クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
盛況!クルマで行きますOFF会#19 -西蔵王公園でまったり-
| レポート・クルマで行きますOFF会 | 22:02 | comments(21) |


数えて19回目となる当ブログ主催OFF会が無事終了した。天候に恵まれ、この山形シリーズとしては過去最高の参加者数となった。参加者のみなさんに感謝します。

と書くのが一番わかりやすいし、読むのも楽だろう。あとは適当な写真を掲載しておけば良い。だがそうはしない。筆者にとってはとても大事なことなので何度も書くが、クルマ文化に接する(埋没する)楽しみを知って筆者の人生は大きく変わった。それは乗って楽しいクルマと出会えたことも大事だが、このブログを通じた交流があったればこそである。交流してくれた読者のみなさんがいてくれたからこそなのだ。だから筆者にとってOFF会のレポートは仇やおろそかに扱ってはいけないものなのだ。
 

クルマで行きますOFF会#19
〜西蔵王公園でまったり〜

2020年10月31日(土)

9:00〜夕方まで
山形県山形市中桜田1962(付近の駐車場)
入退場自由、参加費無料


小学生にとっての遠足のような、1か月も前になると思い出してニヤニヤしてしまうような。そういう一日を無事に過ごすことができて大変幸せである。ご参加いただいたみなさんへの謝意は「感謝」の二文字では到底足りない。本当にありがとうございました。

ということであとはランダムに思い出せることを書いていこうと思う。楽しすぎて詳細を忘れてしまうのが常だ。今年は新兵器を導入した。ノートだ。お名前と当日のマシン名を記入してもらった。入退場自由で常に人の出入りがあったから、記入されなかった方もいたかもしれない。筆者の記憶とノートの記名による当日の参加者は以下のとおり。

nomuraさん シトロエン DS3スポーツシック ★
ざねさん ルノー メガーヌGT
A.Sudさん ルノー ルーテシア ゼン0.9
ヤマベさん アルファロメオ MiTo
Motiさん BMW 130i ★
ヤネンさん シトロエン DS3 ★
ざわさん シトロエン DS3R ★
しまの助さん ルノー メガーヌRS
kikuchiさん AMG C43 カブリオレ
RougeDS3さん シトロエン C3 ★
あお師匠 プジョー 208GTi
alfa_manbowさん アルファロメオ 155
ますみんC3さん シトロエン C3 ★
IDEALFAさん ルノー メガーヌR.S.
ヒロメオさん アルファロメオ ジュリア
(お名前不明) ロータス エリーゼ ★?
Profumo姐さん アルファロメオ ブレラ
kanaパイセン マツダ 3
denzouさん アバルト 124スパイダー
marutaさん アルファロメオ 159SW
(お名前不明) プジョー 206RS ★
acatsuki-studio アバルト プントエヴォ
★=初参加

もし「おいおい、オレの名前がないよ」という方はコメント欄に書き込んでいただきたい。参加台数は22台だが、ご家族で参加された方もいたので人数はもっと多い。正確な人数はもはや計測不能だが、とにかくこの「蔵王でまったり」シリーズへの参加人数として過去最高なのは間違いない。これは初参加のnomuraさん(from 八戸!)がお仲間に周知してくださった影響が大きい。おかげでフランス車が一大勢力になっていた。距離のことで言えばやはり初参加Motiさん(from 浜松!)のBMW 130iも負けていない。たまたま東北地方ツーリング中に当ブログを見つけて参加してくださるその勇気にも拍手だが、130iのオドメーター数値がすごい。なんと24万kmだという。現地らしく乗っているので返って調子が良いとのこと。マジか!

そんなわけで北は青森県から南は静岡県まで、いみじくも「東日本ミーティング」の様相を呈してしまった。
 




全東日本お土産バトル!の様相。
みなさん本当にありがとうございます





1990年代から
2020年代まで、
30年を網羅する参加車両





A.Sudさんのお話から
Myエアゲージ、
誰のが一番正確か勝負!に。
alfa_manbowさんの155で
測定大会





みんなぴったり2.5bar!


人数を言い訳にしたくはないが、参加者が15名以上になるとおひとりおひとりとちゃんとお話しができなくなるのが残念と言えば残念。でもみなさん大人だから、その場その場で適当に楽しんでいただけたようだ。主催者としてはむしろそのことを喜ぶべきだろう。改めてご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。毎回「家に帰りつくまでがOFF会ですよ、事故ったりしないで気を付けて帰ってね」と言ってきたが、まさか速度違反で覆面パトカーに捕まる人が現れるとは思わなかった。好事魔多し。お互い気を付けましょう。筆者は解散後は北上し、銀山温泉をかすめてR347を使って大きく遠回りをして帰宅した。
 


R13とK120の交差点


銀山温泉近く、
R347沿いの
チェーン脱着場にて。

最後の残照


反対を見やれば満月が
山から顔を出してきた



解散後に距離を稼いで
12時間半/245km

OFF会番外編・屋根開きグルマの狂宴2020
| レポート・クルマで行きますOFF会 | 21:30 | comments(12) |


L to R
manbowさんのホンダ S2000、
kikuchiさんのAMG C43、
ロードスター RS RHT


alfa_manbowさんのホンダ S2000、kikuchiさんのAMG C43に当家のロードスターを加えた3台で、高畠町の極上ワインディングを疾走してきた。題して「屋根開きグルマの狂宴2020 in 高畠」。

そもそもどうしてこのプチオフ会が成立したのかというと……。なんでだっけ?Profumo姐さんのブログのコメント欄で話がまとまった気がするのだけど……。真相はこうだ。もともとacatsuki-studioとmanbowさんの間でS2000とプントエヴォ、FRとFFの乗り味の差異を検証したいという話があった。そこに当家長男の「いつかはBMW Z4乗りに!」宣言。そういうことなら似たようなパッケージのS2000に乗ってみる?というmanbowさんのありがたいお申し出。それが実現しないうちに当家にNCロードスターが登場、Profumo姐さんブログのコメント欄でS2000とロードスターの比較検証オフ会として改めて話題に。そこへC43のkikuchiさんがぜひ参加したい!と名乗りを上げてくださった次第。そんな流れから当家長男も参加。オフ会デビューである。そもそもロードスターの共同所有者でもあるので。

屋根開きグルマの狂宴2020 in 高畠
2020年7月24日(金・祝)
宮城県七ケ宿町 道の駅しちかしゅく


当日はまさかのピーカン。個人的に梅雨明けを宣言させていただいた。陽射しが出れば出たでオープンカーのミーティングにキビシイ天候とも言える。まったく勝手なものだ。
 


集合場所七ケ宿町へ向かう道中


manbowさんが考えてくれた当日のメニューは以下のとおり。

●道の駅しちかしゅくからR113で山形県二井宿
●K268で上山方面へ向かい、途中から広域農道を走破
●ブドウマツタケラインへ合流→道の駅たかはたで休憩
●再びブドウマツタケラインで南下、米沢市街地「ピソリーノ」で昼食


久しぶりの「走るOFF会」である。いいね!
 




10:00集合だったがちょい早め到着を目指したacatsuki家は驚きの9:00到着。早過ぎ!! もっともmanbowさんが安定の30分前登場なのでそんなに退屈はしなかった(笑)。kikuchiさんも10:00前には登場。早速与太話が炸裂。
 


10:00少し過ぎには出発。まずは二井宿を目指す。連休二日目晴天のR113は交通量もそれなりに多く、ごく一般的なペースで二井宿入り。K268へ折れ、少し進んだあたりで先導のmanbowさんがおもむろに左折。本日のメインディッシュ、広域農道へ。
 


R113で二井宿へ


この広域農道が絶妙のワインディング。S2000、C43、ロードスターの順番で走ったのだが、ロールとピッチングを許しながらもS2000に食いついて行くC43に励まされ、ロードスターのエンジン回転数も上がりがち。自然に笑ってしまう。
 


K263から分岐する広域農道にて


manbowさんのコースメモ。
二井宿からの広域農道とはここだ!


その広域農道が合流する先は由緒正しいブドウマツタケラインで、合流後も愉快なワインディングが続く。暑いが夏空の下を3台のオープンカーでぶっ飛ばすなんて、愉快この上ない。小1時間のトリップを経て道の駅たかはたへ到着。休憩。



駐車場の一角、クルマの脇で与太話。これが暑い(笑)。汗ダラダラである。しかも空腹。話の腰を揉んで、いや折ってピソリーノ蹂躙を提案。さっそくブドウマツタケライン後半走破と相成った。

今回米沢市内に入ってからのコースも未体験のもので、いつものようにR13に合流せず、K1へ折れて新設された道の駅米沢の前へ出る。すぐそばの米沢中央ICからE13東北中央自動車道へ乗り北上、米沢北ICで降りると「ピッツァ&生パスタ ピソリーノ米沢北インター店」はすぐである。
 


料理の写真は最初の一皿目のこれしかない…


ピソリーノは定額食べ放題・時間無制限のイタリアン。しかし夢中で飲み食いしていたのは最初の1時間くらいだろうか。気持ちは若いが身体的には年相応のメンバーが3/4を占めている現実が図らずも活写される結果となった。食べ終ってヒマになったそれぞれの口はそのまま果てしないヘンタイ与太話大会へ。オフ会の醍醐味である。
 


記念撮影。
撮影者はacatsuki家長男


気が付くと店内が少し薄暗くなって……。すっかり曇天になってしまっただけでなく、時計は16時を回っている。ピソリーノ滞在時間としてはまだ短い方だが、帰路を考慮して解散することとした。店を出てみれば雨足が強くなってくるところ。結局仙台への帰路は雨中の旅となった。ロードスター組は田んぼの中の農道を縦横に走り高畠町内へ戻り、R113で七ケ宿町、白石市へ。白石ICからE4東北自動車道へ乗り最短時間コースで帰宅。実は翌日は仙台は朝から土砂降りで、まさにこのOFF会の日だけがピンポイントで晴天だったのだ!ミラクル。
 


