クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
プントエヴォで行く!貸切営業酒田港
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タイヤを新調したので走りに行かねばならない。2019年のテーマ「山形探訪」に則り、山形県新庄市から酒田市へ抜けるR344走破を第1目標に走り出した。行きつけのカフェのマスターが「R344が気になっている」とつぶやいていたからだ。マスターもツーリングの楽しみを知っている方なのだ。

新タイヤ、ミシュラン PS4の優等生っぷりに浮かれてペースも良い。R457で仙台から北上する毎度お馴染のコース。宮城県K156、K223などを経由して川渡温泉から鳴子温泉へ。R47で新庄市へ向かう。
 

色麻町の定点観測地点


鳴子温泉の空には不思議な模様が…!

最上町へ入ったらやや雲が多くなってきた。残暑とは言え、もはや太陽が出ていなければサイドウィンドウ全開で耐えられる暑さだ。本当はPS4の静寂性を確認するために窓をしめて走るべきなのだが、山の風が気持ち良いので窓を閉めたくない(結局酒田市街地手前まで窓を開けていた)。異国の地のガススタンドでハイオクを給油するのも楽し。新庄市街地のすぐ手前、長尾トンネルを抜けてすぐに分岐する農道(?)へ入ってみる。交通量多めの新庄市街地を抜けるよりも快適に走れるだろうと予想したのだが、これが大勝利。田舎道をマイペースで走る快楽よ。
 

フジイSS(山形県最上郡最上町向町480-4)


交換後ここら辺で大体100kmくらい。
ボルトの緩みがないかチェック



ズガビゴン

JR新庄駅前と最上公園と新庄市街地を経由してR458に乗る。K35に途中から分岐して真室川町を目指す。タイヤ交換したクローバーガレージからの出発が10時ジャストで、真室川町近辺で昼時だ。本当は真室川町で偶然見つけた食堂でカツ丼でも食べようかと思っていたのだが、途中呑んだ「カルピス微発泡(かなり濃いめ)」の炭酸が胃袋を膨らませたのか、腹が減らない。田舎の3ケタ県道なローカルな眺めを堪能する。食堂は見送ったが目にはご馳走である。
 

山形県K35
真室川鮭川線



真室川町 差首鍋地区生涯学習センタ-「まざれや」

無事にR344に乗ると、酒田市郊外までひたすら山の中を走ることになる。ゆるいアップダウンがひたすら続くライトなワインディングを経て酒田市街地へ。時計はもはや14:30近くである。
 

画面中央の建物の向かいあたりが
山居倉庫

何かお腹に入れた方がいいだろう。酒田市街地で訪れたいお店はふたつある。ひとつは酒田港にある酒田港海鮮どんやとびしま。これはEDO MTセッション第1回の目的地となった由緒ある(笑)お店である。もうひとつはとんかつわたり(山形県酒田市相生町1-5-49)。家族旅行の際に訪れた思い出のお店。しかし真っ当なとんかつ屋であるわたりが14:30を過ぎて営業しているはずもない。そこでプン太郎のノーズを酒田港へ向け、とびしまに飛び込んだ。のだが。

「貸切営業」

がーん。仙台から酒田まで来て貸切営業を喰らうとは…。こりゃ本格的にコンビニパンでもかじりつつ帰ろうかなと思い始めたのだが、念のために隣接するお土産街に足を運ぶ。なんと、小松鮪専門店がイートインもやっているではないか!というか、15時なのにほぼ満席ってどういうこと??あっけにとられつつも「中トロ丼850円」を発注。
 



酒田港。
ちょっとタイヤの皮むきのつもりだったが、
日本列島の反対側まで来てしまうとは…



とびしまでちょっと贅沢なウニトロ丼なんぞ頼んだら倍近い値段になるのだが、ここんちの中トロ丼は味といい量といい、この日の筆者にジャストフィットだった。鮪の煮付け350円というお土産を買って帰路に着く。酒田から下道だけで仙台へ戻ったらいったい何時間かかるのやら…。迷わずE7日本海東北自動車道→E48山形自動車道へ。
 

東北の日本海側にも着実に高速道路網は広がりつつある。便利で確かに時間短縮はできるが、先日美麗景色に陶然とした山形県K27や寒河江を素通り。残念無念である。これは筆者の計画不足。酒田で一泊すべきだったのだ。そうすれば2日連続で山形のおいしい県道を堪能できたのに…。E48川崎ICでR286へ。釜房ダム、秋保温泉、愛子(あやし)を経由して帰宅。
 

釜房ダム湖畔の定点観測地点




8時間/371km

この日の370kmあまりのツーリングを経てミシュラン PS4のレポートを上梓した次第。そちらに書いたように、タイヤノイズが減っただけで、ナンカン NS-2Rとは疲労の度合いが全然違う。山形探訪、まだ消化できていないお題もある。それにK27のように、もう1度走りたい道もある。次はどこへ行こうか。プン太郎、おつかれさま。
 

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プントエヴォで行く!肘折温泉悲喜交交
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山形県大蔵村、「四ケ村の棚田」を見るためにプン太郎を走らせてきた。今年の6月に訪れた時、現地は土砂降り。結局お目当ての棚田も見ずに帰ってくるという、実に中途半端な結果となってしまった。

2019年6月18日
プントエヴォで行く!四ケ村の棚田・にわか雨の定義

この日、太平洋側の仙台はどんよりした天気だったが、天気予報によれば日本海側は概ね晴れるそうな。半日ツーリングには最適な距離感。改めて四ケ村の棚田を見に行こうじゃあないか。例によって息子もついてきた。
 


鍋越峠に向かって標高を上げていく。
空はどんより


リベンジツアーなので、コース取りは前回に準じる。その際の往路地図を再掲しよう(撮影ポイントが入力されているが、これは前回のもの)。

 



R347で山形県入りすると、みるみる晴れ間が広がってきた。素晴らしい。勝利の予感である。
 


尾花沢。銀山温泉の近く


前回道を間違える失態を犯したが、今回はそれもリカバリー。案の定正しく走った方が景色も良ければ距離も近い。
 




気温がぐんぐん上がって、外気温計はあっという間に30度を超える。予報では34度らしい。しかし憂うべきは気温だけではない。軽い峠道のパノラマに狂喜して写真を撮ろうと外に出たら、気温だけでなくすごい湿気!高温多湿な山形の盆地特有の暑さだ。まいった。
 


山形県K30


この段階ではまだプン太郎も元気だった。順調にR458へ合流し、少しずつ標高を上げて行く。四ケ村への交差点はほどなく現れる。
 


前回来訪時に休館だった「ふるさと味来館」なる施設を訪ねてみたら、再び休館ではないか!もういや。
 


あぁそうですか


ま、いいや。目的は棚田だ。あまり充実しているとは言えない看板表示を頼りに、「立派なあぜ道」という風情の細い道を進めて行くと、なるほど棚田が眼前に広がってくる。これはなかなか見応えのある美麗風景だ。ふと行く先に目をやれば、同じ目的だろう、BMW ミニCOOPERがあぜ道の先で今まさにUターンしようとしているところだった。お互いに道を譲り合って別れたあと、筆者たちはさらに山肌を登って、軽トラックが停まれる程度のスペースを見つけてプン太郎を停車。素晴らしい景色である。
 


さらに気温が上がったようだ。エアコンの設定温度を下げたところ、山肌の急斜面を登るプン太郎のパワーが明らかにエアコンコンプレッサーに喰われる。1速でこんなに走るのは久しぶり。暑いを連呼しながらぐるりを見渡すと、あれ?もっと登ったところに東屋みたいなのが見える!なんだ!あそこなのか!!と早合点を恥じつつさらに山肌のあぜ道を登る。プン太郎がんばれ。ようよう到着したら、ビューポイントはもっと立派な農道沿いにあった。なんだー、曲がる道をひとつ間違えたなー、などと言っていたら、先ほどのミニが走ってくるのが見えた。ミニのスペースを空けてプン太郎を停める。
 




ちなみにこのミニ、多摩ナンバーだった。おふたりはご夫婦であろうか。多摩から大蔵村へ観光?里帰り??ま、余計なお世話である。

あと1ヶ月もしたら稲刈りシーズンだろう。青々と繁る棚田を見られて感激だ。しかし感激でも棚田でも腹は膨れない。我々には昼食という次なるミッションがある。ふるさと味来館が休館である以上、順当に考えてこの四ケ村のさらに奥(R458で南下した先)にある肘折温泉へ向かうしかあるまい。新庄市のエンジェルズのカツカレーでは盛りが良すぎるしな。山の中を走り抜ける細い農道でR458をショートカット。途中ラベンダー畑や広大な牧草地帯(?)など、素晴らしい景観に出会うことができた。が、エアコンフル稼働のプン太郎は動力ロスがさらに酷く、いつもよりも1段下のギアを使わねばならなかった。
 




到着!肘折温泉!


