クルマで行きます

AlfaRomeo MiToが好きなことにかけては人後に落ちない。
東北のMiTo乗りが綴る、クルマについてのあれこれ。
【試乗記】ルノー メガーヌR.S.「えぇ、もう、これで」
| 試乗レポート | 10:58 | comments(6) | trackbacks(0) |

筆者が愛読していた自動車雑誌AUTOCAR JAPAN(日本版は現在休刊しwebのみ)の英国本国編集部は、英国フォードとルノーびいきだった。あるドイツ製スポーツカーとルノースポール(本当はずばりなメーカーと車種が書いてある)の対決評価記事で「ドイツ製スポーツカーがエクセルシートと定規から作られている印象なのに対し、ルノースポールはドライビングシューズとお尻の感覚をもとに作られている印象がある」という意味の一文があった。筆者はこういうのにシビレるタイプである。

筆者は「スポーツカー」とは「観念」の世界だと思っている。作り手の「こうあるべきだ」が存分に反映されている必要があって、その考えに共鳴できるかどうか。観念と観念のすり合わせで納得できれば買う(多額のお金が必要だが)。その意味ではルノーでもトヨタでも共鳴さえできれば良いわけだが、「ドライビングシューズとお尻の感覚をもとにチューニング」する観念には積極的に共鳴したい。特にMiTo乗りである筆者にとって、ワンランク上のセグメントに君臨するメガーヌR.S.は現行モデルがデビューした時から垂涎の的であった。

2017年8月に開催された北日本MiTo会 MiTo Meeting 2017に参加してくださった関東在住のしまのすけさん。LHDのMiTo QVからルノー メガーヌR.S.への乗り換えを実現されていた。「うわー!いーなー!!」とよだれを垂らしていたら「乗ってみていいですよ!」と勧めてくださった。これまでイデアルさんの中古車売り場に並んでいるメガーヌR.S.のコクピットには何度も座ってきたが、動かすのは初めてのことである。厚かましくも試乗させていただいた。メガーヌR.S.を今からでも買おうと思っている人は、以下読まないでいただきたい。筆者の購入時にライバルが増えて困るいやー、メガーヌ最低!こんなの乗る人の気が知れない。最悪。以上、メガーヌR.S.を買おうと思っている方、さ・よ・お・な・ら。ぶっ!
 


これが!しまのすけさんのメガーヌR.S.だっ!


以下メガーヌR.S.に興味の無い人に向けて書く。着座してドライビングポジションは調整せず、しまのすけさんのポジションのままで走りだした。やっぱり人様のポジションをあれこれ弄るのは(ちょい乗りだし)気が引ける。しかし一応着座環境についてレポートしておく。まずイスとハンドルの関係は素晴らしい。ハンドルに刻まれた黄色いセンタートリムは伊達じゃない。メジャーなどを使っての検分ではないが、少なくともこの点は問題ない。ABペダルレイアウトは、やや左に寄っていた。敢えて理想のAペダル位置を探ってみたが、タイヤハウスに盛大に邪魔されている感じもない。もうちょっと右に寄せようと思えばできたと思われるが、深遠なチューニングの結果なのか機構的制約の産物なのかは判明せず。少なくとも気に障るほどのことはない。

フロント窓外を見ると、ボンネット前端は大きく落ち込んでいてまったく目視できず。このクルマでコンビニの駐車場に前から停める人はいないと思うので、これも大きな瑕疵ではない。本当はボンネット前端が把握できなくても不安に思わない理由は別にある。後述する。目線を移すとメータークラスターやダッシュボードの位置が予想よりも高い位置に見え、ボンネット前端の件と併せて、身長170cmの筆者でもやや囲まれ感のある環境ではある。巷で言われる後方視界は、なるほど狭い(笑)。だが少し走って引き返す時、駐車場に入ってわざと白線内に後進して停めてみたのだが、意外や苦労しなかった。ドライバーの目線から、クルマの向き(どれくらいナナメになっているか、真っすぐか)が把握しやすい。フロントドアガラスのラインの切り方がうまいのかもしれない。同じフランス車でも家人のシトロエン DS3はドアガラスの下端が前から後ろに向かって上がるように傾斜しているせいか、ドアを規準にすると真っすぐ後進しづらいのだ。ドライバーの感覚って繊細かつ微妙なのね…。おまけにメガーヌR.S.、どういうわけかタイヤの位置がとても把握しやすいのである。これは数メートル走らせただけでひしひしとわかる。ボンネット前端が把握できなくても不安を感じない理由はこれだ。駐車スペースに後進で停める1回の動作でこれらのことを体感できることは稀である。つまり着座環境全体ではネガティブな気持ちは一片も生まれない。

続いて走り出してどうだったのか。6MTとエンジン性能のバランスは気持ちいい。シフトノブの動きも格段にクイックではないものの、充分に「飛ばす気になる」動作。クラッチミートのタイミングもヘンなクセはなく、Cペダルのチューニングは手前側でミートするもので、MiToから乗り換えても違和感が無い。MiToと比べる視点でもうひとつ加えればシフトノブがやや短く、それだけで御の字だ。残念ながら今回のちょい乗り試乗ではエンジン(2リットル直列4気筒DOHC16バルブターボ)の真価を体感することはできなかったが、あっという間に免許に優しくない領域に突入してしまう、とだけ書いておく。

驚いたのはハンドルの重さ。電子制御パワーステアリングの抵抗感。もちろん驚くのは走り出しの一瞬のことで、速度が乗れば落ち着く。むしろコクのある動きである。しまのすけさんの個体は18インチホイールに確かミシュランパイロットを組み合わせていたが、メガーヌR.S.の純正オプションには19インチホイールもあるそうで、そんなの履かせたら一体どうなるんだ?と心配になるほどの抵抗感である。筆者が知る限りではあおさんのプジョー 206SW S16の油圧モノよりも、ヘタしたらMiToのdモードよりも重い。その分当然のことながら直進性は素晴らしく、残念ながらそれを堪能できるだけの直進路は無かったのだが、充分に想像できた。このハンドルの重さから逆説的に考えると、MiToを含めた昨今の欧州車の電制パワステが軽過ぎるのかもしれない。タイヤの位置の把握しやすさと合わせて、このハンドルの抵抗感はもしかしたらメガーヌR.S.の最大の美点かもしれない。試乗コースは羽鳥湖湖畔のザラザラとした平坦なクネクネ道。MiToのお手軽電制パワステに慣れ切った筆者では、ハンドルを切るのに「オラァ!」的な気合いがいるのだった。

しかし前述の車両情報やタイヤ位置の把握しやすさが、こういう道でものすごく生きてくる。横幅は1800mmを超えている(1,850mm)にも関わらず、初めての運転で車線のセンターを(コーナリングの最中でも)ビシッと維持できる。コクのあるハンドル操作とAペダルの微妙なコントロールと併せて、ラインはどうにでもコントロールできる感覚がある。

ちょちょちょ、ちょっと待ってくださいよ。

なんですか?このゴキゲン具合は。

めっっっっっっちゃ楽しいんですけど!

かつてイデアルのK店長がメガーヌR.S.を評して「乗れば乗るほどボディを小さく感じる」とおっしゃっていたが、なるほどなるほど。さすがにこの試乗だけでボディを小さく感じることはできなかったが、外観を裏切る車両の把握のしやすさはビンビンにわかる。その車両感覚の感知を助けているのがボディの高剛性とセミバケットシートだ。メガーヌR.S.の剛性感は、右ドアの合わせが微妙な感じになるほどグズグズに草臥れてきた我がMiToとは比ぶべくもない異次元の硬さだ。かつてhoshinashiさんとalfa_manbowさんの年代の異なるジュリエッタで経験した剛性感ともまた違う。メガーヌR.S.と比較すれば両ジュリエッタはまだ「しなっている」。腰から下(ドアから下)はみしりとも言わないガッチリ具合。ボディだけではなく足周りの取り付けからビシッと微動だにしない感覚が味わえる。半面ドアから上、ドライバーの肩から上に関しては、変に突っ張る感じはなく、爽やかに入力が逃げていく。ワインディングを全力で駆け登ったり駆け降りたり、あるいはサーキットに持ち込んで限界走行をすれば、また印象は変わるのかもしれない。繰り返すがアップダウンのないややざらついたクネクネ道での試乗だから、まったく涼しい顔である。こういうのをキャパが広いというのだろうか。

