クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
DS3・冬のスタッドレスタイヤまつり2018・その4
| CITROEN DS3 | 18:54 | comments(4) | trackbacks(0) |

家人のシトロエン DS3に履かせたスタッドレスタイヤについて報告したい。経緯は以下を参照。

冬のスタッドレスタイヤまつり2018・その1/その2/その3

今回の履き替えのキモは16インチから15インチへのインチダウンである。加えてコンチネンタルというプレミアム(笑)なブランドの導入だ。このふたつを詳述したい。

(再掲)
ホイール MAK ヴィンチ
タイヤ コンチネンタル コンチバイキングコンタクト6(185/65/R15)

2018年12月16日に交換
 






インチダウンしてどうだった?
筆者の自動車人生を振り返っても、「もっと乗り心地をよくしたい」などの意図的なインチダウンは経験がない。ひたすら見た目重視で1インチでも大きくしたいと足掻いてきた人生だった(大げさ)。だが今はもう少し意識を高く持てるようになってきた。本当か?まぁそれはともかく、「バネ下重量の軽減による可動部品やシャシーそのものへの負担減」が、どのように表出するのか興味津々であった。

まず違いはあるのか?と問われれば「ある」と答える。いやむしろ「こんなに違うのか…!」レベルで違う。そもそもDS3のBセグメントにしてはしっとりした乗り味は、1.6リットルNAエンジンと16インチに格上げされた足周りのチューニングに起因しているはず。「必要最低限の加速性能」と「持て余す一歩手前の重い足」のハーモニーなわけだ(過給エンジンを搭載するスポーツ・シックはまた別ですけどね)。プレミアムな匂いの内装とそれらが合わさった結果、DS3のベーシックグレード「シック」は「品の良いBセグ」のような立ち位置にいた。それを15インチにして足周りの負担だけを軽減したわけだから、「しっとりした乗り味」がやや乾いた感じになるのは必定である。わざと目地段差や舗装剥がれ、アンジュレーションなどを体験してみたが、入力による突き上げエネルギーを小さく感じるし、足周りの上下運動の収束も速い。中長周期の舗装の波打ちのような場面ではなるほどふわふわした挙動を感じないわけでもないが、別段それが怖くてスピードを出せないという程ではない。また旋回動作もややクイックに感じる。鼻の入り初めが速い。「あ、回し過ぎ…?」とハンドルを回す腕が途中で止まる(あるいは躊躇する)ような場面を数回経験した。もっとも筆者がプン太郎とDS3の挙動差を体感して、修正するまでのわずかな距離で感じるだけだが。

DS3のベースになったのは同門のシトロエン C3であり、現行型にまで引き継がれたプラットフォームは共通である。C3基準車のタイヤ/ホイールは15インチなのだから、むしろ16へインチアップしていたDS3純正アロイホイールが重荷だったことは想像できる。スプリングやダンパーのチューニングは16インチに合わせられるとしても、それを最終的に受け止めるシャシーのキャパシティはそもそも15インチがせいぜいだったのかと気付いてしまう。が、16インチでもまとまっていたのだから、15インチと16インチの違いは「オーナーの好み」で片づけても良いだろう。

コンチネンタルはどうだった?
少なくともタイヤに瑕疵は見つけられない。初めからバイアスがかかっていることは承知の上だが、コンチ、いいわー。ミシュランを履かせていて「あー、あと少しだけサイドウォールが柔軟に動いてくれればなぁ」と思う場面がないわけではないが、まさに「サイドウォールが少しだけ優しいミシュラン」という印象。筆者としてはこれはかなり上位の褒め言葉である。タイヤに対するボキャブラリがとても少ない筆者ではある。

重ねて書くが、別に峠道や高速道路でしごいてみたわけではなく、あくまで県道・国道を法定速度で試してみた結果ではあるが、コンフォータブルでありそれ相応の負荷にも充分耐えられそうだ。ただしスタッドレスタイヤだからグリップ能力を売りにしてはいない。肝心の雪上性能も筆者レベルでは問題なかった。30km/hからのパニックブレーキも、ESPが手を出してくる前にまずはタイヤ(とBペダル操作)で対処できる。湿度の高い積雪路での制動性能は必要充分と断言する。

つまり今回のインチダウンは「大勝利」と言える。オーナーである家人も大満足である。足周り/シャシーへの負担軽減という意味でも良いことだろう。何よりも見た目が思ったよりショボくない。元々のエクステリアデザインの、特にホイールアーチの造形が15インチを念頭に置いて切られているようにすら思える。それくらい見た目のフィット感もある。
 




これらの体感上の感想はその気でDS3を運転したあと、ジワジワと身体の中に湧いてきた。60km/h程度までの穏やかな乗り心地や操作性を思い出すにつけ、理想の軽自動車の乗り心地とはこれではないか?と思えてくる。日本の新車販売の4割を締めるという軽自動車がDS3のような乗り心地になったら、もう少しみんな自動車の運転というものを自分事として考えられるのではないか。

さらに考えてしまう。輸入車のシェアは一進一退。買う方はどうしたって「どうせ輸入車を買うなら立派なの/速そうなの/カッコいいの」が良い(筆者だってそうだ)。実際の売り上げを数字で見れば、各インポーターが素のグレードを日本に導入することをリスクと感じても不思議ではない。しかし実際に1インチの変化をこうやって体感すると、「全部乗せコスメチューンモデル」以外の選択肢もあってもいいのにと思う。

