クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
プントエヴォで行く!宮城県北徘徊記2018
| その他のツーリング・夜活など | 23:28 | comments(0) | trackbacks(0) |

久しぶりに宮城県・石巻市、真野地区を訪れてみた。海の近くの平野にして山際の田園地帯という独特の風景が広がる大好きな場所だ。筆者の住む仙台では、雪が降り始めればツーリングの行き先は温暖な海沿いに行くことが多くなる(筆者だけか?)。その前哨戦のつもりである。真野から女川、北上川河口、追分温泉を経て桃生郡津山へ。津山から内陸の県道をふらふらして帰ってきた。どこも何度も走っている道だが意外と楽しめた。
 


朝8時過ぎに自宅を出発。筆者は仙台から真野までのベストコースを見つけてしまったので、往路に迷いはない。大和町、大郷町を経て鳴瀬奥松島ICから三陸自動車道へ乗る。石巻女川ICで降りればあとは一直線。石巻市街地の北端をかすめる石巻北部バイパス(R398)で東進し、然るべきポイントで農道に紛れ込めばすぐに真野地区である。このバイパスの工事が進行していつのまにかK234とつながったようだ。
 


仙台市泉区の北限


大和町の定点観測地点


松島町第2上竹谷踏切に電車がやってくる


鳴瀬奥松島ICから
三陸自動車道に乗った!


石巻市内の朝の9時半頃ともなれば復興工事のダンプトラックがひっきりなしに走っている。ここまでの道のりにも仮設住宅はまだたくさんある。東日本大震災からの復興はまだぜんぜん終っていないのだ。ここへ来るといつもそういうことを考える。と同時に快晴の空の下眺める真野の景色はとても美しい。この景色の四季の移り変わりを見てみたくなり、結局折々に訪れてしまう。
 




真野から雄勝へ抜けるK192は相変わらず工事中で(平成33年までだそうだ)、仕方ないのでK234で万石浦、女川駅前を経由してR398をリアス式海岸沿いに北上する。ここも久しぶりに走る。ワインディングロードの、走れば意外や楽しいこの区間を走るのがなぜ久しぶりかと言うと、たいてい前走車に頭を押さえつけられて我慢我慢の道行きになることが多いからだ。そう、道路はゴキゲンだがペースが遅いのだ。だがこの日は前を走る軽自動車がハイペースで走ってくれてストレスフリーだった。北上川河口でR398のワインディングはいったん終る。
 


万石浦前に石巻線がやってくる


R398


北上川河口から登米市津山町へはK62を走る。2018年の初めに偶然見つけたこのコース、これまた山中を駆ける道幅も狭いワインディングである。しかし途中に追分温泉という古風な温泉宿があるおかげか舗装はしっかりしていて走行に不安を感じることはない。今時分だと落ち葉が大量に路面を覆っているポイントがあり、滑らないように注意が必要ではある。
 


この辺はまだいいが




そろそろ狭くなってきた


ヨタハチ!


フォード アングリア!
SR311系ダッツン フェアレディZ
もいるよ!


如何にも里山という雰囲気満点の横山地区に抜ければ「道の駅津山もくもくランド」は2kmほどですぐに到着する。ここで11:30。せっかくだから昼飯を食べることにする。「食事処木里口(きりくち)」なる食堂で野菜てんぷらそばとおにぎり2個(味噌焼き・梅ひじき)を食する。
 


木工品が売りです


「きりくち」って珍しい店名


野菜天ぷらそば520円と
味噌焼きおにぎり120円
梅ひじきおにぎり110円

 

特にこの味噌焼きおにぎり、お焦げの風味が良い。カブの漬物も自家製だろうか、とてもうまかった。道の駅の昼飯としてはお味も値段もちょうど良い感じ。満腹になって退店する瞬間に12:00に。さて帰路を考えねばならない。今回どちらかというとメインは帰路。走ったことの無い道を探しつつ走ることにする。

帰路の起点は三陸自動車道の桃生津山IC。といっても自動車道には乗らず並走するK61を南下する。走ってみて実感したのだが、この区間は「旧北上川をどこで渡るか」でその先がずいぶん変わってしまう。意外と橋の数が少ないのだ。例によってK21とK61の合流する交差点で右左折を間違ってしまい、図らずもK21をずいぶん南下することになった。途中でミスコースには気付いたのだが、別にアテがあるわけでもないし…と開き直って進んだのが幸いした。昭和ムード満点な商店街や県北特有のだだっ広い田園地帯の中を爆走する農道など、ほぼ信号と無縁の数十kmを走ることができた。
 




そうやって走っていたらもともと想定していたK29にいつの間にか合流していた。いいぞいいぞ。R346よりも東側のK29を走るのは初めてで、軽いアップダウン付きの田園地帯を横断する道路が楽しい。北にはすでに冠雪した栗駒山が見える。そして前後にクルマはいない。素晴らしい。

上掲地図のとおり小牛田へ着いたその後もチャレンジは続く。小牛田からは松山町へ抜けるのが常だが、いつも案内板を見やるだけでスルーしていた三本木町へ抜ける川沿いのK152を西進する。こうなるともはや徘徊に近い(笑)。K152のこの区間はおそらく前にも走ったことがあるように思うが、確と思い出せないのでフレッシュだ(笑)。松山町、大郷町と経由するいつものコースよりも、むしろこちらの方が近いかもしれない。三本木からはいつもの安定したコースで14:00に帰宅。
 






冬期の4-5ヶ月はこちら方面に足しげく通うことになるだろう。今シーズンのノーマルタイヤもいよいよカウントダウン。新しいスタッドレスタイヤの皮むきツーリングはどこへ行こうか。今はそれが楽しみだ。
 


6時間/235km

 


※追記:
知ったかぶりというか筆が流れて…というか、SR311フェアレディには「Z」は付かないのでした。SNSでつっこみを入れてくれたじゅん、ありがとう!


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プントエヴォで行く!冬枯れの宮城県・大崎地方
| その他のツーリング・夜活など | 21:48 | comments(6) | trackbacks(0) |


世間様と同じく週末に休日となることが時々ある。日曜日の午前中、お決まりになっている生鮮食品の買い出しに出かけ、あまりの天気の良さに午後からふらりと走りに行ってきた。13時過ぎの出発だったことに加え、この季節、もはや16時を過ぎれば日没である。そんなに遠くに行ってもなぁ…、ということで、もはや冬枯れと言っても差し支えない田園風景が広がる仙台市北部の大崎地方をぐるりと廻ってみることにした。

現在は多くの大小市町村が合併して「大崎市」となっているが、筆者にとっての大崎市とは旧「古川市」である。なので旧古川市街地あたりまで走ったら引き返してくるつもりである。しかしR4で普通に走って行ってもまったく面白くないので、大和町や大衡村の中をふらふらと、なるべく走ったことのない道を選んで走る。どこに出るのかわからない野山を駆け巡る道はまだまだたくさんある。そんな道路の周辺に広がる景色はまさに「里の秋」。これまで散々楽しんできた紅葉がとうとう平地にも進出してきて、農家と真黄色の銀杏の木みたいな、まるで風景画のような景色が点在していた。

まったくの個人的な事情であり単なる好みなのだが、筆者のひとりツーリングはほぼ例外なく午前中の出発で、従って東から日光があたる景色を多く見ることになる。太平洋側に住む筆者にとっては、西側にそびえる奥羽山脈に日光があたる光景こそがデフォルトなのだ。もちろんその様子は美しい。しかし午後の日に照らされる東側平野部の景色もまた美しい。そのことが午後出発のツーリングを経てわかってきた。住んでいる場所によっては当たり前の光景なのかもしれないが、たまたま習慣的に午前中に出発しているという理由だけでずいぶん損してきたなぁと思う。「視点を固定してしまう危険」について考えてしまう。