そしてそれらの感触を余さず伝えてくるのがセミバケットシート。まさにお尻で得る情報が溢れんばかりで、もっとペースを上げても左右のホールドは微塵も揺るがないだろう。沢村慎太郎のQ&A本に「速く走りたいならホールドの良いシートに替えるのが一番の近道」と書かれていたが、これは筆者も納得の回答である。自分の身体感覚とクルマがしっかりシンクロしている実感がある。レカロに換装したalfa_manbowさんの愛車2台を試乗させていただいた時もそれを実感したが、メガーヌR.S.でさらに上書きすることになった。

OFF会会場に戻り、あおさんに感想を訊かれた。

「どうでした?」
「えぇ、もう、これで」

自分のドライビングスキルを、今よりも高いところへ押し上げたいと考えてMiToから乗り換えるなら、こういうクルマがいい。しまのすけさん、ありがとうございました。

クルマで行きますOFF会#15が終了しました
| レポート・クルマで行きますOFF会 | 22:44 | comments(10) | trackbacks(0) |


福島県は天栄村で北日本MiTo会の「北日本MiTo会 MiTo Meeting 2017 SS(=MMSS)」と拙ブログOFF会「クルマで行きますOFF会#15 ブログ読者以外の方とも会ってみよう!」が開催された。
 


あおさん作のフライヤー。
MiTo乗りのご近所さんの家に
直接ポスティングされたという。
効果絶大であった


異常気象の続く2017年夏、読者諸兄お住いの地域の天気は如何であろうか。筆者が暮らす仙台では日照ゼロの日が26日を超え、8月に入ってから太陽が出た日が無い。これが宮沢賢治が書くところの「さむさのなつはおろおろあるき」であろう。今回のOFF会も天気に悩まされた。10:00スタートだったので、主催者サイドに立つべき筆者は9:30会場到着を目指し、仙台の自宅を5:30に出発した。なぜ4時間も早く??と不思議に思われる方もおられよう。もちろん高速道路やR4など使わないからである。例によって県道とサンケタ国道を走り継ぐ計画である。

村田町を経由し宮城県南の白石市へ。ここから福島県国見町まではR4を使わざるを得なかったが、国見町から再び県道を経由して桑折町、飯坂温泉、そしてK5フルーツラインへ。フルーツラインを途中からK70こと磐梯吾妻スカイラインへ。ここまでずぅっと霧や小雨である。せっかくのオフ会なのに…。
 




村田町へ向かうK31にて


同じく村田町。
本当なら奥には蔵王連峰が見える


セブン‐イレブン 福島国見役場前店
(福島県伊達郡国見町大字藤田字大枝道一5-2)にて
朝ご飯

 

標高を上げていく磐梯吾妻スカイラインも当然濃霧である。ここで山肌に刺さったりしたら身も蓋もないので慎重に…と思っていたら鋭いヘッドライトが背後に。よくよくルームミラーで確認すると、なんとアルファロメオ 4Cじゃああーりませんか。こんなワインディングを4Cとランデブーなんて…。本気で鳥肌が立ちました。吾妻小富士前の浄土平パーキングでドライバーさんと少しだけお話しできた。関東の方らしく、昼頃に那須で待ち合わせしていてそれまでどうやって時間を潰そうか…と笑っておられた。誘えばよかったですかね。



当然ランデブー中の画像などありませぬ。
ところどころ本気走りだったので


あまり役に立たないことでお馴染の
MiToのフォグライト。
なるほど、あまり役に立たない(笑)

 

この浄土平だけはうっすらと陽もさしていた。どうやら雲の上だったらしい(笑)。下り始めたらふたたびガス内に進入することになった。土湯峠へ抜け猪苗代湖を目指す。R115を完全に下界まで降りると雨はあがり視界も開けてきた。猪苗代湖付近では単なる曇天となり、現地の天候に一抹の期待を抱かせる。
 




最近、当ブログではお馴染の景色。
猪苗代湖


猪苗代からいよいよ天栄村に進む。意外やこの区間は距離があって、結局想定よりも20分遅れて9:50頃に会場の「道の駅羽鳥湖高原」に到着。すでに多くの方が集まっておられた。10時過ぎの段階で9台12名(ご家族など同伴の方が複数おられた)。「ドタ参ドタキャンOK」を謳うOFF会としては上々の滑り出しではないか。まずは北日本MiTo会幹事のY.A.N.さんからごあいさつ。そして自己紹介。初めましてさんもお久しぶりさんもお馴染さんもおはようございます。なんとか天気ももっている。よかったよかった。



壮観!
最近MiToをこんなにたくさん見る機会、
ないもんなぁ(泣笑)


自己紹介が終わると筆者から「13:00からのじゃんけん大会以外の企画はまったくありません!」とアナウンス。あとはフリートーク。これがね、楽しいわけですよ。昨年はLHDのMiTo QVで参加してくださったしまのすけさんが、なんとルノー メガーヌR.S.にお乗り換え。物欲しそうにしていたら「乗ってみていいですよ!」とお許しが出たので、ちょびっとだけ試乗させていただいた。試乗記はエントリーを分ける。素晴らしかった。あともう一言。MiToとは別次元の高剛性感。降りて開口一番にそう言ったら、アルファとアバルト乗りのみなさんから「剛性感なんてどーでもいい!」という発言があって大笑いした。「偉い人にはそれがわからんのです」(笑)。

お土産を買ってきてくださった方々がいて、テーブルを出して談笑し始めたところでぽつりぽつりと雨が…。慌てて道の駅に避難したら強烈な豪雨に。おまけに雷も。山の上だけあって雷の音がピュアである(笑)。
 


為すすべなく雨宿りすること30分くらい。徐々に雨足が弱くなってきた。それほど離れていない場所にピザハウスがあるようで、ピザチームと道の駅食堂チームに別れて昼食タイム。
 


羽鳥湖高原名物ヤーコン定食を無視して
ラーメンと半ライス


食べていたら案の定雨はほぼ止んだ。そこにあおさんがmarutaさんのお姿を確認!筆者は秘かに期待していたのだが、やはりmarutaさんが来てくださった。山形県新庄市在住のmarutaさんが羽鳥湖に現れるのはなかなかに驚きだが、別件でいわきに前泊しておられたとのこと。しかも昨年11月は156SWだったのが今回は159SWである。下一桁が3つ多くなるだけでずいぶん印象は違う(笑)。marutaさんとお話ししていたら、にこにこ近づいて来る方が…。なんとlittle red sherbetさんだった!北関東在住のlrsさん、お名前を聞いた時はまさかと思ったが、いろいろ幸運が重なって立ち寄ってくださったらしい。ブログを運営していて一番嬉しいのはこういう時だ

ピザチームがぼちぼち戻ってくる頃には徐々に晴れ間が…。あまりダラダラもしていられない(みんな遠くから集まっているからね)。さっそくじゃんけん大会をしましょう。代表者と参加者対戦の、いわゆる王様じゃんけん。今回このじゃんけん大会の景品と参加賞は(株)イデアル様よりご提供いただいた(K店長、本当にありがとうございます)

・シトロエンのタオル
・DS Automobilesのトートバッグ
・ジープのリサイクルウッドのマグネット
・デジカメ用ミニ三脚

さらに参加賞としてアバルト 124Spiderのマイクロファイバークロス。完璧だ。その上alfa_manbowさんがMiToの純正ホイールにだけ取り付けられるクアドリフォリオのホイールオーナメントをご提供くださった。白熱したじゃんけん大会が終わり、キーリングフォト撮影の頃には雲の切れ目から太陽が顔を出し、見る見る夏の晴れ間が広がったのである。入道雲が稜線の向こうにもくもくと。あぁ懐かしや強烈な夏の日差し。…暑い!!極端だな、おい。そんな夏空の下、これまたalfa_manbowさんがおみやげに持ってきてくださったスイカを、手ずから切ってくださった。筆者をはじめこの日のスイカが「初物」という方が何人かおられた模様。しかも甘くてめっちゃうまい。manbowさんありがとうございます。











このスイカがめちゃくちゃおいしかった!
manbowさん、ありがとうございます


このあたりになるとボチボチお帰りになる方が出始める。高速道路を使っても帰路に数時間という方々ばかりなのだ。見ると山の向こうに黒い雨雲が現れ始めた。再び雨に降られる前に解散を宣言。筆者はK37を使って南下してしまった。途中で軌道修正して東北自動車道に矢吹ICから乗り、約2時間で帰宅。
 


帰路は高速道路を使ったので、
時間は参考値。
9時間半/396km
ちなみに往路は
4時間20分/207km

 


