.jp
件名: このたびは【.BMW】の.ご.当選おめ でとうご ざいます!!  

※こ まめに受信.ボックスをご 確認ください※

こ.のたびは【B.M.W】 のご当選お.め でとうございます!! 

閲* 覧するにはここより 


お. 問. い 合. わ せ 
******@p5vg3.wp9vjkbyk84e.co
//////

くだらない。ちなみに「差出人」と「お. 問. い 合. わ せ」メールアドレスは乱数、文字間の不自然な文字間の空白や「.」も原文ママ。

よく友人に冗談で話していたのだが、「ある日家の前にガイジンさんが倒れているではないか。『どうしたんですかっ!』と家に入れてやったら空腹だという。有り合わせのご飯を食べさせてやったら『コンナオイシイモノ、ハジメテタベマシタ!』とガツガツ食べる。無事彼が帰っていった数ヶ月後、家の前で尋常ならざる野太いエグゾーストノイズのアイドリングサウンドが聴こえるので何事かと出ていってみたら、あの腹ぺこガイジンさんがビシッと決まったスーツ姿で握手を求めながら『センジツハアリガトウゴザイマシタ。オレイコレヲニウケトッテクダサイ』。なんと彼はステファノ・ドメニカリ。ランボルギーニS.p.AのCEO。彼はお礼にアヴェンタドールSクーペを届けに来たのだった」まぁこういうのなら喜んで受け取るのだが。

まぁ百歩譲ったとして、だ。BMWのどんなモデルなら嬉しいだろうか。M4クーペかな。


アルファ ロメオ仙台(半角スペースあり)が装いも新たにオープン
| クルマにまつわる四方山話 | 18:56 | comments(19) | trackbacks(0) |

 

仙台のアルファロメオオーナーにとって、「アルファロメオ仙台」と言えば仙台市若林区六丁の目にある店舗のことだった。しかし上記の招待状に明記してあるとおり、2017年11月18日以降はそれは仙台市泉区の「旧アルファロメオ仙台泉」のことになる。実際のところ筆者にとってはあまり影響はない。これまでどおり筆者はメインテナンスを卸町に頼むだろう。

親会社、日本法人の都合で、わずか数年程度で店舗改装しなければならない地元資本ディーラーは本当に大変だと思う。(株)イデアルさんはそのとなりのジープブランドの方も、クライスラー扱いが日本国内になくなったのでこっちも改装中である。今までアルファロメオ仙台「だった」方は今後は単に「フィアット/アバルト仙台」として機能していくのだろう。

親会社フィアットの採る本国でのブランド設計が、日本で機能するとは筆者には思えない。アルファの高級路線化は大衆ブランドたるフィアット車が行き届いていればこその施策だと思う。山形のことと言い、FCAJ(フィアット・クライスラー・オートモビルス・ジャパン)さんにはエンドユーザーとその最前線にいる人々のことをもっと考えて欲しいと思う。

※タイトルに書いたとおり、招待状を見ると「アルファ」と「ロメオ」の間には「半角スペース」が入るのが正式表記らしい。しかし本ブログでは当面「アルファロメオ」と記述するので、ご承知おきいただきたい
 

JUGEMテーマ:ALFA ROMEO

うまくいかない2017
| クルマにまつわる四方山話 | 22:41 | comments(7) | trackbacks(0) |

山の上まで行ったが曇っていた…。
うまくいかない


理由は確と解らねど、昨今の日本の気象は極端である。雨が降る時はこれまでの常識では判断できないほどの降雨が頻繁にあるし、台風の威力も徐々に大型化してきているように思う。しかもその台風が割と頻繁に日本列島を縦断したりする。実は2017年のひとりツーリングは、その気象状況にずいぶんと左右されてきた。

特に6月の台風3号、10月の台風22号には日本中が酷い目に遭った。台風や豪雨の被害に遭われた方にはお見舞いを申し上げる。それら被害と比べれば筆者の被害など被害とも呼べぬ。ひとりツーリングの日程や行き先を変更せざるを得なかった程度の話だ。しかしひとりのクルマ好きとしては大きな被害である。