2018年になって体得した大崎から大和町へのK158や156を経て帰ってくる。すると徐々に沈んでいく太陽を追いかけるようになる。在仙のあるサックス奏者がアルバムを出した時、ジャケットは日本海に沈む夕陽の絵だった。それは彼が幼少時から見続けてきた「彼にとっての夕陽」なのだという。筆者にとってはこの日見た山々に沈む夕陽こそが「自分にとっての夕陽」である。カメラを忘れて今回は画像が少ないが、大和町・王城寺原演習場すぐ近くの丘の上から見た日没があまりにもきれいだったので、そこだけiPhoneのカメラで撮影した。
 






ほんの4時間程度のショートトリップなのだが、11月も半ばとなればツーリングシーズンはもはや終ったようなもの。陽気の良い日中はノーマルタイヤの感触を味わっておきたい。

 



 

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プントエヴォで行く!山形探訪前哨戦
| その他のツーリング・夜活など | 23:56 | comments(2) | trackbacks(0) |

2019年は山形だ。そういう予感がある。

筆者のひとりツーリングの行き先、ふと振り返ると2017-18年は岩手県に出かける機会が多かった。花巻や一関の県道三昧コースは、忘我の境地を体験したければぜひ体験すべきとオススメしたい。その前2015-16年は福島県だった。ような気がする。宮城県では滅多に見られない雄大な平野の景色に圧倒されてばかりいた。今も「福島は景色が横に広い」と思う。

もちろん特定の年にひとつの県ばかり訪れていたわけではない。あちこち走ってはいた。だが山形の場合、ふと気がつけばせいぜいが朝日連峰よりも東側ばかりの話で、日本海側へは滅多に行ったことがない。米沢以西も然り。つまり山形県の東半分しか知らないわけで、これはよろしくない。2019年シーズンは山形のあちこちを走ってみようと今から楽しみにしている。

で、ある休日、前哨戦としてちょっと行ってみっかと。しかしまぁいきなり月山とか酒田港も遠い。往復200kmくらいで楽しいところないかなと瞑想すること5秒、天童市内の「広重美術館」を思い出した。これまで知らずに目の前を通りすぎたことはあったが、一度行ってみたいと思っていた。となると当然昼飯はABC食堂でロースカツ定食だし、帰り道は定義山の喫茶店Norahに寄りたい。となると往路は笹谷峠か…。と一瞬でコースの組立ができるくらいのスキルは筆者にもあるのだ。

ということでABC食堂のピークタイムを避けるために11:30入店を目論む。逆算して8:00過ぎに自宅を出発。快晴である。釜房ダムの定点観測地点からの眺めがすばらしい。おそらく今年ベストではないか。
 






 

引き続きR286をのんびり進み、いつもは210円払って山形自動車道の笹谷トンネルをくぐるところを、この日は笹谷峠に進入。ここで初めて先日の蔵王・峩々温泉付近を訪れたタイミングでは紅葉には早すぎたことを痛感。笹谷峠の紅葉はまさにこの日がピーク。あるいはその直前だったようだ。「紅葉の盛り」よりもその寸前の方が美しい。先日蔵王で出会った三人のおGさん(のうちのふたり)もそう言っていた。桜の花も同じだ。ピーク直前が美しいのだ。
 




まだ朝の9時半くらいなのに笹谷峠駐車場は様々な自動車で溢れていた。登山者のものだがここまで満車っぷりは見たことがない。今まさに装備を整えた老夫妻が登山口に向かうところだった。駐車場すぐ脇のハマグリ山頂上を見上げると、豆粒のような登山者がひとりふたりと見える。視線を左にやると山形市街地が眼下に見える。奥羽山脈を挟んで仙台と山形は天候が真逆なことがあるが、この日は山形側も快晴。ただ盆地の上に霧のような雲が蓋のようにかぶさっている。


 






改めて空気が澄んでいることがわかる。この時期はこうなのだろうか?視界360度が絶景で嬉しい。5分ほど休憩して峠を下る。途中ハイペースなホンダ S660が後ろに付いたので道を譲る。今日はハイペースで走ることよりもプン太郎の挙動を味わいたい気分。もっとも峠を下り切って笹谷ICを通り過ぎると、途端に交通量が増えてペースが落ちる。S660もプン太郎も頭を押さえられてのんびり下る。ローソン山形滑川店(山形県山形市滑川42-6)のあるT字路を右折し、農道・県道を北上し天童へ向かう。途中のお社でまた休憩。
 


神明神社(山形県山形市上東山)


K111に合流するための曲がり角をひとつ間違えて、広重美術館までR13を少し北上することになった。ロードサイドチェーン店の嵐。30年前、免許取り立ての頃には天童あたりのR13を嬉々として走ったものだ。チェーン店の林立で回る経済もあるのだろうけど、あまりの豹変っぷりにがく然とする。がく然としたまま広重美術館に無事到着。
 


広重美術館(山形県天童市鎌田本町1-2-1)
 

初代から主に三代目まで、広重の版画や肉筆画を堪能。規模の大きな美術館ではないが、むしろそこが好ましい。広重の作品が天童にある理由、そしてこの美術館が生まれた経緯を解説文などで読めば展示作品もいっそう味わい深く観ることができる。興味のある方はぜひ訪れてみて欲しい。大人600円/1名。

さてABC食堂だ。天童市内にはもっと格式の高いとんかつ屋さんもあると思うが、ここんちの普通のロースカツ定食は680円という店長気絶価格。にも関わらずまったく普通のおいしいロースカツが食べられる。この日も安定のクオリティ。
 


ABC食堂天童店(山形県天童市山元2592)


Rロースカツ定食 680円


さて仙台に戻る。R48をのんびり走る。物流系トラックが多く、追い越し禁止の片側1車線なので焦っても仕方ない。関山峠の紅葉も見頃だった。
 


R48で県境を超え熊ケ根で左折。R48から大倉ダムへの道路、普段は閑散としているこの道も予想以上に交通量が多い。この道を走るクルマはほぼ90%くらいが定義山を目指す。もしかして…と思いつつプン太郎を進めると、思ったとおり左右の山々は紅葉が進んでいる。定義山は仙台近郊の紅葉の名所なのだ。まだ6-7割りというところだろうと思われるが、駐車場は満車に近い。門前喫茶Norahに入店。話を聞けばすでに紅葉目当ての人出シーズンがやはり始まっているらしく、10/20-21の週末はものすごい混雑でお店のご主人夫妻もスタッフもヘトヘトになったという。景気の良い話ですね。とんかつを食べた後だったのでチーズケーキとコーヒーだけにした。11/23に予定しているNorahでのライヴの話など。
 


門前喫茶Norah
(仙台市青葉区大倉堤沢23-3)



ベイクドチーズケーキセット 850円


実はコーヒーをおかわりするか、何か後口爽やかなドリンクをもう一杯…と思わないでもなかったが、本格的に満腹。加齢のためか満腹になるとプン太郎の挙動検知能力が著しく低下する昨今、これ以上胃袋に何か入れるのは財布にも身体にも優しくないと判断し退店。

仙台市立大倉小学校前のT字路から七北田ダムの裏に出る名も無きワインディングを下る。鈍感な筆者ですら体感するほどポテンザRE050のグリップは劣化した。スタッドレスタイヤだけでなく、ノーマルタイヤも買わなきゃなぁとぼんやり考えつつ帰宅。
 




約5時間半/151km


そんなわけで山形イヤーの前哨戦として大勝利の半日だった。天童よりも少し北の村山地方も良い。高畠方面のぶどうマツタケラインも良い。新庄へ向かうR47も良い。もちろんこの日走った天童や寒河江も良い。しかし来年はさらに西に行く。山形の奥深さを堪能する1年にしたい。
 

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プントエヴォで行く!OFF会下見と3人のG
| その他のツーリング・夜活など | 21:35 | comments(4) | trackbacks(0) |

宮城県南、村田町・白石市・蔵王山峩々温泉を走ってきた。2018年10月28日開催予定のOFF会#17の下見も兼ねて。いっしょにプランニングしてくださっているalfa_manbowさんから提示されたコースの一部に、筆者が未踏破の区間があった。当日筆者が間違うと洒落にならない。先日も共有した下記の地図内、広域農道コスモスラインとR457が合流・南下したあと、公立刈田綜合病院の脇でK254に合流するまでの田んぼ道がそれだ。まずはそこを走ってみる。
 


