クルマで行きます

AlfaRomeo MiToが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のMiTo乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
山形・置賜広域農道を制覇せり!
| その他のツーリング・夜活など | 20:01 | comments(7) | trackbacks(0) |

交差点の曲がり角をひとつ間違ってしまったために、壮大な踏破計画が水泡に帰したこの6月。2016年11月のオフ会での初踏破以来、ひとりで走ってみたかった山形県の置賜広域農道。とうとう宿願成就である。

前回失敗した時は寒河江から回り込んだが、もう今回はそんな暢気なことをやっていられない!最短距離で乗り込むぜ!ということで仙台市内から普通にR286で笹谷トンネルを通過、山形市内を横断しR348へ。長谷堂城趾公園で呼吸を整える。
 


笹谷トンネルへ


長谷堂城趾公園(の駐車場)


R348を白鷹町へ。
朝日連峰が相変わらず美しい


無事に白鷹町へ入り、ファミリーマート白鷹町十王店の交差点をK17へ折れ、R287へ至る。R287は数十メートルしか走らない。ここからはログを取っておいたのでGoogleMapで示そう。
 


とうとう来た。11月の時と違って左右道端の草の勢いがすごい。そして路面は完全にドライ。後続車は皆無。すれ違うクルマも1〜2台。民家もない。もう一度書く。置賜広域農道はMiToのために作られたとしか思えない。<違う
 


まずはK17。一旦小さな峠を越える。
眺め抜群



先日もここで撮影したので、つい…


ここだ!この交差点を真っすぐ行けば良かっただけなんだ!!
あまりに道が細くてためらっちゃったんだよなぁ…



わーお


もっさいこっ


にやにや


MiToのため云々はウソだが、MiToで走っているとひたすらハイになっていくのがよくわかる。速度超過でぶっ飛ばすよりも、虫や鳥の声を聴きながら、木や草の匂いをかぎながら無理のない速度でひらりひらり走ると、なんか、世の中どーでもよくなっていく(笑)。筆者にとって、自動車運転の醍醐味とはこの状態に他ならない。どこまでもどこまでも走れてしまうような、MiToと自分が一体となっているような。
 




南下していくと最終的には道路も広くなり、まぁ人里の中を走るようになる。川西ダリア園は行ってもどうせやってないので(笑)、長井市で昼ご飯を食べることにする。山形県長井市と言えば「手打ちそばのはせ川屋」だが、まぁそれは保険に取っておいて、例によってトンカツ屋さんをGoogleで探してみる。何件かヒットした中でこれはと思う店にGoogleMapに連れていってもらう。そのお店はなんのことはない、以前訪れたことがある長井あやめ公園のすぐ近くだった。長井の見知らぬ街角に連れていかれると期待していた筆者は少々拍子抜けしたのだが、もっと拍子抜けしたのは吟味に吟味を重ねて選んだそのお店が、どうしても見つからなかったことである。どうやらのれんを畳んでしまったらしい。Googleが指し示す建物にはまったく違うお店の名が…。気温30度の長井市の昼時にMiToでうろうろするのもナンなので、無理せずはせ川屋に向かうことにした。
 


いつも天ぷらせいろそばを頼む筆者だが、ここはひとつもう少しリーズナブルなメニューを…ということで鴨せいろ蕎麦を。







リンクを設定してみて気付いたのだが、2014年6月に来た時もこの鴨せいろ蕎麦を食べていたのだった…。もうちょっと鴨の肉に厚みがあっても良いような気がしたが、安定の美味しさ。こうなればあとは帰るだけである。定番中の定番、鉄板中の鉄板、長井市から南陽市〜高畠町へ抜け、R113で宮城県七ケ宿町へ。あとはお馴染宮城県K51で蔵王町まで。
 


南陽市内の熊野大社に立ち寄り










二井宿を抜けて七ケ宿町へ…


K51。不忘山


これも不忘山と


K51もペースメーカーの前走車は少なく、久しぶりに快適。村田町と仙台市生出を経由して15:00頃に帰宅。これにて昨年来の本懐を遂げた。次の宿題は栗駒山、K282からR342。前回は秋田県へ抜けたが、今年は岩手県一関市を目指そうと思う。
 


約6時間/246km

 

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MiToで行く!・山形置賜広域農道…のはずだったのに…
| その他のツーリング・夜活など | 21:13 | comments(15) | trackbacks(0) |

2016年11月のオフ会で初めて走った山形県の置賜広域農道。ひとりで走りに行くタイミングを狙っていた。なぜかというとこの広域農道、交通量激少、多少のアップダウンはあるもののほとんど一直線、時折山間の集落が点在するだけという、MiTo乗りのために作ってくれたんじゃね?というファビュラスロードなのだ。しかしあの日のオフ会ではみなさんのあとを付いて走っただけ。いつもそうだが、誰かのあとを付いて走ったコースは記憶の残り方が浅い。acatsuki-studioひとりツーリングメニューのライブラリーにきちんと加えるには、ひとりで走りきるしかないのだ。

もうひとつ、この日は山形に用事があった。alfa_manbowさんよりMiTo用のあるパーツを格安にて譲ってもらうのである。置賜広域農道制覇とセット、ダブルでお得!な日になる予定だった。仕事あがりのmanbowさんとの待ち合わせ時間は山形市内に19:00。仙台から置賜広域農道を走破して川西町へ行き、また山形市内へ戻ってくるのにどのくらい時間がかかるのか。見当もつかなかった筆者は、Google先生に19:00から逆算してもらった。すると仙台の自宅を出発するのは15:00と先生は言う。結果的にこのサゼスチョンは実に的確だった。思えば筆者のひとりツーリングは朝出発で、遅くても夕方には帰着するV.S.O.P.(ベリー・スペシャル・ワン・パターン)。午後に山形〜長井へ出向くのは恐らく初めてだろう。加えて先生が提案したのがR48で東根から寒河江、そして朝日町へ至るR287を南下するプランだった。この東根から寒河江までのR287も初めてコースである。初めて要素が多い方がひとりツーリングは盛り上がる。筆者は浮かれていた。あの時までは…。

いつもにも増してイントロが長いが、まずは結論を書いてしまおう。今回置賜広域農道を走ることができなかった。見つけられなかったのである。筆者が勝手にGoogleMapを過信したせいで…。

仙台市内で野暮用を済ませて山形へ出発したのが14:50頃。関山トンネルを抜けて山形に入ると、ますます天気が良くなってきた。R287の初めて区間を順調に南下。初めてではあったが、あぁここか、と。昨年このあたりをうろうろして、朝日町で林檎を買って帰ったなぁ(Apple製品を買ったわけではない)。最上川の対岸に去年走った道が見え隠れしている。こっち(R287側)から見るとこう見えるのかぁ。交通量が多くてあまり良いペースではないが、走っていて楽しい。そうこうするうちに、オフ会時に走った農道入り口付近にとうとう到達。
 

R48。仙台市青葉区新川の通称ゴリラ岩


雲をかぶった月山


寒河江。勤勉なしげさんが働いている(はず)


勇躍MiToを進めるも、どうも記憶があやしい…。オフ会のパレードランでするすると走ってしまったせいか、要所要所の曲がり角などがよくわからない。家でオフ会の写真を何度も見返したが、「さぁ!いよいよ本格的に農道だよ!」という農道直前のショットから、「わーお!こんな素敵な道があったのか!」と感動の場面の間、ちょうど入り口付近の区間の画像が無い(笑)。時々MiToを停めてGoogleMapを確認するも、どうも判然としない(筆者はナビを取り払ってしまったので、こういう時はiPhoneアプリのGoogleMap頼りだ)。こうなるとどこを見ても走ったような気がするし、初めて見る道路のようにも思える。GoogleMapによるナビをあきらめ、カンでMiToを進める。
 