約11時間/252km


alfa_manbowさん、例によってコース立案ありがとうございました。kikuchiさん、おみやげありがとうございました。おふたりとも初参加の長男を受け入れていただきこちらも感謝です。本人口数は少なかったですが相当楽しかったようです。本OFF会は当ブログ公式オフ会の番外編のつもりで計画してきたが、天候はもとより、コロナウィルス渦による社会情勢によっても中止する可能性があった。またそのような運営上の留意点の他に、昨今の豪雨災害の被災者の方々の心情を考慮すると、浮かれてオープンカーで走り回ってていいのか?という自問自答がなかったわけではない。だが様々な日常生活、経済活動を回すことも重要である。日本全体がお通夜のようになっていて良いわけがない。元気でいなければならない人はより元気になるべき……との考えから実施した。いろいろと考えねばならないことが多い昨今だが、この日の集まりは極上だった。このようなサプリメントが人生には必要である。

無事終了!クルマで行きますOFF会#18〜西蔵王公園でまったり〜
| レポート・クルマで行きますOFF会 | 22:39 | comments(27) |


毎年5月の第4土曜日恒例、西蔵王公園の駐車場に集まってひたすらおしゃべりするだけのOFF会が終了した。晴天だったのはありがたいが、5月としては異例の猛暑の中での開催となった。相も変わらず、実に楽しいひと時となった。

クルマで行きますOFF会#18
〜西蔵王公園でまったり〜

2019年5月25日(土) 9:00〜夕方まで
山形県山形市中桜田1962(付近の駐車場)
入退場自由、参加費無料

ただしゃべるだけのこのOFF会には以下のような特徴がある。

・入退場自由
・自分のことは自分でする
・互助の精神

「互助の精神」なんてちょっと大げさですけど。これらのことを参加者のみなさんが意識してくださるので、基本的に互いへの敬意に溢れたおしゃべり大会になる。クルマというひとつのテーマについて、噂話から個人の体験談まで、思い思いに、誰がファシリテートするでもなく、途切れることなく続く。加えてみなさんが持ち寄ってくださるお土産の美味である。楽しくてあたりまえなのだ。本当に感謝感謝である。
 


さてこの日の参加者は以下のとおり…なのだが、朝から夕方まで、出入り自由だった上に主催者たる筆者もわりとボーッとしているので(汗)、書き落としがあったらごめんなさい。

しまの助さん(ルノー メガーヌR.S. Sr.3)
alfa_manbowさん(アルファロメオ 156)
ざねさん(ルノー メガーヌGT)★
A.Sudさん(ルノー ルーテシア ZEN)
Profumo姐さん(アバルト 695C RIVALE)
denzouさん(アバルト 124スパイダー)
Kさん(AMG C43)★Kさんで間違いないですよね??←失礼なヤツ
ガキんちょチンクさん(フィアット 500TwinAir)
Kさん(アルファロメオ MiTo QV)★
Queiko姐さん(アルファロメオ ジュリエッタ)
marutaさん(アルファロメオ 159スポーツワゴン)
Yさん(アルファロメオ MiTo 1.4T Sport)★

★印の初参加の方々をご紹介したい。

ざねさんは福島県某市在住。関西から仕事の都合で東北へ。でも来たばかりでディープクルマ話ができる知り合いもいないし…とウェブと漂っていたら当ブログに漂着したとのこと。現行メガーヌの、それもGTかよ!ということでめっちゃうらやましい。やっぱり後輪操舵機構はめっちゃ曲がるそうですぜ、旦那。さらに驚いたことにイデアルさんから出してもらっていた代車のシトロエン C3、あれ、ざねさんの前愛車だそうです(大笑)。ダッシュボードに貼ったステッカー、視界の邪魔してすみませんと謝られちゃったYO!

KさんのAMGはこのまったりOFF会初の参加ドイツ車両。なんと筆者自宅からそう遠くない仙台市内にお住まい。やはり当ブログを読んでいて「どんなもんだか」と思ってわざわざ来てくださった。幌の開閉で心を傷めている(大げさ)Profumo姐さんのリクエストでC43の幌開けパフォーマンスを見せてくださった。さすがドイツ製と言いたくなるような精緻な動きである。もっともスイッチひとつで出てくる電動ウィンドディフレクタの動作不良が初現(笑)。「こんなの(動作不良)初めて見た!」とKさんご自身が驚いていた。このOFF会のせいじゃないといいなぁ(笑)。

MiTo QVのKさんは、我が家の長女がこの春から居住している埼玉県某市の、しかも長女のすぐ近くにお住まいという。奥様の強い希望でMiTo QVの購入が決まったものの、「アルファロメオなんて壊れんじゃねーの?」と心配になって事例検索をしていたら、当ブログに漂着したという。MiTo、壊れませんから!しかも総走行距離を訊けばまだ3万kmちょっととのこと。私たちこれから、イイところぉ(ペッパー警部 by ピンクレディー)である。筆者に言わせるとMiToはまず8,000kmでエンジンが目覚め、2万kmで本領を発揮し始め、5万-7万kmがミントコンディションである。7万kmでさらにちゃんとオーバーホール的な手当てをすれば、マジで20万kmは走れると思う。ま、余計なお世話ではある。どうしてもMiToがいい!と強権発動した奥様はお仕事のため欠席。次回はぜひごいっしょに参加していただきたい。

1.4TのYさんに至っては、この日の午前中にタイヤを替えて、その皮むきのためにたまたま西蔵王公園のワインディングを走っていて捕獲されたのだった(笑)。地元ディーラーでalfa_manbowさんと話したことがある…のが運の尽き。A.Sudさんの初登場を思い出す(笑)。このYさん、マジの本気走りの方で、ボンネットに穴を開けて(ダクトは手作り!)冷却効果を無理やり高めるという荒技から、軽量フライホイール、エアクリなどの交換から細々した改造まで、めっちゃカリカリのやばい人だった。参加してからも「ちょっと熱入れてくるんで…」と中座されたりして。いやはや、すごい方とお近づきになってしまった。無理やり誘ってご迷惑じゃなかっただろうか。それだけが心配。
 


ルノーまつり


さてもちろん常連さんたちとのおしゃべりも楽しかった。もう最初っから「オレの乗らない?その代わり乗せてよ」的な展開(笑)。おかげでProfumo姐さんの695C RIVALE、しまの助さんのメガーヌR.S.、denzouさんの124スパイダー、manbowさんの156を運転させていただいた。さすがにこれだけ取っ換え引っ換えに乗り換えると、1台の運転で得られる印象だけで1本のエントリーとして書くのは難しいのだが、試乗の感想は別途まとめようと思う。
 


今年は誰も昼食を食べに行かなかった。毎度のことながら参加のみなさんのお土産(主にお菓子)が素晴らしく充実していて、12時だからと言ってお腹が減るわけでもない。いや、ホントに充実しているのだ。昨年は近在の蕎麦屋さんへ何人かが食べに行って、1時間以上待たされるという大事故があったものだ(笑)。筆者は朝立ち寄ったコンビニでおにぎりを購入しておいたのでそれを食べたが(Queiko姐さんのお土産の蒲鉾がめっちゃ相性良かった)、それとて買っちゃったから食べたようなものだ。

初参加の方々が異口同音に言っていたのが「参加しますのコメントもなく突然やってきましてすみません」というヤツ。もうね、ホント、そんなのどーでもいーんですよ。こんな欧州車色眼鏡バリバリのブログの、しかも常連ばっかり集まっていそうなOFF会に参加するなんて、実際ハードルがすごく高いと思うのだ。しかしみなさんそのハードルを越えて来てくださっている。もうそれだけで敬意を表するレベルである。筆者はこのブログを書き始めてから、大げさに言えば人生が変わった。仕事でもなく、音楽でもなく(筆者はミュージシャンなので)、ただ純粋に「クルマが好き」という理由だけで出会える人がいる。クルマを介して未知の方と出会えることは筆者にとって幸せなのである。遠慮なく突然参加していただきたい。

そんなこんなであっという間に16時。のんびり片づけをして解散。せっかく山形へ来たので温泉に宿を取った方もいた。それ最高ですね。筆者はわざわざ山沿いの県道を走って天童まで北上。R48経由で仙台へ戻った。ご参加いただいたみなさま、お土産をくださったみなさま、本当にありがとうございました。また遊んでください。
 


12時間/162km
無事終了!クルマで行きますOFF会#17〜宮城・山形横断特急〜
| レポート・クルマで行きますOFF会 | 22:10 | comments(18) |
「クルマで行きますOFF会#17〜宮城・山形横断特急〜」が無事終了した。晴天に恵まれ、結果的には13台16名にご参加いただくことになった。これは個人の零細ブログ主催のOFF会としては大盛況だと思っている。ご参加各位に感謝申し上げる。

クルマで行きますOFF会#17〜宮城・山形横断特急〜
2018年10月28日(日)
集合時間:8:00
出発時間:8:30
解散時間:16:30(予定)
参加費:無料

※荒天中止

<集合・参加メンバー>
集合は8時だったが主催者の自覚を以て7時40分頃に到着。だーれも来ていな…ん?あのエーゲブルーのプジョー 307SWは…??この時は車内で爆睡されていたが、一番乗りは神奈川からのえすぷれそさんだった!やがてしげさんとゆきのってぃさんが到着。以後続々と参加者が到着。
 

釜房湖畔は素晴らしい天気

えすぷれそさん:プジョー 307SW
神奈川から奇跡の初参加。美麗な写真満載のブログは必見。307SW仲間として勝手にフォローしていたのだが、聞けば筆者の307SW記事(実は307SWに特化したサイトを開設している。放置しているけど)を読んで購入に踏み切ったらしい。もうひとりやはり神奈川で乗り換えたい車種がないとて307SWに乗り続けるオーナーさんがいる。307SW恐るべし。

しげさんとゆきのってぃさん:フィアット 500TwinAir
当ブログ公認晴れ男しげさんは博識の人。特に欧州のクルマ事情は立板に水。MAZDAクレイジーでアテンザ乗り。じゃあなんでTwinAir?これは奥様の通勤用グルマなのだった。アテンザと500の8輪体制って理想的じゃないか?ええ?おい。ゆきのってぃさんはご令嬢。聞けば小学3年生という。時の流れの速さに翻弄されるばかりなり。

