クルマで行きます

クルマが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のABARTH PUNTO EVO乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
プントエヴォ・スタッドレスタイヤ購入記2018
| パーツ/グッズ | 21:20 | comments(7) | trackbacks(0) |

プン太郎の前オーナーは東北地方在住の方だったようで、2018年1月26日の購入時にはスタッドレスタイヤが付属していた。が、2012年製のYOKOHAMA ice Guard iG50はすでに正常な能力を発揮できず、2018年冒頭の数ヶ月を危うい足元のまま過ごしたのだった。もはや猶予はない。迫り来る2018-19の冬シーズンを乗り切るために筆者はスタッドレスタイヤを新調する必要があった。
 


プン太郎にはMiTo時代と違ってあれこれ手を入れない方針なので、タイヤくらいはちょっと奮発してもいいかなと思っていた。その上でこれまでの経験からスタッドレスタイヤの新規購入ならミシュランを秘かに狙っていた。何が良いってドライ性能が高い。下手なノーマルタイヤよりも乗り心地が良い。ロードノイズはそれなりにあるけど、極端な話、人命に直結なのだから。せめてネットで安いところを探そう!どこかないか…。カチカチ、カチカチ、カチカチ…。























ミシュラン、サイズないやんけ。

プン太郎の正規タイヤサイズは 205/45/R17 である。215/40/R17でもいけんじゃね?という話もあるが、おそらく曲げ切った時にフェンダーライナーに干渉する可能性大。分不相応に幅広のタイヤは最高だが(バカ)、フェンダーライナー脱落のトラウマ保持者としてはやっぱりヤだな、と。

そうなるとゲンキンなもので、ミシュランじゃなきゃ32,860円/1本なんてやっぱり無理無理と宗旨替え。いったん4本合計で10万円未満という夢が一度でも脳裏をよぎってしまうともうダメだ。コンチネンタル?無理無理!ブリザック??そんなの無理無理!!と、数日前の自分が聞いたら「貴様、歯を食いしばれ!」案件である。
 


ま、とにかく高いのはヤメヤメ。もうちょっとランクを落とそうということで次に狙ってみたのがグッドイヤー。なんちゅうか、あのGoodyearというホワイトレターにめっちゃ憧れがある。なんなら塗ってあるヤツが欲しい!再びネットの海へ。

最近ネット通販が面倒くさい。色々ありすぎ。amazon、Yahoo!、楽天などのショッピングポータルもあれば単独の商店のオンラインショップもある。対応もまちまち。今回最初に見積りをお願いした店舗も見積りを取る段階からクレーム防護ネットが何重にも張り巡らされていて、やれ規約を読め、了承のチェックボックスをクリックしろ、届いたらチェックして異常があったら●日以内に必ず電話入れろ云々。いやこれ、販売側も購入側も当然クリアすべき項目ばかりなのだが、文章の端々に「これ確認してくれてなきゃウチなんにもしませんから」的な「売ってやる」ムードが溢れていてやんだくなる(仙台弁で「いやになる」)。トドメの「クレジット払いの見積りは電話でしか答えられない」に心が折れた。まぁ先方のやり方にこっちが付いていけなくなっただけのこと。最初のお店をあきらめてさらにさまよう。なんだかんだでGoodyearを探してるはずが結局購入したのはダンロップ ウィンターマックス01だった。購入先は日光商会

2018年製 ダンロップ 205/45R17 WINTER MAXX 01 WM01
スタッドレスタイヤ ウィンターマックス ゼロワン 
価格 14629(円) x 4(個) = 58516(円) (税別、送料別)


送付先件数   1(件)
合計商品数   4(個)
商品価格計   58516(円)
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小計         58516(円)
消費税       4680(円)
送料         4000(円)
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合計         67196(円)
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ダンロップ ウィンターマックスにも01と02があって、01=安い方である。ミシュラン購入に情熱の炎を燃やしていた冒頭を振り返ると堕ちるところまで堕ちたなという感じだが、ダンロップのスタッドレスタイヤを履かせるのは人生初めてなので、これはこれで楽しみだ。実際の積雪の中を走ってみるレポートは早くて12月の下旬であろうか。

 

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プントエヴォで行く!冬枯れの宮城県・大崎地方
| その他のツーリング・夜活など | 21:48 | comments(6) | trackbacks(0) |


世間様と同じく週末に休日となることが時々ある。日曜日の午前中、お決まりになっている生鮮食品の買い出しに出かけ、あまりの天気の良さに午後からふらりと走りに行ってきた。13時過ぎの出発だったことに加え、この季節、もはや16時を過ぎれば日没である。そんなに遠くに行ってもなぁ…、ということで、もはや冬枯れと言っても差し支えない田園風景が広がる仙台市北部の大崎地方をぐるりと廻ってみることにした。

現在は多くの大小市町村が合併して「大崎市」となっているが、筆者にとっての大崎市とは旧「古川市」である。なので旧古川市街地あたりまで走ったら引き返してくるつもりである。しかしR4で普通に走って行ってもまったく面白くないので、大和町や大衡村の中をふらふらと、なるべく走ったことのない道を選んで走る。どこに出るのかわからない野山を駆け巡る道はまだまだたくさんある。そんな道路の周辺に広がる景色はまさに「里の秋」。これまで散々楽しんできた紅葉がとうとう平地にも進出してきて、農家と真黄色の銀杏の木みたいな、まるで風景画のような景色が点在していた。

まったくの個人的な事情であり単なる好みなのだが、筆者のひとりツーリングはほぼ例外なく午前中の出発で、従って東から日光があたる景色を多く見ることになる。太平洋側に住む筆者にとっては、西側にそびえる奥羽山脈に日光があたる光景こそがデフォルトなのだ。もちろんその様子は美しい。しかし午後の日に照らされる東側平野部の景色もまた美しい。そのことが午後出発のツーリングを経てわかってきた。住んでいる場所によっては当たり前の光景なのかもしれないが、たまたま習慣的に午前中に出発しているという理由だけでずいぶん損してきたなぁと思う。「視点を固定してしまう危険」について考えてしまう。

2018年になって体得した大崎から大和町へのK158や156を経て帰ってくる。すると徐々に沈んでいく太陽を追いかけるようになる。在仙のあるサックス奏者がアルバムを出した時、ジャケットは日本海に沈む夕陽の絵だった。それは彼が幼少時から見続けてきた「彼にとっての夕陽」なのだという。筆者にとってはこの日見た山々に沈む夕陽こそが「自分にとっての夕陽」である。カメラを忘れて今回は画像が少ないが、大和町・王城寺原演習場すぐ近くの丘の上から見た日没があまりにもきれいだったので、そこだけiPhoneのカメラで撮影した。
 






ほんの4時間程度のショートトリップなのだが、11月も半ばとなればツーリングシーズンはもはや終ったようなもの。陽気の良い日中はノーマルタイヤの感触を味わっておきたい。