しかしカンは外れた。結果的にそこはK11で、進行方向の左を見れば山形市内や上山市内の素晴らしいパノラマが夕陽を浴びて広がっている。確かに今までこんな景色は見たことがない。道を間違ったことは確信したのだが、待ち合わせ時間にギリギリのタイムスケジュールなので余計な距離は重ねられない。

ナビ頼みだとドライバーの野生のカンは退化するのだ。筆者は牙を抜かれた狼と堕した。

2016年11月のオフ会で初走破して感動したものの、置賜広域農道にはすぐに冬が来てしまった。年が明け3月になり、4月になり、しかし山沿いの道だからなかなか積雪が消えてくれない。5月の半ばだったかにmanbowさんから「開通してましたよ!」とタレコミをようやくいただいたものの、時は山形オフ会の直前。そのオフ会で農道アタックはしないと決めていたので、実に半年ぶりにようやく再挑戦の日を迎えたというのに…。

考え方を変えよう。こんな美しい風景を見られるのは怪我の功名とは言える。夕陽で得をした記憶といえば、福島県喜多方市から福島市内へR459〜R115を東進した時を思い出す。あの時も西日を浴びた磐梯山や安達太良山が本当に美しかった。特定の時間帯に走らないと見られない景色が今目の前にある。偶然この山形K11をこの時間帯に走ったとしたら、ものすごく感動したことだろう。一期一会の風景に出会えたのだから良しとしようじゃあないか、と自分に言い聞かせつつ南下する。
 



そんなこんなで西日が照りつける川西町ダリア園に到着するも、ダリア園のオープン期間は8月-11月。つまりやってない(笑)。トイレを借りて自動販売機で水を買う。ダラダラと走ってきたのでそろそろ山形に戻らないと約束の時間に遅れてしまう。R13を避けて、県道裏道で南陽市へ。南陽市からはK5でR348へ。このK5を走るのは3度目だが、いつ走っても美しい。R348を山形市内へ爆走。約束の時間少し前に無事にアボカーレ山形店へ到着。
 

川西町・ダリア園の駐車場




南陽市から山形市へ。K5


R348


R348と言えば狢森焙煎所
(入ったことないけど)



タイヤよ!あれが山形市の灯だ!


西日が突き刺さるっす


本日はHONDA S2000で現れたmanbowさんからパーツを受け取り、取り引きは無事終了。アボカーレに繰り出して食べ放題メニューをこれでもかと食べる。
 







ここまでで総量の約1/3くらい

家人に帰宅予定を告げる時「19時待ち合わせでmanbowさんとクルマ話をしたら、まぁ2時間はかかるだろうから、帰宅は22時半くらい」と見積もったのだが、現実には2時間半に渡ってクルマ話を繰り広げた(笑)。ホントに、こう、話題が尽きないのである。某SNSの一部で盛り上がっている「acatsuki-studioはMiToの次に147、それも1.6のMTに乗るべきだ」という話をしたら、なんとmanbowさん、元オーナーだった(笑)。買った直後のツーリングでクラッチペダルの固定ピンが外れてしまい、クラッチ操作ができず走行不能になった話など聞き爆笑。良いクルマだけど、今乗るのはどうかなーと。あとアルファロメオ山形が消滅する、少なくないその影響についてなど。

特に印象深かったのは、アルファロメオには固有の挙動チューニングがあり、それはMiToにもしっかり受け継がれている、とmanbowさんが言い切ったこと。グランデプント由来のMiToの成り立ちに筆者は劣等感を持っていたのだが、MiToのハンドリングはアルファのそれである、と156、147、MiTo、ジュリエッタQVを乗り継いできたmanbowさんの言葉には説得力があると思う。まぁMiToのハンドリング一点を以て「これがアルファの乗り味だ!」と断言・進言する厚かましさは筆者は持っていないが(笑)、ちゃんと系譜の中にいることがわかって良かった。
 

8時間/261km

山形市内-仙台市内の最速記録を更新しつつ帰宅。alfa_manbowさん、本当にありがとうございました。そして待ってろ!置賜広域農道!!acatsuki-studio will return!!
MiToで行く!・秋田県道51号を春こそ走れ!2017
| その他のツーリング・夜活など | 23:47 | comments(8) | trackbacks(0) |

南秋田にツーリングに行ってきた。2017年のツーリングシーズンがオープンして以来それなりの日帰りロングツーリングを決行してきた。この数ヶ月で盛岡、南東北(宮城、福島、山形)。岩手・福島ときたので、順番から言うと本来なら山形単独ネタなのだが、言わずもがな5月最終週の山形オフが控えている。不用意に山形を走って新鮮さを失うのももったいない。さてどうしたものかと少考。そうだ!秋田があるじゃないか。そもそも自分から「春は秋田県道51号を走れ」と書いていたのに。

MiToで行く!・秋田県道51号を春こそ走れ!

こうなると一も二もない。R108で秋田入り、秋田のあの美麗県道を走ってみよう。春なのだから。



出勤車両が多い朝のR457




K159


朝8時半頃に自宅を出発。R457を北上し色麻町でK159へ。そのまま県道を走り鳴子温泉の南、川渡(かわたび)に出る。特に色麻町の山奥から川渡までのK267の緑が美しい。夏の成長し切った重々しい緑と違い、この時期の山の緑は絵の具の黄緑をそのまま葉に塗ったような、匂うような緑である。
 






川渡温泉


鳴子温泉を抜けR108に乗る。一直線に目的地に向かうものじゃないので、鳴子ダムに立ち寄る。相変わらずスペクタキュリー。
 








鳴子ダムの緑もやはり美しい。今回案内看板などを子細に見た結果、最大水深254mということがわかった。堤にかかる水圧は最大で何トンなのだろうか。誰かおせーて。

さて再び走り出す。鳴子ダムを通り抜けるのにそもそも時間がかかる。交通量は極少だが、本当の意味でのワインディングロード。筆者の腕の未熟さもあるが、スポーツカー度が高くないとこの区間はかなり安全運転を強いられる。だが鳴子ダムを後にし、鬼首へ至ると道路の表情は一変する。山へ向かい幅も広くなったR108を走るクルマはそれなりに増えてくるものの、つながってもせいぜい数台。それよりもまるで絵葉書のような鬼首の景色が素晴らしい。鬼首は午前中、すなわち東から日光が当たっている状態がもっとも美しいと思う(夕暮れはまた別の話だが)。
 






鬼首からいよいよ県境〜秋田県雄勝町を目指す。かつてのR108、現在では単に「旧道」と標識では案内されているそれは、やはりワインディングロードだった。道幅が狭いのに平気でトラックがびゅんびゅん走っていたものだ。だが整備が済んだ現在のこの区間はトンネルトンネルまたトンネルで、高低差も巧みに均されている上にそこを過ぎれば山間の田園地帯をするすると走ることになり、まったく極楽である。もっとも2016年男鹿半島に行くために深夜走ったら自分がどこにいるのかわからないほど、人口の灯が少ない区間でもあるが。
 






11:30過ぎに道の駅おがちに到着。2016年は自宅の出発時間もおがちの到着時間も早過ぎて、肝心の食堂が開いていないという失敗を犯したが、この日のタイミングはドンピシャ。比内鶏の親子丼と冷たい稲庭うどんを食べる。食堂から見る空はどこまでも青く、山は緑。親子丼の丼は浅く、稲庭うどんは大盛りにして正解だった…。
 




比内鶏の親子丼 1,130円


たまの休日の朝早くから動き出した上に満腹になってしまい、強力な睡眠欲に取りつかれる。道の駅おがちにMiToを停めたまま寝てもいいのだが、もっと良さそうな場所を筆者はすでに知っている。それはK51、もうすぐ小安渓温泉…というあたりにある桁倉沼湖畔である。前回走った時に水辺にクルマが停まっているのを見かけたのだ。水辺で昼寝したら気持ちよかろう…。

こういう時筆者はコーヒーなどを飲んで無理やり目を覚ますことはしない。眠い時は眠った方がいい。例え10分でも、だ。K51をのんびりと山を目指して走り出す。
 

これが秋田県道51号線だっ!