Queiko姐さん:アルファロメオ ジュリエッタ
筆者のご近所さん。クルマではなく人物が「羊の皮をかぶった狼」。詳細は終章で述べる。

あお師匠:プジョー 208GTi
筆者のイタフラ車道のお師匠さんにして当ブログ公認晴れ男。ブログ主催のOFF会開催をそそのかした張本人。この日は種々の予定をやりくりしてご参加いただいた。208GTiの他にアルファロメオ 147 2.0TSを所有。豊富な経験をもとにヒトクセもフタクセもある車種を理知的に管理する達人。

alfa_manbowさん:アルファロメオ 156 2.5V6 24V
今回OFFの参謀。数ヶ月前からコース展開について筆者の相談に乗ってくださった。それだけではなく下見もしてくださっている。ありがたや。そして今回の参加車種156は核爆弾。この日がお披露目となった。だが核爆弾だけでは済まなかったのだ…。

Fさん:アルファロメオ 155 TS2.0 ファイナルエディション
alfa_manbowさんのお友達で運転手として駆り出されたという。なぜならFさんがドライブするこの155、これもmanbowさんのものなのだった(譲渡証まで搭載されていた。しかしFさんの愛車ななんなのだろう…)。こうなるともはや核爆弾をしのぐ中性子爆弾レベルのネタ投下である。なんでもFさんの甥っ子さんが所有していた155で、知人価格=格安で譲ってもらうことになったのだという。この2台、本気でうらやましい。

denzouさん:アバルト 124Spider
いつしか本ブログOFF会の顔になりつつある。渋い仕様のフィアット 500を駆っていたのだが、いつの間にか124に。魔改造のS2000を駆るご友人たちと蔵王エコーラインのアスファルトを削っているらしい。

A.Sudさん:ルノー ルーテシア
2016年夏に七ヶ宿で運命の出会い。DCT物件ではなくわざわざ下位グレードの5MTをチョイスする通人。エンジンについてなら永遠にしゃべり続けられる。機械全般に詳しい。筆者にオーディオの諸知識を与えてくださる。

marutaさん:アルファロメオ 159SW
毎度予告無しで当日登場されるmarutaさん from 新庄。今回も当日颯爽と現れた。ええ、ええ。きっとご参加くださると思ってました(笑)。昨年156SWから159SWにお乗り換え。実は山口百恵が歌っていた真っ赤なクルマも所有するエンスージアスト。

little red sherbetさん:プジョー 208XY
ごく短い期間だけ販売されたXYという渋い仕様に乗るlrsさんは from 茨城県!208GTiとXYが並ぶ絵面など、フレンチブルーミーティングくらい大規模な集会じゃないと実現しないのではないか。クルマ遍歴を伺うと立派なヘンタイであることがわかる(ここには書かないけど)。道中のすばらしい画像を頂戴したので掲載させていただく。贅沢な話だ。

これに筆者のプン太郎を加えて総勢11台12名。ブリーフィング(という名の自己紹介)を行い時間通りにみちのく公園を出発した。
 



<みちのく公園から瓜割石庭公園まで>
時折隊列を分断されつつ前半の目玉ルート「広域農道コスモスライン」を堪能。307SWのえすぷれそさんにはちとペースが速かったかもしれない。しかしみんなでコスモスラインを走るというこの状況こそ今回のOFF会開催の最大のモチベーション。本懐を遂げられて筆者は満足である。その後七ヶ宿町内で調整して無事11台隊列を形成できたのだが、1点不満なことがあるとすれば、先導する筆者には隊列の全容が見えないということだ。つまらないねぇ(笑)。思ったよりも早いペースで最初の休憩地点「瓜割石庭公園」に無事到着。駐車スペースですべての参加者が停車するのを待っていると(11台もいるとけっこう時間がかかる)、下品な野太いエグゾーストノイズの白いアルファロメオ MiToが現れた。なんとじゃるさんである。これで合計12台13名。
 





<瓜割石庭公園>
この公園が面するブドウマツタケラインは何度も走ったことがあるし、なんならalfa_manbowさんとじゃるさんと3人でMiTo乗り比べをしてこの前を何度も走り抜けたのだが、存在にはまったく気がつかなかった。確かに奥まってはいる。実際に足を踏み込んでみると、断崖絶壁が幾筋も立ち上がる威容に圧倒される。
 



©little red sherbetさん


天気は快晴だが暑くも寒くもない。駐車場で三々五々トークを繰り広げる。この時間も本当に楽しい。筆者としてはえすぷれそさんの307SWがひたすら懐かしい。実は集合場所で「どうぞ運転してみてください」とえすぷれそさんに優しいお言葉をかけていただき、欣喜雀躍してパーキング内をぐるっと一周させていただいた。筆者の記憶にある307SWは「旋回挙動はシェアだが加速は鈍重」だったのだが、久しぶりに動かしてみるとこれが良い意味で裏切られ、ローギアードのAL4がそれなりの加速動作を作っているように思えた。「もっとキビキビ走る小さなクルマが欲しい」とMiToに乗り換えたくせに、こうなると良い思い出しか浮かんでこないものだ(笑)。瓜割石庭公園の駐車場ではリアゲートを開けてベンチのように腰掛けてゴキゲン。えすぷれそさんもオススメの307SWユーティリティのひとつである。「こういう運転していてどこにも癪に障らない蒸留水のようなクルマもいいなぁ」などと脳内よだれが…。「別れた女には会わない方がいい」と言う。以前所有していたクルマをもう一度所有しても当時の情熱は取り戻せないという例え話だ。だが307SWならもう一度所有してもいいと本気で思う。でもその時は後期モデルにするだろう(爆笑)。だって初期型、くだらないトラブルの宝庫なんだもの。いや、だからこそ中古車市場では安値か…??悩むぜ…。←アホ
 

©little red sherbetさん


©little red sherbetさん


©little red sherbetさん


なんとS店長から電話が…!
スタッドレスタイヤ、おいくらになります?

©little red sherbetさん




307SWのリアゲートに座ると和むんです。
ゆきのってぃさんと

<瓜割石庭公園から道の駅いいでまで>
このまま根を張ってしゃべり続けてしまいそうなので、少し早めだったが昼食休憩をとる「道の駅いいで」へ出発することにした。ここからは先導はalfa_manbowさんに交替だ。早速ルート会議。というのも道の駅いいでにはR113をひたすらまっすぐ行けば恙なく到着するのだが、もちろんそれでは面白くない。ここ高畠はmanbowさんおお膝元。当然ヘンな県道三昧コースも検討されていた。どうする?R113チームとヘンなコースチームに分かれる??「manbowさん先導のヘンなコースで行きたいひとー?」と挙手を求めたら全員がヘンなコースを希望。決を採った筆者がアホだった。徹底的に宮城・山形の野山を駆け巡ることに決定。

しかしここでじゃるさんが離脱。最近は南国の島と東北の二重生活を送られており、この日も午後から機上の人になるので離脱はやむを得ない。あがっていたバッテリーを復活させてまで駆けつけてくださった(だから遅刻した)じゃるさんだが参加は実質1時間弱(笑)。古参コメンテーターの意地を見る思いである。ありがたや。

じゃるさんを見送って出発。この高畠から道の駅いいでまでの県道三昧コースがこれまた素敵だった。ログを録っておいた。
 

このコースも復習必須だ。K102、K8、K250を美麗眺望とともに駆け抜けるナイス県道。







<道の駅いいで>
到着した道の駅いいでは大混雑。地場産の野菜やくだものが大売り出し中。食べ物もたくさんある。かなり大きな道の駅だ。昼食は各自自由に…というプランだったが、alfa_manbowさんとFさんは事前にこの近所のイタリア料理店を下見してくださっていた。飲食店が混み合う休日であることを鑑み、こちらに行きたい人はえすぷれそさん運転の307SW1台で別行動と相成った。筆者はmarutaさん、little red sherberさん、A.Sudさんと4人で道の駅グルメと洒落込んだ。
 

めざみセット 1,080円
ざるそばと山形芋煮のセット



個人的にグッと来るツーショット

実は筆者のこの日の朝食も芋煮だったのだが、山形のしょうゆベースの芋煮も筆者は大好きだ。A.Sudさんの武勇伝を拝聴しつつ完食。もちろんそばと芋煮なんて軽めのメニューにしたのには理由がある。レストランを出て屋台メニューを堪能。飯豊町は牛肉の産地らしく、牛肉メニューが多い印象。牛肉サンドや焼き芋を堪能。なんと焼き芋屋さん「ムーラン」は七ケ宿町から出張販売に来ているのだった。少しおしゃべり。芋、とてもおいしかった。

<置賜広域農道>
関東圏から参加のlittle red sherbetさんとえすぷれそさんとはここでお別れ。5-6時間の道のりだろう。ご無事を祈らずにいられない。一方我々は後半のメインステージ置賜広域農道を目指す。この農道を北上するのは初めての体験なのだが、わずかに西に傾いた太陽が紅葉に染まった連峰を照らし、その山々目がけて爆走する参加者の隊列。筆者はこの区間は最後尾を務めており、フロントガラス越しのこの美しい風景に口あんぐり。
 



多少バンピーな箇所もあるにはあったが置賜広域農道を無事走破、R287をわずかな区間走りあゆ茶屋へ到着。




やな場、というらしい

<道の駅白鷹ヤナ公園あゆ茶屋>
その名のとおり鮎料理がずらり。しかし筆者は満腹につきソフトクリーム。
 

バニラとマロンのミックス 300円

ここでしげさんとゆきのってぃさんが離脱。ご家族を半分残して来ているので仕方なし。そして雨がパラついてきた。これから向かう寒河江方面の空には禍々しい色の厚い雲が広がる。denzouさんが止むなく124Spiderの幌をかける。最後の最後に雨なのだろうか…。
 

行く手には不穏な雲が…

<道の駅寒河江チェリーランド>
とうとう道の駅さがえチェリーランドに到着。いやー、着いたね!走った走った。空は暗くなってきたがかろうじて西の空から夕陽が差し込む。さてあとは解散するだけ…というタイミングに白いアルファロメオ MiToが滑り込んできた。なんと5月のOFF会に初参加してくださったIさんと奥様とご子息である!午前中に仕事をやっつけて午後から参戦すべく、あゆ茶屋でも時間を前倒しで出発してしまった我々を追いかけてくださっていたらしい。「やっぱ、時間発表してるんだから、ちゃんとそれを守らなきゃダメよ」と誰かが言う。ごもっとも。Iさんには悪いことをしてしまった。IさんのMiToは大バカ野郎に右リアをがっつりぶつけられてしまい、大手術の末復活したばかりとのこと。災難でしたなぁ…。
 





お天気雨恒例、虹。
でもふたつも…

道の駅いいででマツタケを購入したmarutaさんが「早くビール呑みたい」と我慢できなくなり離脱。ここに於て今回のOFF会は幕を閉じることと相成った。最後の最後にIさん一家の参加で参加者は全13台16名となった。どうも、だいたいこんな台数/人数になるようだ。くり返しになるが個人の零細ブログのOFF会としては上々の出来だと思う。幸い事故けが人病人も出なかった。晩秋の1日としてはけっこう充実していたのではないかと自負している。ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。次回は2019年5月のおしゃべりOFF会の予定だ。

<おまけ・帰路>
ということでOFF会のレポートは終わるのだが問題は帰路にあった。寒河江から仙台への最短下道としての選択肢はR48しかない。この帰り道は終始Queiko姐さんとのランデブーだったのだが、自宅方面へのショートカットとして熊ケ根・大倉から根白石へ抜けるワインディングロードへ舵を切ったのが大問題だったのだ!街灯とてない漆黒のワインディングロードを、振り切ろう振り切ろうとしても姐さんは完全にテールトゥノーズで追い立てる。マジかよ…。グリップの甘くなったポテンザに落ち葉や荒れた舗装のあの道は酷過ぎる。いや、すんません。タイヤのせいでも道路のせいでもありまっせん!みんな自分の腕が未熟なせいでありますっ!翌日某SNSに「運転巧くなったね!豆腐を運んで練習したのかな?」という超絶余裕のコメントを頂戴しました。精進します。みんな!Queiko姐さんを振りきろうなんて思っちゃダメだぜ!!
 

