クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
クルマで行きますOFF会#18・開催のお知らせ
| OFF会・告知 | 16:46 | - | - |


クルマで行きますOFF会#18
〜西蔵王公園でまったり〜
2019年5月25日(土) 9:00〜夕方まで
山形県山形市中桜田1962(付近の駐車場)
入退場自由、参加費無料
※雨天中止


まずは開催告知を。参加表明などはまた後日承りますので、本エントリーではコメント受け付け機能をOFFにさせていただきます。

 

当日は日焼け対策とご自身が座るイス、お昼ご飯プランなどをご用意の上、心をフリーにしてお越しください。

プン太郎定期レポート#6_2019年3月
| ABARTH PUNTO EVO | 08:19 | comments(15) | trackbacks(0) |


●走行距離数 51,478km

●オーディオユニットが沈んでいく件
何度か取り出して裏の配線をやり直したりしていたら、固定する金具のラッチが甘くなってきたらしい。気付くとユニットが奥まっている。動作に問題があるわけではないので、まぁどうしても気になるとカバーを外してよいしょよいしょと治しているのだが、これ、クセになっちゃってるのかなぁ。
 


あらー


ユニットをフレームに固定する
金具がズレるんだ…



そうそう、これこれ


●ナンカン NS-2Rのノイズがうるさい件
確かに購入時にクローバーガレージSさんから「ノイズは盛大」と聞いてはいたが、なるほど。それでも人間慣れるものである。無音で運転に没頭している時は気にならなくなってきたが、問題は何か音楽を聴いている時だ。特に80年代以前の音源は、00年代以降の音源と比べマスタリング音量が低く、00年代以降の音源とちゃんぽんで再生している時は頻繁に音量調節することになる。carrozzeriaのDEH-970はハンドルのコントローラーに対応しておらず、いちいち右手でボリュームつまみを回すことになる。
 



走行距離が5万kmを超えた件は、いろいろと感慨深い。プン太郎購入当初は「今後はなるべく短いスパンで気になったクルマを次々試してみる」と決めたつもりだった。しかし日に日に愛着が増していく。案外プン太郎とも長い付き合いになるのかもしれない。すると一転して気になってくることがある。前愛車であるアルファロメオ MiToは、12万kmを超えたあたりで明らかにボディ剛性が低下していった。プン太郎もそうなるのだろうか。だとしたら悲しい。

特定の車種への偏愛が過ぎて、何度も買い直してしまったり、あるいはひとつの個体に40万kmも乗り続けたりする方もおられよう。恐れ入るしかない。良いエンジニアとの出会いや丹念なパーツ探し、それを支える財力が必要だとは思うが、プン太郎を最後の1台にするという選択肢もあるとは思う。筆者の生活とはすなわち、「あぁ、プン太郎に乗ってて良かった」という場面の連続であって、「あぁ、こんな時プン太郎じゃなくて●●だったら良かったのに…」という場面は年に1回あるかどうかだ。ま、MiToに乗っていた時も同じようなことを言っていた筆者だから、眉唾な話と嗤う読者もいるだろう。未来のことは筆者にもわからない。

 

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クルマと対話する - 続・ハンドルの握り方・回し方
| クルマにまつわる四方山話 | 22:46 | comments(6) | trackbacks(0) |

当ブログでは、運転スキルについてのエントリーにもコメントが多く付く傾向がある。コメント欄がチャットのようになることすらある。それだけ運転技術の向上・習得に興味のある方に読まれているという証左であり、そう思うとエントリーを書く方としては身の引き締まる思いである。「ハンドルの握り方・回し方」というエントリーにも多めにコメントをいただいたが、筆者の未熟な書き方のせいで、趣旨が思ったとおりに伝わっていない部分があったようだ。またエントリー後に気付いたこともあるので、もう少しこの件について書いてみたい。

いただいたコメントに見られたのが「自分は●●派」という話。●●の中には「引く」とか「押す」が入る。実は筆者もMiToで「10時10分を握って、旋回内側に腕を引くときれいに回れるな」と気付いて以来「オレは引く派」と思っていた。つまりどんなクルマでも「旋回内側の手で引けばOK」と思い込んでいた。

ハンドルの回し方だけの話ではなく、例えば旋回挙動の組み立て方にしても各メーカーごとに特色がある。教習所で習う「スローイン・ファストアウト」は真実ではあるが、コーナーのどこまでスローで、どこからファストかは(もちろんコーナーの特性も関係はするものの)クルマによって異なる。そういう要素を組み合わせてクルマの旋回挙動は仕込まれるわけだが、シャシーセッティングやボディ剛性按分なども相互に影響しあう。だから真理はひとつではなく、メーカーごとに(もしかしたらモデルごとに)最適な運転方法が存在することになる。すべてのクルマをひとつのメソッドで運転できるわけではないのだ

先日社用車の忌忌しいホンダ ステップワゴン(初代)を60kmくらい運転した。忌忌しい理由はふたつある。ひとつはAペダル開度のチューニングが極端で、踏んでもまったく加速しない領域とバカみたいにかっ飛ぶ領域に2分割されていること。もうひとつはスローでスローで欠伸が出るようなステアリング特性。おまけに背が高いくせにだらしなく盛大にロールする。この両極端な二面性を持つ加速の仕立てとスローなハンドルが組み合わされた上にグラグラとロールする操縦性は、もはや異次元の「運転しにくさ」である。而してこいつのハンドルの取り付けはバスやトラックのように平たく取り付けられている。つまり乗用車の中でもややクセのある仕立てになっているわけだ。にも関わらずおっちょこちょいな筆者は10時10分で握ってさえいれば安泰と信じ込んでおり、「ちくしょー、運転しにくいなぁ。ハンドルの上の方、手が届かねえし!」などと心の中で舌打ちしながら運転していた。