2016年、車中泊を前提として秋田県・男鹿半島を走ってきた。楽しみにしていたツーリングだったのだが、特に翌日の寝不足は如何ともし難かった。あと20歳若ければ特に苦にもならなかったのかもしれないが、40代後半のおっさんには過酷だった。やっぱり布団で寝なきゃダメなのだ。そこで2017年はちゃんと宿を取って一泊ひとりツーリングを目論んだ。

話の流れからもはや読者諸兄にはオチが見えていると思うが、6月、10月に企てていたその宿泊ネタは、どちらも台風で実施できなかったのである。



岳温泉の成る駒に行ったけど休店日だった…。
うまくいかない


筆者ごとき者でも、二日以上の休日を設定するにはそれなりの下ごしらえがいる。仕事のスケジュール然り、家族の予定然りである。加えて前後の単発ひとりツーリングの献立というものもある。宿泊ツーリングの日程を決めていれば、前後の単発ひとりツーリングは別方向に向かう。新鮮味が薄れるからだ。そういう諸々の準備がおじゃんになるわけだ。

2017年10月に「THE うまくいかないツーリング」というタイトルの、悉く思い通りにいかない単発ツーリングをレポートしたが、あのツーリングは2017年のうまくいかなさ加減を象徴しているなぁと改めて思う。実際にこれまでのところ、2017年は走行距離があまり伸びていない。2017年初頭のエントリーで「2018年1月1日のエントリータイトルに記される数字は165,000kmくらいと予想している」と書いたが、これまた既報のとおり、11月にようやく16万kmに到達したばかり。例年よりも5,000kmも少ないのだ。
 


後ろの石澤商店で給油したかったのに、
カード扱いがなかった…。
うまくいかない


中途半端な雪国である仙台でも12月になれば雲行きによっては平地でも雪が降ることがある。気の早い人などそろそろスタッドレスタイヤに交換したかもしれない。仙台の11月とは冬支度を始める時期なのだ。隣県にまたがる峠道などは、軒並み通行止めになる季節。こうなるとツーリングの行き先選定にも頭を使う。年内にせめてあと3,000kmは稼ぎたいと思っているが、どうなることか。
 


置賜広域農道を走りに行ったのに、
交差点ひとつ間違ってK12を走ってしまった…。
うまくいかない
あおたく師匠の「売り方・売り時指南」※追記あり
| クルマにまつわる四方山話 | 15:46 | comments(10) | trackbacks(0) |

筆者のイタフラ車道のお師匠さんことあおさんが、昨年春に電撃的に購入したシトロエン DS3をこの秋これまた電撃的に売り払ってしまった
 


納車の儀にも立ち会いました。
↑単なるヤジウマ
左はシトロエン仙台のMさん、
右のダンディはトーマスさん


その物件は家人のDS3と違ってスポーツシック、それもウルトラマリンという限定版。筆者も運転させていただいたことがあるが、テンロクターボと6MT、そしてシトロエン歴史由来の足周りチューニングとの組み合わせが超絶楽しかった。筆者のMiToと比べるのもおこがましいが、とにかくコーナー処理の論理がMiToとはまったく異なっていた。ものすごく大ざっぱに言うと、MiToは踏ん張って曲がる。DS3は足回りが撓って(しなって)入力を受け止め、その上で曲がる。シトロエン伝統の挙動と照らし合わせても、おそらく納得の延長線上にある動きだったのではないか。

クルマの挙動の差異については書く気になればエントリー1本分になるのだが、今回はそれが主題ではない。あおさんがウルトラマリンを手放した経緯・理由についてここに書くことは控えるが、※ 愛着を持っているのに残念ながら手放さざるを得なかった、というところだ。しかし自分が納得できないところがあれば手放すことも辞さない。プジョー 206SW S16を溺愛するあおさんですらそういう冷徹な判断を下すことがあるのか、と筆者は驚いたのである。この驚きこそが本エントリーの主題である。

