クルマで行きます

AlfaRomeo MiToが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のMiTo乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
MiToで行く!真・仙人峠2017!!
| その他のツーリング・夜活など | 22:56 | comments(2) | trackbacks(0) |
岩手県釜石から遠野へ抜ける「仙人峠」を走ってきた。と書くと、読者諸兄の中には「へ?こないだ走ってなかったっけ?」と訝しく思われる方もおられよう。左様、7月にもチャレンジしたばかり。しかしその時走破したK167は、仙人峠ではなく単なるハードな峠道に過ぎなかったことがだんだん明らかになってきた(笑)。仙人峠とはR283のことであり、現在ではメインとなっている自動車専用道路ではない方の旧道のことであった。6月の置賜広域農道の件と同じく、つまり今回のひとりツーリングは「落ち穂拾い」である。

とは言え同じコースを走るのは不本意だ。今回は先日とは逆に宮城県石巻方面から三陸自動車道を使い釜石まで。釜石からR283で遠野まで。つまりここが本命。遠野からはEDO-R#11で走破した人首(ひとかべ)を経由してR397へ合流、奥州市内を横切り胆沢ダムまで西進して栗駒焼石ほっとラインを堪能し、K49、K42、R457で宮城県栗駒〜岩出山町へ戻ってくる。

自宅を朝9時頃に出発。まずは三陸自動車道(の無料区間)に乗るべく鳴瀬奥松島ICを目指す。このコースは遅い前走車さえいなければ素晴らしいカントリーロードをマイペースで走ることができるおすすめコース。GoogleMapでご紹介しようと思う。宮城県大和町から三陸自動車道矢本PAまでのコースである。
 
 

鳴瀬奥松島IC〜石巻までの区間も複車線化が完了し、よほどのことが無い限り渋滞もなくペースも速い。石巻よりも北は単線になってしまうが、南三陸まではスイスイと走ることができた。
 

しかし問題はこの後だ。三陸自動車道は未完成であり、上記の南三陸から岩手県陸前高田市(あの奇跡の一本松のあるところ)区間はR45をひたすら走ることになる。未だ復興工事の真っ最中で右左折する工事車両も多い上に混雑が常態化している気仙沼市街地を経由する。スローペースも止む無し。心にシャッターを下ろして淡々と北上する。陸前高田市より北は再び三陸自動車道に乗り、太平洋を右手に眺めながら走ることができる。
 

難所のひとつ、
気仙沼市上田中1丁目



陸前高田市より北の三陸自動車道は
風光明媚

釜石に到着したらすでに昼をまわっていた。ここまでで約215km。なかなかにボリューミーだぜ(笑)。加えて腹ぺこである。道中「釜石 とんかつ」のワードでGoogle検索。トップに表示された「工藤精肉店食堂部」というとても魅力的な名称のお店に突撃!!…したいのだが、お店はすぐに発見できたものの、駐車場がまったく見当たらない。こんな市街地なのに…。走りながら途方に暮れていたら、なんと路上駐車が許されているのだ。パーキングメーター?いやいや、10-20時の間、路肩のパーキング枠内であれば駐車しても良いのだ。もちろん枠は延々と設置されているわけではなく、お店の入り口やバス停を巧みに避けて飛び飛びに設置されている。だからこんなに路上駐車が多いのか…。初めて遭遇するシステムに面食らいながら、空いている枠を見つけて駐車。
 

釜石らしい眺めと言えばこれ、
新日鐵住金釜石製鐵所



時間無制限という太っ腹具合に
ドキドキ

停めたMiToから歩き出してすぐ、歩道に佇んでいた老婦人から「仙台ナンバーなんて懐かしいわ」と声をかけられる。「仙台の方なんですか?いつからこちらに?」と伺うと嫁入り以来ずっとこっち(釜石)だ、と。仙台駅付近もすっかり変わってしまったわねぇ云々。もっと話していたかったのだが、お連れさんが登場。お元気でと声をかけて工藤精肉店食堂部へ。
 

工藤精肉店中央ビル食道部
(岩手県釜石市大渡町1丁目1−2)

本当にお肉屋さん。その2階が食堂なのだ。かろうじて空いていたひとり掛けの席に通される。
 

ロースかつ定食950円


あまりのボリュームにびびって
ボケててすみません

ちょっと塩分がきつめだったがとんかつ喰いとしては食べねばならぬ一品であった。満腹を抱えて遠野に出発。まずは7月も立ち寄った「道の駅釜石仙人峠」に立ち寄り呼吸を調える。いよいよ本日の本命「仙人峠」である。
 

仙人峠を超える道路は、自動車専用道路も元々あった方もどちらもR283である。今回走ったのはいわゆる旧道であろうが、この旧道が素晴らしい道だった。民家も途絶えるくらいまで山を進むと交通量はほぼゼロ。染まりかかった紅葉が午後の陽を浴びてキラキラ輝く。あと1週間から10日もすると紅葉狩りのクルマで混雑するのかもしれないが、この日はほぼ独占状態。少し窓を開けて山の冷たい空気を車内に取り込みつつマイペースで走る。この頃になると久しぶりにドライビングハイ状態に。「何も考えない状態」ってのが人間には時々必要ではなかろうか。ひたすら窓外の景色とMiToのコントロールに没頭する
 





遠野市に入ると景色はがらりと変わる。ずぅっと続く平地(多くは田園)の遥か先に山並みが横たわる。民話が伝承されるには風土が密接に関わらざるを得ないのだろう。それを体感できる風景が広がっている。素晴らしい。
 







EDO M/Tセッションでは毎度お馴染の「道の駅遠野風の丘」に到着。時計は14:30。ここからは旺文社の地図マップルと首っ引きになる。冒頭に書いたとおり、人首町を経由したかったのだが、R107のコース取りをしくじり(交差点ひとつ早く曲がってしまった)、住田町方面へ南下してしまった。どちらを通ってもR397に合流するのだが、要はすごく遠回りをしてしまったのだ。地図帳の最大のメリットは全体を見渡してコースを組み立てられることだが、GoogleMapのナビに慣れてしまった筆者は、三手先の曲がるタイミングなどをうまく測れない。諦めてひたすらR397で奥州市市街地を目指す。

奥州市はただ横切るだけで、目的地は胆沢ダムとその脇を走る栗駒焼石ほっとラインである。が、そこに至る奥州市市街地から西の部分もすごく魅力的だった。お暇な方は地図で確かめていただきたいのだが、とにかくひたすら真っすぐなのだ。なかなか珍しい体験ができる。西日が眩しかった(笑)。
 

胆沢ダム脇の道にMiToが(しかもロッソ)停まってる!と思ったら、ドライバー氏が写真を撮っていたりしてニヤリな光景とすれ違いつつ、ほっとラインに到着。もはやほとんど沈んでしまった夕陽の残照に浮かぶ胆沢ダムと焼石ほっとラインは、美しいというよりも、厳かなムード。MiToを降りて写真を撮っていると、風が冷たい。岩手の山沿いはもはや晩秋の趣である。
 







さて問題が。実はこの日19時に出席すべき会合があったのだ。自宅から車で1分の場所で。そしてここは岩手県奥州市の山奥。今は夕方4時(笑)。良識ある読者諸兄であれば来た道を取って返し、東北自動車道に駆け上がることだろう。しかし筆者は美しい風景を写真に撮り終わると、定石どおりほっとラインを南下した(笑)。R342に合流し、K42で宮城県栗駒町を目指す。こういうのをチキンレースと言うのだろうか(笑)。距離がありすぎて間に合うのか、間に合わないのか見積が立てられない(笑)。

もうひとつ問題が。R107-R397の遠回りが祟ったか、ガス欠である(笑)。いやー、まさかガス欠になるほど走るとは想定外であった(笑)。なんとか栗駒町へ辿り着きガススタンドにIN!ハイオク満タンで。結局R457をひたすら岩出山町まで戻り、無事10分前に会合の会場に滑り込んだ。
 

約10時間/485km

仙人峠、素晴らしい道だった。しかし仙台からは遠い(笑)。遠野に一泊すればもっと楽しい往復になるだろう。これで2017年の落ち穂拾いは終了。だろうか。お疲れさま、MiTo。

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MiToで行く!福島県道三昧…以上のロングツーリング
| その他のツーリング・夜活など | 00:14 | comments(4) | trackbacks(0) |


福島県中通りと会津方面をたっぷり走ってきた。怒濤のごとき9月が終わり、ようやく心置きなくツーリングに出かけられる。今回のルートをざっくり文字でご紹介すると、梁川から三春町を経由して郡山へ。郡山から猪苗代湖へ。猪苗代湖から磐梯吾妻スカイラインを通って飯坂温泉へ。国見町を経由して宮城県七ケ宿町、そして村田町へ。

重要なのは

1.梁川から三春までのK40を中心とした定番の県道三昧
2.三春から郡山への県道3つを組み合わせた初踏破コース
3.天栄村から猪苗代へ抜けるK67の峠道の初踏破
4.磐梯吾妻スカイラインで今回こそ晴れ間を見られるか


の4つである。初踏破がふたつも含まれてはいるが、いつもはメインコンテンツの定番コースばかりである。それらいくつか組み合わせた贅沢ツーリングとなった。

当日はなんと5:40に家を出発。遠足の日の小学生みたいだが、この日は平日。特に宮城県を脱出するまでの通勤ラッシュを逃れるべく早朝出発としてみた。もちろんどんな時間でも出勤する(あるいは帰宅する)人はいるもので、思ったほどマイペース!ではなかったが、それでも出発から1時間で白石に到達。上等上等。セブン‐イレブン宮城蔵王バイパス店に入り、朝食をとる。
 


R4をトラックの車列に紛れて南下し、伊達市に入る。すかさずK321を梁川方面へ左折し、いよいよ県道三昧コースのスタートである。三春までのこの区間、これまで文字でばかりご紹介してきたと思うが、今回ログを取ってみたので公開したい。このコースを教えてくれたじゃるさん(当ブログのコメント欄とオフ会の常連さん)に「とっておきのコースだったのに!」と怒られないか少し心配でもあるが、MiToで走ってこそ楽しいワインディングロード情報を出し惜しみしていては、このブログの存在価値そのものが問われかねない。ということで、どうぞー!
 