しかしその道中ふと気が付いた。ステップワゴン(初代)のハンドルは4本ステー。9時15分以外にも8時20分の位置にもステーが伸びている。その9時と8時の間、15分と20分の間をホールドすると、必然的にバスやトラックのハンドルを回すようにゆっくり大きく回すことになる。すると旋回挙動の初めから終わりまで、きれいに一筆書きのように曲がれることに気がついた!そー言えばバスの運転手さんは8時20分でハンドルをホールドして送りハンドルばっかりじゃないか。それに気付いてからは旋回が(少し)楽になった。ホンダはステップワゴン(初代)をマイクロバスと仮定してチューニングしたのだろう。
 


ネットから拾った
E-RF1型のハンドル


ハンドルの取り付け角度やステーの数に注目できたのも、元はといえばアバルト プントエヴォとシトロエン DS3の差異に気付けたからだ。プン太郎とDS3ではハンドルの握る場所も、回し始めの主役になる腕も、回し方も全然違う。まずはクルマと対話して、あぁ、あんたのハンドルはここを持ってこう回せばいいのね、と見切ることが「正しい運転」の第一歩だと思う。

事はハンドル周りだけの話ではない。着座姿勢やペダル操作も各メーカー/各モデルごとに一貫したルールがあるはずだ。実験部隊と呼ばれる人たちの仕事は、(安全性能確認・確保の他に)そのクルマの運転操作にびしっと一本のルールを作ることだし、そのメーカー、ブランドとしての味付けを行う…んですよね?行えてない車も時々見受けられますが

筆者が経験した限りでは、たいていの欧州車にはメーカーが長年培ってきた独特のルールがあり、運転に没頭するためにクルマと対話するに足る造りをしていると思う※。DS3のケースではベスト握り方や回し方を自分で見つけたわけではなく、諸情報から推測して見つけたわけだが、経緯はともかく直進も旋回も格段に楽に行えるようになったし、それはクルマへの不要な負荷を減らす意味もあるはずだ。

クルマと対話して、クルマが求めるとおりに運転操作ができるように備えておきたい。

※電子制御と部品共有が徹底されてきた10年代以降、欧州車のB-Cセグメント車はみんなVW ゴルフみたいにななりつつある。ゴルフは良いクルマだと思うけど、そうじゃない味のクルマも欲しいじゃないか。

プントエヴォで行く!南三陸に春が来る
| その他のツーリング・夜活など | 20:04 | comments(3) | trackbacks(0) |


ホイール歪み問題が未解決なまま、南三陸さんさん商店街へふらりと走りに行ってきた。商店街の弁慶鮨でうまい寿司を食ってこようという算段。

時は3月の半ば。当然東日本大震災(2011年3月11日発災)のことを考えてしまう。あれ以来3月11日に東北の沿岸部に出かけるのは、よほどの理由がない限り控えるようにしている。津波被害を受けた土地に今も暮らす人々、家族や友人を亡くした人々、ましてや大切な人がいまだ行方不明のままの人々にとって、3月11日は特別な日であり沿岸は特別な意味を持つ場所ばかりだからだ。そんなところに興味本位で出かける気に筆者はならない。

しかし同時に彼の地で生活している人もお商売を営む人もいるわけで、そのことを忘れてませんということは「訪問する」という態度で伝えたいとも思っている。この日は3.11を数日過ぎており、現地も落ち着いているだろうと踏んでのツーリングである。寿司食いたさに春休み中の息子も乗り込み、朝9時過ぎに自宅を出発した。

弁慶鮨の昼時の混雑を避けるために、往路における未踏の道路を探しつつふらふら走る楽しみは封印。いつものコースなので新鮮味はないが、春の陽射しが本格化していて、遠く西にそびえる船形連峰にも田んぼにも、もはや冬の色は無いのが嬉しい。22.5度に設定したエアコンも暑いくらいだ。しかしホイールは相変わらず違和感。うーむ。



鳴瀬奥松島ICから三陸自動車道へ乗り北上。矢本付近に落下物があるとのことで警告表示。実際黄色いパトロールカーが路肩に。いや、その1台だけではなく道中何台かいた。石巻、河北くらいまでは良いのだが、単車線区間でもそのパトロールカーがペースメーカーになるのには参った…。
 


気仙沼市の大谷海岸ICまで1本に繋がった三陸自動車道ではあるが、今回は志津川ICで降りる。そこからさんさん商店街までは交通の流れに乗って普通に走っても10分程度。狙いどおり11時過ぎに到着できた(弁慶鮨は11時開店)。息子と勇躍入店したら、口開けの客になってしまった。カウンター席で親方と対峙。
 


これは「おまかせ握り10貫 3,100円」


これを平らげて、
あとは心と胃袋の赴くままに
親方にあれこれ握ってもらった


弁慶鮨はこれまでに何度か訪れているので詳細は省くが、たいへん美味しかった。親方やお店の人との会話も含めて良い時間だった。最後の最後に食べた中トロが衝撃的うまさだった、とだけ書いておこう。息子がいたので財布に大打撃。次はこっそりひとりで来ることに決めた。
 


さんさん商店街に来たら及善蒲鉾店に寄ることも必須。「鮹揚げ団子」と「ささかまぼこ」を購入。商店街の中のコンビニエンスストアで眠気覚まし用の缶コーヒーを購入して帰路へ。

実は今回の道行き、帰路に初踏破区間を目論んでいた。商店街の少し北からR346へ抜けるK206である。地図上で確認する限りはそこそこのワインディングっぽくて期待は高まる。いざ!
 