以前おいしい思いをした餅屋久兵エさんに真っ先に向かったのだが、どうもお休みのようだ。仕方ない、「ひじおりの灯」の作品鑑賞を先にしよう。作家にして同僚の素晴らしい作品が見られるはず。前回展示されていたお土産やさん「ほていや」に赴く。あったあった。しかし新作ではなく2017年制作の作品だった(つまり前回見たもの)。

第13回行灯絵展示会「ひじおりの灯」

閑話休題。この「ひじおりの灯」は素晴らしい企画だと思うが、現地での案内が不足しており残念だ。宿やお店の軒先に作品は展示されていて、ちゃんと作家名も作品の由来もひとつひとつはわかるようになってはいる。しかし温泉街全体のどこに誰の作品があって、どれが新作なのかなどの情報は入手できない。ウェブにはある。事前にチェックしていかなかったこっちもマヌケだが、しかしせめて温泉街に作品と作家のリストなどがあると良い。できればマップ入りで。あったのかもしれないが、少なくとも筆者たちの行動範囲では見つけられなかった。くり返し書くが、とても良い企画なのだ。現地のアクセシビリティにもう一工夫ほしい。実はほていや2017年作品を作った田中望だけでなく、浅野友理子、伊藤眸というさらにふたりの作家とも筆者は仕事をしたことがあって、帰宅後に彼女たちの出展を知り、臍を噛む思いである。

田中望
浅野友理子
伊藤眸

そんなわけで同僚ふたりと元同僚ひとりの作品を観損ねた。9月半ばまでにもう一度行かねばなるまい。以上、閑話休題。
 


田中望2017年の作品


お土産も買ったし、昼食を如何せん。実はこの日はお盆連休中の真っただ中。温泉街だからと思い油断したとは言え、こうも軒並み食事処が「休業日」では…。とさまよううちに1軒のお店を発見。他に選択肢も思い浮かばず、そのまま入店。

このお店のことは触れないでおこう。人生でもっともおいしくないカツ丼を食べた、とだけ書いておく。退店した筆者たちは、とにかく口直しをしたかった。店内で出された肘折温泉ガイドブックに掲載されていたあるお店に行ってみる。
 




逆転満塁ホームラン。この羽賀だんご店さんが超絶おいしいだんごを食べさせてくれたのだ。満腹ゆえだんごを一串ずつ食べただけだが、あんこ、ごま、双方とも凄みを感じさせるほどの美味だった。この店はだんごだけでなく餅も食べられる。なんのことはない、初めから羽賀だんご店に入り、餅でもだんごでも食べれば良かったのだ。愚かなり

ふるさと味来館、酷い某店で2敗。棚田の美麗景色と羽賀だんご店で2勝。タイまで持ち込んだ。このまま帰宅して引き分けても良いが、肘折から新庄方面へ抜ける、R458よりも魅力的なコースが実はあるのだ。銅山川を挟んでR458と並走するK57とK331である。軽めのワインディングを含む交通量激少のヘンタイ向けコース。ここを味わって勝ち越しに持っていきたい。
 


なんだよ「当面の間」ってのはよ…。まいった。負け越した。仕方なくR458をすごすごと戻る。だが往路と同じ道を帰るはご法度。途中K36(新庄次年子村山線というらしい)に曲がろうとしたら、こちらも災害通行止め表示。がーん。負け数を上乗せしてどうする…。結局K306を使って次年子へ抜け、R13をまたいでK120を南下、村山、東根市を経由してR48で関山峠を越えて仙台へ帰ってきた。
 


東根温泉近くで


冒頭にリンクを張った6月エントリー時。
偶然同じ場所の写真を撮っていた。
自分にとって如何にも村山・東根な
風景なのでした


この帰路途中の東根市公益文化施設「まなびあテラス」に元同僚が勤めている。一体どんだけ元同僚が出てくるんだよ!とお思いかもしれないが、本当なのだから仕方ない。K120から少し東に入った場所にあるので、挨拶していこうと思って立ち寄ってみた。大方の予想どおり、この日は休館日だった。うむ。順当に負け数を上乗せ。こうなったら事故なく帰宅することが最優先ミッションである。関山トンネルを仙台側に抜けたとたん、案の定天気は下降線。いや、仙台はずっとこんな天気だったのだろう。
 


仙台市青葉区大倉ダムから
山形方面を望む


後日、オフィスで田中望と羽賀だんご店の話をしているそばを同僚が通り抜けた時、突然我々の方を振り返って「あ、肘折温泉のでしょ?」と声をかけてきた。羽賀だんご店、そんなに有名だったのか…!!もう肘折温泉へ行っても食べ物に困ることはない。いや、肘折温泉、本気で宿泊してみたい。それも連泊だ。田中の制作ブログを読むと余計に。作家である同僚。出展している温泉街。おいしいだんご屋さん。これもご縁であろう。
 


約7時間/244km
なんと6万のキリ番を見逃した

 

途中途中、あり得ない勢いでラジエターファンが回っていた。プン太郎おつかれさま。タイヤ、買わなきゃな。


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プントエヴォで行く!酷暑の宮城県北ツアー
| その他のツーリング・夜活など | 18:13 | comments(0) | trackbacks(0) |


先のエントリーに書いたとおり、酷暑を理由にツーリングを諦めるべきではない!を体現すべく、宮城県北方面へツーリングに行ってきた。夏休みの惰眠を貪る長男を伴って…ってこれは去年もたくさん書いたな。

この日のスタートは珍しく仙台市街地である。宮城県庁に赴いた長男を拾ってからという段取りだったのだが、所要時間の見積りを大幅に過ぎて、出発は10:30近くになった。この日のメインディッシュは県北・伊豆沼のほとりの「くんぺる((有)伊豆沼農産の直売所とレストラン)」。そして伊豆沼-石越-細倉と県北の田舎道を辿っての帰路のふたつである。まずは珍しく幹線道路を大人しく北上し、仙台市泉中央、富谷市から大和町、大郷町へ抜ける。
 


宮城県庁(左)と
宮城県警察本部とか公安委員会とか


伊豆沼へのコースもすっかり定番化してしまったので、ちょっと違う道を行ってもいいな…などといらぬ出来心を起こしたとたん、瀬峰のあたりで道路を1本勘違いし、田んぼの中の農道をあちこち走り回る。ところが、この周辺の視界360度が筆者好みの「夏の田舎」の風情。道は間違ったが大勝利である。
 


JR東北本線を貨物列車がゆく。
ここで電車を見られるといつも
「ラッキー!」と思う

 

迷い込んだ田園地帯にて。
「とじまりしっかり どろぼうガッカリ」が最高。
奥に見えるのは駒形神社
(登米市迫町新田駒林前)



プン太郎とラブホテルシリーズ。
驚愕の宿泊不可物件
「ホテルみちのく」
(登米市迫町新田台所73-6)



長沼と伊豆沼の間を迷い走り、
こんな味のある石碑の脇を。
利府にある青麻神社と
唐桑半島の御崎神社がなぜ並んで…??