途中からのドタ参も含めれば15台17名という結果になった。お集まりいただいたみなさんに深く感謝する。そして幹事役のY.A.N.さん、あおさん、お世話になりました。ありがとうございます。

それにしても今回のOFF会に参加してふたつ考えたことがある。場所とやり方だ。

今回の参加者の半分は関東からだった。そう考えると、集合場所は白河付近、あるいはそれ以南のどこかがやはり便利なのは間違いない。だが仙台からの参加でもこれ以上南になると高速道路を使わざるを得ない。しかし「北日本」を謳うならば、北東北(青森、岩手、秋田の3県)からの参加も本来は想定すべきだろう。実際500オーナーは山形県の月山付近に大集合したりしているのだから。ま、現行車種なのに終末感漂う(笑)MiToと500を比べても詮無いことではあるが、単一車種のオーナーズミーティングであれば、「そっち(北東北)の方の生息数が少ないことは知ってますけど、決してあなたたちのことは忘れてませんよ」という意思表明の意味でも、北日本に住むオーナーが参加しやすい場所で開催する必要があると思った。しかし理想論ばかりでも立ち行かない。開催場所の選定は本当に難しい問題である。

難しい問題と言えば、そもそもOFF会のキャラクター付けこそが難しい。つまりやり方だ。言い換えればコンセプトの明確化。「ハイコンセプトの嗜好品」という意味で他に類似したものを考えると、それは「雑誌作り」だと思った。基本的に雑誌は編集長という一個人のものだし、そのキャラクターが明確であればあるほど読者が増える。もちろんアンチも同じくらい増えるが、それくらい個性的な方が良いのだ。フォロワーもオルタナティブも生まれやすくなるから。

その視点でOFF会を考えれば、仕切る人のキャラクターが色濃く出る方が良いと言える。「集まってどうしたいのか」。そこにフォーカスが合って徹底されていれば、共感する参加者は楽しめるはず。もちろんアンチがいてもいい。違うやり方にフォーカスして別のOFF会を開催してくれればいいだけの話だ。今回のMMSSのように同じ車種のオーナーであるという理由だけで、あるいは拙ブログのOFF会のように、ブログ本文やコメント欄の雰囲気がなんとなく好ましいから…という理由だけで気楽に集まれば楽しいじゃん、というOFF会があっても良いはずだ(同時に気楽に参加を断ることもできるわけで)。そのためにはハードルは低ければ低いほど良いと思う。

そうでなければ「きちんとしたイベント化」だ。タイムスケジュールとアトラクションの計画をしっかり練り、膨れ上がる経費は、参加費や協賛金で賄う。その手のイベントの運営には大変な労力を伴うはずだ。フレンチブルーミーティングなど、筆者からすると感歎の対象である。そのどちらにも軸足を置かないで回数を重ねるのは難しいと思う。

筆者は圧倒的に前者のコンセプトを愛している。今後もゆるいOFF会を呼びかけ続けるだろう。11月には#16を開催予定。走ってしゃべってメシ喰って…が楽しいと思える方はぜひご参加いただきたい。

最後におまけにハイクオリティ画像を。little red sherbetさんよりご提供を受けた画像より2枚ご紹介する。
 


お集まりのみなさん、
本当にありがとうございました!



ある意味この日のOFF会を象徴するショット
 
本文中の画像に無粋な目線が入っているが、肖像権を侵害せぬようやむを得ぬ処置ゆえご了承いただきたい。こんな楽しい集まりの記録でも、どこでどうなるかわからないので…。
次の1台に必ず求めるこの要素
| 次の1台 | 21:32 | comments(13) | trackbacks(0) |

いずれ必ずやってくる現愛車のMiToとのお別れを想定し、次の1台を妄想するシリーズ。今回は「次の1台に必ず求めるこの要素」について書いてみたい。

細かいことを書いていけばキリがないが、MiToから乗り換えるクルマに求める第一の条件は「左ハンドル=LHD」である。先に試乗したプジョー 308GTi250 by Puegeot Sportが左ハンドルだった。筆者はこの試乗時がLHD初体験で、右側後部の安全確認にとても戸惑った。左側走行の日本の道路環境では確かにネガはある。しかしまた別のタイミングでコクピットに着席だけしたアバルト 595LHDやアバルト プントエヴォにおけるステアリングハンドルとペダル配置のストレスの少なさは衝撃的だった。ハンドルは真正面にあり、Aペダルは自然に座った右足の先にきちんといる。なぜそんな当たり前のことが衝撃かというと、RHDのMiToのそれらが確実にオフセットしていて、日々それに悩まされているからだ。ちょい乗りでは気にならないかもしれないが、そのオフセット具合は長距離・長期間だと地味に身体に効いてくる。オーナー諸兄はイヤというほど体感されていることであろうけれど。

もうそういうのヤなんです。

安全確認作業とはノウハウだから、LHD流の安全確認方法は乗っていれば自然と身に付くし蓄積されると思う。極端な話、運転初心者にとっては右でも左でも安全確認は大変なのだから。右でできることが左ではできないってことはないと思う。RHD車のノウハウでLHD車の安全を管理しようと思うと大変だろう。それはそーでしょう。

「それならマツダ車に乗りましょう」と某山形のアテンザ乗りの人がコメントしてきそうだけど、入念に設計された運転環境ならRHDでももちろん良い。しかし筆者が今求めるクルマはロードスターでもアテンザでもない。

実はこのエントリーは、もっと広範囲に「次の1台に求めるもの」を考え始めてテキストを打ち始めた。しかしその作業は「自分の中の『次の1台』が、如何に茫洋とした存在であるか」を確かめる結果にしかならなかった。「走る・曲がる・止まる」が高次元でバランスしていること??そんなの、あたりまえじゃーん!加速はすごいが止まらないとか、ぎゅぎゅっと曲がるが加速が悪いとか、そんなクルマ誰も欲しくないに決まっている。筆者の脳内やオフ会での会話やSNSのコメント欄などに車名が躍る物件は、どれも買えば恐らくハッピーになれる。問題は「自分が思ったとおりの幸せ」か「買うつもりはなかったがこれも悪くない…どころかすごくいい!的幸せ」のどちらを自分が求めるのか、に過ぎないと思う。前者にフォーカスするには現状では弾数が多すぎて絞り込めず、後者はそもそも想定が難しい。

逆説的に、如何に自分はMiToが好きか、ということでもある。

運転環境の不備とか、安普請だとか、そんな些事(でもないけど)を帳消しにするくらいの「FUN」を筆者はMiToからもらった。しかしその感謝は今筆者が乗っている個体へのもので、MiToという「車種」にではない。どんなに好きで感謝をしていても、やはりあのオフセットを含めた運転環境の齟齬を許容はできない。「MiToの買い直し」はあり得ないのである。

次回予告!「じゃあジュリエッタのLHD買えばいーじゃん」という意見をひっくり返す、アルファロメオに魅力を感じないわたくし、について。
DS3・ラジエター狂想曲#1
| CITROEN DS3 | 22:07 | comments(6) | trackbacks(0) |

別記事にて既報のとおり、家人所有のシトロエン DS3のラジエターに異常が発生した。冷却水喪失である。オソロシヤ。未だ解決には至っていないが、シリーズ連載的に進捗を報告する。

家人のDS3は2010年のモデルリリース初期のもの。初期も初期、発売販促モデル「デヴュー・セリ」というモデルで、コスメチックチューンが施されたもの。ベースになっているのはカタログモデルのシック(1.6NA+4AT)である。現在はPSAグループの独立したブランド、DS Automobilesから販売されているDSシリーズだが、2010年のデビュー当時はC3の派生車種としてシトロエンブランドから発売された。なので「シトロエン DS3」という表記は間違いではない。購入から7年と3ヶ月が経過し、総走行距離も9万kmにならんとする。
 


まだナンバーが付く前の、
わが家のDS3。
2010年5月30日

 

さて、事の経緯を記すとこうなる。2017年8月上旬のある日、家人の出勤時のDS3に筆者も同乗していたことろ、けたたましいアラーム音とともに「水温が高いからすぐに停車してエンジンを止めろ」というアラートが表示された。家人の趣味で表示言語にはフランス語が選択されているため、「多分こう言ってるんだろう」という意訳であるが(笑)。見ると確かに水温計は高温側に振り切っている。この時は緩い上り坂を上っている最中で、すぐに下りにさしかかったら水温は通常に戻ってしまい、その後の道のりでも水温は安定していた。その時は「センサーが『オレも仕事してるぜ!』って主張してるんだね。仕事して偉いね」と笑いとばしていたのだが…。
 


おおおおおおおおっっっっ!
水温がやばい!