ずこー。今季早くも3件目の通行止め案件。いくら暖冬、降雪激少の今シーズンとは言え、通行止め解除が早まるなんてことはないのだった。仕方ない。少し戻って久しぶりにR398を走ってみようではないか。三陸自動車道の北限は数年前まで内陸の登米東和ICで、沿岸の南三陸町へ行くためにはR398を走らざるを得ない時代が長く続いた。いや、ちょっと待てよ。もしかして…。
 


思ったとおり、R346は交通量極少のナイスロードに華麗な転身である。いや、福島県のR115のことを思い出したのだ。R115も東北中央道の開通(部分的にだけど)でかつての大動脈国道がヘンタイ向けライトワインディングロードに生まれ変わっていた。登米と南三陸町を結ぶR346にも同じことが起こっているのだった。この区間、対面通行の三陸自動車道よりもR346を筆者は推す。

登米東和ICのある米谷からはR342で登米市内へ南下。市街地を通り抜けK15で米山町へ。ここでふと閃き、吉田公民館の角からK21へ折れさらに南下。K237へ合流して西進する。うろ覚えではK15にぶつかって、めでたくいつも松山町へ抜けるコースに合流できるはず。このK21-K237は初踏破。だだっ広い田園地帯の真ん中をひたすら直進するK237は、田起こし作業を眺めながらの道行きでのんびり走ることができて良い。イイ道を見つけてしまった。
 


うろ覚えのK15への進入を忘れて通り過ぎてしまい、瀬峰まで走ってしまったのは誤算だったが、まぁこの辺まで来ればどこをどう走っても同じようなものだ。醤油を大量摂取してしまったので甘味がほしい。JR小牛田駅前の村上屋に立ち寄り、小牛田名物「山の神まんじゅう」を購入。
 


JR小牛田駅のすぐ近く


うまい寿司とうまいまんじゅう。最高かよ。あとは松山町内をかすめつつ、大崎市三本木町、色麻町を経て帰宅。
 




用水路の近くで遊ぶのはきけんです


約5時間半/228km


あれこれあって宣言を忘れていたが、このツーリングを以て当ブログは2019年のツーリングシーズン開幕を宣言する。さぁ今年も忙しいぜ!

※ホイールの1件は刮目して待て!
 

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プントエヴォ・微震動の怪
| ABARTH PUNTO EVO | 18:26 | comments(13) | trackbacks(0) |

3月も早々にノーマルタイヤ ナンカン NS-2Rに履き替えて万事めでたし、天下泰平となるはずだったプン太郎だが、そうは問屋が卸してくれなかった。履き替え作業時にクローバーガレージSさんから指摘を受けた「ホイールが1本歪んでいる」案件が、時間が経つにつれクローズアップされてきてしまった。
 


歪ませたのは筆者本人で、経緯を書くとこうだ。2018年9月、ある道路で追い越しをかけた瞬間に道路幅が狭まり、右フロントが舗装部分から脱輪、ダンパー受け部をガツンとぶつけてしまった。右フロント足周りを傷めてしまい、意図しないネガキャンが付いて当時履かせていたブリジストン ポテンザ RE050Aを盛大に片減りさせてしまった。足周りは2018年12月の車検で矯正されたのだが、ホイールの歪みは見過ごされていたのだ。

Sさんからは作業中に「高速走行すると異常が出るかもです」と指摘されたが、とにかくさっさとノーマルタイヤに履き替えたかった筆者、件のホイールをリアに装着するよう指示し、必殺様子見攻撃で乗り切ろうと企んだ。しかし甘かった。そもそもロードノイズが大きいNS-2R、40km/hより上の速度域では「ゴアアアアアアアアッ」というあまり愉快ではない音質のノイズが盛大に鳴るのだが、プン太郎の場合はそれが「ゴアァアァアァアァッ」という感じ。音量に波がある。

そもそも2018年秋-冬、つまり歪んだ1本を右フロントに履かせていた状態でも、ハンドルのブレなどの体感現象はなかった…と思い込んでいたが、なんと本ブログ「プン太郎定期レポート#1」で
 

●不穏なハンドルぶれ
足周りと言えば、高速道路で追い越しするために出す速度域で、ハンドルに細かい振動が発生する。筆者はなるべく高速道路を使わない生活をしているので、滅多に浮上する瑕疵ではないのだが、かと言ってスルーするほど肝っ玉が据わっているわけではない。それに日常生活に於ける挙動を支える余裕は、高負荷時の余裕あればこそ。タイヤが原因かなぁとぼんやり考えている。


と報告しているぢゃないか。「ぼんやり考えている」場合じゃないよ、あんた。

そんなわけで、「サインを出していたプン太郎とホイール」 VS. 「放置していたあんぽんたんオーナー」という図式がはっきりしたわけで・す・が!過去を振り返るよりひとまずこれからのことを考えようではないか。

まずハンドルにブレは発生しないか?停止時と同様のどっしり感ではないが、ビリビリと細かい震えはある。おそらくNS-2Rの硬さゆえと想像する。その他の体感現象は、運転席に座る筆者の腰の後ろの辺りに何かが蠢くような、周期的な微震動。特に60km/hより上の速度域に突入するとそれは顕著になる。このふたつの微震動は、NS-2Rに履き替えた途端に顕著に感じるようになった。ということは、RE050AやWinMaxx01はコンフォータブルで、NS-2Rはスポーツタイヤで硬いからという理由しかあるまい。腰で感じる微震動は、以前:ハンドルのブレ、現在:腰の後ろと異なっているが、それは件のホイールの前後移設ゆえだろう。ロードノイズに音量の波が発生している件も、原因は一緒であろう。

とにかく精神衛生上気持ち悪い。早いところ解決したい。だがブツはアバルト純正ホイールである。1本買い直すだけでも財布のダメージは計り知れない。増してや4本買い直しをや。そんな時ふと「ホイール修正」という手段を思い出した。仙台にもそういう業者さんはあるのだが、そもそも事の経緯をよく知っているクローバーガレージSさんにやってもらえれば、そっちの方がいいじゃないか。さっそく問い合わせてみると「ちょっと待て」と。そもそもホイールスペーサーをかました状態で原因をあれこれ推測しても危険ですよ、と。