もう一度走ってみろと言われても走れない道を多数走ったが、無事「くんぺる」に到着。空腹の親子ふたりでまずは直売所になだれ込み、お総菜コーナーを物色。ここの炊き込みご飯パックとメンチカツを組み合わせれば、500円で至福の昼ご飯が食べられるという寸法だ。だが!肝心のメンチカツがない!!炊き込みご飯はあるのに…。あー。仕方ない。隣接するレストランに宗旨替え。息子にしてみれば「しめしめ案件」だろう。
 


伊豆沼農産の一部門、伊豆沼ハムは素性の良いハム、ベーコン、ウィンナーなどを作っており、ここレストランくんぺるでも肉メニューがお勧めなのは言うまでもない。そこで筆者は「香草ステーキ」、長男は「くんぺるハンバーグ」をオーダー。ほぼ満席のにぎやかな店内で黙々と食べる。
 


食後にソフトクリームを食べたいとぬかす長男と直売所へ戻ったら、なんと!まんまとメンチカツが並んでいるではないか…!この無念さをどう書けばみなさんに伝わるだろうか。失意のうちにお土産をいくつか購入して帰路へ。冒頭に書いたとおり、仙台市へ戻る帰路もこの日は重要。まずは岩手県境の石越まで北上、そこから迫川沿いのK4や名も無き道を西へ進む。R4を横切ってK181、R457に乗り、栗原市細倉を目指す。これ、実は昨年のこのエントリーの後半を逆行しているだけなんですけどね。

2018年9月12日
プン太郎で行く!細倉・だるま屋・伊豆沼へ
 




本日の往路に引き続き最高の田んぼツアーが実現。深く考えずに細倉からもR457。岩出山を目指す。途中いくつか電光掲示板の外気温表示があったのだが、花山付近でとうとう38度と表示される。うそだろ?と思ったがプン太郎の外気温計も37.5度と表示。おかげでエアコンロスが著しく、プン太郎は3,000rpm以下では思い切りもっさりした加速になってしまった。くっ(悔)!しかもこの気温だといくら設定温度を下げても、日光が直接当たる部位は涼感を得られず、もはや温室内にいるようだ。時々現れる日陰が実にありがたい。
 


冷却ファンが尋常じゃない回り方


エアコンロスに加え、助手席でうつらうつらしている長男がいるので、極めて大人しく走り続けて岩出山に到着。花山太右衛門商店にて銘菓「酒まんぢう」を買うのも、近年定番すぎて何度書いたかわからない。
 


岩出山町少しだけR457を走ったものの、ペースの遅い前走車の列にうんざりし、多田川を西進する名も無き農道へ右折する。裏道を走って色麻町へ。王城寺原陸上自衛隊演習場脇の農道で定点観測を実施。南川ダムを経由してR457へ戻る。
 


陸上自衛隊王城寺原演習場脇の
定点観測地点にて



南川ダム湖畔駐車場にて


R457で仙台市へ帰る


約5時間/200km
(仙台市街地から富谷町までの
約20kmを加算)


予想に反して超が付く晴天の下での県北ツーリングとなった。しかしさすがに外気38度の中200km走るのはプン太郎に過負荷なのではないか…と思わされる1日だった。夏は好きだが38度はやり過ぎと言えよう。早く酷暑が過ぎ去りますように。

 

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C3で行く!ケバブサンドとだしそばの道2019
| その他のツーリング・夜活など | 21:04 | comments(11) | trackbacks(0) |


7月下旬から8月初頭まで、近年稀な仕事のビッグウェーブに飲まれきってしまい、プライベートが完全にフリーズしていた。ツーリング?メインテナンス??一切なかった。ようやくビッグウェーブを乗り切ると、にわかに不足分を取り戻したくなる。リハビリ企画としてライトな山形ツアーを実施。ちょうど昨年同じ時期に実行した、寒河江チェリーランドでケバブサンド、山形市内の竜山でそばを食べるという食いしん坊ツアーである。今回は息子だけでなく家人も同行し、シトロエン C3でのんびり走る算段である。

そういうわけで、コース取りから立ち寄る場所まで、何から何まで以下のエントリーと全部同じなのだ。違いはC3で家人と運転を折半していることだけである。

2018年7月27日のエントリー
プン太郎で行く!ケバブサンドとだしそばの道

「なのであとは上記リンクを見てくださーい」でも良いのだが、それではアンマリなので、ブログエントリーのリハビリも兼ねて道中の様子を書いてみる。

さて当日、山形市郊外の竜山で遅い昼食を食べるとして、寒河江でケバブサンドを食べるのを11:00とした。自宅を10時少し前に出発。
 


走り出して30分もしないうちに
コンビニへIN!



C3のダッシュボードカムが
大活躍



でも外気温計は40度などと
たわけたことをぬかす



一路関山峠へ


仙台市内からR48で関山峠を越えると山形県東根市である。最近お気に入りの果樹園の真ん中を通り抜けるコースを走破し、山形空港と大好きなとんかつ3男坊をかすめR287へ乗る。
 


一見すると遠回りではないかとおもってしまうが、最上川を横断する橋の位置の関係から、仙台市北部からだとこのコース取りがどうやら一番良いようだ。R287からK25へ乗り換えれば、最初の目的地「道の駅寒河江 さがえチェリーランド」はすぐだ。昨年はアウディ R8 V10といっしょだったが、今年は日産 GT-Rである。
 


 


このチェリーランドには別棟でトルコ館があるし、今回お目当てのケバブを代表とするトルコ料理屋台があったりする。寒河江とトルコの蜜月っぷりはどうしてなのか?と以前から不思議に思っていたのだが、この日、同じ敷地内にある「さくらんぼ会館」に立ち寄って、ようやくその謎が解けた。寒河江の特産品「さくらんぼ」の原産地がトルコなのだそうで、そのご縁からこのトルコ文化への厚遇らしい。ともあれ、その恩恵に浴してうまいドネルケバブサンドが食べられるのだから万万歳である。
 


今日も絶好調の
おじさん





かき氷やアイスも食べて、思いがけず長時間滞在になってしまった。さっそく竜山へ向かう。もちろん寒河江市内や村山を抜ける最短距離コースなど走らない。R287を南下して朝日町へ。定番のK18、K143へ折れて白鷹町を経由し、K17で山形県民の森を走り抜けて山形市街地へ。R13などを走るコースと比べ時間にすれば約2倍かかるのだが、ワインディングを走るこっちもメインディッシュなのだから仕方ない。



R287で朝日町内を爆走




定点観測地点


こちらも定点観測地点。
遠くに見えるは朝日連峰



後ろの山のハゲている部分こそ
白鷹町営スキー場なり



山形市内へ向かう途中の
たらたら清水にて



この絶景ポイント、
その名も「恋人岬」という


混雑する山形市街地を抜け、東北芸術工科大学付近からは軽やかに西蔵王公園付近の極上ワインディングを駆け登る。13:30過ぎに無事「竜山」へ到着。昨年は筆者と息子以外にお客がおらず、図らずも貸切状態でそばを堪能したのだが、今年は数組の先客が。めでたいことだ。駐車場に駐車している物件のナンバーをよく見てみれば、あれれ?仙台・宮城が多い。山形の人は竜山でそばを喰わないのだろうか。遺憾である。
 




Oh!もりそば!


と天ぷら!!


そしてこちらが「だしそば」。
夏の山形名物「だし」がたっぷりかかっている


昨年期間限定メニューのだしそばを食べはぐれた息子と家人はメニューも見ずにだしそば一択。昨年堪能した筆者は天ぷらと盛りそば。テーブルに料理を並べながら、お店の人が「もう新そばなんですよー」とわざわざ声をかけてくれた。途中だしそばを家人から一口もらう。複雑玄妙だが爽やかなのど越し。家人の分析では刻まれて入っている青とうがらしが「良い味出してる」ようだ。それだけでも充分に複雑な味なのに、そこにとろろと揚げ玉を加えると、何層にもレイヤリングされた旨味がひたすら舌の上と喉で炸裂する。うー、たまらん。そばに思い入れのない筆者ですら悶絶するうまさである。そして当然のことながら盛りそばも天ぷらもうまい。さっきケバブサンドを食べたはずだが、まったく影響を感じない。

本当はこのまま竜山の客間で昼寝ができれば言うことないのだが、言っても詮無いことである。あとは大人しくR286で笹谷トンネルを抜け、R457をひたすら北上して帰宅した。
 


セブン-イレブン 山形蔵王インター店


山形自動車道、
笹谷トンネルを
仙台側に抜けました


お盆といえば東京は人口減の期間だと思うが、逆に東北は超混雑するのだ。遠出するにもよほど行き先を吟味しなければ、大渋滞に巻き込まれるリスクがある。お盆は大人しくしてるか…なんてしているうちに夏も終っちゃうんだよな…。イカン!混雑のない暑い時に暑い場所へ行き、暑さを身体に刻み込む今回のようなツーリングも必要なのだ!と、真夏の日帰りツーリングの意義深さを主張してこの項終わり。
 