家人によればその後異常は現れなかったというが、8月10日、同じシチュエイション、同じ場所で同じアラートが表示された。この時も下り坂で水温は見る見る下がり、その後の20分ほどの道のりでもアラートは出現しなかった。しかしなんとなくイヤな予感がした筆者が、目的地到着後ラジエタークーラントのリザーバータンクを確認したところ、すっからかんであることが判明した。
 




アナオソロシヤ!!
ピュア空冷エンジン!!
昔の911かよ!!


ひとまずDS3を日中放置し、夜再び終結した筆者夫婦は量販店で買ってきたPETボトル入り2リットルの水をリザーバータンクに注入してみた。なんと2リットル丸々飲み込み、それでもまだMAXレベルに達しなかった。すかさず床下などを確認するも漏れは確認できず。正直言うと、この段階ではまだ筆者は楽観していた。発見が遅れたので冷却水はすっからかんになったが、ストップリーク剤の添加で見事に液漏れが治まった筆者のMiToの例もある。液漏れだとしたら、まずは安価な応急対策があるというにわか知識による楽観である。

実はこの翌日早朝から家族で東京旅行に行く予定があり、足はDS3を想定していた。万一DS3がNGだとMiToで行くことになる。家人はマニュアルアレルギーだから、そうなれば往復780km以上を筆者ひとりで運転することになる。いくら運転好きの筆者とは言え、歪なクルマMiToを4名フル乗車の状態で、退屈極まりない高速道路と不慣れな首都高や都内一般道を800kmも走るのは御免被る、というのが正直なところだ。DS3の症状を楽観的に捉えたい筆者の想いは読者諸兄にもご理解いただけると思う。

「大丈夫大丈夫。時間的に出発前にストップリーク剤を買うのはもう無理だけど、万一の冷却水代わりに水を2リットルも携行していけば、東京往復くらいはできるでしょ!」と、高を括って30分の道のりを帰宅(この時も特にアラートは発せず)。自宅前で再びリザーバータンクを確認してみたら

すっからかんだった!!

モウダメダ!MiToで東京行きを覚悟した瞬間である。同時にDS3は休眠することになった。旅行中、お盆休みあけの(株)イデアルさんへ家人が電話して入庫日程を調整したのだが、代車の手配と家人の都合から入庫は8月末になるという。10日以上もDS3を放置するのか…!!??あまりにもそれはアレなので、代車はいらないからとにかく早く診てくれ!と、8月17日の本日、入庫することとなった。

メカに弱い筆者が不安に思うのは、冷却水はどこへ行ったのかということである。循環経路のパイプ類の破損や取り付け部の緩みなどの理由なら、LLCが地面などに盛大な跡を残すのではないか。しかし少なくとも自宅駐車スペースにはそれを連想させる跡はない。走っている最中に一気に抜けた(漏れた)のだろうか。しかし筆者も家人も底打ちするなどDS3にダメージを与えた記憶はない。まさかエンジンオイルなどと混じっていないだろうか。もしそうなら、エンジンにもダメージを与えている可能性がある。どわー!幸いエンジンオイルゲージでチェックしてもオイルに異常はなく、エンジンにも不調などは一切感じられないが…。

ラジエター交換の費用はMiToの場合で7〜8万円という概算見積が出ている。PSAもこれに準じる金額かどうかは微妙なところ。さてどのような診断になるだろうか。

MiToで行く!東京食い倒れツアー2017
| その他のツーリング・夜活など | 09:49 | comments(2) | trackbacks(0) |

2017年の夏、家族で東京に旅行してきた。主に6月に中学校の修学旅行で上京した息子の落ち穂拾いである。



中央区八重洲のタイムズパーキングの料金表。
仙台人には驚愕の12分400円


説明しよう!修学旅行の落ち穂拾いとは??昨今の公立中学校の修学旅行は、その日程の大半が仲良しグループでの班行動である。「仲良し=類は友を呼ぶ」であることは言を待たない。小学校の時と同じく、道を間違えたり誰かの勝手な行動によって、行くつもりだったのに辿り着けなかった、見つけられなかった、時間が足りなかったスポットがいくつかあった。「一体あそこはどういうところだったんだ!?」という息子のリベンジマッチである。もちろん無事訪問が叶い、その内容に感銘を受けて再訪したいというスポットもある。そこに長女と筆者と家人の思惑が加わり、大食い倒れツアーとなった次第。

さてこのツアー、移動経費を浮かせるためクルマで行くことにしていた。MT車両の運転を恐れる家人と運転を折半するため、家人のシトロエン DS3(AL4)で行くはずだった。だが!出立前日朝!!DS3のラジエター液が全消失していることが発覚!!!まぁ水突っ込んで行って帰ってくるくらいならなんとかなるんじゃね?お盆開けにイデアルさんに入院すればいいんじゃね?程度に考えて2リットルの水をラジエターに突っ込んで市街地から自宅に帰ってきたら、たった15km程度の道のりでふたたび全消失していた!こりゃ重篤な事態である。やむを得ずMiToで行くことになった。

マジで??
仙台東京往復、
しかも4名フル乗車で
ひとりで運転??


いやぁ、人間やればやれるもんですね。結果的に約800kmをひとりで運転した。ただし逗留中、都内の移動はすべて電車だったので、このブログ的に詳細を書くほどのネタは無い。というか、DS3のラジエターぶっ壊れ事件を上回るトピックなんかねえよ!!出発前に最大トピックかよ!!ということで淡々と書いてみたい。

出発の日。「山の日」って何よ!?でも実質この日がお盆の入りでしょ?という読みどおり、東北自動車道・東京方面上りの道行きは順調である。当然のことながら下り側は大渋滞、各PA・SAの入り口には長蛇の列が。当方は順当に都内に入り、GoogleMap.appによるナビで首都高もらくらく、宿へは無事想定時間どおりに到着。MiToは自分以外の人が乗っていると、その運転には異様に気を使う必要がある。頭かっくんスタート&ストップを避けるのが難しく(筆者だけ?)、結果的に運転手が気疲れする。今回はそれを覚悟の上で旅立ったわけだが、リア着席の高校生と中学生のおかげでMiToのあの浮ついたリア挙動も心なしか落ち着いていて、それには助けられた。家族旅行なんだから無茶な運転はそもそもしないし、そのリア荷重は100km/h前後の走行には意外やプラスな要素であった。
 


安達太良サービスエリアにて


首都高。画面中央奥にスカイツリー。
頂上部は雲の中



長男思い出の店、浅草はもんじゃ焼きのお店
「なんじゃもんじゃ(東京都台東区浅草1丁目23-11)」。
筆者、もんじゃ焼きは初体験



初日の晩ご飯は秋葉原とんかつの銘店「丸五


特製ロースカツ(1,850円)と
ご飯(200円)と赤だし(250円)

長女曰く「『幸せ』が口に入る形になっている!」



クルマ関係1
国立科学博物館の「マツダ初代RX-7の1/1手書きボディ線図」の
キャプション



クルマ関係2
同じく国立科学博物館の「国産量産車のさきがけ・オートモ号」。
科博とトヨタ博物館の協同プロジェクトにて復活。
実走可能



クルマ関係3
江戸東京博物館の「スバル 360」。
館内が暗く、ボケてて申し訳ない



クルマ関係4
同館の「ダットサントラックG222型」



二日目の晩ご飯はシュラスコ
バルバッコアグリル渋谷店



ボケててすみません2


ボケててすみません3


3日目、都内で見かけたランボルギーニガヤルド。
どえらくドスの利いたエグゾーストノイズ。
この他に特筆すべきは渋谷で見かけた
フェラーリ 488イタリアも


で、復路。8月13日はお盆の中日でしょ?下りはスイスイでしょ!と思っていたがさに非ず。川口ジャンクションあたりからペースがどんどん落ち、さいたま市に入る頃には完全にストップストップストップである。うげー。いくら軽いクラッチで有名なMiTo(1.4T Sport)でもこりゃツライ。結局この混雑は佐野SAあたりまで続き、その後も定番の渋滞ポイントが順当に渋滞しているという、人生初のお盆混雑を堪能。都内を12時頃に出発し、19時帰着。途中2回ほど休んだとは言え7時間か…。
 


往路5時間/371km+復路7時間/400km。
ひとりで778kmは最長不倒記録か??