上掲ルートは三春町の直前がやや遠回りではあるが(あくまでK40を南下すればよかった)、MiToで走破するには格好の田舎道である。筆者本気でオススメ。で、その結果自宅からちょうど2時間半で三春町役場へ到着。トイレ休憩。さらにK54-K65-K73で郡山市内を目指す。
 


三春町役場脇の駐車場にて


この道中、県道コンボは初踏破なのだが、2017年のテーマのひとつ、地図帳だけを頼りに走ってみる。GoogleMapのリアルタイムナビに慣れてしまうと少し不安だが、割りとカンはすぐ戻るものだ。ほぼ最短距離で郡山市内から脱出するK109へ到達することができた。



このK109で西に進むのは二度目。初踏破は2016年、銀婚式旅行でクルマは家人のDS3だった。あの時も周囲の田園はすべてゴールデンハーベスト、つまり黄金色の稲穂で覆われていたが、果たしてこの日もまったく同じ光景が広がっていた。まるで黄金の海を進むボートである。しかもほぼ一直線の単車線路が10km以上続く。昨年「今度はひとりでMiToでこようっと!」と秘かに誓ったのだが、さっそく実現した。
 


このまま羽鳥湖を目指しても良いのだが、猪苗代湖へのお誂えのショートカットのようにK67が走っている。この日ふたつ目の初踏破コースは峠道となった。
 


いかにも峠道への入り口的なムード


いかにも峠道なムード


路面が落ち葉や折れた枝でベストコンディションではなかったが、なかなか走り甲斐のある峠道だった。ステアリングがシェアなクルマ以外にはおすすめしないが、MiToならけっこうなハイペースで走ることができる。例えば仙台と山形の県境にある笹谷峠に比べたら難易度はとても低い。郡山から猪苗代湖へのショートカットに理想的。雪が降る前にぜひどうぞ。
 


やっと広い道に出た


さて猪苗代湖の湖南へ来ればソースカツ丼の「大阪屋」なのだが、時刻はまだ10時台で開店していない。いさぎよくあきらめて湖畔道を北上。手作りパン屋のKomugiで調理パンでも買おうかなーと訪れてみたが、まんまと定休日だった!!残念。
 


実は猪苗代湖畔は豊かな田園地帯でもある


湖水が少ない。
磐梯山が彼方にかすむ


気持ちを切り替えて次なる目標の磐梯吾妻スカイラインへ。2017年春、まさかの吹雪で臨死体験した土湯峠を目指す。その前に猪苗代湖の志田浜からK322へ折れ、これまた黄金色の海の中K323を北上する。左手には常に磐梯山が威容を誇る。晴天でないのが惜しい。
 


田園・磐越西線・磐梯山


K323も極上県道ですなぁ


K323からR115へ合流し標高を上げて行く。土湯バイパスの途中で左折し、磐梯吾妻スカイラインへ。まったく想定外だったのだが、スカイラインはけっこう混雑していた。ど平日なのになぜ?確かに対向車は年齢層高めの運転手ばかり。平日昼間に時間を取れる悠々自適な方々が、なぜ挙って磐梯吾妻へ?そして当然の帰結としてペースはとたんにスローダウン。あー、なんか、冴えないなーと標高1,600mを超えて吾妻小富士前の浄土平に近づくに連れて混雑の理由がわかってきた。



真っ赤だなー 真っ赤だなー♪


オー、ビューティフル


なんと紅葉が始まっているではないか!!もちろん土湯側から登っていくスカイラインからの会津盆地の眺めは雄大の一言。そりゃーみんな車で来るよねー。浄土平の有料駐車場(500円)に到着しても、交通量も停車数も多いのに筆者やこのブログの読者が「お!!」となるようなクルマは1台も停まっていない。以前はルノー メガーヌR.S.やアルファロメオ 4Cとランデブーしたこともあり、筆者、勝手に「磐梯吾妻スカイラインは面白いクルマが多い」と思い込んでいたフシがある。

それはともかく、ちょうど昼時。絶賛空腹である。浄土平レストハウスのレストランへ一目散で駆け上がる(2Fなのだ)。このレストハウスにも実は思い出がある。ここは筆者が小学校6年生の時、修学旅行で昼食をとった場所なのだ。もはや35年以上も昔の話。もちろんレストハウスは改装されて美麗な近代建築になっている。それでも修学旅行の記憶を頼りにカレー、もう大人だからカツカレーでもよかろうと思っていたのだが、あいにくカツカレーがメニューにない!やむなくソースカツ丼1,000円を食す。道路状況から予想したほど客席は混雑していなかったが、年齢層高目のお客様がけっこういる。店員さんが気を利かせて、まだ誰も到着しておらずガランとした団体席の方に案内してくれる。窓際の席で吾妻小富士の登山道を登る老若男女や、すっかり紅と黄に染まった山肌などを見ているうちにあっという間にソースカツ丼が登場。
 


37年前の面影は…ない


ソースカツ丼1,000円






カツに対してご飯の量がやや少なめだったが、客層を改めて見渡してもそれで正解ではなかろうか。次こそはカレーを食べようと思う。

食事を終え、これまでは登るばかりだった福島市内方面へのスカイラインを初めて下る。ここを訪れるのは今年3度目で、先の2回はいずれも厚い雲(ガス)に覆われ、下界の景色など1μmも見えなかったのだが、今回は雲の切れ間から市街地が見えた。標高1,600m-1,400mってすごい。道中のPエリアやビューポイントの路肩には所狭しとクルマが停まっており、みなさん自慢のカメラを片手に撮影に忙しい。
 


有毒ガスがバンバン噴出してます


オー、ビューティフル2


筆者はあまり寄り道もせず下界へ降り、K5フルーツラインで飯坂温泉へ到達。そのまま桑折町から国見町へ。この日3つめの峠道(笑)、福島・宮城の県境、K46小坂峠を登る。
 


小坂峠の定点観測地点


万蔵稲荷


猛烈に眠くなってきてよろしくない。小坂峠を下り切る前に仮眠した方がよかろう。万蔵稲荷神社の駐車場で30分ほど仮眠。それでも13:30なのである(笑)。早朝出発の威力は計り知れない。すっきりした頭でK46を駆け降り、七ヶ宿ダムの南側のワインディングを走る。以前前述のじゃるさんと、同じく当ブログ常連のalfa_manbowさんが2台で走って、底打ちしたMiToじゃる号がアンダーカバーを落したコースである。慎重に走る。
 




無事に走り切り、道の駅しちかしゅくで休憩。ここで初めてエンスー物件を眼にする。ケイターハムの…型番わからず(笑)である。いい音させてました。すぐいなくなってしまったけれど。夕方から会合の予定があった筆者もあまりのんびりしていられなくなってきた。お馴染かつど定番K51で遠刈田温泉を目指す。遠刈田から村田町へ抜けて、少し迷ったが村田町からは朝と同じコースを引き返した。



10時間/376km


仙台に住むヘンタイとしては、10月に入ると焦燥感に囚われる。ノーマルタイヤで走り回れるのもせいぜいあと2ヶ月。蔵王や栗駒に初冠雪などのニュースが聞こえてくれば、山の峠道は翌年初夏まで冬眠に入ってしまう。今年中に走っておかねばならない道がまだまだあるはず。そういう焦燥感だ。そんなことを考えながらの今回のツーリング、とても同乗者がいたらできなかったろう。ひとりツーリングだからこそのコース取りと言える。あとは月末にちょっとした計画があるのだが、それ以外は例の焦燥感に煽られつつの課題整理になるだろう。ヘンタイ諸兄、今年も時間が残り少なくなってきましたぞ

MiToで行く!THE うまくいかないツーリング
| その他のツーリング・夜活など | 21:36 | comments(4) | trackbacks(0) |

最初にお断りしておく。これはまったく思ったとおりに行かなかったツーリングの記録である。ここまでうまくいかないともはや笑ってしまうレベルである。たまにはこんなこともある。

毎年9月のエントリーには「忙殺」という言葉が出てくるように思うが、これは大げさでも誇張でもなく、本当に9月は生業が忙しいのだ。そんな2017年9月の山もようやく超え、身体が疲労している時には脳にアドレナリン、エンドルフィン、ドーパミンの類いが必要だ。筆者にとってのひとりツーリングはまさにそれらの蛇口なのである。とは言え体力的にしんどいのもまた事実。あまり遠くない場所をサクッと走ってこようと企んだ。

1.石巻市、真野の奥から雄勝へ抜けるK192を初走破
2.雄勝から登米へ抜け、「清川」で極上うなぎを食べる
3.伊豆沼方面へ走り、「メガネトケイの千葉」でメガネを誂える


上記3項目をクリアしても、宮城県北の沿岸部から内陸へ抜ける200kmちょっとのライトなツーリングになるはず。道行きも、なんなら目をつぶってても走ることができる(比喩です)くらい走り慣れたコースの組み合わせ。何も考えずにのんびり走るにはちょうど良い。折りしも台風一過の快晴というある日。ウキウキ気分(死語)で朝8:30過ぎに自宅を出発した。しかし冒頭に書いたとおり、「まったく思ったとおりにいかなかった」のだ。
 


定点観測。
宮城県黒川郡大和町鶴巣下草作内田93付近のあぜ道


定点観測場所を初公開。

MiToの上を走っているのは

東北自動車道。

飛び乗れます(笑)
 

大和町、大郷町を通り抜け、三陸自動車道奥松島ICから無料区間を爆走!
 