これを筆者に置き換えて想像するなら、かなりあれこれと迷うことは間違いない。何しろ機関は絶好調だし、限定版の特別色も大いに魅力的なのだから。こうなるともはやクルマを売る/売らないは生き方の問題とすら言えよう。筆者が驚いたのは、未練を断ち切っても「納得できないものは納得できない!」と決断する力に対してなのかもしれない。

詳細を明らかにせず話を進めて恐縮だが、今回の売却劇の詳細をとことんまで削ぎ落とせば、それは「売り時を間違うな」というシンプルな話である。今回の決断のバックグラウンドにはあおさんの膨大な知識・見識があってのことであり、筆者に容易に想像できない葛藤もあったに違いない。それを考慮しても「え?売るの??あれを??」という思いは筆者にある。しかし弟子筋たる筆者は勝手に視点を変え、本件はあお師匠の「クルマの売り方・売り時指南」だと捉えている。あおさんは否定されるかもしれないが。

筆者がMiToに執着するのは、以前から書いているとおり自分の子どもに継承したいという思いや、「せっかくアルファロメオのオーナーになれたのに…」という言わば心情的な理由だけの話。心情的背景とはつまり人生観であり生き方の問題である。思えば筆者は、クルマに限らずそうやってグズグズになるまで手元に置いておき、ネガティブな感情を持つようになって初めて手放すという癖がある。そうやって蜜月時代の記憶もネガティブなものに変えてしまう。唯一違ったのはプジョー 307SWだけだ。あの時だけは「ネガティブな気持ちになる前に、良い思い出ばかりの内に手放そう」と決めたのだった。

筆者があおさんの一件をショッキングに受け取ったのはつまり、もうMiToを手放せというお告げのように聞こえるからなのだ。

 

※追記

あおさんご本人が売却理由について触れるエントリーを上げておられました。こちら

自動車任意保険のロードサービス・利用費用の1例
| クルマにまつわる四方山話 | 22:11 | comments(4) | trackbacks(0) |


MiToのシフトワイヤーが切れた際、事案の発生場所から自宅まではなんとか自走して帰着したが、自宅から(株)イデアルさんへ入庫するにあたってはレッカー車を頼んだ。これは任意保険のロードサービスメニューのひとつで、車高を落した我がMiToの前輪をロックする作業について、当日はプロの技を見せてもらった。



で、このほど保険会社から「レッカー業者に代金払っておいたから」という通知が来た。

運搬・搬送・引取費用保険金 25,704円

これが高いのか安いのかわからない。自宅から仙台市若林区卸町のイデアルさんの工場までの距離は約20kmとGoogleMapはいう。純粋にワイヤー交換には56,970円という費用が発生しているので、レッカー代も含めたら82,674円だったことになる。

このエントリーの趣旨は総費用の算出でもレッカー移動の是非を問うわけでもなく、任意保険で標準的に采配されるレッカー業者への代金はこんな感じですよ、というお知らせである。どうかご参考にしていただきたい。

ということで趣旨・本懐は遂げたわけだが、例えばこれがMiToではなくアストン・マーティン V8ヴァンテージの6MTモデルで発生したとしたらどうすりゃいいのだろうか。仙台市の山の方でアストンのギアが2速から抜けなくなった!かろうじて自宅まで自走したとして、さてアトランティックカーズへ連絡し、引き取りに来てもらえるのだろうか。これがマクラーレン MP4-12Cだったら?これがTVR グリフィスだったら??

いやぁ、MiToで良かったわー。

トヨタの80点主義が照射する光と闇
| クルマにまつわる四方山話 | 22:41 | comments(8) | trackbacks(0) |

試乗記を書こうかどうか迷っている案件がある。それは先日の「北日本MiTo会MMSS+クルマで行きますOFF会#15」で試乗が叶った、トヨタ カローラフィールダーハイブリッドである。現行ではなく先代のそれは、ある事情でalfa_manbowさんが乗ってきたレンタカーである。その気安さから軽い気持ちで運転させてもらったのだが、自動車文化の光と闇についてうっかり触れてしまったような、考えさせられるちょい乗り試乗だった。
 