寒河江市内から…


山形空港の脇を通り抜け…


約11時間/270km
無事終了!クルマで行きますOFF会#16〜西蔵王公園でまったり〜
| レポート・クルマで行きますOFF会 | 23:36 | comments(13) |

「クルマで行きますオフ会#16〜西蔵王公園でまったり〜」が2018年5月26日(土)、無事に終了した。毎年5月下旬に開催しているこのオフ会は、集まってただただおしゃべりするだけの時間。クルマ好きが集まって走らないというのはある意味パラドックスではあるが、そのおしゃべりが楽しいのでやめられない。

クルマで行きますOFF会#16
〜西蔵王公園でまったり〜
2018年5月26日(土) 9:00〜夕方まで
山形県山形市中桜田1962(付近の駐車場)
入退場自由、参加費無料
※雨天中止


前夜あまりにも楽しみで眠れず、朝6時に起きるのが辛かった。前夜眠れないのは小学生並みだが、朝辛いのはおっさんの証拠である。朝9時スタートだから念のため8時に現着するイメージで自宅を6:30に出発。それでもちょっとキワドくなってきたので珍しく笹谷ICから山形蔵王ICまで山形道を走ってしまった。その甲斐あってコンビニに寄っても会場の西蔵王公園の当該駐車場への到着はほぼ8時ジャスト。どんなもんだい!とまだチェーンで施錠された駐車場入り口でプン太郎から降りてみれば、解錠8:30を示す看板が…。ずこー。待つこと30分、係員のおじさんが現れたのでご挨拶。かつては24時間オープンだったのだが「暴走族」が集まってうるさいという苦情があるからやむを得ず夜は閉めてるんだぁ…などなど。おつかれさまです。
 

プン太郎を停めてのんびりしていたら、まずはしげさんが登場。その後次々と参加者が集まってきたが、主催者も参加者を把握していないため(笑)、誰かが現れるたびに「おー」というどす黒い歓声と拍手があがる。

さて毎年恒例の、しかも個人ブログ主催のオフ会となれば、常連ばかりが集まるがゆえに新顔は参加しにくい雰囲気なのでは…と思われる方もおられるだろう。実はこれ、主催者としての秘かな心配でもある。クルマの話が楽しくできるなら誰でも大歓迎なのだが、いくら言葉や文字でそれを表明していても気持ちの全ては伝わらない。ところが今年は初めてお目にかかる方々が多くいらっしゃった。これは本当に嬉しい。当ブログのオフ会は一見さん大歓迎、ゆるい雰囲気の大人の集まりだから、興味のある方は臆せず参加してみてほしい。

Profumoさん(MiTo)
ヴェスペさん(MiTo)
Iさん(MiTo)
ガキんちょチンクさん(500)
しげさん(500)
alfa_manbowさん(ジュリエッタ)
kanaパイセン(イグニス)
marutaさん(159SW)
Queiko姐さん(ジュリエッタ)
denzouさん(124スパイダー)
あおさん(147)
acatsuki-studio(プン太郎)
※順不同

総勢12名のうちヴェスペさん、Profumoさん、Iさん、ガキんちょチンクさんの4名が初めてのご参加。Profumoさん、ガキんちょチンクさん、ヴェスペさんはコメント欄にちょくちょく書き込んでくださるので読者の皆さんにもおなじみだろう。今回特に常軌を逸しているのはヴェスペさん。なんと愛媛県からの参加である。新潟県前泊だそうだ。恐縮だが嬉しい。Iさんは筆者と少し近い業界の方で、お話ししていたら関係者のお名前が次々出てきて驚いた。奥様と3歳のお子さまを連れてのご参加も大変嬉しい。加えてそれぞれのお友だちを連れてきたり、たまたま会場に居合わせた方も巻き込んだりして、例年になく多彩な顔ぶれとなった。
 



エリーゼはdenzouさんのご友人。
奥のヴィッツ2台はたまたま居合わせた方々

日焼け対策・自分が座るイス・昼ご飯計画。この3つを用意してきてくれと呼びかけたのだが、みなさんそれぞれにたくさんのお土産を持ってきてくださった。感謝感謝である。どれもみなおいしい。というか山形銘菓と愛媛銘菓が並ぶオフ会ってすげえ。天気は晴天だが少し風がある。日陰さえ作ってしまえば実に快適。これだけ多彩な紳士淑女が集まると、おひとりおひとりのお話を聴いているだけで楽しい。それになんか、あんまりクルマの話ばかりでもなかったなぁ、思い出すと(笑)。ひとつひとつのエピソードを書いていくわけにもいかないので(あんまり詳細に覚えてないしな)、印象的な出来事を書いてみよう。

■360modenaのお兄さん




颯爽と現れた銀のフェラーリ。駐車場、我々とは反対側にぽつんと停め休憩しておられる。混じってくれればいいのになぁと思って見ていたのだが、しげさんが「あれは絶対声をかけてほしがってますよ!だってエンジンフードまで開けてますよ!」と(笑)。さっそくしげさんと筆者でお声掛け。見れば若者、モデルは360modena。若い身空でどうやってフェラーリを維持していらっしゃるのか…。ふたりでなめるようにおクルマを拝見し、あっちでみんなで話しましょうよとお誘いしたものの最後まで合流してくれず。役付きの911も所有しておられるmarutaさんが少し後に話しかけに行ったら、スーパーカー所有者同士でえらく盛り上がり。戻ってきたmarutaさんに様子を聞いたら「この後用事があるらしいです。しげさんとacatsuki-studioさんのこと、怖がってました」。ずこー。誘いに行く人の順番を間違ったかもしれない。
 

こんなにジェントルメンなのに…

■denzouさんの凄まじいお友だち
500から124に乗り換えて初のご参加のdenzouさん。搭乗時はロータス エリーゼ乗りのご友人と登場。このエリーゼ、排気音だけ聴いても相当手を入れておられるご様子。こちらは別ミーティングへ行きがてらに立ち寄られたとの由、すぐにお帰りになられたのだが、しばらくして今度はベタベタのガチガチのHONDA S2000が2台登場。こちらもdenzouさんのお友だちだそうで、124スパイダーも併せてとっかえひっかえ試乗を繰り返しておられた。denzouさんの交友関係だけでどんぶり飯が3杯くらいイケそうだ。

■あおさんの147とalfa_manbowさんのジュリエッタQVを乗り比べ
新旧のアルファロメオの乗り比べなどそうそうできない。イデアルのK店長をはじめとした旧147オーナーが口角泡を飛ばして147を褒めちぎる理由を、ようやく体感することができた。別途試乗記的に書こうと思う。

■蘇らないスロットルコントローラー
これまた後日別エントリーで詳述するが、プン太郎に搭載しているものの動作していなかったTEZZOのスロットルコントローラー。同じ物を使っているalfa_manbowさんからの指摘で正常動作の可能性を得た。会場でmanbowさんにステアリング近くに設置されているはずのコントローラー本体を探し出してもらい、「モード切り替えスイッチ」を操作してみた。結果エラーメッセージが大量発生。オドメーターの数字が点滅するのを初めて見た(笑)。エンジンはかかるし走行してみても異常は感じられなかったが、結局どうしても消すことができず。オフ会解散後卸町イデアルさんへ直行し、リセットしてもらった。
 

ODDメーターは点滅していて
数値写らず


帰り道、イデアルさんへ直行(笑)

 

■kanaパイセンのスズキ イグニスに初試乗
かつてはMiTo乗りだったkanaパイセン、別の趣味の都合からスズキのイグニスへお乗り換え。お願いして運転させていただき今どきの国産車両を久々に体験。佇まいもインテリアの設えも何の文句もない。が、CVTとEPS(パワステ)の調律だけはどうしても感心することができなかった。MiToやプン太郎と比較すること自体が間違っているが、かと言って「もうイタ車なんか乗ってらんないや」とも思えなかった。事は国産/輸入車の比較構図ではなく、自動車に何を求めるのかという人生観の問題だとは思う。kanaパイセンにはプン太郎に助手席同乗していただき、プン太郎を味わっていただいた。「やっぱこういうの、いいなぁー!」。

■そば事件
昼ご飯におそばを食べに行った一行がなかなか帰ってこない。聞くと、狙いを定めて行ったすぐ近くの某店がとんでもない人気店だったらしく(筆者はまだ行った事がない)、なんと1時間以上待たされたという。おそばを食べるのに2時間はちょっと度し難い。週末の人気店恐るべし。

■シートクッションは最高!
ガキんちょチンクさんからシートクッション(ともうひとつイイモノ)をいただいてしまった。Sparcoのシートクッション。プン太郎のシートに当ててみたところ、稲妻が走るようなショックを受けるほど快適。稲妻快適である。腰の落ち着きがハンパ無い。帰宅後長女を乗せる機会があったのだが、娘も快適っぷりに驚いていた。ありがとうございます。