K51の証拠写真


相変わらず春のK51は美しい。気温は25度近くに上がり、初夏並(当社比)の紫外線で山々の緑もハイコントラスト。ひたすら最高の景色が続く。
 




実は八重桜にまだ花が残っている


無事に桁倉沼に到着したが、残念なことに重機の入った工事を2箇所で実施していて、湖畔はそれなりに騒がしかった。が、やはり水辺というだけでリラックスできるのか、20〜30分眠ったようだ。おかげですっきり。R398へ合流し小安渓温泉をぬけ、栗駒を迂回しつつ湯浜峠を超えて宮城県花山へ至る。
 













宮城・岩手・秋田の三県にまたがる栗駒山


花山から岩出山へのR457やR47が超絶退屈だが、岩出山から大衡村までをK226、K159、そして広域農道で走る。結局大衡村付近でMiToの総走行距離が待望の150,000kmに到達。無事に帰宅した。



花山村・仙台藩温湯(ぬるゆ)番所跡












けっこう長い距離を走ったつもりだったが、トータルでは277km。秋田県も南部なら仙台からは気軽に行ける。次は栗駒裏のK282とR342で東鳴瀬村〜横手市でとんかつかつ卉だ!



約9時間/277km
 

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DS3で行く!・喜多方、朝ラー、ゴールデンウィーク2017
| その他のツーリング・夜活など | 19:55 | comments(8) | trackbacks(0) |

2017年のゴールデンウィーク、筆者はほとんど仕事をしていた。だがカレンダーどおりの休日がないわけでもない。黄金週間の期間中に家族全員の休日が合致したある日、朝ラーを実行することにした。福島県喜多方市に行って、朝ご飯にラーメンを食べるのだ。

喜多方の朝ラーメンとは何か?福島県喜多方市はラーメンが名物。喜多方ラーメンと称して全国に発信しているのだが、朝7時からその喜多方ラーメンを食べさせるお店が何軒もある。ゴールデンウィークなどの連休には関東近辺からもお客さんが食べに来る。そりゃもう行列なのである。喜多方ラーメンは醤油スープに太めの縮れ麺というある意味王道ラーメン。基本的にはこのレギュレーションの範囲で、銘店がしのぎと腕を競っている。喜多方市内のラーメン屋さん全店が早朝から営業しているわけではないが、筆者一家は断然あべ食堂を推す。

喜多方観光物産協会「ラーメン【グルメ・お土産】

家人と運転を折半するためにシトロエン DS3で出発。ひとくちに仙台から喜多方へ行くと言っても経路の選択肢は多様だ。普通なら楽しい悩みなのだが、今回に限り、決定的な与条件として息子の部活動が昼12時から!というのがあった。効率もある程度考慮しつつ逆算すると、息子が12時に中学校に登校するためには、もっとも遅くても11:30には帰宅している必要がある。あべ食堂は通常は7:30開店らしいが、これまでの経験からゴールデンウィーク期間中は30分前倒しの7:00開店のようだ。

MiToで行く!・喜多方でなら朝7時からラーメンが食える!

DS3で行く!・喜多方あべ食堂と米沢〜山形、早朝紀行

つまり朝7時に喜多方でラーメンを食べ、11時半までには仙台に戻ってくることが条件である。そこで往路はK51〜R113で宮城県南〜山形県高畠町、米沢南陽道路で米沢市内を経由しR121で喜多方市へ。復路は喜多方市内から新R121こと会津縦貫道で会津若松へ抜け、会津若松ICから磐越道〜東北自動車道〜仙台という高速道路活用プラン。早朝の交通量が少ない時間は下道を走り、休日で混みあいそうな午前の遅い時間は高速道路を保険として使うのだ。

仙台から喜多方に下道だけで向かって、しかも朝7時に到着するためには朝4時には自宅を出発しろというGoogle先生に従い、まだ薄暗い仙台を出発。ちなみにこの往路、2015年のゴールデンウィークに実施した朝ラーツアーと同じ道のりである。それでなくてもしょっちゅう走っている道なので、新鮮味はない(笑)。
 


見る人が見るとかなり馬鹿げている
わが家の駐車スペース



仙台市太白区坪沼


村田町、セブンイレブン蔵王遠刈田店


宮城県K51を七ケ宿町へ


七ケ宿町・林道柏木山線起点にて


山形に入った!高畠町


そして米沢市内を抜け…。R121


しかし良い天気で嬉しい。仙台や山形は5月に入って急速に春になった。山々の木々の色が4月とはまったく違う。そして少し標高が高いところでは、まだまだ桜も花が散っていない。米沢〜喜多方のR121ではペースメーカーの後塵を拝し続け、6:50に喜多方緑町のあべ食堂の駐車場に到着。
 


 

2年前よりも行列の人数が多いような気がする。その証拠に7時に開店してからも30分くらい待つことになった。とはいえこのくらいの待ち時間は想定内。入店し注文後待つことしばし。パラダイスがそこに現れた。
 


シズル感のある画像(笑)


強者は朝ラーをやっているラーメン屋を何軒かハシゴするらしいが、筆者にはもう無理だ。まだ喰える、もっと喰いたいという息子をクルマに乗せ、8時過ぎに喜多方を出発。
 


会津縦貫道はこのブログで何度か書いているように、喜多方-会津間の行き来を劇的に改善した。路面が盛土で高くなっている分眺めも良い。今回初めて気がついたのが冠雪した大日岳と飯豊山の美しさ。快晴の午前中じゃないと見られない光景なのだろう。以前喜多方-会津若松ツアーをした時は雨催いだったので見えなかったのだ。福島は本当に美しい山が多い。

もっとも磐越道に乗ってしまうと基本的には退屈だ。五百川SAで眠気覚ましのコーヒーを買い、家人と運転を交替し、結局自宅に戻るまで家人が運転し、11:00少し前に帰宅した。DS3の助手席環境は素晴らしい(笑)。
 




東北自動車道の車中より安達太良山(たぶん)


7時間半/344km


毎度思うのだが、朝8時に喜多方で朝食を食べ終わっても、一部のラーメン屋以外のお店は開店前だ。もっと喜多方で遊びたいのだが…。ちなみに伝説の食堂さがのは閉店を心配したのだが、以前見たことのない「準備中」という巨大な看板が出ていたので、どうやらつぶれたわけではないらしい(笑)。さがのも太郎庵もまた来なければ…。宿題ばかりが増える。
 


おまけ
常に先鋭的かつ地域密着型の独自広告を店頭に貼り出している、
あべ食堂向かいの扇眼鏡店の、
これまた独創的な遠近両用メガネキャンペーンの広告

 

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MiToで行く!・真野の桜にゃちと遅かった…2017
| その他のツーリング・夜活など | 22:20 | comments(0) | trackbacks(0) |

石巻は真野地区にひとりツーリングを敢行した。2013年に田園地帯から少し奥に入ったところにあるお寺で、偶然見た満開の桜を今も思い出す。時折風の音だけがする山間の道で、散り始めの桜の花びらがMiToにひらひらと落ち。花鳥風月に鈍感な筆者でもしばらく動けなくなるほど感動的な風景だった。

MiToで行く!・桜、桜、桜の石巻田園地帯

気がつくと2013年と同じ日付。平野の桜はすでに葉桜だが、少々標高の高いあのお寺の桜ならまだ間に合うんじゃなかろうか。南東北満漢全席を達成した後だと、距離感として石巻はちょうど良い。決めた。石巻・真野に行って田植え間近の田園風景と山桜を見に行こうじゃあないか。そして2013年は震災の復旧工事で通行止めになっていた雄勝地区へ抜ける峠道をいよいよ走破してみよう!