 

このカローラフィールダー、もし試乗記をエントリーするとしたら、表題は一発で決まる。「トヨタの80点主義炸裂」。これしかない。よく聞く言葉だったが、老母のトヨタ パッソに乗ったくらいではその神髄への理解が足りないことがはっきりわかった。フィールダーの運転印象を「〜る」「曲がる」「止まる」「さ鐔酸」「シ从兩」の5項目レーダーチャートで表すとしよう。するとそれは綺麗な正五角形になるはずだ。「80点」なのだから、形は綺麗だがそのサイズは小さい。しかしそんな感想は、普段は歪なレーダーチャート図のクルマに乗り慣れた筆者だからこそ湧くもので、自動車の運転に頓着しない、あるいは執着のない一般的なドライバーが乗れば「全方位的に優れた車」という評価になるのだろう。

さて、「全方位的に優れた車」が優れた運転を誘発するかというと、決してそうではないと筆者は思う。

日々自分のクルマを運転していると、「曖昧な運転」や「自己中心的な運転」をする対向車や並走車に辟易することがある。生活する場所によって傾向の小差はあるだろうが、そういう運転をしているのは国産車が圧倒的に多い。フィールダーに限った話ではなく、おおむね「全方位的に優れている」国産車でどうしてあんな運転になるのか。以前筆者はこのことについて、運転手の技量不足・認識不足が主な原因だと思っていた。実際に80点のきれいなレーダーチャートの車であるフィールダーは、どこにも歪なところが無いという意味ではとても運転しやすい自動車だった。しかしその運転しやすさは、運転手の集中力を高める方向には作用せず、むしろ「如何に運転手が楽できるか」に向いているように思えた。「どんな要素がそう思わせるのよ??」と興味を持つ読者もいるかもしれない。しかし筆者はうまく「これ!」と指摘できない。ボディは硬くもなく柔らかくもなく。足周りはクタクタでもなくガチガチでもなく。AペダルもBペダルも反応は悪くもなく特段レスポンシブルでもなく(トヨタのハイブリッドだからブレーキはヘンだったかも)。ステアリングはダルでもなくクイックでもなく。ATだから身体の左半分はリラックスしたまま。インフォメーション画面には瞬間燃費などエコ情報が常に表示されている。同乗してくださったalfa_manbowさんは試乗の冒頭に「これはおそろしい車ですよ」と筆者に言った。試乗を終えた筆者もそう思う。

これは恐ろしい車である。

どこにも神経に障るところが無いフィールダーは、運転中に特段の集中力を必要としない。弛緩していくのだ。「楽であること」を是とすることに慣れてしまう。良くできているが故に、車の運転から意識がどんどん離れていくのである。
 




セダンと比べて、フィールダーは個人オーナー、
それもセダンよりも若い世代をターゲットにしている。
だからなのかメーターはブルーに縁取られているし、
エンジンスターターボタンもブルーである。
それにしても、カローラにスターターボタンかよ!


筆者はクルマの性能は「予想の一割増し」が良いと思う。「わ!思ったよりも加速がいい!」「わ!思ったよりキュッと曲がる!」「わ!思ったよりブレーキ強力だなぁ!」が理想である。2009年当時の筆者にとって、MiToはまさにそういうクルマだった。「思った以上」なのだから運転にはある程度以上の集中力が求められる。それが安全運転に繋がるはずだ。もちろん「予想の一割減」はどんなに綺麗なレーダーチャート図の車であろうと、「嫌悪」という形で集中力を削いでいくわけだが…。

悪いところが見つからない、一見(一聞?)すると良いことずくめの80点主義フィールダーは、実際に運転してみると、少なくとも積極的に運転に関わる気がしない。中途半端に良くなれば良くなるほど運転手は甘やかされ技量が落ちていく。従って事故は増え安全運転支援装置がどんどん加えられていく。それら装置を効果的に動作させるために自動車の電子制御領域は広がる一方。その結果自動車からのダイレクトなレスポンスやフィールは消えていく。フィールダーのドライバーへの反応は常に無表情。言うことは聞いてくれるが、必ずしもオーダーのすべてを反映するわけではない。その代わりに得られるのは疲れないというメリットだけだ。疲れないことが最上なのであれば、向かうべき未来は自動運転…。恐ろしい!!我々のようなクルマヘンタイにとって、80点主義のトヨタ車は自動車運転の楽しみを駆逐するウィルスである