しかしそんな考えや乗り方はノスタルジーになってしまうかもしれない。EVや自動運転という新興宗教の影響からか、欧州車メーカー内部も変化してきている。アウディはもともと「技術による革新」の御旗の下に、電制デバイスをこれでもかと載せてきて、しかもそれらデバイスが多ければ多いほど乗り味がまとまるようにしてくる(らしい)。アウディから経営陣や技術陣が移籍した後のポルシェ 911(991)もやはりカレラよりもカレラSだしカレラ4よりもカレラ4Sと、電制デバイスの数が多いモデルほど高負荷領域のまとまりは良い(らしい)。その挙動だって997を経て996以前までの挙動とは別物になっているらしいけれど。こうなってくると「輸入車は素の、いちばん貧乏臭いモデルが当りだよね」はPSAでもフィアットでも早晩通用しなくなってくるかもしれない。

しかくあくまで日常領域でなら、インチダウンはユーザーが自己責任で楽しめる乗り味チューニングとしてまだまだ有効だと思う。なにより財布への負担減である。ご自身のクルマがGTIとかGTAとか、そういう役付きのモデルでなく「上質な平凡」を楽しむクルマなら、インチダウンと上質のタイヤという組み合わせはかなりオススメである。

以上、まつりレポートはこれにて終了。

DS3・冬のスタッドレスタイヤまつり2018・その3
| CITROEN DS3 | 22:24 | comments(8) | trackbacks(0) |

5年オチのスタッドレスタイヤと16年オチのホイールに寿命です宣告された家人の、スタッドレスタイヤ+ホイールセット購入についての顛末をお伝えするシリーズ。
 


これまでの経緯
DS3・冬のスタッドレスタイヤまつり2018・その1その2

最近世話になったばかり、かつ株急上昇中のクローバーガレージさんに提案と見積りを頼んでみたところ、現状と同じ16インチのままだと大幅に予算(税込12万円)オーバーだった。しかし提案としてインチダウン、即ち15インチなら予算内ですけどーという提案がっ!

(再掲)
ホイール MAK ヴィンチ
タイヤ コンチネンタル コンチバイキングコンタクト6(185/65/R15)
116,000円

「全般的に乗り心地はよいですが少しフワフワする印象」という注釈付き。

某通販サイトなら16インチ/10万円を切るプランすらある。この難しい局面で家人の選択は15インチだった。まさかのインチダウン。うーん、そう来ますか。つらつらと家人と意見交換をしてみた。そもそもDS3の元になったシトロエン C3基準車は15インチだったはず。なので致命的に良くないことは起こらないと思われる。同時にヤジウマたる筆者としてはバネ下重量軽減による影響がどんなものか、とても興味がある(これまでの人生で、意図的なインチダウンは未経験)。唯一引っかかるのは「それならこないだ15インチのENKEIホイール売らなきゃ良かったじゃん!」という思いなのだが、あの段階で今回の事態を見越すことはできなかった。

初めて15インチタイヤを履くことになるDS3の乗り心地の変化や如何に。装着後、改めてレポートする。

つづく

 

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DS3・冬のスタッドレスタイヤまつり2018・その2
| CITROEN DS3 | 20:10 | comments(10) | trackbacks(0) |


冬を迎えいつもより早くスタッドレスタイヤに履き替えた家人。極端な圧抜けが1本あったのでガススタンドで空気充填を頼んだら、タイヤ・ホイールとも寿命宣告されてしまった!仕方なく愛車シトロエン DS3用のスタッドレスタイヤ+ホイール4本セットを新規購入することにしたのはいいが、さてどこで何を買う?自分のクルマのことじゃないので筆者はヤジウマ気分である。

これまでの経緯
DS3・冬のスタッドレスタイヤまつり2018・その1

良い機会なので、シトロエン DS3(ABA-A5C5F01型)のタイヤサイズを明らかにしておこう。

タイヤ:195/55/R16
ホイール:6j*16 ET22 PCD値108mm 4穴


ひとまずネット販売サイトをいくつか見て相場感を実感してみようじゃあないか。ふむふむ。安さを追求すると9万円台がある。もちろんタイヤとホイールのセットで、だ。安いのも高いのも、この世界奥が深い。プン太郎の冬タイヤに訳のわからない安ホイールを用いている筆者が偉そうなことは言えないが、命に関わるパーツだから「安物買いの銭失い」なことはしない方が良いとは思う。だが当家は石油産出国の王家の一員でもなければIT長者でもない。実際に購入するとなったらセットで10万円台半ばまでの話だ。筆者も(ヤジウマ根性で)調べてみようと思い立ち、予算上限はいくらか訊いてみると「12万円(税込)」だという。微妙。んでも気持ちはわかる。

ハタと思い当たった。先日筆者のタイヤやホイールを買い取ってくれたクローバーガレージに頼んでみるのはどうだろう。クローバーガレージSさんのタイヤ業界知識と、作業実績に裏打ちされているであろう選択眼は信頼できるのではないか。先日筆者の不要になったホイール類をSさんに買い取ってもらったのだが、その際に聞いたヨモヤマ話の中でもっとも印象深かったのは、「有名ブランド製品でももはや信用ならぬ」ということだ。そんな汚れた世界で良い(そして安い)タイヤを選択する難事業は、知識の浅い筆者及び家人の手に余る。そう思いつくとワクワクが止まらない!家人と相談の上Sさんを頼ってみることにした。「真っすぐ走って品質と価格のバランスが取れているタイヤとホイール」を見繕ってくださいっ!予算は税込み12万円ですっっっ!!

