クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
プン太郎定期レポート#10_2019年7月
| ABARTH PUNTO EVO | 16:42 | comments(9) | trackbacks(0) |


●総走行距離 59,009km

●ナンカン NS-2Rに寿命せまる
現在プン太郎に履かせているナンカン NS-2Rのフロント側がそろそろスリップサイン。まぁ減らないタイヤというものはないが、10,000kmでフロントが御陀仏とは、聞きしに勝る短寿命タイヤであることだ(履き替えは50,180kmで実施)。歪んだホイール事件への処置として、走行3,000kmほどで前後を入れ替えてはいるが、それにしても。早々に前後を入れ替えるとしても、ヘタをすれば今季中、すなわち冬が来る前にもう1回ノーマルタイヤを買わねばならない。

そうなったら何を買おうかなぁ、うへへ。

プン太郎定期レポート#9_2019年6月
| ABARTH PUNTO EVO | 23:49 | comments(5) | trackbacks(0) |


●総走行距離 56,870km

●起動しないアンプ、消えるフロントライト
搭載している別体アンプ・アゼスト APA4200の臨終が近いようだ。音質劣化が目立ち始めた。またハンダが浮いているのかリレーがイカれ始めたのか、起動しないことがある。この件はまた別にエントリーしよう。

先日発症した、夜間、旋回中のフロントライト消失。症状再現せず。こちらは本格的に症状が進むまで様子を見るしかない。6万km弱しか走っていないのに、電装系のマイナートラブルが現れてちょっと驚いている。MiToはそうでもなかったのにな。

●7万kmという一線
プラットフォームを同じくするアルファロメオ MiToに16万km乗った経験から、フィアットが作るGMプラットフォームベースのBセグ車両のターニングポイントとも言うべき距離数を知っている。それは7万km、12万kmである。7万kmでお約束のタイミングベルト交換だけでなく、足周り、トランスミッション系のあれこれに予防措置を取ると、車両の健康寿命が格段に延びる、はず。そして12万kmは本当にダメなパーツ類を根こそぎ刷新。これがコツだと思っている。で、その7万kmが目前である。タイミングベルト、シフトリンケージワイヤー、ブッシュ類などを替えるべきである。←自分に言い聞かせている

 

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プントエヴォ・消えるフロントライト
| ABARTH PUNTO EVO | 14:45 | comments(3) | trackbacks(0) |

ある夜、プン太郎を走らせていた。交通量も少なく、なかなかにマイペースな道行きにすっかりリラックスしていたのだが、ある交差点での右折時、当然のことながら減速した。「せっかく良いペースだったのに」という気持ちが少しあったし、乗っているのは自分ひとり。減速はやや急だった(ちなみに後続車両はいません)。

減速しきってハンドルを回し始め、再び右足をAペダルに移そうとしたその時、目の前がふっと暗くなった。いや、これ、別に失神の暗喩などではなく、プン太郎のフロントライトが消灯してしまったのだ。理由はわからない。山の中の真っ暗闇を走っていたわけではないから「ん?なぜか路面が暗くなったぞ?」と、狐につままれたような気持ちのままハンドルを直進に戻しつつ、加速を始めた刹那、自然にフロントライトが復活。ようやくその時に「あ!フロントライト消えてたんだ!」と理解した次第。
 


2002年から乗っていたプジョー 307SWでは、夜間にアクセサリー系も含めて全電源消失というのを何度も味わったので、この程度は驚くに値しない。ケーブルやコネクタ類に不備があったとして、昼間にその系統の通電に異常があっても気付きようがないし。

全国のアバルト プントエヴォ、あるいはフィアット プントエヴォにお乗りのみなさま、フロントライトが急に消灯しませんか?大丈夫ですか。そうですか。
 

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プントエヴォ・吸気と排気
| ABARTH PUNTO EVO | 18:08 | comments(16) | trackbacks(0) |


エンジンの燃焼効率を上げれば、エンジンの出力も増す。という認識で良いのだろうか。

純正状態に特に不満もなくアバルト プントエヴォを乗り回す筆者であるが、改造事例を見聞きしてしまうと悪い蟲が動き出す(笑)。どこかに不満なことはないか…と、本末転倒な思考を脳内で繰り広げると、ターボラグが気になるっちゃあ気になる。

プン太郎の場合2,500rpm未満ではターボが仕事をしないので、純粋にエンジンだけで加速をがんばらねばならない。スポーツモードを選択すれば、というか筆者はスポーツモードに24時間入れっぱなしだが、加速におけるもどかしさはある程度は緩和されるものの、ゼロにはならない。そこんとこ、どうにかならないか。

実はギア比にもそれを助長する傾向が感じられる。1速は動き出しだけの担当で、具体的な加速の演出は2速以上が担当する。

プントエヴォの6MTの変速比は以下のとおり。

1速 3.900
2速 2.118
3速 1.484
4速 1.116
5速 0.897
6速 ?