 



 

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プントエヴォ・ダウンサイジングという徒花
| ABARTH PUNTO EVO | 08:51 | comments(16) | trackbacks(0) |


筆者は誰が何と言おうとアバルト プントエヴォを愛するものである。わざわざこんなことを書くのは、プントエヴォが全方位的に優れたクルマではないからだ。

こいつは一体何を言っているのかと思われる読者もおられるだろう。敢えて書いておくが、プントエヴォが素晴らしいのは「Bセグメントの中では」という条件付き範囲内での話だ。同セグメントの同門アバルトにすら695ビポストなんてバケモノがいるが、後部座席にそこそこ快適に座ることができ、必要ならばそれなりの量の荷物も運べ、それでいてあの動態性能なのだから文句などあろうはずがない。

「Bセグメント」じゃなければ?そんなもんいくらでも上には上がいる。あくまで2-300万円で買えるクルマの範囲でという注釈付きの話である。

小排気量エンジンの馬力の効かない範囲を、レスポンスに優れた小口径ターボで過給して、加速の鈍さを補完するという「ダウンサイジング過給」というスタイルは「あったまイイ!」とは思うけれど、ナチュラルな大排気量エンジン搭載車と比べれば、それはやはりある意味で歪なメカニズムと言える。乗ったことはないけれど、ターボの付いてないマセラティ グランツーリズモやアストンマーティン ヴァンキッシュに乗れば健やかで胸のすくような加速を味わえるのだろう。ノンターボ+大排気量こそがあるべき姿なのだと思う。
 


ま、そんなこと言っても一生グランツーリズモもヴァンキッシュも買えないのだから、代償行為としてプントエヴォは良い選択だと思う。筆者がこのエントリーで述べたいことは、「ダウンサイジング過給なんてダメよ、やっぱり」ではなく、日本国内で楽しむ限りは「あり」な落とし所ではないかということだ。VWの代表車種やプントエヴォのパッケージである1.2-1.4lクラスのガソリンエンジンを搭載したダウンサイジング過給FWD車両の弱点は以下のふたつだけだと思う。

・ターボラグ
・レブリミット付近で加速がタレる

ターボラグは確実に存在する。ワインディングロードの登りを真剣に走るようなシークエンスではなく、一般道路ならではの、自分以外の車両由来のスピードダウン後の再加速のような場面で実感することが多い。回してからじゃないとラグは感じられず、シフトダウンしようにも回してしまった後ではテクニックがいる。DCTやCVTならその辺は文字通り機械的に恙なくやってくれるのだろうけど、そこは修業中の身、ターボが効くのを待ちつつAペダルを踏みつけるしかない。グランツーリズモやヴァンキッシュに思いを馳せる瞬間ではある。後者はその様子をYouTubeにアップすると手にお縄がかかる領域のことだから、三桁国道や野趣溢れる県道ばかり走る筆者には(幸いにして)無縁である。

プントエヴォのようなクルマは運転そのものを楽しむために買われるクルマだ。そんな純粋なジョイのためのマシンにターボラグもリミット付近で馬力がタレるのも「悪」であるという正論はよくわかる。が、ターボラグはともかく、自分も他者も危険に晒す後者の瑕疵は無視して良いと筆者は思う。

ダウンサイジング過給とはつまり、ハイブリッドという手法を認めたくない欧州自動車メーカーが編み出した時代の徒花である。試乗したことはないが、日産 ノートe-Powerやトヨタ アクアを例に出すまでもなく、日本ではとっくにターボをモーターに置き換えて同等の効果を実現している。動力性能や手法に限って言えば、つまりプントエヴォは時代遅れ、あちらのガラパゴス車種なのだ。

とは言えアクアに乗る気はしない。旋回や制動それぞれにも魅力を感じられなければ乗りたくない。手法的に古くさいプントエヴォだが、1台のクルマとして俯瞰すればまだまだ魅力に溢れているし、古典的だからこそ必要なドライビングテクニックもある。もっと腕を磨け!と運転手を叱咤するクルマが今どれくらいあるだろうか。そして冒頭の1行に戻る。筆者は誰が何と言おうとアバルト プントエヴォを愛するものである。

総額100万円未満という恐ろしい事実
| クルマにまつわる四方山話 | 22:44 | comments(11) | trackbacks(0) |

毎朝プン太郎のフロントグラスに朝露が降りる季節となった。相変わらず筆者とプン太郎はゴキゲンである。先日のOFF会のように遠っ走りをしなくても、通勤や買い物で出かけるだけでも運転そのものが充分に楽しい。
 


「ダウンサイジング過給エンジンのBセグメント車」というジャンルに限定しての話ではあるが、プントエヴォはアルファロメオ MiToを経てようやく辿り着いた筆者にとっての最終解と考えている。あくまで「筆者にとって」なので、人によってはその解が208GTiだったり695ビポストだったりするだろう。ともあれ、低燃費であることと一定範囲内での加速性能、そしてユーティリティとドライバビリティに関しては、アバルト プントエヴォは奇跡的とも言えるバランスを保っている。だから純正状態に積極的に手を入れる気がしない。これで充分なのだ。もしもプントエヴォ以上に辛口のクルマを欲するなら、ケイターハム スーパーセブンやマツダ ロードスターのような明らかに枠組みの異なるクルマに乗るしかない。

自分自身で御せる範囲内での最速最曲最止(←なんて読むんだ)車種アバルト プントエヴォを手にしてしまった現在、いや、だからこそ「ダウンサイジング過給以前」のクルマが魅力的に思えて仕方がない。2018年にはアルファロメオ 147、156、ザガート 155T/S TI-Zに相次いで試乗させていただいた。かつて7年も乗ったプジョー 307SWも久しぶりに数十メートルだけだが動かす機会を得た。どいつもこいつも味わい深いクルマばかりで実に良い。運転させてくださったオーナー諸氏に大感謝である。それらを運転させてもらう度に「あぁこういう緩さもいいもんだ」と、クルマならぬ顔が緩んでしまったものだ。プントエヴォにしても先に挙げたセブンやロードスターにしても、クルマの味わいそのものがどんどん鋭利になっていくわけだが、張りつめていないからこその心の余裕というのも捨てがたいことに気がついたわけだ。どちらもそれぞれに魅力があり、身体と精神に良い影響を及ぼすのだ。
 


ザガート 155T/S TI-Z。
もちろんこれは100万円では買えないです


アルファロメオ 156 2.5V6 24V



プジョー 307SW


プン太郎にさらに増車するという前提ならば、別に速度も旋回も制動もそこそこの実力でバランスさえ取れていればそれで良い。重要なことは「自分がこのクルマを動かしている実感」が濃厚なことだ。その点前述のどれに乗っても大満足であることは間違いない。プントエヴォとは異なる「クルマを運転する快感」が濃厚なのだから。