メールで虫の良いお願いをしてみた結果は以下のとおりだった。

ホイール MAK ヴィンチ
タイヤ ピレリ アイスアシンメトリコ(2017年製造)
158,000円
 


日本総輸入代理店
株式会社阿部商会の
ウェブサイトより


うーむ。いや、Sさんも「予算オーバーですけど」と断った上での話。同時に「速度を上げなければ15インチという選択も」ということで提案されたのが下記。

ホイール MAK ヴィンチ
タイヤ コンチネンタル コンチバイキングコンタクト6(185/65/R15)
116,000円

「全般的に乗り心地はよいですが少しフワフワする印象」という注釈付き。

ちなみに某タイヤ屋さんの通販サイトでは(先日筆者も購入した)ダンロップ ウィンターマックス01と某ホイールの組み合わせ、もちろん16インチの製品で97,400円である(っつーかもっと安い組み合わせもある)。さぁ読者のみなさんならどうするだろうか。

つづく

DS3・イグニションコイル死亡
| CITROEN DS3 | 20:23 | comments(12) | trackbacks(0) |


筆者と家人の職場は割りと近接しているため、駐車場代節約の観点から可能な限りどちらかのクルマ1台で通勤を心掛けている。その日もDS3に乗せてもらって出勤すべく玄関を出た。なぜDS3で行くのかというと、市街地へ向かう道路は渋滞する部分が多く、AL4搭載のDS3の方が楽でしょ!ということだ。日和ってすみません。

さてある朝、家人がDS3のエンジンをかけたら明らかに挙動がおかしい。エンジンがしゃくっている。アイドリングが始まったばかりなのにラジエターファンがMAXで回る。様子を見ていた筆者が近づいてみると排気ガスの匂いもおかしい。不完全燃焼っぽい匂いだ。いったんエンジンを停止させてみてもファンが回り続けている。家人が「またANTI POLUTIONエラーが出たよ!」と降りてきた。おやおや?これはトラブルですか??このクソ忙しい朝に。

こほん、汚い言葉使いで失礼しました。一縷の望みを託してエンジンを再始動しても状況は変わらない。訊けば前夜信号待ちから再び走り出そうとした時にエンジンがストールしたという。その後は何もなく帰宅できたわけだが…。プラグにガソリンが被ってしまったか?と思い、燃やせば安定するかも…と淡い期待を抱いて筆者の運転で自宅周辺をぐるっと1周してみたがやはり状況変わらず。走れることは走れるが、明らかにAペダルの踏み込み具合とエンジンの挙動が一致していない。簡単に言えば全然パワーが出ない。ダメだこりゃ。残って対応するという家人をひとり残して筆者はプン太郎で出動した。

その後、家人がどうしたかというと、まず任意保険のサポートメニューを使ってレッカー車を呼んだ。そのまま(株)イデアルさん(卸町の方)へ入庫と相成り、診断・対策をしてもらえたという。

No.2シリンダミスファイヤ
IGコイルNo.2交換
IGNITION COIL 9807841880 *1 7,800円
技術料 2,400円
消費税 815円

から値引きあり

合計 11,000円


上記明細のとおり、原因は4つあるイグニションコイルがひとつ故障していたのだった。幸い部品在庫があったため交換作業の1時間少しで退院できた。今回はレッカー手配や入庫受け入れ、部品在庫保有など、たまたまうまく行ったが、毎度こうだとは限らない。DS3の大規模トラブルは前回も家族旅行の直前だった。家人はメインテナンスに熱心なユーザーというわけでは決してないが、これは家人の不注意というよりも避けがたい経年劣化だろう。イグニションコイルを予防措置として交換するという話を筆者は寡聞にして知らない。いや起こり得るだろうとは思う。電装系トラブルはPSAグループのお約束でもある。筆者が2002-2009年の7年半乗っていたプジョー 307SWは約110,000kmでお別れしたのだが、「これ以上距離を重ねたらきっと馬鹿馬鹿しいトラブルが増えるだろう。そういうことで307SWを嫌いになりたくない」と考えたことは事実である(理由の優先順位としては低いけど)。翻って10万km以上走破してきた家人のDS3も実はそういうタイミングなのだろう。予防措置として残った3つのコイルも交換した方がいいのか?と家人も思わないでもなかったらしいが、イデアルさんでは特に強く勧められるわけでもなかったようだ。やはりコイル死亡ってのは事例として多くないのだろう。しかしもはやコイルだけではないのだ、きっと。全体的にDS3は草臥れてしまったのだ

今回のトラブルで筆者が真っ先に考えたのは「これでエンジン乗せ替えなんて話になったら家人はDS3を手放すだろう。だとすると、先日注文したスタッドレスタイヤとホイールのセット、あれ、キャンセルできるのかなぁ」だった。家人も考えたらしい(笑)。幸い退院後のDS3は絶好調である。
 

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DS3・冬のスタッドレスタイヤまつり2018・その1
| CITROEN DS3 | 20:16 | comments(2) | trackbacks(0) |
家人のシトロエン DS3のタイヤを急きょスタッドレスタイヤへ交換した。5年オチのNOKIAN Hakkaperittaである。なぜこんなに早く?一悶着あったのだ。経緯を書いてみよう。

今回の1件、最初の騒動は2018年11月23日に発生した。この日筆者は仙台の山奥・定義山でライヴを行うことになっていたのだが、よりにもよってこの日の朝、定義山では積雪があったのだ。スタッドレスタイヤについて「減るし高いしつまんない©️てるてるコヤジさん」を奉じる筆者は、本当に平野に積雪するギリギリまでノーマルタイヤで押し通す。もちろん11月下旬にスタッドレスタイヤを履かせているわけもない。それはプン太郎然り、DS3然りである。