あれ??かつて公開されていた公式サイト上の諸元表に6速が載ってないぞ?まぁいいか。

数字で見ると、1速から2速へのジャンプっぷりはずば抜けている。MiTo 1.4T Sportにも同じような傾向はあったが、そのこともターボラグ感知に拍車をかけているような気がする。プン太郎の停止状態からの加速シーケンスでは、2速へのシフトアップは早めに完了しないとエンジンのシャクりを実感してしまうし、となるとあまり回転数を上げないうちに2速へ入れて改めて3,000rpm以上を目指すことになる。もどかしい。

これ、筆者の運転が下手だ、という可能性も大いにある。1→2速のつなぎをもっと工夫すれば良いだけの話かもしれないのだが。

ともあれ、MiTo時代の経験で、エアクリーナーをもう少しキャパシティの大きなものに替えると、この2,500rpm付近の出力に良い影響があることはわかっている。エアクリを交換することで得られる利得は、まさに毎日もどかしい思いをしている範囲にメガヒットするはずなのだ。そして筆者の手元にはalfa_manbowさんから頂戴した、某ブランドのMiTo 1.4T Sport用エアクリが残っている。さらに先日のオフ会でパイプ径に問題なさそうなことは計測済み。エンジンコンパートメント内部への固定も、どうやらできそうな目算もある。

キラーン!

3年前の筆者なら、エアクリを携えて早々に(株)イデアルさんへ勇躍乗り込んでいただろう。だがちょっと待てよ、と。吸気と排気はワンセットで考えるべきだ。勢い良く吸ったら効率良く排気せねば効果も半減じゃないスか?半減は大げさだとしても、より良い効果を実感したいならエアクリと排気管の交換はワンペアであるべきなのではないか。

そうするとちょっと先立つものが…。それにアバルト プントエヴォに適合するアクラポヴィッチマフラーって見当たらないんですよねぇ。ということで、結局エアクリのみサクッと交換しちゃうか…。ふーむ。



 

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プントエヴォ・怪奇現象
| ABARTH PUNTO EVO | 22:32 | comments(7) | trackbacks(0) |


あお師匠に言わせれば、何をそんなに…というほど「正しい運転姿勢」に執心する筆者。しかしプン太郎購入後約1年に渡る試行錯誤を経て、運転時に取るべき姿勢を体得した。おかげで心に平穏が訪れた。

筆者はエンジンスタート時に、シートに座って運転姿勢を作ったらまずクラッチペダルを1-2回踏み、さらに踏み切った状態でキーを捻る。これは癖というよりももはや儀式のようなものだ。その儀式中、クラッチペダルが遠くなっていることがある。正確にはシートが下がってしまっている。前日はベストポジションで運転していたのにも関わらず、だ。

そういうことが1、2回ではない。プン太郎は筆者ひとりしか運転しないのだから、シートの前後位置が変わることは(筆者が変えない限り)本来起こり得ない。そういう事態が発生するたびに、「そんなはずないよな」という無意識下の意識によって、尻の前後位置を調整していた。まさに「帳を合わせる」である。ところがベストドライビングポジションをはっきり体得したおかげで、尻位置の微調整そのものが不快になってしまった。てかそもそもおかしくね??一度決めたシートポジションが、なんで勝手に変わるのよ。自分で動かしてないのだから、これはもはや怪奇現象ぢゃないか!!