罪深いのは、筆者がそのどちらも欲しがることだ。税金払えるのか??買っても置く場所がないのに??308GTiや695ビポストやジュリア クアドリフォリオなどはとうてい買えぬが、単なる155や307SWなら総額100万円もしないで買えるという事実が恐ろしい。

無事終了!クルマで行きますOFF会#17〜宮城・山形横断特急〜
| レポート・クルマで行きますOFF会 | 22:10 | comments(18) | trackbacks(0) |
「クルマで行きますOFF会#17〜宮城・山形横断特急〜」が無事終了した。晴天に恵まれ、結果的には13台16名にご参加いただくことになった。これは個人の零細ブログ主催のOFF会としては大盛況だと思っている。ご参加各位に感謝申し上げる。

クルマで行きますOFF会#17〜宮城・山形横断特急〜
2018年10月28日(日)
集合時間:8:00
出発時間:8:30
解散時間:16:30(予定)
参加費:無料

※荒天中止

<集合・参加メンバー>
集合は8時だったが主催者の自覚を以て7時40分頃に到着。だーれも来ていな…ん?あのエーゲブルーのプジョー 307SWは…??この時は車内で爆睡されていたが、一番乗りは神奈川からのえすぷれそさんだった!やがてしげさんとゆきのってぃさんが到着。以後続々と参加者が到着。
 

釜房湖畔は素晴らしい天気

えすぷれそさん:プジョー 307SW
神奈川から奇跡の初参加。美麗な写真満載のブログは必見。307SW仲間として勝手にフォローしていたのだが、聞けば筆者の307SW記事(実は307SWに特化したサイトを開設している。放置しているけど)を読んで購入に踏み切ったらしい。もうひとりやはり神奈川で乗り換えたい車種がないとて307SWに乗り続けるオーナーさんがいる。307SW恐るべし。

しげさんとゆきのってぃさん:フィアット 500TwinAir
当ブログ公認晴れ男しげさんは博識の人。特に欧州のクルマ事情は立板に水。MAZDAクレイジーでアテンザ乗り。じゃあなんでTwinAir?これは奥様の通勤用グルマなのだった。アテンザと500の8輪体制って理想的じゃないか?ええ?おい。ゆきのってぃさんはご令嬢。聞けば小学3年生という。時の流れの速さに翻弄されるばかりなり。

Queiko姐さん:アルファロメオ ジュリエッタ
筆者のご近所さん。クルマではなく人物が「羊の皮をかぶった狼」。詳細は終章で述べる。

あお師匠:プジョー 208GTi
筆者のイタフラ車道のお師匠さんにして当ブログ公認晴れ男。ブログ主催のOFF会開催をそそのかした張本人。この日は種々の予定をやりくりしてご参加いただいた。208GTiの他にアルファロメオ 147 2.0TSを所有。豊富な経験をもとにヒトクセもフタクセもある車種を理知的に管理する達人。

alfa_manbowさん:アルファロメオ 156 2.5V6 24V
今回OFFの参謀。数ヶ月前からコース展開について筆者の相談に乗ってくださった。それだけではなく下見もしてくださっている。ありがたや。そして今回の参加車種156は核爆弾。この日がお披露目となった。だが核爆弾だけでは済まなかったのだ…。

Fさん:アルファロメオ 155 TS2.0 ファイナルエディション
alfa_manbowさんのお友達で運転手として駆り出されたという。なぜならFさんがドライブするこの155、これもmanbowさんのものなのだった(譲渡証まで搭載されていた。しかしFさんの愛車ななんなのだろう…)。こうなるともはや核爆弾をしのぐ中性子爆弾レベルのネタ投下である。なんでもFさんの甥っ子さんが所有していた155で、知人価格=格安で譲ってもらうことになったのだという。この2台、本気でうらやましい。

denzouさん:アバルト 124Spider
いつしか本ブログOFF会の顔になりつつある。渋い仕様のフィアット 500を駆っていたのだが、いつの間にか124に。魔改造のS2000を駆るご友人たちと蔵王エコーラインのアスファルトを削っているらしい。

A.Sudさん:ルノー ルーテシア
2016年夏に七ヶ宿で運命の出会い。DCT物件ではなくわざわざ下位グレードの5MTをチョイスする通人。エンジンについてなら永遠にしゃべり続けられる。機械全般に詳しい。筆者にオーディオの諸知識を与えてくださる。

marutaさん:アルファロメオ 159SW
毎度予告無しで当日登場されるmarutaさん from 新庄。今回も当日颯爽と現れた。ええ、ええ。きっとご参加くださると思ってました(笑)。昨年156SWから159SWにお乗り換え。実は山口百恵が歌っていた真っ赤なクルマも所有するエンスージアスト。

little red sherbetさん:プジョー 208XY
ごく短い期間だけ販売されたXYという渋い仕様に乗るlrsさんは from 茨城県!208GTiとXYが並ぶ絵面など、フレンチブルーミーティングくらい大規模な集会じゃないと実現しないのではないか。クルマ遍歴を伺うと立派なヘンタイであることがわかる(ここには書かないけど)。道中のすばらしい画像を頂戴したので掲載させていただく。贅沢な話だ。

これに筆者のプン太郎を加えて総勢11台12名。ブリーフィング(という名の自己紹介)を行い時間通りにみちのく公園を出発した。
 



<みちのく公園から瓜割石庭公園まで>
時折隊列を分断されつつ前半の目玉ルート「広域農道コスモスライン」を堪能。307SWのえすぷれそさんにはちとペースが速かったかもしれない。しかしみんなでコスモスラインを走るというこの状況こそ今回のOFF会開催の最大のモチベーション。本懐を遂げられて筆者は満足である。その後七ヶ宿町内で調整して無事11台隊列を形成できたのだが、1点不満なことがあるとすれば、先導する筆者には隊列の全容が見えないということだ。つまらないねぇ(笑)。思ったよりも早いペースで最初の休憩地点「瓜割石庭公園」に無事到着。駐車スペースですべての参加者が停車するのを待っていると(11台もいるとけっこう時間がかかる)、下品な野太いエグゾーストノイズの白いアルファロメオ MiToが現れた。なんとじゃるさんである。これで合計12台13名。
 





<瓜割石庭公園>
この公園が面するブドウマツタケラインは何度も走ったことがあるし、なんならalfa_manbowさんとじゃるさんと3人でMiTo乗り比べをしてこの前を何度も走り抜けたのだが、存在にはまったく気がつかなかった。確かに奥まってはいる。実際に足を踏み込んでみると、断崖絶壁が幾筋も立ち上がる威容に圧倒される。
 