当日惰眠を貪っていた筆者は、定義山積雪!の報を昼頃に知って仰天した。自宅周辺は雪の「ゆの字」も無いが、恐るべし定義山!ノーマルタイヤのプン太郎で強引に定義入りすることも考えたが、仮に朝の雪が昼の今溶けていたとしても、ライブ終演後の帰路で再び積もったりしたら洒落にならん。それでなくても定義山である。MiToをぶっ壊した因縁の土地だ。念には念を入れた方がいい…。

加えてこの日のライブには家人と息子が来店することになっており、ライヴ会場に16時には入りたい演者たる筆者とは別行動の予定だった。となると

・プン太郎もDS3もタイヤ交換する
・演奏のためにウォーミングアップをする
・演奏する機材をパッキングして出発する

つまりこれらを15時までに済ませなければならない。で、今12時だ。


無理じゃね??


そもそもタイヤ交換だって2台同時にやったら疲れてしまうから日程分散する案件である。それにどうせ半年寝かせていたスタッドレスタイヤなど空気圧が相当抜けているはずだから、交換したら空気圧を揃えてもらうために馴染みのガススタンドに行かねばならぬ。祝日午後のガススタンドなんて大混雑だろう。そうやって体力を消耗しているところにさらに楽器のバラシと積み込みだ。もちろんその後演奏しなきゃならないわけで、「そんなに疲れた状態で、オレ、弾けるのか?」と固まってしまった。

折衷案としてこの日はプン太郎は出動せず、DS3のタイヤだけ交換し、人も楽器も1台で移動することにした。DS3なら後部座席背面を6:4分割できるからだ。プン太郎(MiToもだけど)の後部座席背面は1枚作りである。

そうと決めればさっさと作業せねば。自宅前の路上で交換作業を終えてみたら、左フロントに履かせた1本がパンクしとるやないけ!なんと厄介な…。まぁパンクではなく単なる「極端な圧抜け」だろうから、その1本だけ一旦ノーマルに戻して空気の抜けた1本を積み込んで、家人は馴染みのガススタンドに空気を入れてもらいに。筆者はこの日使う楽器のパッキング作業。無事に空気を入れてもらってきた家人が帰宅。訊くとガススタンドの店員さんから「こりゃータイヤもダメだし、ホイールももう限界じゃないですか」と言われたという。思い返せばDS3に履かせていたNOKIANは2013年に導入、5年オチだから寿命は当然として、BWAのホイールは筆者の先々代の愛車プジョー 307SWに履かせていたもの。えーっと。2002年の冬からだから…

数えて16年目である。

経過年数はともかく、酷使してきたことは間違いない。もはや真円を保てず、タイヤとの接触面から微細な空気抜けがあっても不思議ではない。ということで家人は急きょスタッドレスタイヤ+ホイール4本セットを購入することになった!結末や如何に。刮目して待て。

つづく

※ちなみに無事に家族3人で定義山に辿り着き、恙なくライブを終えることができた。雪はその後一切降ることはなく、完全ドライの帰り道であった。ま、そんなもんですな、世の中。
 

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DS3を購入するならば…・くうさんコメントへの返答
| CITROEN DS3 | 00:57 | comments(55) | trackbacks(0) |

なんか違う感・プン太郎カーオーディオ改造後の話」というエントリーに、くうさんという方からコメントをいただいた。DS3の購入にあたり意見が欲しいとおっしゃる。コメント欄の返信として書き始めたら、ものすごい長文になってしまったので、独立したエントリーとしてアップすることにした。まずはくうさんからのコメントを引用する。

初めまして。
こんばんは。DS3購入検討中のものです。
acatsuki-studioさんのブログは大変わかりやすく参考にさせてもらっています。

香川県在住なので地元にシトロエンがなく、DS3 パルテノンの展示車を見に神戸まで行きました。流石にメンテナンスに通うには長距離なので、翌週岡山シトロエン に行ったところ神戸より見積もり金額が高く予算オーバーとなってしまいました。
その際置いてあった、中古のシック ウルトラ プレステージの色、デザインが気になり、予算内で購入できることもあり、どちらを買うものか悩み中です。
年式は2012年 40000kmのものです。
現在14年目のトヨタ車に乗っていて輸入車購入は初めてです。
DS3、10年くらいは乗れるもの何でしょうか?

もしよろしければご意見お聞かせ願えないでしょうか?
よろしくお願い致します。
| くう | 2018/07/19 11:08 PM |


で、返答を書いた。

◇くう様
ようこそようこそ。コメントありがとうございます。香川県には高松市に先日おじゃましたばかり(笑)。お暑うございます。先日の豪雨被害はありませんでしたか?暑さで体調を悪くされていませんか?DS3のことを考えて元気にまいりましょう!

基本的にDS3は我が家の一員でもあり、当然大推薦なのですが、輸入車初購入・トヨタ車オーナーのくうさんの背中をどうやって押そうかな、と考えると返答を書くのも緊張しますね。人様の財布に直結の話でもありますので。しかしその大胆な乗り換えは全面的に支持するものであります!