最近我が物にした石巻真野への近道、華北ICから石巻市内をかすめつつ真野へ向かう。復興工事のダンプトラックが多く走っていてペースは上げられないが、稲刈り間近の田園地帯を、陽を燦々と浴びながら走るのは至福である。しかし…。
 


石巻・真野地区の黄金の絨毯


がーん!


このK192、2017年4月に桜を観に来た時は「災害で壊れた道路をなおしています」とて5月31日まで通行止めとあった。で、9月も下旬である。いったいこの県道は365日のうち何日走れるのか。イイカゲンにしろと言いたい。

と激高しても仕方ないので、来た道をすごすごと引き返し、気持ちを切り替え次の目的地・登米を目指す。北上川を並走するR45に乗るべく、まずはK33で北上する。このK33を走るのは初めてなのだが、なかなか味わい深い道だった。新興住宅地的な趣があるのだが、そんな中にもふと由緒のありそうなお社が表れたりする。「男はつらいよ」のロケハンに山田洋次監督が来たことがあります、と言われたら信じてしまうような昭和感である。すばらしい。
 


で、R45に合流し、途中からはK342に移りひたすら北上する。このK342は常に北上川の雄大な流れが見える素晴らしいカントリーロード。着々と登米市内のうなぎの銘店「清川」に近づく。ちょうど良く空腹になってきてもいた。
 


北上川にかかる、たぶん古川橋


北上川河川歴史公園
(宮城県登米市豊里町中谷岐)



K342


K342の土手の上から「清川」が視界に入ると暖簾が出ている。やったー!と近づいてみたら、暖簾の脇には「本日定休日」の看板が。そりゃー「不定休」なのは知ってるし、連休明けの平日初日だからもしかして…とは思ったけどさー。時は11:30頃。この空腹をなんとしよう。登米市内を適当に走っても多くの飲食店が「本日定休」の看板を出している。国道沿いのラーメン屋というのもピンとこない。旧登米町内での昼食は早々にあきらめ、隣町(実際は合併しているから同じ登米市内だけど)の「メガネトケイの千葉」に行くことにした。営業車相手の飲食店があるだろう。

K36は県道とは言っても完全に幹線道路であり、交通量も多い。ペースの遅いワンボックスや軽自動車に紛れしばし耐えつつ登米市佐沼へ到達。辿り着いてみたら「メガネトケイの千葉」は営業していた(当日初のアタリである)!さっそく入店してメガネを作ってくれと頼む。

実はここンちで作ってもらったサングラスが実に具合が良かった。防眩目的で偏光レンズであることを最優先に誂えたのだが、ご主人の千葉さんに勧められて乱視矯正の「度入り」にしたことが正鵠を得ていた。でき上がってみれば防眩はもちろん、100m先の視界がキリッとはっきり見える。乱視の矯正は防眩にも視界にも効くことを実感。で、気付いたのだが、この「眩しくない」という機能、実は夜間の運転にこそ必要だと思う。特に夜間困るのが「自分さえ見えてりゃそれでいい」という態の後付けキセノンだかLEDだかでことさら照度を上げている車両だ。こういうのがやたら増えた。この9000ケルビンとかの指向性の強い対向車のフロントライトが、衰えてきた筆者の絞り機能の劣化が著しい眼にきつい。眼と視界を守る意味でも、乱視を矯正する夜間用ドライビンググラスは有効なのだ。

色の入ってないレンズなら在庫があるからすぐ出来ますよ、という。本当に30分くらいで出来た。この作業の待ち時間の30分の千葉さんとの会話がまた面白かったのだが、それは割愛。とにかく腹ぺこである。リアルにペコだわ。出来上がりを待つ間にGoogleMapで周辺の飲食店を検索。洒落たイタ飯屋さんを発見。退店しさっそく向かってみる。

ええ。定休日でした。もうこうなると力なく笑うしかない。快晴。30度近い気温。低い湿度。こんなに素晴らしい環境なのに、激空腹である。ここまでコテンパンなツーリングも珍しい(笑)。もう仕方ない。鉄板も鉄板、伊豆沼のくんぺるでメンチカツと焼おにぎりで激安(しかしウマイ)昼飯だ!



K1で伊豆沼の南にある長沼を通り過ぎる。恐らく筆者の顔はひたすら無表情だったはずだ。もしくは能面か。もはやメンチカツのことしか頭に無い
 


伊豆沼湖畔


ようやく伊豆沼湖畔の「くんぺる」へ到達。「焼おにぎりじゃなく、おこわもいいよね!」などと入店したら、なんと「メンチカツ弁当 447円(税抜き)」なんて品物があるじゃあないか。即決。あと家族に林檎を買う。くんぺる前の駐車場、MiToの運転席で弁当を食べる。あぁ、おいしいなぁ。
 


くんぺる
(宮城県登米市迫町新田字前沼149-7)



食べたら帰る。2017年、自宅から伊豆沼への鉄板コースを逆行する。逆行は初めて。せめてそれくらい楽しみがあったっていいじゃないか。伊豆沼から瀬峰へ抜け、さらに小牛田、松山へ南下する。決して効率的なコースではないのだが、平地の田園地帯の県道をのんびり流すのは、MiToにとって最高のシチュエーションである。
 


なんどGoogleMapを見直しても、
この地点を特定できない(笑)





そろそろ仙台市


約6時間半/219km


帰宅してみれば15時。惨敗とも言えるツーリングだったが、疲労は少なく頭はすっきりである。シフトワイヤーを交換したばかりのMiToのシフトもコクコク気持ちよく決まっていた。そんな小さなことで大満足できる。先日馴染みのトンカツ屋のおかみさんに「酒もタバコもやらないで、どうやってストレス発散してんのよ!」とお節介を焼かれたが、MiToで200kmも走ればゴキゲンになれるのだから筆者はとことん「安くできている」と思う。そして石巻-雄勝を結ぶK192は結局来年の課題になってしまった。桜の頃、真野の再訪が決定である。お疲れさま、MiTo。


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DS3で行く!肘折温泉・県道ノススメ
| その他のツーリング・夜活など | 23:57 | comments(0) | trackbacks(0) |

家人がポツンと1日だけの夏休みを取得した。筆者はたまたま休日だった。シフトワイヤーが切れてMiToは入院中だった。という3つの条件が重なり、DS3で家人と遠乗りに出かけた。行く先は肘折温泉。山形県最上郡大蔵村の山奥にある温泉街である。筆者の遠乗りローテーションからもちょうど良し、何よりもちょうど今開催中のイベント「ひじおりの灯」に筆者の同僚が出展しているのだ。

「ひじおりの灯」についてはこちら

かつて肘折温泉に迷い込んでしまった2013年6月のツーリングレポート
灼熱の山形路ひとりツーリング!・幻の国道458号線

このレポートにあるように、前回訪れた2013年当時はR458は通行止め区間が多く、肘折温泉へは迂回路として指定されていたK331+K57で行くしかなかった。結果的にそのふたつの県道からの景色は素晴らしいものだったから、当然今回も県道狙いである。

自宅を朝8時半過ぎに出発。まず最初のチェックポイントは宮城県の鳴子温泉である。例によって宮城県大衡村の王城寺原演習場脇を通り抜け、K159など山奥を走る県道を組み合わせて鳴子温泉へ抜ける。鳴子温泉からはR47で次のチェックポイント新庄市へ。この鳴子から新庄までの、西へ向かうR47からの景色が最高に美しい。折りしも秋晴れの午前中。この「盆地と山脈」の景色の美しさを初めて知ったのが、最上町付近からの眺めなのだ。今回も美しかった。
 

定点観測:加美郡色麻町


K226の奥、加美郡加美町


一気に鳴子温泉を抜けてR47、最上郡から南西を臨む


R47

新庄の手前で家人から運転を交替(運転してねーのかよ!)。R13をまたぎ、いよいよという段になってDS3を進めると、どうも様子が違う。R458への交差点のずいぶん手前から「肘折温泉17km」なんて案内が堂々と出ているし、実際R458に合流しても平和そのもの。かつての通行止め案件はすでに解消されたらしく、するっと行けるらしい。もちろん温泉とすれば往復の道がきちんと整備されているかいないかは大問題だろう。道路が整備されてよかったですね、という気持ちに嘘はないが、オレが走りたいのはK331なんだよ!という衝動もまた切実である。

衝動に忠実に、4年前のあやふやな記憶を元にDS3を走らせ、無事K331に乗ることができた。相変わらず美しいワインディングである。


置賜広域農道ではありません(笑)




この角度から見ると、
ヘッドライト周りには往年のDSのイメージが
巧みに埋込まれていることがわかる


K331とK57との交差点付近では
そばの花が盛りだった



もう見渡す限りのそばそばそば




着いたー!