うっかりしていたが、もはやゴールデンウィーク直前なのですね、世間様は。筆者の自宅周辺の田んぼは田起こし真っ最中かすでに水が張られ田植えを待つばかりの様相である。ついこないだようやく桜が咲いたと思ったのになぁ…。もう田植えかよ…。そんな仙台市北部と大和町、大郷町の田園地帯をのんびり進む。アドレナリンがドバドバというよりも、春の風景をゆっくり車内に満たしていくような、そんなペース。久しぶりに大郷町から大崎市鹿島台を経由して石巻へ。
 

定点観測。
宮城県黒川郡大和町鶴巣下草作内田93脇の農道にて



大崎市鹿島台から矢本へ抜けるK16。
北西、つまり栗駒山方面をのぞむ


R108へ合流し石巻市内へ入る。市街地へ向かうと、その辺りは再開発されてショッピングモールだの郊外型の大型家電屋などが立ち並び、交通量が多い。女川や真野に行くにあたって、本当はもう少し交通量の少ない快適に走れるコースがあるのかもしれないが、なにぶん不案内。右左折車両に翻弄されながら市街地を抜け、旧北上川を渡るとようやくマイペースで走れるようになる。ここまでで約2時間。
 

旧北上川沿いを真野へ


真野はすぐそこである。お馴染の風景。相変わらず美しい。2017年の正月にも訪れたが、山の木々の色がまったく違う。柔らかい緑一色である。気温は20度くらいあるので窓を開けつつ走る。まずは桜だ。K192沿いにある真法寺を目指す。
 










残念ながら満開のタイミングはもはや過ぎ去り、葉桜の様相。仙台の平地も今年は開花が早かったから、ここ真野でも早かったということだろう。何の不思議もない。ちょっと残念。残念と言えばもっと残念だったのが…
 




ずこー。なんと脆い県道じゃ。夏にまた来なければならないじゃないか!!来るけども!!そしたら梅雨の大雨で法面崩壊とかなってたりして…(と書くとホントになりそうでコワイ)。そんなこんなで雄勝に抜けるプランはあきらめたが、もうひとつ今年中にやってみたかった真野ネタで、上品山(じょうぼんさん)へクルマで行ってみるというのがある。プランBとしてこいつを発動だ!



この上品山には謎のドームがあって、石巻近辺の平野からはどこからでもこの上品山の謎のドームが見える。謎でもなんでもなく、ネットで調べればすぐに正体は知れるのだが、あのドームは航空自衛隊のレーダーらしい。今はなくなったが石巻の風景や文化を紹介するブログがかつてあって(真野の田園風景が素晴らしいということもそのブログで読んだ)、上品山からの眺めが素晴らしいという。林道で行くしかないらしいが、一部未舗装路もあるとは言え、ドームがあるくらいだから作業車両が通れるくらいの林道品質なのであろう。さっそく向かってみた。
 




うっ…


春なのに沿道の草木のはみ出しがすごいことになっていて、MiToの塗装にキズがつきそうでコワイ。そろそろと進む。途中途中に眺めの良い場所があるんじゃないかと期待したのだが、そんなことは全く無く(泣)、そうこうするうちにとうとう未舗装路部分に突入。最初はまだ穏やかだったが高地に行くに従って雨水による侵食が酷く、アンダーカバーの危機に!それでもUターンできるようなスペースがなく、ずいぶん上まで登ってしまった。なんとかスペースを見つけて反転。退散。
 


平地に降りてきてちょうど昼時である。石巻市内での食事となると、釜飯と陶板焼きハンバーグの「まきいし」と塩タンメンの「大王(と書いてターワンと読む)」くらいしか心当たりがない。和食の「浜長」は前述のショッピングモールだの家電屋さんのすぐ近くだからもう近づきたくない。何よりも昼時は大混雑の人気店ばかりなのだ。脳内シミュレーションの段階でこれら三軒を見送ることとし、仙台に戻るために三陸自動車道を目指す。三陸自動車道の矢本PAで見つけた「塩のりアイス」を食べ、鳴瀬奥松島ICから大和町〜富谷町まで戻り、「たのしや」というラーメン屋で担々麺と半チャーハンのセットを食す。帰宅して13:20。
 


矢本の地元名産なのか…?
衝撃的な「塩のりアイス」。
塩味アイスに細かく砕いた海苔が混じる。
お味は普通(笑)



ここも例によって…。
東北本線・第2上竹谷踏切



たのしや富谷店
赤辛担々麺と半チャーハンのセット1,059円


いろいろあったが全部中途半端だった…。K192は再挑戦決定である。



約5時間/160km

 

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MiToで行く!・福島-山形の春はどっちだ?2017
| その他のツーリング・夜活など | 23:25 | comments(10) | trackbacks(0) |

今年の4月はかつてないほど忙しい。どーゆーこっちゃ。こういう時こそひとりツーリングに行くべきである。直近のひとりツーリングは盛岡から南下してきた案件であった。となると今度は西か南である。隣県山形の置賜広域農道という宿題はあるが、alfa_manbowさんのレポートによると未だ積雪で通行止め区間があるという。おそるべし東北地方の山側。では南だ!そう言えば久しくR115を走っていない。吾妻磐梯スカイラインも開通したそうだから土湯峠などまったく問題なかろう。福島市〜土湯峠〜猪苗代湖〜湖南町の大阪屋でソースカツ丼!これだ!素晴らしい。じゃあいっそ復路は喜多方市〜米沢市〜上山市〜山形市〜笹谷トンネルで仙台に帰ってくる。おお!南東北満漢全席じゃないか!いざ行かん!

だ が ま さ か、あ ん な こ と に な ろ う と は …。

仙台も猪苗代町も午前中は天気がぐずつくらしいが、午後は晴れるという。けっこうロングになることがわかっているので、朝7:30に自宅を出発。釜房ダム〜遠刈田温泉〜R451とK51で七ヶ宿ダム(死ぬほど寒かった)〜K47で万蔵稲荷経由福島県国見町へ。
 


釜房ダム湖畔にて


毎度同じアングルで恐縮ですが、
定点観測なんで許してください。
奥の山脈が春の色ですよ



釜房ダムからK47、R457、K51で
七ヶ宿を目指しますよ



道の駅しちかしゅく。
超寒い



七ヶ宿からK46で福島県国見町へ


国見町から桑折町へ抜けるK353が唯一初めて走る道。せまい、住宅地の中を縫って走る道路で、速度は出せないが「よその町情緒」溢れる良い道路だった。無事桑折町へ抜け、飯坂温泉〜K5フルーツラインであづま総合運動公園へ。
 


飯坂温泉


あづま総合運動公園の大駐車場にて


ひと休みして経路を再確認。ここまでは小雨がパラつく程度でなんとか天気ももっている。この調子で晴れてくれないかなぁ。吾妻山や安達太良山方面を見上げるとけっこう重めの雲が立ちこめている。峠の眺めを楽しむことは無理か…?という覚悟で久しぶりに土湯峠を登って行く。土湯温泉郷を過ぎるあたりから雨がみぞれに、道の駅つちゆの辺りでは完全に雪に!しかも超絶吹雪である。
 


え?なんか、やばくね?


どわーーーっ!