この他にもmanbowさんにプン太郎を運転してみていただいたり(走るプン太郎の助手席に初めて座った!)、しげさんの元気の無いTwinAirの話を聞いたり、ヴェスペさんの父君の暴君ぶり(笑)を聞いたりと、とにかく話題は尽きなかった。
 

あおさんの147のエンジンルーム。
セレスピードのギアが入らなくなった場合、
画像中央あたりを叩くと治るらしい



昨年までは昼頃解散としてきたこの西蔵王公園でのオフ会だが、今回試しに夕方まで延長してみた。結果的に県外参加者が多かったのでこれは正解だったと思うが、昼食という課題はあった。あれこれ考えないわけではなかったが、結果的にみなさんにお任せすることにした。弁当を持ってきてもいいし食べに行ってもいい。ただオフ会を入退場自由とした以上筆者は会場を離れるわけにいかない。そこで自分用に昼飯用におにぎりを持参した。青空の下で食べるおにぎりは絶品ですなぁ。意外や昼食を持参する人は多かった。県外参加者にそば処山形を味わっていただきたくてオススメした某店で、前述のそば事件が発生したことを考えると、来年以降は別の手を考えた方が良いかもしれぬ。


15時くらいになると西日の角度もキツくなってきた。長距離を帰る参加者もいるので(笑)早めの解散と相成った。食べ切れなかったお菓子を持ち帰るのにQueiko姐さんが用意してくださった「参加賞」の袋が大活躍。何から何まで参加者におんぶに抱っこの主催者で恐縮だが、筆者は本当に楽しかった。ご参加いただいたみなさまに最大級の感謝を申し上げる。気が早い話だが、次のオフ会は8月下旬頃だろうか。今度は一転、走るオフ会をやりたい。県外参加者のことを考えると七ヶ宿-遠刈田を結ぶK51/R457とか、広域農道コスモスラインとか、宮城県の野趣溢れる県道プランとしていくつか候補はあるのだけれど、さてどうしたものか。


13時間/192km
参考値
クルマ(の話)で呑みますOFF会#5、開催さる!!
| レポート・クルマで行きますOFF会 | 21:21 | comments(14) |

お通し


唐突だが「クルマ(の話)で呑みますOFF会#5」開催の事後報告。参加者はじゃるさんとあおさんと筆者の3名。忙しない時期でもあり、また遠方の方の参加も難しいことから広く告知をしなかった。

会場は仙台市内に数多ある居酒屋の中でも魚方面の料理に滅法強い「志麻(仙台市青葉区国分町3-4-21)」。第一回目の呑みますOFFもここだった。最近OFF会にもコメント欄にも現れなくなったじゃるさんが「ご無沙汰してるんで呑みOFFやりましょうよ」と筆者の背中を押してくれたという事情もあるが、第一回以来、志麻の親方に「あっちの方(とハンドルを切る真似)の集まりはまたないの??いつでも待ってるから」という意味のことを、激しい東北訛りでせっつかれていたという実情も影響している。
 


お造り


何度か書いていると思うが、筆者は酒が呑めない。生まれつきアルコール分解能力がとても低く、ビール中ジョッキ1杯で完全に酔っぱらう。酔うとあまりよろしくない身体反応があるし、そもそも日常の移動のほとんど100%をMiToで行っているので、呑めないことには何の痛痒も感じない。ではあるのだが、周囲の親しい友人たちは呑ん兵衛ばかり。酒宴に同席している内にいつのまにかうまい日本酒の味だけは覚えてしまった。加えて宴席の楽しさは大好きなのである。ことほど左様にアルコールに関しては複雑な事情を筆者は抱えているのだが、クルマ(の話)で呑みますOFF会では呑むことにしている。大した量は呑めないが、酔っぱらってクルマの話をするなんて最高すぎるではないか。少しでも呑めるなら呑んだ状態で席に着くべきである。
 


金華サバのタレ漬け焼き


あおさんがすでにご自身のブログでレポートしてくださっているが、何か大層な話をしたわけではない(笑)。唯一大きな話題だったのは、あおさんの次期FX車種のことである。ご自身がまだ具体的に公表されていないのでここに書くことは控えるが、筆者も楽しみである。人様の次のクルマなんていうのは、酒の肴にぴったりだ。

おかげであっという間に時は過ぎ、満腹ベロベロの我々は早々に解散した。呑みますOFF会が次回いつ開かれるのかまったく予想もつかないが、お声掛けする際はぜひご検討いただきたい。


クルマで行きますOFF会#15が終了しました
| レポート・クルマで行きますOFF会 | 22:44 | comments(11) |


福島県は天栄村で北日本MiTo会の「北日本MiTo会 MiTo Meeting 2017 SS(=MMSS)」と拙ブログOFF会「クルマで行きますOFF会#15 ブログ読者以外の方とも会ってみよう!」が開催された。
 


あおさん作のフライヤー。
MiTo乗りのご近所さんの家に
直接ポスティングされたという。
効果絶大であった


異常気象の続く2017年夏、読者諸兄お住いの地域の天気は如何であろうか。筆者が暮らす仙台では日照ゼロの日が26日を超え、8月に入ってから太陽が出た日が無い。これが宮沢賢治が書くところの「さむさのなつはおろおろあるき」であろう。今回のOFF会も天気に悩まされた。10:00スタートだったので、主催者サイドに立つべき筆者は9:30会場到着を目指し、仙台の自宅を5:30に出発した。なぜ4時間も早く??と不思議に思われる方もおられよう。もちろん高速道路やR4など使わないからである。例によって県道とサンケタ国道を走り継ぐ計画である。

村田町を経由し宮城県南の白石市へ。ここから福島県国見町まではR4を使わざるを得なかったが、国見町から再び県道を経由して桑折町、飯坂温泉、そしてK5フルーツラインへ。フルーツラインを途中からK70こと磐梯吾妻スカイラインへ。ここまでずぅっと霧や小雨である。せっかくのオフ会なのに…。
 




村田町へ向かうK31にて


同じく村田町。
本当なら奥には蔵王連峰が見える


セブン‐イレブン 福島国見役場前店
(福島県伊達郡国見町大字藤田字大枝道一5-2)にて
朝ご飯

 

標高を上げていく磐梯吾妻スカイラインも当然濃霧である。ここで山肌に刺さったりしたら身も蓋もないので慎重に…と思っていたら鋭いヘッドライトが背後に。よくよくルームミラーで確認すると、なんとアルファロメオ 4Cじゃああーりませんか。こんなワインディングを4Cとランデブーなんて…。本気で鳥肌が立ちました。吾妻小富士前の浄土平パーキングでドライバーさんと少しだけお話しできた。関東の方らしく、昼頃に那須で待ち合わせしていてそれまでどうやって時間を潰そうか…と笑っておられた。誘えばよかったですかね。



当然ランデブー中の画像などありませぬ。
ところどころ本気走りだったので


あまり役に立たないことでお馴染の
MiToのフォグライト。
なるほど、あまり役に立たない(笑)

 

この浄土平だけはうっすらと陽もさしていた。どうやら雲の上だったらしい(笑)。下り始めたらふたたびガス内に進入することになった。土湯峠へ抜け猪苗代湖を目指す。R115を完全に下界まで降りると雨はあがり視界も開けてきた。猪苗代湖付近では単なる曇天となり、現地の天候に一抹の期待を抱かせる。
 




最近、当ブログではお馴染の景色。
猪苗代湖


猪苗代からいよいよ天栄村に進む。意外やこの区間は距離があって、結局想定よりも20分遅れて9:50頃に会場の「道の駅羽鳥湖高原」に到着。すでに多くの方が集まっておられた。10時過ぎの段階で9台12名(ご家族など同伴の方が複数おられた)。「ドタ参ドタキャンOK」を謳うOFF会としては上々の滑り出しではないか。まずは北日本MiTo会幹事のY.A.N.さんからごあいさつ。そして自己紹介。初めましてさんもお久しぶりさんもお馴染さんもおはようございます。なんとか天気ももっている。よかったよかった。



壮観!
最近MiToをこんなにたくさん見る機会、
ないもんなぁ(泣笑)


自己紹介が終わると筆者から「13:00からのじゃんけん大会以外の企画はまったくありません!」とアナウンス。あとはフリートーク。これがね、楽しいわけですよ。昨年はLHDのMiTo QVで参加してくださったしまのすけさんが、なんとルノー メガーヌR.S.にお乗り換え。物欲しそうにしていたら「乗ってみていいですよ!」とお許しが出たので、ちょびっとだけ試乗させていただいた。試乗記はエントリーを分ける。素晴らしかった。あともう一言。MiToとは別次元の高剛性感。降りて開口一番にそう言ったら、アルファとアバルト乗りのみなさんから「剛性感なんてどーでもいい!」という発言があって大笑いした。「偉い人にはそれがわからんのです」(笑)。

お土産を買ってきてくださった方々がいて、テーブルを出して談笑し始めたところでぽつりぽつりと雨が…。慌てて道の駅に避難したら強烈な豪雨に。おまけに雷も。山の上だけあって雷の音がピュアである(笑)。
 


為すすべなく雨宿りすること30分くらい。徐々に雨足が弱くなってきた。それほど離れていない場所にピザハウスがあるようで、ピザチームと道の駅食堂チームに別れて昼食タイム。
 


羽鳥湖高原名物ヤーコン定食を無視して
ラーメンと半ライス


食べていたら案の定雨はほぼ止んだ。そこにあおさんがmarutaさんのお姿を確認!筆者は秘かに期待していたのだが、やはりmarutaさんが来てくださった。山形県新庄市在住のmarutaさんが羽鳥湖に現れるのはなかなかに驚きだが、別件でいわきに前泊しておられたとのこと。しかも昨年11月は156SWだったのが今回は159SWである。下一桁が3つ多くなるだけでずいぶん印象は違う(笑)。marutaさんとお話ししていたら、にこにこ近づいて来る方が…。なんとlittle red sherbetさんだった!北関東在住のlrsさん、お名前を聞いた時はまさかと思ったが、いろいろ幸運が重なって立ち寄ってくださったらしい。ブログを運営していて一番嬉しいのはこういう時だ