©little red sherbetさん


天気は快晴だが暑くも寒くもない。駐車場で三々五々トークを繰り広げる。この時間も本当に楽しい。筆者としてはえすぷれそさんの307SWがひたすら懐かしい。実は集合場所で「どうぞ運転してみてください」とえすぷれそさんに優しいお言葉をかけていただき、欣喜雀躍してパーキング内をぐるっと一周させていただいた。筆者の記憶にある307SWは「旋回挙動はシェアだが加速は鈍重」だったのだが、久しぶりに動かしてみるとこれが良い意味で裏切られ、ローギアードのAL4がそれなりの加速動作を作っているように思えた。「もっとキビキビ走る小さなクルマが欲しい」とMiToに乗り換えたくせに、こうなると良い思い出しか浮かんでこないものだ(笑)。瓜割石庭公園の駐車場ではリアゲートを開けてベンチのように腰掛けてゴキゲン。えすぷれそさんもオススメの307SWユーティリティのひとつである。「こういう運転していてどこにも癪に障らない蒸留水のようなクルマもいいなぁ」などと脳内よだれが…。「別れた女には会わない方がいい」と言う。以前所有していたクルマをもう一度所有しても当時の情熱は取り戻せないという例え話だ。だが307SWならもう一度所有してもいいと本気で思う。でもその時は後期モデルにするだろう(爆笑)。だって初期型、くだらないトラブルの宝庫なんだもの。いや、だからこそ中古車市場では安値か…??悩むぜ…。←アホ
 

©little red sherbetさん


©little red sherbetさん


©little red sherbetさん


なんとS店長から電話が…!
スタッドレスタイヤ、おいくらになります?

©little red sherbetさん




307SWのリアゲートに座ると和むんです。
ゆきのってぃさんと

<瓜割石庭公園から道の駅いいでまで>
このまま根を張ってしゃべり続けてしまいそうなので、少し早めだったが昼食休憩をとる「道の駅いいで」へ出発することにした。ここからは先導はalfa_manbowさんに交替だ。早速ルート会議。というのも道の駅いいでにはR113をひたすらまっすぐ行けば恙なく到着するのだが、もちろんそれでは面白くない。ここ高畠はmanbowさんおお膝元。当然ヘンな県道三昧コースも検討されていた。どうする?R113チームとヘンなコースチームに分かれる??「manbowさん先導のヘンなコースで行きたいひとー?」と挙手を求めたら全員がヘンなコースを希望。決を採った筆者がアホだった。徹底的に宮城・山形の野山を駆け巡ることに決定。

しかしここでじゃるさんが離脱。最近は南国の島と東北の二重生活を送られており、この日も午後から機上の人になるので離脱はやむを得ない。あがっていたバッテリーを復活させてまで駆けつけてくださった(だから遅刻した)じゃるさんだが参加は実質1時間弱(笑)。古参コメンテーターの意地を見る思いである。ありがたや。

じゃるさんを見送って出発。この高畠から道の駅いいでまでの県道三昧コースがこれまた素敵だった。ログを録っておいた。
 

このコースも復習必須だ。K102、K8、K250を美麗眺望とともに駆け抜けるナイス県道。







<道の駅いいで>
到着した道の駅いいでは大混雑。地場産の野菜やくだものが大売り出し中。食べ物もたくさんある。かなり大きな道の駅だ。昼食は各自自由に…というプランだったが、alfa_manbowさんとFさんは事前にこの近所のイタリア料理店を下見してくださっていた。飲食店が混み合う休日であることを鑑み、こちらに行きたい人はえすぷれそさん運転の307SW1台で別行動と相成った。筆者はmarutaさん、little red sherberさん、A.Sudさんと4人で道の駅グルメと洒落込んだ。
 

めざみセット 1,080円
ざるそばと山形芋煮のセット



個人的にグッと来るツーショット

実は筆者のこの日の朝食も芋煮だったのだが、山形のしょうゆベースの芋煮も筆者は大好きだ。A.Sudさんの武勇伝を拝聴しつつ完食。もちろんそばと芋煮なんて軽めのメニューにしたのには理由がある。レストランを出て屋台メニューを堪能。飯豊町は牛肉の産地らしく、牛肉メニューが多い印象。牛肉サンドや焼き芋を堪能。なんと焼き芋屋さん「ムーラン」は七ケ宿町から出張販売に来ているのだった。少しおしゃべり。芋、とてもおいしかった。

<置賜広域農道>
関東圏から参加のlittle red sherbetさんとえすぷれそさんとはここでお別れ。5-6時間の道のりだろう。ご無事を祈らずにいられない。一方我々は後半のメインステージ置賜広域農道を目指す。この農道を北上するのは初めての体験なのだが、わずかに西に傾いた太陽が紅葉に染まった連峰を照らし、その山々目がけて爆走する参加者の隊列。筆者はこの区間は最後尾を務めており、フロントガラス越しのこの美しい風景に口あんぐり。
 



多少バンピーな箇所もあるにはあったが置賜広域農道を無事走破、R287をわずかな区間走りあゆ茶屋へ到着。




やな場、というらしい

<道の駅白鷹ヤナ公園あゆ茶屋>
その名のとおり鮎料理がずらり。しかし筆者は満腹につきソフトクリーム。
 

バニラとマロンのミックス 300円

ここでしげさんとゆきのってぃさんが離脱。ご家族を半分残して来ているので仕方なし。そして雨がパラついてきた。これから向かう寒河江方面の空には禍々しい色の厚い雲が広がる。denzouさんが止むなく124Spiderの幌をかける。最後の最後に雨なのだろうか…。
 

行く手には不穏な雲が…

<道の駅寒河江チェリーランド>
とうとう道の駅さがえチェリーランドに到着。いやー、着いたね!走った走った。空は暗くなってきたがかろうじて西の空から夕陽が差し込む。さてあとは解散するだけ…というタイミングに白いアルファロメオ MiToが滑り込んできた。なんと5月のOFF会に初参加してくださったIさんと奥様とご子息である!午前中に仕事をやっつけて午後から参戦すべく、あゆ茶屋でも時間を前倒しで出発してしまった我々を追いかけてくださっていたらしい。「やっぱ、時間発表してるんだから、ちゃんとそれを守らなきゃダメよ」と誰かが言う。ごもっとも。Iさんには悪いことをしてしまった。IさんのMiToは大バカ野郎に右リアをがっつりぶつけられてしまい、大手術の末復活したばかりとのこと。災難でしたなぁ…。
 





お天気雨恒例、虹。
でもふたつも…

道の駅いいででマツタケを購入したmarutaさんが「早くビール呑みたい」と我慢できなくなり離脱。ここに於て今回のOFF会は幕を閉じることと相成った。最後の最後にIさん一家の参加で参加者は全13台16名となった。どうも、だいたいこんな台数/人数になるようだ。くり返しになるが個人の零細ブログのOFF会としては上々の出来だと思う。幸い事故けが人病人も出なかった。晩秋の1日としてはけっこう充実していたのではないかと自負している。ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。次回は2019年5月のおしゃべりOFF会の予定だ。

<おまけ・帰路>
ということでOFF会のレポートは終わるのだが問題は帰路にあった。寒河江から仙台への最短下道としての選択肢はR48しかない。この帰り道は終始Queiko姐さんとのランデブーだったのだが、自宅方面へのショートカットとして熊ケ根・大倉から根白石へ抜けるワインディングロードへ舵を切ったのが大問題だったのだ!街灯とてない漆黒のワインディングロードを、振り切ろう振り切ろうとしても姐さんは完全にテールトゥノーズで追い立てる。マジかよ…。グリップの甘くなったポテンザに落ち葉や荒れた舗装のあの道は酷過ぎる。いや、すんません。タイヤのせいでも道路のせいでもありまっせん!みんな自分の腕が未熟なせいでありますっ!翌日某SNSに「運転巧くなったね!豆腐を運んで練習したのかな?」という超絶余裕のコメントを頂戴しました。精進します。みんな!Queiko姐さんを振りきろうなんて思っちゃダメだぜ!!
 