と、プン太郎に取りついた悪霊的なものを想像していたのだが、どうも違うようだ。このシート位置が勝手に変わってしまう症状は、後部座席にアクセスしようとしてフロントシートを倒した直後に発生していることを突き止めたのである。つまりシートを戻す時に、必要以上に勢いを付けてシートをガチャッと戻した時に、前後位置がずれるようだ。となると後ろにしかずれない現象も説明がつく。

これ、ナニゲに不便である。家に帰り着いて後部座席に置いていた荷物なりを取り出し、ドライバーズシートをガチャッと元に戻す。そして翌日朝着席すると、微妙にペダルとハンドルが遠いのだ。あー、鬱陶しい!でもそういう造りなんだから仕方ない。以来倒したシートを戻す時は、限りなく優しく動かしている。

こんな時、メモリ機能がある電動シートなら、気がついたらズレているなんてことはあるまい。沢村慎太朗の著作で読んだのだが、ポルシェ 911はシートスライドは非電動、すなわち手動なのだそうだ。なぜかというと、タイトなコクピットへの乗降時はシートを後ろへスライドさせると楽だから。そらそーだ。「さぁ降りるぞ!」という時にブラインドタッチでスライドスイッチを探し、「ウィー…ン」とのんびりシートが下がり切るのを待ってなどいられない。

アウディ経営陣が多数移籍して以来、スポーツカー的矜恃が薄れてきたという911。991型のシートは電動なのだろうか。992型では?
 

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プン太郎定期レポート#7_2019年4月
| ABARTH PUNTO EVO | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0) |

●走行距離数 53,307km

●歪んだホイールのその後
波状ノイズに「大丈夫だ!」という自信をいまひとつ持てなかった筆者だが、本件のレポートエントリーにくださったdenzouさんのコメントで魂が浄化され、すっかり心穏やかに運転できるように=波状ノイズを無視できるようになった。そういう心持ちで改めて左リアに歪んだホイールを履かせている状態を観察しても、特定の症状はみられない。早まってリペア業者に持ち込んだりしなくてよかった。
 

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プン太郎定期レポート#6_2019年3月
| ABARTH PUNTO EVO | 08:19 | comments(23) | trackbacks(0) |


●走行距離数 51,478km

●オーディオユニットが沈んでいく件
何度か取り出して裏の配線をやり直したりしていたら、固定する金具のラッチが甘くなってきたらしい。気付くとユニットが奥まっている。動作に問題があるわけではないので、まぁどうしても気になるとカバーを外してよいしょよいしょと治しているのだが、これ、クセになっちゃってるのかなぁ。
 


あらー


ユニットをフレームに固定する
金具がズレるんだ…



そうそう、これこれ


●ナンカン NS-2Rのノイズがうるさい件
確かに購入時にクローバーガレージSさんから「ノイズは盛大」と聞いてはいたが、なるほど。それでも人間慣れるものである。無音で運転に没頭している時は気にならなくなってきたが、問題は何か音楽を聴いている時だ。特に80年代以前の音源は、00年代以降の音源と比べマスタリング音量が低く、00年代以降の音源とちゃんぽんで再生している時は頻繁に音量調節することになる。carrozzeriaのDEH-970はハンドルのコントローラーに対応しておらず、いちいち右手でボリュームつまみを回すことになる。
 



走行距離が5万kmを超えた件は、いろいろと感慨深い。プン太郎購入当初は「今後はなるべく短いスパンで気になったクルマを次々試してみる」と決めたつもりだった。しかし日に日に愛着が増していく。案外プン太郎とも長い付き合いになるのかもしれない。すると一転して気になってくることがある。前愛車であるアルファロメオ MiToは、12万kmを超えたあたりで明らかにボディ剛性が低下していった。プン太郎もそうなるのだろうか。だとしたら悲しい。

特定の車種への偏愛が過ぎて、何度も買い直してしまったり、あるいはひとつの個体に40万kmも乗り続けたりする方もおられよう。恐れ入るしかない。良いエンジニアとの出会いや丹念なパーツ探し、それを支える財力が必要だとは思うが、プン太郎を最後の1台にするという選択肢もあるとは思う。筆者の生活とはすなわち、「あぁ、プン太郎に乗ってて良かった」という場面の連続であって、「あぁ、こんな時プン太郎じゃなくて●●だったら良かったのに…」という場面は年に1回あるかどうかだ。ま、MiToに乗っていた時も同じようなことを言っていた筆者だから、眉唾な話と嗤う読者もいるだろう。未来のことは筆者にもわからない。

 

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プントエヴォ・微震動の怪
| ABARTH PUNTO EVO | 18:26 | comments(13) | trackbacks(0) |