この日はK51に合流したら遠刈田温泉方面へ引き返し、蔵王エコーラインを登り、峩々温泉を擁するK234で青根温泉へ下り、再び遠刈田温泉へ戻ってきて「蔵王Boo」で昼食。完璧じゃないか。
 


みちのく公園


せっかくなのでOFF会の集合地点から実走してみることにする。みちのく公園までちんたら走ってひと休み。K47でどんどん山奥方面へ。途中からコスモスラインに乗り村田町内へ。
 




コスモスラインは相変わらず楽しい。だがR457との合流直前で路肩舗装工事のために交互通行。警備員さんに工期を尋ねてみたところ、よくわからないが年内いっぱくらい、とのこと。とは言え工事は週末は休みだろうからOFF会への影響はあるまい。いよいよ未踏破区間へ突入。

問題の未踏破区間は田んぼの中の集落と集落を結ぶ道。のどかなものだ。迷ったりすることなく無事にK254へ合流できた。このK254を走るのは久しぶり。刈田綜合病院から少し先にある直線路は、かつてMiToフェンダーライナー脱落事件が勃発した場所でもある。あん時ゃまいったぜ。もちろんこの日はトラブルとは無縁。鎌先温泉、弥次郎こけし村を通りすぎさらに標高を上げていく。午前中の太陽があたる蔵王連峰の威容を眼前に走るのは気持ち良い。もしかして…と期待していた紅葉にはまだ少し早かった。OFF会当日はもっと紅くなっていることだろう。晴れると良いが…。
 


MiToでフェンダーライナー落とした場所…


K51へ合流。OFF会当日とは異なり右折して遠刈田温泉経由で蔵王エコーラインへ。ただし蔵王山頂は目指さない。エコーライン途中でK234・峩々温泉へ曲がる。K234との合流地点にある大鳥居前パーキングにプン太郎を停め、蔵王山を見上げて紅葉状況をチェックするためにうろうろ。山の空気はひんやりしている。
 


ちょうどそこへK234から1台のジムニーが現れプン太郎の隣に停車した。トイレ休憩のようだ。降りてきた乗員3人はみなおじいさん。写真を撮り終わった筆者が戻っていくと、そのうちのひとりがプン太郎をしげしげと眺めて話かけてきた。

G=おじいさんたち、a=筆者

G1「なんだべ、こりゃすんばらしいクルマだねや」
a「何言ってんスか、ジムニーだって素晴らしいクルマじゃないですか」
G1「なーにこんなポンコツ」
a「いやいやいやいや、ジムニーは本格オフローダーの鑑ですよ」
G1「んだかや」

愛車を褒められてまんざらでもない様子のおじいさん。そこへもうひとりのおじいさんも近づいてきた。

G2「こいつ(プン太郎)はアレだね、スポオツカアっつーんだおんね」
G1「んだ、スポオツカアだっちゃ」
G2「はー、この赤いのはなにっしゃ??」
G1「だーれあんだ、こいつはブレーキっしゃ」
a「そうです。ブレーキです」
G2「はー」
G1「(プン太郎のフロントタイヤを指さして)タイヤもすごいね、これ!」「ジムニーはあんま太いの履かせっと却ってダメなんだ」
a「あ、そーなんですか」

実に楽しい。どこから来たのか訊いてみたら筆者の住まいとそんなに離れていない。なんたる偶然。

a「これからどこに行くんですか?」
G1「だーれ蔵王温泉さ行って風呂入って48号線まであがって仙台帰んのっしゃ。だっはっはっは」
a「いーですねー」
G1「いろんな風呂あんだよ。露天もある」
a「いーですねー」「お昼ごはんも蔵王温泉で食べるんですか?(あわよくば良さげなお店を教えてもらいたい)」
G1「だーれ麓さ下ってそば食べんのっしゃ」
a「いーですねー、そば」

しかしおじいさん3人というのも珍しい組み合わせではなかろうか。

a「みなさんはどういう集まりなんですか?」
G1「どういうたって…。老人会みだいなもんか?わっはっはっはっは」
G2「もう座頭市みたいに(杖をついてヨボヨボというジェスチャー)なってけんどもっしゃ」
a「座頭市ならあっちの方はガンガンじゃないですかー」
G2「あっちの方ったって…、相手してくれる人がいねぇとねや…」
一同「わっはっはっは」

ちなみにG3こと3人目のおじいさんはトイレから出てくると会話に参加せず、即座に後部座席に乗り込んでしまった。

G1「んで行ぐすかわ」
a「お気を付けてー」

このブログのモットーは「良い道・良いメシ・良いクルマ」だが「良い道・良い人・良いクルマ」に改めてもいいかも。もうこの会話が交わせただけでこの日のツーリングは大成功と言っていい。あまりにもおGさんたちとの会話が楽しかったので、いざK234に入ったらくだらない事故を起こさないように速度を落としたほどだ。好事魔多し。浮かれている時ほど気をつけるべきだ。
 


K234を走るのは2度目。前回は青根温泉側から登ってくる道行きだったが、峩々温泉から下っていく方が負担が少ないような気がした。大型の台風が立て続けに来たからか、路面は小石と言わず小枝と言わず落葉と言わず、かなり障害物が多い状態ではあった。数台の自動車とすれ違うも神経質になるような場面には遭遇せず。
 






路肩でトラブっているかのような出で立ち


with 廃虚。
蔵王エコーホテル


無事に青根温泉まで降りてきたら、再び遠刈田温泉を目指す。開店直後の蔵王Booへ入店。以前食べにくいハンバーガーに辟易したので、この日はチーズハンバーグプレートというご飯メニューにした。しかしご飯メニューもソースまみれになったご飯を最後まですくうのは難しい。
 


食べた後は淡々粛々と村田町内を駆け抜け、買い物をして帰宅。
 


4時間半/158km


10月28日のOFF会、これで宮城県側のコースは万全である。それにしてもおGさんたちの小旅行が実り多きものであったことを祈らずにいられない。あと15年もしたらEDOもああなるんじゃなかろうか。
 

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【参考】
エコーライン大鳥居パーキングで出会ったおGさんたちとの会話、仙台弁で何を言っているのかよくわからない読者もいると思われるので、標準語に翻訳して再録しておく。

G1「なんということでしょう、これは素晴らしいクルマですね」
a「いやいや、ジムニーだって素晴らしいクルマじゃないですか」
G1「何をおっしゃいます、こんなポンコツ」
a「いやいやいやいや、ジムニーは本格オフローダーの鑑ですよ」
G1「そうでしょうか」

愛車を褒められてまんざらでもない様子のおじいさん。そこへもうひとりのおじいさんも近づいてきた。

G2「これ(プン太郎)はアレですね、スポーツカーというものですよね」
G1「そうですよ、スポーツカーですよ」
G2「はぁ、この赤いのは何ですか??」
G1「あなた何を言っているんですか、これはブレーキですよ」
a「そうです。ブレーキです」
G2「はぁ」
G1「(プン太郎のフロントタイヤを指さして)タイヤもすごいですね、これは!」「ジムニーはあんまり太いのを履かせると却ってダメなんです」
a「あ、そーなんですか」

なんだか楽しくなってきたぞ。どこから来たのか訊いてみたら筆者の住まいの割りと近くの方々だった。なんたる偶然。

a「これからどこに行くんですか?」
G1「蔵王温泉に行ってお風呂に入って48号線まで上がって仙台へ帰るんです。だっはっはっは」
a「いーですねー」
G1「色々なお風呂があるんですよ。露天もある」
a「いーですねー」「お昼ごはんも蔵王温泉で食べるんですか?(あわよくば良さげなお店を教えてもらいたい)」
G1「いやいや、麓へ下ってそばを食べるんです」
a「いーですねー、そば」

しかしおじいさん3人というのも珍しい組み合わせではなかろうか。

a「みなさんはどういう集まりなんですか?」
G1「どういうと言ったって…。老人会みたいなものでしょうか。わっはっはっはっは」
G2「もう座頭市みたいに(杖をついてヨボヨボというジェスチャー)なってしまいましたけども」
a「座頭市ならあっちの方はガンガンじゃないですかー」
G2「あっちの方と言われても…、相手をしてくれる人がいないとねぇ…」
一同「わっはっはっは」