MiToはまったく健康体でこのハードワークをこなした。ホント、お疲れさま、MiTo。DS3のLLC喪失事件については動きがあり次第別途報告する。とほほ。

 

JUGEMテーマ:ALFA ROMEO

MiToで行く!青空探しに村山へ
| その他のツーリング・夜活など | 03:25 | comments(4) | trackbacks(0) |


梅雨明け宣言後、1度として夏空を見た事がない2017年の仙台。山形よりの使者が先日もたらした情報によるとあちらは快晴続きだという。山形、行くか!と思い立ったはいいが、仕事に忙殺される8月上旬。かろうじて得た単日の休日、まんまと仙台はしとしとと雨が降っているが、どうやら山形市内は晴れているようだ。あまり無理はできないので(勤勉な性格が災い)、関山峠から東根、村山へ抜けて銀山温泉で亀まんぢうを買い、R347で加美町まで戻ってこよう。

そんなわけだから仙台から山形へ向かうR48が雨しとしとでもネバーマインド。トラックだのよくわからないセダンだのが強制的に速度制限を設けていても、青空が見られると思えば苦にならない。のろのろペースでいよいよ関山峠(仙台と山形の県境)に到着。長い関山トンネルを抜けると…!
 


R48・ニッカウヰスキー仙台工場の近く


どんより曇っていた。ええええっ!?どゆこと??ショッキングピーポーマックスだわ。テンサゲ。しかもせっかくの休日に早起きしたものだから急に眠気が…。峠の下り途中の駐車スペースにMiToを停め午前睡。赤ん坊か!!10分くらい眠っただろうか。目を覚ますと、頭上には僅かながら青空がっ!!おお!キタコレ!!その後の道行きでも徐々に晴れ間が増えていった。よしよし。
 


R48からK29に右折する。東根市内のこのルートは目の前に月山がどーんとそびえる素晴らしい眺めが楽しめるのだが、今日はクラウディ。まぁ天気に文句を言っても仕方ない。それよりも晴れ間が増えるに従ってどんどん暑くなってきた。外気温計の数字で見てしまうと余計に暑い気がする。あ、晴れてしまえばもちろんエアコンは使いませんから!(仙台側では使ってた)
 


本当なら画面奥に月山がドーン!と見えるのだが…


東根温泉街が近い


GoogleMapと距離をおくようになってから地図帳とわずかなカンに頼るツーリングを心掛けている筆者であるが、この日もカンに頼った結果自信がなくなり(笑)、ちょうど目に入ったJR東根駅にピットイン。ここで地図帳を再度確認するも縮尺が大き過ぎて路地の細かいところまでわからないYO!老眼鏡持ってきてないしな(笑)。GoogleMapで確認しつつさらに北に向かう。
 




出発した仙台は27度くらいだったんだけど…
 

如何にも山形な景色


村山市内を爆走!(速度40km/hくらいで)

無事に銀山温泉へ向かうK29に復帰。中沢の棚田の看板を見ながら峠道へ標高を上げて行く。午前中の早い時間だから対向車もおらず快適。標高が上がると体感温度も下がってきて助かる。






板金修理後、左ドアの色味が微妙に異なっている…(泣)


写真を撮っていたらレンタカーのシエンタに先を越される。
大学生(?)5人組みが乗ったこのシエンタは、
結局銀山温泉までいっしょだった(笑)

 
ちなみに村山市内から銀山温泉へ向かうこのK29、夜活に精を出していた頃夜中にうっかり走ってしまい、なかなかに怖い思いをしたことがある。部分的にすれ違えないほど狭かったり、ガードレールなどが無い区間がある。もっとも明るい時分に走る分には大した事はない。なお銀山温泉の公式サイト内には「お車でお越しの際に、村山市からの県道29号線(背あぶり峠)は、決して通行しないで下さい。(極めて狭い山路です)」との案内がある(笑)。そんな背あぶり峠を無事に平地まで降り、カントリーロードを銀山温泉へ向かう。


銀山温泉から来たボンネットバス
 
旅館を利用しない訪問者のための共同駐車場があるのだが、その敷地の半分を使った何やら大きな建物を建築中で、駐車台数が激減。数分待っていたら停めることができた。回転は早いようだ。良かった良かった。共同駐車場からしばし歩くと温泉街に辿り着く(条例で指定車両以外は温泉街に入れないのだ)。さすが夏休み、家族連れやカップルがわんさといる(画像を見て「これでわんさ?」と訝る方もおられるかと思うが、普段はもっと閑散としているのだ)。




無事に亀まんぢうを購入。おまけをひとつくれるのもいつものとおり。温泉街の中央を流れる川面を眺めながらまんぢうを食べる。これで宿泊客になれるならもっといいのに…。
 



共同駐車場にいた1台。
この地名、なんて読むの??

夏休みで家には子どもたちもいる。父親があまりフラフラしていても…と思い帰路に着く。R347の山形側は「如何にも夏」な極上の風景が広がる。これだよ!この景色が見たかったんだよ!!
 





しかし宮城県境まで来ると完全に雨催い。それは結局自宅まで続いた。まさに青空を見に行くだけの山形行。速度の遅い台風が西日本を蹂躙している。どなた様もご安全に。


R347・宮城県加美郡加美町


4時間/162km
 
※銀山温泉名物亀まんじゅうの包装紙には「まんぢう」と表記されているので、本文では包装紙に倣った。どうせお店の人に訊いても「どっちでもおんなじだから!」と言われるに決まってる(笑)。

JUGEMテーマ:ALFA ROMEO

怒るMiTo
| MiToのメインテナンス | 13:06 | comments(2) | trackbacks(0) |


MiToのエンジンがかからなくなった。朝出かけようとしたらかからなかった。セルが回らない。これが世に聞く「バッテリーの突然死」だろうか。

その朝は処置をあきらめ、一日鬱々とした気持ちで過ごし、22時過ぎに帰宅してから(近所迷惑も顧みず)家人のDS3のバッテリーとジャンプ接続し、始動を試みる。

あっさりエンジンはかかった。

バッテリーの突然死を疑った背景には、カーオーディオヘッドユニットの異常がある。事件発覚時、キーを1段ひねったところで(つまりアクセサリー電源ONの状態で)先日導入したヘッドユニットが「セットアップ画面」という見慣れない画面を表示していた。つまりこのことからユニット本体にはバックアップバッテリーは無いことがわかる。不思議なことにこのユニットのカレンダー・時計設定やディスプレイ表示に関する設定は失われていたが、なぜかEQ設定は生き残っていた。夜にもしやと思いMiToのオンボードコンピューターのデータを確認してみると、時計が5分遅れていること以外はODDメーターデータもA,Bふたつあるトリップメーターデータも無事だ。

以上のことから推測するに、バッテリーは完全に死亡してはおらず、わずかながら電源供給はしていたのではないか。オーディオユニットはメモリーを維持するのに最低限必要な電流すら受け取れず、設定が一部飛んだのではないか。あるいは本当に一瞬の電力低下か。
 


家人のDS3から電源を分けていただく


最近のイデアルさんでの雑談で「バッテリーの突然死」の話をよく聞いていた。昨今の車載バッテリーは性能向上の結果寿命は以前よりも長くなったが、その蓄電能力は経年で徐々に衰えていくのではなく、ぎりぎりまで通常の能力を発揮しつつ、ある時突然死亡する…。そういうケースが増えたのだという。もしも筆者の体験がそのケースだとしたら、自宅駐車スペースで発生したことは不幸中の幸いだったのかもしれない。

ジャンプ始動後、30分ほど夜活に出かけてみたが、まったくいつもどおりのMiToであった。おお、いいぜぇ。翌朝、恐る恐るエンジンをかけてみた。まったく問題なく始動した。なんだったんだ…。しかしそのまま出かけて、出先の駐車場から動けなくなるなんてことになったら目も当てられないので、家人のDS3に同乗させてもらった。

そんなこんなで、イデアルさんにもちこんでバッテリーその他のチェックを受診できたのは2日も経ってから。発覚日の夜以降はまったく異常がない状態で入庫。最悪バッテリー交換も覚悟したのだが、診断の結果

まったく、どこにも、異常なし

であった。まーねー、きっとさー、そーなんじゃないかと思ったよねー。バッテリーにはテスターで高負荷テストも行ってみてくれたそうだが、電圧も含め健康体であるという。事ここに至り思い当たる原因はひとつしかない。先日シトロエン New C3の試乗でイデアルさんを訪れた際、「次のクルマ?決まりましたよ。プジョー 308GTi270 by Peugeot Sportですよ、はっはっはっはっはっはっは」とこれみよがしにMiToの近くでしゃべってしまったのだ。もちろん500万円などという現金も借り入れあてもないまったくの戯れ言だったのだが、どうもMiToが怒ったらしい