3月も早々にノーマルタイヤ ナンカン NS-2Rに履き替えて万事めでたし、天下泰平となるはずだったプン太郎だが、そうは問屋が卸してくれなかった。履き替え作業時にクローバーガレージSさんから指摘を受けた「ホイールが1本歪んでいる」案件が、時間が経つにつれクローズアップされてきてしまった。
 


歪ませたのは筆者本人で、経緯を書くとこうだ。2018年9月、ある道路で追い越しをかけた瞬間に道路幅が狭まり、右フロントが舗装部分から脱輪、ダンパー受け部をガツンとぶつけてしまった。右フロント足周りを傷めてしまい、意図しないネガキャンが付いて当時履かせていたブリジストン ポテンザ RE050Aを盛大に片減りさせてしまった。足周りは2018年12月の車検で矯正されたのだが、ホイールの歪みは見過ごされていたのだ。

Sさんからは作業中に「高速走行すると異常が出るかもです」と指摘されたが、とにかくさっさとノーマルタイヤに履き替えたかった筆者、件のホイールをリアに装着するよう指示し、必殺様子見攻撃で乗り切ろうと企んだ。しかし甘かった。そもそもロードノイズが大きいNS-2R、40km/hより上の速度域では「ゴアアアアアアアアッ」というあまり愉快ではない音質のノイズが盛大に鳴るのだが、プン太郎の場合はそれが「ゴアァアァアァアァッ」という感じ。音量に波がある。

そもそも2018年秋-冬、つまり歪んだ1本を右フロントに履かせていた状態でも、ハンドルのブレなどの体感現象はなかった…と思い込んでいたが、なんと本ブログ「プン太郎定期レポート#1」で
 

●不穏なハンドルぶれ
足周りと言えば、高速道路で追い越しするために出す速度域で、ハンドルに細かい振動が発生する。筆者はなるべく高速道路を使わない生活をしているので、滅多に浮上する瑕疵ではないのだが、かと言ってスルーするほど肝っ玉が据わっているわけではない。それに日常生活に於ける挙動を支える余裕は、高負荷時の余裕あればこそ。タイヤが原因かなぁとぼんやり考えている。


と報告しているぢゃないか。「ぼんやり考えている」場合じゃないよ、あんた。

そんなわけで、「サインを出していたプン太郎とホイール」 VS. 「放置していたあんぽんたんオーナー」という図式がはっきりしたわけで・す・が!過去を振り返るよりひとまずこれからのことを考えようではないか。

まずハンドルにブレは発生しないか?停止時と同様のどっしり感ではないが、ビリビリと細かい震えはある。おそらくNS-2Rの硬さゆえと想像する。その他の体感現象は、運転席に座る筆者の腰の後ろの辺りに何かが蠢くような、周期的な微震動。特に60km/hより上の速度域に突入するとそれは顕著になる。このふたつの微震動は、NS-2Rに履き替えた途端に顕著に感じるようになった。ということは、RE050AやWinMaxx01はコンフォータブルで、NS-2Rはスポーツタイヤで硬いからという理由しかあるまい。腰で感じる微震動は、以前:ハンドルのブレ、現在:腰の後ろと異なっているが、それは件のホイールの前後移設ゆえだろう。ロードノイズに音量の波が発生している件も、原因は一緒であろう。

とにかく精神衛生上気持ち悪い。早いところ解決したい。だがブツはアバルト純正ホイールである。1本買い直すだけでも財布のダメージは計り知れない。増してや4本買い直しをや。そんな時ふと「ホイール修正」という手段を思い出した。仙台にもそういう業者さんはあるのだが、そもそも事の経緯をよく知っているクローバーガレージSさんにやってもらえれば、そっちの方がいいじゃないか。さっそく問い合わせてみると「ちょっと待て」と。そもそもホイールスペーサーをかました状態で原因をあれこれ推測しても危険ですよ、と。

Sさんからは

  • ホイールスペーサーを外す
  • 正しくセンターを出して改めてホイールを装着する
  • 全ボルトを一旦解放し、再度締める


それでも症状が変わらない/出続けるなら、ホイールの歪みが原因と断定しても良い。正しくホイールを取り付けた状態で検分して、それから修正や買い直しを考えてもいいじゃないか、という提案なのだった。なるほどプロのご意見である