Sさんからは

  • ホイールスペーサーを外す
  • 正しくセンターを出して改めてホイールを装着する
  • 全ボルトを一旦解放し、再度締める


それでも症状が変わらない/出続けるなら、ホイールの歪みが原因と断定しても良い。正しくホイールを取り付けた状態で検分して、それから修正や買い直しを考えてもいいじゃないか、という提案なのだった。なるほどプロのご意見である

仕方ない。まずは自分でできることをしよう。筆者としては左リアホイール犯人説を裏付けるための作業と位置づける。
 

  • リアのみ一旦スタッドレスタイヤに戻す
  • その際ホイールスペーサーは外す
  • 検分
  • もしそれでも症状が出るならホイールが原因


というわけだ。プロが取り付けたフロントのボルトまで緩めることはあるまい。何となればこれまで自己作業で適当なトルクで締めつけていてもこんなトラブルは起こらなかったのだから。

いざ作業日、まずは現状をしっかり確認すべく自宅周辺をぐるりと1周してみる。奇跡の大逆転が起こるはずもなく、一昨日、昨日と同じように、不穏な微震動が60km/h付近を境に腰を揉んでくる。「あ、マッサージ機能だと思えば…」なんつー気の利いた感想は出てこず、ひたすら不穏だ。さっさと取り換えてみよう。

実際にスタッドレスタイヤに戻そうとしてみたら、スペーサーががっちり固着していて外れない。天を仰いで熟考すること1秒、外れないんだからしゃーないということでそのまま取り付けた。これで解決すれば完全にホイール犯人説が裏付けられることになるわけだし。
 


意外と違和感ない(笑)


さて前後異タイヤとなって試運転である。自宅前からソロソロと動き出してみる。








全然違う。

平和だ。なんなら20km/hですでにその違いが体感できる。ハンドルにも腰にも微震動は感じられない。自信をもって直進できる感じ。いやいや待て待て。低速では表出しないのに速度を上げればとたんに…ということもあり得るではないか。30分前に走った試走コースを、様々な速度で走ってみる。やはり微震動は検知できず。実際はハンドルはビリビリするタイミングもあるが、それは明らかに荒れた舗装起因だ。やっぱりホイール、歪んでいたのか…。あーあ。しかしそれよりもこの時驚いたのは旋回時の挙動である。





めっちゃオーバーステア。

理由を考えるに、フロントだけ強力なグリップを持っているNS-2Rなのに、リアはスタッドレスタイヤ WinMaxx01だからだろう。つまりフロントとリアのバランスが崩れているのだ。フロントはがっちり路面を掴んで曲がろうとする時、リアはスルスルと横に逃げ気味になってしまう。リアが「もうダメー」と根を上げ始めると急激に自転運動が進んで前を巻き込もうとするわけだ。これはおっかない。同時にこんな極端なフロント優性状態も体験できるもんじゃない。事故を起こさない程度に何度か巻き込み直前の挙動を味わってみた。おもしれー(笑)。

本題からズレている。そんなフロント優性状態もおっかないので、筆者自宅からクルマで15分のところにある某ホイールリペア専門店を急襲。事情を話して診てもらったのだが「うーん。いやー。これは、まぁ…」と歯切れが悪い。つまり気にするほど歪んではいないのでは?ということだ。希望するならタイヤをバラしてちゃんと寸法取ってみますけど、触診した限りでは、これ以上の精度を求めるなら、もはやレーシングカー並みの精度要求かもー、と大変フレンドリーかつ親切にあれこれ教えてくださった。
 


おかしい。クローバーガレージでの交換作業時は筆者が見ても明らかに波打っていたのに…。もしかして持ってくるホイールを間違った??と自分を疑ったが、ホイール内側には盛大なガリ傷がしっかり付いていて、間違ったとは考えにくい。狐に抓まれたような気持ちで帰宅。とりあえずおっかないからリアをNS-2Rに戻す。元凶ホイールを元々付いていた左リアに…。ん??



ローテーション方向が違うやんけ。




ええ?どういうこと??クローバーガレージで交換した時は「元凶ホイールは左リアに装着する」と言われた。ホイールの傷もその時に確認した。日が経ってこの日、筆者がチェックのために外した時、「あれ?どっちだっけ?」とはなったものの、ホイールの傷アリ/ナシで区別は付いた。その傷アリを元凶ホイールのつもりでリペア業者さんに診てもらったら歪んでないという。再び元通りに元凶ホイールを左リアに付けようとしたらローテーション方向が逆だった…。

単純に考えて、クローバーガレージで装着する時に間違ったということか??ということは不穏な微震動はタイヤローテーション方向が間違っていたから??頭が混乱したまま正しいローテーション方向で取り付けを終え、三度試走コースを走ってみる。



なんか、症状が落ち着いとる!!

いやー、なんだかわからん。そう言えばNS-2R購入日にタイヤパターンを撮影した画像があったじゃないか…と気が付いて、すぐに自宅に戻り確認してみたら、クローバーガレージは正しく装着してくれていたことが判明。そりゃそーだわ。考えてみりゃSさんがそんな凡ミス犯すはずがない。
 


装着初日の画像。
右リアを後方から撮影


つまり現状はこういうことか??Sさんが指摘したとおり、もう一回締めつけ直せば何かわかるかもというアドバイスどおりになったというわけか?うーん。すっきりしない。装着しなおしただけで改善。そう根絶ではない。が、これはもうタイヤ起因の振動ですと言われれば納得できるレベルまでになった。

タイヤ交換から1週間経ってようやく本調子を取り戻したプン太郎。いや、この話はこれで完結なのだろうか。後日談が発生するかもしれない。長文につきあってくださった読者諸氏には申し訳ないが、いつか再びこの話の続きを読む日が来ることを予言しつつ、本稿を閉じたい。おつかれさまでした。待ってろ!プン太郎!!次の休みはどこかに走りに行こうぜ!!!
 