シトロエン DS3、予算オーバーの限定車パルテノンと中古で40,000km走ったシック ウルトラプレステージのどっちがいいか。この質問にはすぐに一発でお答えできます。が、その前に輸入車初購入のくうさんに、シトロエン車のデメリットとメリットを私なりにご説明します。シトロエンを好きになっていただきたいのでメリットは後から書きます(笑)。

まずはデメリットから。よく言われる「壊れる」。20世紀のシトロエンに比べたら格段に壊れないです。メカニズムを共有するプジョー車と合わせればけっこうな弾数が売れているはずですから、万一の場合でも正規ディーラーさんなら予防・修理ノウハウもあるでしょう。でもやはりトヨタクオリティとは比べ物になりません。私はプジョー 307SWにも7年半乗って、現在家人がDS3に乗って8年目。途切れつつも15年ほどプジョー/シトロエンのクルマに乗ってますが(プジョーとシトロエンは同じ会社が作ってます)、なんか、おんなじところがダメになるんですよ、あの会社のクルマって(笑)。電気系統が弱いと言われますが、パーツのクオリティの問題もあるし、その組み込みが無茶というか、そりゃ何年かすれば壊れても仕方ないよ、という。まぁ主だったトラブルは年次改良でどんどん対策品と入れ替わっていきますけれど。だから以前エントリーに書いたように「予防」が肝要、先手必勝なのです。いつの間にかパーツ形状が改変されていて、交換するにも現状付いているパーツの写真をインポーターに送らないと正しいパーツが送られてこないなんてこともあります。右ハンドル環境のオフセットも定評あるところです。シートセンターとハンドルセンターがズレている。ペダル類がずいぶん左に寄っているなどなど。気にしないという方もおられますが、私は気になっちゃいますねぇ。

話を分かりやすくするために「デメリット」と書きましたが、これらは要は文化の違いというやつで、「大事なこと」「優先すべきこと」が日本人とは違うんです。新しい技術をきちんと整えてリリースするのが国産メーカー、トライアンドエラーを発売後も続ければ良いと考えるのがあちらのメーカーと言えると思います。だからイタリアやフランスの車のモデル末期は本当にスイートなものになっていることが多い。国産車は定期的にマイナーチェンジを重ねますが、良かったところにも手を入れてしまい、モデル末期はなんだかよくわからないものになっていることも多々あるじゃないですか。考え方がかなり違うんです。

ではここから「メリット」を書きます(笑)。言うまでもないことですが、エクステリア、インテリアを目にした時の気持ち良さ。これは99%の国産車には無いものです。「目に気持ちよい」感は特にフランス車が優れていて、英国車もベクトルは違いますけど目に気持ち良いですね。イタリア車は「目に刺激的」(笑)。ドイツ車はよくわかりませんが、見た目がフレンドリーではないですね。C-HRやカムリなど、トヨタプロダクツもレクサスの影響か手数の多い=やたらとプレスラインの多いデザインになってきましが、ああいう小手先のデザインではなく、必要なものと不必要なものがきちんと区別できているのがDS3のデザイン。結果的に唯一無二なものになっています(同時に自社ヘリテイジの引用もうまい)。インテリアも質素で決して豪華ではありませんが、色使いや形が洒落ている。余計な要素がない代わりにパーツひとつひとつの形状を研ぎ澄ましている感があります。オーソドクスだからこそストレスなく運転できる環境になっていると思います。

そんな環境でDS3を運転する時の気持ち良さを詳しく書くこともできるのですが、ずいぶん長文になってしまっているので要約すると旋回特性と足のねばりが国産車との一番の違いです。2015年以降の国産車についてはよく知らないのですが、とにかくハンドルと足の連携が素晴らしい。微舵にもきちんと反応します。かと言って神経質でもない。足はロールを許すけど路面追従性がとても高い。その上ショックの逃がし方は最高。DS3は運転していて本当に疲れません。

くどくど書きましたが、まとめます。

良くない
国産車に比べればまだ壊れる頻度は高い。パーツ類単価も国産車より高価。

良い
目に気持ち良く類似性のない内外装。ドライバビリティも高く、運転そのものが楽しい。


さてようやく本題です。シトロエン DS3のパルテノン(でも予算オーバー)と中古で40,000km走ったシック ウルトラプレステージ(2012)のどちらが良いか。答えは「がんばってパルテノンを買ってください。」です。理由は簡単でパルテノンが搭載している1.2リッターのピュアテックと呼称するエンジンと、形式名EAT6、6速オートマの組み合わせが超絶スイートだからです。エンジンが軽量化されて鼻先が軽くなり、もともと素性の良かった旋回性能がさらに軽快かつシェアに感じられるのです。逆にウルトラプレステージ(めんどうだから以下UPとします)が搭載しているBMWと共同開発した1.6リッター自然吸気エンジンと4速オートマ。この4速オートマ、AL4という形式名なんですが、こいつがよろしくない。出足と日常速度域が残念な出来。先に「旋回と路面追従性が素晴らしい」と書きましたが、それが色あせるんですな、このAL4だと。一応フォローしておくと、60km/hよりも上の速度域ではゴキゲンなんです。信号の無い郊外の県道なんか走ると陶然とします。ところが街中の40km/h前後で走ったり停まったりするシチュエーションでは1-2速をギクシャクと行ったり来たりで、アクセルペダルへの入力とクルマの挙動が一致しなくてイライラするんです。だからAL4が搭載されている以上UPは絶対に薦めません、というか、積極的に止めます。それにAL4、よく壊れるんですよ、距離を重ねると。その理由も先日ディーラーで説明を聞きました。構造的なものですから対策しようがないんです(一応メーカーも対策は取ったけどわれ鍋にとじ蓋みたいな策でした)。ターゲットのUPは現状40,000km。今のくうさんのクルマライフを存じ上げませんが、DS3を買ったことで突然ひとりツーリングに目覚めて、休日は走ってばかり…なんてことになるかもしれません。そうしたら数年で8万9万kmですよ。そのあたりまでAL4に異常が出なければラッキー(笑)。まぁそんなクルマライフを送るようになっていたら、それなりの修理代を払ってでも乗り続けたいくうさんがいるかもしれませんけれど(笑)。