ちなみにG3こと3人目のおじいさんはトイレから出てくると会話に交じらず、即座に後部座席に乗り込んでしまった。

G1「さてそれでは行きますか」
a「お気を付けてー」

標準語で書くとやっぱり味わいが薄れる(笑)。仙台弁において会話の第一声のアタマに多用される「だーれ」とは「誰」のことなのだろうか。しかしそれでは意味が通じないし…。「何を言っとるんだ」とか「いやホント」みたいな、強調するような、自分の発言にイキオイを付けるような効果があるのかもしれない。だーれこの説明だって、うんと難しいのっしゃ。

プントエヴォで行く!田舎道オブ・ザ・イヤー2018
| その他のツーリング・夜活など | 20:29 | comments(4) | trackbacks(0) |
またもや下道だけで岩手県は一関市と盛岡市に行ってきた。それには理由があるのだが、その理由の詳細はこのクルマブログにはあまり関係がない。このエントリーで声を大にして言いたいのは、奥州市でK14から分離するR456と土沢から乗るK43は田舎道オブ・ザ・イヤー2018だ、ということだ。

少し思い返してみても、2017-2018年は岩手県に行く機会が多かった。特に2018年に入ってからは初めて下道だけで盛岡に行けた。東北自動車道で盛岡へ向かうとあんなに退屈なのに、下道で行くと美麗な景色や意外やストレスの少ないトラフィックで楽しく走れるというオマケもあった(花巻-盛岡間のK13は除く)。この日も当然下道で盛岡に向かった。一関、花巻、盛岡へ向かう際の宮城県内の田舎道コースを図示してみよう。筆者の中ではすっかり定着した感のある、宮城県大衡村から築館まで、田んぼ恐怖症の人がいたら発狂間違いなしの田園三昧コースだ。
 




残念ながら曇天(築館付近では雨)だったがペースが良いので苦にならない。築館からは工夫もなくR4を北上し、K48で花泉町内へ。ここまでマニアックなコースだとGoogleMapも時間計測データが乏しいらしく、予想時間よりも大幅に巻いて(早く)目的地付近まで来てしまう。JR東北本線・清水原駅で時間調整=仮眠。
 

一関に来た目的は、名うてのギターアンプビルダーが作るBluetoothスピーカーの試聴という、ゴキゲンすぎる用事だった。以下に詳しい。

ordinary/extraordinary
銘木スピーカーを買う


近江銘木(株)の従業員Hさんは
キャデラックCTSセダンに乗る
違うベクトルのエンスーさん。
もっとお話を伺いたかった

近江さんと赤木さんが侃々諤々の議論の上連れていってくれたおそば屋さん「清庵そば処総本家(岩手県一関市滝沢矢ノ目沢73-94)」の天重そばが美味。
 

木の専門家である近江さんが、すぐ近くにある「一関木材流通センター(岩手県一関市滝沢水口105-18)」にも連れていってくれた。これは俗に言う原木市場。材木屋さんや建築関係の職人さんなどが原木を買い付ける市場である。
 

競りの直後だったらしくがらんとしているが、普段はこの10倍の原木が並ぶという。圧巻。アンプビルダーの赤木さんはキャビネットも自分で組み立てる。あれこれ原木をみて音を想像するも楽し。

その後赤木さんの工房で夢のような数時間を過ごし、いよいよ盛岡市へ向かう。幸い岩手県に入ってからは天気は完全に回復し、西日がまぶしい。前回の下道盛岡行は花巻市から東北自動車道・R4の西側を走るK13に乗った。K13にさえ乗ればひたすらまっすぐ走るだけで盛岡に着いちゃうからいいよね!と思ってのチョイスだったのだが、思った以上に整備されていて、物流系トラックの天国となっていた。大失敗だった。しかしでは別の選択肢があるだろうか。一関からはK14での北上がデフォルトだから花巻近辺まではそれで良いとして、問題はその先だ。ざっと地図を見る限りR456などの三桁国道しかないようだ。いや、あるのかもしれないけど初心者にはハードルが高い。なぜなら盛岡にはコンサートを聴きに行くからだ。細い農道に迷い込んだ揚げ句開演時間に遅れるようなヘマはしたくない。しかし岩手県内の三桁国道…。もしかするともみじマークの軽自動車が30km/hで列を成しているのでは…。でもK13を北上するのはどうしてもイヤだ!という消極的な理由で選んだR456とK43だったのだが、あにはからんや、冒頭に書いたとおり素晴らしい景観の田舎道だったのだ。
 





これらはまだK14

最近はあまり書いていないが、とうとう筆者はプン太郎と正しく付きあえる運転姿勢を体得した。ヒントは肩だった。ま、それはともかく、リラックスしていながら高負荷旋回でも身体をきちんとホールドできる体制で運転できるようになったので、このR456以降の道のりは極楽だった。一関を出発したのが15:30過ぎ。10月も半ばとなれば日も暮れるのは早い。暮れてゆく田園風景の中をひたすらマイペースでプン太郎を走らせる。久々に「ドライバーズハイ」を体験。なーんも考えられませーん。ただただプン太郎の操作と視覚情報処理だけに脳みそが占拠される。最高。

ただそういうわけでその美麗な田園風景の写真はぜんぜん無い(笑)。読者諸姉諸兄に申し訳ないと思うとともに、自分自身も残念である。本当に美しい景色だった。しかし花巻市土沢付近でK43に乗る頃には完全に日は没し夜になってしまった。ちょうどこのあたりから盛岡市内へ帰るクルマも増えてくる。R396では明らかにペースが落ちたがイライラするほどではない。盛岡郊外までは順調だった。だがしかしっ!盛岡市内の渋滞がものすごい。R396とR4が交わる南大橋交差点では3回青信号を見送ってもまだ渡れぬ。盛岡に着いたらまず晩ご飯を食べようと思っていたがそれどころではなく、結局目標時間から30分ほど遅れて到着。
 

ローソン花巻東和町店
(岩手県花巻市東和町土沢6区125-1)の
駐車場にて、日暮れ

今回の盛岡の訪問理由は、北田了一さんのコンサート拝聴である。幸い開演時間には間に合った。
 

会場となった「紅茶のみせ しゅん」
(岩手県盛岡市中ノ橋通1-3-15)

ordinary/extraordinary
北田了一・「小唄の会」其の参を聴く

芳醇な2時間を過ごして盛岡を後にする。本当は1泊して北田さんと打ち上がりたかったのだが、「打ち上げ?ないない!サクッと帰るよ」と北田さんは言うし、翌日は朝から現場仕事ということもあり無理せず帰ることにした。こうなると東北自動車道である。ツマラナイ。
 

復路に高速道路を使っているので参考値。
16時間半/394km

年内にもう1度くらい、通常営業中の「紅茶の店しゅん」を訪れたいと思っているが、北田さんに訊くと盛岡は11月23日頃にまずはドカッと積雪する…年があるらしい。やはり仙台よりはかなり早い。仙台在住の筆者の感覚では、ツーリングシーズンはだいたい10月いっぱいで終了。11月はアンコール期間、おまけと考えておく方が無難だ。スタッドレスタイヤも新調せねばならない。さて…。
プン太郎で行く!相馬R115で大勝利
| その他のツーリング・夜活など | 22:37 | comments(2) | trackbacks(0) |

エンジンオイルとミッションオイルを交換したらゴキゲンになってしまったプン太郎を駆って、福島県相馬市の銘店かつ吉へ行ってきた。当ブログコメント欄常連にしてご近所さんのQueiko姐さんの某SNSへの投稿によって、蔵王山の紅葉がそろそろ見ごろという情報も得ていたのだが、この度のプン太郎の激変ぶりには浮かれるなと言う方が無理だ。マイペースで長距離を走ることができる相馬へのプランを選んだ筆者を誰が責められようか。