仕方ない。まずは自分でできることをしよう。筆者としては左リアホイール犯人説を裏付けるための作業と位置づける。
 

  • リアのみ一旦スタッドレスタイヤに戻す
  • その際ホイールスペーサーは外す
  • 検分
  • もしそれでも症状が出るならホイールが原因


というわけだ。プロが取り付けたフロントのボルトまで緩めることはあるまい。何となればこれまで自己作業で適当なトルクで締めつけていてもこんなトラブルは起こらなかったのだから。

いざ作業日、まずは現状をしっかり確認すべく自宅周辺をぐるりと1周してみる。奇跡の大逆転が起こるはずもなく、一昨日、昨日と同じように、不穏な微震動が60km/h付近を境に腰を揉んでくる。「あ、マッサージ機能だと思えば…」なんつー気の利いた感想は出てこず、ひたすら不穏だ。さっさと取り換えてみよう。

実際にスタッドレスタイヤに戻そうとしてみたら、スペーサーががっちり固着していて外れない。天を仰いで熟考すること1秒、外れないんだからしゃーないということでそのまま取り付けた。これで解決すれば完全にホイール犯人説が裏付けられることになるわけだし。
 


意外と違和感ない(笑)


さて前後異タイヤとなって試運転である。自宅前からソロソロと動き出してみる。








全然違う。

平和だ。なんなら20km/hですでにその違いが体感できる。ハンドルにも腰にも微震動は感じられない。自信をもって直進できる感じ。いやいや待て待て。低速では表出しないのに速度を上げればとたんに…ということもあり得るではないか。30分前に走った試走コースを、様々な速度で走ってみる。やはり微震動は検知できず。実際はハンドルはビリビリするタイミングもあるが、それは明らかに荒れた舗装起因だ。やっぱりホイール、歪んでいたのか…。あーあ。しかしそれよりもこの時驚いたのは旋回時の挙動である。





めっちゃオーバーステア。

理由を考えるに、フロントだけ強力なグリップを持っているNS-2Rなのに、リアはスタッドレスタイヤ WinMaxx01だからだろう。つまりフロントとリアのバランスが崩れているのだ。フロントはがっちり路面を掴んで曲がろうとする時、リアはスルスルと横に逃げ気味になってしまう。リアが「もうダメー」と根を上げ始めると急激に自転運動が進んで前を巻き込もうとするわけだ。これはおっかない。同時にこんな極端なフロント優性状態も体験できるもんじゃない。事故を起こさない程度に何度か巻き込み直前の挙動を味わってみた。おもしれー(笑)。

本題からズレている。そんなフロント優性状態もおっかないので、筆者自宅からクルマで15分のところにある某ホイールリペア専門店を急襲。事情を話して診てもらったのだが「うーん。いやー。これは、まぁ…」と歯切れが悪い。つまり気にするほど歪んではいないのでは?ということだ。希望するならタイヤをバラしてちゃんと寸法取ってみますけど、触診した限りでは、これ以上の精度を求めるなら、もはやレーシングカー並みの精度要求かもー、と大変フレンドリーかつ親切にあれこれ教えてくださった。
 


おかしい。クローバーガレージでの交換作業時は筆者が見ても明らかに波打っていたのに…。もしかして持ってくるホイールを間違った??と自分を疑ったが、ホイール内側には盛大なガリ傷がしっかり付いていて、間違ったとは考えにくい。狐に抓まれたような気持ちで帰宅。とりあえずおっかないからリアをNS-2Rに戻す。元凶ホイールを元々付いていた左リアに…。ん??



ローテーション方向が違うやんけ。




ええ?どういうこと??クローバーガレージで交換した時は「元凶ホイールは左リアに装着する」と言われた。ホイールの傷もその時に確認した。日が経ってこの日、筆者がチェックのために外した時、「あれ?どっちだっけ?」とはなったものの、ホイールの傷アリ/ナシで区別は付いた。その傷アリを元凶ホイールのつもりでリペア業者さんに診てもらったら歪んでないという。再び元通りに元凶ホイールを左リアに付けようとしたらローテーション方向が逆だった…。

単純に考えて、クローバーガレージで装着する時に間違ったということか??ということは不穏な微震動はタイヤローテーション方向が間違っていたから??頭が混乱したまま正しいローテーション方向で取り付けを終え、三度試走コースを走ってみる。



なんか、症状が落ち着いとる!!