いや、なんかね、対向車のフロントが雪化粧してて(東北地方あるある。つまりフロントグリルあたりに雪がこびりついている状態)イヤーな予感はしたんですよねー(笑)。ご存知のとおりワラクシのMiToはノーマルタイヤじゃないですか。これで路面凍結とかしたら洒落になんないわーと思いつつ登っていったら外気温もぐんぐん下がるんですよ!あづま総合運動公園あたりじゃ10度くらいあった気温がばっちり0度とかですよ。

さすがに冬期じゃないし地熱もあるだろうから路面はかろうじて「ウェット」で済んでいる。が、橋もあるし、地形によっては路面が白い部分もあるし、なにより両側は雪の壁!いやいやいやいやいやいや、春はどこに行っちゃったんですか?ノーマルタイヤで滑って雪の壁にツッコんで自爆ならブログのネタで済むが、対向車や後続車を巻き込んだ大事故にでもなったら社会の害悪である。引き返して岳温泉の「成駒」でソースカツ丼を喰う自分を真剣に想像・検討もしたが、幸いATR SPORTは地面をがっちり掴んでいるし、足廻りの電制プログラムが作動する気配もない。悪天候から後続車もペースが遅い。機に乗じてトロトロ走り続けたらなんとか峠を越えることができた。結局一度もズリッと滑るような場面は無かったが、土湯から磐梯山東側の絶景は真っ白で何も見えず。まぁいいんです。また来ます。

猪苗代町に入ると「単なる曇天」でずっこける。さっきまでの吹雪は幻だったのか…?風が強く雲は西から東に流れている。そうするとここもいずれ雨が降るのだろうけど、猪苗代湖の南岸には陽がさんさんと照っている。おお!今からそこに行くぜ!猪苗代湖で合流したR49からK9へ。右手に湖面を見つつぐいぐい南下。湖水浴場(○○浜)が並ぶ「湖畔道路」に入る。その流入地点に「手作りパンの店Komugi」という看板が。え?こんなところにそんな趣味性の高いお店あったかなー。半信半疑で進んだら本当にあった!駐車スペースにMiToを停め、降りるとものすごい強風。磐梯おろしとでも言うのか、湖面は大きく波打ち、松林はびょうびょうと音を立てている。







mの字がかわいい(笑)


Komugi(福島県郡山市湖南町浜路中大沢941)
 

いざ入店してみると女性ひとりで切り盛りしている小体な店内。食パンもあるが調理パンがメインとお見受けする。イートインコーナーもあってコーヒーや自家製ピザが食べられるようだが、こんな天気だしお客は筆者ひとり。調理パンをいくつかお土産に購入。いつからやっているのか店主に聞いたら平成24(2014)年からだという。「はじめて気がつきました」「あー、普通はとなりの県道を走られますもんね。どちらからいらっしゃったんですか?」「仙台からです」「まぁー!」ということで楽しくお買い物ができた。頃は11:30を少し過ぎたあたり。ナイスタイミング!行くぜ!大阪屋!!
 


大阪屋(福島県郡山市湖南町福良中町76)
 

大阪屋に来るのは二度目。お店の前の駐車スペースしかしらないので混んでいたらどうしようと思ったが、幸いなんなくMiToを駐車できた(通りを挟んだ斜向かいに第二駐車場を退店時発見した)。昼前なのに店内には多くのお客様が。以前来た時はもはや13:30過ぎだったので余裕の着席だったが、そうか、プライムタイムはこんな風に混むのか。クルマはないのに人が多いということは、ここに座っているのは地元・近所の人たちなのだろう。そういう人たちが集まるお店は基本的に好きだ。美味い不味いの前に「必要とされているお店」の風格があると思っている。そしてトンカツエクスプローラーたる筆者は、ソースカツ丼はこの大阪屋のものが最上だと思っている。ソースカツ丼は福島県の文化のようで(東北では、ね。関東・関西にもソースカツ丼文化はあるのだろうか)、ソースカツ丼を売り物にする食堂は多々ある。有名店もある。しかし、筆者の結論は大阪屋だ。興味のある方はぜひご賞味いただきたい。仮に筆者の味覚とウマがあわなくても900円だ。フトコロ大打撃!ということにはなるまい。
 


ソースカツ丼900円


いやぁ、喰った喰った。最高だ。あまりにも期待通りの味だった。素晴らしい。12:30に大阪屋を出発。R249で猪苗代湖の西岸を北上し、まずは喜多方市を目指す。思ったとおり雨が降り始めた。R49を再び短距離走りR121へ右折。R121のこの区間には会津縦貫北道路があり、この自動車専用道路は超絶便利だ。しかも走行中、右手に磐梯山の雄姿がどがーん!と。まぁこの日は厚い雲をかぶっていたが…。ということで大阪屋から1時間もかからずに喜多方市内へ。喜多方を訪れて、満腹ならあそこに寄るしかない。お菓子屋さんの太郎庵である。
 




会津縦貫北道路から磐梯山を望む


太郎庵喜多方店
(福島県喜多方市屋敷免3961-1)


お土産用にクッキーを購入。買い物を終えて外に出たらお日さまカンカン。おぉ!ようやく晴れた!遅いよ!!いい気分になって道中の甘味用に購入した桜まんじゅうを食べつつ走る。大阪屋を出たあとKomugiのクリームパンも食べたけどな。まぁいいじゃないか。どちらも実に美味い。R121を北上し米沢市へ向かう。山だからかどんどん天気が悪くなってくる。道中は交通量が多くペースを掴めない上に満腹で眠気が襲ってきた!無理せず米沢へ入ってすぐにある道の駅たざわで昼寝。
 


磐梯山。まだ雲をかぶっているけど、
青空に本当に映える山だなぁ



福島県と山形県の県境付近


すげえ雪!


米沢側に入っても相変わらずな雪壁。
でも雲は薄くなってきた



道の駅たざわで昼寝してたらピーカンに!


昼寝から目覚めたらいきなり快晴である。いやー、今日は天気が目まぐるしいなぁ。こうなると暑い。気温がぐんぐん上がって10度を超える。米沢郊外の盆地らしい景色はこういう晴天だと本当に気持ちがいい。敢えて市街地の西の縁のあたりを北上し、北の外れでR13に乗る。途端に交通量が増加。途中何度も高畠で七ヶ宿へ抜けようとか、ブドウマツタケラインを爆走しようと思ったが、七ヶ宿プランは結局朝走ったK51を逆戻りだし、ブドウマツタケラインはまだ積雪通行止め区間があるに違いない!と考え、ひたすらR13をノロノロ進む。我慢して山形市内へ至る。
 


高畠近辺。
manbowさーん!



上山市へひた走る


「アルファロメオ山形」の文字も見納めか?
今から復帰を祈念するもの也


満腹で山形市内を訪れたら寄るべき店はただ1軒である。東日本で3本の指に入る(当社比)たいやきのお店、わかばである。
 


たいやきわかば
(山形県山形市緑町4-7-11)


ここでもお土産にたいやきを購入。もちろん道中食べるためにひとつ余計に購入。山形市内は快晴。笹谷峠が青空に輝いている。素晴らしいじゃああーりませんか。わかばのたいやきも相変わらず美味い。釜房ダムに再び戻ってきた。あとは朝と同じコースを逆戻り。不本意ながら。
 


山形自動車道。
いつも思うのだが、これって手塚治虫が描く
未来都市の景色そのものじゃん!
ロケーションは山の中だけれども



釜房ダムに帰ってきた!
午後の定点観測



hoshinashiさん他ダムマニアにウケそうな画像


約10時間/382km


ということで土湯峠で臨死体験をしたものの、全体的には寄り道も少ないストイックな素晴らしいひとりツーリングになった。え?食べ物屋に寄ってばかりでどこがストイックなんだって??あれは休憩ですよ休憩!休憩させてもらうお礼に、せめて商品を購入しようってことですよ、ええ。
 


お土産1「Komugi」のパン


お土産2「太郎庵」の会津のはな(クッキー)


お土産3「わかば」のたいやき


そう言えば以前液漏れを発生したラジエター、道中ちょっと心配したが何事も無く。しょっちゅうこんな300kmを超えるようなツーリングをする、筆者のような人間が乗るクルマのラジエターには、些細な不具合であってもトラブルのタネは早く刈り取っておく方が良かろう。え?液漏れは些細じゃないって?