寒河江市内から…


山形空港の脇を通り抜け…


約11時間/270km
最終告知・クルマで行きますOFF会#17
| OFF会・告知 | 22:19 | comments(6) | trackbacks(0) |

あれ?28日って明後日じゃん!
 


クルマで行きますOFF会#17〜宮城・山形横断特急〜
2018年10月28日(日)
集合時間:8:00
出発時間:8:30
解散時間:16:30(予定)
参加費:無料

※荒天中止

今のところ参加表明をしてくださった方々はQueiko姐さん、しげさんのおふたりで、あおさんとじゃるさんが調整中という理解。alfa_manbowさんとacatsuki-sudioを加えて総勢4〜6名の予定だ。もちろん抜き打ち参加大歓迎。集合時間が早いけどがんばっていただきたい。

タイムスケジュールはこちらのエントリーを参照のこと。
【再告知】クルマで行きますOFF会#17・タイムスケジュールなど

当日28日は辛うじて雨は降らなさそうだ。楽しみにしている。
The Weather Channel 山形県、高畠

プントエヴォで行く!山形探訪前哨戦
| その他のツーリング・夜活など | 23:56 | comments(2) | trackbacks(0) |

2019年は山形だ。そういう予感がある。

筆者のひとりツーリングの行き先、ふと振り返ると2017-18年は岩手県に出かける機会が多かった。花巻や一関の県道三昧コースは、忘我の境地を体験したければぜひ体験すべきとオススメしたい。その前2015-16年は福島県だった。ような気がする。宮城県では滅多に見られない雄大な平野の景色に圧倒されてばかりいた。今も「福島は景色が横に広い」と思う。

もちろん特定の年にひとつの県ばかり訪れていたわけではない。あちこち走ってはいた。だが山形の場合、ふと気がつけばせいぜいが朝日連峰よりも東側ばかりの話で、日本海側へは滅多に行ったことがない。米沢以西も然り。つまり山形県の東半分しか知らないわけで、これはよろしくない。2019年シーズンは山形のあちこちを走ってみようと今から楽しみにしている。

で、ある休日、前哨戦としてちょっと行ってみっかと。しかしまぁいきなり月山とか酒田港も遠い。往復200kmくらいで楽しいところないかなと瞑想すること5秒、天童市内の「広重美術館」を思い出した。これまで知らずに目の前を通りすぎたことはあったが、一度行ってみたいと思っていた。となると当然昼飯はABC食堂でロースカツ定食だし、帰り道は定義山の喫茶店Norahに寄りたい。となると往路は笹谷峠か…。と一瞬でコースの組立ができるくらいのスキルは筆者にもあるのだ。

ということでABC食堂のピークタイムを避けるために11:30入店を目論む。逆算して8:00過ぎに自宅を出発。快晴である。釜房ダムの定点観測地点からの眺めがすばらしい。おそらく今年ベストではないか。
 






 

引き続きR286をのんびり進み、いつもは210円払って山形自動車道の笹谷トンネルをくぐるところを、この日は笹谷峠に進入。ここで初めて先日の蔵王・峩々温泉付近を訪れたタイミングでは紅葉には早すぎたことを痛感。笹谷峠の紅葉はまさにこの日がピーク。あるいはその直前だったようだ。「紅葉の盛り」よりもその寸前の方が美しい。先日蔵王で出会った三人のおGさん(のうちのふたり)もそう言っていた。桜の花も同じだ。ピーク直前が美しいのだ。
 




まだ朝の9時半くらいなのに笹谷峠駐車場は様々な自動車で溢れていた。登山者のものだがここまで満車っぷりは見たことがない。今まさに装備を整えた老夫妻が登山口に向かうところだった。駐車場すぐ脇のハマグリ山頂上を見上げると、豆粒のような登山者がひとりふたりと見える。視線を左にやると山形市街地が眼下に見える。奥羽山脈を挟んで仙台と山形は天候が真逆なことがあるが、この日は山形側も快晴。ただ盆地の上に霧のような雲が蓋のようにかぶさっている。


 






改めて空気が澄んでいることがわかる。この時期はこうなのだろうか?視界360度が絶景で嬉しい。5分ほど休憩して峠を下る。途中ハイペースなホンダ S660が後ろに付いたので道を譲る。今日はハイペースで走ることよりもプン太郎の挙動を味わいたい気分。もっとも峠を下り切って笹谷ICを通り過ぎると、途端に交通量が増えてペースが落ちる。S660もプン太郎も頭を押さえられてのんびり下る。ローソン山形滑川店(山形県山形市滑川42-6)のあるT字路を右折し、農道・県道を北上し天童へ向かう。途中のお社でまた休憩。
 


神明神社(山形県山形市上東山)


K111に合流するための曲がり角をひとつ間違えて、広重美術館までR13を少し北上することになった。ロードサイドチェーン店の嵐。30年前、免許取り立ての頃には天童あたりのR13を嬉々として走ったものだ。チェーン店の林立で回る経済もあるのだろうけど、あまりの豹変っぷりにがく然とする。がく然としたまま広重美術館に無事到着。
 


広重美術館(山形県天童市鎌田本町1-2-1)
 

初代から主に三代目まで、広重の版画や肉筆画を堪能。規模の大きな美術館ではないが、むしろそこが好ましい。広重の作品が天童にある理由、そしてこの美術館が生まれた経緯を解説文などで読めば展示作品もいっそう味わい深く観ることができる。興味のある方はぜひ訪れてみて欲しい。大人600円/1名。

さてABC食堂だ。天童市内にはもっと格式の高いとんかつ屋さんもあると思うが、ここんちの普通のロースカツ定食は680円という店長気絶価格。にも関わらずまったく普通のおいしいロースカツが食べられる。この日も安定のクオリティ。
 


ABC食堂天童店(山形県天童市山元2592)