ということで今後の対策は、「MiToの近くで買い替えの話をしない」の一点に尽きる。やはりこういうことはあるのだ。
 

JUGEMテーマ:ALFA ROMEO

【試乗記】シトロエン NewC3・これは売れますよ、という特殊な見解
| 試乗レポート | 23:06 | comments(0) | trackbacks(0) |

試乗したのは
NEW C3 SHINE DEBUT EDITION
メーカー希望小売価格(消費税込)2,260,000円
【限定200台】

シトロエン C3に試乗した。C4カクタスの日本導入ではミソが付いたが、相変わらずあのエアバンプと呼ばれるナゾの緩衝材(笑)をまとったエクステリアは魅力的だ。幸か不幸か、C3というBセグメントど真ん中のクルマであのルックスを(ほぼ)初体験する日本のユーザーはある意味ラッキーなのかもしれない。なぜならエンジンもトランスミッションも、非常にこなれた組み合わせのものが初めから用意されるからだ。

この日はまったく別の要件で(株)イデアルさんを訪れたのだが、そりゃもう引きも切らぬ試乗試乗試乗の嵐だったC3を見て、「そう言えば今日(7/29)がデビューフェアじゃんね」と欲を出した次第。まずは外観を見てみる。アーモンドグリーンなる固体色のせいか、はたまた角は丸められているものの全体的には角張った感じの外観のせいか、SUV色が強く感じられる。プラットフォームはプジョー 208と共有らしいが、あちらはネコ科の動物よろしくスポーティーな外観だが、こちらは横幅も上背もひとまわり大きく感じられる。実際全長は208よりも長い。まずこの「そこはかとなくSUVっぽい」感じが売れる要素1。

全長・C3:3,995mm/208:3,975mm
ホイールベース数値・C3:2,535mm/208:2,540mm
 



はい、エアバンプ。
このデビューエディションは
最初から17インチホイールを履く。
タイヤはグッドイヤーだった。
サイズは205/50/R17

運転席に着席してみる。シートとハンドルのオフセットはない。あったのかもしれないが、無視できるレベル。ペダルオフセットは、あと少し全体的に右に寄っている方がいいけれど、まぁこれも無視できるレベル。チルト&テレスコの調整代は充分あって、背を立て気味にシートを調整するとピタッと運転姿勢が決まる。残念ながらC3(と初代のDS3)はこうは行かなかった。姿勢は気持ちよく決まったが、シートそのもののホールド性はさほど高くない。ただしそのことを嘆くのはお門違い。コクピット周辺を見渡すと、ふたつ目に入るものがある。ひとつはダッシュボードのソフトパッド部分。シートやハンドルの一部と同じアクセントカラー(テップ・コロラド。デビューエディションだけの特別色)が施されており、黒基調ではあるが、車内は華やかである(それに比べて208も308もお通夜っぽい)。もうひとつはフロントドアの引き手。高級ブランドのトランクケースよろしく、革(合皮?)の太い引き手がこれも目のアクセントになっている。そして208比延長された全長のおかげか室内は広い。「如何にもフランス車っぽい色の遊びとルーミーな室内」が売れる要素2。ただし、Aピラーの傾斜はキツめで、ボディとAピラーが交わる点は運転手からけっこう遠い。これによって右折時の(試乗車は右ハンドル車)視界の妨げになる可能性はある。同時に屋根位置は低く、前席外側のヘッドクリアランスはギリギリ。不用意に乗り込むと何でもないところで屋根に頭をぶつけそうになるほどだ。FJクルーザーやイヴォークの影響だろうか。塹壕感のある外観を優先したのかもしれない。

全高・C3:1,495mm/208:1,470mm
 

クラシックな二眼式メーターは慶賀すべき仕様だが、
針の動きはやや安っぽい



エアベントもエアバンプ風(笑)

さて走り出してみる。1.2lピュアテック3気筒ターボエンジン+6EATは現行DS3、208でお馴染。こいつは滅法良い。まずエンジンのパワーバンドがそれなりに広く、2,000〜5,000rpmまでトルク感はほぼ直線的にがんばってくれる。少なくとも街中や空いている郊外で加速に不満を持つことはあり得ない(ラ・フェラーリやアヴェンタドールに乗っている人は別)。片側3車線の仙台バイパスで直進車待ちの青信号右折を試してみたが、立ち上がりこそ純MT車的ダイレクト感は薄いものの、「あ、間に合わない」とか「あ、向こうを待たせてしまってる」といった不安や恐怖を感じることはない。普及しきったところであれこれ言われているダウンサイジングターボも成熟しきった感がある。もちろんそのエンジンでうまいことやってくれているのが6速ATのEAT6で、筆者はオートモードで、同乗のあおさんはマニュアルモード中心で試乗したが、敢えて言おう。オートモードの方が快適であると。あおさん曰く「(マニュアルモードでも)大してエンジンブレーキ、効かない」だそうなので、ますます制動はブレーキ頼みだが、プジョー・シトロエンの滋味溢れるブレーキのバランスの良さは今更言うまでもあるまい。ただし右ハンドル車では7〜8掛けかもしれないが…(その点LHDの308GTiのブレーキは絶品だった)。

虎視眈々と出来栄えを伺っていたアイドリングストップは、所々思い出したようにエンジンを落すが、エアコンを盛大に使っているからか、今回のこの右折タイミングでは休止しなかった。でもよほどのことでもない限り、このアイドリングストップ機能の再スタート時間に不満を持つこともないだろう。筆者が買ったら恐らくOFFにはしないと思われる。

もちろん旋回性能は高い。我々のように欧州車に乗り慣れてしまうと「まったくもってふつー」な回頭性なのだが、同クラス日本車から乗り換える人にとっては、異次元クラスのリニアリティだと思う。街中・郊外の道路では特に大きくロールするわけでもなく、若干ボディ全体の長さを意識しないでもないが、最低限のヨー運動で旋回を終え、コーナリングが7割終わったところからの再加速の気持ちよさは前述のとおりである。

しかしそれにしても、わざわざ文章の段落を替えてまで強調特筆したいのは、NewC3の足さばきである。試乗では平滑度の高い舗装路から津波被害の復旧のために工事車両の往来が激しい区域まで走ることができたのだが、アンジュレーションはもとより、荒れた舗装、極端に言えば舗装割れの穴を乗り越える時などの収束の速さには、思わず「おおっ!」という感嘆の声が出るほどである。かなり粘っこく路面を掴もうとする足のセッティングと、拡大されたボディサイズから想像するに、コイツは高速道路での挙動もまったく不安がないだろう。この「加速・制動・旋回・ロードホールディングをワンセットにして、シトロエンというブランドに期待する乗り心地の実現」が売れる要素3である。

というか、この売れる要素3はプジョー 207とプラットフォームを共有する先代C3以降の乗り心地の典型であろう(AL4とかETG5搭載車は加速については歯がゆかったかもしれないが)。だからプジョー・シトロエン車から引き続き乗り継ぐオーナーにとっては特筆すべきことではないかもしれない。安心材料にはなるだろうけれど。しかしポロ、ゴルフを筆頭としたドイツ勢B・Cセグメントや、日本のワンボックスなどから(清水の舞台から飛び降りるつもりで)乗り換えるシトロエン初心者には、逆にもっとも効く要素だとも思う。しっかりしているのに緩い。緩いのに安心する。ゼロかイチかという「きっちり剛性感」を売りにするドイツ勢では味わえない懐の深さだと思う。

走りに重要じゃない要素について書くと、まず相変わらずインフォテイメント系が…(笑)。例によってタッチパネル式ディスプレイにまとめられてしまったクライメートコントロールやオーディオ、車両セッティング機能が、はっきり言って運転中にきちんと操作できない。無粋なことを書くけれど、運転中の携帯電話使用で切符を切るなら、警察はナビやこれらタッチパネル式コントロール方法を規制すべきだと思う。ちなみにボリュームコントロール、ハザードランプなど最低限の物理スイッチはある。あ、あと本当にどーでもいーことですが、純正ナビは搭載されてません。けどポン付けもできない。営業さんは大変だと思う。ま、でも輸入車に乗ろうって人がナビの有る無しでガタガタ言うのはお門違いであることは断言しておく(笑)。
 