 
美しい景色に出会うたびにDS3を停め写真を撮ったりしていたので、肘折温泉に到着したのは12:30だった。ジャスト4時間。川沿いに立ち並ぶ温泉宿の景色は変わらない。速度を落して温泉街の細い道を進む。知人から聞き及んでいたお餅屋さんはどこだ…??何はともあれ腹ごしらえだ。
 



大ざっぱに言うと肘折温泉郷は南北に長い。その南端の方へ進むと現れたのが「餅屋久兵エ」さんである。小上がりもあり食事ができる。DS3を専用駐車場に停め、雑煮やあん餅、中華そばなどいただく。餅がうまい。

のんびりした後に満腹を抱えて温泉街をうろうろ。同僚作の行灯絵はどこだ…。あった!あとでおみやげを買おうと思っていた「ほてい屋」さんに飾ってあった。彼女の絵には情念がある(という評価で彼女が喜ぶかどうかは疑問だが褒めてます)。選んだテーマと筆致がぴたりと一致した美しい行灯絵だった。他にも力作がたくさんあった。11年目を迎えて地元青年団的グループでの運営に変わったというこの「ひじおりの灯」は、これら行灯が軒先に揺れる風情を楽しむためだけに訪れても決して損はないと思う。
 

行灯に灯が入るのをぜひ見てみたいと思ったが、さすがにこの道行きだとこの温泉街に宿泊するしかない。残念ながらこの日それは無理だった。ほていまんじゅうを買い込んで肘折温泉を後にする。今度は無事に整備されたR458で一旦新庄方面へ戻る。ちなみにこの肘折温泉より南のR458が、順当に寒河江まで開通するのはいったいいつのことなのだろうか。誰かおせーて。

2013年に訪れた時と同じく、R458を新庄手前で逸れ再び県道万歳なコース、K330からK30を経由してK36へ。このK36、相変わらず道幅が狭い。半端なく狭い(笑)。幸い追走車も対向車も現れないまま激狭区間を走破し、次年子(じねんご)を経由して村山市内へ。あとは平和にR48で関山峠を超えて帰宅。
 

R458(の平穏な区間)


K36


同じくK36


約8時間/245km

仙台< >肘折温泉の道行きはコンパクトなツーリングコースだが、K331、K57、K36などの道幅の狭い県道や温泉街での食事を含めると、けっこうボリュームがある。それらワインディングロードをヤワな足で定評のあるDS3(デビュー・セリ=シック)で走ってもぎりぎり楽しめるレベルだから、アバルトの諸モデルやルーテシアで走ればもっと楽しめると思う。雪深い地域であることは考慮しなければならないが、ぜひ1度走ってみてほしいコースだ。おすすめ。

ところで後日、「肘折温泉のお餅屋さんがとってもおいしいんですよ」と教えてくれた知人に「肘折温泉で餅食べてきたよ!」と報告。よくよく訊いたら彼のおすすめはもう1軒ある別の餅屋さんだった…。行くのか?再訪か?肘折温泉!!(つづきません)
 

JUGEMテーマ:CITROEN

MiToで行く!東京食い倒れツアー2017
| その他のツーリング・夜活など | 09:49 | comments(2) | trackbacks(0) |

2017年の夏、家族で東京に旅行してきた。主に6月に中学校の修学旅行で上京した息子の落ち穂拾いである。



中央区八重洲のタイムズパーキングの料金表。
仙台人には驚愕の12分400円


説明しよう!修学旅行の落ち穂拾いとは??昨今の公立中学校の修学旅行は、その日程の大半が仲良しグループでの班行動である。「仲良し=類は友を呼ぶ」であることは言を待たない。小学校の時と同じく、道を間違えたり誰かの勝手な行動によって、行くつもりだったのに辿り着けなかった、見つけられなかった、時間が足りなかったスポットがいくつかあった。「一体あそこはどういうところだったんだ!?」という息子のリベンジマッチである。もちろん無事訪問が叶い、その内容に感銘を受けて再訪したいというスポットもある。そこに長女と筆者と家人の思惑が加わり、大食い倒れツアーとなった次第。

さてこのツアー、移動経費を浮かせるためクルマで行くことにしていた。MT車両の運転を恐れる家人と運転を折半するため、家人のシトロエン DS3(AL4)で行くはずだった。だが!出立前日朝!!DS3のラジエター液が全消失していることが発覚!!!まぁ水突っ込んで行って帰ってくるくらいならなんとかなるんじゃね?お盆開けにイデアルさんに入院すればいいんじゃね?程度に考えて2リットルの水をラジエターに突っ込んで市街地から自宅に帰ってきたら、たった15km程度の道のりでふたたび全消失していた!こりゃ重篤な事態である。やむを得ずMiToで行くことになった。

マジで??
仙台東京往復、
しかも4名フル乗車で
ひとりで運転??


いやぁ、人間やればやれるもんですね。結果的に約800kmをひとりで運転した。ただし逗留中、都内の移動はすべて電車だったので、このブログ的に詳細を書くほどのネタは無い。というか、DS3のラジエターぶっ壊れ事件を上回るトピックなんかねえよ!!出発前に最大トピックかよ!!ということで淡々と書いてみたい。

出発の日。「山の日」って何よ!?でも実質この日がお盆の入りでしょ?という読みどおり、東北自動車道・東京方面上りの道行きは順調である。当然のことながら下り側は大渋滞、各PA・SAの入り口には長蛇の列が。当方は順当に都内に入り、GoogleMap.appによるナビで首都高もらくらく、宿へは無事想定時間どおりに到着。MiToは自分以外の人が乗っていると、その運転には異様に気を使う必要がある。頭かっくんスタート&ストップを避けるのが難しく(筆者だけ?)、結果的に運転手が気疲れする。今回はそれを覚悟の上で旅立ったわけだが、リア着席の高校生と中学生のおかげでMiToのあの浮ついたリア挙動も心なしか落ち着いていて、それには助けられた。家族旅行なんだから無茶な運転はそもそもしないし、そのリア荷重は100km/h前後の走行には意外やプラスな要素であった。
 


安達太良サービスエリアにて


首都高。画面中央奥にスカイツリー。
頂上部は雲の中



長男思い出の店、浅草はもんじゃ焼きのお店
「なんじゃもんじゃ(東京都台東区浅草1丁目23-11)」。
筆者、もんじゃ焼きは初体験



初日の晩ご飯は秋葉原とんかつの銘店「丸五


特製ロースカツ(1,850円)と
ご飯(200円)と赤だし(250円)

長女曰く「『幸せ』が口に入る形になっている!」



クルマ関係1
国立科学博物館の「マツダ初代RX-7の1/1手書きボディ線図」の
キャプション



クルマ関係2
同じく国立科学博物館の「国産量産車のさきがけ・オートモ号」。
科博とトヨタ博物館の協同プロジェクトにて復活。
実走可能



クルマ関係3
江戸東京博物館の「スバル 360」。
館内が暗く、ボケてて申し訳ない



クルマ関係4
同館の「ダットサントラックG222型」



二日目の晩ご飯はシュラスコ
バルバッコアグリル渋谷店



ボケててすみません2


ボケててすみません3


3日目、都内で見かけたランボルギーニガヤルド。
どえらくドスの利いたエグゾーストノイズ。
この他に特筆すべきは渋谷で見かけた
フェラーリ 488イタリアも


で、復路。8月13日はお盆の中日でしょ?下りはスイスイでしょ!と思っていたがさに非ず。川口ジャンクションあたりからペースがどんどん落ち、さいたま市に入る頃には完全にストップストップストップである。うげー。いくら軽いクラッチで有名なMiTo(1.4T Sport)でもこりゃツライ。結局この混雑は佐野SAあたりまで続き、その後も定番の渋滞ポイントが順当に渋滞しているという、人生初のお盆混雑を堪能。都内を12時頃に出発し、19時帰着。途中2回ほど休んだとは言え7時間か…。
 


往路5時間/371km+復路7時間/400km。
ひとりで778kmは最長不倒記録か??