いやー、なんだかわからん。そう言えばNS-2R購入日にタイヤパターンを撮影した画像があったじゃないか…と気が付いて、すぐに自宅に戻り確認してみたら、クローバーガレージは正しく装着してくれていたことが判明。そりゃそーだわ。考えてみりゃSさんがそんな凡ミス犯すはずがない。
 


装着初日の画像。
右リアを後方から撮影


つまり現状はこういうことか??Sさんが指摘したとおり、もう一回締めつけ直せば何かわかるかもというアドバイスどおりになったというわけか?うーん。すっきりしない。装着しなおしただけで改善。そう根絶ではない。が、これはもうタイヤ起因の振動ですと言われれば納得できるレベルまでになった。

タイヤ交換から1週間経ってようやく本調子を取り戻したプン太郎。いや、この話はこれで完結なのだろうか。後日談が発生するかもしれない。長文につきあってくださった読者諸氏には申し訳ないが、いつか再びこの話の続きを読む日が来ることを予言しつつ、本稿を閉じたい。おつかれさまでした。待ってろ!プン太郎!!次の休みはどこかに走りに行こうぜ!!!
 

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プン太郎・純正シートの底力
| ABARTH PUNTO EVO | 08:30 | comments(4) | trackbacks(0) |

2018年5月のOFF会で初めてお会いできたガキんちょチンクさんから、スパルコのシートサポートクッション(と他にもイイモノ)を頂戴するという僥倖を得た。本来はスパルコのシートに組み合わせるものなので、プン太郎の純正シートに取り付けるにはひと工夫が必要だったが、いざ装着してみたら、これがもうウルトラ快適だった。以来このクッションなしには運転したくない!とすら思っていたのだが。

つーか、もう筆者のドライビングポジション話はうんざりだという方も多いと思うので、もうさらっと書きますわ。そのクッションを外してみたら、意外とこれはこれで…な座り心地だった。純正シートの底力を見た思いである。以上。
 


ということで、ここから先は「まぁしょうがない。読んでやるか」という心の広い方だけに読んでいただければこれ幸い。どうしてそこまで重宝していたクッションを外してみたのかというと、どんどん変形してしまうのに耐えられなくなってきたからだ。適正用途以外の使い方だから想定外の負荷だろうし、運転中はどうしたってシートの中で徐々に身体が前にずれていく。そのズレる動きだって負荷なのだ。だから乗り込む時や赤信号で停止中などに、クッションと腰の位置をちょいちょい調整する。それが少し面倒くさくなってきた。



うーん、これじゃ早晩このクッション、ダメになっちゃうなぁと思いつつ、ホントにホントに純正シートのままじゃ正しい運転姿勢はとれないのか??という自問自答もあった。

先代の愛車、アルファロメオ MiTo RHDモデルの歪な運転環境とは異なり、アバルト プントエヴォ LHDの運転環境は健全だ。シートにしっかり背面を押し付け、アップライトに座ればだいたいOK、正しい実用車という風情なのだ(そのかわり決してスポーツカーライクではないのだが)。その伝でいけば、純正シートだけで正しい運転姿勢が出せなければウソだろ、とも思う。またクッション導入は姿勢作りにまだ試行錯誤していた時だったから、「このクッションのおかげで正しい姿勢が見つかった」と筆者が思い込んでいるだけという可能性もある。

座面の窪みにぴったり沿うように尻の位置を決め、肩甲骨をしっかり押さえてくれる角度に背面を合わせれば、プントエヴォの運転姿勢はOKなのだ。じゃあ1年近くもあーでもないこーでもないと言っていたのはなんだったんだよ!という感じだが、わかってしまえばそういうことですか!ということもあるではないか
 


で、思い切ってクッションを外してみて乗り続けているのだが、思った以上に過不足はない。だが腰のあたりの安定感はクッションを当てている時のそれにはかなわない。一方運転中にお尻が前にズリ出ていく感じはなくなった。一長一短ではあるが、尻と腰が安定しているのは良いことだ。ちょっと腰のあたりがスカスカするけど、当面はこの純正シートオンリーの状態で運転してみようと思う。
 

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プントエヴォ・力まない、焦らない
| ABARTH PUNTO EVO | 09:16 | comments(20) | trackbacks(0) |