わかってますよ(泣)!!そんなこと(号泣)!!!

【あまり重要ではない追記】
山形路、R13で二ヶ所もネズミ取りをしていた!米沢近郊と上山市に入ってから。幸い発見が早かったりそもそもペースが遅くて事無きを得たが、確かに「春の交通安全運動」真っ最中。日本の警察には国民の揚げ足を取ることに執心するのではなく、国民から愛され尊敬される方法で交通マナーの向上を図ってもらいたい。

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MiToで行く!・盛岡県道快適ツーリング
| その他のツーリング・夜活など | 08:02 | comments(2) | trackbacks(0) |

自分の音楽人生にとって非常に重要な会合である「鍵盤ジェダイ呑み会2」が岩手県盛岡市で開催された。

鍵盤ジェダイ呑み会2開催さる!

本エントリーで触れるのは当然この往復の盛岡・仙台間の快適ツーリングのことである。約束の時間があったので往路は東北自動車道で盛岡南ICまで。泉ICから3,990円。ずぅっと強い雨が降っていた。この往路のことはどーでもいー。明けて翌日の復路が本題である。

昼過ぎに職場に顔を出す必要があったので、仙台市街地着を12:15と設定してみる(だって昼飯食べたいし)。高速道路・有料道路を使わずに盛岡から仙台まで走ると、所要時間はどれくらいなのか。GoogleMapによれば4時間32分らしい。だがその提案ルートであるR4を使ってひたすら南下する安直かつ退屈なルートを走ることはない。筆者が走りたいのは地元の人が生活道路として使うような二ケタ県道であり三ケタ国道である。途中花巻も経由するから、どうせならK37で田舎ラボの前を通りたい。ということで走ったコースが以下のとおりである。


myTracks.appというGPSロガーアプリを使って記録してみた


県道メインで南下するため所要時間を5時間と想定し、盛岡のホテルを7:30近くに出発した。朝の通勤ラッシュに思いきりハマるかと思われたが、あまり重篤な渋滞は無かった。東北自動車道の西側を走るK13に乗ると、通勤の諸車はいるもののかなりスルスルと流れる。前夜は重い雪まで降ったのに、この日は雲多めの晴れ。西に雪景色の山脈を見つつ、初めて走る道をのんびりクルーズするのは至福だ。
 


ホテル近くのコイン駐車場から出発




正面を横切っているのは東北自動車道


小一時間で花巻の田舎ラボに到着。オーナーの高橋GONさんとは前夜の鍵盤ジェダイ呑み会2で大いに盛り上がったばかり。同宿であったが、朝8時過ぎの今もまだホテルで寝ているだろう。再訪を心に期しつつ脇にあるファミリーマート花巻南温泉峡口店でサンドイッチを購入し朝食とする。
 


ここから先はナビすらいらぬ。もはや馴染のワインディングロードである。特に2016年の夏は何度も走ったなぁ。

2016年7月29日
MiToで行く!・行くぜ花巻、県道だけで プレゼン時点で断られても

2016年8月16日
MiToで行く!てか帰ってくる!岩手宮城の県道真夜中行

2016年8月22日
試乗記・HONDA S2000

山沿いだけあって路肩には盛大に雪が残存しているが、路面そのものはドライ。雪解け水が路面に流れ込んでいる箇所も無数にあったが、外気温は4〜6度で推移しており凍結の気配はない。その上水沢市に入る頃には前後にクルマはほとんどいなくなり、これはまさに極楽状態。寝不足だったがアドレナリンが順調に分泌されているらしく、MiToとの人馬一体感は高まるばかり。これですよ。これがあるからひとりツーリングはやめられない。途中「冬季通行止め」という看板に怯む瞬間もあったが、ままよと進んでみれば道路はやはりまったくドライ。快適に宮城県栗駒市へ。
 


「冬季通行止め」の看板にビビりながら…


でも全編こんな感じ。
つまり極楽



はい、定点観測。
ドアを開けられないほど風が強い(開けたけど)



ちなみに夏はこんな感じ


衣川天文台(岩手県奥州市衣川区小田212)



岩手県奥州市長嚢バス停


岩手県一関市厳美町の
骨寺村荘園遺跡付近


その後は交通量も増え、心にシャッターを降ろしつつ岩出山町へ。やはり山中を走るK226に乗り換え、宮崎まで南下。昨年夏に水害で被害を受けた橋も復活しており、無事に通行できて嬉しい限り。
 


2016年7月は激しく工事中だったが…


立派な橋がかかりましたー!


農場が多く、カントリーな景色が続く


宮城県大衡村で見かけた看板。
強い意志は感じられるが、
これで飲酒運転を根絶できるかどうかは疑問(笑)


結局12:15に職場に入ることができた。人事異動発表。筆者の異動はもちろん、チームにも大きな影響はなかった。



往路約210km、復路約245km。
盛岡・仙台間は約5時間


ルート設定してみた時は「さすがに片道200kmオーバーはツライんじゃね?」などと思ったが、ルートの8割は完全にマイペース。それが奏功したか疲労は最低限だった。盛岡・花巻・水沢は今まさに春がじわじわと地面を覆い始めたところ。いつもの道の初めての表情を見られて至福であった。

 

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MiTo・コンピューターおばあちゃんを観る。三春で観る。
| その他のツーリング・夜活など | 22:58 | comments(8) | trackbacks(0) |
NHK教育テレビの長寿番組「みんなのうた」。数々の名曲奇曲を生み出してきた中に「コンピューターおばあちゃん」という曲がある。如何なる経緯で作曲されたものかわからないが、みんなのうたバージョンは編曲を坂本龍一が担当。希代のマエストロが名機SCI Prophet5を駆使した結果、ピコピコ童謡的世界が繰り広げられる逸品となった。筆者の人生で2枚目に購入したシングルレコードがこの「コンピューターおばあちゃん」なのである。

福島県三春町にある「福島さくら遊学舎」とはすなわち福島ガイナックス=ガイナックスの子会社が立ち上げたアニメミュージアムのことらしい。このさくら遊学舎で「放送開始55年みんなのうたの世界展」なる企画展が2017年3月26日まで開催されているのだった。「へーそーですか」と何気なくチラシを眺めていたのだが、その中に「みんなのうたシアター」としてこの「コンピューターおばあちゃん」が上映されるという情報がっ!知ってしまった以上、行かないわけないはいかない。ダウンサスの効能を検分するにもちょうど良いタイミング。行くぜ福島三春町!
 