MiToはまったく健康体でこのハードワークをこなした。ホント、お疲れさま、MiTo。DS3のLLC喪失事件については動きがあり次第別途報告する。とほほ。

 

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MiToで行く!青空探しに村山へ
| その他のツーリング・夜活など | 03:25 | comments(4) | trackbacks(0) |


梅雨明け宣言後、1度として夏空を見た事がない2017年の仙台。山形よりの使者が先日もたらした情報によるとあちらは快晴続きだという。山形、行くか!と思い立ったはいいが、仕事に忙殺される8月上旬。かろうじて得た単日の休日、まんまと仙台はしとしとと雨が降っているが、どうやら山形市内は晴れているようだ。あまり無理はできないので(勤勉な性格が災い)、関山峠から東根、村山へ抜けて銀山温泉で亀まんぢうを買い、R347で加美町まで戻ってこよう。

そんなわけだから仙台から山形へ向かうR48が雨しとしとでもネバーマインド。トラックだのよくわからないセダンだのが強制的に速度制限を設けていても、青空が見られると思えば苦にならない。のろのろペースでいよいよ関山峠(仙台と山形の県境)に到着。長い関山トンネルを抜けると…!
 


R48・ニッカウヰスキー仙台工場の近く


どんより曇っていた。ええええっ!?どゆこと??ショッキングピーポーマックスだわ。テンサゲ。しかもせっかくの休日に早起きしたものだから急に眠気が…。峠の下り途中の駐車スペースにMiToを停め午前睡。赤ん坊か!!10分くらい眠っただろうか。目を覚ますと、頭上には僅かながら青空がっ!!おお!キタコレ!!その後の道行きでも徐々に晴れ間が増えていった。よしよし。
 


R48からK29に右折する。東根市内のこのルートは目の前に月山がどーんとそびえる素晴らしい眺めが楽しめるのだが、今日はクラウディ。まぁ天気に文句を言っても仕方ない。それよりも晴れ間が増えるに従ってどんどん暑くなってきた。外気温計の数字で見てしまうと余計に暑い気がする。あ、晴れてしまえばもちろんエアコンは使いませんから!(仙台側では使ってた)
 


本当なら画面奥に月山がドーン!と見えるのだが…


東根温泉街が近い


GoogleMapと距離をおくようになってから地図帳とわずかなカンに頼るツーリングを心掛けている筆者であるが、この日もカンに頼った結果自信がなくなり(笑)、ちょうど目に入ったJR東根駅にピットイン。ここで地図帳を再度確認するも縮尺が大き過ぎて路地の細かいところまでわからないYO!老眼鏡持ってきてないしな(笑)。GoogleMapで確認しつつさらに北に向かう。
 




出発した仙台は27度くらいだったんだけど…
 

如何にも山形な景色


村山市内を爆走!(速度40km/hくらいで)

無事に銀山温泉へ向かうK29に復帰。中沢の棚田の看板を見ながら峠道へ標高を上げて行く。午前中の早い時間だから対向車もおらず快適。標高が上がると体感温度も下がってきて助かる。






板金修理後、左ドアの色味が微妙に異なっている…(泣)


写真を撮っていたらレンタカーのシエンタに先を越される。
大学生(?)5人組みが乗ったこのシエンタは、
結局銀山温泉までいっしょだった(笑)

 
ちなみに村山市内から銀山温泉へ向かうこのK29、夜活に精を出していた頃夜中にうっかり走ってしまい、なかなかに怖い思いをしたことがある。部分的にすれ違えないほど狭かったり、ガードレールなどが無い区間がある。もっとも明るい時分に走る分には大した事はない。なお銀山温泉の公式サイト内には「お車でお越しの際に、村山市からの県道29号線(背あぶり峠)は、決して通行しないで下さい。(極めて狭い山路です)」との案内がある(笑)。そんな背あぶり峠を無事に平地まで降り、カントリーロードを銀山温泉へ向かう。


銀山温泉から来たボンネットバス
 
旅館を利用しない訪問者のための共同駐車場があるのだが、その敷地の半分を使った何やら大きな建物を建築中で、駐車台数が激減。数分待っていたら停めることができた。回転は早いようだ。良かった良かった。共同駐車場からしばし歩くと温泉街に辿り着く(条例で指定車両以外は温泉街に入れないのだ)。さすが夏休み、家族連れやカップルがわんさといる(画像を見て「これでわんさ?」と訝る方もおられるかと思うが、普段はもっと閑散としているのだ)。




無事に亀まんぢうを購入。おまけをひとつくれるのもいつものとおり。温泉街の中央を流れる川面を眺めながらまんぢうを食べる。これで宿泊客になれるならもっといいのに…。
 



共同駐車場にいた1台。
この地名、なんて読むの??

夏休みで家には子どもたちもいる。父親があまりフラフラしていても…と思い帰路に着く。R347の山形側は「如何にも夏」な極上の風景が広がる。これだよ!この景色が見たかったんだよ!!
 





しかし宮城県境まで来ると完全に雨催い。それは結局自宅まで続いた。まさに青空を見に行くだけの山形行。速度の遅い台風が西日本を蹂躙している。どなた様もご安全に。


R347・宮城県加美郡加美町


4時間/162km
 
※銀山温泉名物亀まんじゅうの包装紙には「まんぢう」と表記されているので、本文では包装紙に倣った。どうせお店の人に訊いても「どっちでもおんなじだから!」と言われるに決まってる(笑)。

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MiToで行く!・岩手、釜石、仙人峠(と思われるK167)
| その他のツーリング・夜活など | 23:08 | comments(4) | trackbacks(0) |


岩手県釜石市の仙人峠を走ってきた。自動車専用道路の方じゃなく、正確には岩手県のK167である。往復10時間/450km。hoshinashiさんのバカンス日記に影響されたとは言え、日帰りには少々ヘビーな道行きだった。実は仙人峠、自動車専用道路の方は何度か走っている。

2013年10月
こんな筆者でも岩手県南沿岸部の現状を見れば色々考えますよ、という話

2013年11月
DS3で行く!再び釜石・大槌へ

その時のパノラマはとても美しく、印象に残ってもいるのだが、ではなぜ今仙人峠なのか。実は親友からもたらされたある情報がきっかけである。EDO(欄外用語集参照)メンバーのトシユキはマラソンアディクテッドであり、ある時「仙人峠マラソン」なる過酷なマラソン大会があると教えてくれた。あの高低差で??人間が??走るの??と筆者の頭の中は「?」でフィルアップされてしまったのだが、クルマに置き換えて考えてみる。あの絶景専用道路が整備される前は当然峠道が常用道路だったろう。となるとなかなか走り甲斐がある峠道なのではないか?と。「峠道がそこにある」。これ以上の理由が必要だろうか。いや、無い。以前から仙人峠の旧道を虎視眈々と狙っていたのである。

ルートの検討は例によって往路だけ(笑)。基本的にすべてサンケタ国道と県道の華麗なるコンビネーション。復路は出たとこ勝負。いざ、往路である宮城県岩手県の県境・金成町から仙人峠K167までのログを公開しようではないか。
 


その1:宮城県内から岩手県一関市千廐へ
朝8時に自宅を出発。道中長い。最初の目的地は岩手県一関市千厩町である。数日前に宮城県北は伊豆沼に行ってきたばかりなので、意識的にその時とは違うルートを選ぶ。仙台市北部からR457で岩出山町へ(ツマラナイ)。K168〜K59〜K17を経由して栗原市栗駒の尾松郵便局の角へ。ここを東に右折したK181〜R4は、宮城県内の初踏破区間である。稲の育成状況、素晴らしいねぇ〜という道行き。すなわち田んぼ田んぼ田んぼな道行きである。気持ちいい。
 


R457・岩出山町の桜並木


岩出山町・真山への道


短時間やむを得ずR4を北上する。金成町からK48へすぐに折れ東進、少し走ればそこはもう一関市花泉である。この花泉〜一関のR284までの道行きも軽いワインディングかつカントリーロードで楽しい。
 


岩手県境はすぐそこ、の
R4沿い金成パーキング



隣接するラーメン屋なのだが…
とんかつみそらーめん??
日を改めて来ようじゃないか!



R4からK48へ。
一関市花泉、金沢宿へ



金沢宿を経由し、一関市千厩町へ
 

金沢という宿場町を経由し北東へ。R284へ乗り東進、千厩町を目指す。



R284で北上川をまたぐ。
まずは一関市川崎町


これまで千厩町は気仙沼への往復時に通り過ぎるだけだったが、R284から一本路地に入るだけで実に情緒豊かな町並みが堪能できることがよくわかった。後からネットをさ迷ってみたら千厩町観光協会のものらしいサイトを見つけた。それによると「大正ロマン漂うせんまや歴史の散歩道」だそうだ。なるほどなるほど。どーでもいーけど、公式サイトならページのどこかにクレジットは入れてくれ、と思う。
 


味わい深い千厩町の街並み


あ、あんかけかつ丼???
今回の道行きではとんかつ宿題が増えた。
小角食堂
(岩手県一関市千厩町千厩字町130)

 

その2:千廐から仙人峠までのロング&ワインディングロード
千廐から北東へ進む。ここからの岩手県内のルートはすべて初踏破。わくわくしちゃうぜ!旺文社のMappleを助手席に開きっぱなしにして、道々クルマを停めてにらめっこしながらルート確認。内陸路だからどこをどう走っても仙人峠へは行ける。逆に一直線の最短距離のようなコースも無い。今回はまず千廐からR456を北上し東西に伸びるR343へ合流・右折する。別名今泉街道たるR343を東に東に進むと選択肢がふたつ現れる。ひとつは陸前高田市内K246の峠道を走ってR397へ合流し、仙人峠へは西から回り込むルート。もうひとつはK246を通り過ぎR340〜R107を経由し、岩手開発鉄道赤崎線と並走するK180で南から仙人峠K167へ至るルート。地図帳を眺めると、K246が一番近そうだ。しかも軽く峠道なところがまたそそる(笑)。ならばとK246に左折。
 