技術の進歩は人類にとって「光」だが、こと自動車運転に関して言えば、人間の運転技術を退化させる「闇」にもなり得る。自己中心的な運転を繰り広げる自動車が日常の道路に溢れる理由も、また先進技術がもたらした「闇」である。OFF会会場でのフィールダー試乗時、あおさんに「またディスるエントリーをあげるんでしょ(笑)」とつっこまれた。これはもはや特定メーカー・車種へのディスり行為やイチャモンではない。自動車の未来に対する切実な不安である

ZFやボッシュなどを筆頭に欧米のパーツメーカーに侵食されてきているとは言え、自動車工学における日本の要素技術はまだ高いレベルにあると思っている。トヨタ車など、その高い要素技術を積み重ねることでクルマの形になっていると言える。フィールダーに乗ってしみじみとそう思った。各要素はすごいのだ。しかし1台の車としてまとまると、とたんにスケールが小さくなる。これはおそらく「車のキャラクター付け」の段階でこうなっているとしか思えない。優れた要素技術の優先順位を決め、「自動車運転を楽しむなら、このチューニングしかない!」とチームを鼓舞し、上層部を納得させるリーダーが必要なのだ
 


あー、恐ろしい体験だった…。忘れるためには500TwinAirとか乗らないとダメだ…

クルマでのお出かけという"ファンタジー"
| クルマにまつわる四方山話 | 23:22 | comments(8) | trackbacks(0) |

拙ブログのアクセスランキング上位はほぼすべてが試乗記なのだが、意外や「MiToで行く!」シリーズもそれなりに好評をいただいているようだ。筆者のツーリングレポートなど本当に「絵日記」であり、拙い駄文にいいね!やシェアをしてくださった方には感謝があるばかり。

2017年夏、VWがその最下層車種のup!のイメージ戦略を変えてきた。日本導入時は軽自動車イーターの黒船来日!と自動車評論家筋では大騒ぎになったが、セミオートマが災いしたか、ディーゼルゲート事件が災いしたか、どうせガイシャを買うならゴルフがいいな的な購買者心理を覆せなかったか、理由の分析はともかく、up!は筆者から長らく「大山鳴動鼠一匹」物件の汚名を着せられていた。ところがちょうど7月の三連休を見込んだかのような特出し広告が始まった。
 


up!は実直な実用車というイメージからファンションアイテム的なもの、無くても困らないが持ってると気持ちがリッチになるものへ、そのイメージを変えたいのかもしれない。今回のエピソードを見る限りでは、大きくフィーチャリングされているのが「移動の自由」である。終電の時間を過ぎても好きな場所に行ける、多少道を間違ったってドンマイドンマイ。筆者が20代の頃はこういうのをしょっちゅうやっていた。23時に友人とうだうだしていて「よし!山形までモスバーガー喰いに行こうぜ!」と片道60kmかけて東根市までハンバーガーを食べに行く、エロ本のお焚き上げだ!とて砂浜まで5人フル乗車のレビンで乗り込んでエロ本を燃やす(迷惑だからやってはいけません)などなど。まぁ随分無駄にガソリンを消費していたものだ。

だがそれらは本当に楽しかった。当時は意識しなかったがそれは「移動の自由の謳歌」だった。そしてこれらのことは、都会に住んでいる人には案外立派な「ファンタジー」として映るのかもしれない。主人公が二人組のアンチャンでなく「大人の女性」の楽しみとして設定していることでもそれは知れる。もちろん今後二の矢三の矢として放たれるエピソードが実直な実用車のイメージも含まれるかもしれないが。