村田町へ向かうK31。
東北自動車道と並走





例年になく多忙な年度末だがこの日は終日フリー、そして天気は快晴という奇跡がふたつも重なった。朝8時過ぎに出発。例によって宮城県・福島県の裏道(すなわち誰も走ってないフタケタ県道)をマイペースで走破する計画である。仙台市太白区生出からK31で村田町へ。名も無き農道やR4を経由して宮城県白石市へ。福島県国見町から伊達市梁川へ。ツーリングとしてはここからがようやく本番なのだが、本気走りの前に梁川町の菓子舗「藤川屋」へ立ち寄る。これは昨年秋の銀婚式ツーリングで偶然見つけたナイスお菓子屋さんで、まんじゅうが美味である。みそまんじゅう、茶まんじゅう、まんじゅうの3種をこれでもかというくらい購入。
 





福島県伊達市梁川からはK122でどんどん南下する。途中伊達市斎場前にショートカットして霊山へ。一瞬だけR349を経由してK51〜K40を経由してセブンイレブン飯野町志保井店(福島県福島市飯野町字志保井4-1)で休憩。と言うか、あるのっぴきならない事情があったのだ。
 

いい感じに下がった車高


だが!
左ドアのドアプロテクターが…!
ま、こりゃ経年劣化ですわな。
仕方ないので仮留め用にビニールテープを購入

ドアプロテクターの応急処置をビニールテープ100円で終えて、再びK40を南下。11:30過ぎには三春町の食事処「三条屋」に入店。当然のことながら「三春そば1,000円」を食す。毎度毎度このメニューでちょっと新鮮味は薄れてきたが(笑)、食べると「あぁ、三春に来たなぁ」としみじみ思う。
 

さいとうたかをの「鬼平犯科帳」が大充実していたが、
むしろ驚きは梶原一騎の「空手バカ一代」が並んでいたことである

いよいよ本題の福島さくら遊学舎へ。実は三条屋からは10分程度で着いてしまう。三春ダムと目と鼻の先の距離だが、ナビ無しには難しい。それもそのはず、どうやら廃校となった小学校のリノベーション物件のようで、実際の立地も丘陵地帯にぽつねん…という風情。しかしアニメミュージアム(と地元観光協会の事務所)というプランは、廃校のリノベーションとしてはなかなか良いと思う。
 

ではあるのだが、福島ガイナックスにはこの手のミュージアム系施設の運営ノウハウはほとんど無いらしい。アニメ制作会社なんだから当然か…。駐車場案内から館内の動線案内まで、わかりにくいことこの上ない。元は小学校なんだから造りは仕方ないとしても、案内は工夫次第でどうにかなるんじゃないか。また誰かにあれこれ訊こうと思っても、スタッフも何かしらユニフォームを着用しているわけでもなく、客だかスタッフだかわかりにくい。

もっとも福島さくら遊学舎は年中無休。ミュージアム等の生涯学習施設としては破格のやる気である。企画展と常設展を両方見ても大人1,000円という価格設定もうまい(まぁこれはNHKエンタープライズ=みんなのうた展の企画制作元の決めた額なのかもしれないが)。正直お金を払う時は「高いなー」と思ったが、全部見終わって帰る時は「これならまぁいいか」と納得していた。
 

肝心の「みんなのうたシアター」は撮影禁止だったのでお見せすることができないが、昭和編はこのようなメニューである。
 

「コンピューターおばあちゃん」を堪能したのはもちろんだが「南の島のハメハメハ大王」の4番のサビのバックにトップギャランによる掛け声的コーラスが入っていたのを確認できたのは収穫だった。リピート再生の20分DVDを2回ほど堪能し(観てたのは筆者だけ…)、ついでに見た常設展「ガイナックス流アニメ作法展」もボリュームがあって面白かった。


三春を出発したのが13:30。二本松へ抜け、岳温泉〜道の駅つちゆ〜ジェラート屋のhoney bee〜K5フルーツラインを通って飯坂温泉へ。さらに桑折町〜K353で国見町まで戻ってくる。もちろんそこからR4へは抜けず、K46こと七ヶ宿街道で宮城県七ケ宿町へ。
 

三春近辺の道はどこをどう走っても
西に安達太良山が見える。
実にすばらしい



二本松の目抜き通り


岳温泉・成駒。
考えてみればこっちで昼飯を
食えばよかった案件



岳温泉から土湯峠へ


まだまだ雪が、ね


道の駅つちゆにて。
まだ閑散としている



下界に降りてきた!
ということでhoney bee



ジェラートのダブルは460円


飯坂温泉のすぐ手前。
直進の矢印が出ていても、右折踏み切り横断車がいたら
進めませんがな



国見町まで戻ってきた!
K46で七ケ宿町を目指す



国を見るから国見!


万蔵稲荷神社

さらに西へ進んでK51で川崎町へ…という展開もあり得たが、さすがにこの辺で16:00頃になっており、走りっぱなしで疲れてもきた。無理せず七ケ宿町からはR113で白石市へ。あとは蔵王町を経て村田町へ戻り、生出を経由して帰宅。
 

七ケ宿町から白石市内へ抜ける。
この辺のR113はトンネルだらけ



夕暮れの村田町


9時間半/302km

帰宅後ドアプロテクターを本格的に補修。それにしても、MiToオーナーは上掲画像のフューエルメーターをよくご覧いただきたい。この三春ツーリングの当日朝に満タンにして、300km走破してメーターの針はまだ1/2に落ちていない。素晴らしい低燃費っぷりである。1.4T Sportも捨てたもんじゃない。加えてダウンサス、やはり快適だった。何しろ300km走って底付きは5回くらい、アンダーカバーは2回しか擦らなかったのだから。くり返し細かい振動を喰らうと処理しきれないようだが、人工的に切られた溝ならともかく、自然発生する路面不整にそのようなパターンは少ない。従ってマニエッティ・マレリのダウンサス装着は大勝利ということで結論付けて良いだろう。

そして本エントリーを以て「クルマで行きます」は2017年ツーリングシーズンの開幕を宣言する!新しいノーマルタイヤ買わなきゃ…。とほほ。
MiToで行く!・相馬に行ったけど春はまだだった!!
| その他のツーリング・夜活など | 21:42 | comments(5) | trackbacks(0) |

相馬のかつ吉でとんかつを食べてきた。立春だの雨水だの2月は春を告げる節気が含まれているだけあって、少し暖かい日が続くと「お、そろそろ冬も終わるんじゃね?」と思ってしまう。残念ながら現実はそんなに甘くはないのだが、半日ツーリング程度にならもってこいだ。この日もそんな錯覚を起こさせるような1日で、家人を乗せて14時頃帰宅を目安に出発。

ひとりツーリングでなら、宮城県内は白石から丸森へのくねくねワインディングロードをひた走るところだが、少しでも標高が高いと凍結や、下手をすると積雪の恐れすらある。この日は珍しく村田町から大河原でR4へ乗り、走ったことのないコースで角田市へ抜けた。
 

ま、焦らず飲み物でも買おうじゃないか。
セブンイレブン村田中央店
(宮城県柴田郡村田町村田反町51)



遠く蔵王を臨みながら南下

宮城県南の県道や農道は、県北のそれとは趣が異なる。どこが違うかというと、山の連なりが違う。県南は低い山がゆったりと連なっていて、すでにして福島県浜通り地方の空気が漂っている。GoogleMapに適当に案内させたおかげで、初めてのコースを走ったのだが、極上である。K110や田んぼの真ん中の広域農道をのんびり南下し、R113に乗るとあとはいつもどおり(笑)。かつ吉の開店時間より少し早く相馬に到着してしまったので、いつもと順番を逆にしてお菓子屋の船橋屋へ立ち寄る。この日は酒まんじゅうがなく(なんで!!??)、まどかまんじゅうの白あんバージョンをしこたま購入。そして満を持してかつ吉へ。
 