集落の中の道がどんどん細くなっていく。この辺は北上するとどこも峠道になるようだが…。
 


もっと手前で出しておいてくれよ…


またもや通行止め喰らいましたー!仕方ない。すごすごとR343へ引き返し、さらに東進してR340へ乗る。この辺から景色が「となりのトトロ」じみてくる。はっきり言って大好物な景色である。これで晴れていればなぁ(それはそれで暑くて死んだと思うけど)。東西へ走るR107へ乗り継ぎ、南から回り込むためにK180へ左折。そのK180はとうとう本命のK167へ接続している。さぁ、本番である。
 






 

その3:これが仙人峠?岩手県K167
このK167、筆者が合流した部分からだとはっきり言って山奥なのだが、突然(自動車専用道路の方の)仙人峠道路の流入路が出てきて驚く。高架をくぐってさらに進むと、「明らかにここからが峠道入り口」みたいなT字路が現れる。その角にはガススタンド(というか燃料店と言う方がしっくりくる感じ)があり、そのお店の人なのだろうか、おばあさんが立っていて「こいつ、今からこの先へ何しに行くんだろう」という顔で見送られる(笑)。すでに200km近く走破してきたところだが、今まさに念願成就の瞬間である。アドレナリンがどばっと脳内に吹き出る。
 




とたんに道幅が細くなる。東北の日本海側に甚大な被害を及ぼした豪雨は岩手県でも強く降ったのだろう。道路上はドライだが折れた枝や降雨でボロボロと落ちてきたと思われる小石(と言ってもげんこつ大くらいある)がバラバラと散らばっている。そもそも速度を出すコースではないので慎重に進む。
 








走ると直感でわかるのだが、ここは本当に生活に根ざした峠道だったようで、頂上に駐車場とか、展望台とか、そういうものは無い(笑)。「ここから釜石市」の自治体境界線表示をくぐり、下りに差しかかると今度は霧が出てきた(笑)!そもそも木が鬱蒼と茂っていて眺望も何もないのだが、さらに霧かよ!!ところどころ「わー!晴れていれば釜石市内を一望!!」であろう箇所もあるにはあったが、車窓外はすべて乳白色の幕に覆われている(笑)。なるほど、仙人は霧や霞を食べるのか…とひとり納得。ちなみにこのテキストを書くために仙人峠マラソンを調べてみたら、このK167を走るのではなく自動車専用道路沿いの往復コースのようだ。そりゃそうだ、こんな過酷な道、走ったら怪我をする。というくらい枯れ枝や落石がひどい。這う這うの体でようやく下界へ。

下界は霧などなく、むしろようやく雲が薄くなってきて太陽の気配を感じられるほど。「峠道あるある」か。合流したR283は別名釜石街道で釜石と遠野を結んでいる。夢中で走っていて時間を忘れていたのだが、時計を見るとなんと13:21。どうりで腹が減っているはずだ。そんな腹具合ではあるのだが、まともなお店の「ランチタイム奇跡の邂逅」を期待するにはもはや時間が遅すぎる。仙人峠道路入り口の「道の駅釜石仙人峠」をとりあえずのゴールとし、休憩。

その4:釜石から南三陸まで南下
道の駅釜石仙人峠(長いよ!)の食堂にはラーメンくらいしかメニューがなかった。ラーメンでも全然良いのだが、前日の昼食もラーメンだった筆者としては食指が動かず。惣菜コーナーで販売されていたハンバーガーとマフィンを購入し、Mappleを広げながらMiToの車内で食す(写真は撮り忘れた…)。

ハンバーガーをパクつきながら帰路を検討する。大ざっぱに言って二通り。遠野や水沢方面に戻って宮城県まで(何らかのコースで)南下する内陸ルートと、釜石市街地経由で大船渡市〜陸前高田市を南下して宮城県気仙沼に至る海沿いルート。冒頭で紹介した2013年の道行きで走った三陸自動車道はなかなか素敵だったものの、この上県道県道のふらふらコースで帰ると時間はともかく体力が心配だ。せっかく海沿いの街・釜石まで来たのだし…という思いもある。よし、R45と三陸自動車道を乗り継いで海を見ながら帰ろうではないか。
 




R45をどんどん南下






三陸自動車道


釜石市内を走り抜け、大船渡まではダンプや営業車に混じってR45をゆっくり南下する。未だに東日本大震災からの復興工事が終わっていない場所が折々に現れる。この辺まで下ってくると天気は好転し、湿度も高く蒸し暑い(当然エアコンは使っていない)のだが、時折進行方向左手に見える太平洋が美しい。大船渡で三陸自動車道に乗ると良いペースでどんどん南下できる。交通量がそもそも少ない。

三陸自動車道はまだ建設途中で、大船渡からの区間は陸前高田市でいったん途切れる。ふたたびR45に降ろされ、淡々と南下。陸前高田市の「奇跡の一本松」を横目で見ながら気仙沼へ。



気仙沼唐桑町、R45沿いのパーキング。
ここからでも南三陸町へは53kmだそうで…


その5:南三陸町から仙台へ
さすがに気仙沼市街の交通量は多く、ペースダウン。思わず県道裏道に抜けようかと赤信号で停止するたびにきょろきょろしてしまう。が、筆者の知る気仙沼から南下するK65はけっこうな峠道。すでに300km以上走破しており、安全運転を優先した方が良いだろう。辛抱強くR45を南下。大谷海岸を経由しつつ南三陸町へ。
 


大谷海岸


ようやく南三陸町へ。
三陸自動車道の乗り口が
さんさん商店街のずいぶん手前に…


半年とか1年スパンでしか訪れていないので、そのたびに南三陸町の変貌ぶりに驚く。盛土工事は進み、かつての町並みはもはやほぼ見られない。南三陸町と言えば「南三陸さんさん商店街」だが、そこに至る前に三陸自動車道が現れた!え?もうここまで延伸したの?と半信半疑で乗ったのだが、登米東和ICまで下ってくると、なるほど筆者のよく知る三陸自動車道であった。急ピッチで延伸工事は進んでいるのだ。復興工事の恩恵ではあろう。

順調に南下してきたら石巻市付近で土砂降り(もちろん写真はない)。交通量も多い。でもペースを落さず走り続けることができ、奥松島ICでR45、K60、K229、K241、K9などを走り継ぎ、仙台市の自宅へ帰宅。このテキストを打つために改めてGoogleMapを調べてみたら、いつもちんたら走っているあのルートはこんなに複雑に県道が入り組んでいたのか!と驚き。
 


こんな景色も松島町


大和町まで戻ってきた


定点観測。
大和浄化センター脇のあぜ道



全体的に曇天が多い行程だったが、久しぶりのルートも初めて走るルートも程よくミックスされたツーリングになった。しかしそれにしてもボリューミーだったなぁ…(ため息)。岩手県・宮古あたりに1泊してもよかったのかもしれない。なにしろ(突発的に行く)ひとりツーリングで450kmは自分史上最長ではないか。最長は大げさでも、TOP5には入っていると思われる。おつかれさま、MiTo。どーでもいーけど、化粧品方面に見られる「自分史上◎◎な髪へ」的なコピー、本当に馬鹿馬鹿しいと思う(笑)。
 


10時間/455km


そして最後にとても重要なことなのだが…。釜石のK167、どこにも仙人峠の表示はなかった。もしかして筆者の思い込みで、仙人峠と呼ばれる旧道は別にあって、あれは単なるK167だったのだろうか…。ご存知の方がいたら教えて欲しいが、知りたくない気もする…。真実は霧の中である。

 

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MiToで行く!ふたつのカフェをハシゴした話
| その他のツーリング・夜活など | 22:58 | comments(2) | trackbacks(0) |
宮城県登米市は伊豆沼方面へ行ってきた。まとまった休みがなく、かといって1日家でゴロゴロしているのもつまらない。しかし気合いを入れた遠出をするにはちと疲れている。などが主な要因だが、特に福島県や東北日本海側の豪雨で道路状況に思わぬ危険があるかもしれない…という考えもあった。豪雨にあわれている地域のみなさま、どうか安全第一でやりすごしていただきたい。

伊豆沼と言えばカフェ・コロポックルである。2017年6月18日に演奏させていただき、その後ごあいさつもしていない。また、定義山のカフェNorahではふたたび9月にライヴを控えている。前ライヴのごあいさつと次のライヴの打合せにカフェをハシゴだ!ということで、9時過ぎに自宅を出発。


大和町・宮床ダム脇のR457


R4をまたいでさらに東へ


大和町・大和浄化センター脇の定点観測

仙台市北部の筆者自宅から県北の伊豆沼へ行くには、普通はR4を北上するのがシンプルで所要時間も短くて済む。しかしそんなコースはつまらなさの極致である。フタケタ・ミケタの県道を走り継ぎ、仙台市の北隣大和町から大郷町、松山町、美里町、大崎市を経由して登米市に至る。実はこの定番化したのんびり県道コースのログを取っていたのだが、保存がうまくいかなかったらしい(My Tracks.appめ!!)。ま、これまでも何度もこのブログに書いてきたコースなのだが、仙台周辺のヘンタイ諸氏にはぜひ走ってみていただきたい。快適な農道ライクな舗装路以外は何もありません(笑)。