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プン太郎・純正シートの底力
| ABARTH PUNTO EVO | 08:30 | comments(4) | trackbacks(0) |

2018年5月のOFF会で初めてお会いできたガキんちょチンクさんから、スパルコのシートサポートクッション(と他にもイイモノ)を頂戴するという僥倖を得た。本来はスパルコのシートに組み合わせるものなので、プン太郎の純正シートに取り付けるにはひと工夫が必要だったが、いざ装着してみたら、これがもうウルトラ快適だった。以来このクッションなしには運転したくない!とすら思っていたのだが。

つーか、もう筆者のドライビングポジション話はうんざりだという方も多いと思うので、もうさらっと書きますわ。そのクッションを外してみたら、意外とこれはこれで…な座り心地だった。純正シートの底力を見た思いである。以上。
 


ということで、ここから先は「まぁしょうがない。読んでやるか」という心の広い方だけに読んでいただければこれ幸い。どうしてそこまで重宝していたクッションを外してみたのかというと、どんどん変形してしまうのに耐えられなくなってきたからだ。適正用途以外の使い方だから想定外の負荷だろうし、運転中はどうしたってシートの中で徐々に身体が前にずれていく。そのズレる動きだって負荷なのだ。だから乗り込む時や赤信号で停止中などに、クッションと腰の位置をちょいちょい調整する。それが少し面倒くさくなってきた。



うーん、これじゃ早晩このクッション、ダメになっちゃうなぁと思いつつ、ホントにホントに純正シートのままじゃ正しい運転姿勢はとれないのか??という自問自答もあった。

先代の愛車、アルファロメオ MiTo RHDモデルの歪な運転環境とは異なり、アバルト プントエヴォ LHDの運転環境は健全だ。シートにしっかり背面を押し付け、アップライトに座ればだいたいOK、正しい実用車という風情なのだ(そのかわり決してスポーツカーライクではないのだが)。その伝でいけば、純正シートだけで正しい運転姿勢が出せなければウソだろ、とも思う。またクッション導入は姿勢作りにまだ試行錯誤していた時だったから、「このクッションのおかげで正しい姿勢が見つかった」と筆者が思い込んでいるだけという可能性もある。

座面の窪みにぴったり沿うように尻の位置を決め、肩甲骨をしっかり押さえてくれる角度に背面を合わせれば、プントエヴォの運転姿勢はOKなのだ。じゃあ1年近くもあーでもないこーでもないと言っていたのはなんだったんだよ!という感じだが、わかってしまえばそういうことですか!ということもあるではないか
 


で、思い切ってクッションを外してみて乗り続けているのだが、思った以上に過不足はない。だが腰のあたりの安定感はクッションを当てている時のそれにはかなわない。一方運転中にお尻が前にズリ出ていく感じはなくなった。一長一短ではあるが、尻と腰が安定しているのは良いことだ。ちょっと腰のあたりがスカスカするけど、当面はこの純正シートオンリーの状態で運転してみようと思う。
 

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その後のNANKANG NS-2R
| パーツ/グッズ | 20:27 | comments(19) | trackbacks(0) |

装着翌日に200km走破して、インプレッションの次フェイズに突入したノーマルタイヤ ナンカン NS-2R。次のフェイズとは何か。
 


100km走ったので
ボルト緩みのチェックも完了。
でもまだキャップを被せていない


まず空気圧である。88XLというロードインデックスを鑑み、クローバーガレージSさんの判断によって装着時の空気圧は2.5barとされた。これはプン太郎の車重と各4輪の接地荷重からSさんが割り出した圧だ。導入経緯を紹介したエントリーにも書いたように、NS-2Rのサイドウォールが本来の性能を発揮させるには、最低圧は2.0barである。現状の2.5barよりもコンフォート味が欲しければ2.0barまでの範囲で下げても良い。逆に2.8barくらいまで昇圧しても良いという。マジか?そもそもそこまで空気圧を上げてタイヤ中央の接地面積を減らして何かイイコトあるの?と問うと、サイドウォール側ばかりが減る場合は、極端に圧を上げてタイヤの丸みを増し、結果タイヤ中央部分だけ削るという対応もあるという。

まぁそんなハイプレッシャーごっこをせずとも、0.1bar単位で空気圧を変えるだけで、タイヤの乗り味はすごく変わると。これはSさんだけでなく、物の本でも読んだ。ひとまず筆者としてはNS-2Rの剛直っぷりをもう少し柔らかくしてみたい。なのでフィアットがそもそもプントエヴォに指定した2.3barまで下げてみた。

こ・れ・が!!

思った以上に感触は激変したのだ。

2.5barでの挙動

  • とにかくゴツゴツと突き上げる感触が絶えない
  • 直進が神経質で気疲れするほど
  • 旋回時挙動の爽やかさは未体験ゾーン!


2.3barでの挙動

  • サイドウォールがよく動き、ゴツゴツ感が減った
  • どちらかというと粘って直進から動きたがらない印象
  • 全域に渡って安楽さは増した


ざっくり一言で言えばコンフォート性が増したということになる。これは朗報。なんだかんだ言っても、プントエヴォは実用車ベースのGT的キャラクターなのだから、旋回特化型とするには(筆者には)荷が重い。

ではあるのだが、大きく印象が変わったのはむしろ旋回時だ。旋回負荷がかかっている時、2.5bar時はがっちり路面を掴んでも、シールを剥がすようにパリッとドライに推移した。しかし2.3bar時はゲル系の接着剤が剥がれる瞬間のように、タイヤが名残惜しそうに路面を掴みつつねっとり剥がれていく感触…と書いてわかっていただけるだろうか。空気圧微調整はつまり路面を掴む瞬間よりも、剥がれる瞬間にこそ差異が見られるのだ。