他にもグローブボックスが本当にドライビンググローブくらいしか入らないとか、広大なドアポケットの中にドリンクホルダー的な仕切りはないとか、そういう日本車では考えられない部分もあるにはある。が、そんなことは前述の売れる要素1〜3の前では塵に等しい。もう一度売れる要素をおさらいしてみよう。

売れる要素1:個性的で、なおかつSUV風味漂うエクステリア
売れる要素2:お洒落の国フランスっぽい色遊びとルーミーな車内
売れる要素3:走る・曲がる・止まるの高次元バランスとフランス車らしい緩いが粘る足さばき


こう列挙してみたが、やはり一番の売れる要素は「個性的でSUVテイスト」だろう。とにかくパッと見でカッコいいだけでなく、視界の端に捉えたら二度見してしまうこと必至である。話を訊くとイデアルさんのスタッフも納車された時は相当盛り上がったらしい。「かっこいいじゃん!」「これはいいね!」「こりゃ売れるぞ!」と。ところがひとしきりワイワイ盛り上がったあと、あるスタッフさんが「そう?これ、一般人が見たら相当ヘンじゃない??」とぽつり。一堂ずこー。ま、確かに軽自動車やオーリスなどと競合するとも思えない(笑)。しかし実直かつ個性的な自動車を求める層は確実に存在する。そんな二律背反、クリアできるわけないじゃん!と叫ぶあなたは、ではこの試乗したデビューエディションで車両本体が226万円という事実をどう咀嚼しようと言うのか。

シトロエン NewC3、売れなきゃオカシイという見解は特殊なものなのか、そうでないのか。ぜひ一度試乗してみてほしい。そして買わない理由を三つ挙げてほしい。相当な難問だと思いますよ、ええ。
【再告知】クルマで行きますOFF会#15「ブログ読者以外の方とも会ってみよう!」
| OFF会・告知 | 22:13 | comments(6) | trackbacks(0) |

2017年8月の拙ブログのオフ会はすでに告知したとおり「北日本MiTo会 MiTo Meeting 2017 SS」との併催である。開催まで1ヶ月を切った。改めてご案内する。

クルマで行きますOFF会#15「ブログ読者以外の方とも会ってみよう!」
併催:北日本MiTo会 MiTo Meeting 2017 SS

■日時:2017年8月19日(土) 10:00〜
■会場:
道の駅羽鳥湖高原 駐車場 ←確定しました!
    
〒962-0622 福島県岩瀬郡天栄村田良尾芝草1−3552 
■参加費:無料
■参加資格:MiToを含むクルマへの「愛」をお持ちの方(笑)

 


あおさん謹製のフライヤー。
今ならイデアルさんに行くともらえます


「北日本MiTo会」はクルマに特化したSNS「みんカラ(株式会社カービュー運営)」内のユーザーグループ。2016年も同様のスタイルで実施し、新しい仲間と出会えた。北日本MiTo会のミーティングではあるが、拙ブログとのコラボレイトをあおさんが取り持ってくださった。

注意事項というか、ご承知おきいただきたいこととして、特にイベントイベントした企画はゼロである。時間に集まって思い思いにおしゃべりして、頃佳きところで解散という流れ。途中入退場自由。さらに昼食もご自身でご用意いただきたい。もしくは道の駅のレストランで食べるもよし。

今回の主催者スタッフであるY.A.N.さんのブログにある案内エントリーもお読みいただきたい。
always lost ways「北日本MMSS2017 1ヶ月切りました〜

ではそういうことで、8月19日は羽鳥湖でボクと握手!

MiToで行く!・岩手、釜石、仙人峠(と思われるK167)
| その他のツーリング・夜活など | 23:08 | comments(4) | trackbacks(0) |


岩手県釜石市の仙人峠を走ってきた。自動車専用道路の方じゃなく、正確には岩手県のK167である。往復10時間/450km。hoshinashiさんのバカンス日記に影響されたとは言え、日帰りには少々ヘビーな道行きだった。実は仙人峠、自動車専用道路の方は何度か走っている。

2013年10月
こんな筆者でも岩手県南沿岸部の現状を見れば色々考えますよ、という話

2013年11月
DS3で行く!再び釜石・大槌へ

その時のパノラマはとても美しく、印象に残ってもいるのだが、ではなぜ今仙人峠なのか。実は親友からもたらされたある情報がきっかけである。EDO(欄外用語集参照)メンバーのトシユキはマラソンアディクテッドであり、ある時「仙人峠マラソン」なる過酷なマラソン大会があると教えてくれた。あの高低差で??人間が??走るの??と筆者の頭の中は「?」でフィルアップされてしまったのだが、クルマに置き換えて考えてみる。あの絶景専用道路が整備される前は当然峠道が常用道路だったろう。となるとなかなか走り甲斐がある峠道なのではないか?と。「峠道がそこにある」。これ以上の理由が必要だろうか。いや、無い。以前から仙人峠の旧道を虎視眈々と狙っていたのである。

ルートの検討は例によって往路だけ(笑)。基本的にすべてサンケタ国道と県道の華麗なるコンビネーション。復路は出たとこ勝負。いざ、往路である宮城県岩手県の県境・金成町から仙人峠K167までのログを公開しようではないか。
 


その1:宮城県内から岩手県一関市千廐へ
朝8時に自宅を出発。道中長い。最初の目的地は岩手県一関市千厩町である。数日前に宮城県北は伊豆沼に行ってきたばかりなので、意識的にその時とは違うルートを選ぶ。仙台市北部からR457で岩出山町へ(ツマラナイ)。K168〜K59〜K17を経由して栗原市栗駒の尾松郵便局の角へ。ここを東に右折したK181〜R4は、宮城県内の初踏破区間である。稲の育成状況、素晴らしいねぇ〜という道行き。すなわち田んぼ田んぼ田んぼな道行きである。気持ちいい。
 


R457・岩出山町の桜並木


岩出山町・真山への道


短時間やむを得ずR4を北上する。金成町からK48へすぐに折れ東進、少し走ればそこはもう一関市花泉である。この花泉〜一関のR284までの道行きも軽いワインディングかつカントリーロードで楽しい。
 


岩手県境はすぐそこ、の
R4沿い金成パーキング



隣接するラーメン屋なのだが…
とんかつみそらーめん??
日を改めて来ようじゃないか!



R4からK48へ。
一関市花泉、金沢宿へ



金沢宿を経由し、一関市千厩町へ
 

金沢という宿場町を経由し北東へ。R284へ乗り東進、千厩町を目指す。



R284で北上川をまたぐ。
まずは一関市川崎町


これまで千厩町は気仙沼への往復時に通り過ぎるだけだったが、R284から一本路地に入るだけで実に情緒豊かな町並みが堪能できることがよくわかった。後からネットをさ迷ってみたら千厩町観光協会のものらしいサイトを見つけた。それによると「大正ロマン漂うせんまや歴史の散歩道」だそうだ。なるほどなるほど。どーでもいーけど、公式サイトならページのどこかにクレジットは入れてくれ、と思う。
 


味わい深い千厩町の街並み


あ、あんかけかつ丼???
今回の道行きではとんかつ宿題が増えた。
小角食堂
(岩手県一関市千厩町千厩字町130)

 

その2:千廐から仙人峠までのロング&ワインディングロード
千廐から北東へ進む。ここからの岩手県内のルートはすべて初踏破。わくわくしちゃうぜ!旺文社のMappleを助手席に開きっぱなしにして、道々クルマを停めてにらめっこしながらルート確認。内陸路だからどこをどう走っても仙人峠へは行ける。逆に一直線の最短距離のようなコースも無い。今回はまず千廐からR456を北上し東西に伸びるR343へ合流・右折する。別名今泉街道たるR343を東に東に進むと選択肢がふたつ現れる。ひとつは陸前高田市内K246の峠道を走ってR397へ合流し、仙人峠へは西から回り込むルート。もうひとつはK246を通り過ぎR340〜R107を経由し、岩手開発鉄道赤崎線と並走するK180で南から仙人峠K167へ至るルート。地図帳を眺めると、K246が一番近そうだ。しかも軽く峠道なところがまたそそる(笑)。ならばとK246に左折。
 




集落の中の道がどんどん細くなっていく。この辺は北上するとどこも峠道になるようだが…。
 


もっと手前で出しておいてくれよ…


またもや通行止め喰らいましたー!仕方ない。すごすごとR343へ引き返し、さらに東進してR340へ乗る。この辺から景色が「となりのトトロ」じみてくる。はっきり言って大好物な景色である。これで晴れていればなぁ(それはそれで暑くて死んだと思うけど)。東西へ走るR107へ乗り継ぎ、南から回り込むためにK180へ左折。そのK180はとうとう本命のK167へ接続している。さぁ、本番である。
 