ピザチームがぼちぼち戻ってくる頃には徐々に晴れ間が…。あまりダラダラもしていられない(みんな遠くから集まっているからね)。さっそくじゃんけん大会をしましょう。代表者と参加者対戦の、いわゆる王様じゃんけん。今回このじゃんけん大会の景品と参加賞は(株)イデアル様よりご提供いただいた(K店長、本当にありがとうございます)

・シトロエンのタオル
・DS Automobilesのトートバッグ
・ジープのリサイクルウッドのマグネット
・デジカメ用ミニ三脚

さらに参加賞としてアバルト 124Spiderのマイクロファイバークロス。完璧だ。その上alfa_manbowさんがMiToの純正ホイールにだけ取り付けられるクアドリフォリオのホイールオーナメントをご提供くださった。白熱したじゃんけん大会が終わり、キーリングフォト撮影の頃には雲の切れ目から太陽が顔を出し、見る見る夏の晴れ間が広がったのである。入道雲が稜線の向こうにもくもくと。あぁ懐かしや強烈な夏の日差し。…暑い!!極端だな、おい。そんな夏空の下、これまたalfa_manbowさんがおみやげに持ってきてくださったスイカを、手ずから切ってくださった。筆者をはじめこの日のスイカが「初物」という方が何人かおられた模様。しかも甘くてめっちゃうまい。manbowさんありがとうございます。











このスイカがめちゃくちゃおいしかった!
manbowさん、ありがとうございます


このあたりになるとボチボチお帰りになる方が出始める。高速道路を使っても帰路に数時間という方々ばかりなのだ。見ると山の向こうに黒い雨雲が現れ始めた。再び雨に降られる前に解散を宣言。筆者はK37を使って南下してしまった。途中で軌道修正して東北自動車道に矢吹ICから乗り、約2時間で帰宅。
 


帰路は高速道路を使ったので、
時間は参考値。
9時間半/396km
ちなみに往路は
4時間20分/207km

 


途中からのドタ参も含めれば15台17名という結果になった。お集まりいただいたみなさんに深く感謝する。そして幹事役のY.A.N.さん、あおさん、お世話になりました。ありがとうございます。

それにしても今回のOFF会に参加してふたつ考えたことがある。場所とやり方だ。

今回の参加者の半分は関東からだった。そう考えると、集合場所は白河付近、あるいはそれ以南のどこかがやはり便利なのは間違いない。だが仙台からの参加でもこれ以上南になると高速道路を使わざるを得ない。しかし「北日本」を謳うならば、北東北(青森、岩手、秋田の3県)からの参加も本来は想定すべきだろう。実際500オーナーは山形県の月山付近に大集合したりしているのだから。ま、現行車種なのに終末感漂う(笑)MiToと500を比べても詮無いことではあるが、単一車種のオーナーズミーティングであれば、「そっち(北東北)の方の生息数が少ないことは知ってますけど、決してあなたたちのことは忘れてませんよ」という意思表明の意味でも、北日本に住むオーナーが参加しやすい場所で開催する必要があると思った。しかし理想論ばかりでも立ち行かない。開催場所の選定は本当に難しい問題である。

難しい問題と言えば、そもそもOFF会のキャラクター付けこそが難しい。つまりやり方だ。言い換えればコンセプトの明確化。「ハイコンセプトの嗜好品」という意味で他に類似したものを考えると、それは「雑誌作り」だと思った。基本的に雑誌は編集長という一個人のものだし、そのキャラクターが明確であればあるほど読者が増える。もちろんアンチも同じくらい増えるが、それくらい個性的な方が良いのだ。フォロワーもオルタナティブも生まれやすくなるから。

その視点でOFF会を考えれば、仕切る人のキャラクターが色濃く出る方が良いと言える。「集まってどうしたいのか」。そこにフォーカスが合って徹底されていれば、共感する参加者は楽しめるはず。もちろんアンチがいてもいい。違うやり方にフォーカスして別のOFF会を開催してくれればいいだけの話だ。今回のMMSSのように同じ車種のオーナーであるという理由だけで、あるいは拙ブログのOFF会のように、ブログ本文やコメント欄の雰囲気がなんとなく好ましいから…という理由だけで気楽に集まれば楽しいじゃん、というOFF会があっても良いはずだ(同時に気楽に参加を断ることもできるわけで)。そのためにはハードルは低ければ低いほど良いと思う。

そうでなければ「きちんとしたイベント化」だ。タイムスケジュールとアトラクションの計画をしっかり練り、膨れ上がる経費は、参加費や協賛金で賄う。その手のイベントの運営には大変な労力を伴うはずだ。フレンチブルーミーティングなど、筆者からすると感歎の対象である。そのどちらにも軸足を置かないで回数を重ねるのは難しいと思う。

筆者は圧倒的に前者のコンセプトを愛している。今後もゆるいOFF会を呼びかけ続けるだろう。11月には#16を開催予定。走ってしゃべってメシ喰って…が楽しいと思える方はぜひご参加いただきたい。

最後におまけにハイクオリティ画像を。little red sherbetさんよりご提供を受けた画像より2枚ご紹介する。
 


お集まりのみなさん、
本当にありがとうございました!



ある意味この日のOFF会を象徴するショット
 
本文中の画像に無粋な目線が入っているが、肖像権を侵害せぬようやむを得ぬ処置ゆえご了承いただきたい。こんな楽しい集まりの記録でも、どこでどうなるかわからないので…。
クルマで行きますOFF会#14が終了しました
| レポート・クルマで行きますOFF会 | 23:21 | comments(16) |


西蔵王公園でただただのんびりクルマの話をするだけのオフ会「クルマで行きますOFF会#14〜西蔵王公園でまったりふたたび〜」が無事に終了した。ご参加いただいたみなさまに感謝申し上げる。

今回ご参加いただいたのは

あおさん(Citoroen DS3 Sports Chic Ultra Marine)
alfa_manbowさん(AlfaRomeo Giulietta QV)
しげさんとご長女ゆらきのさん(FIAT 500 TwinAir)
A.Sudさん(Renault Lutecia)
denzouさん(Abarth 500)←間違ってたらごめんなさい
Queiko姐さん+大学のK先輩(AlfaRomeo Giulietta Competizione)
Kanaさん(代車のSuzuki Swift)
marutaさん(Porshe 911 Carrera RS/993)
じゃるさん(AlfaRomeo MiTo Competizione)
acatsuki-studio(AlfaRomeo MiTo 1.4T Sport)

の都合12名。

初登場のK先輩はQueiko姐さんのジュリに同乗して登場したものの、プジョー 206(ローランギャロスだよ!)と208使い。しかも筆者自宅からさほど離れていないご住所(Queiko姐さんは同じ団地にご在住)。しかしそれ以外のメンバーはこのブログのコメント欄やオフ会の常連さんばかり。立ち上がりからかなりのリラックスモード。
 


週間天気予報に裏切られ、
仙台はしとしとと雨



でも西蔵王公園に到着したら
かろうじて雨は止んだ



今回もみなさんが食べ切れないほどのお菓子を持参くださった。
リッツとルヴァンのA/Bテストを実施



この駐車場に地元幼稚園の遠足バスが乗り付け、
我々を奇異の目で見てました





結局カラリと晴れることはなかったが、むしろおかげで涼しくて助かった。みなさん小さなグループになって思い思いの話題で盛り上がる。
 




ちなみにこのタイヤ痕は
我々がつけたものじゃありません



このパノラマ感をご堪能いただきたい
 

途中denzouさんが「焼き肉食べに行かなきゃいけないんで…」という強力な理由で退席(うらやましい)。入れ替わるようにじゃるさんが現れるなど、入退場自由を満喫するオフ会となった。昨年はうっかり解散時間を忘れてしまったが、今回は予定の時間通り正午に解散。蕎麦屋のラーメンが食べたい!と熱烈希望するQueiko姐さんとK先輩を地元民Kanaさんが案内して一足先にお別れ。残った面々はあおさんのご希望で会場すぐ近くにある手打ちそばや「竜山」に移動。蕎麦に舌鼓。
 


穴子天ぷらもりそば 1,500円


穴子の天ぷら2本とししとう、しその葉、舞茸の天ぷら。
ボリューミー


竜山で本格的に解散。筆者は敢えて天童方面まで北上し、R48で帰仙した。
 


山寺方面へひた走る


仙台市青葉区の大倉ダム


全然走ってないので参考値。
8時間半/176km


今回のトピックはTwin AirとGiulietta QVに久々に試乗できたこと。しげさん、alfa_manbowさんありがとうございました。印象記は別途エントリーを分ける。とにかくただただしゃべっているだけ。時々誰かのクルマに集まってこのパーツがどーだのこの年代のこれはこーだの、実際に会って、現物を見ながらおしゃべりしてるだけなのに、なぜこんなに楽しいの??瞳は少年少女だが、やっぱりそこはみなさん大人なのでした。このブログを通じてのクルマ好きのご縁は、筆者一生の宝である。ご参加いただいたみなさん、今回はご参加を見送ったみなさん、読者として関わってくださっているみなさん、本当にありがとうございます。感謝感謝である。
 


しげさんが着々と純正部品を取り外し始めてます!


ゆらきのさんが笑顔で着席しているジュニアシートは
昨今のヒット商品とのこと。
もうウチには関係ないからなー



marutaさんの993carrera RSのコクピットに
ちゃっかり着席させてもらう。
めちゃくちゃキレイ!
クラッチが鬼のように重くて怯む。
あ、ちなみにmarutaさん、
156SWとお別れして159にスイッチ。
次はぜひそちらでご参加を!

 

来年5月にも同じスタイルでやりたいものだが、やっぱり3時間は短いかもねぇ…(笑)。お昼ご飯さえ解決できるなら夕方4時くらいまでダラダラやってても良いのだけれど。今後の課題ですな。次回クルマで行きますOFF会は8月の予定である。漠然と南の方で集まろうかと妄想中。仙台や山形は遠いよ!!という方々も参加しやすいかも。

さよならノーマルタイヤ!2016・クルマで行きますOFF会#13無事終了
| レポート・クルマで行きますOFF会 | 23:59 | comments(14) |

当ブログ主催「クルマで行きますOFF会#13 『さよならノーマルタイヤ2016』」が無事終了した。お集まりいただいたみなさんに感謝感謝である。11月20日の山形という、明らかにスタッドレスタイヤ必須な環境で敢えてノーマルタイヤ云々としてみたわけだが、実際このオフ会さえノーマルタイヤで完走できれば、あとはスタッドレスタイヤに交換してもいいか…とすら思っていたのである。あにはからんや、上着を着ていては暑いかも、という晴天に恵まれた。Yeah!