心落ち着くかつ吉の店内


ロースカツ定食1,000円


わっしょいわっしょい

かつ吉は相変わらずパラダイスだった。いつもの「ロースカツ定食1,000円」を注文。やはり宮城県から来られたらしいハーレー乗りのおじさんたちと黙々と食べる。

食べ終わっても12時前である。14時帰宅を目指すならあまりふらふら走ってもいられない。発想を転換して常磐自動車道に乗る。実は初めて走るのだ。相馬から仙台東部道路、北部道路を経て富谷インターチェンジで降りる。常磐道では黒いクラウンに後ろをぴったり取られ、必要以上に安全運転をしたりしたが(結局警察車両じゃなかった…)、小1時間で富谷市(2016年10月に富谷は町から市へ昇格した)へ到着。時間を金で買うとはこのことか。
 

常磐自動車道、交通量が少なくて快適。
でも太平洋側を眺めるとちょっと切ない

 
路面に流れる雪解け水でまたMiToを汚してしまったが、初めての道をふたつも走れて大収穫。しかし春は遠い。


4時間/187km
 

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MiToで行く!・唐桑ふたたび
| その他のツーリング・夜活など | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) |

唐桑半島へ行ってきた。これで2度目、2014年5月以来である。あの時は千葉さんというおじさんに出会えたおかげで実に思い出深いツーリングとなり、唐桑が大好きになった。


「MiToで行く!・風光明媚な唐桑半島。あるいは千葉さん」

今シーズンから冬季、すなわちスタッドレスタイヤを履いている間は雪が少なそうな沿岸部を中心に走ることにした。そう考えた時に真っ先に頭に浮かんだのが唐桑半島なのだが、年末年始を過ぎたら休日という休日に仕事が入る始末。もしくは荒天。結局この日も夕方に用事が入ってしまったが、もう辛抱たまらん!!ということで出掛けてきた。
 


朝8時に自宅を出発。唐桑半島を堪能したあとに気仙沼で昼食を摂るために逆算するとそういうことになる。往路は基本的に先日のEDO GTセッション#2とほぼ同じ。三陸自動車道で登米東和インターまで。R346で北上…するのだが、さすがに南三陸町から北のR45の混雑には嫌気がさしていたので、遠回りを承知でR456で岩手県千厩町へ。R284で気仙沼を目指す。
 

R456を北上するのも2度目だが、やはり美しい3ケタ国道だと思う。ワインディングと集落間の生活道路の配分が絶妙。特に宮城県側から北上すると、まずはワインディングを走ることになり、徐々に人里に近づいていく感じが実に良い。少なくとも宮城県東和町から岩手県千厩町までの区間は完全にドライだった。オススメ。



R456の県境。
ここから岩手県一関市


気仙沼市内を通過してR45を宮古市方面へほんの少し走れば、すぐに唐桑半島の付け根に到着である。敢えて西側の細いワインディングで半島入り。前回はスルーした「漁火パーク(気仙沼市唐桑町北中98-18)」に立ち寄ってみる。なるほど絶景ポイントだ。
 




無事に先端の御崎岬と御崎神社へ到着。ほぼ予定通り時間は11:30頃。晴れていて気温も6度くらいあるのだが、とにかく風が強く体感温度はとても寒い。御崎観光港では同族と思われるマツダ デミオを駆るお兄さんと入れ違った。
 


御崎神社にMiToを停める。この神社が半島の行き止まりであり、クルマではここまで。さらに遊歩道がある。野生の鹿に警戒されつつ数百メートルもてくてく歩くと、「千畳敷」という岩肌の露出した絶壁に辿り着く。ここが半島の先端である。この岩肌を登ったり降りたりして波打ち際まで行ける。気分は小学生である。風が強いが波は荒れておらず、水平線上の大型船なども見える。鹿以外は誰もいない。
 


こんな遊歩道


なんだおめー的な鹿


来たぜ先端!
太平洋だ!



ざばーん


唐桑半島に限らないが、漁業を中心に生活している地域を訪れると、すぐ海の近く、陸地の際まで住宅が建っていて驚く。こういう場所に生まれ育てば、海が生活のすぐそばにあること、生活と海が一体である感覚は当然強いだろうことは想像に難くない。東北の沿岸部は、東日本大震災に限らずこれまで何度も発生した大津波で深刻な被害を受けてきたろうに、人々は再び海の近くに家を建てる。それはとても自然で美しい風景であり、筆者はそのことに必然を感じる。海から離れて暮らすことが考えられないという感覚が強くあるのだと思う。東日本大震災以降、そうした風景に接するたびに、高台移転や10何メートルの高さの防潮堤など、本当にそこに暮らす人々のためになることなのだろうかといつも考える。絶対的な最適解などない問題であることは承知の上だが、あの津波を経験してもなお、「海が見えない生活など考えられない」という人々は多くいると思う。ただただ唐桑に住む人たちの平穏な生活を願って止まない。

さて頃も良し。昼飯を食わねばならぬ。ゆう寿司バイパス店を知ってしまった以上、気仙沼での食事にもはや選択肢は無い。ランチタイムの混雑をちょうど避ける形で13時前にゆう寿司に入店。お好みで握ってくれと親方に頼むと、ちょうど珍しいネタがいくつか入ってるんですという。さっそくオススメからお願いすると、握ってはくれるのだけど「まず召し上がってください」とネタの名前を教えてもらえない(笑)。まず出てきた白身の握り、ものすごくおいしいけど何の魚かわからない。「まだ新鮮だから身が硬いと思いますが…。明日か明後日にはもっとほぐれるんですけどね」と言われたのがなんとアンコウ。数日後に控えた宴会のためにようやく入手できたものだという。まるで白身魚の旨みを凝縮したかのような濃厚なお味。白身に「濃厚」という形容詞もどうかと思うが、そうとしか言いようがない。宴会のために仕入れたネタのおすそ分けだったからおかわりしなかったけど、衝撃的な旨さだった。ほかにも珍しいネタをいくつか握ってもらったが、いつでもこれらのネタがあるわけではない。寿司屋さんにとっても千載一遇のネタばかりだという。「○○も××も、しかも▲▲まで同じ日に入るなんて、寿司屋にとっちゃ盆と正月がいっしょに来たみたいな感じですよ」と親方は嬉しそう。「寿司屋のネタは海と相談ですから」という親方の言葉も重みが違う。この日に訪れた筆者は実にラッキーだった。





親友あにまる君が
「ネタを乾かすな!写真なんか撮ってる場合じゃない!」
と怒るので、出されるそばから口に放り込んでいたので、
画像は乾いても問題ないアナゴのみ


親方夫妻と別れて13:30。前述のとおり16時に約束があったために仙台まで2時間半で戻らねばならない。こうなると高速道路の使用は不可避だ。まことに不本意ながら、しかしせめて道中楽しみたく宮城県の最北インター、若柳金成インターチェンジを目指す。禁を犯して再びR284を一ノ関方面へ戻る。しかし気仙沼から金成までだって1時間半強かかるのだ。時間的にはなかなかスリリングな道のりである。急いではいるが一ノ関市川崎町からK48に折れ金成を目指す。久しぶりに走るK48は楽しかった。高地独特の山に挟まれた田園地帯や牧草地帯を縫って走る美麗県道なのだが、雲行きがどんどん怪しくなってくる。無事に金成で東北自動車道に乗ると、まさに仙台方面だけが夕陽に明るく輝いており、雨雲から逃げるように南下することになった。
 


目指せ一関


結果的に5分遅刻したが、約束を果たせた。本当は金成から栗駒方面へ抜けて来たかったのだが、仕方ない。それはまた今度。ちなみに唐桑では今回も千葉さんのお宅の前を通ったのだが、例の作業小屋は物置に変わったしまったようだった。もうお飾りは作っていないのだろうか。千葉さんのご健勝を祈りつつこの項終わり。



8時間/327km

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■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

■朝練&夜活■
早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■EDO■
Eat and Drink Organizationの略。
親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
「同乗者無しでひとり1台」
「うまいものを食べ、飲む」が掟。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。
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