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プントエヴォで行く!至福の岩手県道1号線他
| その他のツーリング・夜活など | 09:26 | comments(4) | trackbacks(0) |

高速道路、有料道路を使わずに岩手県盛岡市から宮城県仙台市へ帰ってくる。200km程度の道のりではあるが時間はかかる。だがそれは至福の時間だった。

実はこのコースは以前にも挑戦しようとしたことがある。昨年5月の「プン太郎で行く!下道・盛岡2018」がそれだ。そのエントリーの最終段に筆者はこう書いている。
 

翌日の帰路は御所湖から錦秋湖へ下る「岩手県道大冒険その2」を目論んでいたのだが、ある事情から予定を変更、ひたすら東北自動車道でこの200kmを下ってきた。


この「ある事情」とは通風の発作である。この数日前から左足首に足を捻った時のような鈍い痛みがあった。通風など患ったことがない筆者、違和感を覚えつつもほっときゃ治るだろという、身体もクルマも同じロジックで放置。だが上記エントリーの夜に痛みはピークを迎える。楽しい呑み会の席で「あ、それ、通風だよ。大丈夫、薬飲めば治まるから」というありがたいアドバイスはいただいたが、異郷の地でその薬はどーすんのよ!!呑み会は座ってりゃいいが、散会後激痛に脂汗を流しつつ宿まで1.5kmの道のりを歩くという地獄を見たのだった。ましてや問題はその翌日の帰路。通風は患部に負荷をかけなければ痛くないのだが、6MTのプン太郎で、左足に負荷をかけずに運転することなど不可能だ。とにかく高速道路に乗ってしまえばあとは何とかなるの心意気で走り出したはいいが、Cペダルを踏むたびに「うおおぉおおぉおおおっっっっ!」と叫び声をあげることになった。いや、比喩じゃない。文字通り這う這うの体で病院に倒れ込み、薬を処方してもらった。もうあの地獄には行きたくない。
 


 

というわけで、ようやくリベンジの時が来た!!。筆者の期待感は容易に想像いただけよう。前夜(というか当日)26時近くまで盛り上がったこの呑み会の翌朝、8時前にはホテルを出発。盛岡市街地と秋田県境のちょうど真ん中あたりにある御所湖まで約30分のイントロを楽しむ。郊外への道行きだからか朝のラッシュの影響はない。
 


御所湖の西端付近で岩手県K1に乗る。いよいよだ。
 


濃密な緑。曇り空に薄日。今度は通風の痛みじゃなくて喜びの雄叫びをあげた(これは比喩です)。山間の県道を走る気持ち良さとは、とどのつまりマイペースで走ることができるかどうかなのだが、幸いほぼ全編が追い越し可能路線で、それでなくとも交通量は少なく、時々いる前走車もペースは良い。おおお。こりゃまた大勝利路線じゃないか。
 


雪深さを物語る
高い位置の矢印



大小様々な種類のタイヤで作られたキャラ、
その名も「安全第一君」


そんな具合に絶好調でK1を走破し、岩手県西和賀町の川尻橋交差点でR107と合流する。少しだけR107を秋田方面へ進み、次はK320、K40へ進む。K320は宮城-福島間でよく経験する、対向車が来たら一旦停止を余儀なくされる感じのワインディング。しかも落石が著しい。こわいよ!
 


K320北側入り口にある
何やらよくわからないスペースにて



直前の雨も影響しているのかもしれないが、
こりゃあひどい



これから走るK40も見える


ちょっとした峠越えのあと合流するK40は、ふたたび集落と集落の間を走る細い生活道路の態。毎年1度は走る栗駒山北側のR342につながるこのK40も楽しみにしていた県道のひとつ。走破区間は短かったが期待を裏切らない風情だった。R397を一瞬だけ西進してR342に無事に合流。次は宮城県、秋田県、岩手県の3県にまたがる栗駒山の北側を走って、お馴染の宮城県岩出山へ抜ける参段。
 


筆者近影


R342は秋田県東成瀬村を南北縦に走り抜ける大好きな道路なのだが、この日は異変が。村の南奥(つまり集落を抜けてあとは栗駒山へ登って行くだけの部分)に成瀬ダムが建造中で、そのための工事車両が山のように走っているのだ。しかも村民への配慮だろう、工事車両は時速40km厳守!!とあちこちに看板が立っている。40km/hで走る工事車両が4台も5台も連なって大量に走っているのである。これには参った。実際に工事現場を見ればその規模は凄まじく、むべなるかなとは思うが、こんな状態が何年も続くのかと思うと東成瀬村民には同情を禁じ得ない。ダム工事現場さえパスできれば、あとはいつものR342である。一転してマイペースで標高を上げて行く。
 


凄まじい規模の
成瀬ダム工事現場。
あと何年かかるのやら



相変わらず山菜取り人向けの看板があちこちに。
「捜索費用莫大にかかります。」がリアル(笑)
栗駒山系遭難対策協議会謹製



須川湖。
珍しくガスがかかってない。
盛岡から宮城県まで
ジャスト3時間だった


ここから先は「毎度お馴染」なルートなので、ひたすら安全運転だけを心がけて栗駒山を下り、花山ダム、小野ダムを経て岩出山方面へ抜ける。筆者の宮城県内ラーメン屋ランキングベスト3に入る「大黒屋(大崎市岩出山下一栗一本杉5-15)」へ。エントリー冒頭で共有している地図の終点はこの大黒屋である。
 


宮城県側は曇天。
湯浜峠は濃霧









醤油チャーシュー麺830円
半ライス110円
半熟煮玉子60円
合計1,000円で天国へ行けます


醤油チャーシュー麺で腹を満たしたあとは、ひたすら帰る。宮城県に入った途端天気はぐずり始めた。寝不足は数々の良道を走破する高揚感が打ち消してくれたが、さすがに手慣れた道を満腹で走るのは難しい。ペースを落として慎重に走る。
 


盛岡旅行のおみやげを
宮城県岩出山で購入。
ベリーエクセレント酒まんぢう屋、
花山太右衛門商店
(大崎市岩出山字二の構147)



陸上自衛隊王城寺原演習場脇の
定点観測地点



往復路の合計なので参考値。
約9時間/往復483km。
復路だけなら約6時間


さすがに盛岡から200kmの距離を、下道+峠道+山道の組み合わせで仙台に戻ってくることを万人には奨めないが、パーツに分解して楽しんでいただくことはできると思う。岩手県K1は特におすすめ。夏も良いが秋も良いだろう。それに岩手県はR4、E4(東北自動車道)の東側、太平洋側も味わい深い県道・国道が山盛りである。筆者のようなひとりツーリングマニアにとっては宝の山なのだった。
 

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プントエヴォで行く!山形県道27号線・出来過ぎの田舎道
| その他のツーリング・夜活など | 20:19 | comments(4) | trackbacks(0) |


<序章>
2019年を隣県・山形県探訪の年と決めたはいいが、多忙と悪天候のおかげで思うようにならない。K27で白鷹町まで南下しようと下道でとことこ月山まで行ったのに、積雪による通行止めで敢えなく断念したのは4月の話である。だがこの山形県K27、地図で見る限り山の中のワインディングであり、明らかにプン太郎向け案件。7月にもなり、満を持してリベンジマッチに出かけることにした。

レポートを書き進める前にひとつお詫び。今回カメラの操作を誤って最低画質で記録してきてしまった(電子メール添付に最適なサイズです、とカメラの取説には書いてあった)。なので画像のクオリティが著しく低い。画像を楽しみにしてくださっている読者は少ないと思うが、そんなわけですみません。

<第1章 山形県道27号線>
さて今回の道行き、言わば4月のやり直しなので、月山までの行程は山形自動車道を使って大幅に端折ることにした。普段はそんなことはしないのだが、月山IC以降の道行きが大変ボリューミーだったことを考えると、この日のこの選択は大正解だったと言わざるを得ない。自宅を8時過ぎに出発したものの、前夜も当日朝もわくわくし過ぎて眠れない/早起き起因の猛烈な眠気が…。やむを得ず山形SAで仮眠。おっさんのくせにマインドだけは小学生でとほほである。眠気払拭後は一直線に月山ICまで。さぁいよいよK27へ進入である。
 