JR東北本線・小牛田駅を通り過ぎたあたりのK19


さらに北上、瀬峰あたりでふと東側を見る


JR東北本線・瀬峰駅近くの五輪堂山公園駐車場にて


毎回このコースを走るたびに感動する
K29から伊豆沼へそれた一直線の道
 

道中、特に登米市内のK29沿い民家の軒先で咲き誇るノウゼンカズラが美しい。これ、自宅に植えたいなぁ。無事に伊豆沼湖畔のコロポックルに到着。マスターご夫妻とおしゃべり。先日のライヴをマスターが録音されていて、音源の一部をいただく。1時間くらいおしゃべりしていたら昼時に。コロポックルを辞して伊豆沼の反対岸にある伊豆沼農産の直売所「くんぺる」へ。
 



夏場に頻出するふざけた外気温表示


伊豆沼を迂回しつつ南岸へ向かう


伊豆沼では「はすまつり」の真っ最中

以前もエントリーしたが、くんぺるのお総菜コーナーで売っている品物は安くてうまい。この日は「赤豚メンチカツ200円」「焼おにぎり112円」「サントリーの天然水500ml100円」、合計412円の昼飯と相成った。これが思ったとおり大充実。テキトーにコンビニであれこれ買って700円払うなら、くんぺるで500円でお釣りを受け取った方が良いと思わないか?諸君!気温は30度くらいあるのだがそこそこ風も吹いている伊豆沼湖畔、窓を開け放していれば日陰となるMiToの車内は快適である。車内を汚さないように食べる・飲む。大変満足だったが、この程度の量で満腹になる自分に「老い」も感じてしまう…。




うめえ。
手を汚さずゴミも最小

伊豆沼からの復路はあまりバリエーションがない。築館方面から大崎市古川、岩出山へ出るか、そのまま南下して涌谷を経由して石巻・松島方面へ出るかしかない(もちろん往路を引き返すとかR4とか東北自動車道などという選択肢はない)。ただこの後に訪れようとしている定義山へはいったん筆者の自宅近くまで戻るのが一番近道であり、むしろそれ以外の経路でどうやって定義山まで行くのだ??という位置関係である。ここは無理せず築館〜岩沼方面から戻るにしても、K1などを戻るのでは退屈すぎる。

今までなら即座にスマートフォンのGoogleMap.appを起動していたであろう筆者、2017年は一味違う。先日ようやく東北全域の地図帳(旺文社のMapple)を購入。走り出す前に経路を確認し、かつ脳内でその経路を検証・吟味しつつツーリングすることに決めたのだ。ナビだのGoogleMap、ダメですねありゃ。人間のコース取り能力を退化させる。地図帳最高!Yeah!!

そんなわけで、伊豆沼からとりあえず岩出山へは地図では単なる線にしか見えない細い生活道路を行くことにした。おおよその目的地へカンに従って走るのは楽しい。考えてみるとナビやGoogleMap.appを使っていると、こういう時正しい道正しい道に追い立てられるようだよなぁ…としみじみ。モノノアハレに浸るのは良かったのだが、結局迷子に(笑)!細かいアップダウンを繰り返す田んぼと畑の中の道を右往左往。しかし何か約束があるわけでもないし。雲行きはどんどん怪しくなってきたが窓外の景色は実に爽快だ。この段階でエアコンはOFFり、窓全開でのんびり走る。
 

おや?道に迷ったようだぞ…?


今回の道行きで衝撃度の高かったホテルみちのく。
営業時間は23時までで、なんと宿泊できない。
このホテルにいっしょに行ってくれる女の子は
絶対にイイコだと思う。
住所は宮城県登米市迫町新田日向86。
誰かチャレンジしてみてほしい



ようやく順調に道に戻れた。
宮城県栗原市瀬峰寺沢の藤太神社



R4を西にまたいでK17へ


K17とR47の交差点にあったガススタンドが廃業していた。
地中にあったガソリンタンク。
初めて見た

若干遠回りをしたが無事におなじみのK17に乗る。ここから先はR47とR457を経由して南下するだけなのでまったくおもしろくない。それなのに別に眠気に襲われるわけでもなく、例のドライバーズハイに近い状態で運転そのものがとても楽しい。面白くない道をペースメーカーの後について走ってるだけでどうしてこんなに楽しいのか、考えつつ走る。
 

無事に仙台市北限の根白石(ねのしろいし)まで帰着。そのまま西に折れ定義山の「門前喫茶Norah」を目指す。この日は週末だからかこんな山奥のコースなのに交通量が多い。この道行きだけはMy Track.appのログが残っている。いざ示さん。
 


ようやく定義に到着。Norahの前にMiToを停め降り立ったらNorahマスターのすっとんきょうな声が。「あれぇ??なんで??フェイスブック読んでないのー??」と。実はNorah、この週の半ばに機材トラブルが発生。毎日公式フェイスブックページに「臨時休業のお知らせ」がアップされていた。マスター夫人と別件でメールのやりとりがあり、「復旧の目処が立ったから明日から営業再開!」と前夜知ったからこそのNorah訪問だったのだが…。

「いやー、昨夜代替機を入れて、これで大丈夫!ってなったんだけど、今朝になったらやっぱりダメだったのよ」
「あ、そーなんですか。かくかくしかじかでメールに明日は再開って書いてあったから」
「ホントごめんなさい。早朝にフェイスブックに書いたんだけどねぇ」
「いえいえ、こっちの都合で読まずに来たわけだから」

自己修理を試みようと、ホームセンターへ部材買い出しに行こうとお店を出てきたら間抜けな筆者がいたのだった(笑)。この日筆者は寝坊して起き、朝ご飯もそこそこに伊豆沼へ出発したので、フェイスブックを確認する暇がなかったのだ。その後奥様から詫びのメールが(笑)。いや、こっちは単に楽しいから走ってきただけなので、そんなに謝らなくても…、という風情。実は筆者、定休日と知らずにNorahを訪れ、マスターご夫妻の朝食に同席させていただいたことすらある(しかもコーヒーただ飲み…)筋金入りのうっかり野郎である。「定休日、わかりにくいからフェイスブックにちゃんと情報上げてよ!」とでかいツラしていた割に肝心な臨時休業ノーティスを読み落とすとは…。お騒がせしてすみませんでした。早期の解決をお祈りしてNorahを後にする。

帰路、そんなわけで最後の最後に不完全燃焼…かと思いきや、どうもそうじゃない。岩出山からR457を戻ってくる途中にも考えた。どちらかというと走り慣れたコースをただ往復しているだけなのに、今日は特別、どうして楽しいのだろうか。

よく人に話すと驚かれるが、筆者は基本的に人見知りである。お付き合いの日が浅い方としゃべるのは緊張するし、その緊張が億劫でもある。だが自分でも不思議なことに、最近は「あそこまでクルマで走っていって、あの人とおしゃべりしたら楽しそう」とも思ってしまう。20年前の筆者には考えられない変化である。出かけた先で誰かと親交を深めるのがとても嬉しい。

それはほんの小さな出来事である。しかしそんな小さな出来事の意味が、年を追うごとに筆者の中で大きくなってきてもいる。極端な話、MiToでひとっ走りして、誰かと他愛のないおしゃべりをすることの積み重ねが「人生」だとすら思う。陳腐な言い方で恐縮だが、楽しくおしゃべりしてくださる方々は「皆我が師」であり、おいしいご飯を食べつつ聴く「イイ話」は、筆者の人生を豊かにしてくれる。走り慣れた道ですらこの日楽しく走れたのは、コロポックルマスターご夫妻やNorahマスターとの楽しい会話があったからだろう。嬉しい会話を反芻しながら走れば、たいていの道は楽しいのだ

そんな楽しみをもたらしてくれるクルマとはなんと便利な道具であろうか。ひとりで走っても楽しく、行く先々で大好きな人に会える。その気になれば同じ趣味の人たちと気軽に集まっておしゃべりすることまでできる。筆者にとってMiToは単なる移動の道具ではなく、自分と社会を結びつける大切な接点でもあるのだ


約5時間/204km

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MiToで行く!栗駒焼石ほっとラインで大勝利!!
| その他のツーリング・夜活など | 00:46 | comments(3) | trackbacks(0) |


 

 

岩手県奥州市の山奥から一関の山奥に抜ける道をGoogleMapで見つけた。R397で東進すると途中にある奥州湖、その脇からR342へ抜けるほそ〜い道があるのだ。その名も「栗駒焼石ほっとライン」。名前が微妙。初踏破の道路は全てに優先される。あにはからんや、栗駒焼石ほっとラインがまたもや「MiToのために作られたのではないか??」的な、素晴らしい道だったのだ。

実は今回のこのプラン、ようやく実現したのである。件の奥州湖・R397へ宮城県側から最短で辿り着くなら、宮城県・秋田県・岩手県の3県にまたがる栗駒山経由となる。R457やR398で栗駒山を迂回し、K282でR397に至る…と書けば簡単だが、このK282、積雪による閉鎖期間が長い。確実に走れるのは7〜10月の約4ヶ月程度。実際6月半ばでも閉鎖中で、その日のプランを変更したことがある。さすがに7月になればもう大丈夫だろう。

折りしも休日なのに早起きしてしまい、自宅をなんと6:20に出発してひたすら北を目指す。山沿いを走る細い県道三昧で旧岩出山町まで抜ける。岩出山からはR47で花山へ。花山湖を経由していよいよR398で標高を上げていく。
 


K159という素晴らしい番号の県道


R457、花山直前の集落


道の駅 路田里はなやま 自然薯の館


R398をぐいぐい登っていく


R398のビュースポット「湯野浜峠」で頂きを雲に覆われた栗駒山を眺める。いやぁな予感はしていたのだが、K282との交差点に到達するとその栗駒山山頂を覆っていた雲がすぐそこに。いざ車輪を進めても時折小雨がチラついたり。考えてみればK282を晴天のもとに走った記憶は無いのだった。さすがお山の天気である。標高1,000mにある須川湖に到着しても雲だか霧だかわからないが、とにかく周辺はガスだらけで景色もへったくれもない。
 


湯野浜峠


栗駒山。頂きは雲に覆われ見えない


K282の交差点に到着!
今日は通れるぜ!