例えばサーキット走行のように、とにかく反応速度を上げてナンボの環境では、2.5barのような挙動が嬉しいだろう。だがそれは必然的にかなり上の速度域での話になる。一方日常生活のほとんどの場面では、せいぜい60km近辺までで解決するし、旋回時の速度も低い。となると2.5bar時のNS-2Rの挙動は、普段使いにはピーキーで神経質すぎるのだ。それが高性能車っぽくて嬉しい!という方もいるかもしれないが、おっさんの筆者にはちょっと、ね…。

ということで、当面は前後2.3bar、あるいは前2.4bar/後2.3barで行こうと思う。

DS3・それは博打です
| CITROEN DS3 | 07:30 | comments(13) | trackbacks(0) |

もうタイトルだけで予想が付いた読者もおられると思うが、家人のシトロエン DS3(デビュー・セリ=シック相当)の乗り換えか延命か問題の続報である。
 


DS3・5年/5万kmの壁
DS3・それは果てしない皿回し

久しぶりにお顔も見たかったのでボルボカー・仙台泉に赴きS店長に本件を相談してきた。経緯と現状を説明し、それを聞いてS店長開口一番「博打ですね」。イデアルさんから出てきた見積り13万円の内訳はオイルポンプとソレノイドの交換がメインで、言わば対処療法である。発端エントリーに詳しく書いたが、アンチポこと「アンチポリューションシステムエラー」や4速自動変速機AL4の不穏な挙動、何となく元気の無いエンジンなどなど、本気で全部修理するなら「ざるで水を掬うが如き」の費用投入となるだろう。割り切って対処療法+車検でおおよそ50万円というところか。

だがその金額では「きぃきぃ」と異音を発する不穏な足周りには着手できまい。さらに言えば今回の見積りで指摘された箇所を交換したって、2年持つかどうかはわからない。善かれと思って着手した予防交換が呼び水になって、更なる不調が発生する可能性もある。いやもちろん何も起こらず2年、3年と健やかに過ごせる可能性もゼロではない。こういう思考を全部まとめてS店長の「博打ですね」発言が出るわけだ。

少し俯瞰してみればわかるが、これも考え方・視点の持ち方ひとつだ。大好きなDS3が調子悪い。だからと言って手放すなんて考えられない!!この際テッテテキに不調の原因を潰す!!という考え方も立派なヘンタイの花道ではある。供給終了しちゃってこの世にないパーツだってワンオフ自作で必ず修理しますよ、というショップ/ファクトリーだってあるわけだし(実際には知りあえていないけど)。「100万つっこんでまだ調子悪いって言いながら嬉々として乗ってるんだよ、バカだねー」はヘンタイへの最上級の賛辞である。

家人とブラウザを覗き込みながら、パンダイージーツインエア乗り出し100万円の物件を探す。「やっぱりDS3治そう!とパンダもいいよね…の間で揺れてる」とは本人の弁。気持ちはわかる。だが明日、あるいは明後日、イグニションコイルがまた1本死亡なんてことになれば、家人はS店長へ速電話するだろう。「卸町にあるパンダ、押さえてちょー」。イグニションコイルかどうかはさて置き、その程度のマイナートラブルは今後1年で確実に発生する。フロントもリアもブレーキパッドやディスクもそろそろ寿命だろう。フィアットのA/Bセグメント車両が、PSAのBセグ車両よりも耐久性に優れるなんてことがあるだろうか。おそらくあるまい。しかし10万円未満のトラブルや消耗品交換でうんざりするなら、乗り換えてしまう方が精神的によほどすっきりするだろう。

ま、決めるのは家人ですが。

新ノーマルタイヤ・NANKANG NS-2R_50,180km
| パーツ/グッズ | 20:25 | comments(6) | trackbacks(0) |
もうプン太郎のスタッドレスタイヤを脱がせてノーマルタイヤへ履き替えた。準雪国の仙台で3月1日にスタッドレスタイヤを脱ぐことは前代未聞である。あまりにも温暖で雪の少ない2018-2019年の冬の様子を伺い、もう良かろうと判断した。本当だろうか。実はビビっている(笑)。まぁ雪の残っているところには行かねば良いだけだし、降ったら乗らなければ良いだけだ。

新しいノーマルタイヤはナンカン NS-2R 205/45/R17である。実は激安アジアンタイヤはこれまで食指が伸びなかった。能力も精度も低いだろうと思っていたからだ。実際そういう製品があると訊いたこともあった。ではどうしてナンカンを買うことにしたのか。ここに登場するのがクローバーガレージのSさんである。Sさんとの出会いは、MiToに履かせていたホイールとタイヤの買い取り交渉の場である。その立板に水、壊れた蛇口的タイヤ知識と情報に圧倒された。この人すげえ…と驚き、家人のシトロエン DS3のスタッドレスタイヤ+ホイール新調もお願いしてみた。思ったとおり「こんなのは?こういうのもあります。あとこっちもいいです」と豊富な選択肢を提示してくださった。結果的にOKを出すのは財布なので(我が家はいつもそうだ)、あっという間に選択肢は狭まったのだが、とにかく、とうとう我が家はタイヤコンシェルジュと出会うことができたのだった。

プン太郎のノーマルタイヤ新調にあたりSさんに提示した当方の条件は下記のとおり。
  • 純正ホイールに履かせる
  • グリップ重視
  • コーナリングで撓らない/変形しにくい
  • アジアンタイヤはなんとなく不安
  • エコタイヤとランフラットは除外
  • 長寿命は期待しない
  • サイズ:205/45/R17
  • 予算:6万円税込み

夢想しているのは
  • ブリヂストン ポテンザ
  • ピレリ P-ZERO
  • ミシュラン パイロットスポーツ2/3

我ながら「おまー、ケンカ売っとるんか(『仁義なき戦い』の松方弘樹風に)」なオーダーだが、そんな頭の沸いたメールへのSさんからの返信は淡々としていた(笑)。とにかくSさんは一貫してブランドやメーカー名に惑わされない。おそらくはご自身の販売・装着作業体験から得られたであろう、精度・性能の高い/低い、キャラクターや寿命などのデータを駆使して提示してくださる。だから有名メーカーの人気銘柄であっても「今あそこはよくないですよ。製造精度も低くて真円出てないです」などなど、ばっさりである。