プン太郎がお漏らししてるわけじゃなく、
前に停まっていたクルマが
非エコな駐車をしていたせい

 


4月にすごすご引き返した交差点。「この先通行止め」という看板はめでたく撤去されており、走り出すと深い緑に囲まれた舗装路が目の前に延びている。K27を月山ダムから南下すると、しばらくは左側には寒河江川が満々と水を湛えて流れている。対面交通ながら道路幅は充分に広く、またアップダウンも最小限で走り易い。しかも交通量は果てしなくゼロに近い。なんだこの道は。想像を超えて素晴らしいじゃあないか!住所で言うと西川町大井沢付近までは民家もあるし集落もある。田んぼや畑に人の姿も見える。厚い雲に覆われていた空もところどころに青空が出始めた。できすぎた初夏の1日である。
 



この嬉しい感じは宮城県栗原市と岩手県一関市(のごく山側)を結ぶK49やK37に似ている。岩手県道も山形県道も太鼓判の極上県道。そんな道路を午前10時すぎにひとりでプン太郎で走る…。これを上回る悦楽など片手で足りてしまうだろう。

大井沢を過ぎると、K27はだんだん標高を上げていく。途中分岐するK289に入れば、当面の目的地としていた朝日町・白鷹町に直接入ることができるのだが、未舗装路区間の予感がしてスルー(帰宅後Googleストリートヴューを見てみたら全然そんなことはなかったのだが…)。大井沢トンネルに向かってさらに標高を上げていくと、眼下の眺めはさらに素晴らしくなる。
 




一方大井沢トンネルを抜けると一転して道幅は最小、しかも崖側にはガードレールもなく、踏み外せば即転落という激変ぶり。ではあるが横幅1,715mmのプン太郎でも難なく走ることがる。そしてそんな区間はほんのわずかで、すぐに別の集落が現れ道幅も広くなる。物産館を見つけて発作的に立ち寄り。
 






意外やこの地域の民俗資料館が面白かった。木製の使い込まれた農機具や生活道具を見ていると、我々が現代で享受している便利な生活なんて、実は本当にここ30年くらいの話なのだなぁとしみじみしてしまう。

<第2章 山形県道9号線>
さてこのままK27を進んでいくと寒河江市街地に出てしまう。もちろんそれは本意ではない。次のステージは最上川沿いを走るK9である。長井市から途中までは北上したことがあるが、今回は未踏破区間を含む南下行程。こちらもワクワクである。
 


K27からK9への乗り換えのために集落の中をうろうろしてしまったが、それもまた楽し。一部GoogleMap.appを頼って無事にK9に乗る。対向車とすれ違うのさえ気を使うほど道幅が狭い箇所が一部にあるが、現実には対向車などほとんど来ない。素晴らしい。

窓外の景色の素晴らしさにボーッとしつつ、なんとか脳内で仙台への帰路を組み立てる。帰宅する前に馴染みのカフェに立ち寄りたかったので、それは関山峠越え(R48)が一番良いのだが、それにはけっこうな距離を北上しなければならない。白鷹町から天童市まで北上するもっとも効率良いルートはR13だが、そんなコースは最初から想定外である。うーむ。ともあれ白鷹町まで来てしまっているので、R348で山形市郊外へ戻ることにする。そこからなんとかして県道珍道を見つけよう。そろそろ昼時だが、天童まで行けば680円とんかつの「ABC食堂」があるしな…。ん?とんかつ??東根市山形空港脇にベリーナイスとんかつ屋「3男坊」があるじゃあないか!置賜広域農道の入り口をかすめつつR348へ進入。ようやく帰路が確定した。
 






時すでに12時を廻っておりランチタイムの終了時間14時までには3男坊に到着したい。カフェの閉店は16時だし。長谷堂城跡公園(山形市長谷堂994-2・クルマで行きますOFF会#13の集合場所)でひと休みしてGoogleMap.appに3男坊の住所を入力。高速道路・有料道路を外す設定にすると、まんまと田んぼの真ん中の道が案内される。従順にプン太郎を進めると、ここがまた素晴らしいコースだった。

<第3章 R458と田舎道>



長谷堂城趾公園駐車場は
昼休みの営業車の天国
(と書いてパラダイスと読む)

 


交通量極少、信号なしというパラダイスである。画像でお分かりのとおりこの頃には完全に晴天で気温もぐんぐん上がって30度。窓全開で疾走する。K27、K9に続くこの日3本目の極上農道体験である。
 


往路は雲に隠れて
まったく見えなかった月山が
この頃にはくっきり


3男坊には13時過ぎに到着。もっとも廉価なロースカツ定食が1,500円。ブランド豚を使ったメニューはもっと高価なのだが、この1,500円のロースカツですら侮れない逸品である。ロッジ風の店内にモダンジャズが流れる居心地の良いお店なので、東北のとんかつ好きはぜひ訪れてほしい。
 




<第4章 門前喫茶Norah>
喰った。満腹だ。喰って悔い無し。そろそろ14時。R48関山峠を越えて仙台市青葉区大倉・定義山に向かう。この道中が本当に退屈で困る。大動脈道路であり物流トラック類を含めた流れの悪さにうんざりだ。だが山形方面から定義山に行くためのルートは、事実上このルートのみ。R286笹谷峠を越えても結局はR48に合流しなければ辿り着けない。仕方なくこの区間だけはいつも心にシャッターを降ろして無心で走ることになる。
 


門前喫茶Norahではマスター自家焙煎のコーヒーはもちろん、いつもケーキだのパフェだのの甘味を発注してしまうのだが、さすがにこの日は満腹なので、仕方なくアイスカフェオレだけをいただく。
 




あ、でも
アイスフロートに
しちゃった


今日一日、もうこれ以上良いことは起こるはずがないので帰ることにする。大倉から七北田ダム裏に出る峠道を、ゆっくり走るセダンの後ろについて下る。安全第一である。

<終章>
帰宅して画像を調べて驚愕。何かの弾みで画質を「もっとも低レベルな画質」に再設定してしまったようだ。あぁ、最後の最後にこんなワナがあったとは…。でも山形県K27にもう一度行くことはまったく苦痛じゃない。梅雨明けを待って再訪しよう。次は白鷹町か長井市でおいしいお昼ご飯の新規開拓が裏テーマである。
 


7時間半/297km

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プントエヴォで行く!すごく遠回りしてはちみつを買いに行った話
| その他のツーリング・夜活など | 18:01 | comments(4) | trackbacks(0) |

いつも宮城県丸森町で購入している我が家のはちみつが底をついた。やむを得ない、おいしいのだから。梅雨の晴れ間が広がったある日、せっかくなのですごく遠回りをして丸森町へ行ってきた。

筆者の自宅から丸森町へは宮城県を山から海側へナナメに横断する必要があり、その結果仙台市街地など人口密集地帯をぬけざるを得ず、非常にツマラナイ道のりになってしまう。そんな愚行を避け、この日は秋保温泉のすぐ手前にある仙台市天文台を経由して川崎町へ入り、R457で蔵王方面を目指す。そのままK51で七ケ宿町を経由して福島県国見町へ。つまり宮城県最南端の太平洋側へ南下するために、一旦正反対の山形側へぐぐっと回り込むという素敵な無駄コースである。福島県国見町、梁川からは阿武隈川沿いを東進し丸森町へ。今回はこの梁川からの阿武隈川沿いを走る初踏破区間を用意しておいた。ツマラナイが到着が早いコースと、時間はかかるが愛車と会話しつつ走るコースと、どちらに価値があるのかは、このブログの聡明な読者諸姉諸兄に説明するまでもあるまい。
 