Rロースカツ定食 680円


さて仙台に戻る。R48をのんびり走る。物流系トラックが多く、追い越し禁止の片側1車線なので焦っても仕方ない。関山峠の紅葉も見頃だった。
 


R48で県境を超え熊ケ根で左折。R48から大倉ダムへの道路、普段は閑散としているこの道も予想以上に交通量が多い。この道を走るクルマはほぼ90%くらいが定義山を目指す。もしかして…と思いつつプン太郎を進めると、思ったとおり左右の山々は紅葉が進んでいる。定義山は仙台近郊の紅葉の名所なのだ。まだ6-7割りというところだろうと思われるが、駐車場は満車に近い。門前喫茶Norahに入店。話を聞けばすでに紅葉目当ての人出シーズンがやはり始まっているらしく、10/20-21の週末はものすごい混雑でお店のご主人夫妻もスタッフもヘトヘトになったという。景気の良い話ですね。とんかつを食べた後だったのでチーズケーキとコーヒーだけにした。11/23に予定しているNorahでのライヴの話など。
 


門前喫茶Norah
(仙台市青葉区大倉堤沢23-3)



ベイクドチーズケーキセット 850円


実はコーヒーをおかわりするか、何か後口爽やかなドリンクをもう一杯…と思わないでもなかったが、本格的に満腹。加齢のためか満腹になるとプン太郎の挙動検知能力が著しく低下する昨今、これ以上胃袋に何か入れるのは財布にも身体にも優しくないと判断し退店。

仙台市立大倉小学校前のT字路から七北田ダムの裏に出る名も無きワインディングを下る。鈍感な筆者ですら体感するほどポテンザRE050のグリップは劣化した。スタッドレスタイヤだけでなく、ノーマルタイヤも買わなきゃなぁとぼんやり考えつつ帰宅。
 




約5時間半/151km


そんなわけで山形イヤーの前哨戦として大勝利の半日だった。天童よりも少し北の村山地方も良い。高畠方面のぶどうマツタケラインも良い。新庄へ向かうR47も良い。もちろんこの日走った天童や寒河江も良い。しかし来年はさらに西に行く。山形の奥深さを堪能する1年にしたい。
 

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免許取ったら3年アバルト 595を運転しろ論
| クルマにまつわる四方山話 | 22:45 | comments(12) | trackbacks(0) |

自動車という工業製品に何の思い入れもない当家の老母ですら、昨今の自動車が搭載する数々の安全装置については漠然と名前や機能を知っている。それが2018年。21世紀である。

母は巷でニュースになることが増えてきた高齢者の運転ミスによる事故を気にしているようだ。本人ならず家族も心配している。母にとって自動車の運転ができることは、生活の便利である以上に、「まだまだ現役」という自尊心を維持する意味の方が大きいのかもしれない。そんな母は、数々の安全デバイスを積んだクルマなら、高齢者でも事故の確率を減らせるのではないかと期待しているようだ。確かに命拾いする場面はあろう。しかしそれらデバイスがあらゆる交通事故を根絶できるとはとうてい思えない。

自動車を安全に運転することは本来とても難しい。製造技術は向上したので、かつてのノンアシストステアリングやすぐフェードするブレーキなどを的確に操作するような難しさはなくなったが、反面「自分だけは事故らないから大丈夫」という運転手の慢心は、昔も今も変わりがない。車両製造技術が向上したことで「運転手の慢心」がむしろクローズアップされるのかもしれない。

運転中にルームミラーで背後の自動車の運転席を見てギョッとすることが時々ある。

ギョッ
ひたすらスマホを凝視して指を動かしている。明らかに閲覧ではなく文字入力。

ギョッ
新聞や雑誌を読んでいる。

ギョッ
ひたすら頭髪の枝毛を気にしている。

ギョッ
孫の手で背中を掻いている。

全て筆者がこの目で見た事例である。渋滞中の車列でこういうのに遭遇すると怖いねぇ。いつ追突されるかわかったものじゃない。ペダルの踏み間違いでコンビニに突っ込んだ自動車を見ることはまずないが(筆者はつっこみたてホヤホヤの現場を見たことが1度ある)、車内でアニメ上映中とか運転しながらスマホ凝視なんてケースは毎日のように遭遇する。

運転手個人の安全意識の低さが問題であることは言を待たないが、スマホでテキスト入力してても前に進めてしまうクルマの設計思想だって問題ではないか。人間の集中力不足に電子制御によるセーフティネットを張るという構図は、結局のところ「破れ鍋にとじ蓋」に過ぎないのだから。

自動ブレーキの有効性は疑いの余地がない。しかし自動車の作り手が最初に行うべきなのは、自動ブレーキの出る幕を必要としない操作性の実現であろう。そもそもの話。そのためには電子制御領域を増やすのではなく、自動車運転に関わるユーザーインターフェイスそのものを、もっともっとプリミティブにすることはひとつの方策だと思う。軽トラックの暴走ニュースを滅多に聞かないことは、この件に関しての大いなるヒントだ。自動車の電子制御パワーステアリング、フライバイワイヤのペダル類のレスポンスは、新しいものだからといって人間の生理に沿っているとも思えない。よそんちの技術要素を分析体得することには長けているが、同じ技術要素を積み上げることで実現したフィール、タッチなど、数値化しにくい領域を製品に落とし込むのは下手だなぁと思う。え?なんの話かって??察してくださいよ、お客さん。

例えばの話、プントエヴォを構成している技術要素なんてきっと大した事ない。それなのに走る・曲がる・止まるの達成レベルの高さは特筆に価する。筆者のプン太郎が2011年製ということを差し引いても、当時ですらエポックメイキングな技術要素が搭載されているわけではない(マルチエアエンジンはそれなりにトピックだったが)にも関わらず、だ。

極端な話、自動車運転免許証取得後の最初の3年間は全員がアバルト 595に乗ることを義務づければ、みんな相当運転がうまくなると思う。別に595じゃなくてもいい。操作とその結果がきれいに一致するクルマで運転を身に付ければ良いと思うのだ。595を運転しながら枝毛をむしったりワイドショーを見たりはできまい。加えて「自動車が前に進むということは、運転手の能動的な操作の結果である」ことも骨の髄までわかるはず。もちろん戯れ言であることは承知している。そうではあるが、トヨタや日産やホンダが「操作とその結果がきれいに一致するクルマ」だけを作るようになるとは、今のままでは到底思えない。何よりユーザーが声を上げることもない(上げているのはごく一部のヘンタイのみ。ヘンタイだから相手にされない)。初回登録から13年を超えると自動車税を優遇するどころか、増税を行う政治屋がそんなことに時間を割くとも思えない。クルマで家から出かけ、何事もなく帰ってくることができるということは、実はものすごい奇跡なのかもしれない。