 

その3:これが仙人峠?岩手県K167
このK167、筆者が合流した部分からだとはっきり言って山奥なのだが、突然(自動車専用道路の方の)仙人峠道路の流入路が出てきて驚く。高架をくぐってさらに進むと、「明らかにここからが峠道入り口」みたいなT字路が現れる。その角にはガススタンド(というか燃料店と言う方がしっくりくる感じ)があり、そのお店の人なのだろうか、おばあさんが立っていて「こいつ、今からこの先へ何しに行くんだろう」という顔で見送られる(笑)。すでに200km近く走破してきたところだが、今まさに念願成就の瞬間である。アドレナリンがどばっと脳内に吹き出る。
 




とたんに道幅が細くなる。東北の日本海側に甚大な被害を及ぼした豪雨は岩手県でも強く降ったのだろう。道路上はドライだが折れた枝や降雨でボロボロと落ちてきたと思われる小石(と言ってもげんこつ大くらいある)がバラバラと散らばっている。そもそも速度を出すコースではないので慎重に進む。
 








走ると直感でわかるのだが、ここは本当に生活に根ざした峠道だったようで、頂上に駐車場とか、展望台とか、そういうものは無い(笑)。「ここから釜石市」の自治体境界線表示をくぐり、下りに差しかかると今度は霧が出てきた(笑)!そもそも木が鬱蒼と茂っていて眺望も何もないのだが、さらに霧かよ!!ところどころ「わー!晴れていれば釜石市内を一望!!」であろう箇所もあるにはあったが、車窓外はすべて乳白色の幕に覆われている(笑)。なるほど、仙人は霧や霞を食べるのか…とひとり納得。ちなみにこのテキストを書くために仙人峠マラソンを調べてみたら、このK167を走るのではなく自動車専用道路沿いの往復コースのようだ。そりゃそうだ、こんな過酷な道、走ったら怪我をする。というくらい枯れ枝や落石がひどい。這う這うの体でようやく下界へ。

下界は霧などなく、むしろようやく雲が薄くなってきて太陽の気配を感じられるほど。「峠道あるある」か。合流したR283は別名釜石街道で釜石と遠野を結んでいる。夢中で走っていて時間を忘れていたのだが、時計を見るとなんと13:21。どうりで腹が減っているはずだ。そんな腹具合ではあるのだが、まともなお店の「ランチタイム奇跡の邂逅」を期待するにはもはや時間が遅すぎる。仙人峠道路入り口の「道の駅釜石仙人峠」をとりあえずのゴールとし、休憩。

その4:釜石から南三陸まで南下
道の駅釜石仙人峠(長いよ!)の食堂にはラーメンくらいしかメニューがなかった。ラーメンでも全然良いのだが、前日の昼食もラーメンだった筆者としては食指が動かず。惣菜コーナーで販売されていたハンバーガーとマフィンを購入し、Mappleを広げながらMiToの車内で食す(写真は撮り忘れた…)。

ハンバーガーをパクつきながら帰路を検討する。大ざっぱに言って二通り。遠野や水沢方面に戻って宮城県まで(何らかのコースで)南下する内陸ルートと、釜石市街地経由で大船渡市〜陸前高田市を南下して宮城県気仙沼に至る海沿いルート。冒頭で紹介した2013年の道行きで走った三陸自動車道はなかなか素敵だったものの、この上県道県道のふらふらコースで帰ると時間はともかく体力が心配だ。せっかく海沿いの街・釜石まで来たのだし…という思いもある。よし、R45と三陸自動車道を乗り継いで海を見ながら帰ろうではないか。
 




R45をどんどん南下






三陸自動車道


釜石市内を走り抜け、大船渡まではダンプや営業車に混じってR45をゆっくり南下する。未だに東日本大震災からの復興工事が終わっていない場所が折々に現れる。この辺まで下ってくると天気は好転し、湿度も高く蒸し暑い(当然エアコンは使っていない)のだが、時折進行方向左手に見える太平洋が美しい。大船渡で三陸自動車道に乗ると良いペースでどんどん南下できる。交通量がそもそも少ない。

三陸自動車道はまだ建設途中で、大船渡からの区間は陸前高田市でいったん途切れる。ふたたびR45に降ろされ、淡々と南下。陸前高田市の「奇跡の一本松」を横目で見ながら気仙沼へ。



気仙沼唐桑町、R45沿いのパーキング。
ここからでも南三陸町へは53kmだそうで…


その5:南三陸町から仙台へ
さすがに気仙沼市街の交通量は多く、ペースダウン。思わず県道裏道に抜けようかと赤信号で停止するたびにきょろきょろしてしまう。が、筆者の知る気仙沼から南下するK65はけっこうな峠道。すでに300km以上走破しており、安全運転を優先した方が良いだろう。辛抱強くR45を南下。大谷海岸を経由しつつ南三陸町へ。
 


大谷海岸


ようやく南三陸町へ。
三陸自動車道の乗り口が
さんさん商店街のずいぶん手前に…


半年とか1年スパンでしか訪れていないので、そのたびに南三陸町の変貌ぶりに驚く。盛土工事は進み、かつての町並みはもはやほぼ見られない。南三陸町と言えば「南三陸さんさん商店街」だが、そこに至る前に三陸自動車道が現れた!え?もうここまで延伸したの?と半信半疑で乗ったのだが、登米東和ICまで下ってくると、なるほど筆者のよく知る三陸自動車道であった。急ピッチで延伸工事は進んでいるのだ。復興工事の恩恵ではあろう。

順調に南下してきたら石巻市付近で土砂降り(もちろん写真はない)。交通量も多い。でもペースを落さず走り続けることができ、奥松島ICでR45、K60、K229、K241、K9などを走り継ぎ、仙台市の自宅へ帰宅。このテキストを打つために改めてGoogleMapを調べてみたら、いつもちんたら走っているあのルートはこんなに複雑に県道が入り組んでいたのか!と驚き。
 


こんな景色も松島町


大和町まで戻ってきた


定点観測。
大和浄化センター脇のあぜ道



全体的に曇天が多い行程だったが、久しぶりのルートも初めて走るルートも程よくミックスされたツーリングになった。しかしそれにしてもボリューミーだったなぁ…(ため息)。岩手県・宮古あたりに1泊してもよかったのかもしれない。なにしろ(突発的に行く)ひとりツーリングで450kmは自分史上最長ではないか。最長は大げさでも、TOP5には入っていると思われる。おつかれさま、MiTo。どーでもいーけど、化粧品方面に見られる「自分史上◎◎な髪へ」的なコピー、本当に馬鹿馬鹿しいと思う(笑)。
 


10時間/455km


そして最後にとても重要なことなのだが…。釜石のK167、どこにも仙人峠の表示はなかった。もしかして筆者の思い込みで、仙人峠と呼ばれる旧道は別にあって、あれは単なるK167だったのだろうか…。ご存知の方がいたら教えて欲しいが、知りたくない気もする…。真実は霧の中である。

 

JUGEMテーマ:ALFA ROMEO

+ PROFILE
+ accesses since Dec.2009
+ RECENT COMMENTS
+ 「クルマで行きます」用語集
■顧問■
筆者の友人太郎君のこと。
エンスージアストにしてドラマー。
いろんな意味で筆者の指南役にして
このブログの技術顧問(と勝手に思っている)

■朝練&夜活■
早朝に走りに行くのが朝練。
夜に走りに行くのが夜活(やかつ)。
夜の走行活動の略。
どちらもひとりであてもなく走る。
つまりひたすらクルマとの対話を楽しむ。

■S店長■
筆者のMiTo購入時の担当営業さん。
現在VOLVO仙台泉店の店長。
筆者のクルマ人生を変えた人。
一言で言えばカーガイ。

■EDO■
Eat and Drink Organizationの略。
親友2名と行うツーリング企画の名。
「移動に有料道路は使わない」
「同乗者無しでひとり1台」
「うまいものを食べ、飲む」が掟。

■K店長■
クライスラー・ジープ・ダッジ仙台の店長。
TCT版リリースを機に滑り込みで
MiTo1.4TSportを購入したカーガイ。
カーオーディオ地獄サバイバー。
+ CATEGORIES
+ LINKS
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT TRACKBACK
+ ARCHIVES
+ クルマ以外の話も…
+ MOBILE
qrcode
+ OTHERS
このページの先頭へ