仙台市天文台の奥から
秋保温泉へ向かう



川崎町内


ぐぐっと進んでK51沿いの
不忘平和記念公園



道の駅しちかしゅく


その七ヶ宿ダムの南を回り込む道。
以前じゃるさんがMiToの
底部を擦って
アンダーカバーを落っことした道





K46、小坂峠は
江戸時代からの由緒正しい街道


午前10時頃に自宅を出発した平日の県道は、どうしたってペースの遅いクルマが多い。こういう日だと観念してのんびり走るしかない。ちなみに小坂峠を少し下ったところにある定点観測地点は夏草が繁りまくっていてプン太郎を停めることができず、観測不可であった。気付けば今年も半分が終ろうとしている。夏なのだ。

国見町から梁川までの盆地然とした景色の中をのんびり爆走し、いよいよ阿武隈川沿いを東進するK101に突入。さぁここからが本日のお楽しみである。
 


この案内をK104側に曲がる。表示を信じるなら曲がらずにそのままK101なのだが、山中を行く割りには意外や道路幅の広い優良県道を平和に走ることになってしまう。何よりも以前のはちみつ購入ツアーでK101は走ったことがある道だ。だからこの日は阿武隈川といっしょに蛇行するK104と、さらにその先の細い名も無き道を前夜から楽しみにしていたのだ。
 




この阿武隈川沿いの道路が大当たりの大勝利。川の流れを横に見ながらマイペース走行という超絶愉快な体験ができた。現地の生活を考えれば走りやすいK101こそ正義であろう。しかし筆者のように「なるべく変な道を走りたい!」などというヘンタイにとっては、K104とその先のさらに曲がりくねる道路こそ贅沢である。ただ案内板もない細い道への進入は縮尺の大きな地図帳では追い切れず、GoogleMap.appはアテにならない(電波が微弱だから。郊外に弱いSoftbankの面目躍如)。結局いくつかあるアヤシイ交差点トラップのひとつクリアできず、途中からK101へ戻ってしまった。不覚。中途半端にクリアしてしまったこの梁川から阿武隈川南側を爆走するコースは、今後の定番になりそうだ。もちろん復習必須である。
 



丸森町の物産館「八雄館」


食堂「白木屋」さん


自宅から丸森町内まで3時間で到着。まずは物産館の八雄館にプン太郎を停め、はちみつを無事購入。その際おいしそうな唐揚げとおにぎりを保険に購入。会計を済ませ、こちらも定番となった感のある食堂「白木屋」へ入店。買ったばかりのおにぎりが頭をよぎり、ここは軽いもので済まそうとざるそば600円を注文。13時を過ぎているのにほぼ満席の白木屋、このざるそばがなかなか出てこない。恐らく母娘であろう女性ふたりですべてを切り盛りしているようで、ざるそばの注文だって厨房ののれんを押し分けて「ざるそば一丁ね!」と自己申告してようやく受理されるような塩梅である。テレビのワイドショーも見飽きてきた頃合いに、ようやくざるそばが運ばれてきたのだが…。
 


あのー、オレ、天ざるは頼んでないんですけど…。「あー、これ、うちのざるそばはこうなのー」。あ、そーなんですか?「漬物切らしちゃってて、奈良漬けでごめんねー」。なるほど、確かにざるそばと奈良漬けは合わない(泣)。ま、こういうお店の雰囲気は嫌いじゃないですけどね。

意外と満腹になってしまった。退店すると陽射しがきつく、気温も高い。こりゃあ家に帰り着くまでに悪くなっちゃうから、おにぎりと唐揚げはすぐに食べちゃった方がいいな!ということで、八雄館を出発してすぐ、クルマも人も通らない太い道路の木陰にプン太郎を停めて昼ご飯パート2。窓を全開にして阿武隈川を見ながら食べるおにぎりと鳥の唐揚げは最高である。ざるそばの後でなければ。保険に買ったと自分に言い訳しているけど、考えてみれば白木屋が営業中であることを確認してからの追加購入なのだから、いや、ちょっと言ってる意味がわからないんですけど状態である。まぁあれだな、八雄館のお総菜を食べたかったんだな、純粋に。
 


文字通り満腹になって帰路につく。前回と同じく大河原、村田へぬけてK31で仙台市内へ。帰路については特筆すべき点はない(笑)。お腹がいっぱいで、なんだかわからないうちに村田町まで到達していた…という感じである。
 


早く梅雨明けしてほしい。今年は中途半端にクリアしてしまった案件が多いから、再び出向いてコンプリートしなければならない。阿武隈川沿いのクネクネロードもそのひとつなのだ。
 


 5時間半/190km
 

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プントエヴォで行く!四ケ村の棚田・にわか雨の定義
| その他のツーリング・夜活など | 23:54 | comments(8) | trackbacks(0) |
山形県は大蔵村へ棚田を見に行ってきた。ここは大蔵村と書くよりも、肘折温泉の近くの四ケ村(しかむら)と伝える方がお分かりの方も多いかもしれない。大蔵村なのか四ケ村なのか。大蔵村の公式ウェブサイトによれば、大蔵村内の4つの集落を指して「四ケ村」と称したらしい。多い時は積雪が4メートルにも達するほどの豪雪地帯とのこと。いずれにしても山形県の真ん中付近の山の中である。

仙台が梅雨入りしてからこっち、さすがに雨中に遠っ走りをする気も起きず、プン太郎とともに鬱々とした日々を送っていたのだが、たまたまこの日は強風とともに雲が吹き払われ、仙台は時折青空が見える天気だった。棚田の件を思い出して山形・大蔵村の天気を調べると「にわか雨」だという。降水確率は50%以下。この情報をどう捉えるか。にわかに雨が降ってきますよということは、デフォルトでは降っていないということだ。降ってないのに突然降ってくるから「にわか雨」というのだ。つまり基本的は曇り空なのだろう。なんでもイイから走りに行きたいと思っていたので、思考にバイアスがかかっていたと言えば言える。

現地まではログを取っておいたので開陳しようと思う。
 

仙台市・大和町・大衡村とR457を中心に通り抜けるのはいつものとおり。いつもはさっさと跨いでしまうR347を、この日は西進して山形県尾花沢市に抜ける。銀山温泉を横目で見つつじわじわと北西に向かい、新庄市に近づいたところで、かつては酷道として有名だったR458へ合流。そこから目的地の四ケ村はすぐだ。
 

王城寺原演習場近くの
定点観測地点



ファミリーマート小野田神山西店

R347に合流してからは本格的に雨。ま、山越えだから仕方ない。その雨のせいか、山形へ抜ける鍋越峠(と言ってもR347でワインディングではない)は基本的にマイペースで走れてゴキゲン。雨だからそんなにぶっ飛ばしているわけでもないし、筆者はこういう時ラインを割るような運転は基本的にしない。だから時折物流トラックなどが対向してきても何事もない。晴れてればさぞ気持ち良かったろう。

鍋越峠を下っていっても思ったように天気は回復しない。ちょっとイヤな予感。初踏破区間を設定していたのだが、一部ふらふらと迷ってしまった。まぁいいけど。
 

山形側のR347付近をうろうろ


JR山形線
北大石田駅

尾花沢市内からJR北大石田駅を経てK30に乗るまでがちょっとした冒険になってしまったが(次こそうまく走ってやる!)、K30に乗って蛇行する最上川に近づいたり遠のいたりしながら進めば、R458へ合流できる。雨足は時折弱まるが、止むまでには至らない。この段階で目的地の変更も考えたのだが、もはや変更しようがないくらい奥地に来てもいた。「雨の棚田」というのも滅多に見られないかもね、ということでとうとう大蔵村へ。
 

山肌を切り開いて小さな田んぼが重なる景色があちこちに見られるが、とにかく雨足が強まるばかり。そばなどが食べられる「ふるさと味来館」なる施設を目指してみたのだが…。
 

定!休!日!