プン太郎定期レポート#1
| ABARTH PUNTO EVO | 23:13 | comments(3) | trackbacks(0) |

2011年登録のプン太郎ことアバルト プントエヴォは、20世紀に作られた自動車に比べればやはり格段にトラブルが少ないと思う。筆者の輸入車ライフは2001年登録のプジョー 307SWが起点なので、それより前の時代の輸入車に関しては話に聞くのみ。ネタとして聞くからか破天荒なエピソードが多いが(笑)、翻ってプントエヴォの平穏無事っぷりは素晴らしいと思う。

普通のオーナーブログなら「書くネタがない」ということになるこの安楽さを、定点観測として折々に、できれば定期的に書いてみたい。筆者のアンテナ感度が試される荒行だが、アバルト プントエヴォというクルマの楽しさをひとりでも多くの日本在住の運転免許保持者に知っていただきたいと思う。
 


●現在の走行距離
2018年10月16日に総走行距離は43,836kmになった。同年1月26日に24,828kmでわが家にやってきたのだから、年間走行距離はほぼ2万kmで、これはだいたい例年通り。

●ナゾの減圧
タイヤの空気圧がいつの間にか0.2barくらい下がっている。半年で0.2bar減少には気付けない。ふと思い立って空気圧チェックをするとそんなことになっている。高速走行で致命的なトラブルになることはないと思うが、足周りの水面下の不備というのは恐ろしいものだ。

●不穏なハンドルぶれ
足周りと言えば、高速道路で追い越しするために出す速度域で、ハンドルに細かい振動が発生する。筆者はなるべく高速道路を使わない生活をしているので、滅多に浮上する瑕疵ではないのだが、かと言ってスルーするほど肝っ玉が据わっているわけではない。それに日常生活に於ける挙動を支える余裕は、高負荷時の余裕あればこそ。タイヤが原因かなぁとぼんやり考えている。

●寿命の早いポテンザ
そろそろスタッドレスタイヤ購入の算段をしなければならないのだが、ノーマルタイヤの減りも想像以上だった。ポテンザRE050Aは人によっては「消しゴムタイヤ(ガシガシ削れてしまうから)」と評価するようだが、サーキットに持ち込むわけでもない筆者の場合そんな減り方はしないだろうと高を括っていた。いやいやなかなかどうして(笑)。前後を入れ替えれば、まだまだ半年/1万kmくらいは行けると思うが、現段階で明らかに高負荷旋回時のグリップの低下を体感できている。2019年春に前後入れ替えて履かせたとしても、恐らく夏には限界を迎えるのではなかろうか。ポテンザはこれまで体験してきたタイヤの中でベストと言っても良い(貧しいタイヤ体験ばかりなのね、とか言わないように)。次もポテンザで良いとすら思っているが、コンチネンタルとかFALKEN ZIEXとかも試してみたいので悩む。

●運転姿勢の悩みから解脱
とうとう試行錯誤が終った。必要以上に尻・背中を背面に押し付けるのではなく、シート形状に沿って無理なく座る、それは意外やわずかに背中を丸める姿勢だったのだが、とにかくそういう姿勢に落ち着くと実はシート背面にある肩サポートがちょうど筆者の肩を左右からホールドしてくれることに気付いた。無理に尻を押し付けていないので前後にズレることもなく、背中全体が背面に触るので車体からのインフォメーションも豊富で、さらに肩をホールドされることで旋回時にも身体がズレることもない。逆に旋回時に背中がズレるようなら、それは自身のテクニックを超えたレベルでの旋回を強行している時だ…と判断もできるようになった。旋回中にわかっても遅いんだけど(笑)。

こうやって列挙してみると、空気圧だのハンドルのブレだのは中古車だから起こる劣化現象ではなく、順当に消耗部品が劣化してきたからこそのものだと思われる。プン太郎はアタリの1台だ。最近つくづくそう思う。21世紀初頭に大流行したダウンサイジングエンジンという手法、それは徒花だったかもしれないが、そういう出自の中の究極の1台だと本気で思う。
 

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プントエヴォで行く!OFF会下見と3人のG
| その他のツーリング・夜活など | 21:35 | comments(4) | trackbacks(0) |

宮城県南、村田町・白石市・蔵王山峩々温泉を走ってきた。2018年10月28日開催予定のOFF会#17の下見も兼ねて。いっしょにプランニングしてくださっているalfa_manbowさんから提示されたコースの一部に、筆者が未踏破の区間があった。当日筆者が間違うと洒落にならない。先日も共有した下記の地図内、広域農道コスモスラインとR457が合流・南下したあと、公立刈田綜合病院の脇でK254に合流するまでの田んぼ道がそれだ。まずはそこを走ってみる。
 


この日はK51に合流したら遠刈田温泉方面へ引き返し、蔵王エコーラインを登り、峩々温泉を擁するK234で青根温泉へ下り、再び遠刈田温泉へ戻ってきて「蔵王Boo」で昼食。完璧じゃないか。
 


みちのく公園


せっかくなのでOFF会の集合地点から実走してみることにする。みちのく公園までちんたら走ってひと休み。K47でどんどん山奥方面へ。途中からコスモスラインに乗り村田町内へ。
 




コスモスラインは相変わらず楽しい。だがR457との合流直前で路肩舗装工事のために交互通行。警備員さんに工期を尋ねてみたところ、よくわからないが年内いっぱくらい、とのこと。とは言え工事は週末は休みだろうからOFF会への影響はあるまい。いよいよ未踏破区間へ突入。

問題の未踏破区間は田んぼの中の集落と集落を結ぶ道。のどかなものだ。迷ったりすることなく無事にK254へ合流できた。このK254を走るのは久しぶり。刈田綜合病院から少し先にある直線路は、かつてMiToフェンダーライナー脱落事件が勃発した場所でもある。あん時ゃまいったぜ。もちろんこの日はトラブルとは無縁。鎌先温泉、弥次郎こけし村を通りすぎさらに標高を上げていく。午前中の太陽があたる蔵王連峰の威容を眼前に走るのは気持ち良い。もしかして…と期待していた紅葉にはまだ少し早かった。OFF会当日はもっと紅くなっていることだろう。晴れると良いが…。
 


MiToでフェンダーライナー落とした場所…


K51へ合流。OFF会当日とは異なり右折して遠刈田温泉経由で蔵王エコーラインへ。ただし蔵王山頂は目指さない。エコーライン途中でK234・峩々温泉へ曲がる。K234との合流地点にある大鳥居前パーキングにプン太郎を停め、蔵王山を見上げて紅葉状況をチェックするためにうろうろ。山の空気はひんやりしている。
 


ちょうどそこへK234から1台のジムニーが現れプン太郎の隣に停車した。トイレ休憩のようだ。降りてきた乗員3人はみなおじいさん。写真を撮り終わった筆者が戻っていくと、そのうちのひとりがプン太郎をしげしげと眺めて話かけてきた。