UPの色使い・佇まい、確かに色気がありつつ上品です。まさにプレステージ、私も素晴らしいと思います。が、ここはひとつ予算的にがんばっていただきたいのです。「いや、無い袖は振れない」とおっしゃるなら、同じシックの限定版じゃない素のシックをご検討されてはいかがでしょうか。1.2+6ATなら何でもいいです。実はDS3、来年あたりフルモデルチェンジらしく、見た目ががらりと変わるようです。動的性能が悪くなるってことは多分ないでしょうけど、あのシンプルゴージャスな外見が変わるのは残念至極です。

あと視界にすら入っていないかもしれませんが、ひとつ上のグレード、スポーツシックを買うとDS3の素性をもっとダイレクトに味わえます。先の1.6リッターにツインスクロールターボを付けて165ps/6,000rpm。6MTもクセの無いトランスミッションで操作が楽しい。足周りもシックより若干引き締められていて、さらに旋回が楽しい。あの楽しさはもはや反則です(笑)。もう笑っちゃいますよ、楽しくて。

くり返しになりますが、国産車比しょーもない壊れ方をするので、ディーラーさんとは仲良くしておくことをオススメします。維持費は正味どれくらいかかるんだ?と思われる場合は、当ブログの「シトロエン DS3」カテゴリーをのんびり読んでいただくと、具体的事例がいっぱい書いてありますので参考になると思います。あのカテゴリーに書かれた出費は、輸入車初購入の際は「そんなにかかるのか!」と読めるでしょうけど、極上の運転体験を毎日享受しているうちに「まーしゃーねーか」と苦笑いでやり過ごせるようになるはずです。

さぁシトロエン岡山に行きましょう。そして予算を提示しAL4だけはイヤだ!とおっしゃってください。担当してくれる営業さんが苦笑いしながら「左様ですか。ではこちらはいかがでしょうか」とマイナーチェンジ後の1.2ピュアテック+EAT6の個体を薦めてくれるでしょう。

※AL4とEAT6の隙間にごく短い期間ETG5という2ペダルマニュアル「エフィシェント・トロニック・ギヤボックス」というのがありましたけど、AL4よりよろしくないので絶対ETG5搭載モデルは手を出しちゃいけません。

 

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懺・DS3に懺悔せよ
| CITROEN DS3 | 23:19 | comments(2) | trackbacks(0) |


家人のシトロエン DS3、12ヶ月点検を受けたらフロントブレーキとかやばいっす!ということになって作業したらタイロッドエンドとかにガタつき出てますから交換です!ということに。トラブルあるいは事故が発生する前にそれらが処置されたことは喜ばしいが、それらは芋づる式に発見されたので、点検からこっち、その都度入院を繰り返すことに。そうなるとなんだかしょっちゅうシトロエン仙台に来てるな、ウチ、という感じに。それもこれも家人が消耗品交換やPSA車両のマイナートラブルに頓着しないことが原因である。たまに運転する筆者もまた、鋭敏な感覚の持ち主とは言い難く、危険を察知できないし…。
 


もう内側のツメも折れていて
常に浮いてるフロントバンパー左側


DS3に懺悔せよ
俗・DS3に懺悔せよ

めでたく健康体になったDS3を、先日ようやく運転することができた。ブレーキの話からしたい。交換前のブレーキパッドは社外品(STOLZ F948)で、筆者のインプレッションでは純正品と比べ初期制動力の立ち上がりが鋭く、いわゆるカックンブレーキを誘発しそうではあった。慣れで解決できるレベルではあったが。家人がフロントブレーキパッドをSTOLZに交換したのはなんと2012年。直前のタイヤ交換時の総走行距離が31,556kmだったようだから、なんと6年/6万km以上使っていたことになる。ホントかよ。恐るべき耐久性である。そんなわけで久しぶりのフロント純正パッド+純正ローターである。
 


ひゅー!
新品ローター!



ひゅーひゅー!
新品パッド


交差点の赤信号を50mくらい手前で確認し、徐々に減速するなんていうシーケンス。制動力の推移はやはり自然になった。微速域までの減速はとてもやりやすい。しかしAL4(PSAの悪名高いトルコン4速AT)搭載の家人のDS3では、同乗者の頭を揺すらないきれいな停止が難しい。無理ではないけれど、かなり繊細なペダル操作を要求される。試みにギアをニュートラルにして停止すると実にきれいに気持ち良くスッと停止できる。もともとプジョーのブレーキは優秀なのだ。要はAL4搭載車はチューニング領域でテキトーなのだ。

以前から感じていたが、00年代の欧州車はやはりマニュアルトランスミッションを基本に設計・チューニングされていると思う。昨今は欧州でもATや2ペダルマニュアルが普及し始めているらしいので、様子は違うかもしれないが、プジョーのブレーキタッチをじっくり味わうならMTモデルに如くはない。

ではステアリングロッドを交換したハンドリングはどうか。うーん。これは正直わからない。言われれば、なるほど…というレベルである。この辺はさすがに毎日運転している家人の方が敏感に感じ取れるのだ。ステアリングはひたすらリニアで気持ちよい。

実は筆者とDS3の距離がぐぐっと一気に近づくオマケがあった。あるきっかけで(後日別にエントリーする)、DS3に座る筆者、座面高が低すぎるのでは?とふと閃いたのだ。そこでぐいぐい座面を上げてみたところ、ロール軸と身体の踏ん張りがぴたりと一致するポイントがあった。ちょっと速度を残したままコーナリング動作に突入すると、DS3は足が柔らかくて必要以上に身体が揺さぶられるなぁ、脚がやわやわなんだなーと以前からひとりで納得していた。しかしそれは激しい間違いだった。運転手の身体にかかるGが抑制されることで向上する操作性は数値や理屈以上に効く。DS3のコーナリング性能そのものが上がったわけではない。だが結果的にコンマ何秒かは速くなったかも(笑)。
 


コクピット


メーターパネルの傾斜角度には
設計者からのヒントが隠されていると思う


そんなわけで、今筆者はDS3を運転したくてたまらない(笑)。ありがとう!DS3!!これからもよろしく!!