まずはR4を岩沼市まで南下する。R4を馬鹿正直に南下するなど20年ぶりくらいになるだろうか。今も残っている店もあれば新しいお店もある。また思ったよりもトラフィックはスムースだ。決して愉快な道ではないがたまには良かろう。岩沼市内でR6へ。早々に今度はK52に折れ、K28につながった後はひたすら南下してR113に乗る。R113からK228へ折れ相馬まで一直線(くねくねしてるけど)。相馬に入ればかつ吉はすぐである。R6からの道のりはログを取っておいた。



ところで本エントリー、いつものツーリングレポートに比べて画像が少ない。プン太郎の挙動が嬉しくて写真を撮るために停めるのがもどかしかったのだ。それくらいミッションオイルの交換は霊験あらたかだった。

さてこの日の宮城県側の県道はどれも大当たり。R6から折れたK52も良いが、途中でつながるK28が楽しい。川沿いの曲がりくねる区間あり田んぼの真ん中を1直線みたいな区間あり、さらには集落間を縫うような狭い区間ありとバラエティ豊か。田んぼの稲刈りは半分くらいが終っており、景色は早くも冬の気配だ。雲が多くて奥羽山脈がぼんやりとしか見えなかったのは残念だが、この区間は概ね開けた眺望ばかりで心は晴れやかである。
 


まずは宮城県のK52


で、K28


人っ子ひとりいない




丸森町の南でK228に乗っても本格的に狭いワインディングはほんの僅か。ここを走るのはまだ2度目だが細いワインディングばかりが印象に残っていた。宮城県側は山里の集落を縫うように走る。こういう風情が筆者は大好きなのでやっぱりこっちに来て今日は正解だったなとひとり悦に入る。良いペースで走れたので約1時間でかつ吉に到着。



K228


もう相馬市内


もはやかつ吉での食事の楽しみはロースカツ定食なのかおかみさんとのおしゃべりなのか判然としない。大げさに言えば「これが人生だ」と本気で思う。出かけた先に馴染みの店がある。お店の人ととりとめないおしゃべりをする。そういう小さいことの積み重ねが筆者という人間を作っている。クルマでひとりツーリングをするようにならなければ、こんな楽しみを味わうことはなかったろう。プジョー 307SW、アルファロメオ MiTo、アバルト プントエヴォに大感謝である。そしてもちろんとんかつもおいしかった。ガーリックソースなるものを初めて試してみたが、かつ吉の粗めの衣によくあう。
 


今どきタバコすぱすぱで
大丈夫なお店

 

食後、かつ吉と対になっている菓子舗船橋屋へ。相馬を訪れたら船橋屋には必ず寄る。まんじゅうなどお土産に購入。さて帰路だ。問題はいつだって帰路なのだ。

選択肢は3つある。ひとつ:松川浦へ足を延ばしR6を北上する。ふたつ:常磐自動車道と仙台市東部道路。みっつ:R115で福島市方面へ向かい、途中から宮城県丸森町、福島県伊達市梁川へ抜けて蔵王町・村田町を経由して仙台市へ。この日はやや寝不足だったこともあり、早めに帰宅したかったのでふたつめのプランを実行すべく船橋屋からR115で常磐道相馬ICへ。しかしプン太郎の運転がどうにも気持ち良い。エンジンがブンブン回ってギアがサクサク入るなら、プン太郎の運転はもはやアトラクションである。相馬ICまでの数キロを走るうちに「単車線の常磐道をただまっすぐ北上するなんて耐えられん!!」と2度目の心変わり。R115でそのまま福島市方面を目指す。

R115を西進してわかったのだが、相馬付近からは常磐自動車道だけでなく東北中央道にも乗れるのだ。後者はまだブツ切れ状態だが相馬山上ICから乗れば福島市方面へは行ける。物流トラックなどがプン太郎の前を走ってはいたが、いずれも最後は常磐道か中央道に乗ってしまい、筆者はひとりきりになった。いつもは速度の遅い物流系トラックや軽自動車に頭を押さえられて快適に走れないR115も、こうなると天国だ。紅葉はまだだったが、ところどころのワインディングも含め、午後の日を浴びて陰影濃い緑の中を爆走した。常磐道に乗らなくて本当によかった。



このトラックも最終的には
東北中央道へ乗ってしまった



誰もいないR115

 

しかし30分くらい走ってぎりぎり相馬市内、玉野溜池の付近から脇道に入る。相馬市役所玉野出張所(福島県相馬市玉野町56-1)前のT字路から今度は北上する。この区間もログを取っておけば良かったのだが失念していた。とにかくこの道もまた野山の中を駆け巡る良い道路である。ただ道々山を切り開く大規模な工事現場がいくつかあり、大きな工事車両がどーんと立ちふさがる場面もあった。
 



 

宮城県丸森町から福島県伊達市梁川へ抜けるK102はちょっと手強い(笑)。いつも足を踏み入れてから「あ、そうだった、ここ厳しいんだった」と思い出す(笑)。基本的には峠道で、幅の狭いワインディング。丸森側から入っていくと下りは3速入れっ放しでブレーキの熱ダレをちょっと意識する…的な厳しさである。要は「やや本気走り」が必要で、ツーリングの後半に走るにはしんどい道なのだった(笑)。幸い前走車も後続車も対向車もゼロ。ただブラインドコーナーがそれなりにある上に、猛威を振るった台風24号の影響か濡れ落ち葉や折れた木の枝が道路に散乱している。ハイペースで下れるわけでもない。



ようやく人里へ

 

ようやく梁川の平地に辿り着き、国見付近からR4に乗る。あまりの眠気に馬牛沼脇のパーキングエリアで仮眠する。ツーリング中の仮眠は大変重要である。蔵王町向山交差点まで北上すると左折、農道を経由して村田町へ。あとはおなじみK31で仙台市街地へ。



今回うっかりTripメーターを
セットし忘れた。
イデアルさんへの入庫時距離数から
帰着時の距離数を引き算すると
6時間半/192km

 

プン太郎に煽られる形で足を延ばした相馬市だったが、まさに大勝利だった。蔵王という課題は残ったが悔いはない。次のツーリングは岩手県盛岡市への下道ツアーとすでに内定しており、紅葉の蔵王へ赴くタイミングがますます難しくなってきた。
 

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プン太郎で行く!栗駒・雄勝で雨ざんざん
| その他のツーリング・夜活など | 22:13 | comments(0) | trackbacks(0) |

9月も後半になると焦る。仙台のツーリングシーズンも残りわずかとなるためだ。家族に大手を振ってひとりツーリングに出かけられる平日の休日(変な言い方だな)は大切にしなければならない。それなのに、嗚呼それなのに、この日は雨だった。しかもけっこうちゃんとした雨足。だがシーズンの残り期間の少なさを鑑みれば中止や行き先変更はあり得ない。ということで栗駒山から秋田県東皆瀬村経由湯沢・雄勝を計画どおり強行した。

栗駒山を迂回して秋田県に入るK282は10月の後半にもなれば積雪によって閉ざされてしまう(そして6月下旬にならないと開通しない)。栗駒山の秋の紅葉はもちろん美しく、そのベストシーズンは10月に入ってからなのだが、そんな悠長なことは言っていられない。行ける時に行かねばならないのだ。まずは栗駒山を目指すのだが、R457-R398はもうまったくフレッシュネスがない。ということで大衡村で早々にR457から離脱し、K156-K159(素晴らしい県道番号!)、さらにK226-K267を爆走して川渡温泉に至る。何度走ってもワイルドかつ孤独な道である。最高。それはそれとして、仙台近在のヘンタイ諸姉諸兄はお気付きと思うが、川渡温泉まで抜けてしまうと花山湖への最短コースR398に乗るには行き過ぎである。数km仙台寄り手前の池月から乗るべきだよ!とお思いであろう。だがこれでいい。この日は川渡から花山まで抜けるK253を走るのが最初の目的。初踏破区間なのだ。このあたりはログを取っておいた。青い方(オレンジが帰路である)。



王城寺演習場のすぐ近くの
定点観測地点



 