考えてみるに、拙ブログのツーリングレポートを読んでくださっている方々の中にも、筆者がMiToであちこち出かける姿はファンタジーとして映っているのかもしれない。試乗記読者は「これから本気でクルマを買おう」と思っている、すでにクルマに興味有り、前向き、能動的な方々であろうが、ツーリングレポートを「オレも休みの日にこういうところに自由に行ってみたいなー」とか「本当はワンボックスカーじゃなくて、ロードスターとか乗りたいなー」とか「一度はガイシャに乗ってみたいなー」とか思いながら読んでくださっている方がいないとも限らない。栗駒山の北側に来たけど6月半ばなのにまだ積雪で通行止めかよ!と愚痴ったり、福島県相馬まで行ってとんかつを食べて帰ってくるだけの文章にもそういう妄想を加速させる意味が少しはあるのかもしれない。

友達とロングドライブに行くことになったとか、たまには違うクルマに乗ってみたいという話なら、レンタカーでも済むことだし、もっと生活・仕事寄りに考えて月額いくらでカーシェアリングするという手段も今ならある。だが筆者は「クルマは所有してナンボ」と思う。それは「移動の自由」だけでなく、「見て楽しむ」という要素がクルマにはあると思うからだ。好きなクルマが身近にあると楽しいですよ。それは声を大にして言いたい。筆者のツーリングレポートが「自分もクルマであちこち走ってみたい!」と思うきっかけになるのなら、これほど嬉しいことはない。
 

 


 

 

 

 

 


と、この話はここでおしまいにしたいのだが、蛇足を承知でもうひとつ書き加える。自動車メーカーには何よりも「所有したくなるクルマ」を作ってもらいたい。税金や駐車場スペースの確保などのさまざまな悪条件があるにも関わらず、買いたくなってしまうクルマであるべきだ。低燃費や物入れが多いことなどどうでも良い。外観、色、性能でもって所有したくなるようなクルマを作ってほしい。

 

座ったままで流れる景色
| クルマにまつわる四方山話 | 21:15 | comments(8) | trackbacks(0) |

後部座席用のそこそこ大きな増設ディスプレイにテレビ番組や市販ディスクと思われるアニメなどが絶賛上映中。巨大なワンボックスカー(と言ってもランドローバー ディフェンダーLWBやハマーH1ほどではない)の後ろについて走っていると、よく見かける光景である。当然リアゲートの窓には「Baby in car」のステッカー。

幼児をクルマに乗せて移動する時、子どもたちが飽きて車内で大騒ぎして大変、という事情はわからなくもない。トムとジェリーのDVDはそういう時の特効薬だと思っている親御さんも多いことだろう。しかし筆者は例えパッセンジャーのためでも、車内で映像を流すことには反対だ。

筆者は「子どもにはクルマを好きになって欲しい」という思いがある。だが車内でアニメを観ることはクルマを好きになるチャンスを潰してしまうと考えるからだ。
 


筆者の家に自動車が導入されたのは、筆者が中学生になってからのように記憶している(記憶が曖昧だが)。それ以前からタクシーに乗るのが大好きだった。車窓の外を景色が流れているのをいつまでも見ていたいクチだった。少なくともイスに座ったままで高速で移動できるという事実に興奮していたのは確かだ。自家用車が来てからは、なんとかして助手席に座ろうとした。理由は単純だ。前に座った方が景色がダイナミックに動くからだ。「子どもは後ろに乗りなさい」と親に言われて渋々後部座席に座っていた。早く自分で運転してみたくてたまらなかった。

「座ったままで高速移動」、そして「景色が流れ移ろう様」。このふたつこそ自動車移動の醍醐味である。運転していようがいまいが、このふたつは乗員にとって平等に与えられる。一方カーオーディオの進化系であるナビはこれまでにない情報表示スペースを持ち、折りからの映像デジタル化がそこにうまくシンクロした。映像は手軽に持ち運べるものになり、インフォテイメント技術はさらに発達した。「走る」というソリッドな目的にあまり興味を持たず、「豪華であることこそ是」とするオーナーにとって、自動車内のシアター化はエクステリアを飾り立てるよりも重要なのだろう。