プントエヴォの6MTは渋い。入りにくい。プラットフォームを共有するMiTo QVオーナーさんにも同じことを言う(書く)人がいるので、持病…とまでは言わないが、どうやらサプライヤー由来の「あるある事案」のようだ。筆者の愛車たるプン太郎の場合は、トランスミッションオイルを交換したらウソのようにスムースになった。しかしそれは「オイル交換以前と比較すれば」という話であって、フィールの絶対値が向上したわけではない(フィールの絶対値ってヘンな表現だな(笑))。
 


筆者は沢村慎太朗という自動車評論家のメールマガジンを購読している。このメールマガジンは週1回配信で、毎月最終配信号はQ&A特集、前時代的双方向通信である。筆者も折々に感想文のようなものを送っているのだが、このシフトの渋さに辟易していることを愚痴のように書いたところ、それが2019年1月24日号で質問として取り上げられるという僥倖を得た。乱文の一部を質問事項として切り取り、丁寧に返答してくれた。尊敬する人から直接返信をもらったようで大層嬉しい。

沢村さんからいただいたアンサーで曰く、シフトチェンジに力んでいないか?焦っていないか?と。欧州実用車のマニュアルトランスミッションは、一拍置くくらいのつもりで、前段から抜く、ゲートを移動する、次段に入れるという一連の動作をゆったりやるとぴったりくる。それは車両が開発された彼の地の交通状況から自然と生まれる味付けであり、動作なのだ、と。

まったく指摘のとおりだった。まず筆者は如何にスピーディーにシフトワークを行えるかだけを目標にしていた。それはおそらく英国車寄りのバイアスがかかった古参自動車雑誌や、古の自動車マンガ「サーキットの狼」に始まって、ビンテージ輸入車万歳な「GT Roman」などのマンガにいつの間にか刷り込まれた「電光石火のシフトチェンジ!」というイメージであろう。そういえば「グランプリの鷹」なんていうアニメもあったなぁ。由来はともかく、力んで焦ったアクションそのものが、プントエヴォのトランスミッションと相性が悪かったのだ。

実はこれまでに、前述のようなゆったりシフトチェンジをすることがなかったわけではない。偶然なのだが3速からスコッと抜けて2速へススッと入る動作を何度か体験してはいたのだ。「あれ?今すごくスムースにチェンジできたなぁ…」とその瞬間は思うのだが、すぐに「電光石火の(以下略)」が頭を支配してしまって忘却の彼方へ…。そのQ&Aをきっかけに1-3段のシフトチェンジをゆったりゆったりと心掛けてみたところ、少なくともシフトアップ動作に関しては、シフトがスムースなだけでなく、エンジンの吹け下がりのタイミングともぴったり一致していることが実感できた。ノブがゲートに吸い込まれるように入っていくのだ。意図的にそのシフト動作ができた時は、「ほらな」と笑いかけるアバルト実験部隊の人たちの顔が浮かぶようだった。会った事ないけど(笑)。明らかにエンジンの回転マナーとトランスミッションの動作は関連性を以てチューニングされていることが実感できる。こっちの勝手な思い込みで渋い渋いと言っていただけなのだ。

このゆったりシフトチェンジ動作を、沢村慎太朗さんは様々に表現を変えて伝えてくださったが、もっとも筆者にヒットしたのが「付点四分音符(前段から抜く)+四部休符(ゲート移動)+付点四分音符(次段に入れる)」だ。「付点四分音符+四部休符+付点四部音符で都合一小節」と。これは至言である。

件のそのメール、実はヨー起動とタイヤのスリップアングルとか、自転軸の前後移動を体感できなくて残念だ、という感想として筆者は送ったのだ。そちらも懇切丁寧に解説してくださったが、まだまだ体感にはほど遠い。自動車運転とは、知的でストイックな作業だということをようやく理解したにすぎない。千里の道も一歩から。

追記
この原稿を推敲している最中に、沢村慎太朗メールマガジンFMOは休刊してしまった。ご自身の体調不良と身の回りの不都合が重なり、最近遅配が重なっていて心配していた。復刊を切望するものなり。

沢村慎太朗FMO(モータージャーナル)


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■プン太郎■
筆者の愛車ABARTH PUNTO EVOのこと。
ブログ本文に「プントエヴォ」と
フルネームで書くと煩わしいので命名。

■R、K■
R=国道(Route **)
K=県道(Kendo **)
のこと

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。

■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

■朝練&夜活■
早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■EDO■
Eat and Drink Organizationの略。
親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
「同乗者無しでひとり1台」
「うまいものを食べ、飲む」が掟。
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