楽しい道行きなのだが雨足は相変わらずしっかりしていて、プン太郎を停めてのんびり撮影なんてやってられず。
 


K253の途中、
小田ダムにかかる橋


実際のところK253は晴れていれば相当美しいだろう。ぜひまた来たい。走り抜けるとすぐに花山湖。「道の駅路田里はなやま自然薯の館(←名前が長いよ!)」で小休憩していよいよR398で栗駒山へアタックである。
 


奥の方にかすんでいるのが
栗駒山


当然のことながら雨はざんざん。湯浜峠から眺むれば栗駒山も霞んで見える。気温は10度程度でシャツ1枚では寒い。ひえー。お目当てのK282の分岐点に到達すると、ものすごく珍しいことに山を下ってくるクルマがいた。
 




K282を登って行く途中、
進行方向左側(秋田側)は
まるで墨絵の世界



須川湖


岩手県境でいよいよR342へ左折。東皆瀬村へ一直線。雨は止まず。
 


山間の稲穂はなんて美しいのだろう。晴れていればプン太郎をどこかに停めて、お茶の一杯でも呑みたいような美麗な景色が続く。
 


R397と分岐するT字路に出た。右に曲がれば岩手県一関市、左に曲がれば秋田県横手市である。順当に左折して横手方面へ進めるのだが、この日の昼食は雄勝・「道の駅おがち小町の郷(←名前が長いよ!)」で比内鶏の親子丼と決めている。いや、だいたいそんな感じ。実はこの日最大の興味は東皆瀬村で、それ以降のプランは曖昧である。横手市内のとんかつ屋・かつ卉は定休日だろうし、かと言ってオルタナティブアイデアがあるわけでもない。加えて単にR13を南下するのでは面白みがない。適当なところで左折し、うろうろした揚げ句K108という準幹線道路をゆっくり南下する。雨は止まない…。
 




湯沢墓地公園
(秋田県湯沢市山谷字金堀沢山)
というところでトイレを借りました


ずいぶんクネクネ走ったが最後はR13に合流して無事に道の駅おがちに到着。13時を回っておりお腹ペコペコである。2Fのレストランに上がっていくと「いよいよ登場!人気のローストビーフ丼!」という手書き看板に目を奪われてしまい、メニュー検討もせずにこれを発注。
 








これ(小野小町)のイメージな


結論。ご飯は大盛りが吉。大変おいしかったが、小野小町を模したと思われる菅笠代わりの最中(もなか)の皮をどうしても食べる気にならず。これなぁ、どうすれば良かったんだろうか…。家族へのお土産にうどんを購入してプン太郎の後部座席で仮眠。10分くらいだろうか。これが効果大なのだ。気がつくと雨が上がっている。おお!素晴らしい。R108で宮城県鬼首・鳴子温泉へ抜けて大人しく帰ることにする。実はこの日の夜は会合に出席する都合があった。効率優先とせざるを得ない。
 






-7度だったり
30度だったりした
鬼首


鬼首までは我慢してくれていた雨も鳴子温泉に到着する頃には再び降り始めた。岩出山町までR457を我慢しつつ南下。岩出山町からはおなじみK159-K156の朝走ったコースに戻る。
 




約8時間/335km


そりゃ晴れてれば申し分なかろうが、雨の中走る経験もまたそれはそれで…。特に宮城県花山村付近のK253は見応え走り応えあり。周辺は宮城県内の最低気温記録を更新し続ける寒い地域なので、あと1ヶ月もしたらプン太郎でブイブイ言わせられなくなるだろう。あぁ、毎年夏に忙しい我が身がうらめしい…。残り僅かな2018年ツーリングシーズンに、あと何回走ることができるだろうか。
 

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プン太郎で行く!細倉・だるま屋・伊豆沼へ
| その他のツーリング・夜活など | 23:23 | comments(6) | trackbacks(0) |
宮城県北方面を走ってきた。具体的には栗原市をめざし、伊豆沼を経由して帰ってきた。久しぶりの秋晴れの下気持ち良く走ることができた。

いつもに比べればライトな道行き。先日福島方面へ行ってきたので今度は北、という単純な理由の他にももうひとつ明確な目的があった。それは栗原市・鴬沢のだるま屋という食堂でかつ丼を食べてくることだ。先日筆者の生業であるバスツアーを企画した。その際昼食のお弁当を作ってくださったのがだるま屋さんだった。コース検討のための下見に同行した際にだるま屋さんで一度食事はしているのだが、ツアー当日は添乗かなわず特製弁当は食べられなかった。この特製弁当、参加者からもスタッフからもすこぶる評判が良かった。この日はそのお礼を兼ねての訪問なのである。
 

これはその下見の時に食べた
ミソチャーシューメンと半ライス

10時頃に自宅を出発。自宅近くのメイン幹線道路R457をそのままひたすら北上すれば、R457沿いに建っているだるま屋さんには自然に到着する道理なのだが、もちろんそんなコース取りはしない。田園の中をひたすらクネクネ走る道を行く。以下のMapでご確認いただければ幸い。


往路:青
復路(一部):橙

一見してわかるのは、このコースは最短の、高効率のコースではない。特にR47をずいぶん西に進んでしまっている。しかし東周りで一瞬でもR4を経由して効率を良くするよりも、西進して「座散乱木遺跡」から東北自動車道化女沼PAまでの田園地帯を"駆け抜ける喜び"した方が良い。この周辺の美しさは、わざわざ遠回りしても走る価値がある。それなりに交通量もあるのでペースは決して速い方ではないが、天気が良いだけで田園地帯ツーリングの楽しさは5割増である。化女沼PAから鴬沢までには初踏破区間も含めていたので、非常に楽しい往路だった。
 

大和町・R457


色麻町


三本木のある交差点にあった標語。
千葉美智子さんは抗議した方が
いいのではないか



座散木遺跡の
北側の農道。
最高



だるま屋さんに到着する頃にはまんまと空腹になっていた。前回頼めなかった「かつ丼750円」を注文。
 



カツ丼に青のりは
珍しい

ごちそうさまでした。先日のお弁当のお礼を言って退店。復路につく。こちらにも初踏破区間を用意しておいた。上掲地図内の復路をご確認いただきたい。だるま屋さんを出発、R457とK181を東進してR4へぶつかる。まずこのK181が初踏破。さらにR4を跨いで石越方面へ走る川沿いの農道とK185も初踏破。桜並木が何度も現れる。春はさぞ美しかろう。石越駅近くまでくれば今年は盛岡・花巻への下道ツアーの要所としてすでに見覚えある街。K176に乗り、あとはそのまま伊豆沼まで田園地帯をひたすら南下するのみだ。K177への交差点を本来左折するはずが直進してしまい、伊豆沼の北側へ出てしまったがすぐに軌道修正。
 

気がつくとそろそろ
稲刈り時期なんだもんなぁ…



R4を超えて
石越へ



伊豆沼へ到着。
画像右側はもう沼

無事に有限会社伊豆沼農産の直売所へ到着。ジェラートを食べお土産にチーズとハムを買う。
 

本当はこの伊豆沼からの帰路をログでお見せしたいところなのだが、伊豆沼農産で「一時停止」した後アプリの操作に失敗して取り損なった。菱乃倉生活センターから梅ヶ沢駅前簡易郵便局を経て株式会社登米精巧に至る農道がとにかく楽しい。お時間のある方はGoogleMapでこれらのキーワードを検索してみてほしい。全行程ではないがストリートヴューもある。
 

MiToでも撮影した
由緒正しい名も無き農道



大崎市・田尻

以降は小牛田駅や松山町を経由して大郷町・大和町へ。もはや目をつむっていても走れるコースだ。


大和町の定点観測地点

帰宅して少し昼寝。極楽ですなぁ。本気で北方面を走ろうと思ったら、今は栗駒山を経由してR342で東成瀬村へ抜けるだろう。10月中までに走っておかないとすぐにまたぞろ積雪・通行止めである。今年も時間がなくなってきた。


約4時間半/192km
 

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プン太郎で行く!大阪 in the 猪苗代
| その他のツーリング・夜活など | 20:37 | comments(9) | trackbacks(0) |
プン太郎で猪苗代湖南の大阪屋へ行き、ソースカツ丼を食べてきた。いつもと逆で山形県・高畠町、米沢市から福島県・桧原湖、ゴールドラインを経て。今回の道行きで運転席のシートを1ノッチ前へ出したら、さらに運転に集中できるようになり、久々にドライバーズハイを経験できた。