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俗・DS3に懺悔せよ
| CITROEN DS3 | 22:19 | comments(5) | trackbacks(0) |

家人の愛車シトロエン DS3のタイロッドエンドとラックエンドを交換した。作業が終わってから明細を見て初めて理解したのだが、交換したのは左側だけであった。

シトロエン DS3 デヴュー・セリ ステアリングロッド交換_98,791km

ステアリングロッドキット 0003812F6 *1 8,900円
BALLJOINT KIT LH 0000381792 *1 8,800円
NUT 00004010F5 *1 300円

交換技術料 8,000円

消費税 2,080円

合計 28,080円

少し前のエントリー「DS3に懺悔せよ」には書かずにいたが、実は今回の入庫前に驚くべき1件があった。「タイロッド、ラックエンドの現物写真をよこせ」と、なんとプジョー・シトロエン・ジャポン株式会社が言ってきたのだ。前述エントリー中で報告している12ヶ月点検の翌日、シトロエン仙台のSさんより「タイロッド付近の写真ってありませんか?」と家人に電話があった。確かに我々ヘンタイなら撮っていそうだしSさんの目の付け所はスルドイのだが、生憎家人も筆者も足周りの当該部品を接写した画像は持っていなかった。結局「部品特定のための写真撮影」のために、家人は再度シトロエン仙台を訪れることになった。
 


筆者が撮影していたDS3の足周り画像といえば
こんなのしか…



これはリアだし…


しかしそんなことがあり得るのだろうか。いくら中身が当時の主力モデル、プジョー 207/シトロエン C3という量販モデルだとしても、シトロエンから鳴り物入りで登場したDSライン最初の製品DS3の、しかも販売促進モデルであり限定商品だったのだ。インポーターがその部品を特定できないなんてことがあるのか??

2018年6月のある月曜日、交換のために日帰り入院するDS3に筆者もプン太郎で付いていった(足のなくなった家人をピックアップするためだ)。せっかくだから「インポーターが限定モデルの部品を特定できないってことがあり得るのか??」とサービス担当者に詰め寄ってみた。するとシトロエン仙台の店内にいた営業さん3人くらいが顔を見合わせて「同時期に製造されていたモデルでも、あり得るんですよ、これが」と(笑)。詳細は筆者も確と理解できなかったが、同じプラットフォームを流用し、複数ブランドの複数グレードを仕立てるという理由がひとつ。年次改良的なマイナーアップデートが頻繁に行われるという理由がもうひとつ。ステアリングロッドの前端と後端でもそういうことが起こるらしく、いざ交換用パーツを取り寄せてみたら取り付けられないなんてことがあるという。複数ブランドの複数モデルを仕立てるなんて、パーツを共有化して今回のようなトラブルを減らすこともそのメリットじゃないかと思うのだが、フランスでは違うらしい。

事ここに至り筆者は悟った。グループPSAが製造する車両を平穏無事に寿命を全うさせるなら、もっともっと神経質に予防メインテナンスを実施するしかないのだ。家人のようにやばいですよ宣言されたブレーキを1年1万km放置するとか、定番トラブル化しつつあるから、今は何ともなくてもソレノイドバルブシールは交換した方がいいですよというオススメを、ガン無視しているようではダメなのだ。

プジョー 207やシトロエン C3の、BMWとPSAが共同開発した1.6lエンジンとAL4を積んだすべてのモデルにお乗りのオーナー諸氏に慎んで申し上げたい。






















先手必勝。
 

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DS3に懺悔せよ
| CITROEN DS3 | 23:20 | comments(4) | trackbacks(0) |

家人は自らの愛車シトロエン DS3デヴュー・セリを愛しているが、DS3の出すSOSには割合に無頓着である。筆者は筆者で気にしているつもりが、乗る頻度は低いからどうしてもそのサインを見逃してしまいがちである。

先日、久しぶりにDS3を運転させてもらったら異変に気がついた。普通に市街地を走っていて、停止直前のごく低速域でガクガクとステアリングコラムに伝わる振動がある。気をつけていると車体前部からの振動のようで、最初筆者はエンジンマウントが死にかかっているんじゃないかと思った。

エンジンマウント交換なんてけっこうオオゴトじゃないか(=金かかるじゃないか)!少々焦ったが、それ以外に何も気になるところはないので、家人にイデアルさんへの入庫を強く勧めておいた。同時にメインテナンス履歴を調べてみた。と言ってもこのブログのDS3カテゴリーを読み返すだけだが(笑)。

2017年5月時の車検レポートを読んでみたら、そこには衝撃的な記載があった。以下転載してみる。

////
今回費用を圧縮するために見送ったデカめの課金案件はフロントブレーキのパッドとローター交換、そしてソレノイドバルブ交換である。その見積り金額は以下のとおり。

エンジンオイルポンプソレノイドバルブ交換工賃 25,200
V860997380 Repair Kit*1 5,300

フロントブレーキパッドとローター交換工賃 12,600
ショートパーツ*1 13,200
00004249J6 ブレーキディスク*2 30,800(@15,400)