結果的にこの時が一番ざんざん降られた。カメラにタオルを巻き付けて上記画像を撮影したものの、筆者はずぶ濡れである。「にわか雨」の定義を再確認したくなる本格的降雨である。あううう。
 



身体が冷えてきた。これはもう退散した方がいい。晴れた日にまた来よう。どうせ「ひじおりの灯」を見にまたやって来るはずだから。仕方なくR458、K30の一部を引き返す。この辺から雨足は弱まってくる。んもー。K30からK306へ右折し、次年子(じねんご)を経由して村山・東根市へ。物流トラックが走りまくるR13の東側を通るK120は、トラフィックは遅いけれど、味わい深い民家やお店が多く、走っていて楽しい。この辺りまで来ると切れ切れに青空も見える。
 



東根温泉付近で
仙台方面を見やる

間もなくR48に乗ろうとするあたりにある産直施設「よってけポポラ」で旬のさくらんぼを購入。これから立ち寄る行きつけのカフェへお土産にする。そのままR48を(心にシャッターを降ろして)のんびり走り、仙台市内、定義山・門前喫茶Norahで昼ご飯。近在の音楽家・真理さんと落ち合い、カウンターでじゃがいものポタージュスープ、ホットドッグなど。もちろんおいしいコーヒーも。
 



後ろのサクランボは
ポポラで買ったもの

このお店ではマスターが腕によりをかけて様々な豆を日々焙煎しており、客の好みを聞き出してぴったりの味わいのコーヒーを勧めてくれるのだが、常連過ぎる筆者も真理さんも「今食べてるこれに合うの出して」と丸投げ。いつもマスターの顔をしかめさせている。
 

ここも定点観測地点


7時間/237km

真理さんと話が弾んで、Norahで秋にライヴを開催することが決定。土砂降りの四ケ村は残念だったが、終わり良ければ全て良しということで。
 

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C3で行く!・石巻でゆずこしょうゆを買わねばならぬ
| その他のツーリング・夜活など | 06:58 | comments(4) | trackbacks(0) |

我が家では石巻市山形屋商店の「ゆずこしょうゆ」なる商品を常備・愛用している。同市内のいしのまき元気いちばで金華さば焼き定食とともに食したことがきっかけだが、焼いた食材なら何でも合う…、いや、合うどころか旨味がツインターボで加速する逸品である。愛用しているが故にあっという間になくなってしまう。もちろん通販など使わない。買いに行かねばならないので石巻へ出かけてきた。おいしい昼食にありつきたい当家長男も同道。結局家人のシトロエン C3に家族三人同乗と相成った。
 


この日、プン太郎はるすばん


自宅から石巻市内への経路をGoogleMapに尋ねれば、筆者愛用のコースとは少々異なるプランが勧められる。しかし改心するつもりはない。多少遠回りでも眺めの良いコースを行く。例年よりも早い梅雨入りを迎えた仙台だが、この日は晴れていた。朝9時過ぎに出発。まずは大和町・大郷町を経由して鳴瀬奥松島ICへ。三陸自動車道へ乗る。
 


定点観測地点


東北本線
竹谷第二踏切


余談だが、うっかりミスで壊してしまったオリンパスのデジタルカメラXZ-2に代わり、新機種を導入した。なのでこのエントリーからはキャノン PowerShot G3Xというカメラで撮影した画像を使用している。この機種に決まるまでにも紆余曲折があったのだが省略。優先項目の筆頭に光学4倍ズーム以上という条件があったのだが、G3Xは光学24倍ズームである。そのズーム機能以上に画質が高精細だったことの方が嬉しい。ラッキー。
 


こんなの。
XZ-2でこの肌理の細かさは無理でした


カメラのことはどうでもいい。この日のハイライトは三陸自動車道、すなわち自動車専用道路を100km/h前後の速度で走るC3の挙動や如何に、というところ。鳴瀬奥松島ICから石巻女川ICまでの約15kmを100-120km/hで走破した結論としては、「もっ、さいっこ!(もう最高、の意)」であった。まず直進がビシッと決まる。ハンドルには手を添えているだけで良い。その電子制御アシストのハンドルも、あくまで滑らかなままセンターにどっしり落ち着く。かと言って別に切り始めの微舵域に不自然なフリクションもなく、リニアリティに満ちた旋回もできる。レーンチェンジスペシャルでもない。レーンチェンジスペシャルとは、鼻の動き出し領域だけは妙にクイックな反応なのに、旋回が深くなっていくにつれて曲がらなくなっていく、一部のクルマに見られる特性のことだ。少なくともC3にそれはない。EAT6で制御される3気筒エンジンのノイズも大した事はない。いやぁ、これなら東京日帰り往復も夢ではない。

そんな風にC3に喜ばされてしまったので、石巻市内には早々に到着してしまった。印象としては「あっという間に」である。元気いちばのフードコート開店まで少しだけ時間があったので、お馴染の真野地区へ。田植え直後の水田が美しい。
 


上掲、麦の写真撮影場所


ここも定点観測地点


水田風景を堪能した後は、空腹を満たすために元気いちばへ。旧北上川沿いを走る旧道を久しぶりに走破。いつもとは反対方向からアプローチすると、直前に石ノ森章太郎作品をテーマにしたミュージアム施設「石ノ森萬画館」脇を通り過ぎることになる。正面玄関前はなんと長蛇の列である。この日は特別展「平成仮面ライダー20展」の真っ最中。中でも期間中最後のイベント「仮面ライダーWがやってくる!握手・撮影会」開催日だったのだ。ちなみに石ノ森章太郎は石巻市の隣の登米郡の出身で、石巻市内の至るところに石ノ森作品のキャラクターのフィギュア・石像が置かれていたり、垂れ幕がかかっているほどの「石ノ森推し」なのだ。この日は萬画館付近の道路も歩く人が溢れている。ライダー凄えな、と呑気な感想を抱きつつC3を進めると、元気いちばほぼ正面の「橋通り」という路地がロックアウトされており、「橋通りCRAFT PARTY」なるイベントが開催されているではないか。案の定付近の駐車場は軒並み「満」表示である。
 




結局2-3ブロックも離れた駐車場にC3を停めることになり、計らずも市内散策も楽しめることになった。石巻市はそれなりに広域だが、繁華街は東日本大震災の津波による大きな被害を被った。8年が経過した今でも、市街地の住人がなかなか増えないという。確かに目抜き通りの商店街にもシャッターが降りている店舗は多く、さみしい印象は免れない。しかし上記萬画館を運営する「株式会社街づくりまんぼう」さんやリボーンアートフェスティバルのサポーターまで務める「ISHINOMAKI2.0」さんなど、経済面だけではなく、人やアートの力で石巻を活性しようとする人々はちゃんといる。老舗の飲食店も踏ん張っているお店がいくつもある。やや内陸側の蛇田地区が中心部のようになってしまった石巻だが、石巻駅前を中心とした旧来の商店街の復活を筆者は応援したい。港町だけに、海の男たちを客に当て込んだ大小の酒場が林立する旧路地の景観は、文化遺産ですらあると思う。
 




こういう看板の意匠まで貴重


いしのまき元気いちばへ到着!
ようやく!


しかしそれにしても腹が減った。ようやく元気いちばに辿り着いてみれば、食券販売機の前には長蛇の列。ここもかよ!11時を少し過ぎたところなのに…。もっともおかげでじっくりとメニューを選ぶことができた。家人と長男は「元気丼(という名の海鮮丼)1,250円」、筆者はやはり「金華さば焼き定食1,200円」。
 


さばは冬期の方が美味いと思うが、6月の今でも充分に美味い。特にテーブルに配されたゆずこしょうゆを大根おろしにかけてさばと一緒に口に入れると、マジでトリップである。米どころだけあって白米も美味い。なんなんだこれは!けしからん!美味すぎる!!と夢中で食べてしまった。混雑する店内から早々に退店。フードコートから1階に降り、自宅用にゆずこしょうゆ大瓶2本を購入。離れて暮らす長女のために小瓶を家人が購入。そもそも自炊してるのか?あの人は。ネコに小判にならなければ良いのだが…。
 


旧観慶丸商店


仙台でも有名な老舗楽器屋「サルコヤ」。
残念ながら閉店が決定


この画像は
職場PCのデスクトップ画像に
指定したい


また市街地をぶらぶら歩いて駐車場へ戻る。あとは宮城県内陸部の県道を走り継いで帰宅するのみ。さてどの経路で…?と思案しながら市街地を横断していたら、家人がこの夏に追分温泉に宿泊することを思い出した。これまで当ブログで何度かご紹介した追分温泉は、石巻から登米郡津山へ抜ける峠道の途中にある。今後の展開次第では同行者をC3に乗せて、家人の運転で行く可能性もある。下見を兼ねて走ってみる?と訊いたらぜひ行ってみたいということになり、その峠道ことK63を目指すことにした。
 