しかしどんよりしてきた


栗駒山の北側にはこんな看板がたくさん。
これ、主語が捜索隊側にあって
いっしゅんとまどう。
誰か日本語の添削してあげてほしい


あ、これならわかりやすい


須川湖に到着。
本当はMiToの後ろに湖があるのだが、
ガスで見えず


遊歩道をちょっとだけ歩く。
画像だけ見れば神秘的かもしれないが、
何かの工事が入っていて
電ノコの動作音が周囲に鳴り響いている…


画面奥、建物は栗駒山荘


R342に分岐して山を下って東成瀬村に入る。雲の下に降りてくれば、それなりに明るくもなり、山間の村落の景色がとても美しい。
 


R342、東成瀬村をゆく


あっという間にR397との交差点へ。奥州市方面へ進む。この東成瀬村から奥州湖への区間も緑の美しい道だった。またこの辺りまで下ってくると、天気も回復して薄日が差すようになってきた。このコースは江戸時代以前からあったものらしいが、深い渓谷などをどうやって超えてきたのか、別の意味でも興味深い。
 


秋田・岩手県境の大森山トンネル。
岩手県側から見たところ。
この写真を撮るために橋の上を歩いてみたが、
目もくらむ高さなのでやめた方がいいです



一瞬見落としそうになったが、今回の最重要課題である「栗駒焼石ほっとライン」の看板を発見。慌てて右折する。
 




つぶ沼脇に広場があったのでトイレ休憩。
相当汚れたなぁ

 

この栗駒焼石ほっとラインを走り始めてとにかく驚いた。天気は回復し、燦々と陽がさす極上舗装路には前後に誰もいない。奥州湖の西端の湖畔を回り込みながら走るこの道は、まるでMiToのために作られたとしか思えない極上ロードである。先月の置賜広域農道といい、今年はツイている。
 



えっ?何このパノラマ…


うわー!ヨーロッパみたい!
行ったことないけど



奥州湖を後にしても整備された舗装路がうねうねと続く。建物がないからだろう、電柱も存在しない。なんと気持ちよい道であろうか。



高低差の少ない極上舗装路を


ひたすらマイペースで走れるなんて


笑いが止まらないぜ、ぐへへへへへへへへ


そんな栗駒焼石ラインはあっけなくR342に合流する(約15kmだもの)。西に進めば再び須川湖へ戻るR342は、東へ進めば一関市だ。途中には景勝地「厳美渓(げんびけい)」もある。2014年8月の「クルマで行きますOFF会#7・夏の東北クルマ旅」で一部走破した観光道路でもある。骨寺村荘園跡の直前でK49へ右折し、さらに南下。このK49はこれまでに何度も何度も走った、これもMiToのために作られた疑惑の気持ちよい道である。

K49でalfa_manbowさんのHONDA S2000を試乗させていただいた話
試乗記・HONDA S2000

宮城県に入る。そろそろ昼飯の心配を…って、この段階でまだ11時くらいなのだ!奥州湖で9時半くらいだったんだもの…(笑)。やっぱり早朝に出発するとイイコトだらけである。本当は一関市内で何か食べようかと思っていたのだが、あまり欲張らずに岩出山へ戻り、大黒屋でラーメンを食べることにする。



大黒屋
宮城県大崎市岩出山下一栗一本杉5-15



醤油ちゃーしゅーラーメン

半ライス(と漬物)

半熟煮玉子



すっきりしているがコクのある醤油スープがお気に入り


大黒屋から岩出山町内を抜け、これまた山奥の県道を組み合わせて仙台市の自宅へ帰宅。





岩出山に来たらこれを買わなきゃねぇ。
十五代目KAORIが継いで、
今日もおいしい酒まんぢう



定点観測地点。
陸上自衛隊王城寺ヶ原演習場脇



大和町・南川ダム


6時間半/305km


栗駒焼石ほっとライン…、最高だった…。と反芻していたら、なんと公式サイトがあるのだった。東北のMiTo乗り、に限らずクルマ好きはぜひ走ってみてほしい。
 

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山形・置賜広域農道を制覇せり!
| その他のツーリング・夜活など | 20:01 | comments(7) | trackbacks(0) |

交差点の曲がり角をひとつ間違ってしまったために、壮大な踏破計画が水泡に帰したこの6月。2016年11月のオフ会での初踏破以来、ひとりで走ってみたかった山形県の置賜広域農道。とうとう宿願成就である。

前回失敗した時は寒河江から回り込んだが、もう今回はそんな暢気なことをやっていられない!最短距離で乗り込むぜ!ということで仙台市内から普通にR286で笹谷トンネルを通過、山形市内を横断しR348へ。長谷堂城趾公園で呼吸を整える。
 


笹谷トンネルへ


長谷堂城趾公園(の駐車場)


R348を白鷹町へ。
朝日連峰が相変わらず美しい


無事に白鷹町へ入り、ファミリーマート白鷹町十王店の交差点をK17へ折れ、R287へ至る。R287は数十メートルしか走らない。ここからはログを取っておいたのでGoogleMapで示そう。
 


とうとう来た。11月の時と違って左右道端の草の勢いがすごい。そして路面は完全にドライ。後続車は皆無。すれ違うクルマも1〜2台。民家もない。もう一度書く。置賜広域農道はMiToのために作られたとしか思えない。<違う
 


まずはK17。一旦小さな峠を越える。
眺め抜群



先日もここで撮影したので、つい…


ここだ!この交差点を真っすぐ行けば良かっただけなんだ!!
あまりに道が細くてためらっちゃったんだよなぁ…



わーお


もっさいこっ


にやにや


MiToのため云々はウソだが、MiToで走っているとひたすらハイになっていくのがよくわかる。速度超過でぶっ飛ばすよりも、虫や鳥の声を聴きながら、木や草の匂いをかぎながら無理のない速度でひらりひらり走ると、なんか、世の中どーでもよくなっていく(笑)。筆者にとって、自動車運転の醍醐味とはこの状態に他ならない。どこまでもどこまでも走れてしまうような、MiToと自分が一体となっているような。
 




南下していくと最終的には道路も広くなり、まぁ人里の中を走るようになる。川西ダリア園は行ってもどうせやってないので(笑)、長井市で昼ご飯を食べることにする。山形県長井市と言えば「手打ちそばのはせ川屋」だが、まぁそれは保険に取っておいて、例によってトンカツ屋さんをGoogleで探してみる。何件かヒットした中でこれはと思う店にGoogleMapに連れていってもらう。そのお店はなんのことはない、以前訪れたことがある長井あやめ公園のすぐ近くだった。長井の見知らぬ街角に連れていかれると期待していた筆者は少々拍子抜けしたのだが、もっと拍子抜けしたのは吟味に吟味を重ねて選んだそのお店が、どうしても見つからなかったことである。どうやらのれんを畳んでしまったらしい。Googleが指し示す建物にはまったく違うお店の名が…。気温30度の長井市の昼時にMiToでうろうろするのもナンなので、無理せずはせ川屋に向かうことにした。
 


いつも天ぷらせいろそばを頼む筆者だが、ここはひとつもう少しリーズナブルなメニューを…ということで鴨せいろ蕎麦を。







リンクを設定してみて気付いたのだが、2014年6月に来た時もこの鴨せいろ蕎麦を食べていたのだった…。もうちょっと鴨の肉に厚みがあっても良いような気がしたが、安定の美味しさ。こうなればあとは帰るだけである。定番中の定番、鉄板中の鉄板、長井市から南陽市〜高畠町へ抜け、R113で宮城県七ケ宿町へ。あとはお馴染宮城県K51で蔵王町まで。
 


南陽市内の熊野大社に立ち寄り










二井宿を抜けて七ケ宿町へ…


K51。不忘山


これも不忘山と


K51もペースメーカーの前走車は少なく、久しぶりに快適。村田町と仙台市生出を経由して15:00頃に帰宅。これにて昨年来の本懐を遂げた。次の宿題は栗駒山、K282からR342。前回は秋田県へ抜けたが、今年は岩手県一関市を目指そうと思う。
 


約6時間/246km

 

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■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
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早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

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親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
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■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
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MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
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