合計すると87,000円で、全体の見積りは当初30万円だった(笑)。ソレノイドバルブ交換はやめて添加剤で漏れ止め工作。フロントブレーキはいずれまたサービスキャンペーンとかやるだろうからその時に…とお茶を濁した次第。ちなみにパッドは残3.0mm、ローター摩耗は盛大だそうだ(笑)。

////
DS3・3度目の車検より帰還せり!」より

あんた「(笑)」じゃないよ。何が衝撃的って、エンジンオイルポンプソレノイドバルブはその約2ヶ月後の8月にきっちりぶっこわれてLLC全消失というエンジンブロー直前の危機を招いた案件。あの時交換しておけば…。で、フロントブレーキはローターもパッドも2017年5月の段階で限界宣言が出されていたのである。イデアルさんから帰ってきた家人は、順当に「もうブレーキ、ダメです」という診断を得てきた。
 

2018年5月27日、DS3が12ヶ月点検とブレーキローター+パッド交換作業のため日帰り入院。筆者など例のプン太郎のエラーメッセージ大量発生リセット案件で二日連続のイデアルさん詣でである。「あー、ローター波打ってそうですもんねぇ」という目視診断(目視でわかるなんて、どんだけ波打ってるんだ)。停止直前のブルブルという振動はそのためだった。パッド、ローターとも純正に交換。めでたく解決。

…と思われたのだが。

夕方DS3を引き取りに行くと、Sさんが「あのー」とおずおずと報告してくださったのがブレーキとはまったくの別件。なんとフロント脚周り、タイロッドエンドとラックエンドにガタがあるという。えー!?「ハンドル回す時に、ゴツっていう手応えあるのに気がつかれませんでしたか?」すみません、全然気付きませんでした。当然こいつも緊急交換である。が、イデアルさんに在庫はなく、PSAから取り寄せである。

12ヶ月点検とブレーキ周辺の支出と、タイロッドエンド+ラックエンドの交換に関する見積もり額を明らかにしてみる。

●12ヶ月点検
サービスクーポン使用で支出なし

エンジンオイルフィルター交換
9818914980 OIL FILTER*1 1,600円
技術料 1,000円

フロントブレーキ周り
フロントブレーキパッド&ローター交換
1629038380 4 BRAKE PADS/F*1 12,200円
00004249J6 ブレーキディスク(1PCS)*2 25,000(@12,500)円
技術料 18,000円

右ライセンスバルブ交換
V91191141 バルブ12V5W*1 110円
技術料 600円

小計 58,510円
消費税 4,593円
だいたい 62,000円


▲タイロッドとラックエンド交換見積り額
部品代 25,600円
技術料 8,400円
消費税 36,700円

こちらは後日、作業終了後に詳細を報告する。

家人のDS3の総走行距離は9万8千を超えた。間もなく10万kmというPSA車ということを考えると、これらの不具合はある程度想定範囲内のものかもしれない。が、毎年これだけのメインテナンスフィーが発生するというのも、特に愛だけでDS3を維持している家人にはしんどいのではないか?そう思って乗り換えを勧めてみた。

しかし家人はまだ乗るという。ちょうどオートローンは終了し、その代わり子どもたちの教育費支出もピークを迎えるというタイミング。買い替えよりも細かな不具合をつぶしつつでも乗り続ける方が(お財布的に)楽だという。ま、それもそうか。がんばれDS3!ごめんねDS3!!
 

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DS3・ようやくノーマルタイヤへ交換2018
| CITROEN DS3 | 08:09 | comments(2) | trackbacks(0) |


えー、ホントいまさらですが、家人のシトロエン DS3のスタッドレスタイヤをノーマルタイヤへ履き替えました。えーっ!いまさら?はい、いまさら…。

ホイールを洗わずにひと冬越しているので、家人に洗わせつつ交換のみ筆者が作業。ホイール裏がすンごいことになっていた。
 


禍々しい色の泥水が…


スタッドレスタイヤを履かせているのはBWAのホイール。こいつを留めているボルトねじ頭のピッチが19mmで、純正ホイールのそれは17mm。毎回あれ?どっちだっけ?となるが、十字レンチって本当に便利ですね!
 


ひと冬越したノーマルタイヤはFALKEN ZIEX。あおさんに「MiToにあうと思う」と薦められたのが導入のきっかけだが、DS3のキャラクターにこそあっていると思う。過去ログを遡ってみると、DS3への導入はなんと2015年5月だった。神経質な人はとっくに交換しているかもしれない。4シーズン目の今年、交換直後も極端に空気圧は落ちておらず、すぐに馴染みのガススタンドで圧を揃えてもらった。備忘録として記しておくが

前2.3bar/後2.2bar

である。

さてDS3が履いていたスタッドレスタイヤは、NOKIAN Hakkaperitta。超雪国であろうフィンランドの製品だが日本の冬路面とは相性が悪く、少なくともHakkaperittaは全っ然止まらないタイヤだった(笑)。一時期日本から撤退していたようだが、安定の阿部商会が代理店になったことで再び(主にイデアル方面で)猛威を振るっている。だがしかし、あの「止まらなさ具合」を体験してしまった以上NOKIANの再登用はないなー(笑)。

プン太郎ともども、2018年冬にはスタッドレスタイヤを新調せねばならないのだが、さて、どこの何にしようかな。

 

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■プン太郎■
筆者の愛車ABARTH PUNTO EVOのこと。
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■顧問■
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エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

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筆者のクルマ人生を変えた人。
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