筆者の生業は1年通じてだいたいルーティンができあがっており、7・8月はなんだかんだと忙しいのが常だが、加えて今年の異常な酷暑と一転して8月後半の悪天候続きという間の悪さ。さらに夏休みで家にいる子どもたちを差し置いてひとりででかけるのもなんとなく後ろめたく、つまりはそういう諸々が作用してちっとも走りに行けなかった。いいかげんに我慢も限界に達していたので、この日は何が何でも走りにいくつもりでいた。で、なぜ猪苗代湖なのかというと、今年は花巻だ盛岡だと北に向かうケースが多く、山形も先日走ったばかりな上に大雨による河川氾濫などタダゴトではない。猪苗代湖周辺は鉄板と言えば鉄板なのだが、春に南東北三県を一気に走破したのが尾を引いたか(笑)ご無沙汰だし、何よりも美味いソースカツ丼が喰いたいではないか。前日夜というか当日早朝にトイレに起きた時、「いつもと反対に走ったらすげえ楽しいんじゃね?」と気付き、冒頭のコース取りとなった。

当日朝、仙台は小雨模様。知ったことか!とにかく行くんじゃ!仙台市内からR286で川崎町・釜房ダムへ抜ける。休日前夜に夜更かしする癖が抜けず、気持ちはハイなのだがとても眠い。なので釜房湖畔にクルマを停め、無理せず15分ほど仮眠。これが効いた。あとはすっきり猪苗代湖まで爆走できた。
 

R457

川崎町から久しぶりにR457、K51で七ケ宿町へ向かう。いつもはペースの遅いクルマもいるコースだが、幸いこの日はそういうクルマとは無縁。とは言え動物がひょっこり出てくる可能性もあるし、あまり早いペースで突き進むと遅いクルマに頭を抑えられてしまう可能性もある。常識的な速度で進む。もちろんそんなペースで走ってもプン太郎の運転は楽しい。

七ケ宿町にできたコンビニエンスストアと生協の合体店舗で休憩。つまり生鮮食料品も扱うファミリーマート。何年か前に出来たこの業態店舗、初めて利用したが山奥の旧宿場町である七ヶ宿には、革命的に便利なのではないか。おそらくこれまで七ヶ宿の人々は、ウィンナーやシャケの切り身を買うためには、片道3-40分かけて下界の白石市へ出かけなければならなかったはずだ。それが町内で済ませられるのだ。筆者もお茶や甘味をまんまと買ってしまった。
 

ファミリーマート+COOP七ケ宿店
(宮城県刈田郡七ヶ宿町字一枚田20-1)



そう言えば高圧洗浄器が家にあるな…


台風はまだ上陸していないのに
トラックが横転していた

R113で山形県・高畠町へ。alfa_manbowさんの縄張りだが平日のこの日は当然お仕事だろう。県境あたりで気になり始めた燃料計の指す残量が1/3程度。このままでは山形・福島間の白布峠越えはできても、檜原湖畔でガス欠立ち往生は必至だ。高畠町内か米沢市内で給油する必要がある。馴染みのSSが昭和シェルという理由だけで作ったカードで支払いたいがために、R13を南下してシェルの給油所を探す。しかしいつものことながら、シェルのスタンドって無いんだよなぁ(泣)。結局米沢市内、旧米沢城趾付近の(有)永井屋石油店(米沢市中央4-2-4)で無事にハイオクを満タンにする。白布温泉への道を聞くと「この道をまっすぐです。とにかくまっすぐ」。で、実際そうなのだ。20歳頃から何度も米沢に遊びに来ているが、都市の新陳代謝が進み、記憶があいまいで目的地への最短コース的な走りはできない。米沢市街地は味わい深い建物が多いので迷い迷い走っても楽しいが、この段階で11時すぎ。ランチタイム終了の14時までに猪苗代湖南へ到達している必要がある。道に迷うロスタイムは認められない。
 

上杉神社脇の「伝国の杜

永井屋石油店のご主人の案内が適切だったおかげで、無事に白布温泉へ到達。
 

白布温泉「東屋

あとは現K2=旧有料道路をひたすら駆け上がるだけだ。幸い前走車も追走車も皆無。ここはひとつ久しぶりに本気走りをしてみるか、とプン太郎に鞭を入れる。ほぼ3速に入れっ放しで標高を上げていく。先日の車検予備検査で「溝もまだまだありますし」と太鼓判を押されたポテンザRE050Aはしょっちゅうグリップを失う。以前コメント欄に「溝があってもグリップがどんどん落ちる消しゴムタイヤだ」という忠告をいただいたが、なるほどそんな印象を受ける。とは言っても20mmのホイールスペーサーを咬ませたリアはどっしり安定しているし、アンダー気味のフロントが逃げる様子は漸進的に腰や手のひらで察知できるので、それほど怖くない。何より登り行程なので下りの時のようなハラハラドキドキもあまりない。MiToでも同じことをやったが、あいつは挙動の破綻が唐突なので例え登りでももっと怖かった。
 



あっという間に頂上部「西吾妻スカイバレー」へ。
 

下りはボチボチ対向車もいたので至ってのんびり。
 

後ろに見えるは桧原湖

相変わらず時々パラパラと小雨が降るが、檜原湖畔まで降りてきてもそれは変わらず。ただ如何にも「台風接近中」的な慌ただしい雲の動き。荒天にならないことを祈りつつ。下界はそれなりに交通量があり、それでなくても距離のある檜原湖畔の道が長く感じる(笑)。のんびり走る某国産セダンの後ろを大人しく走って裏磐梯へ。K2からR459へ乗り換え、磐梯山ゴールドラインへ乗る。

この直前の信号待ちで運転席をさらに1ノッチ前へ出す。背中と腰をぴたりシート背面へ付けると、まだCペダルが遠い、ような気がする…。半信半疑での再調整だが、ゴールドラインを走行中この再調整の恩恵をイヤと言うほど受ける。2速が渋いのは相変わらずだが、シフトチェンジそのものはより安定した。背中というか背骨を安定させた最大の恩恵は頭がぐらぐらしないこと。頭がぐらぐらしないことイコール三半規管の安定動作なので、車体からの情報量が増える。スカイバレーやゴールドラインは当然だが、普通に市街地を走る時もラクチン加減が増す。だから疲れにくい。自分以外に走っているクルマはなく、久しぶりにドライバーズハイを経験。ひたすら窓外の景色とステアリング・シフトチェンジに没頭する。
 

後ろに見えるは猪苗代湖

そうやってR49へ合流し、無事に猪苗代湖の西を走るR249に乗る。あとはひたすら南下するだけだ。無事に13時すぎに大阪屋へ到着したら…。店前の駐車場が満車ー!えー?この時間で??ナナメ向かいの第二駐車場へプン太郎を停めて店内へ。なるほど、けっこうお客さんがいる。迷わずソースカツ丼930円。カツ丼は汁物が「みそ汁」か「ラーメンのスープ」か選べます(笑)。
 

大阪屋
(福島県郡山市湖南町福良中町76



旅慣れているてるてるコヤジさんからは会津の別のお店に行けと厳命を受けているが、やっぱり大阪屋、うまいよ(しみじみ)。肉の厚み・衣のジャキジャキ具合・ソースの濃さ…それらが一体になって筆者を襲うのだ。至福の一時である。だがしかし、もはや筆者には少し量が多くなってきた…。普通盛りのソースカツ丼を持て余す日が来るとは…。これも老いである。
 



ものすごく久しぶりに
青空を見た!