運転しない人にとっては、「座っているうちに目的地に着く」という意味では、新幹線もエルグランドも同じである。となれば特急列車よりも新幹線の方が、新幹線よりもトワイライトエクスプレスの方が、つまり車内が豪華な方が良く、時間潰しの選択肢は多い方がいいのかもしれない。しかし筆者が考える機械による高速移動の醍醐味とは「もうこんなところまで?さっきまであそこにいたのに。しかも自分は座ってるだけ」という驚きであり、その驚きを味わうにはシートに縛りつけられ、窓外の景色を凝視することでより深くなると思うのだ(そしてそれを自分の手足で操縦しているなんて!という感覚が自動車運転の醍醐味だと思っている)。

もしかしたら将来我々の仲間になるかもしれない幼い子どもから、高速移動の醍醐味を味わう機会を奪わないで欲しい。そしてクルマでの移動は退屈だとすり込まないで欲しい。
 

MiTo・12ヶ月点検への旅立ち
| クルマにまつわる四方山話 | 09:53 | comments(8) | trackbacks(0) |


MiToが5回目の12ヶ月点検へ旅立った。株式会社イデアルさんへ。いつものことながら、いろいろ妄想してきた。

1.タイミングベルト交換(2回目)
2.ラジエター交換
3.エグゾーストパイプの固定
4.ウェザーストリップ交換(左右ドアのみ)
5.ABARTH PUNTO用アンダーパネルの取り付け
6.エアクリーナー(持込み)交換取り付け
7.ボディのガラスコーティング


妄想は主に4と5だったが、このウェザーストリップが予想を遥かに超えて高価だったので速攻見送り。5も価格が判明する前に調査中止を要請。2もクーラント液漏れはストップリーク剤で今のところ再発しておらず、緊急性は低いと判断されたため見送り。タイベル交換、エグゾーストマウントストッパー交換、エアクリーナー交換が主だった内容、加えてエンジンオイルの交換となった。

入庫時、K店長に「周囲から147に乗ってみろと言われてまして…」と話したら、K店長の思い出話が炸裂(笑)。本当に147が好きなんだなぁとほほ笑ましい。2017年の今147に乗るなら2.0のセレ、2004年あたりの前期型の最後期もの、走行距離3〜4万kmで車両本体価格49万円。そんな個体を総額70万円くらいで買って、タイヤは16インチで改造はなにもしない、セレ(修理用)預金30万円を常にキープしておく。これが極意だそうだ(笑)。あまりにも楽しいお話ではあるが、残念ながら筆者にその目は無い(笑)。

それなりに時間がかかる整備なので入院となったMiTo。その代車はシトロエン C3だった。これももはやお馴染の個体。相変わらず4〜50km/hまでの加速はハエが止まるようなもっさり具合だが、そこから上の速度域でのシャキシャキ具合は素晴らしい。
 




今回このステッカーは剥がされていた(笑)


【試乗記】シトロエン C3(2005)・この快楽は知っている人だけが知っていればいい

だがこのC3の楽しさもあくまで「下駄」だと思えばの話であって、8年/15万kmも苦楽を共にできるか…?と問われれば、それは残念ながらNoである。多少演出過多であっても、MiToのような「ほどほどの非日常感」こそが筆者がクルマに求めるものなのだ。

K店長との雑談の中で「もはやマニュアルトランスミッションは必須ではない」という話をした。エンジンのレスポンスが良ければ良いほど、自動変速の方が楽しいということが我々には解ってしまった(ただしトルコンATは除く)。いずれは片手片足でガチャガチャと変速するクルマよりも、「合理的な速さ」を標榜するクルマに乗り換えていくのだろうけれど、今はまだMiToに乗っていたい。同時に、MiToのようなクルマはますます減っている。そういう周囲の状況も、筆者をMiToに固執させる一因である。


 

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■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

■朝練&夜活■
早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■EDO■
Eat and Drink Organizationの略。
親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
「同乗者無しでひとり1台」
「うまいものを食べ、飲む」が掟。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。
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