G=おじいさんたち、a=筆者

G1「なんだべ、こりゃすんばらしいクルマだねや」
a「何言ってんスか、ジムニーだって素晴らしいクルマじゃないですか」
G1「なーにこんなポンコツ」
a「いやいやいやいや、ジムニーは本格オフローダーの鑑ですよ」
G1「んだかや」

愛車を褒められてまんざらでもない様子のおじいさん。そこへもうひとりのおじいさんも近づいてきた。

G2「こいつ(プン太郎)はアレだね、スポオツカアっつーんだおんね」
G1「んだ、スポオツカアだっちゃ」
G2「はー、この赤いのはなにっしゃ??」
G1「だーれあんだ、こいつはブレーキっしゃ」
a「そうです。ブレーキです」
G2「はー」
G1「(プン太郎のフロントタイヤを指さして)タイヤもすごいね、これ!」「ジムニーはあんま太いの履かせっと却ってダメなんだ」
a「あ、そーなんですか」

実に楽しい。どこから来たのか訊いてみたら筆者の住まいとそんなに離れていない。なんたる偶然。

a「これからどこに行くんですか?」
G1「だーれ蔵王温泉さ行って風呂入って48号線まであがって仙台帰んのっしゃ。だっはっはっは」
a「いーですねー」
G1「いろんな風呂あんだよ。露天もある」
a「いーですねー」「お昼ごはんも蔵王温泉で食べるんですか?(あわよくば良さげなお店を教えてもらいたい)」
G1「だーれ麓さ下ってそば食べんのっしゃ」
a「いーですねー、そば」

しかしおじいさん3人というのも珍しい組み合わせではなかろうか。

a「みなさんはどういう集まりなんですか?」
G1「どういうたって…。老人会みだいなもんか?わっはっはっはっは」
G2「もう座頭市みたいに(杖をついてヨボヨボというジェスチャー)なってけんどもっしゃ」
a「座頭市ならあっちの方はガンガンじゃないですかー」
G2「あっちの方ったって…、相手してくれる人がいねぇとねや…」
一同「わっはっはっは」

ちなみにG3こと3人目のおじいさんはトイレから出てくると会話に参加せず、即座に後部座席に乗り込んでしまった。

G1「んで行ぐすかわ」
a「お気を付けてー」

このブログのモットーは「良い道・良いメシ・良いクルマ」だが「良い道・良い人・良いクルマ」に改めてもいいかも。もうこの会話が交わせただけでこの日のツーリングは大成功と言っていい。あまりにもおGさんたちとの会話が楽しかったので、いざK234に入ったらくだらない事故を起こさないように速度を落としたほどだ。好事魔多し。浮かれている時ほど気をつけるべきだ。
 


K234を走るのは2度目。前回は青根温泉側から登ってくる道行きだったが、峩々温泉から下っていく方が負担が少ないような気がした。大型の台風が立て続けに来たからか、路面は小石と言わず小枝と言わず落葉と言わず、かなり障害物が多い状態ではあった。数台の自動車とすれ違うも神経質になるような場面には遭遇せず。
 






路肩でトラブっているかのような出で立ち


with 廃虚。
蔵王エコーホテル


無事に青根温泉まで降りてきたら、再び遠刈田温泉を目指す。開店直後の蔵王Booへ入店。以前食べにくいハンバーガーに辟易したので、この日はチーズハンバーグプレートというご飯メニューにした。しかしご飯メニューもソースまみれになったご飯を最後まですくうのは難しい。
 


食べた後は淡々粛々と村田町内を駆け抜け、買い物をして帰宅。
 


4時間半/158km


10月28日のOFF会、これで宮城県側のコースは万全である。それにしてもおGさんたちの小旅行が実り多きものであったことを祈らずにいられない。あと15年もしたらEDOもああなるんじゃなかろうか。
 

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【参考】
エコーライン大鳥居パーキングで出会ったおGさんたちとの会話、仙台弁で何を言っているのかよくわからない読者もいると思われるので、標準語に翻訳して再録しておく。

G1「なんということでしょう、これは素晴らしいクルマですね」
a「いやいや、ジムニーだって素晴らしいクルマじゃないですか」
G1「何をおっしゃいます、こんなポンコツ」
a「いやいやいやいや、ジムニーは本格オフローダーの鑑ですよ」
G1「そうでしょうか」

愛車を褒められてまんざらでもない様子のおじいさん。そこへもうひとりのおじいさんも近づいてきた。

G2「これ(プン太郎)はアレですね、スポーツカーというものですよね」
G1「そうですよ、スポーツカーですよ」
G2「はぁ、この赤いのは何ですか??」
G1「あなた何を言っているんですか、これはブレーキですよ」
a「そうです。ブレーキです」
G2「はぁ」
G1「(プン太郎のフロントタイヤを指さして)タイヤもすごいですね、これは!」「ジムニーはあんまり太いのを履かせると却ってダメなんです」
a「あ、そーなんですか」

なんだか楽しくなってきたぞ。どこから来たのか訊いてみたら筆者の住まいの割りと近くの方々だった。なんたる偶然。

a「これからどこに行くんですか?」
G1「蔵王温泉に行ってお風呂に入って48号線まで上がって仙台へ帰るんです。だっはっはっは」
a「いーですねー」
G1「色々なお風呂があるんですよ。露天もある」
a「いーですねー」「お昼ごはんも蔵王温泉で食べるんですか?(あわよくば良さげなお店を教えてもらいたい)」
G1「いやいや、麓へ下ってそばを食べるんです」
a「いーですねー、そば」

しかしおじいさん3人というのも珍しい組み合わせではなかろうか。

a「みなさんはどういう集まりなんですか?」
G1「どういうと言ったって…。老人会みたいなものでしょうか。わっはっはっはっは」
G2「もう座頭市みたいに(杖をついてヨボヨボというジェスチャー)なってしまいましたけども」
a「座頭市ならあっちの方はガンガンじゃないですかー」
G2「あっちの方と言われても…、相手をしてくれる人がいないとねぇ…」
一同「わっはっはっは」

ちなみにG3こと3人目のおじいさんはトイレから出てくると会話に交じらず、即座に後部座席に乗り込んでしまった。

G1「さてそれでは行きますか」
a「お気を付けてー」

標準語で書くとやっぱり味わいが薄れる(笑)。仙台弁において会話の第一声のアタマに多用される「だーれ」とは「誰」のことなのだろうか。しかしそれでは意味が通じないし…。「何を言っとるんだ」とか「いやホント」みたいな、強調するような、自分の発言にイキオイを付けるような効果があるのかもしれない。だーれこの説明だって、うんと難しいのっしゃ。

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■プン太郎■
筆者の愛車ABARTH PUNTO EVOのこと。
ブログ本文に「プントエヴォ」と
フルネームで書くと煩わしいので命名。

■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

■朝練&夜活■
早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■EDO■
Eat and Drink Organizationの略。
親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
「同乗者無しでひとり1台」
「うまいものを食べ、飲む」が掟。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。
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