 

クルマで行きますOFF会#13「さよならノーマルタイヤ!2016」
■日時:2016年11月20日(日) 9:30-(集合場所からの出発は10:00頃を想定)
■場所:長谷堂城跡公園駐車場(山形県山形市大字長谷堂字内町994番2外

※集合場所については上記住所よりも 38.216516, 140.274646 の座標で
ご確認いただきたい

 

今回のコースは、プランニング時期にalfa_manbowさんとの立ち話で徐々に決まっていった。複数のコースが検討されたが、結果的に「玉置広域農道南下の旅」となった。集合場所は山形市街の西の外れ「長谷堂城趾公園」。参加表明されていた方々は集合時間9:30に全員集合。
 




alfa_manbowさん(ジュリエッタ)、IDEALFAさん(ジュリエッタ)、hiromeoさん(ジュリエッタ)、hoshinashiさん(ジュリエッタ)、しげさんとご長女ゆきのさん(アテンザ)という常連のみなさんが安定のご参加。特にhoshinashiさんのご参加は感慨深い。なぜ感慨深いのかはこのエントリーを読んでください。

加えて初参加の方が3人もいらっしゃった。いーごママさん(MiTo)、サマーインセクトさん(ルーテシア)、Kさん(86)。ぱちぱちぱちぱち。いーごママさんは当ブログコメント欄の常連さんにして、先日なぜか筆者自宅近所で奇跡の邂逅を果たした。サマーインセクトさんは8月のOFF会に偶然行き合い巻き込まれた方。イタフラ車のミーティング場所にルーテシアの最新型で現れれば、そりゃ巻き込まれますわな(笑)。その時のレポートはこちらをお読みください。KさんはIDEALFAさんのお友達。なんと愛知県からお仕事で宮城県に来られているという。

サマーインセクトさんは飛び入りだったので、登場した時は駐車場が大爆笑に包まれた。8月のエントリーコメント欄に「また予告なく乱入する…かも?」と書き込んでくださってはいたものの、いやぁまさか本当にご参加くださるとは。大変嬉しい。そして筆者が秘かに期待していた方が、やっぱり現れた!marutaさんである。



お馴染marutaさんの156SW。
隣のMiToと比較しても実に低く
身構えているかがわかる。
歩行者安全要件が厳しい2016年、
もうこんなデザインは出てくるまい


新庄在住のmarutaさん、山形方面にご用事があったそうで今回はなんと見送りのみ!残念だが仕方ない。marutaさん絡みで残念と言えば156SW、そろそろお別れを考えておられるという。しげさんが500のスタッドレスタイヤ交換にフィアット・アルファロメオ山形を訪れた際に、中古車売り場を睨め回すmarutaさんと偶然邂逅されたという。筆者が先日試乗した159 2.2tiの感想をさりげなくチェックされたぞ!

そんな面々で大層盛り上がっていたが出発予定時間 has come。marutaさんに見送られつつ長谷堂城趾公園からR348で白鷹町へ。ショッピングセンターSPICAでひと休み。もはやGoogleMapで指定するのも面倒な広域農道に乗ると、そこは交通信号と他のクルマ絶無の最高なワインディングロードが続いていたのである。
 

 



今回の道中、筆者は念のためしんがりを務めた。
そのおかげでこんな眼福に預かることができた



朝日連峰にこんな陽の当たり方をするのは初見




この農道を南下するにつれて風が強くなり、落ち葉が舞い落ちる。夢のように美しい車窓外の景色なのだが路面はややウェット+濡れ落ち葉。ベストコンディションではなかったが、この季節にノーマルタイヤでマイペースで走れるのだから御の字だ。12:00頃に川西ダリア園駐車場に無事到着。記念写真。
 


こんな素敵農道があるなんて…


白鷹町〜朝日町はまだまだ奥が深い






L > R
前列:IDEALFAさん、hiromeoさん、しげさん、alfa_manbowさん
後列:サマーインセクトさん、hoshinashiさん、Kさん、
筆者、いーごままさんといーごさん、ゆきのさん


ここでいーごママさんが離脱。そもそもオフィシャルプランではOFF会はここで解散なのだ。有志で昼食を…ということになったら結局残った全員が参加(笑)。ダリア園から米沢市内の菜園ブッフェピソリーノ米沢インター店を目指す。
 




川西から米沢までのコースも、これまた信号絶無の快適ロード。この辺はalfa_manbowさんの才覚のおかげ。総勢大人8名小学生1名という布陣で12:30なんていうピークタイムに乗り込んで大丈夫かいな?と思ったらあっさり着席できた。それはそれで大丈夫かいな?と心配になる。ともあれ昼食タイムスタート。
 


せっかくの時間無制限食べ放題だったが、もはや20代、30代の頃のようには食えない。嗚呼。この昼食の席でのバカ話が最高に楽しいのはいつものとおり。特にサマーインセクトさん、若いみそらで70年代どっぷりなお方。スーパーカーブームは3回あった!という話も楽しかったが「エンジンの話なら48時間くらいしゃべれます!」と豪語するとおり、博識であり見識も備えた一級のヘンタイであることが判明。素晴らしい。筆者としてはSPICAの駐車場での立ち話で聞いた、サマーインセクトさんのコンチネンタルタイヤのインプレッションが非常に興味深かった。見識ある方のチョイスは参考になりますなぁ。

いやー、喰った。満腹を抱えて本当に解散。高畠〜七ヶ宿コース(つまりR113)だったので、同じ方向に帰るサマーインセクトさん、alfa_manbowさんと3台でR13を北上。宮城県に入って七ヶ宿からはいつものK51で村田町、そして仙台市生出へ。
 


宮城県七ケ宿町、K51にて


長老湖脇のK51にて


9時間/265km


そもそも筆者はMiToに乗るようになってからOFF会を経験し始めた。増してや主催OFFともなれば、どのように運営してよいか今も手探りである。だが参加されるみなさんはヘンタイ界の紳士淑女ばかりなので、主宰者があれこれ仕切らなくてもスマートにご自身で楽しみ方を見つけてくださっている。筆者はただただそのことがありがたい。本来もてなす側の筆者自身がものすごく居心地が良い。加えてhoshinashiさんからSNS上で「(遠くからでも駆けつける)それだけの価値がある集まりですよ」という意味のコメントをいただいて、大げさでなく感動した。その価値は参加してくださったみなさんが作ってくださったものである。ただただ感謝あるのみだ。ご参加されたみなさま、今回も本当にありがとうございました。

○○おまけ○○
広域農道を突っ走っていたらまさかの飛び石!!フロントガラスに100mm程度のヒビ発生!!しかもOFF会の間中成長し続けて、結局200mmまで育ってしまった。川西ダリア園の駐車場からイデアルさんに電話して部品発注!とほほ。経過は別途報告するが、板金塗装代金を大幅に食われる見込みで、オレのMiToの明日はどっちだ!!



あーあ
 

JUGEMテーマ:ALFA ROMEO

OFF会#12が無事終了・ヘンタイに付ける薬はない
| レポート・クルマで行きますOFF会 | 22:05 | comments(12) |

 

予てよりお知らせしていたとおり、第12回目の当ブログのOFF会が開催された。自動車SNS「みんカラ」を中心に勢力を増すMiTo会の北日本ミーティングと合同開催という変則開催であった。

「クルマで行きますOFF会#12」+ 「北日本MiTo Meeting 2016」
■日時:2016年8月27日(土) 10:00-(14:00頃解散予定)
■場所:道の駅「七ヶ宿」(宮城県刈田郡七ヶ宿町字上野8-1)
■参加費:500円


参加費500円は、当ブログOFF会としては異例のことであるが、パンフレットを入れるためのクリアファイルだったり、そのパンフレットの印刷費用だったりといった経費とご理解いただきたい。また参加者全員にオーナーパティシエトーマスさんの名前が轟く洋菓子店、ピュイダムールの特製焼き菓子をお土産にお配りしたもの也。
 


photo by acatsuki-studio


さて当日はあいにくの雨模様。だがそんなことは意に介さず、集合時間よりも早々に参加者は集まり始めた。MiToオーナーのブログのOFF会、加えて全国規模のMiToオーナーズクラブのミーティングであったが、集まったMiToは全13台中6台(笑)。なにしろ幹事連からしてすでにMiToオーナーではなくシトロエニストなのだ(笑)。でもいい!要はご縁をつなげているかどうかである。加えてジュリエッタ4台(午後から1台増えて5台)、シトロエン C2VTS、DS3 Sport Chic、HONDA S2000(午前のみ)が各1台という布陣。合計13台/14名である。



photo by acatsuki-studio



photo by acatsuki-studio
 

Y.A.N.さん
MiTo会幹部にして今回の幹事。
腰を痛めておられるのに
VTSのシートはレカロのフルバケット。
あのー、性癖はMですか?



あおa.k.a.あおたくさん
筆者のイタフラ車道の師匠であり、
今回のMiToミーティングの現地お世話役。
シトロエン DS3で参加するも
着衣はMiToのロゴ入りポロシャツである


合同開催のおかげで、初めてお会いできた方も多かった。



しまの助さん


この日唯一のLHDモデルを駆る。そう言えば日本発表当初のMiTo QVは右/左が選べた。厚かましく左ハンドル環境を確認すべく着座させていただいたが、シートとハンドルのオフセットがほぼゼロなのが超絶うらやましい。でもペダルは右にオフセットしてた(笑)。品川ナンバー(!)。前夜てっぺん頃に出発されたとか。恐縮しきりである。

 


べー.さん


関東出身ながら、現在はあおさんのご近所さんらしい。そして今回のオフィシャルカメラマン。画像、拝借いたしました。事後承諾すみません。それにしても、同じ地域(仙台)に住むMiToというあまり売れてないクルマのオーナー同士が出会えるなんて、やっぱりすごいことだと思う。ちなみにみんカラ覗いてみたらマニエッティ・マレリのダウンサス譲りますですって???べー.さん!大変恐縮ですがkio(atmark)acatsuki-studio.jpへメールください!そのダウンサス、acatsuki-studioが成仏させます!!