石巻市内から北上川を渡る古川橋までのK33のカントリー具合がまず素敵である。筆者は助手席で何枚も写真を撮っていたのだが、車内から見渡し、撮影できる範囲ではあの雄大さが伝わらない。写真の腕が無いのは承知の上、ちゃんと腰を落ち着けて撮影していないことも原因だろう。普段のひとりツーリングの道行きで美麗景色に心の中で歓声をあげることは多いが、写真を撮るためにクルマを停めることは、ある意味で苦痛になってしまう。美麗景色を写真に収められないのは、「写真を撮るよりも走っていたい!」という気持ちが上回った結果であり、クルマヘンタイとしては正しい行いなのかも。なわけない。

北上川を渡り、今度はその河口を目指してK197を走る。今回助手席に呑気に座っていたおかげで周囲を見渡す余裕があり、このK197沿いにいくつか集落があることがわかった。ひとりで走っている時は、何もないさみしい道だと思っていたのだが、ちゃんと人の営みがあったのだ(失礼な話だ)。そんな集落の中でも大きめの橋浦地区から内陸に入っていく。K63も平地部分にはよくある田舎の風景が広がっているのだが、ひとたび山の中へ踏み込んでいくと、そこは立派な峠道。C3の横幅1,750mm問題が浮上してくる。ともあれ北上川側から登っていけば、追分温泉はそれほど奥地ではない。味わい深い木造宿舎が見えてくると、「ここかぁ!」と家人の感慨もひとしお。
 


K197を太平洋方向に向かって爆走!


K63も峠道パートがあります


追分温泉


さらに峠道を登る。登米郡に入るこの領域もまた味わい深い。津山に入り、R45、K61で三陸自動車道・桃生津山ICをスルー。橋梁に亀裂が発見され大型車両規制が布かれる豊里大橋を渡り、K237に乗る。このK237が凄い。何が凄いって田んぼの真ん中をひたすら真っすぐ走るだけの道なのだ。北米大陸中央の荒野をルート何号だかしらないが、一直線に走っている絵をご記憶の方も多かろう。あれの田園版である。
 


K237からK15へ。カード払い不可の昭和シェル石油SSの石沢商店を通り過ぎ(懐かしい)、R346を跨いで小牛田へ。小牛田からはいつものコース、K152で大郷町へ。このあたりで家人と運転を交替して、朝走った道を戻ってくる。この辺はバリエーションが少ないので、どうしても同一コースを走らざるを得ない。不本意である。15時過ぎに帰宅。
 


これが!


C3のトリップメーターの操作方法がよくわかっておらず(笑)、今回は走行距離を計測できていない。おそらく250kmくらいだろう。そもそも運転が安楽なC3の上に、家人と運転をシェアしたので身体的疲労は最低限。お醤油購入と昼食を摂るだけのツーリングとしては上々だった。ログは取っていなかったが、GoogleMapに描画してみようと思う。カントリーロードと峠道の両方を楽しみたいという宮城県と岩手県南部在住のヘンタイ諸氏は、ぜひ走ってみてほしい。老婆心ながら、天気の良い日に…と付け加えておく。
 

JUGEMテーマ:CITROEN

 

プントエヴォで行く!・秋田県道51号を春こそ走れ!2019
| その他のツーリング・夜活など | 21:59 | comments(2) | trackbacks(0) |

春になるとそわそわしてしまう。新緑あふれる秋田K51を走らねばならないからだ。2018年はなぜか走りそびれていたので、虎視眈々と機会を窺っていた2019年春なのだった。

秋田K51を含めた筆者の定番コースは、仙台からR457・K159・K226など山中の細い県道を走って県北の川渡温泉へ抜ける。R47を北上し鳴子温泉からR108へ折れ、鬼首(おにこうべ)を経由して秋田県入り、「道の駅おがち小町の郷」が往路のゴール。
 




K267


日本全国快晴、やや風あり。なので空の雲が見る見る流れていく。空だけでなく春の山々の緑も特濃である。特に加美町の奥から川渡温泉へ抜ける際に走るK226、K267は鬱蒼と木々が茂る山道で、周囲の草木の緑を堪能できる。川渡・鳴子を通り抜けて乗る区間のR108は数年前に大改造が終わり、トンネルを多用した強引なショートカットのおかげで県境の鬼首はすぐそこである。
 


鬼首については
別のツーリングプランがある。
いずれご報告する日も来よう


鬼首を走り抜け秋田県湯沢市へ。鬼首から湯沢市へのこのR108を走る度に、深夜移動で男鹿半島へ走った時のことを思い出さずにいられない。街頭ゼロ区間が長く、漆黒の闇の中をひたすら走ったものだ。快晴の下のこの日はトラフィックペースも良く、道の駅おがちには昼過ぎに到着。昼ご飯。
 




2階の「レストラン二つ森」へ


ごまだれつゆを選び…


親子丼を家人とシェア


家人が同行していたおかげでふたつのメニューを楽しめる。比内鶏の親子丼と冷やし稲庭うどん。道の駅の食事としてはなかなかおいしいが、そろそろこの付近の別の飲食店開拓の必要性も感じた。
 


もちろんジェラートも食べます


お土産を購入し、復路へ。まずは本日のメインイベントK51だ。今回もK51を爆走してR398へ合流。栗駒山を左手に見つつ宮城県花山村まで。改めてGoogleMapで確認すると、このK51、「こまち湯っくりロード」なんてマスコットネームがついている。対向車は何台かいたが、前走車も追走車も皆無。すばらしいワインディングロードをマイペースで走る。端的に言って最高である。しかし例によって昼食後の眠気に襲われる。2017年の時と同じく桁倉沼に立ち寄り昼寝(笑)。
 


前回立ち寄った時に不思議に思ったのだが、湖畔周辺がやけに整備が行き届いている。GoogleMapで見てみると、かつてここには「木地山キャンプ場」なる公営キャンプ場があったようだが、残念ながら最近閉鎖されてしまったらしい。興味のある方はググってみてください。湖畔すぐ脇の広場にプン太郎を停め、ドアを開け放って後部座席で昼寝。いやぁ、最高ですなぁ。20分くらい眠って眠気を覚まし、すっきりした頭でさらにK51を進む。
 


R398への合流ポイントは小安峡温泉より少し下ったところ。今度は栗駒山に上がっていく。例の(笑)K282は当然のごとく通行止め。ここが開通するのは6月下旬。7月になったらまた来よう。
 


織り込み済み

 



湯浜峠からは下り。家人が乗っているからペースはごく普通。花山村の「道の駅路田里はなやま」で休憩。もうちょっとお土産を買い足す。野菜が安い!買わなかったけど。
 


さて復路はここからが問題だ。とりあえずは岩出山を目指すのだが、この近辺、有り体に言ってどこを走っても走り慣れてしまった道ばかり。どこかフレッシュな道路はないか…あっっっった!昨年土砂降りの雨の中を強引に走りに来た小田ダム周辺の農道(?)である。先日はダムそのものは見ないでしまったが、今回は通りかかった展望台に立ち寄ってみる。思ったよりも壮観だ。寄ってみて良かった。
 


ダム周辺の細い道路(舗装されているものの落ち葉で荒れまくっている)を進むと、K249とK253を結ぶこれまた農道ライクな道路を走ることになる。この地区は酪農が盛んで(土地名を冠した牛乳があるほどだ)プチ北海道みたいな景色が広がる。雨の中を走っても気持ち良かったので、次こそ晴れている時に…と思っていた。満願成就である。
 


K253はR47にぶつかる。この交差点が川渡温泉入り口であり、つまり朝の往路との合流点でもある。1回のツーリングで同じ道は走らない原則に従い、R47を岩出山まで南下し、R457を淡々と仙台まで帰ってくる。
 


8時間/284km


久しぶりに日焼けの心配をするほどの好天に恵まれた道行きとなった。新緑とワインディングを堪能した1日となったが、雄勝の食事処という新たな課題も見つかった。かつて当ブログのOFF会をオーガナイズしてくださったじゃるさんでも、この辺の飲食店は見つけられなかった。次回はどんなお店との出会いがあるのか、今から楽しみで仕方ない。
 

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親友2名と行うツーリング企画の名。
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