Sさんからは筆者がぽわわわーんと夢見る夢子さんになるような銘柄も推奨されたが、軒並み予算の倍額くらいする。夢もへったくれもない2019年春である。唯一上に書いた諸条件とのマッチングがよく、かつ値段も適合していたのがナンカンなのだった。聞けば6万円なんて予算で買えるハイグリップタイヤなど、もはやナンカンぐらいしかないという。Sさん曰く「スポーツ系ではなくスポーツタイヤ。減りはとても早く15,000km持てば良い。ドライ・ウェット共に感触はとても良く、安価。ただし騒音レベルがとても高い」とのこと。アジアン(ナンカンは台湾の会社)、スポーツタイヤ、ノイズうるさい…。「15,000kmということは、2019年のワンシーズンでおさらばだし、ノイズ云々も1年なら我慢できるだろう」という脳内判断を経て決定した。

ナンカン NS-2R*4
(税、取り付け工賃込み)
56,000円

 



安っっっ!!ホントに安い。今回最後までオススメ銘柄として残ったのは
  • ミシュラン パイロットスポーツ
  • ファルケン アゼニスRT615K+(ただし215/40/R17へアップ)
  • ヨコハマ ネオバ
  • ダンロップ Z3

であった。ナンカン以外はかなりグレードの高いヤツばかり。「グリップ重視」というオーダーを重視してくださった結果であろう。しかしいずれも予算オーバー。205/45/R17というサイズもやや災いしたと言えるかもしれない。実際このサイズ、ネットで探そうにも選択肢が少ないのだ。

装着作業時にSさんに作業場へ呼ばれてあれこれ。唯一見逃せないのが純正ホイールの歪み発覚である。実はもしかしたら…と予想しないでもなかった事態。これは2018年9月のひとりツーリングの際、細い農道でアスファルトから脱輪を演じた時に、右フロント足周りを強打したことが原因。脱輪する際にホイールもガリっており、歪んでいるのはそのために他ならない。その後12月の車検の際にイデアルさんで足周りは矯正してもらい、足周りそのものは様子見案件としていた。件のホイールを真円チェック用の機械にかけて回してみて正面から目視すると、なるほどウネウネと、わずかだがうねっていた。「気付きませんでした??」気付きませんでした。とほほ。高速域に入ると影響が出るだろうとのこと。しかし、今この状況でホイールを4本新調とか無理無理、無理ですわ。ということで歪みを認識した上で左リアに組み込んでもらう。

組み込み後いくつか注意点が。
  • タイヤとホイールの接触面にオイルを塗ったので、馴染むまでの500kmくらいは全開走行禁止
  • ロードインデックス変更。最低圧は2.0bar。現状2.5bar

帰宅後どんなオイルなんだろうと調べてみたら「ビードワックス」というものらしい。ふーん。まぁサーキットに行くわけでもないし、全開云々は大丈夫だろう。空気圧の件は興味深い。NS-2Rのグリップ能力を最大限発揮できるように2.5barにしたけど、もう少しコンフォート味が欲しければ(タイヤが馴染んだら)もう少し下げてもいいです、と。サイドウォールの強度から、2.0bar未満でNS-2Rの性能は担保されるらしい。この空気圧の件であれこれお話しを聞けたことは大変楽しく、勉強になった。100kmくらい走ったらボルトはチェックせよ、と。なのでキャップはあえて外したままの納品。空気圧調整はその100km走行後のチェック時で良いだろう。
 

明けて翌日、さっそく200kmほどツーリングに行ってきた。万が一にも雪があったら困るので(笑)、県南から福島・相馬へ。丸森町ではちみつを追加購入し、相馬市かつ吉でメンチカツ定食を食べる。道中本当に雪がなく、しっかり新タイヤの乗り味を試すことができた。その結果や如何に。
 

丸森町・八雄館駐車場。
買うぜはちみつ!


順調に相馬市を目指してR113からK228へ。
今期2度目の通行止め案件


その通行止め地点からの迂回路として
天明山を超える山道。
山々の眺めはすっかり春。
途中にダートトラック発見。
モトクロスバイクな人たちが
出走直前でした


毎度お馴染相馬市かつ吉
(相馬市中村田町30)


家人も同行。
ロースカツ定食を担保できたので、
筆者は初メンチカツ定食。
筆者理想のメンチカツだった

NANKANG NS-2R、200km走行後のインプレッションは以下のとおり。

呆れるほどの高グリップ
仙台市内から村田町へ向かうK31の東北自動車道を跨ぐ陸橋の90度S字カーブ、相馬市から福島市へ向かうR115のワインディングパートで本気チェック。これはグリップ云々を超えてもはや「粘着」である。タイヤが路面に粘り着いたかのような強グリップ性能。筆者、本気で爆笑してしまった。Sさんの言う「スポーツ系ではなくスポーツタイヤです」に納得。

直進しません
旋回時のグリップ能力とトレードオフだが、サイドウォールが硬いため直進がものすごく神経質に。また前日まで装着していたスタッドレスタイヤのふわふわ感とは全く別物のハンドルへの反力。動き出し最初のゼロkm/h付近での、ハンドル中立から動かす時の「よいしょっ!」と声を出したくなるような手応えは、まるで別のクルマのようだ。そして日常速度域では目視できない程の轍も敏感に拾う。200km走行後は落ち着いてきたが、タイヤが馴染んだのか筆者が慣れてしまったのかよくわからない(笑)。