しまの助さん、べー.さんご両名、以前から当ブログをご覧いただいておられたそうで…。最近OFF会でそういう声をかけていただくことが多い。当日もお伝えしたが、こんな弱小ブログでもやってて良かったと思える一瞬である。ブロガー(という自覚はないが)冥利に尽きる。当方、FCA、あるいはアルファロメオ取り扱いディーラー各社が、筆者を懸賞したいとか何とか申し出られた場合、受け取る覚悟がある。



pseudomonasさん


3回聞いてもハンドルネームの発音を覚えられない(笑)。しゅーどもなす。リピートアフターミー。フレッシュ社会人で、この日唯一のマイナーチェンジ後のモデルを駆る。このトルネードブルーの実車は、カタログや画像で見るよりも、数倍美しい。どうやら以前アルファロメオ郡山のショールームで邂逅したあの個体のようだ。TCTの不吉な話をしてごめんなさい(笑)。

トルネードブルーの個体と初体面した時のエントリー。長いよ(笑)。終わりの方を読んでください。
冬将軍に負けるな!「福島の初冬の里山を巡る(笑)」無事終了!

2016.08.29.追記:違う個体ですって!ご本人からご指摘あり(笑)。そんなドラマティックな話はそうそうない。

約2,000PV/1日の、当ブログのような小さなブログのOFF会だからというわけでもなかろうが、集まるのはいつもの面々である。お会いするとホッとする。ありがたいことだ。

cazbowさん、Queiko姐さん、hiromeoさん、IDEALFAさん、リュウノスケさんと奥様、alfa_manbowさん。関東からわざわざhoshinashiさんも駆けつけてくださり、自己紹介で「クルマで行きますOFF会側の参加者です」とおっしゃっていただけたことにさらに感激。
 


cazbowさん
関西土産、ありがとうございます!


Queiko姐さん
実は筆者のご近所さん



hiromeoさん
実は普段はBのつくゲルマン系自動車に乗っておられるそうな…



IDEALFAさん
ホイールナットとシャツの色を合わせるあたりお洒落。
でも寒いを連発



リュウノスケさんと奥様
当ブログの最初のOFF会はリュウノスケさんと筆者の2台だけだった…



alfa_manbowさん
S2000の助手席にアウトドアテーブルを積んできてくれたけど、
この雨で出番なし…



hoshinashiさん
実は元MiTo会の重鎮。
筆者がMiToを購入する時、
hoshinashiさんのブログに多いに助けられました

 


関東・東北のイタフラ車オーナーが集まって何をするかというと、有り体に言って、何もしない(笑)。本当に誰かのクルマに集まって、このパーツがどーのこーの、○○を××に換えたらめっちゃ良くなったの、他愛のない話ばかりである。どうにも止まない雨の中、傘を差しつつ写真を撮ったりクルマを覗き込んだりに忙しい。だが解決の決め手もなく、日頃漫然と悩んでいたクルマのトラブルや改善方法について、身銭を切って効果を試した先人(これを人柱という)のアドバイスやレポートを聞けることは、実に貴重な機会なのである。だいたい同じ車種に乗っているわけだから、年次改良を含む細かな仕様差についてあれこれおしゃべりできることも貴重。話題は尽きることが無いのである。
 


photo by acatsuki-studio


photo by acatsuki-studio


そんな風に和気あいあいと過ごす我々ではあったが、会場となった道の駅七ヶ宿に立ち寄るフツーのドライバーたちから好奇の目を向けられたことも事実である(笑)。そりゃそうか。例えば新興宗教とかマルチ商法とか、ああいう「内部の人たちだけはアドレナリン出まくるもの」と、大同小異である(笑)。おまけにルノー ルーテシア(の現行モデル)がたまたま駐車場に入ってきたら、全員で「お!ルーテシア!」「なんだよ、こっちこねえかな」などと、まるで1ヶ月ぶりにカモシカを見つけた縄文人のごときギラついた目を向けるのであった。

そうしたらなんと!このルノー氏、「あのー、これ、なにやってるんですか?」と声を掛けてくださるではないか。サマーインセクト・イン・ザ・ファイヤーである。かくかくしかじか、もしよかったらこっちにクルマ停めませんか?とお誘いしたら、本当に合流してくださった。めっちゃいい人である。聞けばグレードはゼン。ルーテシアのMTモデルはゼンしかなかったからこれにした、と。タイヤサイズもこれくらいが一番いいんです。絶対インチアップしませんなどなど、エンスージアストの鑑である。山形在住でたまたま仙台に遊びに行く途中、いつもと違う経路を走ってみるかと七ヶ宿に立ち寄り、我々を見つけられた次第。昼ご飯までいっしょに食べてくださった上に、ルノー山形に関する貴重な情報も教えてくださり、ひとまず筆者としてはルノー山形を訪れずにはいられないようになってしまった。不思議なご縁である。
 


おー、5MT!しぶいねぇ
photo by acatsuki-studio

 


まるで貴重な人間に群がるゾンビである
photo by acatsuki-studio


昼食は各自でどうぞだったので、大まかに言って七ケ宿町のおそば屋さんチームと道の駅の食堂チームに分かれた。筆者は道の駅の食堂で「蔵王担々ラーメン800円」を食べる。だって、道の駅七ヶ宿でしか食べられない!って書いてあるんだもん。普通の担々麺に水菜と舞茸が入ったもの。普通においしかったです。



photo by acatsuki-studio


産直コーナーで販売されていたお餅やゆべしも気になったが今回はパス。隣接する「水と歴史の館」を訪問。一般310円/1名である。町営の施設と高を括って入館したのだが、意外にも(と言っては失礼だが)見応えのある展示ばかりだった。特に七ヶ宿ダムに沈んだ宿場町のかつての姿を写した写真が切ない。併催されていた特別展や絵画展も趣深い。何よりも館内に筆者以外誰もいないのが素晴らしい(笑)。じっくりゆっくり見ることができた。


昼ご飯のあとまったりしていたら、今日初めて見る赤いジュリエッタが颯爽と駐車場へ入ってきた!誰だ!なんと、alfa_manbowさん、休憩時間中にいったん帰宅!ジュリエッタで再参戦である。芸が細かい(笑)。筆者はジュリエッタの初代QVであるhoshinashiさんの個体に試乗させていただいた。短い試乗だったが大変有意義だったので、別に試乗記を書こうと思う。ようやく雨も止んだので午後は大じゃんけん大会。さすが全国規模のオーナーズクラブはやることが違う。あおさんがイデアルさんを恫喝に懇願して用意されたFCAグッズを賭けて、アツイ戦いが繰り広げられたのだった。筆者からは以前kanaさん(山形の1.4TSportオーナー)が製作されたオリジナルMiToステッカーをプレゼント。そして本日欠席だったMiTo会元現総長Shigeさんからの密命をY.A.N.さんが発表。仙台名物牛タンサイダーの賞味を賭けた敗者決定のじゃんけん大会になだれ込んだ。

2016.08.29.追記:Shigeさんは「元」ではなく「現」総長とのこと。hoshinashiさんよりご指摘あり。
 


大のおとながかなり真剣
photo by acatsuki-studio


なつかしや、kanaさんデザインのオリジナルMiToステッカー
photo by acatsuki-studio



これがウワサの牛たんサイダー
photo by acatsuki-studio


栄冠は見事にしまの助さんの頭上へ
photo by acatsuki-studio



どうせだからということで幹事のY.A.N.さんも…
photo by acatsuki-studio


結果的に筆者も賞味させていただいたが、こんな仙台名物は仙台人は知らなかったとだけ言っておこう。

11月に予定されているMiTo秋冬ミーティング in 嬬恋の案内を以て今回のOFF会は終了。走り甲斐があり景色も美しいと、当ブログで散々吹聴している宮城県K51沿いの「蔵王酪農センター(〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字七日原251-4)」まで、有志で走りましょうと呼びかけたら、結局ほとんどの方が参加(笑)。雨と霧で煙るK51を12台のイタフラ車がパレードラン!晴れていれば本当に素晴らしい景色なのに…。いや、それよりも残念だったのは、筆者は道案内のため先頭を走ることになり、この類い稀なコンボイをルーム/ドラミラー越しにしか見られなかったことだ。さぞ壮観だったことだろう。途中1台の黄色いシトロエン DS3とすれ違い、DS3オーナーあおさんはたいそう喜んでいたが、あちらのオーナー氏も驚き喜んだことだろう。



蔵王酪農センターの駐車場の一画を占拠

photo by acatsuki-studio


蔵王酪農センターで買い物 and アイスクリームで本当に解散。あおさん、cazbowさん、alfa_manbowさんといっしょにみなさんをお見送り。天気のことは残念だったが、本当に本当に愉快な半日であった。ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。Y.A.N.さん、あおさん、幹事お疲れさまでした。大変お世話になりありがとうございました。

アリベデルチ!



別に走り回るOFF会ではなかったので、参考値。

photo by acatsuki-studio

 

ところで。道の駅の駐車場で奇異の目で見られていた我々のことを前述したが、例によってこういう画像を撮った。

 

最近、OFF会では定例となった感のあるキー集合写真

photo by acatsuki-studio

 

この画像を撮っている有り様がこれである。

 

ベントラー、ベントラー、我々は、地球人…

photo by acatsuki-studio

 

この瞬間(そしてルーテシアに群がる我々の姿を見た瞬間)、OFF会#11で飛び出た名言が筆者の脳裏をよぎったのだった。曰く

 

『ヘンタイに付ける薬なし』

 

おそまつ!じゃじゃん!←三味線

 

※今回べー.さんより画像を拝借した。筆者撮影のクレジットのないものはべー.さん撮影である。べー.さん写真の腕がすごい!

+ PROFILE
+ accesses since Dec.2009
+ RECENT COMMENTS
+ 「クルマで行きます」用語集
■プン太郎■
筆者の愛車ABARTH PUNTO EVOのこと。
ブログ本文に「プントエヴォ」と
フルネームで書くと煩わしいので命名。

■R、K■
R=国道(Route **)
K=県道(Kendo **)
のこと

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。

■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

■朝練&夜活■
早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■EDO■
Eat and Drink Organizationの略。
親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
「同乗者無しでひとり1台」
「うまいものを食べ、飲む」が掟。
+ CATEGORIES
+ LINKS
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT TRACKBACK
+ ARCHIVES
+ MOBILE
qrcode
+ OTHERS
このページの先頭へ