この日の夜は会合に出席する都合があったので、ここから土湯峠・七ヶ宿街道・万蔵稲荷などを経由するのはハードである。普通に猪苗代湖の東側を北上し、R49から磐越自動車道・東北自動車道に乗って帰ることにする。
 

猪苗代湖へ!
K234


磐梯山。美しい




上記経路で帰ればさらに3時間は上乗せすることになっただろう。高速道路代金3,240円ということは1時間を1,080円で購入した勘定か…。でもおかげで自宅で休憩してから出かけることができたので、必要経費と思うことにした。久しぶりに見た猪苗代湖畔からの磐梯山の眺めは、ここ数年で一番美しかった。


約8時間/397km
 
峠を3つ超えたのに疲労が少ないのはやはり運転姿勢を改造したおかげだろう。9月もまた忙しいが、残り少ない2018年ツーリングシーズンをまだまだ堪能する予定だ。
 

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プン太郎で行く!花巻まで岩手県東西の県道三昧
| その他のツーリング・夜活など | 23:14 | comments(4) | trackbacks(0) |

岩手県花巻市・田舎laboへ筆者のCDを納品するために出かけた。当然往復とも有料道路は使わない。つまり国道・県道・下道のみの行程である。往復のコースは異なるが、どちらも約200kmの道程となる。

田舎labo所長のGON盒兇気鵑箸蓮▲丱鵐秒膣屬任△襪汎瓜に筆者にとって尊敬すべきアーティストである。その上田舎laboというギャラリーのような実験室のような、クリエイティビティー溢れる空間を日々運営している。ひとことで言えばかっこいい人なのだ。今回はアルバムを売りつけると同時に田舎laboでの委託販売もお願いする魂胆である。当日は雨。前夜仙台の山沿いは凄まじい雷雨だったが、幸い夜が明けたら雨は小降りになっていた。時間の予想がまったくつかないが、片道5時間と見積もって朝6時に自宅を出発した。「人並みに外出する」というふざけた夏休みの目標を掲げる息子も同道した。

田舎laboのウェブサイトはこちら

今回の往路は先日の盛岡行きで体得した東北自動車道の東側、岩手県K14をメインに走る。今さらに考えてみると、宮城県はR4や東北自動車道が南北の中央を縦断しており、このラインを境に宮城県は東部と西部に分けられる。西部は山沿いで走り甲斐のあるワインディングが多く、結果的に筆者の足は西部に向かう頻度が高い。その反面、東部田園地帯は景色こそ美しいがトラフィック速度は遅めで(軽トラックや高齢者運転の軽自動車が多いから)、石巻市・真野地区など少数の例外はあれど、わざわざ走りに行くことも少なかった。しかしここ最近、特に登米市から北のエリアへの印象が好転。ペース良く走ることができるコースも徐々にわかってきたし、時折走り抜ける小さな村落の佇まいの美しさも味わえるようになってきた。

そんなわけでこの日も最初のチェックポイントは宮城県北の伊豆沼。途中コンビニで朝ご飯など食べたので2時間くらいかかってしまった。郊外の通勤ラッシュアワーは7時台であることがよくわかった。せっかく早い時間に家を出発したが、むしろ逆効果だったのかもしれない。



 


伊豆沼から向こうはログを取っておいたので、ぜひGoogleMapを大きな画面で確認していただきたい。石越駅付近で曲がり角を間違えてうろうろしてしまうトラブルはあったが、その後は順調だった。前述の盛岡行きの際は昼食の都合から岩手県・一関市内を経由したが、今回は敢えて花泉町からK48で千厩町に踏み入り、北上川の東岸を走るK282を北上。途中R343に乗り換え水沢市入り。さらにK14・K28を走り継いで花巻市まで。道中青空が出ることはなく、常に小雨。時々ちゃんとした雨粒がバラバラと降ってくる。そのせいで極端に写真が少ない。



あと200mで
一関市花泉町
というあたり

 




R284で
北上川を渡る


往路のトピックは北上川東岸をひた走るK282。初踏破のこの道は交通量極少の対面通行の狭い県道である。晴天ならもっと気持ち良かったろう。北上川は雨で増水していて焦げ茶色の濁流が大きくうねっていた。もしかしたら交通量が少なかったのは、雨の影響があったのかもしれない。
 


K14、
定点観測


間もなく花巻市というあたり、K28から西へ進むタイミングを見失い、少しいらぬ遠回りをしてしまったが、10:40頃に田舎laboに無事到着。迷ったり食事している時間を差し引くと、所要時間は概ね4時間というところか。開店前の田舎laboに図々しく入店してGONさん夫妻とおしゃべり。居心地が良くて時間を忘れる。無事にアルバム1枚をお買い上げいただき、10枚ほど委託販売していただくことになった。納品のその場で手書きPOPなど作成。恥ずかしい出来だが無いと困る。折しも店内では「ガラスに咲く花」と題した和風銀さんのガラスアクセサリ作品展を開催中。家人と長女にお土産として購入。
 


筆者とGONさん


無事店内で販売開始


小一時間も居るとそろそろ昼食の時間だ。今回は花巻初心者の息子がいたため鉄板のマルカン大食堂が既定。田舎laboを後にし、マルカンビルディング6階マルカン大食堂へ。
 


マルカンデパート、
6階でエレベーターを降りると
眼前に広がる光景


マルカン大食堂について説明すると長くなる。なので手短に。花巻市内随一のランドマーク「マルカンデパート」は数年前に閉店。耐震化工事を諦めたのだ。未だに昭和の匂いを色濃く残すマルカンデパートと6階の展望大食堂の閉店を惜しむ声は、止むどころか時間が経つにつれ大きくなり、とうとう大食堂だけが復活した。メニューも味も当時のままに。とにかく市街地が閑散としていても、マルカン大食堂だけは大にぎわいという、ものすごい吸引力を持った「デパート食堂」なのだ。

息子はGONさんオススメ「焼き肉ラーメン」を、筆者はマルカンのアイコン的存在「ナポリかつ」を。また今年3月に初めて食べた「あんソフト」もオーダー。味付けまで昭和なメニューの中で「あんソフト」だけは異色のデザートメニュー。ソフトクリームをお皿によそい、あんこをトッピングしただけのもの。しかしこのあんこは近在の和菓子屋さんが別途納めているものだそうで、ソフトクリームに合わせることを前提に通常のあんこよりも塩味を強調したもの。こってりしたソフトクリームと絶妙の調和を見せる。これらみっつのメニューをオーダーして2,000円でおつりがくるのである。価格まで昭和かよ!ビバ昭和である。
 


焼肉ラーメン530円


ナポリかつ780円


あんソフト450円


満腹になってマルカンを退店。復路はK37・K42で岩手県西部を南下して宮城県栗駒町を目指す定番コースで帰りたかったのでふたたび西へ。このコース、プン太郎で走るとやはり本当に面白い。岩手県の山沿いを、いくつもの小さい集落を通り過ぎつつ走る果てしないワインディング。宮城県栗駒町まで来ると流石に交通量が多い上に全体的な速度も落ちる。いつものR457とK17との交差点でふと魔が差した。このままK17へ右折して岩出山町の中を抜け、R457をひたすら南下する…。100万回走ったいつものコースが一瞬で脳内で再生される。最後の最後でそれは退屈すぎる…。ほとほと嫌気がさし、そのまま分岐したK42を南下し、R4へ合流してしまう。もちろんこっちも退屈なのだが…。なんとか大崎市・R47との交差点まで辛抱し、R47を一瞬だけ西進し、左折して農道とK158へ。三本木まで下りひまわりの丘(今営業のまっさかりだった!)を経由して色麻町内へ。あとはR457を退屈に自宅まで。
 


K37
岩手県胆沢郡金ケ崎町西根和光の
定点観測地点



10時間半/399km


雨が降らなければ極上の夏ツーリングだったのに…と思わないでもないが、晴れれば晴れたで灼熱地獄のツーリングになった可能性も…。雨中の400kmなんて経験も滅多にしないからこれはこれで良しとしよう。ちなみに夏休みの目標達成のために同行した息子は、往路も復路もほとんど助手席で寝ていた。意味ないじゃん!
 

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■プン太郎■
筆者の愛車ABARTH PUNTO EVOのこと。
ブログ本文に「プントエヴォ」と
フルネームで書くと煩わしいので命名。

■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

■朝練&夜活■
早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■EDO■
Eat and Drink Organizationの略。
親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
「同乗者無しでひとり1台」
「うまいものを食べ、飲む」が掟。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。
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