轟音
なるほど凄いロードノイズ(笑)。接地面積多めの溝パターンからこれも仕方ない、トレードオフなのだろう。500−1kHz付近の「モアーッ」とも「ボアーッ」とも言えないこもったノイズが車内に篭る。窓を開ければあまり気にならないが、ひとつ言えることはプン太郎でデートするのは止めておいた方が良いということだ。助手席の彼女とおしゃべりするにも大声出さなきゃならないから、喉が嗄れちゃうぜ。
 

200km走行後のファーストインプレッションとしては、「グリップ性能一点豪華主義」としては大合格。500km走行を経てもう少し高い負荷域でどんな挙動を見せてくれるか楽しみで仕方ない。ただこのロードノイズ。2019年冬が来るまで耐えられるかどうか自信がない(笑)。5月のオフ会でヘンタイ大先輩諸姉諸兄に乗ってもらい、笑いの種になるなら本望である。
 

JUGEMテーマ:ABARTH

ハンドルの握り方・回し方
| クルマにまつわる四方山話 | 20:51 | comments(23) | trackbacks(0) |

MiToやプントエヴォなどという「運転を楽しむ以外には用途がない」的なクルマに10年近く乗っていると、クルマの操作や、その結果表出してくる「クルマの挙動」という現象を身体で理解するだけでなく、頭でも理解したくなってくる(当社比)。操作(原因)と挙動(結果)という意味で一番最初に気付いたのはMiToに乗っていた頃のこと。「ハンドルをどのように操作すれば最も効率良く曲がれるのか?そもそもハンドルはどう握るのが正しいのか?」と疑問に思ったことだった。

自動車雑誌などをナナメに読んでいても、例えば「英国車らしく、背筋をぴんと立てて座り」とか「イタリア車運転のメソッドどおり、腕をほぼ真っすぐに伸ばしてハンドルを握り」とか、そういうことが書かれている。この「お国柄によって運転姿勢やハンドルの握り方が違うのか?」という疑問は輸入車や自動車運転にのめり込む過程の重要なマイルストーンだった。

ハンドルの握り方ひとつとっても、実はメーカーごとに言うことが違うのには驚いた。あるメーカーは10時10分と言ったり別のメーカーは9時15分と言ったり、つまり絶対解が存在しない。ハンドルを両手で握ることは基本だとしても、どこを握るかが千変万化なのであればこれはもう自分で探るしかない。そうやってMiTo、プントエヴォのハンドルを子細に撫でさすってみれば、やはり10時10分のようだ。ハンドルのサムレストの形状や、10時10分箇所のリム形状から考えてそう思う。そして旋回時は旋回内側の手でハンドルを引き下げるように回す。この操作で(加減速さえヘマをしなければ)プン太郎は一筆書きのように過不足なく旋回を終えられる。

また少しプン太郎との距離が縮まったな!と悦に入っていたのだが、特定の1台の旋回方法をマスターしただけで、すべてを理解できるほど自動車運転は簡単なものではなかった。以前アップした家人のシトロエン DS3のスタッドレスタイヤ新調に関するエントリーで、DS3の旋回挙動をうまくコントロールできていない記述がある。

DS3・冬のスタッドレスタイヤまつり2018・その4
 

また旋回動作もややクイックに感じる。鼻の入り初めが速い。「あ、回し過ぎ…?」とハンドルを回す腕が途中で止まる(あるいは躊躇する)ような場面を数回経験した。もっとも筆者がプン太郎とDS3の挙動差を体感して、修正するまでのわずかな距離で感じるだけだが。


16インチから15インチのタイヤ・ホイールへのインチダウンのせいで顕在化した可能性もあるが、実は過剰にクイックと思える旋回挙動は、筆者の操作が拙いせいでもあった。過日DS3を60kmほど運転する機会があり、その時もDS3の旋回挙動がギクシャクしていて、この時に「あ、こりゃオレの運転が下手なせいだ」と認識した次第。プン太郎と同じような運転、すなわち10時10分の位置から旋回内側の手でハンドルを引き下げると、引用テキストのように想定以上に旋回内側に鼻が入ってしまう。だからハンドルを止める。で、また必要になって回し足す。典型的なダメ旋回挙動。がっくし。

そこでいろいろ試してみた結果、DS3はハンドルを8時20分の場所を握り、旋回外側から押し上げるように回すとぴったりきた。往年のDS(UFOみたいなヤツ)に代表されるシトロエン車のハンドルグリップ場所は、軒並みここらしい。家人のDS3のパワーステアリングはやけに軽いなぁとこれまでも思ってきたが、8時20分握りでの直進の楽なこと楽なこと。10時10分握りでは手からの力が伝わりすぎてしまっていたのだ。そういえば古いシトロエン車のハンドルはステアリング軸から太い軸が1本ハンドルの下に繋がっているだけでではないか。あれは視覚的にも「下を持つ」のがしっくりくるようにデザインされた結果なのだ。
 


シトロエン DS


シトロエン SM


DS3も8時20分のリム形状は、手のひらではなく、指を引っかけるような形で握ると身体への負担が少ない。10時10分位置からハンドルを引き下げていくと軽すぎると思っていたパワステも、外側のハンドル下半分から押し上げていくためにわざと軽くしてあることが体感できる。

筆者が実体験しているメーカーごとの運転メソッドは、今回書いたフィアットとシトロエンのふたつだけだが、極端に言えばメーカーごとに存在するだろう。そしてそのメソッドは国民性や風土が時間をかけて醸成したものなのだろう。こういうことがわかるだけでも、運転はもっともっと楽しくなる。2018-2019年の冬は望外に雪が少なかった。さっさとノーマルタイヤに履き替えるか!

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■プン太郎■
筆者の愛車ABARTH PUNTO EVOのこと。
ブログ本文に「プントエヴォ」と
フルネームで書くと煩わしいので命名。

■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

■朝練&夜活■
早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■EDO■
Eat and Drink Organizationの略。
親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
「同乗者無しでひとり1台」
「うまいものを食べ、飲む」が掟。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。
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